JP4623959B2 - 換気フードおよび換気フードの取付方法 - Google Patents
換気フードおよび換気フードの取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4623959B2 JP4623959B2 JP2003427029A JP2003427029A JP4623959B2 JP 4623959 B2 JP4623959 B2 JP 4623959B2 JP 2003427029 A JP2003427029 A JP 2003427029A JP 2003427029 A JP2003427029 A JP 2003427029A JP 4623959 B2 JP4623959 B2 JP 4623959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- ventilation
- wall
- insertion hole
- ventilation pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
このような換気口としては、建物の外壁を貫通して換気パイプを設け、この換気パイプの屋外側を覆う換気フードを外壁に取り付けたものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
ここで、換気フードの取り付ける際には、外壁から突出した換気パイプと、外壁との隙間をシーリング材でシールすることが行われるが、換気パイプの全周にわたって所定量のシーリング材を切れ目なく充填することは難しく、充填不足によるシーリング切れ等がまれに発生することがあった。
しかしながら、換気フードの固定に用いたネジや、換気フードの周縁のシーリング材が外側に露出し、見栄えが悪いという問題があった。
また、本発明の目的は、さらに、1種類の換気フードで外径の異なる各種換気パイプに対応可能な換気フード、およびこの換気フードの取付方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、さらに、周縁のシーリング材を見えにくくする換気フードを提供することにある。
また、フード本体の上縁および両側縁に、外壁から離間したフランジ部が、フランジ部と外壁との間にシーリング材を充填するための溝が形成されるように形成されていることが望ましい。
また、フード取付下地には、挿通孔の周縁から挿通孔の中心に向かって延びる切り取り可能な突起が形成され、比較的外径の大きい換気パイプをフード取付下地の挿通孔に挿通する際には、フード取付下地の突起を切り取ることが好ましい。
図1は、本発明の換気フードを建物の外壁に取り付けた状態を示す断面図である。
この換気フード10は、建物の外壁1を貫通して設けられた換気パイプ2の屋外側を覆うフード本体20と、該フード本体20を建物の外壁1に取り付けるフード取付下地30とを組み合わせたものである。なお、換気パイプ2の屋内側には換気ファン3が取り付けられている。
また、フード本体20には、フード本体20をフード取付下地30にネジ止めするためのフード本体側ネジ穴27、およびフード取付下地30に形成されたガイドピン37が挿入される位置合わせのための2つのガイド孔28が形成された、フード本体20の両縁の下端を結ぶ帯板状の固定部29が設けられている。
また、挿通孔31の周縁には、外壁1側に屈曲した段部38が形成され、挿通孔31の周縁が、外壁1側に落ち込んだようになっている。
切り取り可能な突起32の長さもまた、特に限定はされないが、突起32で邪魔されることがない、換気パイプの挿通可能部分(図5中の破線)の直径Bが、比較的外径の小さい換気パイプ(SU管)の外径106mmよりも若干大きめになるように調整される。突起32の長さは、例えば、換気パイプの挿通可能部分の直径Bが108〜112mmとなるように、2〜6mmとされる。また、突起32の肉厚は、切り取りやすさの点で、下地本体の肉厚よりも薄くされている。
フード本体20およびフード取付下地30の材質は、特に限定はされないが、成形の容易さ、取付時の扱いやすさ(軽量である)、そしてなによりも、フード取付下地30の突起32の切り取りやすさの点で、プラスチックが好適に用いられる。プラスチックとしては、例えば、ASA樹脂(acrylate−styrene−acrylonitrile共重合体)、ABS樹脂、PP樹脂(ポリプロピレン)、PE樹脂(ポリエチレン)、AES樹脂(アクリロニトリル・エチレンプロピレンゴム・スチレン共重合体)などが挙げられ、中でも耐候性、耐衝撃性の点で、ASA樹脂が好適に用いられる。
まず、フード取付下地30の挿通孔31と、外壁1から突出した換気パイプ2(SU管:外径106mm)とを嵌め合わせる。外壁1から突出した換気パイプ2を挿通孔31に挿通した状態で、固定ネジ穴33にネジを通して、フード取付下地30を外壁1にネジ止めによって固定する。
なお、換気パイプ2が比較的外径の大きいもの(VU管およびVP管:外径114mm)の場合は、フード取付下地30の突起32をあらかじめ切り取り、換気パイプの挿通可能部分を広げておく。
また、突起の長さは、必ずしもすべて同じ長さにしなくてもよく、長さの異なる2種類以上の突起を設けることにより、外径の異なる3種類以上の換気パイプに対応可能とすることもできる。
20 フード本体
24 フランジ部
30 フード取付下地
31 挿通孔
32 突起
38 段部
Claims (5)
- 建物の外壁を貫通して設けられた換気パイプの屋外側を覆うフード本体と、該フード本体を建物の外壁に取り付けるフード取付下地とを有し、
前記フード取付下地には、外壁から突出した換気パイプを挿通するための挿通孔が形成され、かつフード取付下地と換気パイプとによって換気パイプの周囲にシーリング材を充填するための溝が形成されるように、該挿通孔の周縁に、外壁側に屈曲した段部が形成されていることを特徴とする換気フード。 - 挿通孔の周縁から挿通孔の中心に向かって延びる切り取り可能な突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の換気フード。
- フード本体の上縁および両側縁に、外壁から離間したフランジ部が、フランジ部と外壁との間にシーリング材を充填するための溝が形成されるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の換気フード。
- 外壁から突出した換気パイプを挿通するための挿通孔が形成され、かつ該挿通孔の周縁に、外壁側に屈曲した段部が形成されているフード取付下地を、外壁から突出した換気パイプを挿通孔に挿通した状態で外壁に固定し、
該フード取付下地にフード本体を取り付ける換気フードの取付方法であって、
挿通孔の周縁の段部と換気パイプとによって形成された換気パイプ周囲の溝に、シーリング材を充填することを特徴とする換気フードの取付方法。 - フード取付下地には、挿通孔の周縁から挿通孔の中心に向かって延びる切り取り可能な突起が形成され、
比較的外径の大きい換気パイプをフード取付下地の挿通孔に挿通する際には、フード取付下地の突起を切り取ることを特徴とする請求項4に記載の換気フードの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427029A JP4623959B2 (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 換気フードおよび換気フードの取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427029A JP4623959B2 (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 換気フードおよび換気フードの取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005188772A JP2005188772A (ja) | 2005-07-14 |
JP4623959B2 true JP4623959B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=34786409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003427029A Expired - Fee Related JP4623959B2 (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 換気フードおよび換気フードの取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4623959B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187425A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Daisa:Kk | 壁体用通気口装置 |
JP4969898B2 (ja) * | 2006-04-24 | 2012-07-04 | 信越ポリマー株式会社 | 建物用換気装置およびその取付方法 |
JP5281496B2 (ja) * | 2009-06-18 | 2013-09-04 | 大和ハウス工業株式会社 | 外壁面へのフードの取付け構造 |
JP6469308B2 (ja) * | 2016-03-01 | 2019-02-13 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003427029A patent/JP4623959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005188772A (ja) | 2005-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7897870B1 (en) | Cable routing assembly including low voltage bracket and scoop | |
US7834267B1 (en) | Reversible protective cable chute with cable shield and integral cover plate | |
US10422134B2 (en) | Wall mounted receiver | |
US7930858B2 (en) | Housing assembly | |
US20060213132A1 (en) | Water deflection apparatus for use with a wall mounting bracket | |
US7408111B2 (en) | Wall mount assembly | |
US6780100B1 (en) | Dryer vent mounting block | |
EP2063163B1 (en) | Sealing collar for vapour barrier lead-ins | |
US6183360B1 (en) | Molded roof exhaust vent | |
US6774304B1 (en) | Siding box assembly | |
US8314350B1 (en) | Electrical cable entry device with flexible slotted insert | |
WO2017019813A1 (en) | Wall mounted receiver | |
US7847190B1 (en) | Reversible protective cable chute for routing low voltage cables through walls | |
US20100159821A1 (en) | Exhaust wall cap vent sleeve unit | |
US8124873B1 (en) | Cable routing assembly including protective cable frame | |
JP4623959B2 (ja) | 換気フードおよび換気フードの取付方法 | |
JP4274919B2 (ja) | 空気調和機 | |
US8324516B1 (en) | Rapid mount electrical cable entry device with flexible slotted insert | |
US8357853B1 (en) | Rapid mount electrical cable entry device with flexible slotted insert | |
US20140196271A1 (en) | Method of installing elongate bodies in a building | |
JP5516061B2 (ja) | 通気パイプユニット | |
JP5075529B2 (ja) | 配索体の保護カバー | |
JP2017044353A (ja) | 排気フード | |
JP7093756B2 (ja) | 長尺体カバー固定具 | |
JPH11211136A (ja) | 天井埋込型空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080401 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100723 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4623959 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |