JP2014032176A - 電力検知装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】回路の複雑化やコストアップや所要スペースの増加を最小限にすると共に回路切り換えに必要な電力も最低限に抑制することが可能な電力検知装置を提供する。
【解決手段】本発明の電力検知装置100は、電圧検知部20と電流検知部10と切換部30と制御部40とを備える。切換部30は、電圧検知部20および電流検知部10の各々に電流が流れて電力の検知が可能な第1回路と、電圧検知部20への電流が遮断されるとともに、電流検知部10をバイパスするバイパス経路に電流が流れて電力の検知が不可能な第2回路とを切り換え可能な1回路2接点リレーで構成される。制御部40は、電力の検知を行う場合は、第1回路に切り換える制御を行う一方、電力の検知を行わない場合は、第2回路に切り換える制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力検知装置に関する。
近年では、省エネに対する関心も高まってきていて、電力で動作する機器や装置の消費電力の表示や提示する要求が出てきている。例えば、エアコンや複写機などでは、消費電力が周囲環境や動作モードで一定でなく消費電力がダイナミックに様々な電力に変化するので、動作中の電力を正しく検知して情報管理する必要も出てきている。また、同様のことが、電気機器や工作機械や家庭用の消費電力管理や工場等の消費電力管理についても言える。
電力で動作する各種機器の消費電力を検知可能な電力検知装置では、電力検知自体の電力消費を低減するために、電圧検知回路部分や電流検知回路部分は低損失であることが望ましい。このような電力検知装置とすると、検知範囲や検知精度や検知分解能に制限が生じる場合がある。商用AC電圧を入力として動作する機器や装置では、入力電圧を一定の正弦波とみなして、電流波形検知だけ実施して、両波形を掛け合わせる方法も有る。しかし、このような方法では、両波形のタイミングの同期を取るための誤差や入力電圧変動の誤差や波形歪みの誤差等が存在して、所望の精度が得られない問題が有る。そして、この場合は、電圧検知部分の損失は削減できるが、電流検知部分の損失は常時存在していて無駄である。
また、消費電力量がダイナミックに変化しない機器や装置では、実際の電力検知は実施しないで、予め定められた動作モード毎の消費電力値で、現在の消費電力や積算電力を知ることも可能である。しかし、周囲環境や入力電圧変化によって、検知誤差が生じるという問題がある。
以上のような問題点を解決するために、検知精度が良くて検知損失を最低限に抑制した電力検知装置として、電圧検知部分と電流検知部分への通電は電力検知時だけに制御することが考えられる。
しかしながら、このための2ヶ所の回路切り換えは、回路の複雑化やコストアップや所要スペースの増加を招くという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回路の複雑化やコストアップや所要スペースの増加を最小限にすると共に回路切り換えに必要な電力も最低限に抑制することが可能な電力検知装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電圧検知部と電流検知部とを有し、前記電圧検知部で検知された電圧情報と前記電流検出部で検知された電流情報との乗算により、負荷で消費される電力を検知する電力検知装置であって、前記電圧検知部および前記電流検知部の各々に電流が流れて前記電力の検知が可能な第1回路と、前記電圧検知部への電流が遮断されるとともに、前記電流検知部をバイパスするバイパス経路に電流が流れて前記電力の検知が不可能な第2回路とを切り換え可能な1回路2接点リレーで構成される切換部と、前記電力の検知を行う場合は、前記第1回路に切り換える制御を行う一方、前記電力の検知を行わない場合は、前記第2回路に切り換える制御を行う制御部と、を備える電力検知装置である。
本発明によれば、回路の複雑化やコストアップや所要スペースの増加を最小限にすると共に回路切り換えに必要な電力も最低限に抑制することができる。
図1は、第1実施形態の電力検知装置の構成例を示す図である。 図2は、第2実施形態の電力検知装置の構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る電力検知装置の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態の電力検知装置は、AC商用電源で動作する負荷200の電力を測定(検知)するための電力検知装置である。図1は、本実施形態の電力検知装置100の構成例を示す図である。図1の例では、電力検知装置100は、電流検知部10と、電圧検知部20と、切換部30と、制御部40と、を少なくとも備える。
図1に示すように、ACプラグ50の上側のラインは電源スイッチ60の片側の端子に接続されている。電源スイッチ60のもう一方の端子は、電流検知部10を介してAC商用電源で動作する負荷200の一方の端子に接続されている。電流検知部10の入力(図1の左側)と出力(図1の右側)は、1回路2接点リレーで構成される切換部30の切り換え動作により、電流検知部10に流れる電流をバイパスできるように接続されている。より具体的には以下のとおりである。図1の例では、電圧検知部20の一方の入力側は、負荷200の他方の端子およびACプラグ50の下側のラインに接続されている。そして、切換部30は、共通接点Txが電流検知部10の出力側(右側)に接続され、第1接点T1が電流検知部10の入力側(左側)に接続され、第2接点T2が電圧検知部20の他方の(もう一方の)入力側に接続される1回路2接点リレーで構成されている。
そして、図1に示すように、共通接点Txと第1接点T1が導通した場合、電流検知部10をバイパスするバイパス経路が形成されるとともに電圧検知部20への電流が遮断される第2回路となる。第2回路とは、電圧検知部20への電流が遮断されるとともに、電流検知部10をバイパスするバイパス経路に電流が流れて電力の検知が不可能となるように構成される回路を指す。
一方、共通接点Txと第2接点T2が導通した場合、電流検知部10のバイパス経路が形成されずに、バイパス電流が遮断されるとともに、電圧検知部20と負荷200が並列に接続される。そして、電圧検知部20および負荷200が並列に接続された接続体と、電流検知部20とが直列に接続され、電圧検知部20および電流検知部10の各々に電流が流れる第1回路となる。第1回路とは、電流検知部10および電圧検知部20の各々に電流が流れて電力の検知が可能となるように構成される回路を指す。図1の例では、第1回路の場合は、電圧検知部20に、AC商用電源のライン間の電圧を印加することができるので、電流検知部10に電流を流し、電圧検知部20に電圧を印加して、電流検知部10および電圧検知部20の各々を機能させることができる。電流検知部10および電圧検知部20が機能している場合は、電流検知部10から検知電流情報が出力され、電圧検知部20から検知電圧情報が出力される。これらの情報は、制御部40に入力される。
制御部40は、入力された検知電流情報および検知電圧情報から、検知電流情報が示す電流と、検知電圧情報が示す電圧との乗算を実施して瞬時電力を算出することができる。そして、制御部40は、算出した瞬時電力の値を平均化することで消費電力(負荷200の電力)を求めることができる。また、制御部40は、電力の検知を行う場合は、第1回路に切り換える制御を行う一方、電力の検知を行わない場合は、第2回路に切り換える制御を行う。より具体的には、制御部40は、電力の検知を行う場合は、共通接点Txと第2接点T2とを導通させるためのリレー制御信号を切換部30に出力する。一方、制御部40は、電力の検知を行わない場合は、共通接点Txと第1接点T1とを導通させるためのリレー制御信号を切換部30に出力する。そして、制御部40は、電力検知が不要な場合には負荷200の電力は一定電力とみなし、実際の電力検知は実施しなくてもよい。この場合、制御部40は、時間管理して、前述の一定電力と所定の時間を掛けて、電力検知が不要な期間の予想電力を算出することもできる。このようにして、消費電力を管理することもできる。制御部40は、例えばCPUやDSP等で構成され、上述の演算や制御を実施する。
また、第1回路または第2回路の何れの場合に励磁するか(何れの場合にリレーに励磁電流を流すか)については、例えば電力測定する機器システムの通電時間(負荷200の通電時間)に対して電力測定時間の占める割合が閾値以下(例えば1/2以下)、すなわち、短時間であると予想される場合は、リレーの励磁によって第1回路になるようにする。つまり、負荷200の通電時間に対して、電力を検知するための検知時間の占める割合が1/2以下(半分以下)であると予想される場合は、1回路2接点リレーの構成は、励磁電流が流れる状態のときに共通接点Txと第2接点T2とが導通する(第1回路に切り替わる)一方、励磁電流が流れない状態のときに共通接点Txと第1接点T1とが導通する(第2回路に切り替わる)構成であることが好ましい。そして、制御部40は、電力の検知を行う場合は、1回路2接点リレーに励磁電流を流す制御を行うことにより第1回路に切り換える一方、電力の検知を行わない場合は、1回路2接点リレーに対する励磁電流の供給を停止する制御を行うことにより第2回路に切り換える。
また、例えば電力測定する機器システムの通電時間(負荷200の通電時間)に対して電力測定時間の占める割合が閾値を越える(例えば1/2を越える)、すなわち、長時間であると予想される場合は、リレーの励磁によって第2回路になるようにする。つまり、負荷200の通電時間に対して、電力を検知するための検知時間の占める割合が1/2を上回ると予想される場合は、1回路2接点リレーの構成は、励磁電流が流れる状態のときに共通接点Txと第1接点T1とが導通する(第2回路に切り替わる)一方、励磁電流が流れない状態のときに共通接点Txと第2接点T2とが導通する(第1回路に切り替わる)構成であることが好ましい。そして、制御部40は、電力の検知を行う場合は、1回路2接点リレーに対する励磁電流の供給を停止する制御を行うことにより第1回路に切り換える一方、電力の検知を行わない場合は、1回路2接点リレーに励磁電流を流す制御を行うことにより第1回路に切り換える。
以上の構成によれば、電流検知部10と電圧検知部20での損失を最小限に抑制することができる。なお、電力測定する機器システムの通電時間に対して電力測定時間の占める割合がちょうど半分(1/2)であると予想される場合は、リレーの励磁によって第1回路となるようにしてもよいし、第2回路となるようにしてもよい。何れの場合も予想される損失量は同じである。
更に、1回路2接点リレーについては、ラッチングリレーとして、回路状態を切り換えるときだけパルス電流を流して、回路状態を切り換える構成とすれば、より大きな損失低減を達成できる。
以上に説明したように、本実施形態では、切換部30は、電圧検知部20および電流検知部10の各々に電流が流れて電力の検知が可能な第1回路と、電圧検知部20への電流が遮断されるとともに、電流検知部10をバイパスするバイパス経路に電流が流れて電力の検知が不可能な第2回路とを切り換え可能な1回路2接点リレーで構成される。そして、制御部40は、電力の検知を行う場合は、第1回路に切り換える制御を行う一方、電力の検知を行わない場合は、第2回路に切り換える制御を行う。つまり、電力検知を実行するか否かに応じて、電圧検知部20への回路接続(電流が電圧検知部20に流れる状態)と回路遮断(電流が電圧検知部20に流れない状態)の切り換えと、電流検知部10のバイパス開放(電流が電流検知部10に流れる状態)とバイパス短絡(電流がバイパス経路に流れ、電流検知部10に流れない状態)との切り換えを、1回路2接点リレーの切り換え動作のみで実現できる。これにより、回路の複雑化やコストアップや所要スペースの増加を最小限にすると共に、回路状態の切り換えに必要な電力も最低限に抑制することができる。
以上において説明した、図1の電力検知装置100では、電流検知部10では、負荷200に流れる電流および電圧検知部20に流れる電流(電圧検知部20の損失分)を検知し、電圧検知部20では、負荷に印加される電圧のみを検知する構成となっている。電力検知に係わる電流検知部10と電圧検知部20の損失も含めたシステム全体の消費電力とは若干誤差が生じてしまう。この誤差補正には、電流検知部10の電圧降下分を考慮することで可能である。但し、負荷200に流れる電流値が比較的小さな場合には、電流検知部10での電圧降下も小さいので、この誤差は無視できる。従って、図1に例示された電力検知装置100の構成は、負荷200に流れる電流値が比較的小さな場合の電力検知に向いている。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付すなどして適宜に説明を省略する。図2は、第2実施形態の電力検知装置1000の構成例を示す図である。
例えば負荷200に流れる電流値が比較的大きな場合には、電流検知部10での電圧降下も大きいので、この電圧値(電流検知部10での電圧降下値)の影響が無視できなくなる。そこで、このような場合は、図2のような構成とすればよい。すなわち、電流検知部10では、負荷200に流れる電流のみを検知し、電圧検知部20では、負荷200に印加される電圧と電流検知部10の電圧降下分を合算した電圧値を検知する構成となっている。この場合の電力検知では、電圧検知部20に流れる電流(電圧検知部20の損失分)については電流検知部10で検知できないので、電圧検知部20に流れる電流(電圧検知部20での損失分)は充分小さくする必要が有る。このような構成とした図2に示す電力検知装置1000は、負荷200に流れる電流値が比較的大きな場合の電力検知に向いている。
以下、第2実施形態の電力検知装置1000の具体的な構成を説明する。図2に示すように、ACプラグ50の上側のラインは電源スイッチ60の片側の端子に接続されている。電源スイッチ60のもう一方の端子は、電流検知部10を介してAC商用電源で動作する負荷200の一方の端子に接続されている。電流検知部10の入力(図2の左側)と出力(図2の右側)は、1回路2接点リレーで構成される切換部300の切り換え動作により、電流検知部10に流れる電流をバイパスできるように接続されている。より具体的には、以下のとおりである。図2の例では、電圧検知部20の一方の入力側は、負荷200の他方の端子およびACプラグ50の下側のラインに接続されている。そして、切換部300は、共通接点Tyが電流検知部10の入力側(左側)に接続され、第1接点T11が電流検知部10の出力側(右側)に接続され、第2接点T22が電圧検知部20の他方の(もう一方の)入力側に接続される1回路2接点リレーで構成されている。
そして、図2に示すように、共通接点Tyと第1接点T11が導通した場合、電流検知部10をバイパスするバイパス経路が形成されるとともに電圧検知部20への電流が遮断される第2回路となる。一方、共通接点Tyと第2接点T22が導通した場合、電流検知部10のバイパス経路が形成されずに、バイパス電流が遮断されるとともに、電流検知部10および負荷200が直列に接続される。そして、電流検知部10および負荷200が直列に接続された接続体と、電圧検知部20とが並列に接続され、電圧検知部20および電流検知部10の各々に電流が流れる第1回路となる。
第2実施形態の制御部400は、電力の検知を行う場合は、共通接点Tyと第2接点T22とを導通させるためのリレー制御信号を切換部300に出力する。一方、制御部400は、電力の検知を行わない場合は、共通接点Tyと第1接点T11とを導通させるためのリレー制御信号を切換部300に出力する。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。要するに、本発明に係る電力検知装置は、切換部(例えば上述の30,300)と、制御部(例えば上述の40,400)と、を備える形態であればよい。切替部は、電圧検知部20および電流検知部10の各々に電流が流れて電力の検知が可能な第1回路と、電圧検知部20への電流が遮断されるとともに、電流検知部10をバイパスするバイパス経路に電流が流れて電力の検知が不可能な第2回路とを切り換え可能な1回路2接点リレーで構成される。また、制御部は、電力の検知を行う場合は、第1回路に切り換える制御を行う一方、電力の検知を行わない場合は、第2回路に切り換える制御を行う。
また、例えば上述の各実施形態の電力検知装置(100,1000)は、様々な装置、機器、システムに搭載して適用することができる。
例えば、OFFモード時、省エネモード時、待機時、動作時等のモード状態が多彩であり、その使用条件や周囲環境条件で消費電力が変更になる待機時や動作時のモードが存在する画像形成装置では、本発明の電力検知装置を搭載して、待機時や動作時に電力検知を実施する。そして、使用条件や周囲環境条件で消費電力が一定とみなせるOFFモード時と省エネモード時では、電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共にその電力値は一定値として管理すればよい。
また、例えば電気炊飯器、調温加熱調理機、冷蔵庫等の電気機器にも、本発明の電力検知装置を搭載することができる。電気炊飯器や調温加熱調理機では、待機時の消費電力は一定と考えられるが、加熱や保温時には料理材料の昇温状態や温度状態や保温状態で刻々と消費電力が変化する。またこの電力は雰囲気温度にも影響される。したがって、加熱や保温時には電力検知を実施して、待機時は電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共にその電力値は一定値として管理すればよい。冷蔵庫等は、夜間の扉の開け閉めがない時間帯の消費電力は一定と考えられ、それ以外の時間帯は扉の開け閉めでの食材の出し入れが有るので、消費電力が変動する。したがって、冷蔵庫等では時間帯で消費電力検知の有無を分けて、前記の夜間の場合は、電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共に消費電力の値は一定値として管理する一方、前記の夜間以外の時間帯は電力検知を実施すると良い。
さらに、例えば空調機器にも、本発明の電力検知装置を搭載することができる。空調機器では、待機時(動作停止時)の消費電力は一定と考えられるが、動作時(適正温度に空調制御中)には室内や空間の温度分布や外気温や人の人数等により消費電力が変化する。したがって、動作時には電力検知を実施する一方、待機時は電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共に消費電力の値は一定値として管理すればよい。
また、例えば工作機械にも、本発明の電力検知装置を搭載することができる。工作機械では、待機時(動作停止時)の消費電力は一定と考えられるが、動作時には、切削や切断や研磨する材料の材質や大きさや潤滑油の条件等によって、消費費電が変化する。したがって、動作時には電力検知を実施する一方、待機時は電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共に消費電力の値は一定値として管理すればよい。
また、例えば製造業種での工場の生産ラインにも本発明の電力検知装置を適用した生産管理システムとすることができる。生産ラインでは、ラインの動作中は様々な機器が稼動していて、使消費電力も変動している。昼休みや休憩時間等では、ラインの電力遮断は行わないで一時的な待機状態とする場合は、消費電力は一定とみなせる。したがって、ラインの動作中には電力検知を実施する一方、昼休みや休憩時間等の一時的な待機状態では電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共に消費電力の値は一定値として管理すればよい。
さらに、例えば家庭用の屋内配線にも本発明の電力検知装置を適用して消費電力管理することができる。各家庭の全消費電力を検知するシステムとして、前記で説明した冷蔵庫の場合と同じように、時間帯で電力検知する時間としない時間を分ければ良い。すなわち、夜間の消費電力は一定と考え、それ以外の時間帯(朝の起床時間〜就寝時間)は消費電力が変動すると考える。そして夜間の場合は、電力検知を実施しないでその時の損失をなくすと共にその電力値は一定値として管理する一方、前記の夜間以外の時間帯は電力検知を実施すると良い。
上述の各実施形態および変形例は任意に組み合わせることもできる。以上より、本発明によれば、電力検知を実行する場合と実行しない場合とで、上述の第1回路と第2回路との切り換えを、1回路2接点リレーの切り換え動作のみで実現できるので、回路の複雑化やコストアップや所要スペースの増加を招かない電力検知装置を提供することができる。また、リレーについては、ラッチングリレーを適用することによって、回路切り換えに必要な電力も最低限に抑制した電力検知装置を提供することができる。また、このような電力検知装置を適用した、省エネ性に優れて消費電力管理が可能な画像形成装置や電気機器や空調機器や工作機械や生産管理システムや家庭用屋内配線も提供することができる。
10 電流検知部
20 電圧検知部
30 切換部
40 制御部
50 ACプラグ
60 電源スイッチ
100 電力検知装置
200 負荷
300 切換部
400 制御部
1000 電力検知装置
特開2002−159143号公報 特許第3668145号公報

Claims (12)

  1. 電圧検知部と電流検知部とを有し、前記電圧検知部で検知された電圧情報と前記電流検出部で検知された電流情報との乗算により、負荷で消費される電力を検知する電力検知装置であって、
    前記電圧検知部および前記電流検知部の各々に電流が流れて前記電力の検知が可能な第1回路と、前記電圧検知部への電流が遮断されるとともに、前記電流検知部をバイパスするバイパス経路に電流が流れて前記電力の検知が不可能な第2回路とを切り換え可能な1回路2接点リレーで構成される切換部と、
    前記電力の検知を行う場合は、前記第1回路に切り換える制御を行う一方、前記電力の検知を行わない場合は、前記第2回路に切り換える制御を行う制御部と、を備える、
    電力検知装置。
  2. 前記電流検知部の出力側は前記負荷の一方の端子に接続され、
    前記電圧検知部の一方の入力側は前記負荷の他方の端子に接続され、
    前記1回路2接点リレーは、
    共通接点が前記電流検知部の出力側に接続され、第1接点が前記電流検知部の入力側に接続され、第2接点が前記電圧検知部の他方の入力側に接続され、
    前記共通接点と前記第1接点が導通した場合は、前記バイパス経路が形成されるとともに前記電圧検知部への電流が遮断される前記第2回路となる一方、
    前記共通接点と前記第2接点が導通した場合は、前記電圧検知部および前記負荷が並列に接続された接続体と、前記電流検知部とが直列に接続され、前記電圧検知部および前記電流検出部の各々に電流が流れて前記電力の検知が可能な前記第1回路となる、
    請求項1の電力検知装置。
  3. 前記電流検知部の出力側は前記負荷の一方の端子に接続され、
    前記電圧検知部の一方の入力側は前記負荷の他方の端子に接続され、
    前記1回路2接点リレーは、
    前記切換部は、共通接点が前記電流検知部の入力側に接続され、第1接点が前記電流検知部の出力側に接続され、第2接点が前記電圧検知部の他方の入力側に接続され、
    前記共通接点と前記第1接点が導通した場合は、前記バイパス経路が形成されるとともに前記電圧検知部への電流が遮断される前記第2回路となる一方、
    前記共通接点と前記第2接点が導通した場合は、前記電流検知部および前記負荷が直列に接続された接続体と、前記電圧検知部とが並列に接続され、前記電圧検知部および前記電流検出部の各々に電流が流れる前記第1回路となる、
    請求項1の電力検知装置。
  4. 前記負荷の通電時間に対して、前記電力を検知するための検知時間の占める割合が閾値以下であることが予想される場合は、前記1回路2接点リレーの構成は、励磁電流が流れる状態のときに前記共通接点と前記第2接点とが導通する一方、励磁電流が流れない状態のときに前記共通接点と前記第1接点とが導通する構成であり、
    前記制御部は、前記電力の検知を行う場合、前記1回路2接点リレーに励磁電流を流す制御を行う一方、前記電力の検知を行わない場合、前記第1回路2接点リレーに対する励磁電流の供給を停止する制御を行う、
    請求項2または請求項3の電力検知装置。
  5. 前記負荷の通電時間に対して、前記電力を検知するための検知時間の占める割合が前記閾値を上回ることが予想される場合は、前記1回路2接点リレーの構成は、励磁電流が流れる状態のときに前記共通接点と前記第1接点とが導通する一方、励磁電流が流れない状態のときに前記共通接点と前記第2接点とが導通する構成であり、
    前記制御部は、前記電力の検知を行う場合、前記1回路2接点リレーに励磁電流に対する励磁電流の供給を停止する制御を行う一方、前記電力の検知を行わない場合、前記第1回路2接点リレーに励磁電流を流す制御を行う、
    請求項2または請求項3の電力検知装置。
  6. 前記1回路2接点リレーは、ラッチングリレーである、
    請求項4または請求項5の電力検知装置。
  7. 請求項1から請求項6の電力検知装置を備えた画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項6の電力検知装置を備えた電気機器。
  9. 請求項1から請求項6の電力検知装置を備えた空調機器。
  10. 請求項1から請求項6の電力検知装置を備えた工作機械。
  11. 請求項1から請求項6の電力検知装置を備えた生産管理システム。
  12. 請求項1から請求項6の電力検知装置を備えた家庭用屋内配線。
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