JP4623996B2 - たもぎ茸抽出物を有効成分とする血圧降下剤 - Google Patents

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本発明は、ペンチトールまたはヘキシトールを有効成分とするACE阻害剤に関する。本発明はまた、たもぎ茸抽出物を有効成分とするACE阻害剤ならびに血圧降下剤に関する。
高血圧症は近年増加の傾向があり、生活習慣病のひとつとして中高年を中心にその予防対策が望まれている。従来、高血圧症の予防、治療には薬物療法があるが、薬物による血圧降下も症例によって一様ではなく、副作用も伴う。また、食事療法、運動療法といった非薬物療法も必ずしも有効な手段ではない場合が多い。これらの観点から、副作用のない安全な機能性食品が望まれてきた。現在までに知られている血圧降下作用物質(薬剤は除く)には、ペプチド類、γ−アミノ酪酸、杜仲茶配糖体、酢酸、ポリフェノール類などがある。キノコに由来する血圧降下作用物質は、例えば、特開平7−126276および特開2002−29995に開示されている。
特開平7−126276 特開2002−29995
本発明は、安全性が極めて高い新規なACE阻害剤および血圧降下剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、北海道産の食用キノコから血圧降下作用を有するキノコを検索した結果、たもぎ茸の抽出物に血圧降下作用があること、特にその成分の1つである糖アルコールに高い血圧降下作用があることを見いだした。
すなわち、本発明は、ペンチトールまたはヘキシトールを有効成分とするACE阻害剤を提供する。好ましくは有効成分はマンニトールおよびキシリトールである。別の態様においては、本発明は、たもぎ茸抽出物を有効成分とするACE阻害剤ならびに血圧降下剤を提供する。
ペンチトールは、五価の糖アルコールの総称であり、D−およびL−アラビトール、キシリトールおよびリビトールがある。ヘキシトールとは、六価の糖アルコールの総称であり、D−およびL−イジトール、D−およびL−ソルビトール、D−およびL−マンニトール、D−およびL−タリトール、アリトールおよびダルシトールがある。ペンチトールおよびヘキシトールは、対応するペントースおよびヘキソースの還元により容易に製造することができる。また、D−マンニトール、ダルシトール、D−アラビトール、キシリトールおよびリビトールなどは天然の微生物や植物から単離することもできる。例えば、D−マンニトールは植物のマンナやコンブから容易に抽出することができ、キシリトールは樹木から得られる材料を加工して製造することができる。
ACEはアンジオテンシン変換酵素であり、生体内で不活性型のアンジオテンシンIのヒスチジルロイシンを遊離させることにより活性型のアンジオテンシンIIとする作用を有する。活性型のアンジオテンシンは昇圧作用を有するため、ACEを阻害することにより、血圧降下作用を得ることができる。本発明のペンチトール類およびヘキシトール類のACE阻害活性は、当該技術分野において知られる測定法のいずれか用いて測定することができる。例えば、ヒプリルヒスチジルロイシンを基質として用い、試験物質の存在下でACEを作用させ、酵素反応により生成した馬尿酸の量を測定して対照と比較することにより測定することができる。また、本発明のペンチトール類およびヘキシトール類のインビボでの血圧降下作用は、本発明のペンチトール類およびヘキシトール類を自然発症高血圧ラットに経口投与した後に、ラットの血圧を測定することにより調べることができる。
本発明のペンチトール類およびヘキシトール類はACE阻害活性を有するため、血圧降下剤として用いることができる。本発明のペンチトール類およびヘキシトール類は、そのまま投与してもよく、または食品中に添加して、血圧降下作用を有する機能性食品・健康食品としてもよい。血圧降下剤の投与量は、好ましくは0.01−1000mg/kg/日であり、より好ましくは0.1−100mg/kg/日である。
好ましい態様においては、本発明においてACE阻害剤の成分として用いるペンチトール類およびヘキシトール類は、たもぎ茸抽出物から得る。たもぎ茸はヒラタケ属に属するキノコであり、北海道を中心として広く食用に供されている。
たもぎ茸抽出物は以下の方法によって製造することができる。本発明において使用するたもぎ茸は、天然に産するものを収穫してもよく、工場で人工栽培してもよい。たもぎ茸は、好ましくは、収穫後2時間以内に使用する。
収穫したたもぎ茸を、たもぎ茸の重量の2−30倍、好ましくは5−20倍量の沸騰水の中に投入し、蒸気を加えながら撹拌する。沸騰してから10分間撹拌しながらたもぎ茸エキスを抽出する。得られたエキスはそのまま使用してもよく、濾過して固形分を除いてもよい。また、減圧濃縮機、凍結濃縮機等を用いて適宜濃縮してもよい。また、エキスを長期間保存するためには、レトルトパックに封入した後、例えば、120℃、15分間で殺菌処理をしてもよく、凍結乾燥または噴霧乾燥により粉末としてもよい。このようにして得られたたもぎ茸抽出物は、そのまま血圧降下用健康食品として用いることができるが、他の食品に添加して用いてもよい。摂取量は、固形分2.5%のエキスとして0.1−10ml/kg/日が適当である。
本発明にしたがう血圧降下剤は、毒性を有しないこと、多量に摂取しても生体に悪影響を与えないことなどの利点を有する。特に、マンニトールおよびキシリトールは、水に溶けやすく、低カロリーで甘味があるため、健康食品に添加するのに非常に適している。
以下に実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
たもぎ茸および北海道産の各種キノコについて、ACE阻害活性を測定した。たもぎ茸、ブナシメジ、エリンギ、シイタケ、マイタケおよびエノキタケの生茸を入手し、実験用と絶対乾燥重量測定用の2群に分けた。全体乾燥重量測定群は、経時的に重量を測定しながら105℃で終夜乾燥し、絶対乾燥重量はその重量値がプラトーになった値から算出した。実験群は、生茸100gあたり200mlの蒸留水を加え、低温下に保存した。絶対乾燥重量を求めた後、水を加えて、絶対乾燥重量10gあたり360mlの蒸留水を添加した系となるように調製した。次に、これを加熱し、100℃に達してから3分間熱水で処理し、濾過して、濾液をキノコ熱水抽出物とした。
このようにして得られたキノコ熱水抽出物について、ACE阻害活性を測定した。測定は以下のように行った。酵素反応は、基質としてヒプリルヒスチジルロイシンを用い、ACEはウシ肺由来のものを利用して行った。0.1mlの0.2Mホウ酸バッファー(pH8.8)、0.25mlの1.6M NaCl含有2mg/ml BSA溶液、0.05mlのACE(0.04U/ml)および0.075mlのサンプルまたは水を含む反応溶液に0.025mlの40mMヒプリルヒスチジルロイシンを添加し、37℃で60分間反応させた。1mlの10μg/mlカプトプリル含有AcCN/MeOH/AcOH(5:5:1)を加えて反応を停止した。反応液を3,000rpmで5分間遠心分離して、その上清10μlを高速液体クロマトグラフィーで分析して酵素反応により生成した馬尿酸を定量した。ACE活性の阻害率は、生成した馬尿酸の量をコントロールと比較して、以下の式にしたがって算出した。
阻害率(%)=100−サンプル面積/コントロール面積×100
その結果、同様に処理した北海道産キノコ5品種の中で、たもぎ茸由来のエキスが最も高い阻害活性を示した(図1)。
たもぎ茸抽出物を調製した。たもぎ茸1kgを沸騰水5kg中に入れ、さらに加熱し、沸騰してから10分間撹拌した。得られた抽出液を減圧濃縮して、固形分2.5%の濃縮物240mlを得た。また、同様にして固形分7.5%および固形分25.0%の濃縮物を得た。得られた濃縮物を120℃、15分間のレトルト殺菌処理をして、たもぎ茸抽出物を得た。
実施例2で製造したたもぎ茸エキスの自然発症高血圧ラットの血圧に及ぼす影響を測定した。試験動物は、SHR−Hos系のSPF雄性ラットを使用した。12週齢の24匹の動物(体重221−271g)を購入し、11日間の馴化飼育を行った。試験群は4群(各n=5)に分け、第1群にはたもぎ茸エキスB×2.5(固形分2.5%)、第2群にはたもぎ茸エキスB×7.5(固形分7.5%)、第3群にはたもぎ茸エキスB×25.0(固形分25.0%)をそれぞれ10ml/kgで投与し、対照群である第4群には同量の精製水を投与した。投与はラット用フレキシブル経口ゾンデを用いて強制的に胃内に投与することにより行った。その後、水および飼料を自由摂取させながら、経時的に血圧を測定した。各測定時期の血圧は平均±標準偏差で示した。一元配置分散分析の結果、有意差がみられた場合(P<0.10)には、ダウネットの多重比較検定を用いて対照群との比較を行った。対照群との比較検定については、有意水準を5%および1%とした。結果を図2に示す。たもぎ茸エキス×2.5の単回経口投与では、血圧への明確な影響はみられなかった。一方、たもぎ茸エキス×7.5およびたもぎ茸エキス×25.0の単回投与においては、投与後8時間の収縮期血圧に統計学的に有意な低下が認められた。
次に、反復投与による影響を調べた。上述と同様にして、1日1回、5日間連続してたもぎ茸エキスを投与し、投与後6時間の血圧を測定した。結果を図3に示す。たもぎ茸エキスの反復経口投与では、たもぎ茸エキス×2.5で投与5日目、たもぎ茸エキス×7.5で投与3および5日目、たもぎ茸エキス×25.0で投与3,4および5日目において、収縮期血圧に統計学的に有意な低下が認められた。なお図2および図3中、収縮期血圧は平均値±標準年差で表し、*は対照群と比較してp<0.05、**はp<0.01であることを示す。
以上のことから、たもぎ茸エキスは自然発症高血圧ラット(SHR)への単回あるいは反復経口投与により降圧作用を示すことが確認された。
実施例2で製造したたもぎ茸エキスを、逆相カラムクロマトグラフィー、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて、有効成分の単離・精製を行い、各画分についてのACE活性を測定した。その結果、ACE阻害活性を有する物質は、FAB−MS、EI−MS、1H−NMRおよび13C−NMRにより、マンニトールであると同定された。これらの同定データを表1および図4に示す。
Figure 0004623996
マンニトールおよびキシリトールによるACE阻害活性の用量応答試験を行った。市販のマンニトールおよびキシリトールをそれぞれ0.01−2μg/μlの濃度範囲で用いて、実施例1と同様にしてACE阻害活性を測定した。図5に示されるように、マンニトールは約0.01−約2μg/μlの範囲で、キシリトールは約0.2−約2μg/μlの範囲で、用量依存的にACE活性を阻害した。
図1は、各種キノコのACE阻害活性を示すグラフである。 図2は、本発明のたもぎ茸エキスを高血圧ラットに単回投与したときの血圧降下を示すグラフである。 図3は、本発明のたもぎ茸エキスを高血圧ラットに反復投与したときの血圧降下を示すグラフである。 図4は、本発明においてACE阻害活性を示す成分として同定されたマンニトールの質量スペクトルである。 図5は、マンニトールおよびキシリトールが用量依存的にACE活性を阻害することを示すグラフである。

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  1. たもぎ茸抽出物を有効成分とするACE阻害剤。
  2. たもぎ茸抽出物を有効成分とする血圧降下剤。
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