JP6908843B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
生体認証では特徴点を用いた照合が一般的に利用されている。特徴点を用いた照合では、画像の中で特徴的な点(特徴点)を抽出し、特徴点近傍の画像から算出した特徴量をもとに照合を行う。図7(A)に一例を示すように、指紋や静脈等の生体画像700において分岐点701や端点702、703等を特徴点として抽出し、特徴点近傍の画像から特徴量を算出する(図7(B)参照)。特徴量としては、例えばLPQ(Local Phase Quantization)等がある(例えば、非特許文献1参照)。
照合処理では、例えば登録データに含まれる特徴量と照合データに含まれる特徴量との比較を行い、登録画像の特徴点に対して、ペアとなる照合画像の特徴点を探索する。ペアの相手としては、登録画像の注目している特徴点との空間的な距離が閾値以下となる照合画像の各特徴点との比較において特徴量が最も似ている特徴点が選ばれる。
特徴点のペアの探索について図8を参照して説明する。例えば、登録画像800の特徴点801に対してペアとなる特徴点を照合画像810から探索する場合、特徴点801と照合画像810の各特徴点811〜814との空間的な距離が閾値以下であれば、特徴点801と各特徴点811〜814との特徴量がどの程度似ているかを示す特徴量スコアを算出し、最大のスコアを与える特徴点をペアの相手とする。このような特徴点のペアの探索を、登録画像800の他の特徴点802、803、804についてもそれぞれ実行する。そして、得られたすべての特徴点のペアの探索結果から照合処理での判定に用いる最終スコアを求める。例えば、図9に示すように特徴点のペアの探索結果を特徴量スコアでソートし、特徴量スコアの上位側から数個の平均やメディアン等を求めて最終スコアとして認証を行う。
また、照合処理では登録画像と照合画像とを位置合わせするために、照合画像に適用する回転角及び平行移動量の位置合わせ用パラメータを特徴点のペアをもとに求める。例えば、図10(A)に示すように登録画像1000の特徴点1001と照合画像1010の特徴点1011とがペアであるとし、特徴点1001の座標が(Xri,Yri)、特徴点1011の座標が(Xii,Yii)であるとする。なお、各座標の添え字における2文字目のiは、位置合わせ用パラメータの算出に用いる特徴点のペアを表すインデックスである。
照合画像に適用する位置合わせ用パラメータの回転角をθ、X方向及びY方向の平行移動量を(cx,cy)とすると、照合画像の特徴点の座標変換は図10(B)に示すようになる。すなわち、照合画像1010の特徴点1011の変換後の座標(X'ii,Y'ii)は、(X'ii,Y'ii)=(Xiicosθ−Yiisinθ+cx,Xiisinθ+Yiicosθ+cy)となる。そして、下記式で示される評価関数E、つまり最小二乗法により特徴点のペアとして対応する登録画像の特徴点(Xri,Yri)と照合画像の座標変換後の特徴点(X'ii,Y'ii)との位置差が最小となる位置合わせ用パラメータの組(θ、cx,cy)を取得する。
Figure 0006908843
ここで、位置合わせ用パラメータを取得する際に用いる特徴点のペアには、誤った対応の特徴点のペアが含まれている可能性があり、単純に特徴量スコアが上位のペアを利用すると正しい結果が得られないことがある。そこで、特徴量スコアの上位M個の内からN個(M>N)の特徴点のペアを選択して、位置合わせ用パラメータを求める。N個の特徴点のペアの選択方法は、例えばランダム(Random sample consensus:RANSAC)や総当たりで選択する。N個の特徴点のペアの選び方によって複数の位置合わせ用パラメータが取得されるが、最良の最終スコアを与える位置合わせ用パラメータを採用することで、誤った対応の特徴点のペアが含まれている場合でも精度良い位置合わせが可能となる。
また、複数の画像間の位置合わせにおいて、優先して位置合わせする優先特徴点及び低い優先順位で位置合わせする非優先特徴点を作業者が指示して、非優先特徴点の重みよりも大きい値の優先特徴点の重みを設定して、優先特徴点と優先特徴点の重み及び非優先特徴点と非優先特徴点の重みに基づき画像の位置合わせを行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−147026号公報
Ojansivu V and Heikkila, "Blur insensitive texture classification using local phase quantization," Proc. Image and Signal Processing (ICISP 2008), Vol.5099, 2008, pp.236-243
高精度な認証を実現するには、登録画像と照合画像との位置合わせ精度が重要である。前述した位置合わせ用パラメータの算出においては、特徴点のペアのすべてを均等に扱い、位置合わせ用パラメータを取得していた。しかし、実際には特徴点のペア毎に重要性や信頼度が異なる。しかし、このような点を考慮せずに、特徴点のペアをもとに位置合わせ用パラメータを取得し、登録画像と照合画像との位置合わせを行っていた。1つの側面では、本発明の目的は、登録画像と照合画像との位置合わせ精度を向上させることにある。
画像処理装置の一態様は、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定する重み設定部と、設定される重みを用いて複数の特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した特徴点間の位置差に基づいて登録画像と照合画像とを位置合わせする位置合わせ部とを有する。
発明の一態様においては、登録画像と照合画像との位置合わせ精度を向上させることができる。
図1は、本実施形態における画像処理装置の構成例を示す図である。 図2は、図1に示した画像処理装置の照合処理の例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態における重み設定の例を示す図である。 図4は、本実施形態における重み設定を説明する図である。 図5(A)及び図5(B)は、本実施形態における重み設定を説明する図である。 図6は、本実施形態における画像処理装置を実現可能なコンピュータの機能ブロック図である。 図7(A)及び図7(B)は、特徴点及び特徴量を説明する図である。 図8は、特徴点のペアの探索を説明する図である。 図9は、特徴点のペアの探索結果の例を示す図である。 図10(A)及び図10(B)は、位置合わせ処理を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
以下では、本発明の一実施形態における画像処理装置を生体認証装置に適用した場合を例に説明する。図1は、本実施形態における画像処理装置の構成例を示すブロック図であり、図2は、図1に示した画像処理装置の照合処理の例を示すフローチャートである。
本実施形態では、登録画像と照合画像とを位置合わせするために照合画像に適用する位置合わせ用パラメータの算出の精度を向上させるため、特徴点のペアに対してペアの信頼度を表す重みを設定し、重み付きの最小二乗演算を行って位置合わせ用パラメータを取得する。例えば、図3に示すように探索された特徴点のペア毎に重みWを設定し、下記式で示される重みを反映した評価関数Eを用いて位置合わせ用パラメータの回転角θ、X方向及びY方向の平行移動量(cx,cy)を算出する。なお、iは位置合わせ用パラメータの算出に用いる特徴点のペアを表すインデックスである。
Figure 0006908843
図1に示すように、本実施形態における画像処理装置100は、制御部101、画像入力部102、撮影部103、データベース部104、記憶部105、特徴抽出部106、及び照合処理部107を有する。制御部101は、画像処理装置100全体の制御を行い、画像処理装置100が有する各機能部を統括的に制御する。
画像入力部102は、被写体に係る生体画像を入力する。撮影部103は、被写体に係る生体画像の撮影処理を実行し、撮影した生体画像を画像入力部102に出力する。撮影部103は、例えば指紋センサや静脈センサである。例えば、撮影部103が静脈センサであれば、照明部により被写体に近赤外線を照射し、その反射光をCMOSイメージセンサやCCDイメージセンサ等の撮像素子部で撮影することで、生体画像を撮影する。ここでは、撮影部103は照合処理部107やデータベース部104と一体で画像処理装置100内に内蔵されているが、インターネットやUSB等のインタフェースを介して画像入力部102に接続されてもよい。
データベース部104は、登録データ(テンプレート)やID情報等の生体認証に使用するデータを記憶する。記憶部105は、生体画像を保持する画像バッファ等として利用される。データベース部104は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の不揮発性の記憶装置であり、記憶部105は、例えば、いわゆるワークメモリとして利用される半導体メモリである。
特徴抽出部106は、生体画像の中で特徴的な点(特徴点)を抽出し、特徴点近傍の画像から認証に使用する特徴量を算出する。照合処理部107は、登録データと照合データ(入力データ)との照合処理を行う。照合処理部107は、特徴抽出部106が抽出した特徴量(特徴データ)を用い、登録データと照合データ(入力データ)とがどの程度似ているかを示す類似度(スコア)を算出する。照合処理部107は、算出した類似度(スコア)に基づいて、本人であるか他人であるかを判定する。
照合処理部107は、スコア計算部108、重み設定部109、位置合わせ部110、最終スコア算出部111、及び判定部112を有する。スコア計算部108は、特徴点のペアの探索を実行し、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の何れかの特徴点に対応付けて特徴点のペアを生成する。スコア計算部108は、登録画像の特徴点と照合画像の特徴点との比較を行い、特徴点の特徴量を基に特徴量スコア(特徴量の類似度)を算出して、図3に示したような特徴点のペアの情報を取得する。スコア計算部108は、生成部の一例である。なお、特徴量スコアとしては、例えばハミング距離やベクトル相関係数等を適用できる。
重み設定部109は、登録画像と照合画像とを位置合わせするための位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWを設定する。前述したように位置合わせ用パラメータを算出する際、特徴点のペアが持つ位置合わせに関する情報量は、隣接するペアへの距離が大きいほうが相対的に大きくなる。一般的に、位置合わせパラメータの算出に用いるペアの特徴点の近傍では位置合わせ誤差は小さいが、それら特徴点から離れるに従って位置合わせ誤差は大きくなる。そのため、画像全体の位置合わせ誤差を小さくするには、位置合わせパラメータの算出に用いるペア同士はなるべく離れていることが望ましい。このことから、他のペアからの距離が小さいペアが持つ位置合わせに関する情報量は、他のペアからの距離が大きいペアが持つ位置合わせに関する情報量よりも相対的に小さいといえる。そこで、本実施形態では、重み設定部109は、位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWとして、特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度(最も近い他のペアまでの距離)に応じた重みWDを設定する。
図4を参照して、重み設定部109が設定する重みWDについて説明する。図4には、登録画像400及び照合画像410において特徴点のペアが3つ存在する例を示しており、特徴点401と特徴点411がペアとなり、特徴点402と特徴点412がペアとなり、特徴点403と特徴点413がペアとなっている。
特徴点401と特徴点411のペアと、特徴点402と特徴点412のペアは、距離(L1)が離れているため、位置合わせ用パラメータの算出における情報量は大きい。一方、特徴点402と特徴点412のペアと、特徴点403と特徴点413のペアは、距離(L2)が非常に小さく、位置合わせ用パラメータの算出における有効な情報量としては少ない。
この場合、例えば、特徴点401と特徴点411のペアの重みWDが大きい値となり、特徴点402と特徴点412のペア及び、特徴点403と特徴点413のペアの重みWDが小さい値となるように設定する。このように重みWDを設定することで、位置合わせ用パラメータに対する特徴点のペアの寄与を、特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの離散度(隣接する他のペアまでの距離)に応じて変化させることができ、位置合わせ用パラメータの算出の精度を高め、登録画像と照合画像との位置合わせ精度を向上させることが可能となる。
本例では、距離の範囲毎に予め重みが設定されており、各ペアに対し、最も近い他のペアまでの距離に対応する重みが付与されるものとする。図4に示した例では、特徴点401と特徴点411のペアから最も近い他のペアは、特徴点402と特徴点412のペアであり、距離はL1である。特徴点402と特徴点412のペアから最も近い他のペアは、特徴点403と特徴点413のペアであり、距離はL2である。特徴点403と特徴点413のペアから最も近い他のペアは、特徴点402と特徴点412のペアであり、距離はL2である。ここでは、最も近い他の特徴点のペアまでの距離が長いペアほど離散度が高いとみなし、より大きい重みが設定されている。特徴点401と特徴点411のペアの重みWDを1.0に設定し、特徴点402と特徴点412のペア及び、特徴点403と特徴点413のペアの重みWDを0.5に設定している。回転角θや平行移動量(cx,cy)等の位置合わせ用パラメータを求める際、重みを反映した評価関数Eを用いて、登録画像及び照合画像の特徴点間の位置差が最小となるようにパラメータを求める。この際、位置差として特徴点401と特徴点411のペアの誤差は1.0分の値を持ち、特徴点402と特徴点412のペア及び、特徴点403と特徴点413のペアの誤差はそれぞれ0.5分の値を持つという条件でパラメータを求めることを意味する。
図4に示した例では、説明のために重みWDとして1.0や0.5を設定する例を示したが、重み設定部109は、例えば重みWDをWD=eαXに従って設定することで、隣接する他のペアまでの距離が近い場合に重みWDが小さい値となるように設定する。なお、eはネイピア数であり、αは正の定数であり、Xは着目している特徴点のペアに最も近い特徴点のペアまでの距離である。距離Xとしては、登録画像での距離を用いてもよいし、照合画像での距離を用いてもよい。また、図4に示した例では、各ペアは互いに平行であるが、非平行の場合も想定できる。非平行の場合のペア間距離は、例として、登録側の特徴点間距離、照合側の特徴点間距離、登録側の特徴点間距離と照合側の特徴点間距離の最小値、又は登録側の特徴点間距離と照合側の特徴点間距離の平均値が挙げられる。
図1に戻り、位置合わせ部110は、重み設定部109により特徴点のペア毎に設定される重みWを用いて特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した特徴点間の位置差に基づいて登録画像と照合画像とを位置合わせする。本例では、位置合わせ部110は、特徴点のペア毎に設定された他の特徴点のペアとの離散度に応じた重みWDを用いて、前述した重みを反映した評価関数Eにより回転角θや平行移動量(cx,cy)等の位置合わせ用パラメータを取得する。
最終スコア算出部111は、照合処理での判定に用いる最終的なスコア(最終スコア)を算出する。最終スコア算出部111は、算出部の一例である。最終スコア算出部111は、位置合わせ部110により取得した位置合わせ用パラメータに従って位置合わせした後の特徴点のペアを求め、特徴量スコアの上位側の数個の平均やメディアン等を登録画像と照合画像との類似度を表す最終スコアとして出力する。判定部112は、最終スコア算出部111が算出した最終スコアに基づいて、生体画像が入力された被写体が本人であるか他人であるかを判定する。
次に、図2を参照して本実施形態における画像処理装置の照合処理について説明する。照合処理を開始すると、ステップS201にて、照合処理部107のスコア計算部108は、登録データと照合データの対応関係を求める。スコア計算部108は、登録データに含まれる特徴量と照合データに含まれる特徴量との比較を行い、登録画像の特徴点に対して、ペアとなる照合画像の特徴点を探索する。このとき、スコア計算部108は、特徴点のペアにおける特徴量スコアを計算する。
次に、ステップS202にて、照合処理部107の重み設定部109は、特徴点のペア毎に、登録画像と照合画像とを位置合わせするための位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWを、特徴点のペアの信頼度に基づいて計算して設定する。そして、照合処理部107は、ステップS203〜S207のループ処理を実行する。
ステップS204にて、照合処理部107の位置合わせ部110は、複数の特徴点のペアの内からN個の特徴点のペアを選択し、ステップS202において設定された重みWを用いて、登録画像と照合画像とを位置合わせするための位置合わせ用パラメータを算出する。位置合わせ部110は、特徴点のペア毎に設定された重みWで重み付けしたN個のペアの特徴点間の位置差に基づいて、重みを反映した評価関数Eにより位置合わせ用パラメータを算出する。
続いて、ステップS205にて、照合処理部107の最終スコア算出部111は、ステップS204において算出した位置合わせ用パラメータに従って登録画像と照合画像との位置合わせを行った後の特徴点のペアに基づいて最終スコアを算出する。そして、ステップS206にて、最終スコア算出部111は、ステップS205において算出した最終スコアが、記録済みの最終スコアより高い場合、記録する最終スコアをステップS205において算出した最終スコアで更新する。このようにして最良の最終スコアを記録する。
その後、照合処理部107は、ステップS203〜S207のループ処理を所定回数繰り返す。例えば、図3に示した例では7個の特徴点のペアが求まっているが、ステップS204において、この中からN=3個の特徴点のペアをランダムに選択し、3個の特徴点のペアの情報から位置合わせ用パラメータを算出する。このような処理を所定回数行う。なお、求まっている特徴点のペアからN個の特徴点のペアをランダムに選択するのではなく、N個の特徴点のペアの可能な組み合わせの総当りでステップS203〜S207のループ処理を繰り返し行うようにしてもよい。
ステップS203〜S207のループ処理を所定回数繰り返して実行した後、ステップS208にて、最終スコア算出部111が記録されている最終スコアを出力し、判定部112が、出力された最終スコアに基づいて本人であるか他人であるかを判定し、照合処理を終了する。
以上のようにして本実施形態における画像処理装置は、特徴点のペアの信頼度に応じた重みを設定して位置合わせ用パラメータを求めることで、登録画像と照合画像との位置合わせ精度を向上させることができ、認証精度を改善することができる。位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWとして、特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの離散度(隣接する他のペアまでの距離)に応じた重みWDを設定することで位置合わせに必要な適切な重み情報を設定することが可能となる。
なお、前述した説明では、位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWとして、特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度(最も近い他のペアまでの距離)に応じた重みWDを設定するようにしているが、重みWDに加えて、他の重みを設定して重み付けを行うようにしてもよい。他の重みとしては、例えば画像の明るさに応じた重みや、特徴点のペアの生成時の特徴量スコアの差に応じた重みや、特徴量スコアに応じた重みがある。
・画像の明るさに応じた重みWI1、WI2
例えば、手のひら静脈認証のように自照明を使って撮影した画像では、撮影条件(手のひらまでの距離や照明の当たり方)によって撮影画像の明るさが変わる。例えば、画像中心部は明るいが、画像中心から離れた画像周辺部は照明が当たり難く、画像が暗くなる。そのため、画像周辺部の特徴点の特徴量は信頼性が低い場合があり、結果として画像周辺部に位置する特徴点のペアの信頼度が低下する。
そこで、重みWとして、重みWDに加えて、画像中心からの距離に応じた重みWI1、WI2を設定するようにしてもよい。すなわち、W=WD×WI1×WI2に従って算出された重みWを設定するようにしてもよい。なお、重みWI1が登録画像における画像の明るさに応じた重みであるとし、重みWI2が照合画像における画像の明るさに応じた重みであるとする。
登録画像における画像の明るさに応じた重みWI1は、例えばWI1=e-βΔに従って算出される。ここで、βは正の定数であり、Δは画像中心からの距離である。このように画像中心からの距離Δに応じた重みを設定することで、手のひら静脈認証センサのように自照明を用いて画像を撮影する場合において照明が当たり難い特徴点のペアに対する重みを低くすることが可能となり、位置合わせ用パラメータの算出精度を高め、結果として認証精度を改善することができる。なお、照合画像における画像の明るさに応じた重みWI2も同様にして算出すればよい。
また、画像中心からの距離ではなく、直接的に特徴量を抽出する生体画像の輝度値を基に重みWI1、WI2を計算しても良い。例えば、被写体(例:手のひら)が傾いている場合、傾いている領域の輝度値が下がる。このような領域から算出した特徴点のペアに対する重みを下げるため、特徴量を計算する領域である特徴点領域の平均輝度を基に重みを設定するようにしてもよい。
この場合、登録画像における画像の明るさに応じた重みWI1は、例えばWI1=γ<I1>に従って算出される。ここで、γは正の定数であり、<I1>は登録画像の特徴点領域の平均輝度値である。定数γが正である場合、平均輝度値が高い方が重みWI1は大きくなる。なお、照合画像における画像の明るさに応じた重みWI2も同様にして算出すればよい。
例えば、手のひら静脈認証装置は非接触で認証できる利点がある一方、被写体である手のひらの姿勢変動(高さや傾きなどの変化)が他のモダリティよりも大きくなる場合がある。そのため、姿勢変動が存在する場合でも認証精度を維持することが必要であり、登録画像と照合画像との位置合わせ精度が重要である。また、手のひら静脈認証センサを小型化すると照明が不均一になる傾向があり、画像周辺部が暗くなり易い。位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWとして、他の特徴点のペアとの離散度に応じた重みWDや画像の明るさに応じた重みWI1、WI2を適用することで、登録画像と照合画像との位置合わせ精度を向上させることができ、認証精度を改善することが可能となる。
・特徴点のペアの生成時の特徴量スコアの差に応じた重みWDf
特徴点のペアの生成時には、登録画像のある特徴点に対して、照合画像の比較対象の特徴点の内で特徴点の類似度を示す特徴量スコアが最も良い特徴点をペアとなる特徴点として採用する。ここで、第1位と第2位以下の特徴量スコアの差に着目すると、1位と2位との特徴量スコアが大きく離れている場合は問題ないが、1位と2位の特徴量スコアの差が僅少である場合、誤ってペアとなっている可能性が相対的に高くなる。なお、1位の特徴量スコアとは、注目する特徴点に対する特徴点のペアの生成時に算出される特徴点のペアの特徴量スコア(特徴量の類似度)であり、2位の特徴量スコアとは、注目する特徴点に対して特徴点のペアではないとされた特徴点との特徴量スコア(特徴量の類似度)の内で最も高いものである。そこで、重みWとして、重みWDに加えて、1位と2位との特徴量スコアの差に応じた重みWDfを設定するようにしてもよい。すなわち、W=WD×WDfに従って算出された重みWを設定するようにしてもよい。
例えば、図5(A)に示すように、登録画像500の特徴点501と照合画像510の特徴点502との特徴量スコアが80であり、登録画像500の特徴点501と照合画像510の特徴点503との特徴量スコアが30である場合、照合画像510の特徴点502が登録画像500の特徴点501に対応している可能性が高い。このように1位と2位との特徴量スコアの差が大きい場合、特徴量スコアの差に応じた重みWDfを大きい値に設定する。
一方、図5(B)に示すように、登録画像500の特徴点504と照合画像510の特徴点505との特徴量スコアが80であり、登録画像500の特徴点504と照合画像510の特徴点506との特徴量スコアが78である場合、誤ってペアとなっている可能性が高くなる。このように1位と2位との特徴量スコアの差が小さい場合、特徴量スコアの差に応じた重みWDfを小さい値に設定する。このように特徴点のペアの生成時における1位と2位の特徴量スコアの差に応じた重みを設定することで、1位と2位の特徴量スコアの差が小さく誤ってペアとなっている可能性がある特徴点のペアに対する重みを低くすることが可能となり、位置合わせ用パラメータの算出精度を高め、結果として認証精度を改善することができる。
・特徴量スコアに応じた重みWS
特徴点のペアの特徴量スコア(特徴量の類似度)が高いほど特徴点のペアの信頼性が高いと考えらえるため、重みWとして、重みWDに加えて、特徴量スコアに応じた重みWSを設定するようにしてもよい。すなわち、W=WD×WSに従って算出された重みWを設定するようにしてもよい。特徴量スコアに応じた重みWSは、特徴量スコアが高いほど大きい値となるように設定する。
なお、これらの重みを組み合わせて、位置合わせ用パラメータを算出する際に用いる重みWを設定しても良く、例えばW=WD×WI1×WI2×WDf×WSに従って算出された重みWを設定するようにしてもよい。なお、適用しない重みについては値1として重みWを算出すればよい。
前述した実施形態による画像処理装置は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の実施形態として適用することができる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータがプログラムを実行し処理を行うことにより、前述の実施形態の機能が実現されるプログラムプロダクトは、本発明の実施形態として適用することができる。プログラムプロダクトとしては、例えば前述の実施形態の機能を実現するプログラム自体、プログラムが読み込まれたコンピュータがある。また、プログラムプロダクトとして、ネットワークを介して通信可能に接続されたコンピュータにプログラムを提供可能な送信装置、前記送信装置を備えるネットワークシステム等がある。
また、供給されたプログラムとコンピュータにおいて稼動しているオペレーティングシステム(OS)又は他のアプリケーション等とにより前述の実施形態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明の実施形態として適用することができる。また、供給されたプログラムの処理のすべて又は一部がコンピュータの機能拡張ユニットにより行われて前述の実施形態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明の実施形態として適用することができる。また、本実施形態をネットワーク環境で利用するべく、全部又は一部のプログラムが他のコンピュータで実行されるようになっていてもよい。
例えば、前述した実施形態による画像処理装置は、図6に示すようなコンピュータにより実現することができる。図6に示すコンピュータは、記憶部105の一例としてのメモリ601、制御部101、特徴抽出部106及び照合処理部107の実行主体の一例としてのCPU(Central Processing Unit)602、データベース部104の一例としてのハードディスクドライブ(HDD)603、出力装置604、記録媒体605用のドライブ装置606、撮影部103の一例としての入力装置607、及びネットワークに接続するための通信制御部608がバス609で接続されている。オペレーティングシステム(OS)及び前述した実施形態における処理を実施するためのアプリケーションプログラムは、HDD603に格納されており、CPU602により実行される際にはHDD603からメモリ601に読み出される。CPU602は、アプリケーションプログラムの処理内容に応じて出力装置604、ドライブ装置606、通信制御部608等を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ601に格納されるが、HDD603に格納されるようにしてもよい。本例では、前述した処理を実施するためのアプリケーションプログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能な可搬型の記録媒体605に格納されて頒布され、ドライブ装置606からHDD603にインストールされる。インターネット等のネットワーク及び通信制御部608を経由して、HDD603にインストールされる場合もある。このようなコンピュータは、前述したCPU602、メモリ601等のハードウェアとOS及びアプリケーションプログラム等のソフトウェアとが有機的に協働することにより、前述した実施形態の各種機能を実現する。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
以上の本実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定する重み設定部と、
前記重み設定部により設定される重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせする位置合わせ部とを有することを特徴とする画像処理装置。
(付記2)
前記位置合わせ部により位置合わせされた前記登録画像と前記照合画像の特徴点のペアの前記特徴量の類似度から、前記登録画像と前記照合画像との類似度を算出する算出部を有することを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
(付記3)
前記登録画像の特徴点と前記照合画像の特徴点とを前記特徴量の類似度に基づいて対応付け前記特徴点のペアを生成する生成部を有することを特徴とする付記1又は2記載の画像処理装置。
(付記4)
前記重み設定部は、さらに前記特徴点のペア毎に、前記複数の特徴点の内の第1の特徴点に対する前記特徴点のペアの生成時に算出される前記特徴点のペアの前記特徴量の類似度と、第1の特徴点に対して前記特徴点のペアではないとされた前記特徴点の前記特徴量との類似度との差に応じた重みを設定することを特徴とする付記1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
(付記5)
前記重み設定部は、さらに前記特徴点のペア毎に、前記登録画像及び前記照合画像の明るさに応じた重みを設定することを特徴とする付記1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。
(付記6)
前記重み設定部は、さらに前記特徴点のペア毎に、前記特徴点のペアの前記特徴量の類似度に応じた重みを設定することを特徴とする付記1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
(付記7)
前記他の特徴点のペアとの離散度は、最も近い他の特徴点のペアまでの距離であることを特徴とする付記1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
(付記8)
前記位置合わせ部は、生成された複数の前記特徴点のペアの中から選択した複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせすることを特徴とする付記1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置。
(付記9)
前記位置合わせ部は、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像との位置合わせに用いるパラメータを取得することを特徴とする付記1〜8の何れか1項に記載の画像処理装置。
(付記10)
前記パラメータは、画像に対する回転角及び平行移動量の情報を含むことを特徴とする付記9記載の画像処理装置。
(付記11)
画像処理装置の重み設定部が、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定し、
前記画像処理装置の位置合わせ部が、設定された前記重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせすることを特徴とする画像処理方法。
(付記12)
画像処理装置の重み設定部が、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定するステップと、
前記画像処理装置の位置合わせ部が、設定された前記重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせするステップとをコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
(付記13)
画像処理装置の重み設定部が、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定するステップと、
前記画像処理装置の位置合わせ部が、設定された前記重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせするステップとをコンピュータに実行させるための画像処理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
100 画像処理装置
101 制御部
102 画像入力部
103 撮影部
104 データベース部
105 記憶部
106 特徴抽出部
107 照合処理部
108 スコア計算部
109 重み設定部
110 位置合わせ部
111 最終スコア算出部
112 判定部

Claims (10)

  1. 登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定する重み設定部と、
    前記重み設定部により設定される重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせする位置合わせ部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記位置合わせ部により位置合わせされた前記登録画像と前記照合画像の特徴点のペアの前記特徴量の類似度から、前記登録画像と前記照合画像との類似度を算出する算出部を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記登録画像の特徴点と前記照合画像の特徴点とを前記特徴量の類似度に基づいて対応付け前記特徴点のペアを生成する生成部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記重み設定部は、さらに前記特徴点のペア毎に、前記複数の特徴点の内の第1の特徴点に対する前記特徴点のペアの生成時に算出される前記特徴点のペアの前記特徴量の類似度と、第1の特徴点に対して前記特徴点のペアではないとされた前記特徴点の前記特徴量との類似度との差に応じた重みを設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記重み設定部は、さらに前記特徴点のペア毎に、前記登録画像及び前記照合画像の明るさに応じた重みを設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記重み設定部は、さらに前記特徴点のペア毎に、前記特徴点のペアの前記特徴量の類似度に応じた重みを設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記他の特徴点のペアとの離散度は、最も近い他の特徴点のペアまでの距離であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記位置合わせ部は、生成された複数の前記特徴点のペアの中から選択した複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせすることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置の重み設定部が、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定し、
    前記画像処理装置の位置合わせ部が、設定された前記重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせすることを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像処理装置の重み設定部が、登録画像の複数の特徴点のそれぞれを照合画像の複数の特徴点の内の何れかの特徴点に特徴量の類似度に基づいて対応付け生成された特徴点のペアに対し、前記特徴点のペア毎に他の特徴点のペアとの位置の離散度に応じた重みを設定するステップと、
    前記画像処理装置の位置合わせ部が、設定された前記重みを用いて複数の前記特徴点のペアの特徴点間の位置差を算出し、算出した前記特徴点間の位置差に基づいて前記登録画像と前記照合画像とを位置合わせするステップとをコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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