JP4622477B2 - 照合方法、コンピュータ、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、画像を照合する照合方法、コンピュータ、およびプログラムに関するものである。
画像処理の分野において、ユーザ固有の生体特徴を撮像して得られた画像を利用してバイオメトリクス認証を行なう照合装置が知られている。
例えば上述した装置では、データベース内に複数の登録画像を記憶し、照合時には、入力された画像とデータベースに記憶されている複数の登録画像を、逐次比較することで画像照合処理を行う。
しかし、上述した装置では、複数の登録画像と入力された画像とを逐次比較するので、データベースに記憶する登録画像の個数が増えるほど、照合時間が著しく増大する。このため、高速に画像照合を行うことができる装置が望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、登録画像の個数が多い場合であっても高速に照合処理を行うことができる照合方法、コンピュータ、およびプログラムを提供することにある。
本発明の照合方法は、画像照合を行うコンピュータの照合方法であって、入力された複数の登録画像のそれぞれに対して、複数の参照画像との間の相関値である複数の第1の相関値を生成する第1のステップと、前記第1のステップにおいて生成した前記複数の第1の相関値の平均値及び標準偏差を生成する第2のステップと、前記複数の登録画像のそれぞれと、少なくとも1つの基準画像との間の相関値である複数の第2の相関値を生成する第3のステップと、前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記複数の第2の相関値とを基に、第3の相関値を生成する第4のステップと、前記基準画像と入力された被照合画像との間の第の相関値を生成する第のステップと、前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記第4の相関値とを基に、第5の相関値を生成する第6のステップと、前記第4のステップにおいて生成された前記第3の相関値、および前記第のステップにおいて生成された前記第の相関値に基づいて、前記複数の登録画像のうち前記被照合画像との照合に用いる登録画像を特定し、または前記登録画像の前記照合に用いる順番を決定する第のステップと、を有する。
本発明のコンピュータは、画像照合を行うコンピュータであって、複数の参照画像と、少なくとも1つの基準画像とを記憶する記憶部と、2つの画像間の相関値を生成する相関値演算部と、制御部と、を有し、前記制御部は、入力された複数の登録画像を前記記憶部に記憶させ、前記複数の登録画像のそれぞれに対して、複数の参照画像との間の相関値である複数の第1の相関値を前記相関値演算部に生成させ、生成された前記複数の第1の相関値の平均値及び標準偏差を生成し、前記複数の登録画像のそれぞれと、少なくとも1つの基準画像との間の相関値である複数の第2の相関値を前記相関値演算部に生成させ、前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記複数の第2の相関値とを基に、第3の相関値を前記相関値演算部に生成させ、前記基準画像と入力された被照合画像との間の第4の相関値を前記相関値演算部に生成させ、前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記第4の相関値とを基に、第5の相関値を前記相関値演算部に生成させ、前記第3の相関値及び前記第5の相関値に基づいて、前記複数の登録画像のうち前記被照合画像との照合に用いる登録画像を特定し、または前記登録画像の前記照合に用いる順番を決定する。
本発明のプログラムは、画像照合を行うコンピュータの実行するプログラムであって、入力された複数の登録画像のそれぞれに対して、複数の参照画像との間の相関値である複数の第1の相関値を生成する第1の手順と、前記第1の手順において生成した前記複数の第1の相関値の平均値及び標準偏差を生成する第2の手順と、前記複数の登録画像のそれぞれと、少なくとも1つの基準画像との間の相関値である複数の第2の相関値を生成する第3の手順と、前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記複数の第2の相関値とを基に、第3の相関値を生成する第4の手順と、前記基準画像と入力された被照合画像との間の第4の相関値を生成する第5の手順と、前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記第4の相関値とを基に、第5の相関値を生成する第6の手順と、前記第4の手順において生成された前記第3の相関値、および前記第6の手順において生成された前記第5の相関値に基づいて、前記複数の登録画像のうち前記被照合画像との照合に用いる登録画像を特定し、または前記登録画像の前記照合に用いる順番を決定する第7の手順と、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、登録画像の個数が多い場合であっても高速に照合処理を行うことができる照合方法、コンピュータ、およびプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る照合装置1の機能ブロック図である。
本実施形態に係る照合装置1は、基準画像と被照合画像(単に照合画像ともいう)との間の第1の相関値を生成する第1のステップと、基準画像と複数の登録画像それぞれとの間の複数の第2の相関値であって、第1のステップよりも前に生成された第2の相関値、および第1のステップにより生成された第1の相関値に基づいて、複数の登録画像のうち被照合画像との照合に用いる一部の登録画像を特定し、または登録画像の照合に用いる順番を決定し、その照合に用いる登録画像と被照合画像RIMを照合する。
本実施形態に係る照合装置1は、例えば図1に示すように、画像入力部10、データベース11、位置合わせ処理部12、ハフ(Hough)変換処理部13、マスク処理部14、マハラノビス距離(相関値)演算部15、検索順位決定部16、メモリ17、制御回路(CPU:Central processing unit)18、および動作処理部19を有する。
各構成要素間はデータ線BS1により接続されている。
照合装置1は本発明に係るコンピュータの一例に相当する。位置合わせ処理部12、ハフ変換処理部13、マスク処理部14、マハラノビス距離(相関値)演算部15、検索順位決定部16、および制御回路18は、本発明に係る制御手段の一例に相当する。
画像入力部10は、例えば制御回路18の制御により、外部からの画像を入力するための入力部である。例えば画像入力部10には、登録時には登録画像AIMが入力され、照合時には照合画像RIMが入力され、その画像を制御回路18に出力する。
例えば画像入力部10は、CCD(Charge coupled device)や、CMOS(Complementary metal-oxide semiconductor)等の撮像素子や、外部装置から画像信号を入力するためのインタフェース等により構成される。
データベース11には、複数の画像、例えば複数の登録画像AIMや、基準画像BI1,基準画像BI2、後述する登録画像AIMに対応付けられた相関値(マハラノビス距離)、参照画像DI1、テーブルT等が記憶されている。例えばデータベース11はハードディスク装置や光磁気ディスク、半導体記憶装置等の記憶装置を含む。
位置合わせ処理部12は、制御回路18の制御により、例えば画像入力部10から入力された画像と、データベース11から読み出された画像に対して位置合わせを行う。
ハフ変換処理部13は、制御回路18の制御により、例えば画像入力部10から入力された画像や、データベース11から読み出された画像に、後述する画像変換処理、例えばハフ(Hough )変換処理を行い、処理結果を制御回路18に出力する。
ハフ変換処理部13は、例えば高速に画像変換処理を行うために、ハードウェアで構成された専用回路を用いることが好ましい。
マスク処理部14は、制御回路18の制御により、例えばハフ変換処理部13で処理された画像に対して、予め設定された値より大きい部分を抽出する処理(マスク処理ともいう)を行い、処理結果を制御回路18に出力する。マスク処理部14は、例えば高速に抽出処理を行うために、ハードウェアで構成された専用回路を用いることが好ましい
相関値演算部15は、制御回路18の制御により、例えば入力された画像や登録画像と、基準画像BI1との相関値を生成し、その結果を制御回路18に出力する。
また、相関値演算部15は、後述するマハラノビス距離を演算により生成する。
検索順位決定部16は、制御回路18の制御により、例えば入力された照合画像RIMと基準画像BI1との間の相関値と、基準画像BI1と複数の登録画像AIMそれぞれとの間の複数の相関値に基づいて、複数の登録画像AIMのうち照合に用いるための一部の登録画像AIMを特定し、または照合に用いる登録画像AIMの順番を決定する。
メモリ17は、例えば制御回路18のワークスペースとして用いられる。メモリ17は、例えば図1に示すように本発明に係る機能を含むプログラムPRG等が記憶されている。プログラムPRGは、例えば制御回路18により実行され、本発明に係る機能を実現する手順を含む。
制御回路(CPU)18は、装置全体を制御する。制御回路18は、例えばプログラムPRGを実行することにより本発明に係る機能を実現する。
制御回路18は、上述した構成要素による処理結果を基に照合処理を行う。
動作処理部19は、後述する制御回路18の処理の結果に基づいて、例えば登録画像AIMと照合画像RIMが一致した場合には、電子鍵を解除する等の所定処理を行う。
図2は、図1に示した照合装置1のハフ変換処理部13の動作を説明するための図である。図3は、図2に示したハフ変換処理を説明するための図である。
本実施形態では画像処理としてハフ変換処理を行う。以下図面を参照しながら説明する。
ハフ変換処理部13は、例えば画像内の基準位置からの距離、および基準位置を通る直線と基準位置を含む基準軸との角度に基づいて画像変換処理を行い、距離および角度で規定される2次元空間の変換登録画像および変換照合画像を生成する。
詳細には、ハフ変換処理部13は、登録画像AIMおよび照合画像RIMそれぞれについて、基準位置から画像内の点を通る直線L0への最短の点P0までの距離ρ0、および、基準位置Oと最短の点P0を通る直線n0と基準位置Oを含む基準軸との角度θ0に基づいて、画像内の点を曲線のパターンに変換し、画像内の直線成分を、複数の重なり合った曲線のパターンに変換する画像処理を行い、変換登録画像および変換照合画像を生成する。
簡単に説明するため、例えば図2に示すように、x−y平面上に、直線L0、直線L0上の点P1(x1,y1),点P2(x2,y2),点P3(x3,y3)があるとする。
原点(基準位置)Oを通り直線L0に垂直な直線をn0とすると、例えば直線n0と基準軸としてのx軸とは角度θ0の関係があり、原点Oから直線L0まで距離|ρ0|の関係があるとする。ここで|ρ0|はρ0の絶対値を示す。直線L0は、(ρ0,θ0)というパラメータで表現できる。
x−y平面上の座標(x,y)に対する、本発明に係る画像変換処理は、例えば数式(1)により定義される。
Figure 0004622477
例えば点P1,P2,P3それぞれについて数式(1)に示す変換処理を行うと、図3に示すようにρ−θ空間上の曲線に変換される。詳細には変換処理は、点P1(x1,y1)は曲線PL1(x1・cosθ+y1・sinθ)に、点P2(x2,y2)は曲線PL2(x2・cosθ+y2・sinθ)に、点P3(x3,y3)は曲線PL3(x3・cosθ+y3・sinθ)に変換する。
この曲線PL1,PL2,PL3のパターンは、ρ−θ空間上で交点CP(ρ0,θ0)で交わる。ρ−θ空間上では交点CP(ρ0,θ0)は、x−y平面上では直線成分L0に相当する。
逆に、図3に示すようにx−y平面上の直線成分L0は、ρ−θ空間では曲線PL1,PL2,PL3のパターンの交点CPに相当する。
上述したように、2値化した画像変換処理を行い、処理結果のρ−θ空間上での曲線のパターンの重なりの度合いにより、変換前のx−y平面上においてどのような直線成分が支配的であるかを判別することができる。
このx−y平面における画像の回転、平行移動は、画像変換処理後のρ−θ空間において、それぞれθ方向、ρ方向の平行移動に相当する。
図4は、図1に示した照合装置1の画像変換処理を説明するための図である。
マスク処理部14は、例えば図4(a)に示す照合画像RIMに画像変換処理を施して、図4(c)に示す画像S1311を生成し、図4(b)に示す登録画像AIMに画像変換処理を施し、図4(d)に示す画像S1312を生成する。
画像S1311,S1312の内の各画素には,曲線のパターンの重なりの度合いに応じた値が設定される。本実施形態では所定の階調で示される画像の内、曲線のパターンの重なりの度合いが高いほど白くなるように表示されている。
マスク処理部14は、変換登録画像および変換照合画像それぞれについて、1つの画像内の曲線のパターンの重なりの度合いが予め設定された閾値以上の領域を抽出する。
具体的には、マスク処理部14は、図4(c)に示す画像S1311に基づいて、1つの画像内の曲線のパターンの重なりの度合いが予め設定された閾値以上の領域を抽出して、図4(e)に示す画像S1321を生成し、制御回路18に出力する。
また、マスク処理部14は、図4(d)に示す画像S1312に基づいて、1つの画像内の曲線の重なりの度合いが予め設定された閾値以上の領域を抽出して、図4(f)に示す画像S1322を生成し、制御回路18に出力する。
本実施形態では、照合画像RIMおよび登録画像AIMをハフ変換処理部13およびマスク処理部14により画像S1321、および画像S1322を生成したが、マスク処理部14の処理は、必要に応じて行う。
この抽出処理(マスク処理)を行うことにより、例えば登録画像AIMおよび照合画像RIMのx−y空間上の直線成分と異なるノイズ成分、例えば点成分を除去し、画素単位で相関値を生成する場合と比べノイズの影響を受けにくい。
相関値演算部15は、画像間の相関値を生成する。
具体的には、相関値演算部15は、例えば画像間の類似度を生成する。
図5は、図1に示した相関値演算部15の動作の一実施形態を説明するための図である。
具体的には、相関値演算部15は、2つの画像それぞれをf1(m,n),f2(m,n)とすると、例えば類似度Simを数式(2)により算出し、算出結果を制御回路18に出力する。
Figure 0004622477
相関値演算部15は、例えば図5(a),(b)に示す線成分(線形状ともいう)を含む2つの画像の相関度(類似度)を生成する場合には、図5(c)に示すように、2つの画像の交点CPの数に応じた類似度を生成する。ここでは、簡単な説明のために、線成分をビット値’1’の黒画素を示し、その他をビット値’0’の白画素で示した。
図6は、本発明に係るマハラノビス距離を説明するための図である。図6(a)は、例えば基準画像BI1と、複数の参照画像DI1との相関度を生成した場合の度数分布パターンを示す図である。図6(b)は、例えば基準画像BI2と、複数の参照画像DI1との相関度を生成した場合の度数分布パターンを示す図である。
相関値演算部15は、例えば血管を撮像した画像パターンを利用した個人認証の場合に、ある血管パターンデータを基準画像として、異なる複数の血管パターンデータを参照用画像として相関度を生成した場合の相関度分布パターンを生成する。
相関値演算部15は、例えば数式(2)に示すような類似度SIMを生成する。
図6(a),(b)に示すように、基準画像BI1,BI2に対してある画像データとの類似度を算出した結果がそれぞれ閾値th1、th2を超えた場合に、同一の画像データと判定することができる。
しかし基準画像によって閾値が変化するため、統一的な値を閾値として利用することができない。
本実施形態に係る照合装置1は、各度数分布の平均値と分散を考慮したマハラノビス距離を用いる。
相関値演算部15は、マハラノビス距離Dとして、例えば数式(3)に示すように、類似度(SIM)の平均値μ、および類似度の度数分布の標準偏差値σにより演算により生成する。
[数3]
D=(r−μ)/σ …(3)
図6(a),(b)に示すように、例えば演算により生成された類似度rの値が0.55であった場合、それぞれの度数分布の平均値μ、および分散値σによりマハラノビス距離Dを演算により生成すると例えばマハラノビス距離Dは4.44、1.43となる。
図7は、マハラノビス距離と標準正規分布との関係を示す図である。
図7に示すように、参照画像と基準画像に基づいて生成した度数分布を標準正規分布へと正規化することにより、求められたマハラノビス距離を統一的な指標として評価することができる。
図8は、図1に示した照合装置1の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。図8を参照しながら、照合装置1の動作の一具体例を、制御回路18の動作を中心に説明する。
ステップST1において、制御回路18は、基準画像BI1と複数の登録画像AIMそれぞれとの間の複数の第2の相関値を生成して、データベース11に記憶する。
ステップST2において、制御回路18は、基準画像BI1と被照合画像(照合画像RIM)との間の第1の相関値を生成する。
ステップST3において、制御回路18は、ステップST2よりも前に生成された第2の相関値、および第1の相関値に基づいて、複数の登録画像AIMのうち被照合画像(照合画像RIM)との照合に用いる一部の登録画像AIMを特定する。
この際、制御回路18は、第1の相関値と第2の相関値との差が小さい順に設定個数だけ、第2の相関値に対応する複数の登録画像AIMのうち照合に用いる一部の登録画像AIMを特定する。
ステップST4において、制御回路18は、特定された登録画像AIMと被照合画像とを比較して照合処理を行う。
以上、説明したように、制御回路18は、登録時に予め基準画像BI1と複数の登録画像AIMそれぞれとの間の複数の相関値を生成してデータベース11に記憶し、照合時に、特定された登録画像AIMと被照合画像とを比較して照合処理を行うので、データベース11に記憶されている登録画像AIMの個数が多い場合であっても、複数の登録画像AIMと遂次照合を行う場合と比べて高速に照合処理を行うことができる。
図9は、図1に示した照合装置1の動作の他の具体例を説明するためのフローチャートである。図8に示した照合装置1の動作との大きな相違点は、ステップST3aにおいて、登録画像AIMの照合に用いる順番を決定する点である。
ステップST1において、制御回路18は、基準画像BI1と複数の登録画像AIMそれぞれとの間の複数の第2の相関値を生成して、データベース11に記憶する。
ステップST2において、制御回路18は、基準画像BI1と被照合画像(照合画像RIM)との間の第1の相関値を生成する。
ステップST3aにおいて、制御回路18は、ステップST2よりも前に生成された第2の相関値、および第1の相関値に基づいて、複数の登録画像AIMの照合に用いる順番を決定する。
この際、制御回路18は、第1の相関値および第2の相関値との差が小さい順に、照合に用いる登録画像AIMの順番を決定する。
ステップST4において、制御回路18は、決定された順番で登録画像AIMと被照合画像(照合画像RIM)を比較して照合処理を行う。
ステップST5において、制御回路18は、ステップST4にて順番に照合処理を行っている際に、規定された条件を満たしているか否かを判断し、条件を満たしていないと判断した場合には、ステップSTST4aに戻り、次の順番の登録画像AIMと照合画像RIMとの照合を行う。
一方、条件を満たしていると判断した場合には、制御回路18は、条件を満たした登録画像AIM以降の順番の登録画像AIMについて照合を行わない。
例えば、上述の既定された条件は、順に照合を行っている場合に照合の結果が確定した場合や、全ての登録画像について照合を行った場合などである。
以上、説明したように、第1および第2の相関値に基づいて、複数の登録画像AIMのうち、被照合画像(照合画像RIM)との照合に用いる登録画像AIMの照合に用いる順番を決定し、決定した順番で照合を行うので、遂次照合を行う場合と比べて、早い段階で照合OKの場合があり、照合時間が低減する。
また、規定された条件を満たしていると判断した場合には、制御回路18は、条件を満たした登録画像AIM以降の順番の登録画像AIMについて照合を行わないので、遂次全ての登録画像AIMと照合画像RIMとの間で照合を行う場合と比べて、処理時間が低減する。
次に、より具体的な照合装置1の動作を説明する。
〔登録時〕
図10は、図1に示した照合装置1の登録時の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図10を参照しながら、画像登録時の動作を、制御回路18の動作を中心に説明する。
なお、本実施例では、予め基準画像BI1,BI2を用いて、照合処理時に階層的に検索順位を決定する場合を説明する。
ステップST101において、制御回路18は、画像入力部10から、登録を行なうための画像データ(以下登録画像AIMと呼ぶ)を取り込む。
ステップST102において、制御回路18は、登録画像AIMに対して例えば図6(a),(b)に示すような度数分布を求めるため、例えば予めデータベース11に記憶されている複数の参照画像DI1の中から参照画像DI1を読み出す。
ステップST103において、制御回路18は、位置合わせ処理部12により、入力された登録画像AIMと読み出した参照用画像の位置合わせを行う。
ステップST104において、制御回路18は、ハフ変換処理部13に、位置合わせが施された登録画像AIMと参照画像DI1それぞれにハフ変換処理を施させる。
ステップST105において、制御回路18は、ハフ変換処理が施された登録画像AIMおよび参照画像DI1それぞれに、マスク処理部14に、規定された閾値よりも大きいパラメータのみが抽出されるようマスク処理を行わせる。
ステップST106において、制御回路18は、相関値演算部15に、マスク処理が施された登録画像AIMおよび参照画像DI1間の相関値を演算させる。
相関値の算出には、例えば数式(3)に示したような類似度(SIM)rを用いる。
ステップST107において、制御回路18は、登録画像AIMに対して、例えば複数の参照画像DI1の全てを読み出してステップST102〜ST106の処理を行ったか否かを判断する。制御回路18は、判断の結果、例えば複数の参照画像DI1の全てを読み出していないと判断した場合には、ステップST102の処理に戻り、一方複数の参照画像DI1の全てを読み出したと判断した場合には、ステップST108の処理に進む。
ステップST108において、制御回路18は、例えば、複数の参照画像DI1と登録画像AIMとの相関値の平均値μと標準偏差値σを演算により生成する。
この平均値μと標準偏差値σは、照合処理時に判定基準として用いるためのマハラノビス距離を生成する際に利用される。
ステップST109において、制御回路18は、データベース11から基準画像BI1,BI2を読み出す。
ステップST110において、制御回路18は、相関値演算部15に、基準画像BI1,BI2それぞれと登録画像AIMとの相関値を演算により生成させる。
ステップST111において、制御回路18は、相関値演算部15に、例えば数式(3)により、登録画像AIMに対して基準画像BI1,BI2それぞれに応じたマハラノビス距離D1、D2を演算により生成する。
ここで登録画像AIMと、基準画像BI1,BI2とに応じたマハラノビス距離算出時に使用する平均値μ、および標準偏差値σは、上述したST102〜ST107の処理と同様に、予め基準画像BI1,BI2それぞれに対して、複数の参照画像との間で演算により生成した相関値の平均値(μc1、μc2)および標準偏差値(σc1、σc2)を使用する。
生成したマハラノビス距離D1、D2は、照合処理時に検索順序を決定する際の指標として利用する。
図11は、図1に示した照合装置1が記憶するテーブルTの一具体例を示す図である。
制御回路18は、上述した登録処理を行なった結果を基に、基準画像BI1,BI2、および各登録画像AIM、マハラノビス距離D1,D2とを関連付けるテーブルTを生成し、データベース11に記憶する。
詳細には、図11に示すように、テーブルTは、複数の参照画像DI1(参照画像群)の画像データに応じて生成された平均値μおよび標準偏差値σ、ならびに、基準画像BI1を基に生成されたマハラノビス距離D1(平均値μc1および標準偏差値σc1を使用),基準画像BI2を基に生成されたマハラノビス距離D2(平均値μc2および標準偏差値σc2を使用)が、基準画像BI1,BI2,および登録画像AIM(1,2,…,N)が関連付けて記憶する。
より詳細には、図11に示すように、データベースに記憶されている登録画像AIMの個数がN個の場合には、登録画像AIM(1)〜AIM(N)に対して、テーブルTの各行は、左列から順に(AIM(1),μ1,σ1,d11,d21),(AIM(2),μ2,σ2,d12,d22),(AIM(3),μ3,σ3,d13,d23),…,(AIM(N),μN,σN,d1N,d2N)である。
〔照合処理〕
図12は、図1に示した照合装置1の照合時の動作を説明するための図である。図12を参照しながら、照合装置1の照合時の動作を制御回路18の動作を中心に説明する。
ステップST201において、制御回路18は、例えば画像入力部10から、登録画像AIMと比較照合を行うための画像(以下照合画像RIMという)を入力する。
ステップST202において、制御回路18は、データベース11から予め規定された基準画像BI1を読み出す。
ステップST203において、制御回路18は、位置合わせ処理部12に、照合画像RIMと基準画像BI1との位置合わせを行わせる。
ステップST204において、制御回路18は、ハフ変換処理部13に、位置合わせ処理が施された照合画像RIMと基準画像BI1にハフ変換処理を施させる。
ステップST205において、制御回路18は、マスク処理部14に、ハフ変換処理が施された照合画像RIMと基準画像BI1に、規定された閾値をより大きいパラメータのみが抽出されるようマスク処理を行わせる。
ステップST206において、制御回路18は、相関値演算部15に、マスク処理後の照合画像RIMと基準画像BI1の相関値を演算により生成させる。
例えば相関値の生成には、例えば数式(2)に示すような類似度(SIM)rを用いる。
ステップST207において、制御回路18は、ステップST206で生成された相関値を基に、照合画像RIMと基準画像BI1とのマハラノビス距離D'1を演算により生成する。
ここでマハラノビス距離D'1の生成には、例えば図10に示すように、基準画像BI1と複数の参照画像DI1(参照画像群ともいう)の画像データから求めた相関値の平均値μc1、および標準偏差値σc1を用いる。
ステップST208において、制御回路18は、生成したマハラノビス距離を基に、検索順位決定部16にマハラノビス距離D'1に近いマハラノビス距離D1を有するM個の相関値を特定し、特定された相関値に対応し、照合に用いる一部の登録画像AIMを特定する。
制御回路18は、その特定した登録画像AIMを、データベース11から読み出す。
ステップST209において、制御回路18は、基準画像BI2に関してステップSTST202〜ST207と略同様の処理を行い、照合画像RIMとのマハラノビス距離D'2を演算により生成する(ST209〜ST214)。
ステップST215において、制御回路18は、ステップST208により抽出した複数の登録画像AIMの中からマハラノビス距離D'2に近いマハラノビス距離Dを有するN個の相関値を照合対象として特定する。
マハラノビス距離D'2の生成には、例えば図11に示すように、基準画像BI2と複数の参照画像DI1(参照画像群)の画像データから求めた相関値の平均値μc2、および標準偏差値σc2を用いる。
ここで制御回路18は、基準画像BI2と複数の参照画像DI1(参照画像群)の画像データから求めた相関値の平均値μc2、標準偏差値σc2の値を用いてマハラノビス距離D’2を演算により生成する。
また、照合の順番の決定には、類似した複数の画像データと基準画像BI1との間でそれぞれ生成した相関値は近い値を示すという特徴を利用している。
ステップST216において、制御回路18は、ステップST215で特定された各登録画像AIMに、前述の手順と同様に位置合わせ処理、ハフ変換処理、マスク処理を施し、照合画像RIMとの相関値およびマハラノビス距離を演算により生成する。
ここでのマハラノビス距離の生成には、例えば図11に示すように、照合対象として特定された各登録画像を登録する際に生成した平均値、標準偏差値を用いる。
例えば、登録画像AIM(1)が照合対象として特定された場合、平均値μ1、標準偏差値σ1を基に、照合画像RIMとのマハラノビス距離を生成する。
ステップST217において、制御回路18は、ステップST216で生成したマハラノビス距離が、予め設定された閾値よりも大きいか否か判断する。閾値よりも大きいと判断した場合にステップST220の処理に進む。一方、閾値以下である判断した場合にステップST218の処理に進む。
ステップST218において、制御回路18は、閾値以下と判断した場合に、ステップST215で照合対象として特定したN個の登録画像AIM全てに照合処理を行ったか否かを判断し、判断の結果、
特定した全てのN個の登録画像AIMに照合処理を施していないと判断した場合に、ステップST216の処理に戻り、次の照合対象の登録画像AIMに対して前述と同様に照合処理を行う。一方、制御回路18は、特定した全てのN個の登録画像AIMに照合処理を施したと判断した場合に、ステップST219の処理に進む。
ステップST219において、制御回路18は、照合対象として特定した全ての登録画像AIMに対して照合処理が終わっていると判断した場合に、照合画像RIMと登録画像AIMとが一致しないと判断する。
ステップST220において、制御回路18は、閾値を超えている場合は検索対象として特定された登録画像AIMと照合画像RIMとが一致したと判断し、例えば動作処理部19に所定処理を行わせる。
例えば本発明に係る照合装置1をセキュリティ分野における静脈パターン照合装置に応用した場合には、制御回路18は、動作処理部19により電子錠を解除させる等の処理を行わせる。
以上、説明したように、相関値の度数分布パターンの平均値μと標準偏差値σを基に、相関値を正規化するマハラノビス距離を用いて照合処理を行うので、より高精度に照合処理を行うことができる。
また、ハフ変換処理を施した登録画像AIMや照合画像RIM、基準画像BI1等を基に各相関値を生成したので、線形状パターンを含む画像を照合する場合に、より高精度に照合処理を行うことができる。
また、入力された被照合画像とデータベース11に記憶された複数の登録画像との照合を行なう際に、入力された画像データから抽出した特徴量と予め用意された基準画像データから抽出された特徴量との相関度を算出し、データベース内に格納されている各画像データと基準画像データによって同様に算出された相関度とを比較して、相関度が近い画像データのみ照合処理を行なうことにより、データベースに格納された全画像データと逐次照合処理を行なう場合に比べ、処理時間を大幅に短縮することが可能となる。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な改変が可能である。
例えば、本実施形態では、2個の基準画像BI1,BI2を用いて、照合処理時に階層的に照合に用いる登録画像を特定したが、この形態に限られるものではない。基準画像を3つ以上用いて照合対象の登録画像を絞り込んでもよいし、基準画像を1つとする構成としてもよい。
また、照合の順番を決定する指標としてマハラノビス距離を導入したが、マハラノビス距離を算出する前段の相関値(類似度)の段階で照合の順位を決定してもよい。
また、本実施形態では、相関値として、予め規定された複数の参照画像と基準画像との間の複数の相関値に基づいて、第1および第2の相関値を正規化して生成されるマハラノビス距離を用いたが、この形態に限られるものではない。
また、本実施形態では制御回路18がプログラムPRGを実行することにより本発明に係る機能を実現したが、この形態に限られるものではない。例えば、ハードワイヤドにより実現してもよい。
また、上述した実施形態を組み合わせてもよい。
本発明は、画像を照合する照合システムに適用できる。
本発明の一実施形態に係る照合装置1の機能ブロック図である。 図1に示した照合装置1のハフ変換処理部13の動作を説明するための図である。 図2に示したハフ変換処理を説明するための図である。 図1に示した照合装置1の画像変換処理を説明するための図である。 図1に示した相関値演算部15の動作の一実施形態を説明するための図である。 本発明に係るマハラノビス距離を説明するための図である。(a)は、例えば基準画像BI1と、複数の参照画像DI1との相関度を生成した場合の度数分布パターンを示す図である。(b)は、例えば基準画像BI2と、複数の参照画像DI1との相関度を生成した場合の度数分布パターンを示す図である。 マハラノビス距離と標準正規分布との関係を示す図である。 図1に示した照合装置1の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した照合装置1の動作の他の具体例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した照合装置1の登録時の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した照合装置1が記憶するテーブルTの一具体例を示す図である。 図1に示した照合装置1の照合時の動作を説明するための図である。
符号の説明
1…照合装置、10…画像入力部、11…データベース、12…位置合わせ処理部、13…ハフ(Hough)変換処理部、14…マスク処理部、15…マハラノビス距離(相関値)演算部、16…検索順位決定部、17…メモリ、18…制御回路(CPU)、19…動作処理部。

Claims (6)

  1. 画像照合を行うコンピュータの照合方法であって、
    入力された複数の登録画像のそれぞれに対して、複数の参照画像との間の相関値である複数の第1の相関値を生成する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて生成した前記複数の第1の相関値の平均値及び標準偏差を生成する第2のステップと、
    前記複数の登録画像のそれぞれと、少なくとも1つの基準画像との間の相関値である複数の第2の相関値を生成する第3のステップと、
    前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記複数の第2の相関値とを基に、第3の相関値を生成する第4のステップと、
    前記基準画像と入力された被照合画像との間の第の相関値を生成する第のステップと、
    前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記第4の相関値とを基に、第5の相関値を生成する第6のステップと、
    前記第4のステップにおいて生成された前記第3の相関値、および前記第のステップにおいて生成された前記第の相関値に基づいて、前記複数の登録画像のうち前記被照合画像との照合に用いる登録画像を特定し、または前記登録画像の前記照合に用いる順番を決定する第のステップと、
    を有する照合方法。
  2. 前記第のステップは、前記第の相関値と前記第の相関値との差が小さい順に設定個数だけ、前記第の相関値に対応する前記複数の登録画像のうち前記照合に用いる一部の前記登録画像を特定する
    請求項1に記載の照合方法。
  3. 前記第のステップは、前記第3の相関値および前記第の相関値との差が小さい順に、前記照合に用いる前記登録画像の順番を決定し、
    照合時に、規定された条件を満たしたことを条件に、前記条件を満たした登録画像以降の順番の前記登録画像について前記照合を行わない
    請求項1記載の照合方法。
  4. 前記第のステップにおいて、ハフ変換処理が施された前記基準画像と被照合画像との間の第の相関値を生成し、
    前記第のステップにおいて、前記ハフ変換処理が施された前記基準画像と複数の登録画像それぞれとの間の複数の第2の相関値を生成する
    請求項1に記載の照合方法。
  5. 画像照合を行うコンピュータであって、
    複数の参照画像と、少なくとも1つの基準画像とを記憶する記憶部と、
    2つの画像間の相関値を生成する相関値演算部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    入力された複数の登録画像を前記記憶部に記憶させ、前記複数の登録画像のそれぞれに対して、複数の参照画像との間の相関値である複数の第1の相関値を前記相関値演算部に生成させ、
    生成された前記複数の第1の相関値の平均値及び標準偏差を生成し、
    前記複数の登録画像のそれぞれと、少なくとも1つの基準画像との間の相関値である複数の第2の相関値を前記相関値演算部に生成させ、
    前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記複数の第2の相関値とを基に、第3の相関値を前記相関値演算部に生成させ、
    前記基準画像と入力された被照合画像との間の第4の相関値を前記相関値演算部に生成させ、
    前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記第4の相関値とを基に、第5の相関値を前記相関値演算部に生成させ、
    前記第3の相関値及び前記第の相関値に基づいて、前記複数の登録画像のうち前記被照合画像との照合に用いる登録画像を特定し、または前記登録画像の前記照合に用いる順番を決定する
    コンピュータ。
  6. 画像照合を行うコンピュータの実行するプログラムであって、
    入力された複数の登録画像のそれぞれに対して、複数の参照画像との間の相関値である複数の第1の相関値を生成する第1の手順と、
    前記第1の手順において生成した前記複数の第1の相関値の平均値及び標準偏差を生成する第2の手順と、
    前記複数の登録画像のそれぞれと、少なくとも1つの基準画像との間の相関値である複数の第2の相関値を生成する第3の手順と、
    前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記複数の第2の相関値とを基に、第3の相関値を生成する第4の手順と、
    前記基準画像と入力された被照合画像との間の第の相関値を生成する第の手順と、
    前記第1の相関値の平均値及び標準偏差と、前記第4の相関値とを基に、第5の相関値を生成する第6の手順と、
    前記第4の手順において生成された前記第3の相関値、および前記第の手順において生成された前記第の相関値に基づいて、前記複数の登録画像のうち前記被照合画像との照合に用いる登録画像を特定し、または前記登録画像の前記照合に用いる順番を決定する第の手順と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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