JP4623221B2 - 電源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータモータを備える空気調和機の電源回路の技術に関する。
圧縮機、熱源側熱交換器、膨張弁、および利用側熱交換器が配管接続された冷媒回路に冷媒を循環させて冷凍サイクルを実行する空気調和機の電源回路は、当該電源回路に接続され圧縮機等を駆動するインバータモータへの通電を遮断し、当該インバータモータを停止するために、当該電源回路の電流経路にメインリレーを備えている。従来、当該メインリレーは、前記電源回路において、外部電源と交流電力を整流する整流回路との間の交流電流経路上に設けられていた(例えば特許文献1参照(空気調和機メインスイッチ21))。
特開2001−45679号公報
特許文献1に示すような、前記メインリレーが交流電流経路上に設けられている電源回路の場合、外部電源に接続される各相の交流電源線各々に当該メインリレーが必要となるので、当該電源回路のサイズアップやコストアップを招く。
前記メインリレーを、整流回路と平滑部との間の直流電流経路上に設けるようにすれば、各相の交流電源線にメインリレーを設ける必要がなくなり、電源回路のサイズダウンやコストダウンが可能となる。しかしながら、この場合には、以下の理由によりメインリレーの劣化や溶着の可能性が増加する。
前記電源回路にはインバータモータが接続されているので、当該インバータモータの駆動時には、当該電源回路内の前記電流経路に大電流が流れる。したがって、例えば冷凍サイクルの異常発生時に、駆動中の当該インバータモータを停止させるために前記メインリレーを開放する場合、通電状態で当該メインリレーを開放すると、当該メインリレーの接点に大きな負担がかかり、当該メインリレーの接点が劣化したり、溶着したりするおそれがある。
前記メインリレーが、交流電流経路上に設けられている電源回路では、前記外部電源から供給される交流電力のゼロクロスポイントで当該メインリレーを開放することで、非通電状態で当該メインリレーを開放し、当該メインリレーの接点の劣化や溶着を防ぐことができる。
一方、前記メインリレーが、直流電流経路上に設けられている電源回路では、ゼロクロスポイントで当該メインリレーを開放することができないため、メインリレーの劣化や溶着の可能性が増加するのである。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、冷凍サイクルの異常発生時に、メインリレーの接点が劣化もしくは溶着することを防止できる電源回路を、低コストで提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る空気調和機の電源回路は、圧縮機、熱源側熱交換器、膨張弁、および利用側熱交換器が配管接続された冷媒回路に冷媒を循環させて冷凍サイクルを実行する空気調和機の電源回路であって、
外部電源(E)から供給される交流電力を整流する整流回路(RC)と、
前記整流回路(RC)の出力を平滑化する平滑部(C)と、
前記整流回路(RC)と前記平滑部(C)との間の電流経路上に設けられたメインリレー(10)と、
前記平滑部(C)と負荷であるインバータモータ(M)との間に接続され、当該インバータモータ(M)に供給する交流電力を生成するインバータ回路(30)と、
前記メインリレーの開閉動作および前記インバータ回路の動作を制御する制御部(100)と、を備え、
前記制御部(100)は、
前記メインリレー(10)に開閉を指示する制御信号を出力するメインリレー開閉制御部(120)と、
前記インバータ回路(30)に駆動信号を出力するインバータ回路制御部(110)と、
前記冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇時に高圧圧力スイッチ(300)が出力する前記メインリレーを開状態とさせる高圧遮断信号を受信する異常信号受信部(130)とを備え、
さらに、前記高圧圧力スイッチ(300)から出力される前記高圧遮断信号が入力され、当該高圧遮断信号を予め定められた時間だけ遅延させて前記メインリレー(10)に出力する遅延回路(40)を備え、
前記異常信号受信部(130)が前記高圧遮断信号を受信した場合に、前記インバータ回路制御部(110)は前記インバータ回路(30)を停止させる駆動信号を出力し、当該出力から予め定められた第1遅延時間の後に、前記メインリレー開閉制御部(120)は、前記メインリレー(10)を開状態とする制御信号を出力し、
前記遅延回路(40)は、前記高圧遮断信号が入力されたとき、当該入力から前記第1遅延時間よりも長い予め定められた第2遅延時間を前記予め定められた時間として、当該高圧遮断信号を前記メインリレー(10)に出力するものとされている
この構成によれば、前記メインリレーは、前記整流回路と前記平滑部との間の直流電流経路上に設けられ、当該電流経路を開閉する。そのため、外部電源に接続される各相の交流電源線各々に前記メインリレーが必要となる前記メインリレーが整流回路よりも外部電源側の交流電源線上に設けられる場合とは異なり、各相の交流電源線に前記メインリレーを設ける必要がなくなるので、電源回路のサイズダウンやコストダウンが可能となる。
さらに、この構成によれば、前記異常信号受信部が前記高圧遮断信号を受信した場合に、前記インバータ回路制御部は前記インバータ回路を停止させる駆動信号を出力し、当該出力から予め定められた第1遅延時間の後に、前記メインリレー開閉制御部は、前記メインリレーを開状態とする制御信号を出力する。したがって、前記インバータモータが停止した後に、すなわち当該メインリレーに通電していない状態で、当該メインリレーが開放される。したがって、冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇時に前記メインリレーを開放する場合に、メインリレーの接点の劣化および溶着を防止することができる。
これにより、前記冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇時に、確実に圧縮機を停止させて冷凍サイクルを停止させることができるので、空気調和機の安全性を向上させることができる。
上記構成において、前記インバータ回路が接続される前記インバータモータは、前記圧縮機を駆動するインバータモータであることが好ましい。この構成によれば、冷凍サイクルの異常発生時に前記圧縮機が停止するので、異常が生じている冷凍サイクルを停止させることができる
本発明に係る空気調和機の電源回路によれば、冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇時に、通電状態でメインリレーが開放されることがなくなるので、メインリレーの接点の劣化および溶着を防止することができる。したがって、前記メインリレーの長寿命化が可能となる。
本発明の一実施形態に係る電源回路を示す回路図である。 図1に示す電源回路の冷凍サイクルの異常発生時における動作を示すタイムチャートである。(A)は異常フラグの状態、(B)は電源回路から出力される電流の波形出力の状態、(C)は電磁接触器の開閉状態、の経時変化をそれぞれ示す。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態に係る電源回路1および電源回路1の制御プログラムにつき詳細に説明する。図1は、電源回路1を示す回路図である。電源回路1は、例えば図略の空気調和機に備えられる圧縮機のインバータモータMを駆動する電源装置であり、整流回路RCと、コイルLと、メインリレー10と、コンデンサC(平滑部)と、電圧検出回路20と、シャント抵抗R3と、インバータ回路30と、遅延回路40と、マイコン100(制御部)とを備えて構成されている。
整流回路RCは、例えばダイオードブリッジ回路からなり、例えば商用電源である外部電源Eの出力端子T1〜T3に接続され、外部電源Eから出力される交流電力を整流する。
コイルL、メインリレー10、およびコンデンサCは直列に接続されている。この直列回路の両端子は、整流回路RCの各出力端子にそれぞれ接続されている。コンデンサCは、平滑回路を構成し、整流回路RCの出力を平滑化する。コイルLは、インバータ回路30の力率改善のために設けられたリアクトルである。
メインリレー10は、電磁接触器11(52C)と図略のサーマルリレーを備える。メインリレー10、より正しくは電磁接触器11は、整流回路RCとコンデンサCとの間の電流経路上に設けられ、当該電流経路を開閉する。ここで、メインリレー10を、整流回路RCよりも外部電源E側の交流電源線上に設ける場合を想定する。この場合、外部電源Eに接続される各相の交流電源線各々にメインリレー10が必要となるので、電源回路1のサイズアップやコストアップを招く。一方、本実施形態では、メインリレー10は、整流回路RCとコンデンサCとの間の電流経路上、すなわち直流側に設けられているので、各相の交流電源線にメインリレー10を設ける必要がなくなる。そのため、電源回路のサイズダウンやコストダウンが可能となる。
電圧検出回路20は、コンデンサCの両極間の電圧を検出するために、2つの分圧抵抗R1およびR2がコンデンサCの両極間に直列に接続された回路である。分圧抵抗R1と分圧抵抗R2との接続点は、信号線L11を介してマイコン100が備えるインバータ回路制御部110と接続され、当該接続点における電圧値がインバータ回路制御部110に出力される。
シャント抵抗R3は、インバータモータMを駆動するための電流をモニタリングするために、コンデンサCとインバータ回路30との間の電流経路上に接続され、シャント抵抗R3を通過後の電流値が、信号線L12を介してインバータ回路制御部110に出力される。
インバータ回路30は、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor、IGBT)であるスイッチング素子やダイオード等から構成され、コンデンサCから出力された直流電力を予め定められた周波数を有する交流電力に変換してインバータモータMを駆動させる。インバータ回路30は、インバータ回路制御部110から出力され、信号線L15を介してインバータ回路30に入力されるPWM信号である駆動信号を受けて、前記IGBTをオンオフさせることで、前記の直流電力から交流電力への変換を行う。
マイコン100は、圧縮機を駆動するインバータモータMおよびファンモータの駆動や空気調和機が備える複数の電動弁の開度を制御することで当該空気調和機の運転を制御する。マイコン100は、インバータ回路制御部110、メインリレー開閉制御部120、および異常信号受信部130を備える。
インバータ回路制御部110は、信号線L11を介して分圧抵抗R1とR2との接続点と接続され、信号線L12を介してシャント抵抗R3と接続され、信号線L13を介してインバータ回路30と接続され、信号線L11〜L13を介して送出される種々の電気信号をモニタリングする。当該電気信号に基づいて、インバータ回路制御部110は、インバータモータMの駆動周波数が予め定められた値となるように、信号線L15を介してインバータ回路30にPWM信号である駆動信号を出力し、インバータ回路30を制御する。
メインリレー開閉制御部120は、信号線L16を介して電磁接触器11の開閉を指示する開閉制御信号をメインリレー10に出力し、整流回路RCとコンデンサCとの間の電流経路上に設けられた電磁接触器11を開閉する。空気調和機の運転開始時や異常解消後の復帰時に、メインリレー開閉制御部120は電磁接触器11を閉状態とする。このとき前記電流経路は導通状態となり、整流回路RCからの出力がコンデンサCやインバータ回路30に供給され、インバータモータMは駆動を開始する。一方、空気調和機の運転停止時や異常検知時に、メインリレー開閉制御部120は電磁接触器11を開状態とする。このとき前記電流経路は遮断され、整流回路RCからの出力がコンデンサCやインバータ回路30に供給されず、インバータモータMは停止する。
異常信号受信部130は、冷凍サイクルの異常を検出する異常検知部200が当該異常を検知した場合に出力する異常信号を、信号線L14を介して受信する。異常信号受信部130は、前記異常信号を受信すると異常フラグを出力し、当該異常フラグをトリガーにして、インバータ回路制御110部はインバータ回路30を停止させる駆動信号を出力し、当該異常フラグをトリガーにして、メインリレー開閉制御部120は、当該出力から予め定められた、例えば10msの第1遅延時間の後に、メインリレー10の電磁接触器11を開状態とする制御信号を出力する。
なお、メインリレー10には、冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇を検出する高圧圧力スイッチ300が当該高圧圧力の異常上昇を検知した場合に出力する信号であって、電磁接触器11を開状態とする制御信号である高圧遮断信号も、信号線L17を介して入力される。さらに、信号線L17は分岐されて異常信号受信部130にも接続され、前記高圧遮断信号は、異常信号受信部130にも入力される。当該高圧遮断信号を受信した異常信号受信部130は、当該高圧遮断信号を前記異常信号として処理し、異常フラグを出力する。
遅延回路40は、メインリレー10に接続される信号線L17に設けられた、例えば抵抗とコンデンサとから構成されるRC回路である。高圧圧力スイッチ300がメインリレー10に出力する前記高圧遮断信号は、まず遅延回路40に入力され、当該入力から予め定められた第1遅延時間よりも長い第2遅延時間の後に、遅延回路40は当該高圧遮断信号をメインリレー10に出力する。
そのため、マイコン100の制御プログラムのエラー発生時に高圧圧力の異常上昇が発生し、第1遅延時間後にメインリレー10の電磁接触器11が開放されない場合にも、第2遅延時間の後に電磁接触器11が開放されるので、インバータモータMを確実に停止させて冷凍サイクルを停止させることができる。したがって、空気調和機の安全性を向上させることができる。
次に、図2に示すタイムチャートに基づいて、冷凍サイクルの異常発生時における電源回路1の動作を説明する。図2(A)は異常フラグの状態、図2(B)は電源回路から出力される電流の波形出力の状態、図2(C)は電磁接触器の開閉状態、の経時変化をそれぞれ示す。
冷凍サイクルに異常が発生し、異常検知部200が出力した前記異常信号が異常信号受信部130に入力されると、異常信号受信部130は、当該異常信号とノイズとを判別する異常確定を行った後、異常フラグを出力する(図2(A))。当該異常フラグをトリガーにして、インバータ回路制御110部はインバータ回路30を停止させる駆動信号を出力するので、電源回路1からの波形出力が停止し(図2(B))、インバータモータMの駆動も停止する。一方、当該異常フラグをトリガーにして、メインリレー開閉制御部120は、当該出力から10msの第1遅延時間の後に、メインリレー10の電磁接触器11を開状態とする制御信号を出力するので、電源回路1からの波形出力が停止した後、すなわち非通電状態で電磁接触器11は開放される(図2(C))。なお、電源回路1からの波形出力停止後に再び出力されている波形は、安全のためにコンデンサCに帯電していた電力をインバータモータMに出力して放電するコンデンサ放電による波形である(図2(C))。
インバータモータMの駆動時には、電磁接触器11に大電流が流れる。したがって、メインリレー10を整流回路RCよりも外部電源E側の交流電源線上に設け、電磁接触器11を開放することで駆動中のインバータモータMを停止させる場合、外部電源Eから供給される交流電力のゼロクロスポイントで電磁接触器11を開放しなければ、電磁接触器11の接点に大きな負担がかかり、電磁接触器11の接点が劣化したり、溶着したりするおそれがある。しかし、前記ゼロクロスポイントを検出するためには、ある程度の時間が必要である。そのため、この構成では、冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇時に電磁接触器11を即時に開放してインバータモータMを停止させることが困難である。
一方、電源回路1においては、インバータ回路30を停止させる駆動信号をインバータ回路制御部110が出力することで、インバータモータMを停止させる。そのため、冷凍サイクルの異常発生時にインバータモータMを即時に停止させて冷凍サイクルを停止させることができる。
上記実施形態によれば、冷凍サイクルの異常発生時、すなわち異常信号受信部130が前記異常信号を受信した場合に、インバータ回路制御部110はインバータ回路30を停止させる駆動信号を出力し、当該出力から予め定められた第1遅延時間(上記実施形態では10ms)の後に、メインリレー開閉制御部120は、メインリレー10の電磁接触器11を開状態とする制御信号を出力する。したがって、インバータモータMが停止した後に、すなわち電磁接触器11に通電していない状態で、電磁接触器11が開放される。したがって、冷凍サイクルの異常発生時に電磁接触器11を開放する場合に、電磁接触器11の接点の劣化および溶着を防止することができる。しかも、前記第1遅延時間は、上記実施形態で10msであるように、ゼロクロスポイントの判定時間よりも短い時間とすることができる。
さらに上記実施形態によれば、冷凍サイクルの異常発生時に圧縮機を駆動するインバータモータMが停止するので、異常が生じている冷凍サイクルを停止させ、空気調和機を保護することができる。
以上、本発明の一実施形態に係る電源回路1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることもできる。
(1)上記実施形態では、冷凍サイクルの異常発生時に、インバータモータMを停止させ、電磁接触器11を非通電状態とした後に電磁接触器11を開放することで、電磁接触器11の接点の劣化および溶着を防止している。これに換えて、冷凍サイクルの異常発生時にインバータモータMを停止させる点では上記実施形態と同様であるが、冷凍サイクルの異常発生時に、メインリレー開閉制御部120は、メインリレー10の電磁接触器11を開状態とする制御信号は出力せず、電磁接触器11を閉状態に維持するようにしても、電磁接触器11が通電時に開放されることで発生する電磁接触器11の接点の劣化および溶着を防止することができる。この構成によれば、圧縮機のインバータモータMとともに電源回路1に接続されている図略の熱交換器のファンモータの駆動は可能であるという利点がある。
(2)大容量の電源回路の場合には、メインリレー10を並列に複数設けるようにしてもよい。これにより、大容量用のメインリレーを使用する必要がなくなるので、メインリレーの調達が容易となり、コストダウンも可能となる。
C コンデンサ(平滑部)
E 外部電源
M インバータモータ
RC 整流回路
1 電源回路
10 メインリレー
11 電磁接触器
30 インバータ回路
40 遅延回路
100 マイコン(制御部)
110 インバータ回路制御部
120 メインリレー開閉制御部
130 異常信号受信部
200 異常検知部
300 高圧圧力スイッチ

Claims (2)

  1. 圧縮機、熱源側熱交換器、膨張弁、および利用側熱交換器が配管接続された冷媒回路に冷媒を循環させて冷凍サイクルを実行する空気調和機の電源回路であって、
    外部電源(E)から供給される交流電力を整流する整流回路(RC)と、
    前記整流回路(RC)の出力を平滑化する平滑部(C)と、
    前記整流回路(RC)と前記平滑部(C)との間の電流経路上に設けられたメインリレー(10)と、
    前記平滑部(C)と負荷であるインバータモータ(M)との間に接続され、当該インバータモータ(M)に供給する交流電力を生成するインバータ回路(30)と、
    前記メインリレーの開閉動作および前記インバータ回路の動作を制御する制御部(100)と、を備え、
    前記制御部(100)は、
    前記メインリレー(10)に開閉を指示する制御信号を出力するメインリレー開閉制御部(120)と、
    前記インバータ回路(30)に駆動信号を出力するインバータ回路制御部(110)と、
    前記冷凍サイクルの高圧圧力の異常上昇時に高圧圧力スイッチ(300)が出力する前記メインリレーを開状態とさせる高圧遮断信号を受信する異常信号受信部(130)とを備え、
    さらに、前記高圧圧力スイッチ(300)から出力される前記高圧遮断信号が入力され、当該高圧遮断信号を予め定められた時間だけ遅延させて前記メインリレー(10)に出力する遅延回路(40)を備え、
    前記異常信号受信部(130)が前記高圧遮断信号を受信した場合に、前記インバータ回路制御部(110)は前記インバータ回路(30)を停止させる駆動信号を出力し、当該出力から予め定められた第1遅延時間の後に、前記メインリレー開閉制御部(120)は、前記メインリレー(10)を開状態とする制御信号を出力し、
    前記遅延回路(40)は、前記高圧遮断信号が入力されたとき、当該入力から前記第1遅延時間よりも長い予め定められた第2遅延時間を前記予め定められた時間として、当該高圧遮断信号を前記メインリレー(10)に出力するものとされた電源回路。
  2. 前記インバータ回路(30)が接続される前記インバータモータは、前記圧縮機を駆動するインバータモータ(M)である請求項1に記載の電源回路。
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