JP2009055720A - 三相電動機の位相切換え装置 - Google Patents

三相電動機の位相切換え装置 Download PDF

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Abstract

【課題】三相交流電源の逆相接続、欠相を検知し、逆接続の場合は正相に切換える位相切替え装置を、待機時の消費電力の増大を抑え、かつ安全性を高めて提供する。
【解決手段】位相切換えリレー4を電動機駆動リレー3と三相電動機2の間に3相出力のうちの2相を正相、逆相に切換え可能なように接続し、三相交流電源1の相間の位相信号をゼロクロスタイミングで検出する3組の位相検出回路5と制御部6を備え、位相検出回路5の信号が逆相と判断した場合、位相切換えリレー4を逆相となるよう切換えた後、電動機駆動リレー3を閉制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は空気調和機等の圧縮機を駆動する三相電動機において、三相交流電源の逆相接続時、欠相時の保護装置に関するものである。
空気調和機等の圧縮機を駆動する三相電動機は、圧縮機を逆回転させることが許されず、また、欠相状態では相電流が増加し電動機が加熱し故障の原因になるため三相交流電源の逆相接続時、欠相時の保護が必要である。
従来、三相電動機の逆相接続時、欠相時の保護装置としては、三相電動機への三相交流電源の供給回路を開閉する電動機駆動リレーと、電動機駆動リレーに供給される三相交流電源の相順序を切換える位相切換リレーと、電動機駆動リレーに供給される三相交流電源が互いに一相ずつずれた所定の相順序のときにそれぞれ接点を閉じる複数の逆相防止リレーを備え、各逆相防止リレーの少なくとも一つの接点が開いている場合は位相切換リレーによって電動機駆動リレー側に供給される三相交流電源の相順序を切換えるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の三相電動機の位相切換え装置の構成図である。本制御部は、三相交流電源1によって三相電動機2を駆動する電動機駆動リレー3と、三相交流電源1から供給される三相交流の相順序を切換える2組の3極リレーで構成される位相切換えリレー4と、三相交流が所定の相順序のときに接点を閉じる第1の逆相防止リレー10と、三相交流電源が第1の逆相防止リレー10に対して一相ずれた所定の相順序のときに接点を閉じる第2の逆相防止リレー11と、逆相防止リレー10、11の接点を含む欠相・逆相検知回路12と、欠相・逆相検知回路12の開閉状態を検知して位相切換えリレー4を制御する制御部6とから構成されている。
位相切換えリレー4は制御部6に接続されたリレー40により三相交流の相が互いに逆の相順序になる正相用リレーと逆相用リレーを択一的に開閉し、供給電源の相順序を切換えるようになっている。
第1および第2の逆相防止リレー10、11に相順序の一致した正相の三相交流が印加されると欠相・逆相検知回路12が閉じるが、相順序の一致しない逆相の三相交流が印加された場合、三相交流電源に欠相があった場合は欠相・逆相検知回路12が開状態となる。
制御部6により欠相・逆相検知回路12の開状態を検出し、リレー40により位相切換えリレー4を切換えることにより三相交流の逆相接続を検知し正相に切換えることができる。
特開2000−152491号公報
しかしながら、前記従来の構成では、第1および第2の逆相防止リレー10、11のコイルを励磁することにより正相を検知するため、正常時にコイルの励磁電流が常時流れることになり、待機時の消費電力を増大させていた。また、位相切換えリレー4の2組の3極リレーのいずれかを常時閉制御する必要があり、位相切換えリレー4のコイルの励磁電流による待機時の消費電力増大という課題もあった。さらに、位相切換えリレー4の正相
用リレーまたは逆相用リレーのいずれかの接点に溶着があった場合、リレー40により位相切換えリレー4を切換えた瞬間に三相電源の相間ショートが発生する、また、リレー接点に溶着がなくとも、正相用リレーと逆相用リレーの切換え時のリレー接点の機械的動作の遅れによるタイミング、あるいはアークの状態によっては三相電源の相間ショートが発生する可能性があり、安全性上の課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、三相交流電源の逆相接続、欠相を検知し、逆接続の場合は正相に切換える位相切替え装置を、待機時の消費電力の増大を抑え、かつ安全性を高めて提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の三相電動機の位相切換え装置は、三相電動機への三相交流電源の供給回路を開閉する電動機駆動リレーと、この電動機駆動リレーの3相出力のうちの2相の相順序を切換える位相切換えリレーと、三相交流電源の相間の位相信号をゼロクロスタイミングで検出する3組の位相検出回路と、前記電動機駆動リレー、位相切換えリレーの制御と前記位相検出回路からの信号の立上りまたは立下りの順序を判断し三相交流が正相か逆相かの判断を行う制御部を備え、前記3組の位相検出回路の信号の順序を判断し三相交流が逆相であると判断した場合、前記位相切換えリレーを作動させ相順序を切換えるようにしたものである。
これにより、位相検出回路をフォトカプラー等の半導体素子で構成することができ、また、逆相の場合のみ位相切換えリレーを作動させる構成としたため、消費電力の増大を抑えた三相電動機の位相切換え装置を実現できる。
本発明の三相電動機の位相切換え装置は、三相交流電源の逆相接続、欠相を検知し、逆接続の場合は正相に切換える位相切替え装置を、待機時の消費電力の増大を抑え、かつ安全性を高めて提供することができる。
第1の発明は、三相電動機への三相交流電源の供給回路を開閉する電動機駆動リレーと、この電動機駆動リレーの3相出力のうちの2相の相順序を切換える位相切換えリレーと、三相交流電源の相間の位相信号をゼロクロスタイミングで検出する3組の位相検出回路と、前記電動機駆動リレー、位相切換えリレーの制御と前記位相検出回路からの信号の立上りまたは立下りの順序を判断し三相交流が正相か逆相かの判断を行う制御部を備え、前記3組の位相検出回路の信号の順序を判断し三相交流が逆相であると判断した場合、前記位相切換えリレーを作動させ相順序を切換えるようにしたことにより、位相検出回路をフォトカプラー等の半導体素子で構成することができ、また、逆相の場合のみ位相切換えリレーを作動させる構成としたため、消費電力の増大を抑えた三相電動機の位相切換え装置を実現できる。
第2の発明は、特に第1の発明の位相切換えリレーの作動を、前記電動機駆動リレーを閉制御する直前の所定時間前から前記電動機駆動リレーを開制御した直後の所定時間後まで行うようにしたことにより、電動機駆動リレーが動作していない待機時には位相切換えリレーが作動せず、待機時の消費電力を更に低減することができる。また、電動機駆動リレーが開制御期間で、位相切換えリレーに通電されていない状態で位相切換えリレーの切換えを行なうため、リレー切換え時のアークによる三相電源の相間ショートの発生を回避することができる。
第3の発明は、特に第1の発明の3組の位相検出回路の信号の順序を判断し三相交流が
逆相あるいは正相のどちらでもないと判断した場合、電動機駆動リレーを閉制御することを禁止し、異常表示装置を作動させるようにしたことにより、三相電源の異常を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における三相電動機の位相切換え装置の構成図である。本装置は、三相交流電源1によって三相電動機2を駆動する電動機駆動リレー3と、2組の常時開、常時閉の2接点を有する位相切換えリレー4と、三相交流電源1から供給される三相交流のR−T相、S−T相、R−S相の相間の位相信号をゼロクロスタイミングで検出する3組の位相検出回路5と電動機駆動リレー3、位相切換えリレー4の制御と位相検出回路5からの信号の立上りまたは立下りの順序を判断し三相交流が正相か逆相かの判断を行う制御部6と、制御部6からの信号により作動する異常表示装置7とから構成されている。
位相切換えリレー4は電動機駆動リレー3の出力側の2相に接続され、OFF時(常時閉接点側)はその2相の位相を入れ替えず、ON時(常時開接点側)はその2相の位相を入れ替える構成で三相電動機2へ接続されており、三相電動機2への相順を正逆切換えられるようになっている。
位相検出回路5は、フォトカプラにより構成されており、三相交流の相順序が正相時および逆相時の位相信号波形は図2のように各相のゼロクロスタイミングの立ち上がり信号は、正相時はR−S相、S−T相、T−R相の順番、逆相時はR−S相、T−R相、S−T相の順番になり、制御部6により立ち上がり信号が入力される順番を検出することで正相か逆相かを判断できる。
異常表示装置7は表示ランプやブザー等で構成され、制御部6からの信号に従い動作する。また、制御部6はマイクロコンピュータからなり、後述する制御により動作する。
以上のように構成された三相電動機の位相切換え装置について、図3を参照し前記制御部6の動作を説明する。
電源投入により三相交流電源1がONになり、図示していないリモコン等の操作により三相電動機2をONする状況となった場合、制御部6は三相電動機ON処理を開始する。まず、位相検出回路5からの信号を所定時間t1(例えば1秒間)検出し、三相交流の相順序を判定する。相順序が逆相の場合、図3のaのように、位相切換えリレー4をONとしリレー接点を常時開側へ切換え、その後所定時間t2(例えば5秒間)経過後、電動機駆動リレー3を閉制御する。位相切換えリレー4をONとすることにより、三相のうちの2相が入れ替わるため、三相電動機2へ通電される電源は正相になる。三相電動機2をOFFする場合は、電動機駆動リレー3を開制御し、所定時間t3(例えば5秒間)経過後に位相切換えリレー4をOFFする。
三相交流の相順序が正相の場合は、相順序の判定後、図3のbのように、位相切換えリレー4をONせず、所定時間t2(例えば5秒間)経過後、電動機駆動リレー3を閉制御する。三相電動機2をOFFする場合は、電動機駆動リレー3を開制御する。
三相交流の相順序が正相でも逆相でもない場合は、図3のcのように、制御部6は三相電動機ON処理を開始してから所定時間t1(例えば1秒間)の位相検出期間の間に、異
常判定を行ない、電動機駆動リレー3の閉制御を禁止するとともに異常表示装置7により異常表示を行なう。
このように、位相検出回路をフォトカプラー等の半導体素子で構成することにより、消費電力の低減が図れ、また、三相交流が逆相の場合は三相電動機をONする間のみ位相切換えリレーをONし、正相の場合は位相切換えリレーをONする必要がないため、待機時の消費電力を低減することができる。更に、電動機駆動リレーが開制御期間で位相切換えリレーに通電されていない状態で、位相切換えリレーの切換えを行なうため、リレー切換え時のアークによる三相電源の相間ショートの発生を回避することができる。
また、位相検出回路の出力が正相での逆相でもないと判断した場合は、電動機駆動リレーの閉制御を禁止し異常表示装置を作動させることにより、三相電動機の故障を防止し、異常であることが見て分かるようにすることができる。
以上のように、本発明にかかる三相電動機の位相切換え装置は、三相交流電源の逆相接続、欠相を検知し、逆接続の場合は正相に切換える位相切替え装置を、待機時の消費電力の増大を抑え、かつ安全性を高めて提供することができるので、圧縮機を用いた冷却・冷凍装置等に広く適用することが出来る。
本発明の実施の形態1における三相電動機の位相切換え装置の構成図 本発明の実施の形態1における位相検出回路の位相信号波形図 本発明の実施の形態1における制御部の動作を示すタイミングチャート 従来の三相電動機の位相切換え装置の構成図
符号の説明
1 三相交流電源
2 三相電動機
3 電動機駆動リレー
4 位相切換えリレー
5 位相検出回路
6 制御部
7 異常表示装置

Claims (3)

  1. 三相電動機への三相交流電源の供給回路を開閉する電動機駆動リレーと、この電動機駆動リレーの3相出力のうちの2相の相順序を切換える位相切換えリレーと、三相交流電源の相間の位相信号をゼロクロスタイミングで検出する3組の位相検出回路と、前記電動機駆動リレー、位相切換えリレーの制御と前記位相検出回路からの信号の立上りまたは立下りの順序を判断し三相交流が正相か逆相かの判断を行う制御部を備え、前記3組の位相検出回路の信号の順序を判断し三相交流が逆相であると判断した場合、前記位相切換えリレーを作動させ相順序を切換えることを特徴とした三相電動機の位相切換え装置。
  2. 位相切換えリレーの作動は、前記電動機駆動リレーを閉制御する第1の所定時間前から前記電動機駆動リレーを開制御した第2の所定時間後まで行うことを特徴とした請求項1記載の三相電動機の位相切換え装置。
  3. 異常状態であることを表示する異常表示装置を備え、3組の位相検出回路の信号の順序を判断し三相交流が逆相あるいは正相のどちらでもないと判断した場合、電動機駆動リレーを閉制御することを禁止し、前記異常表示装置を作動させる請求項1記載の三相電動機の位相切換え装置。
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