JP4618798B2 - 陰唇間パッド - Google Patents

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本発明は、位置ズレに伴う経血等の体液の漏れを防止するため、陰唇間に装着する陰唇間パッドに関するものである。
吸収体を備え体液を吸収する吸収性物品として女性用生理用品が広く用いられているが、生理用品は一般に下着やショーツなどに取り付けて用いるため、着用者の衣類に従って動き、着用者の股間部との密着性が低下して、着用者と生理用品との間の隙間を伝って経血が漏れてしまうことがあった。
そこで、生理用ナプキンに補助具を用いて、身体との密着性を向上し、経血の漏れを防止するようにすることが行われているが、これらの補助具は、生理用ナプキンに接合して用いられることから、着用者の活動に応じて生理用ナプキンに位置ズレやヨレ等の変形が生じた場合には、補助具も一緒に位置ズレや変形を起こしてしまうことになる。
この問題を解決するため、女性の陰唇間に挟み込んで装着することで身体との密着性を高め経血のモレを抑制するものとして、陰唇間パッドが知られている。
しかしながら、陰唇間パッドはそれを適切な場所に装着させることが困難であるため、陰唇部へ十分に密着させることが課題となる。
そこで、陰唇間パッドを肌当接面側を二つ折り状に湾曲させて陰唇間に装着しやすい形状とし、かつその裏側に指挿入用の空間、つまり指挿入用洞を設け、さらに、指挿入用洞内における指の位置決めを行い易くするための指用ストッパを設けて、装着時に陰唇間パッドに挿入した指を前記ストッパに突き当てることにより、陰唇間パッドに対する指の位置関係を安定させ、陰唇間への装着をスムーズに行うことを可能とした陰唇間パッドが提案されている(特許文献1参照)。
また、陰唇間に直接パッドを装着する陰唇間パッドも知られている(特許文献2参照)。
この陰唇間パッドは、その非肌当接面側に指挿入用口及び指挿入用空間を形成するためのミニシート片を備え、その指挿入用口から指を挿入し、他方の手の指で陰唇を開きながら陰唇内の適当な位置に装着される。また、使用後に取り出すときも前記指挿入用口から指を挿入して取り出すことで、指を汚すことなく陰唇間パッドの取り替え等が可能である。
しかしながら、特許文献1及び2に記載された陰唇間パッドは、いずれもパッドを陰唇間に挟み込んでいるだけであり、浅く装着された状態では誤って装着中に外れる虞がある。また、ショーツを外したときに一緒に落下する虞もある。さらに、使用後においても肌当接面を表側にした湾曲形状であり、使用後に廃棄するときその肌当接面が露出しているため、手などを汚す虞がある。
WO2002/094150号公報 WO2002/094146号公報
本発明は、以上で述べた従来の陰唇間パッドの問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、陰唇間パッドを陰唇形状にフィットさせて経血などが陰唇間パッド或いは同パッドと併用する生理用ナプキン等の間から漏れることがないようにすると共に、外れ難くすることである。
本発明の陰唇間パッドは、表面シート、裏面シート、及び両シート間に介在された吸収体を備え、前記表面シートの肌当接面を表側にして二つ折り状に形状した陰唇間パッドであって、前記裏面シートの非肌当接面間が弾性を有する連結部材により連結され、前記連結部材が前記非肌当接面に接合した伸張可能な部材と、該伸張可能な部材間に接合された弾性部材とを備え、前記伸張可能な部材は、伸張のみが可能なように展開可能に折り畳んだそれ自体は伸張性を有しないシートから成っており、かつ前記連結部材と前記非肌当接面間に指挿入部が形成され、使用後に前記肌当接面と前記非肌当接面とが反転自在でかつ該反転時にのみ前記連結部材が伸張することを特徴とする。
なお、本発明における陰唇間パッドは、経血その他の体液吸収を目的として陰唇間に装着する衛生用品を総称する。
(作用)
本発明に係る陰唇間パッドは、パッド本体の裏面シートの非肌当接面と連結部材間に形成された離間部(指挿入部)に利き手の指を挿入し、他方の手の指で陰唇を開き前記パッドを装着する。連結部材が弾性を有するため、着圧により着用者の陰唇形状に応じて適宜変形し、その際、連結部材の圧縮応力により、パッドから陰唇側に圧力が作用する。
つまり、前記パッドを陰唇間に装着した状態では、そのパッド本体は陰唇内部で外向きの力(応力)を発生して陰唇形状にフィットし、ショーツを外した後も前記パッドが陰唇間から外れて落下するのを防止する。また、使用後は使用面である肌当接面同士を向かい合った状態に折り返して廃棄する。
本発明によれば、陰唇間パッドは弾性変形に対して圧縮応力を発生するから、装着した後は吸収体本体は陰唇の着圧に対応して陰唇に対して常に適度な応力を作用してフィットし外れ難くすることができる。また、浅い装着状態では、前記圧縮応力により装着と同時に外れて着用者の手に戻るため、装着ミスを防ぐことができる。
また、使用後は、使用面である肌当接面を対向させた状態に折り畳んで廃棄できるため、手を汚すことがなく取り扱い易い。
本発明を図面に示す実施形態に従って説明する。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る陰唇間パッドの使用時における身体装着側からみた斜視図であり、図1Bは、図1Aに示す陰唇間パッドの長手方向略中央部を横断する線X−Xで切断した断面図である。
第1の実施形態に係る陰唇間パッド10は、図1Bに示すように、接合部10aに沿って接合した左右のパッド片10b、10cから構成されており、それぞれのパッド片10b、10cは、使用時にその肌当接面となる液透過性の表面シート12と、肌当接面と反対側即ち非肌当接面側の液不透過性の裏面シート13と、両シート間に収容された吸収体14とからなるパッド本体15を有し、吸収体14を挟み込んだ状態で両シート12、13端部を例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール等の周知の接合手段で接合している。
この陰唇間パッドは、例えば、図1Aに示すように、使用時には、その肌当接面である表面シート12を表側にして二つ折り状に折り曲げた形状をなし、かつその接合部10aに沿って左右パッド片10b、10cを互いに折り返し可能に形成されている。
また、裏面シート13つまり非肌当接面側には連結部材16が接合されており、この連結部材16は、非肌当接面である液不透過性の裏面シート13に一端がそれぞれ接合された部材、ここではシート16bと、前記シート16bの他端部間に接合された弾性部材16aとからなっている。
ここで、弾性部材16aは、例えばウレタン等の任意の弾性材料でできており、かつシート16bは、伸張のみが可能なように展開可能に折り畳んだそれ自体は伸張性を有しないシートから成っている。
なお、伸張可能な部材は、以上のものに限らず、例えば易崩壊性繊維材料で形成してもよい。易崩壊性繊維材料には、例えば強い結合と弱い結合を有する繊維シート、長繊維シートに弱接合を加えたシート等があり、エアスルーに弱ヒートロールのシート(エアスルー不織布をさらに金属ロールなどで熱プレスして、繊維間の熱融着を強化したシート)、強弱のエンボスを施した繊維シート、長繊維の多数のループを形成しループの根元を弱結合したシート等がある。
本実施形態は、以上の構成からなるから、二つ折りしたパッド本体15の側端つまり自由端は、弾性を備えた連結部材16の自由長さまで開く傾向を有し、二つ折りしたパッド本体15の裏面シート13と連結部材16との間には、断面略3角形の指挿入部20となる離間部分が形成されている。
陰唇間パッド10の装着は、前記指挿入部20に利き手の人差し指又は中指を挿入して前記パッド10を保持して、表面シート12側を上にしてそのまま陰唇間に装着する。装着後、前記連結部材16は、着圧による圧縮作用を受けるとこれに対抗して弾撥力を陰唇に作用するから、陰唇間パッド10は、常に陰唇間にフィットし経血等の漏れが生じることがなくまた外れることもない。
また、使用後は、表面シート12即ち肌当接面を内側にして逆に折り返すと、前記伸張可能な部材であるシート16bの折り畳み部が展開して伸張して、図2に示すように、陰唇間バッド10は裏面シート13つまり非肌当接面が外側になる。この状態では弾性部材16aが伸張され、その反力を前記展開したシート16bを介して非肌当接面である裏面シート13に作用して、陰唇間パッド10の二つ折り状態を維持する。
このように、使用後の陰唇間パッド10は、その肌当接面である表面シート12が内側で互いに対向する状態を維持し、外側は汚れていない非肌当接面である裏面シート13が露出するから、非肌当接面の露出面を直接手で掴んで破棄処理しても、手が汚れる虞はない。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る陰唇間パッドを示し、図3Aはその使用状態における、また図3Bは廃棄時におけるそれぞれ側面図である。この実施形態では、上に凸となるように二つ折りしたパッド本体15内において、その非肌当接面である裏面シート13間に伸張性のみを有する連結部材16が接合されている。この連結部材16は、図3Aに示すように、中央の折り畳んでいない平坦な部分16dとその両側の重層状に折り畳んだ折り畳み部とからなり、その複数層の折り畳み部分の外端は、例えば別のシートあるいは帯16eで接着剤等により固定されている。使用後は、図3Bに示すように肌当接面同士が対向するように反転させて廃棄する。
ここで、折り畳み部の外端を固定したのは、第1の実施形態のものが弾性部材を用いていたのに対し、この実施形態では弾性部材を用いず、折り畳み部のみで適度な弾性を有するようにしているため、その折り畳み形状を維持して、型くずれして所望の弾性が得られなくなることを防止するためである。また、陰唇間パッド10のパッド片10b、10cを折り返すときには、その固定を外して前記連結部材16を容易に伸張できるようにする。
なお、連結部材16は、中央部に前記平坦部16dを設けることなくその全体を折り畳みその外端部を別のシート片あるいは帯16eなどを接合して、その折り畳み部の形状を維持するようにしてもよい。また、連結部材16を第1の実施形態において用いたものと同じ易崩壊性材料で形成することもできる。
また、以上の実施形態では、パッド本体15をその横断方向中央部の接合部10aを中心に反転自在に接合された二つのパッド片10b、10cからなる構成を採っているが、必ずしもこの構成に限ることはなく、例えば、パッド本体15は1つのパッド本体を二つ折りして、裏面シート13側に連結部材16を接合した構成にしてもよい。
即ち、図4に示すように、パッド本体15を、表面シート12及び裏面シート13を伸縮性材料から構成し、かつパッド本体15の横断方向中央部で長手方向に沿って表面シート12を吸収体14にその長手方向に線状に接合し、この接合線を中心にパッド本体15を山折り又は谷折り可能にしたものでもよい。
この実施形態では、表面シート12がパッド本体15の横断方向中央部で吸収体14に接合しており、かつ可撓性が増し、その接合線に沿って折り曲げが容易に行えると共に、吸収体14との接合が横断方向両側縁部に加えて中央部でも行われているから、反転時に吸収体が所定位置に保持されズレることがないから吸収性も良好である。
吸収体14、従ってパッド本体15は縦長形状であるが、実質的に縦長形状であれば、長方形、長楕円形等自由である。また、パッド本体15は、以上の実施形態のように表面シート12と裏面シート13で吸収体14を挟持して封止したもの以外に、例えば液透過性材料からなるカバーシートで吸収体14を包み込むタイプ等、他の周知のタイプのものでもよい。
ここで、陰唇間パッド10の圧縮応力は2〜15cNが好ましく、2cNより低い圧縮応力ではフィット性が悪くなり、陰唇間から外れて落下してしまう。また、15cNより高い圧縮応力では装着中の違和感が発生してしまう。
本実施形態の陰唇間パッド(吸収性物品)は、陰唇間にはさまれるとき、容易に変形し、違和感を感じさせないものでなければならない。即ち、陰唇間の空間形状に沿って容易に変形可能な柔らかさを持たねばならない。一方、使用中完全に押し潰されて脱落してはならない。即ち、変形に対する回復性を持たねばならない。
このため、加圧性評価と回復性評価を以下のように行った。
オリエンテック(株)製テンシロン試験器(RTC−1210)を加圧モードとし、測定部(ロードセル)にチャックを取り付け、測定をおこなった。チャックは、上下同じものを取り付け、陰唇間パッドの両端部(接合部を含む外方部)を挟んで固定し、計測を行う。この場合、なるべく計測に影響を与えないため、接合部より内方の陰唇間パッドは挟み込まない。
(加圧性評価)
加圧性評価では、陰唇間パッドの潰れ易さを評価する。そのため、上記陰唇間パッドを挟んだ状態(従って、チャック間距離は、陰唇間パッドの大きさに合わせて適宜調節する)で、計測を開始し、圧縮応力500cN以上となるか上下チャック間の距離が5mmとなった時点で計測を終了する。圧縮速度は50mm/分で測定を行う。
好ましい陰唇間パッドは、チャック間の距離が5mmにおいて圧縮応力が500cN未満であり、上下チャック間の距離が10mmのときの圧縮応力が2以上20cN未満であることが好ましく、2〜15cNがより好ましく、5〜10cNが特に好ましく、装着時の違和感を感じさせない。
(回復評価)
回復評価では、陰唇間パッドの圧縮後の回復性を評価する。そのため、回復評価における上下チャック間の距離が5mmの圧縮状態で、陰唇間パッドを20分保持する。20分後上昇速度50mm/分で上側チャックを上昇させ、圧縮応力が1cNとなる距離H1をチャートから読み取る。これを用いて回復比を次の様に計算する。回復比=H1(mm)/5(mm)×100%、この回復比は、20%〜90%が好ましく、40〜70%であることが更に好ましく、使用後に吸収性物品の脱落が起こり難く、前記回復比であれば、中空部20が部分的に回復しているため、廃棄時に指を挿入する点からも好ましい。
以上で説明した陰唇間パッド10を装着するには、陰唇間パッド10の指挿入部20に利き手の人差し指を挿入し、他方の手の指で陰唇を開き表面シート12を陰唇内に装着する。装着後は、前記連結部材16の弾発作用により陰唇間パッド10の装着中の形状が安定し、かつ着用者の様々な動きに対しても緩衝効果がある。しかもフィット性も向上することで、外れる虞もない。
以上の各部材を構成する材料としては当該技術分野において通常用いられているものをそのまま用いることができる。即ち、本実施例の陰唇間パッド10に用いる表面シート12,裏面シート13及び吸収体14の材料は、特に制限されず、例えば、通常の生理用ナプキンや陰唇間パッドに用いられるものが用いられる。
例えば表面シート12としては、親水性且つ液透過性不織布や、開孔フィルムを用いることができる。裏面シート13としては液不透過性のフィルム等を用いることができる。
上記裏面シート13の材料としては、ポリオレフィン、オレフィンとアクリル酸エステル、酢酸ビニル等の他のビニルモノマーとの共重合体、ポリエステル、ポリアミド又はポリマーブレンド系等の疎水性熱可塑性樹脂等が挙げられ、これらのうちでも、風合い、取り扱いの面からポリオレフィンもしくはオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体、またはポリマーブレンド系の疎水性熱可塑性樹脂が好ましく、単独若しくは混合物として用いることができる。そして、疎水性熱可塑性樹脂を成形して、シートにする等して得られるフィルムを裏面シート13として用いることができる。更に、前記疎水性熱可塑性樹脂には、TiO2やタルク等の無機フィラーを内添し、得られるフィルムのカバーリング性や表面べたつきを抑えるのが好ましい。また、上記シートを2つ以上用いて形成した積
層シートからなるフィルムは、本発明における上記裏面シート13として、特に好ましく用いることができる。
表面シート12は、上記裏面シート13の材料と同様のものを用いることができるが、直接に着用者の肌に接するものであるため、柔軟で着用感を阻害しない液透過性のある周知の材料を使用する。例えば、繊維シート、開孔繊維シート、開孔フォームフィルム、スルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンレース不織布、メルトブロン不織布等を使用することができる。繊維材料としては、セルロース繊維、レーヨン、アセテート、また、天然セルロース繊維を使用することができる。
吸収体14は、液透過性材料と同様に、陰唇部分又は陰唇付近に当たるため柔軟な周知の材料、例えば、パルプ、レーヨン、コットン等の親水性繊維の積繊体や、これに高吸収性ポリマーの粒子を分散混合したものなど公知のものを特に制限無く用いることができる。
材料例としては、解繊パルプを主材とし、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そのほか熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポリマーの混合物に熱処理したものなどが好ましい。高分子吸水ポリマーは、パルプと混合したものであってもよく、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体などが好ましい。
更に他の吸収体14の材料としては、ティッシュ、親水性処理を施した発泡シート、親水性処理を施したメルトプロン不織布、親水性繊維を主体とした繊維ウエブ、繊維ウエブをシート化することにより得られるスパンレース不織布、サーマルボンド不織布等の不織布材料から選ばれるシート若しくは粉砕状物、エアレイドバルブ不織布などが挙げられる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る陰唇間パッドの使用時における身体装着側からみた斜視図であり、図1Bは、図1Aに示す陰唇間パッドの長手方向略中央部を横断する線X−Xで切断した断面図である。 使用後の陰唇間パッドを模式的に示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る陰唇間パッドを模式的に示す側面図であり、図3Aは使用前及び使用時における陰唇間パッドを模式的示す側面図、図3Bは使用後における同側面図である。 図4Aは、本発明の第3の実施形態に係る陰唇間パッドの使用時における身体装着側からみた斜視図であり、図4Bは、図4Aに示す陰唇間パッドの長手方向略中央部を横断する線X−Xで切断した断面図である。
10・・・陰唇間パッド、12・・・表面シート、13・・・裏面シート、14・・・吸収体、15・・・パッド本体、16・・・連結部材。

Claims (5)

  1. 表面シート、裏面シート、及び両シート間に介在された吸収体を備え、
    前記表面シートの肌当接面を表側にして二つ折り状に形状した陰唇間パッドであって、
    前記裏面シートの非肌当接面間が弾性を有する連結部材により連結され、前記連結部材が前記非肌当接面に接合した伸張可能な部材と、該伸張可能な部材間に接合された弾性部材とを備え、前記伸張可能な部材は、伸張のみが可能なように展開可能に折り畳んだそれ自体は伸張性を有しないシートから成っており、かつ前記連結部材と前記非肌当接面間に指挿入部が形成され、使用後に前記肌当接面と前記非肌当接面とが反転自在でかつ該反転時にのみ前記連結部材が伸張することを特徴とする陰唇間パッド。
  2. 請求項1に記載された陰唇間パッドであって、
    前記伸張可能な部材は、前記連結部材が伸張のみが可能なように展開可能に複数層に折り畳んだそれ自体は伸張性を有しないシートからなっており、前記複数層の折り畳み部分の外端は別のシートで接着剤により固定されており、使用後に前記肌当接面と前記非肌当接面とを反転させる際、前記別のシートとの固定を外して前記連結部材を伸張することを特徴とする陰唇間パッド。
  3. 請求項1に記載された陰唇間パッドであって、
    前記伸張可能な部材は、易崩壊性繊維材料で形成されていることを特徴とする陰唇間パッド。
  4. 請求項1からのいずれかに記載された陰唇間パッドであって、
    長手方向に沿って横断方向中央部で互いに反転自在に接合された二つのパッド片からなることを特徴とする陰唇間パッド。
  5. 請求項1からのいずれかに記載された陰唇間パッドであって、
    前記肌当接面及び前記非肌当接面はいずれも伸縮自在であり、かつ、前記肌当接面は、該肌当接面の長手方向に沿って横断方向中央部で長手方向に沿って前記吸収体に接合していることを特徴とする陰唇間パッド。
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