JP4622703B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車などの車両に用いられ運転者の操舵動作を補助するパワーステアリング装置に関する。
自動車などの車両に用いられる従来のパワーステアリング装置としては、ステアリングホイールに連結される入力軸(操舵軸)と、自動車の車輪側とラックピニオン式伝達機構を介して連結される出力軸と、入力軸と出力軸とを連結しているトーションバーと、このトーションバーの捩れに応じて操舵補助を行う補助駆動機構とを備えているものがある。
補助駆動機構として油圧シリンダを有している油圧パワーステアリング装置においては、トーションバーの捩れ角に応じて開度調整されるロータリバルブを備えており、このバルブが油圧を制御することによって出力軸側に連結させた油圧シリンダを動作させ、その油圧力によって操舵補助を行っている。
補助駆動機構として電動モータを有している電動パワーステアリング装置においては、トーションバーに作用するトルク(捩れ)をトルクセンサにより検出し、検出したトルクの値に基づいて、出力軸側に連結させた電動モータを回転させ、電動モータの動力によって操舵補助を行っている。
つまり、従来のパワーステアリング装置は、ステアリングホイールから入力されたトルクがトーションバーに伝わってトーションバーが捩れ、その捩れに応じて油圧アクチュエータや電動モータを動作させ、出力軸側に対して操舵補助を行っている。
電動パワーステアリング装置において、トーションバーに作用するトルクを検出するための従来のトルクセンサとしては、トーションバーの捩れを計測するために、歪みゲージや、磁気抵抗の変化を測定する磁気センサなどが用いられている。トルクセンサとして磁気センサが用いられているものとしては例えば特許文献1に示しているものがある。
特開2005−3461号公報
特許文献1に記載されている従来の電動パワーステアリング装置はトーションバーを必要としており、トーションバーの捩れを磁気センサにより測定している。トーションバーの捩れを磁気センサにより検出する構成は、微小な捩れの変化に対して検出精度が低くなるため、繊細な操舵補助の制御が困難となる。そこで、トーションバーの捩れ角を大きくさせて検出精度を高めるためにトーションバーを長くしている。つまり、従来のパワーステアリング装置は軸方向に長いトーションバーを必要としている。これにより、パワーステアリング装置全体が軸方向に長くなり、大型化を招いている。
また、油圧パワーステアリング装置においてもトーションバーを必要としており、前記ロータリバルブにおいて開度調整を行わせるためには、トーションバーにおいてある程度大きなねじれ(ねじれ角度)が必要であるため、トーションバーを長くする必要がある。これにより、油圧パワーステアリング装置においても全体が軸方向に長くなってしまう。
そこで、この発明は軸方向寸法を短くして小型化を図ることのできるパワーステアリング装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためのパワーステアリング装置は、ステアリングホイール側の入力軸と、この入力軸と連結部を介して連結されている車輪側の出力軸と、前記入力軸に付与されるトルクに応じて操舵補助を行う補助駆動機構とを備え、前記連結部は、前記入力軸と前記出力軸のうちの一方と一体回転する環状部材と、前記環状部材の内周側に設けられて他方と一体回転する内側部材と、前記環状部材と前記内側部材とが相対回転可能となるように当該環状部材の内周面と当該内側部材の外周面との間に転動可能に介在した転動体とを有し、前記環状部材の内周面と前記内側部材の外周面の少なくとも一方が、前記環状部材と前記内側部材の相対回転に伴い前記転動体を転動させつつ当該転動体の挟持間隔を漸次狭くして、前記相対回転により生じた位相差を解消する方向の回動付勢力を当該環状部材と当該内側部材の間に生じさせる異形軌道面を少なくとも一部に有していることを特徴としている。
このような構成によれば、入力軸と出力軸とを連結している連結部において、入力軸に付与されたトルクが環状部材と内側部材の間に伝わって相互間にトルクが生じると、当該環状部材と当該内側部材が相対回転して、異形軌道面と転動体とにより、当該相対回転による位相差を解消する方向の回動付勢力を環状部材と内側部材の間に生じさせることができる。つまり、環状部材と内側部材との間にねじりばね性を持たせることができる。このため、入力軸を回転させると出力軸を共に回転させることが可能となって、車輪の操舵を行うことができると共に、入力軸と出力軸との間、つまり環状部材と内側部材の間に生じる位相差(捩れ角)に応じて補助駆動機構により操舵補助を行わせることができる。従って、従来必要であった軸方向に長いトーションバーを不要とできる。
また、前記補助駆動機構は、操舵補助力を出力するモータと、前記環状部材と前記内側部材の相対回転により生じる位相差を検出するためのセンサと、このセンサによる検出結果に基づいて前記モータの出力を制御する制御手段とを備えている。
この場合、センサにより環状部材と内側部材の位相差を検出し、その検出結果に基づいて制御手段がモータの出力を制御できる。従って、位相差に応じた操舵補助が可能となる。
また、前記センサは、前記環状部材と前記内側部材との相対回転による当該環状部材と当該内側部材との間隔の変化を測定する変位センサであるのが好ましい。
この構成によれば、環状部材と内側部材との位相差と、この位相差における環状部材と内側部材との間隔の関係を予め求めておけば、変位センサで当該間隔の変化を測定することによって、環状部材と内側部材との位相差を求めることができる。このため、簡単な構成により環状部材と内側部材との位相差を求めることができる。
さらに、この変位センサを内側部材の外周部又は環状部材の内周部に取り付ければ、内側部材と環状部材との径方向の間においてセンサ部を構成させることができ、パワーステアリング装置をコンパクトにできる。
本発明によれば、径方向内外に配設された内側部材と環状部材との間においてねじりばね性を持たせることができるため、軸方向寸法を短くすることができ、パワーステアリング装置のコンパクト化が可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の実施の一形態に係るパワーステアリング装置の概略を示す断面図であり、まず全体構成の概略を説明する。
このパワーステアリング装置は、例えば自動車に搭載され、ステアリングホイール10側と連結される入力軸11と、車輪(図示せず)を操舵するために車輪側とラックピニオン式伝達機構(図示せず)を介して連結される出力軸12とを備えている。
出力軸12はラックピニオン式伝達機構のピニオン軸と連結又は一体とされており、このピニオン軸のピニオンギヤがラック軸のラック歯に噛み合うように構成されており、ピニオン軸の回転によりラック軸が左右動し、ラック軸の両端部に連結されている車両の左右両側の車輪を操舵することができる。そして、このパワーステアリング装置はハウジング9を有しており、ハウジング9は車体フレーム(図示せず)に固定されている。入力軸11と出力軸12とは軸中心X上に同軸状とされ、双方ともこのハウジング9内において回転可能に支持されており、入力軸11の下部と出力軸12の上部が連結部5を介して連結されている。
さらにこのパワーステアリング装置は、入力軸11に付与されるトルク(操舵力)に応じて操舵補助を行う補助駆動機構14を備えている。図1に示すパワーステアリング装置は電動式のものであり、補助駆動機構14は電動モータ17を有しており、操舵補助力として電動モータ17による出力(動力)を出力軸12側へ付与することができる。さらに、ステアリングホイール10側から入力されて入力軸11に作用したトルクに応じた前記連結部5における挙動(位相差、トルク)を検出するためのセンサ7と、この検出結果に基づいて電動モータ17の出力を制御する制御手段18とを備えている。
前記センサ7は、入力軸11と出力軸12との間の連結部5において生じる位相差、及びその位相差から連結部5において作用しているトルクを検出するためのものであり、このセンサ7については後に詳しく説明する。
補助駆動機構14の構成をさらに説明すると、図1において、出力軸12に外嵌固定させたウォームホイール15と、これに噛み合うウォーム16とを有しており、このウォーム16に電動モータ17の出力軸が連結されている。そして、前記センサ7と電動モータ17が制御手段18にそれぞれ接続されており、センサ7の検出結果に応じて制御手段18の作用により電動モータ17を回転させ、電動モータ17の回転力による操舵補助力を出力軸12に付与している。なお、車両本体に設けられている制御ユニット(ECU)が前記制御手段18を備えている。
入力軸11と出力軸12とを連結している連結部5の構成について説明する。図3は連結部5を軸方向から見た断面図であり、図1と図3において、連結部5は、環状部材3と、この環状部材3の内周側に設けられている内側部材としての軸部材2と、環状部材3の内周面と軸部材2の外周面との間に転動可能に介在した転動体としての円筒ころ4を備えている。環状部材3は出力軸12と一体回転するようにされており、出力軸12の上部に一体状として有している。軸部材2は入力軸11と一体回転するようにされており、入力軸11の下部に一体状として有している。
円筒ころ4は環状部材3の内周面と軸部材2の外周面に転動可能とされており、環状部材3と軸部材2とは相対回転可能となる。従って、環状部材3の内周面は円筒ころ4が転動可能となる外側軌道面31とされ、軸部材2の外周面は円筒ころ4が転動可能となる内側軌道面21とされている。
軸部材2と環状部材3とは、同軸状でかつ相互間に環状の空間部が形成されるように配設されており、その空間部に円筒ころ4が介在して、軸部材2と環状部材3とは相対的に回転可能とされている。軸部材2と環状部材3の共通する回転中心が入力軸11と出力軸12との共通軸中心Xと一致する。
図1において、連結部5におけるラジアル荷重を支持させるために、前記円筒ころ4と並列となるように別の転動体23(公知の転がり軸受により使用されているもの)が、軸部材2と環状部材3の間に設けられている。但し、前記円筒ころ4は、軸部材2と環状部材3との間におけるラジアル荷重を支持できるため、前記転動体23を省略して実施することができる。
さらに、この連結部5は、後に詳しく説明するが、環状部材3と軸部材2の間にトルクが生じて両者が相対回転すると、この相対回転により生じた位相差に応じて当該位相差を解消する方向に所定の大きさの回動付勢力を、環状部材3と軸部材2の間に生じさせるように構成されている。つまり、連結部5は、環状部材3と軸部材2の間に位相差が生ずるとそれを解消する方向の回動付勢力を生じさせるため、環状部材3と軸部材2との間にねじりばね性(周方向の弾力性)を持たせることができると言える。
そして、この位相差と回動付勢力(ねじりばね力)との関係は、軸部材2の外周面と環状部材3の内周面の形状や転動体としての円筒ころ4の力学的性質などによって、予め設計的に求めたり、予め測定されて求めることができる。
次に、図1の電動パワーステアリング装置における動作の概略について説明する。
ステアリングホイール10を操作することによって入力軸11にトルクが入力されると、入力軸11側の軸部材2と出力軸12側の環状部材3との間にトルクが生じる。これにより、環状部材3と軸部材2は、このトルクに反対向きの回動付勢力を発生(増加)させながら相対回転する。そして、入力されたトルクと回動付勢力とがつり合えば、環状部材3と軸部材2とは所定の位相差で相対的に静止状態となる。なお、後に詳しく説明するが、環状部材3と軸部材2が相対回転して位相差が生じると、後述する異形軌道面と転動体としての円筒ころ4により、当該位相差に応じて所定の大きさの回動付勢力を、環状部材3と軸部材2の間に生じさせるように連結部5は関連付けられている。
従って、センサ7が、前記つり合い状態となっている環状部材3と軸部材2の位相差を計測することで、位相差と回動付勢力との相関に基づいて、回動付勢力とつり合っているトルクを求めることができる。そして、このトルクの値に応じて電動モータ17を回転させ、出力軸12側に対して操舵補助力を作用させることができる。
または、センサ7が、環状部材3と軸部材2との位相差を計測し、その位相差に基づいて電動モータ14を回転させ、出力軸12側に対して操舵補助力を作用させることができる。
また、図1と図3において、入力軸11側が軸部材2を有し、出力軸12側が環状部材3を有している構成としているが、これとは逆に、図示しないが入力軸11側が環状部材3を有し、出力軸12側が軸部材2を有している構成であってもよい。つまり、入力軸11と出力軸12のうちの一方が環状部材3を有し、他方がこの環状部材3の内周側に設けられている軸部材2を有していればよい。
連結部5の具体的な構成と、その構成によって生ずる回動付勢力について、図3により説明する。
軸部材2の外周面である前記内側軌道面21と環状部材3の内周面である前記外側軌道面31の形状は、軸中心(回転軸)Xを中心とした円周面とはされていない。つまり、内側軌道面21は、回転軸Xを中心とする円周面とは異なる異形軌道面、すなわち内側異形軌道面2kの連続により構成されている。外側軌道面31は、異形軌道面としての外側異形軌道面3kの連続により構成されている。内側軌道面21を構成する4個の内側異形軌道面2kはすべて同一形状であり、外側軌道面31を構成する4個の外側異形軌道面3kもすべて同一形状である。内側軌道面21は周方向に均等に(90度ごとに)4分割され、各分割部分がそれぞれ内側異形軌道面2kとされている。同様に、外側軌道面31も周方向に均等に(90度ごとに)4分割され、各分割部分がそれぞれ外側異形軌道面3kとされている。
そして、各異形軌道面2k,3k間に1個ずつ円筒ころ4が配置されている。内側異形軌道面2k及び外側異形軌道面3kにより、軸部材2と環状部材3の間には、円筒ころ4の周方向側方に、軌道面間隔が周方向に漸次狭くなる漸縮空間部(くさび状空間部)が形成されており、軸部材2と環状部材3の間にトルクが生じて両者が相対回転すると、軸部材2と環状部材3との相対回転に伴い所謂くさび効果によって円筒ころ4が圧縮弾性変形する。上記の如く、内側軌道面21及び外側軌道面31をそれぞれ異形軌道面2k、3kの連続により形成することで、内側軌道面21及び外側軌道面31はそれぞれ異形軌道面2k,3kのみによって占められている。しかも、各異形軌道面2k,3kは周方向に等配されている。よって、各異形軌道面2k,3kの周方向範囲はそれぞれ最大限に拡げられており、回動付勢力が得られる周方向範囲の拡大に寄与している。
各異形軌道面2k,3kについて説明すると、各異形軌道面2k,3kは、回転軸Xとは異なる位置に曲率中心を有する曲面とされている。
まず、外側軌道面31を構成する4個の外側異形軌道面3kは、それぞれ凹曲面とされている。具体的には、外側異形軌道面3kは軸中心Xよりも軌道面(当該外側異形軌道面3k)に近くなる側に位置する外側軌道曲率中心Coを中心とする円弧面(円周面)とされている。この外側異形軌道面3kの曲率半径groは、外側軌道面31の断面輪郭線に外接する円の半径(外側軌道面31と軸中心Xとの距離の最大値)である外側軌道基準半径Roよりも小さい。また、断面視において、4つの各外側異形軌道面3kのそれぞれに関し、外側軌道曲率中心Coは、軸中心Xからの距離が外側異形軌道面3k上において最大値となる外側最大径位置3mと、軸中心Xと、を含む直線p3上にある。
次に、内側軌道面21を構成する4個の内側異形軌道面2kは、それぞれ凸曲面とされている。具体的には、内側異形軌道面2kは軸中心Xよりも軌道面(当該内側異形軌道面2k)から遠くなる側に位置する内側軌道曲率中心Ciを中心とする円弧面(円周面)とされている。この内側異形軌道面2kの曲率半径griは、内側軌道面21の断面輪郭線に内接する円の半径(内側軌道面21と軸中心Xとの距離の最小値)である内側軌道基準半径Riよりも大きい。また、断面視において、4つの各内側異形軌道面2kのそれぞれに関し、内側軌道曲率中心Ciは、軸中心Xからの距離が内側異形軌道面2k上において最小値となる内側最小径位置2mと、軸中心Xと、を含む直線p2上にある。
以上のような形状の内側軌道面21と外側軌道面31とを有することにより、軸部材2と環状部材3との間に周方向の回動付勢力を生じさせることができる回動付勢機能を有している。この点について説明する。
内側軌道面21及び外側軌道面31がいずれも軸中心Xを中心とする円周面ではないため、内側軌道面21と外側軌道面31との間の空間(転動空間)の形状は軸部材2と環状部材3との相対位相関係により変化するが、図3の状態は、外側軌道面31の外側最大径位置3mと内側軌道面21の内側最小径位置2mとが同位相とされた状態である。以下、この状態を基準状態ということとする。基準状態において、各円筒ころ4は、内側最小径位置2m及び外側最大径位置3mと接する周方向位置に配置される(図3参照)。この基準状態は、円筒ころ4の挟持間隔(円筒ころ4の接触位置における軌道面間隔)が最も広い状態である。よって、この基準状態では、両軌道面2k、3kから円筒ころ4に作用する圧縮力は最小値(たとえば0)となる。
なお、基準状態における内側最小径位置2mと外側最大径位置3mとの間の径方向距離は円筒ころ4の直径と略一致させるが、若干のラジアル隙間(プラス隙間又はマイナス隙間)を与えても良い。
次に、この基準状態から環状部材3が軸部材2に対して回転すると、円筒ころ4が両軌道面21,31を転動するとともに、当該円筒ころ4の挟持間隔は漸次狭くなる。よってこの回転に伴い円筒ころ4は内側軌道面21及び外側軌道面31により圧縮されて弾性圧縮変形する。これにより、前記回転によって生じた位相差に応じて当該位相差を解消する方向に所定の大きさのトルクが軸部材2と環状部材3との間に発生する。そして、このトルクが、軸部材2と環状部材3との間の回動付勢力として作用する。つまり、軸部材2と環状部材3とを回転方向に弾性的に連結していることとなる。
回動付勢力が生じる点について更に詳細に説明する。図4は、発生するトルクについて説明するための断面図であり、理解しやすいように内側異形軌道面2kの一部、外側異形軌道面3kの一部、及び、円筒ころ4のそれぞれの輪郭線のみを示している。図4は、固定状態としている軸部材2に対して、環状部材3を反時計回りに角度θだけ回転させて静止させたつり合い状態を示している。基準状態では、外側最大径位置3mは図4のx軸上の位置3miに位置し、且つ内側最小径位置2mもx軸上にある。またこの基準状態では円筒ころ4の中心Prもx軸上にある。かかる基準状態から環状部材3を角度θだけ反時計回りに回転させると、円筒ころ4が図4に示す位置まで反時計回りに転動する。この転動による円筒ころ4の公転角度は、内側軌道曲率中心Ciに対して角度φiである。このとき、内側異形軌道面2kと円筒ころ4との接触位置の中心をPi、外側異形軌道面3kと円筒ころ4との接触位置の中心をPoとすると、PiとPoとの間の間隔は、基準状態における内側最小径位置2mと外側最大径位置3mとの間の間隔よりも狭くなっており、且つ、円筒ころ4の直径(円筒ころ4の半径Rrの2倍)よりも狭くなっている。よって、円筒ころ4は、内側軌道面21から垂直力Qiを受けるとともに、外側軌道面31から垂直力Qoを受けて圧縮弾性変形する。つり合って静止している状態では、円筒ころ4に接線力は殆ど働かず、図4に示すように点Ci,Co,Pi,Pr,Poは直線L1上に並ぶこととなる。そして、上記垂直力Qi及び垂直力Qoのベクトルの向きも直線L1と同じ向きとなり、軸部材2が円筒ころ4から受ける垂直力Qi′、及び、環状部材3が円筒ころ4から受ける垂直力Qo′も直線L1と同じ向きとなる。そして、環状部材3が円筒ころ4から受ける垂直力Qo′は、連結部5の径方向(円筒ころ4との接触位置の中心Poと軸中心Xとを結ぶ直線の方向)と相違しており、当該径方向の成分とともに時計回りの成分を有することとなる。このようにして、環状部材3は、回動付勢力として発生させる時計回り方向のモーメント(以下、回転付勢モーメントともいう)を受ける。回転付勢モーメントの大きさは、〔(ベクトルQo′の大きさ)×(軸中心Xから直線L1までの距離U1)〕となる。
上述したように、内側異形軌道面2kは凸曲面であり、且つ、外側異形軌道面3kは凹曲面である。しかも、各内側異形軌道面2k及び各外側異形軌道面3kは滑らかに連続した曲面を構成している。内側軌道面21において滑らかに連続した曲面となっていないのは、隣り合った内側異形軌道面2k同士間の境界位置21bのみであり(図3参照)、外側軌道面31において滑らかに連続した曲面となっていないのは、隣り合った外側異形軌道面3k同士間の境界位置31bのみである(図3参照)。したがって、円筒ころ4の側方に形成されている漸縮空間部は、円筒ころ4と軌道面21,31との接触位置がこれら境界位置21b,31bのいずれかに達するまで、軸部材2と環状部材3との相対回転に伴う円筒ころ4接触位置における軌道面間隔は漸次(徐々に)変化する形状とされている。そして、図3を用いて説明した上記機構により、環状部材3の回転により生じた位相差を解消する方向の回動付勢力が軸部材2と環状部材3の間に付与される。
このような連結部5によれば、ねじりコイルバネを用いることなく軸部材2と環状部材3との間に回動付勢力(ねじりばね性)を持たせることができ、その構成を簡素化できる。更に、この連結部5では、ねじり剛性(ばね定数)等の設計自由度が極めて高くされている。すなわち、異形軌道面2k,3kの設計(曲率、曲率中心の位置等)や円筒ころ4の剛性等によりねじり剛性等を自在に設計できる。従って、部材のサイズ(体格)を変えなくても、異形軌道面2k,3kの形状の変更により、ねじり剛性等の特性を広範囲に亘って設定することができる。更に、ねじりコイルバネを用いた場合では位相差(ねじれ角)とねじり剛性との関係は線形(一定)であるが、この連結部5によれば、異形軌道面2k,3kの形状の変更により、位相差(ねじれ角)に対してねじり剛性を非線形に変化させる等、位相差に応じてねじり剛性を自在に変化させることもできる。なお、環状部材3の軸部材2に対する回転角度をθとした場合に、その回転角度θとねじり剛性との関係を示した一例を図5に示している。このように、回転角度θ(位相差)とねじり剛性とは単調増加で非線形の関係にあり、位相差と回動付勢力とは所定の関係にある。
また図3に示している連結部5において、周方向に等配された4個の内輪異形軌道面2kの連続により構成された内輪軌道面21と、周方向に等配された4個の外輪異形軌道面3kの連続により構成された外輪軌道面31と、4個の円筒ころ4とを備え、環状部材3の回転に伴い全ての円筒ころ4において、円筒ころ4の挟持間隔はそれぞれ均等に変化する構成としている。これにより、軸部材2と環状部材3の間で生ずる回動付勢力の方向及び大きさを全円筒ころ4において均等とすることができ、周方向に均一に回動付勢力が生ずることとなる。
また、図3では4個の円筒ころ4を等間隔で配設して構成した4等配型としたが、これに限らず、3個の円筒ころからなる3等配型や、5等配型以上であってもよい。
さらに、図3では異形軌道面を軸部材2の内側軌道面21と環状部材3の外側軌道面31の双方にそれぞれ形成したが、異形軌道面は、内側軌道面21と外側軌道面31の少なくとも一方に形成されていればよい。つまり、図示しないが、外輪軌道面31は図3と同様に4つの連続した外輪異形軌道面3kで構成されているが、内輪軌道面21は軸中心Xを中心とする円周面(真円)であってもよい。または、内輪軌道面21は図3と同様に4つの連続した内輪異形軌道面2kで構成されているが、外輪軌道面31は軸中心Xを中心とした円周面(真円)であってもよい。異形軌道面の成形を一方のみとすることにより加工が容易となる。
次に、図1の電動パワーステアリング装置において、軸部材2と環状部材3の相対回転により生じる位相差を計測するためにセンサ7について説明する。このセンサ7は、例えば軸部材2と環状部材3の間の位相差を直接的に角度として検出するロータリエンコードなどの角度センサとすることができるが、図3の形態においては、軸部材2の内側軌道面21と環状部材3の外側軌道面31の間隔の変化を測定している非接触式の変位センサ7としている。
このような非接触式の変位センサ7により前記位相差を検出することができるのは、転動体としての円筒ころ4の周方向側方に形成されている漸縮空間部において、異形軌道面2k,3kの形状により、軸部材2と環状部材3とが相対回転すると異形軌道面上の周方向所定位置(例えば非接触センサ7の計測位置)における当該軸部材2の内側軌道面21と当該環状部材3の外側軌道面31との間隔が所定の関係で連続的に変化するようされているからであり、内側軌道面21と外側軌道面31の形状は前記のとおり予め所定の形状により設定されて形成されているからである。つまり、軸部材2と環状部材3との位相差と、内側軌道面21と外側軌道面31との間隔との関係が予め設定されているからである。
すなわち、図3の変位センサ7は軸部材2の外周部に設けられており、対向している環状部材3の外側軌道面31までの距離を計測している。変位センサ7は隣り合う内側異形軌道面2k,2k間の境界位置に設けられており、基準状態において変位センサ7は外側軌道面31までの最小間隔寸法を計測する。そして、軸部材2と環状部材3とが相対回転して所定の位相差でつり合った状態となった際、変位センサ7がその計測位置における外側軌道面31までの距離を計測する。これにより、基準状態からの計測値(間隔)の変化(差)を検出することができ、その変化によって基準状態からの位相差を求めることができる。
また、図示しないが、非接触式の変位センサ7を環状部材3の内周部に設けて、軸部材2の内側軌道面21までの距離の変化を計測するようにしてもよい。この場合も同様に、軸部材2と環状部材3との位相差を求めることができる。
以上のようなセンサ7によれば、センサ7が環状部材3と軸部材2との位相差を計測することができ、さらに、相互間における回動付勢力を求めることができ、これとつり合っているステアリングホイール10側から入力されたトルクを検出することができる。そして、計測した位相差や、トルクの大小に応じて補助駆動機構14の電動モータ17を動作させることで出力軸12側に対して操舵補助を行うことができる。
さらに、この連結部5において、軸部材2と環状部材3との間に前記ねじりばね性を持たせることができるため、これらの部材に作用するトルク変動を吸収することができ、さらに、過大なトルクが生じてもそれによる衝撃を緩和させることができる。
また、入力軸11と出力軸12との間の入力トルクが変化することで軸部材2と環状部材3とが相対回転し、前記センサ7がその位相差の変化を精度よく検出できるため、微小なトルクの変化を検出することができる。これにより、良好な操舵フィーリングを実現できる。
さらに、入力軸11と出力軸12とを連結している前記構成の連結部5を有するパワーステアリング装置によれば、入力軸11を回転させると前記回動付勢力の発生により出力軸12を共に回転させることが可能となって、ステアリングホイール10の動作に応じて車輪(図示せず)の操舵を行うことができると共に、入力軸11と出力軸12との間、つまり環状部材3と軸部材2の間に生じる位相差(捩れ角)に応じて補助駆動機構14により操舵補助を行わせることができる。従って、従来では必要であった長いトーションバーが不要となり、コンパクト化が可能となる。
また、図5において説明したように、回転角度θ(位相差)とねじり剛性とは単調増加の関係にあり、かつ、回転角度θが大きくなるにつれてねじり剛性の増加度(増加割合)が大きくなる関係(非線形の関係)にある。これにより、回転角度θが大きい場合は剛性のあるステアリングとでき、操舵フィーリングの良いものとできる。
なお、本発明では、連結部5における円筒ころ4の形状等は特に限定されず、環状部材3と軸部材2との相対回転に伴い転動するものであればよい。よって、上述した実施形態のように円筒ころ4に限られず、例えば球や円すいころ等でもよく、従来の内輪と外輪とを有する転がり軸受で用いていた転動体を適宜応用することができる。また、ねじり剛性の設定自由度を高めるため、弾性圧縮変形しやすい中空の転動体(例えば中空の円筒ころや中空の球)等を用いることもできる。
図2は本発明の他の実施形態を示す概略断面図であり、油圧パワーステアリング装置を示している。この装置についても図1と同様に、ステアリングホイール10側の入力軸11と、この入力軸11と連結部5を介して連結されている車輪(図示せず)側の出力軸12と、入力軸11に付与されるトルクに応じて操舵補助を行う補助駆動機構(図示せず)とを備えている。そして、出力軸12は、図示しないが、車輪側とラックピニオン式伝達機構を介して連結される。
この補助駆動機構は、図外の油圧アクチュエータ(油圧シリンダ)と、入力軸11の回転(トルク)による位相差に応じて開度調整されるロータリバルブ19を備えている。そして、入力軸11の回転に応じてこのバルブ19の開度が変化し、このバルブ19が油圧(流量)を制御することによって出力軸12側に連結させた油圧アクチュエータを動作させ、油圧力によって操舵補助を行っている。なお、油圧アクチュエータは前記ラックピニオン式伝達機構のうちのラック側に対して操舵補助力を付与するよう構成することができる。
入力軸11と出力軸12とを連結している連結部5の構成について説明する。この連結部5の構成は図1に示したものと同様であり、図2と図3において、連結部5は、環状部材3と、この環状部材3の内周側に設けられている内側部材としての軸部材2と、環状部材3の内周面と軸部材2の外周面との間に転動可能に介在した転動体としての円筒ころ4を備えている。環状部材3は出力軸12と一体回転するようにされており、出力軸12の上部に一体状として有している。軸部材2は入力軸11と一体回転するようにされており、入力軸11の下部に一体状として有している。
円筒ころ4は環状部材3の内周面と軸部材2の外周面に転動可能とされており、環状部材3と軸部材2とは相対回転可能となる。従って、環状部材3の内周面は円筒ころ4が転動可能となる外側軌道面31とされ、軸部材2の外周面は円筒ころ4が転動可能となる内側軌道面21とされている。
さらに、この連結部5は、図1の形態と同様に、環状部材3と軸部材2の間にトルクが生じて両者が相対回転すると、この相対回転により生じた位相差に応じて当該位相差を解消する方向に所定の大きさの回動付勢力を、環状部材3と軸部材2の間に生じさせるように構成されている。つまり、連結部5は、環状部材3と軸部材2の間に位相差が生ずるとそれを解消する方向の回動付勢力を生じさせるため、環状部材3と軸部材2との間にねじりばね性(周方向の弾力性)を持たせることができると言える。
そして、図2の油圧パワーステアリング装置において、ステアリングホイール10を操作することによって入力軸11にトルクが入力されると、入力軸11側の軸部材2と出力軸12側の環状部材3との間にトルクが生じる。これにより、環状部材3と軸部材2は、このトルクに反対向きの回動付勢力を発生(増加)させながら相対回転することができる。つまり、入力軸11が出力軸12に対して回転することで、ロータリバルブ19の開度を変化させ、補助駆動機構が有する油圧アクチュエータ(図示せず)を動作させて操舵補助力を作用させることができる。
連結部5の具体的な構成と、その構成によって生ずる回動付勢力についても、図1の形態によるものと同様であり、その説明は前記のとおりである。
以上のように、油圧パワーステアリング装置によれば、入力軸11を回転させると連結部5において前記回動付勢力の発生により出力軸12を共に回転させることが可能となって、ステアリングホイール10の動作に応じて車輪(図示せず)の操舵を行うことができると共に、入力軸11と出力軸12との間、つまり環状部材3と軸部材2の間に生じる位相差(捩れ角)に応じて油圧アクチュエータ(図示せず)により操舵補助を行わせることができる。従って、従来では必要であった長いトーションバーが不要となり、コンパクト化が可能となる。
なお、図1と図2の実施形態において、電動と油圧のそれぞれの補助駆動機構の構成はこれに限らず、従来知られているものを適用することができ、他の形態のものであってもよい。
本発明の実施の一形態に係るパワーステアリング装置の概略を示す断面図である。 他の実施形態であるパワーステアリング装置の概略を示す断面図である。 入力軸と出力軸との連結部を説明する断面図である。 ねじりばね力が生ずる原理を説明するための図である。 回転角度とねじり剛性の関係を示すグラフである。
符号の説明
2 軸部材(内側部材)
3 環状部材
4 円筒ころ(転動体)
5 連結部
7 センサ
11 入力軸
12 出力軸
14 補助駆動機構
21 内側軌道面(外周面)
2k 内側異形軌道面
31 外側軌道面(内周面)
3k 外側異形軌道面
X 軸中心

Claims (3)

  1. ステアリングホイール側の入力軸と、この入力軸と連結部を介して連結されている車輪側の出力軸と、前記入力軸に付与されるトルクに応じて操舵補助を行う補助駆動機構と、を備え、
    前記連結部は、前記入力軸と前記出力軸のうちの一方と一体回転する環状部材と、前記環状部材の内周側に設けられて他方と一体回転する内側部材と、前記環状部材と前記内側部材とが相対回転可能となるように当該環状部材の内周面と当該内側部材の外周面との間に転動可能に介在した転動体と、を有し、
    前記環状部材の内周面と前記内側部材の外周面の少なくとも一方が、前記環状部材と前記内側部材の相対回転に伴い前記転動体を転動させつつ当該転動体の挟持間隔を漸次狭くして、前記相対回転により生じた位相差を解消する方向の回動付勢力を当該環状部材と当該内側部材の間に生じさせる異形軌道面を少なくとも一部に有していることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記補助駆動機構は、操舵補助力を出力するモータと、前記環状部材と前記内側部材の相対回転により生じる位相差を検出するためのセンサと、このセンサによる検出結果に基づいて前記モータの出力を制御する制御手段と、を備えている請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記センサは、前記環状部材と前記内側部材との相対回転による当該環状部材と当該内側部材との間隔の変化を測定する変位センサである請求項2に記載のパワーステアリング装置。
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