JP2004298454A - 吸収性物品及び吸収性物品におけるエンボス形成方法 - Google Patents

吸収性物品及び吸収性物品におけるエンボス形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸収性物品において、トップシートとセカンドシートとをエンボスにより好適に接着し、トップシートのヨレを防止することと、体液の吸収性能低下を防止すること。
【解決手段】人体との接触面側に設けられるトップシート3とその裏面に配置されるセカンドシート34と、バックシート2と、セカンドシートとバックシートとの間に介装される吸収体4とを備えるナプキン100において、トップシートとセカンドシートとを接着するために形成される複数のエンボス凹部8がその長軸方向を、トップシートの表面に作用する作用力に抗する向きに配される構成にした。そして、ナプキン100における四隅に位置するブロックB11においては、ナプキン100の中心を通り、各四隅のブロックB11に向けて45度方向に延在する第1の仮想線α1に対し、エンボス凹部8の長軸方向が30度から90度の角度になるように形成するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経血やおりものなどの体液を吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品に係り、詳しくは表面材にエンボス加工が施された吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッドなどの吸収性物品において、吸収性物品の厚み方向への体液の拡散性の向上と、体液の隠蔽性の向上を目的として、トップシートの下面側に吸収性を有するセカンドシートが配置された表面材が知られている。そして、体液の吸収速度の向上や、肌触りの感の向上を目的とし、トップシートとセカンドシートとにエンボス加工を施し、トップシートとセカンドシートとを接着したものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−117277号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の場合、トップシートとセカンドシートとの接着は十分でなく、トップシートはセカンドシートから剥離しやすく、剥離したトップシートにヨレや皺が生じることがあった。
吸収性物品の表面において、そのトップシートがヨレたり皺が生じることによって、吸収性物品の肌触り感が悪化するとともに、吸収性物品における体液の吸収性能が低下するという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、吸収性物品において、トップシートとセカンドシートとをエンボス加工により好適に接着し、トップシートのヨレを防止しすることと、体液の吸収性能低下を防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
人体との接触面側に設けられるトップシート(3)に、複数の略長方形状或いは略楕円形状のエンボス凹部(8)を有する吸収性物品(例えば、ナプキン100等)であって、
前記エンボス凹部の長軸方向は、人体の動きにより前記トップシートに作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、吸収性物品のトップシートの表面における略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部は、人体の動きによりトップシートに作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、略30度から略90度の角度になるように形成されている。
このように、エンボス凹部は、トップシートの表面に作用する最大の作用力の方向に対し、エンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されているので、トップシートはその作用力に対し抵抗することができ、ヨレにくい。
よって、トップシートにはヨレや皺が生じにくいので、トップシートの肌触り感を維持することができ、装着感に優れた吸収性物品とすることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、
人体との接触面側に設けられるトップシート(3)と、前記トップシートの裏面に配置されるセカンドシート(34)と、人体との接触面と反対面側に設けられるバックシート(2)と、前記セカンドシートと前記バックシートとの間に介装される吸収体(4)と、を備え、前記トップシートと前記セカンドシートとを接着するために形成した、複数の略長方形状或いは略楕円形状のエンボス凹部(8)を有する吸収性物品(例えば、ナプキン100等)であって、
前記エンボス凹部の長軸方向は、前記吸収性物品の前記トップシートの表面を複数のブロック(B)に区切った各ブロックの所定の位置において、前記吸収性物品を使用する際の前記トップシートの表面に当該表面と平行な方向に作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、略30度から略90度の角度になるように前記ブロック毎に形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、吸収性物品におけるトップシートの表面において、トップシートとセカンドシートとを接着するために形成した略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部が、吸収性物品のトップシートの表面を複数のブロックに区切った各ブロックの所定の位置において、吸収性物品を使用する際のトップシートの表面に、その表面と平行な方向に作用する作用力のうち最大の作用力の方向に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように前記ブロック毎に形成されている。
このように、エンボス凹部は、トップシートの表面に作用する最大の作用力が、トップシートをセカンドシートから剥離しようとする方向に対し、エンボス凹部の長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されているので、トップシートはセカンドシートから剥離しにくい。
特に、トップシートの表面を区切ったブロック毎に、そのエンボス凹部の角度が設定され形成されるので、吸収性物品のトップシートにおける部位に応じて好適なエンボス凹部が形成される。
【0010】
ここで、トップシートをセカンドシートから剥離しようとする方向である作用力の向きに対して、エンボス凹部がその長軸方向を向けた略30度から略90度の角度とは、その剥離しようとする作用力によってトップシートがセカンドシートから剥離されることに抗するのに好適な向きである。
【0011】
よって、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、トップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の吸収性物品において、
前記吸収性物品における四隅に位置する第1のブロック(B1、B11)には、前記エンボス凹部が、前記吸収性物品の中心から各四隅の第1のブロックに向けて45度方向に延びる第1の仮想線(α1)に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品におけるトップシートの表面において、吸収性物品の四隅端部に位置する第1のブロックには、トップシートとセカンドシートを接着するために形成した略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部が、吸収性物品の中心から各四隅の第1のブロックに向けて45度方向に延びる第1の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
【0014】
ここで、第1の仮想線は、吸収性物品の四隅端部における第1のブロックにおいて、トップシートをセカンドシートから剥離させる力が最も大きく作用する力の向きであり、エンボス凹部がその長軸方向を第1の仮想線に対して形成された略30度から略90度の角度とは、その剥離しようとする作用力によってトップシートがセカンドシートから剥離されることに抗するのに好適な向きである。
【0015】
よって、吸収性物品の四隅端部において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、トップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の吸収性物品において、
前記吸収性物品の長手方向略中央側の両端部から各々、前記吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域(例えば、第2のブロックB12)に位置する第2のブロック(B2、B12)には、前記エンボス凹部が、前記第1の仮想線と直交する第2の仮想線(α2)に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品におけるトップシートの表面であって、吸収性物品の長手方向略中央側の両端部において、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域に位置する第2のブロックには、複数のエンボス凹部が、第2の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
【0018】
ここで、第2の仮想線は、吸収性物品の長手方向略中央側の両端部における略円弧形状を有する帯領域に位置する第2のブロックにおいて、トップシートをセカンドシートから剥離させる力が最も大きく作用する力の向きであり、エンボス凹部がその長軸方向を第2の仮想線に対して形成された略30度から略90度の角度とは、その剥離しようとする作用力によってトップシートがセカンドシートから剥離されることに抗するのに好適な向きである。
【0019】
よって、吸収性物品の略円弧形状を有する帯領域において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、よりトップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0020】
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の吸収性物品において、
前記帯領域より、前記吸収性物品の幅方向の外側に位置する第3のブロック(B3、B13)には、前記エンボス凹部が、前記吸収性物品の長手方向に平行な第3の仮想線(α3)に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする。
【0021】
請求項5記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域より、吸収性物品の幅方向の外側に位置する第3のブロックには、複数のエンボス凹部が、第3の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
【0022】
ここで、第3の仮想線は、略円弧形状を有する帯領域より吸収性物品の幅方向の外側に位置する第3のブロックにおいて、トップシートをセカンドシートから剥離させる力が最も大きく作用する力の向きであり、エンボス凹部がその長軸方向を第3の仮想線に対して形成された略30度から略90度の角度とは、その剥離しようとする作用力によってトップシートがセカンドシートから剥離されることに抗するのに好適な向きである。
【0023】
よって、吸収性物品の略円弧形状を有する帯領域より吸収性物品の幅方向の外側において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、よりトップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0024】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の吸収性物品において、
前記帯領域より、前記吸収性物品の幅方向の内側に位置する第4のブロック(B4、B14)には、前記エンボス凹部が、前記吸収性物品の長手方向に垂直な第4の仮想線(α4)に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする。
【0025】
請求項6記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域より、吸収性物品の幅方向の内側に位置する第4のブロックには、複数のエンボス凹部が、第4の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
【0026】
ここで、第4の仮想線は、略円弧形状を有する帯領域より吸収性物品の幅方向の内側における第4のブロックにおいて、トップシートをセカンドシートから剥離させる力が最も大きく作用する力の向きであり、エンボス凹部がその長軸方向を第4の仮想線に対して形成された略30度から略90度の角度とは、その剥離しようとする作用力によってトップシートがセカンドシートから剥離されることに抗するのに好適な向きである。
【0027】
よって、吸収性物品の略円弧形状を有する帯領域より吸収性物品の幅方向の内側において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、よりトップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0028】
請求項7記載の発明は、請求項3〜6の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記エンボス凹部は、前記各仮想線に対し、その長軸方向を略45度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする。
【0029】
請求項7記載の発明によれば、請求項3〜6の何れか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、エンボス凹部は、各仮想線に対し、その長軸方向が略45度から略90度の角度になるように形成されているので、トップシートはセカンドシートからより剥離しにくく、トップシートにはヨレや皺がより生じにくい。
【0030】
請求項8記載の発明は、
人体との接触面側に設けられるトップシート(3)と、前記トップシートの裏面に配置されるセカンドシート(34)と、人体との接触面と反対面側に設けられるバックシート(2)と、前記セカンドシートと前記バックシートとの間に介装される吸収体(4)と、を備える吸収性物品(例えば、ナプキン100等)において、前記トップシートと前記セカンドシートとを接着する、複数の略長方形状或いは略楕円形状のエンボス凹部(8)を形成するエンボス形成方法であって、
前記吸収性物品のトップシートの表面を複数のブロック(B)に区切る区切工程と、
前記区切工程により区切られた前記ブロックの所定位置において、前記吸収性物品を使用する際の前記トップシートの表面に平行な方向に作用する作用力を測定する作用力測定工程と、
前記作用力測定工程により測定された作用力のうち、最大の作用力を決定する最大作用力決定工程と、
前記最大作用力決定工程により決定された最大の作用力の方向に対し、前記エンボス凹部のその長軸方向が略30度から略90度の角度になるように、前記ブロック毎にエンボス凹部(8)を形成するエンボス凹部形成工程と、
を有することを特徴とする。
【0031】
請求項8記載の発明によれば、吸収性物品におけるトップシートとセカンドシートとを接着するために形成する略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部を、吸収性物品のトップシートの表面を複数のブロックに区切った各ブロックの所定の位置において、吸収性物品を使用する際のトップシートの表面に作用する作用力のうち最大の作用力の方向に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように前記ブロック毎に形成することができる。
特に、トップシートの表面を区切ったブロック毎に、そのエンボス凹部の角度を設定して形成することができるので、吸収性物品のトップシートにおける部位に応じて好適なエンボス凹部が形成される。
このように、エンボス凹部が、トップシートの表面に作用する最大の作用力が、トップシートをセカンドシートから剥離しようとする方向に対し、エンボス凹部の長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成することにより、トップシートがセカンドシートから剥離しにくい吸収性物品とすることができる。
よって、吸収性物品においてトップシートがセカンドシートから剥離しにくいことにより、トップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品を製造することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1から図15に基づいて説明する。
図1は本発明を適用した生理用ナプキンの平面図あり、図2は図1のII−II線における断面図である。
【0033】
吸収性物品としての生理用ナプキン(以下、ナプキンという。)100は、ポリエチレンシートなどからなる不透液性のバックシート2と、経血やおりものなどの体液を速やかに透過させる透液性のトップシート3と、トップシート3の裏面に配置される液体透過性を有するセカンドシート34と、これらバックシート2とセカンドシート34との間に介装される綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、吸収体4の略側縁部を起立基端とし、少なくとも排血口対応部(例えば、図1に示されるポイントP)から前後方向に所定の区間において人体との接触面側に起立するように設けられた左右一対のギャザーシート6、6等により構成されている。
【0034】
ナプキン100の吸収体4の周囲において、ナプキン100の長手方向の両端部(前端部11a、後端部11b)では、バックシート2とトップシート3の外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接着されている。
また、ナプキン100の両側縁部では、吸収体4よりも側方に延出しているバックシート2と、ギャザーシート6の一部分とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接着されている。
【0035】
バックシート2は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材により形成されている。また、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましく、この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。また、不織布にその微多孔性シート材をラミネートしたラミネートシートであっても好適に用いられる。
また、バックシート2の外面には一又は複数条の粘着剤層(図示せず)が形成されており、身体への装着時にナプキン100をショーツのクロッチ部分に固定するようになっている。
【0036】
トップシート3は、有孔または無孔の不織布や、多孔性プラスチックシート、また不織布にポリエチレンフィルムがラミネートされたラミネートシートなどにより形成されている。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。また、不織布を製造する方法としては、公知の方法を適宜用いることができ、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロー法、ニードルパンチ法、或いはこれらを組み合わせた方法等によって不織布を製造することができる。
トップシート3に多数の透孔を形成した場合には、経血やおりもの等の体液がより速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
【0037】
セカンドシート34は、例えば、エアスルー方式で製造されたエアスルー不織布である。このエアスルー不織布は、柔らかく、水分吸収性が良好な性質を有する。また、セカンドシート34は、トップシート3の裏面に後述するエンボス凹部8により接着されている。
【0038】
また、図1に示されるように、トップシート3の表面には、フィットエンボス(第1のフィットエンボス88a、第2のフィットエンボス88b、センターフィットエンボス88c)が形成されている。このフィットエンボス(第1のフィットエンボス88a、第2のフィットエンボス88b、センターフィットエンボス88c)は、トップシート3とともに吸収体4にも凹部が形成されるように、トップシート3を吸収体4に押し付けて形成されている。このトップシート3はセカンドシート34とともに、吸収体4に熱融着により接着されている。
なお、図1においては、ギャザーシート6を透視し、トップシート3におけるフィットエンボスや後述するエンボス凹部8を視認して図示してある。
【0039】
第1のフィットエンボス88aは、ナプキン100における長手方向略中央の両端部において、ナプキン100の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を呈するように形成されている。
第2のフィットエンボス88bは、第1のフィットエンボス88aよりナプキン100の幅方向の内側において第1のフィットエンボス88aに沿う略円弧形状を呈するように形成されている。この第2のフィットエンボス88bもナプキン100の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有している。
センターフィットエンボス88c、88cは、ナプキン100の幅方向の中央部を挟み、ナプキン100の長手方向の両端部にわたって所定の間隔を有するように、左右の第2のフィットエンボス88bにそれぞれ接するように形成されている。
この第1のフィットエンボス88aと第2のフィットエンボス88bとに挟まれた範囲は、ナプキン100の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域を形成している。
また、本実施の形態においては、ナプキン100の人体との接触面側に設けられるトップシート3に、後述するエンボス凹部8の長軸方向が、人体の動きによりトップシート3に作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、90度の角度により近くなるように形成している。
【0040】
エンボス凹部8は、トップシート3側からセカンドシート34側へ向け、或いはセカンドシート34側からトップシート3側へ向けてプレス加工(エンボス加工)された凹部であり、このエンボス凹部8によりトップシート3とセカンドシート34が接着されている。
エンボス凹部8は、図3に示されるように、楕円形状を有している。
エンボス凹部8の短軸81と長軸82との長さの比は1:2以上である。また、長軸82の長さは2mm以上であり、好ましくは3mm以上である。
また、隣り合うエンボス凹部8との距離L1、L2はそれぞれ2mm〜6mmであり、好ましくは3mm〜4mmである。
エンボス凹部8間の距離が狭いとそのエンボス凹部8の接着部分によりナプキン100の装着感が悪化してしまう。また、エンボス凹部8間の距離が広いとそのエンボス凹部8による接着面積が減少することにより、トップシート3とセカンドシート34との接着強度が低下し、トップシート3がセカンドシート34から剥がれやすくなってしまう。
【0041】
エンボス凹部8は、ナプキン100における四隅端部(例えば、第1のブロックB11)においては、ナプキン100の中心から各四隅端部の第1のブロックB11に向けて45度方向に延びる第1の仮想線α1に対し、そのエンボス凹部8の長軸方向が略90度の角度になるように形成されている。
また、エンボス凹部8は、ナプキン100における第1のフィットエンボス88aと第2のフィットエンボス88bの間(例えば、第2のブロックB12)においては、第1の仮想線α1に直交する第2の仮想線α2に対し、略80度の角度になるように形成されている。
また、エンボス凹部8は、ナプキン100における第1のフィットエンボス88aよりナプキン100の幅方向の外側(例えば、第3のブロックB13)においては、ナプキン100の長手方向に平行な仮想線α3に対し、略90度の角度になるように形成されている。
また、エンボス凹部8は、ナプキン100におけるセンターフィットエンボス88cの間であり、第2のフィットエンボス88bの間(例えば、第4のブロックB14)においては、ナプキン100の長手方向に垂直な仮想線α4に対し、略90度の角度になるように形成されている。なお、この範囲におけるエンボス凹部8は、他のエンボス凹部8より長軸方向が長い形状を有している。
【0042】
吸収体4は、体液を吸収するものであり、通常はフラッフ状パルプ中に吸水性ポリマー粉末を混入したものが吸収機能およびコストの点から好適に使用されるが、体液を吸収・保持し得るものであれば良い。吸収体4は、形状保持等のためにクレープ紙5によって囲繞することが望ましい。
また、吸収体4として、シート形状の吸水性繊維に高吸水性樹脂が混入されてなるものがある。吸収性繊維として好適なものにはパルプ、すなわちセルロース繊維の他、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維がある。木材パルプを使用する場合には、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプ方が機能及びコスト面で好適である。更に、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系などの疎水性合成繊維を併用してもよい。
【0043】
また、吸収体4をナプキン100の所定の位置に保持するため、また表面側(人体側)に吸収体4を膨出させるため、また吸収した体液を封じ込める等のために、前述の第1のフィットエンボス88a、第2のフィットエンボス88b、センターフィットエンボス88cは形成されている。
【0044】
ギャザーシート6、6は、吸収体4の略側縁部において、ナプキン100の前端部11aから後端部11bにわたって備えられている。ギャザーシート6は、不透液性の不織布のシートを二つ折りにし、折り合わされた面を、例えば、ホットメルトや、ヒートシール等により接着することにより形成されている。
この不織布シートを二つ折りにした折り返し部分側の端部を自由端部61、ナプキン本体側に固定される端部を固定端部62とする。その固定端部62が、バックシート2に固着されることにより、ギャザーシート6、6がナプキン本体側に固定されている。そして、その不織布が折り合わされた面間に、複数本の糸状の弾性部材9・・・が挟み込まれて固着されて備えられている。
このギャザーシート6、6がナプキン100(バックシート2)に固着されて備えられた状態において、自由端部61が起立することにより、立体ギャザーが形成される。そして、この弾性部材9・・・によりギャザーシート6は、着用者の体型に合わせて伸縮自在に変形し、着用者にフィットしやすい構造となっている。
【0045】
次に、本発明に係るナプキン100において、前述のように、トップシート3とセカンドシート34とを接着する複数のエンボス凹部8が形成された理由について説明する。
一般的にナプキンを使用する際、ナプキンを下着(ショーツのクロッチ)に固定し、身体側の股下部(排血口対応部)にナプキンのトップシートがあたるように装着する。
そして、ナプキンの装着中にその使用者が立つ、歩く、座る、寝るなど様々に姿勢を変えることにより、ナプキンのトップシートと身体間に摩擦力などの作用力が生じる。このトップシートと身体間に生じた作用力により、トップシートがセカンドシートから剥離してしまうと、剥離し弛んだトップシートにはヨレが生じやすくなる。トップシートにヨレが生じたり、そのヨレがさらに皺になってしまうことによっては、トップシートの肌触り感、ナプキンの装着感が損なわれるとともに、ナプキンにおける体液の吸収効率が悪化し、吸収性能が低下してしまうという問題があった。
そこで、そのトップシートを剥離しようとする作用力に対してより大きな抵抗力、剥離強度を有するエンボス凹部の形状や向き(方向性)の解析を行うとともに、身体の股下部において様々な動作中の様々な姿勢における作用力を測定し、その作用力に対してより大きな剥離強度を有するように、エンボス凹部を形成することとした。
【0046】
そのためには、まず、トップシート3とセカンドシート34との剥離強度の測定を行った。
剥離強度測定試験は、エンボス凹部8により接着されたトップシート3とセカンドシート34の試験片(25mm×25mm)のトップシート3を剥離速度100mm/minで、縦方向、横方向、斜め45度方向の3方向にそれぞれ剥がす際の強度、力を測定した。その際、ウェット状態(3ccの水を滴下し10秒保持した状態)においてその剥離強度を測定した。
例えば、エンボス凹部8が、図3に示す配列パターンで形成された場合であって、エンボス凹部8の短軸81の長さが1mm、長軸82の長さが3mmであり、距離L1が3.506mm、距離L2が6mmであるとき、このエンボス凹部8により接着されたトップシートと吸収体との剥離強度は、図中上下方向に剥離する場合、約0.75Nであり、図中左右方向に剥離する場合、約0.56Nであり、また、図中斜め45度方向に剥離する場合、約0.68Nであった。
また、例えば、図15に示すような従来のエンボスパターンにおいて、エンボス凹部の縦方向の軸81の長さが3.11mm、横方向の軸82の長さが1.29mmであり、距離L1が8.5mm、距離L2が6.6526mmであるとき、このエンボス凹部により接着されたトップシートと吸収体との剥離強度は、図中上下方向に剥離する場合、約0.75Nであり、図中左右方向に剥離する場合、約0.46Nであり、また、図中斜め45度方向に剥離する場合、約0.53Nであった。
【0047】
このように、本発明にかかるエンボス凹部8のエンボスパターンにおいて、上下方向に剥離する強度を基準(100%)とすると、左右方向に剥離する強度は75%であり、斜め45度方向に剥離する強度は91%である。
それに対し、従来のエンボスパターンにおいて、上下方向に剥離する強度を基準(100%)とすると、左右方向に剥離する強度は61%であり、斜め45度方向に剥離する強度は71%である。
つまり、本発明にかかるエンボス凹部8のエンボスパターンの方が、従来のエンボスパターンより、様々な方向からの剥離作用に対し高い剥離強度を有しているといえる。
【0048】
そして、解析の結果、エンボス凹部の形状は、略楕円形状や略長方形状のような長尺形状のものが好ましく、その長尺形状のエンボス凹部の長手方向が、トップシートを剥がす作用力の向きに対して30度から90度、好ましくは45度から90度、更に好ましくは90度となるように形成されることが好適であると結論付けられた。
なお、エンボス凹部8の長手方向の向きが、その作用力に対して90度の向きであるときに、1の抵抗力(剥離強度)が働くとすると、45度の向きであると1/1.4142(=約0.7)、30度の向きであると1/2(=0.5)の抵抗力が働く。(三角関数による。)
また、そのエンボス凹部の形状は、その長手方向の長さが2mm以上、好ましくは3mm以上であり、各エンボス凹部の前後左右の間隔は2mmから6mm、好ましくは3mmから4mmであると結論付けられた。
【0049】
次に、身体の股下部における作用力の大きさと向きとを測定した結果の一例を示し、説明する。
図4は着用中の生理用ショーツのクロッチ部分と、身体の股下部における起立姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図であり、図5は生理用ショーツ着用中に左足を前方向に開いた開脚30cm姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図である。
また、図6は着用中の普通ショーツのクロッチ部分と、身体の股下部における起立姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図であり、図7は普通ショーツ着用中に左足を前方向に開いた開脚30cm姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図である。
なお、この作用力の大きさと向きは、マネキン状の人体装置にショーツ等を着用させるように装着し、その人体装置の様々な姿勢において、ショーツの生地の伸びの方向と長さ(ベクトル)を測定し、求めたものである。
なお、図4〜図7における中心軸βは、ナプキン100における仮想線α3の位置に相当する。また、中心軸βより左側が左脚側、右側が右脚側であり、上側が前方向、下側が後方向に相当する。
また、図中に示す升目であるブロックB・・・は20mm×20mmの正方形状である。なお、これらブロックB・・・は、ナプキンのトップシートの表面を複数に区切るように配された升目である。
【0050】
図4〜図7の各ブロックBにおける丸付棒線xは、そのブロックBが相当するショーツのクロッチ部分と身体の股下部における、その面に平行な方向の作用力の大きさとその向きを示すものであり、丸付棒線xの長さが作用力の大きさ、丸付棒線xの長手方向の丸側が作用力の向きを示している。なお、作用力はブロックの略中心を所定の位置として検出している。
また、各ブロックBにおいて、丸付棒線xが当接する太線yは、その丸付棒線xが示す作用力に垂直な向きを示している。つまり、この太線yの長手方向にエンボス凹部の長手方向を配することが、最も好適なエンボス凹部の形成向きであるといえる。
【0051】
図4〜図7における丸付棒線xを各ブロックB毎にまとめると、図8に示されるようになる。
図8に示されるブロックB1における最大の作用力に対しては、図9(a)のような向きにエンボス凹部の長軸方向を配することが、最も好適なエンボス凹部の形成向きであるといえる。
同様に、ブロックB2における最大の作用力に対しては、図9(b)のような向きのエンボス凹部、ブロックB3における最大の作用力に対しては、図9(c)のような向きのエンボス凹部、ブロックB4における最大の作用力に対しては、図9(d)のような向きのエンボス凹部が、最も好適なエンボス凹部の形成向きであるといえる。
【0052】
このように、様々な種類や様々なサイズのショーツやガードルなどの下着やナプキン等の表面と、身体の股下部との間に生じる作用力の大きさと向きとを測定した結果、エンボス凹部8を、図1に示すようなパターンでナプキン100のトップシート3に形成することが、トップシートが剥離しにくく、様々な使用者やその様々な姿勢に対して好適であり、汎用性があるものと結論付けられた。
【0053】
つまり、ナプキン100における四隅端部の第1のブロックB11には、この四隅端部に対応するブロックB1に応じて、エンボス凹部8の長軸方向を、仮想線α1に対して、略30度から略90度、好ましくは略45度から略90度、更に好ましくは略90度の角度になるように形成することが好ましい。
また、ナプキン100における第1のフィットエンボス88aと第2のフィットエンボス88bの間の第2のブロックB12(帯領域)には、この範囲に対応するブロックB2に応じて、エンボス凹部8の長軸方向を、第2の仮想線α2に対して、略30度から略90度、好ましくは略45度から略90度、更に好ましくは略90度の角度になるように形成することが好ましい。
また、ナプキン100における第1のフィットエンボス88aよりナプキン100の幅方向の外側の第3のブロックB13には、この範囲に対応するブロックB3に応じて、エンボス凹部8の長軸方向を、仮想線α3に対し、略30度から略90度、好ましくは略45度から略90度、更に好ましくは略90度の角度になるように形成することが好ましい。
また、ナプキン100におけるセンターフィットエンボス88cの間であり、第2のフィットエンボス88bの間の第4のブロックB14には、この範囲に対応するブロックB4に応じて、エンボス凹部8の長軸方向を、仮想線α4に対し、略30度から略90度、好ましくは略45度から略90度、更に好ましくは略90度の角度になるように形成することが好ましい。
なお、本発明、本実施の形態において、仮想線に対するエンボス凹部8の長軸方向の角度は、30度から90度、好ましくは45度から90度、更に好ましくは90度の角度になることが特に好適なエンボス凹部8の形成された状態である。しかし、この角度から若干ずれることがあっても、その効果が得られる角度であれば、この角度に限定されるものではない。つまり、エンボス凹部8の長軸方向の角度は仮想線に対し、略30度から略90度、好ましくは略45度から略90度、更に好ましくは略90度の角度になるように形成することが好ましいのである。
【0054】
なお、前述のトップシート3とセカンドシート34とを接着するエンボス凹部8の形成方法を説明すると、ナプキンのトップシートの表面を複数に分割する升目を配し、複数のブロックBに区切り(区切工程)、区切られた各ブロックにおける中心位置における作用力を測定し(作用力測定工程)、測定された作用力のうち最大の作用力を判別、決定し(最大作用力決定工程)、その決定された最大の作用力の方向に対し、エンボス凹部8の長軸方向が略30度から略90度、好ましくは略45度から略90度、更に好ましくは略90度の角度になるように形成する(エンボス凹部形成工程)、という工程からなる。これが、吸収性物品であるナプキンにおけるエンボス形成方法の一例である。
【0055】
このように、本発明に係るナプキン100は、身体の股下部において生ずる作用力の大きさと向きとを測定し解析した結果、様々な使用者やその様々な姿勢におけるその作用力に抗するように、ナプキン100のトップシート3にエンボス凹部8が所定のパターンに形成されているので、トップシート3がセカンドシート34から剥離しにくい。
よって、トップシート3がヨレにくく、皺が生じにくいので、トップシート3の肌触り感、ナプキン100の装着感が損なわれることなく、ナプキン100における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができる。従って、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えたナプキンとすることができる。
【0056】
また、図1に示されるナプキン100における四隅端部において、仮想線α1に対して略90度の角度になるように形成されたエンボス凹部8は、センターフィットエンボス88cの内側にまで形成され、仮想線α3部分で左右のエンボス凹部8が対峙するようになっているが、本発明はこれに限らず、変形例として、例えば、図10に示すような異なるエンボス凹部パターンにしてもよい。
【0057】
〔第1の変形例〕
次に、図10を参照して、本発明にかかる第1の変形例について説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図10に示されるように、ナプキン101における四隅端部においては、センターフィットエンボス88cよりナプキン101の幅方向の外側において、エンボス凹部8の長軸方向が、仮想線α1に対して略90度の角度になるように形成されている。
また、センターフィットエンボス88c、88cの内側であって、ナプキン101の長手方向の端部側には、エンボス凹部8の長軸方向を、仮想線α3に対し、略90度の角度になるように形成されている。
【0058】
このようなナプキン101のエンボス凹部8のパターンであっても、図1に示すナプキン100と同様に、トップシート3がセカンドシート34から剥離しにくく、トップシート3にヨレや皺が生じにくい。
よって、トップシート3の肌触り感、ナプキン101の装着感が損なわれることなく、ナプキン101における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができる。従って、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えたナプキンとすることができる。
【0059】
また、図1に示されるナプキン100において、セカンドシート34からトップシート3が剥離される作用力に抗することを考慮し、その作用力に抗する向きと定めた向きにのみエンボス凹部8を形成したが、本発明はこれに限らず、変形例として、例えば、図11に示すように異なるエンボス凹部パターンにしてもよい。
【0060】
〔第2の変形例〕
次に、図11を参照して、本発明にかかる第2の変形例について説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図11に示されるように、ナプキン102におけるトップシート3には、トップシート3を剥離しようとする作用力に抗する向きに形成されたエンボス凹部8に垂直な向きに、その長軸方向を配するように複数のエンボス凹部80が形成されている。
このように、エンボス凹部80を形成することにより、2つのエンボス凹部8と2つのエンボス凹部80とにより略矩形の範囲を囲うエンボスブロック880が形成される。
このように作用力に抗する向きに形成されたエンボス凹部8に加えて、異なる向き、角度を有するエンボス凹部(例えば、エンボス凹部80)を補助的に形成することや、エンボス凹部8とエンボス凹部80とによりエンボスブロック880が形成されることなどにより、よりトップシート3がセカンドシート34から剥離しにくくすることができる。
【0061】
このように、ナプキン102のようなエンボス凹部8とエンボス凹部80とによるエンボス凹部のパターンであっても、図1に示すナプキン100と同様に、トップシート3がセカンドシート34から剥離しにくく、トップシート3にヨレや皺が生じにくい。
よって、トップシート3の肌触り感、ナプキン102の装着感が損なわれることなく、ナプキン102における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができる。従って、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えたナプキンとすることができる。
【0062】
なお、以上の実施の形態においては、エンボス凹部8の配列を、図3に示すように、エンボス凹部8の端部を揃えるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図12(a)に示すように、エンボス凹部8の端部をオーバーラップさせたり、図12(b)に示すように、エンボス凹部8の端部を揃えずに離すように配列してもよい。
【0063】
また、エンボス凹部8の形状は楕円形状に限らず、図13に示すようにエンボス凹部は、短辺81’、長辺82’を有する略長方形のエンボス凹部8’であってもよい。
また、図14に示されるエンボス凹部のように、平面視略「へ」の字形状を有するエンボス凹部8a(図14(a))や、平面視略「W」の字形状を有するエンボス凹部8b(図14(b))や、平面視略「十」の字形状を有するエンボス凹部8c(図14(c))であってもよい。このようなエンボス凹部の形状であれば、より様々な方向から作用する作用力に対して、トップシート3が剥がれにくいように抵抗することができる。
【0064】
また、エンボス凹部8は、トップシート3とセカンドシート34とを接着するばかりでなく、トップシート3とセカンドシート34とが、吸収体4に押し付けられて、エンボス凹部8が形成されることにより、エンボス凹部8がトップシート3とともにセカンドシート34をその吸収体4に接着する構成であってもよい。この場合、トップシート3がセカンドシート34から剥離しにくいことに加え、トップシート3とセカンドシート34とによる表面シートが吸収体4から剥離しにくい構造を有するナプキンになる。
【0065】
また、エンボス凹部8の長軸方向を配する基準とする作用力の向きは、最大の作用力の方向に限らず、複数の作用力の向きの平均的な方向や、それら作用力の大きさを考慮した複数の作用力の平均的な方向(つまり、ベクトル和の方向)などであってもよい。
【0066】
また、第2のブロックB12に相当する帯領域は、第1のフィットエンボス88aと第2のフィットエンボス88bとが形成された際に挟まれ囲われる領域でなくてもよい。
つまり、第1のフィットエンボス88aと第2のフィットエンボス88bとが形成されない場合であっても、ナプキンにおけるトップシートの表面であって、ナプキンの長手方向略中央側の両端部から各々、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有するアーチ状の帯領域としての仮想領域であってもよい。
【0067】
また、弾性部材9は、ゴム製やポリウレタン製などの弾性を有する糸状部材であればよい。
【0068】
また、本実施の形態においては、吸収性物品としてナプキンを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吸収性物品としては、インナーパッド、オムツ等であってもよい。
【0069】
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0070】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、吸収性物品のトップシートの表面における略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部は、人体の動きによりトップシートに作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、略30度から略90度の角度になるように形成されている。
このように、エンボス凹部は、トップシートの表面に作用する最大の作用力の方向に対し、エンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されているので、トップシートはその作用力に対し抵抗することができ、ヨレにくい。
よって、トップシートにはヨレや皺が生じにくいので、トップシートの肌触り感を維持することができ、装着感に優れた吸収性物品とすることができる。
【0071】
請求項2記載の発明によれば、吸収性物品におけるトップシートの表面において、トップシートとセカンドシートとを接着するために形成した略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部が、吸収性物品のトップシートの表面を複数のブロックに区切った各ブロックの所定の位置において、吸収性物品を使用する際のトップシートの表面に、その表面と平行な方向に作用する作用力のうち最大の作用力の方向に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように前記ブロック毎に形成されている。
このように、エンボス凹部は、トップシートの表面に作用する最大の作用力が、トップシートをセカンドシートから剥離しようとする方向に対し、エンボス凹部の長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されているので、トップシートはセカンドシートから剥離しにくい。
特に、トップシートの表面を区切ったブロック毎に、そのエンボス凹部の角度が設定され形成されるので、吸収性物品のトップシートにおける部位に応じて好適なエンボス凹部が形成される。
よって、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、トップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0072】
請求項3記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品におけるトップシートの表面において、吸収性物品の四隅端部に位置する第1のブロックには、トップシートとセカンドシートを接着するために形成した略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部が、吸収性物品の中心から各四隅の第1のブロックに向けて45度方向に延びる第1の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
よって、吸収性物品の四隅端部において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、トップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0073】
請求項4記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品におけるトップシートの表面であって、吸収性物品の長手方向略中央側の両端部において、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域に位置する第2のブロックには、複数のエンボス凹部が、第2の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
よって、吸収性物品の略円弧形状を有する帯領域において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、よりトップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0074】
請求項5記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域より、吸収性物品の幅方向の外側に位置する第3のブロックには、複数のエンボス凹部が、第3の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
よって、吸収性物品の略円弧形状を有する帯領域より吸収性物品の幅方向の外側において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、よりトップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0075】
請求項6記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域より、吸収性物品の幅方向の内側に位置する第4のブロックには、複数のエンボス凹部が、第4の仮想線に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように形成されている。
よって、吸収性物品の略円弧形状を有する帯領域より吸収性物品の幅方向の内側において、トップシートはセカンドシートから剥離しにくいように、エンボス凹部により接着されるので、よりトップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品とすることができる。
【0076】
請求項7記載の発明によれば、請求項3〜6の何れか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、エンボス凹部は、各仮想線に対し、その長軸方向が略45度から略90度の角度になるように形成されているので、トップシートはセカンドシートからより剥離しにくく、トップシートにはヨレや皺がより生じにくい。
【0077】
請求項8記載の発明によれば、吸収性物品におけるトップシートとセカンドシートとを接着するために形成する略長方形状或いは略楕円形状の複数のエンボス凹部を、吸収性物品のトップシートの表面を複数のブロックに区切った各ブロックの所定の位置において、吸収性物品を使用する際のトップシートの表面に作用する作用力のうち最大の作用力の方向に対し、そのエンボス凹部の長軸方向が略30度から略90度の角度になるように前記ブロック毎に形成することができる。
特に、トップシートの表面を区切ったブロック毎に、そのエンボス凹部の角度を設定して形成することができるので、吸収性物品のトップシートにおける部位に応じて好適なエンボス凹部が形成される。
このように、エンボス凹部が、トップシートの表面に作用する最大の作用力が、トップシートをセカンドシートから剥離しようとする方向に対し、エンボス凹部の長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成することにより、トップシートがセカンドシートから剥離しにくい吸収性物品とすることができる。
よって、吸収性物品においてトップシートがセカンドシートから剥離しにくいことにより、トップシートにはヨレや皺が生じにくい。
従って、トップシートの肌触り感や吸収性物品における体液の吸収効率、吸収性能を維持することができ、装着感と、体液の高吸収性能を兼ね備えた吸収性物品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナプキンの平面図である。
【図2】図1におけるII−II線における断面図である。
【図3】本実施の形態におけるエンボス凹部及びその配列パターンを示す説明図である。
【図4】着用中の生理用ショーツのクロッチ部分と、身体の股下部における起立姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図である。
【図5】着用中の生理用ショーツのクロッチ部分と、身体の股下部における開脚姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図である。
【図6】着用中の普通ショーツのクロッチ部分と、身体の股下部における起立姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図である。
【図7】着用中の普通ショーツのクロッチ部分と、身体の股下部における開脚姿勢での作用力の大きさと向きを示す説明図である。
【図8】各ブロックにおける作用力の大きさと向きを示す説明図である。
【図9】各ブロックにおけるエンボス凹部の向きの一例を示す説明図である。
【図10】本発明にかかるナプキンの第1の変形例を示す平面図である。
【図11】本発明にかかるナプキンの第2の変形例を示す平面図である。
【図12】エンボス凹部の配列パターンの変形例を示す説明図であり、(a)はエンボス凹部の端部がオーバーラップする場合、(b)はエンボス凹部の端部が離れている場合を示すものである。
【図13】エンボス凹部の変形例を示す説明図である。
【図14】エンボス凹部の変形例を示す説明図である。
【図15】エンボス凹部及びその配列パターンの比較例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 バックシート
3 トップシート
34 セカンドシート
4 吸収体
5 クレープ紙
6 ギャザーシート
8(8’) エンボス凹部
80 エンボス凹部
880 エンボスブロック
81 短軸
82 長軸
88a 第1のフィットエンボス
88b 第2のフィットエンボス
88c センターフィットエンボス
9 弾性部材
11a 前端部
11b 後端部
100、101、102 ナプキン(吸収性物品)
B ブロック
B1 (第1の)ブロック
B2 (第2の)ブロック
B3 (第3の)ブロック
B4 (第4の)ブロック
B11 第1のブロック
B12 第2のブロック(帯領域)
B13 第3のブロック
B14 第4のブロック
α1 第1の仮想線
α2 第2の仮想線
α3 第3の仮想線
α4 第4の仮想線
P ポイント(排血口対応部)
L1,L2 距離

Claims (8)

  1. 人体との接触面側に設けられるトップシートに、複数の略長方形状或いは略楕円形状のエンボス凹部を有する吸収性物品であって、
    前記エンボス凹部の長軸方向は、人体の動きにより前記トップシートに作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 人体との接触面側に設けられるトップシートと、前記トップシートの裏面に配置されるセカンドシートと、人体との接触面と反対面側に設けられるバックシートと、前記セカンドシートと前記バックシートとの間に介装される吸収体と、を備え、前記トップシートと前記セカンドシートとを接着するために形成した、複数の略長方形状或いは略楕円形状のエンボス凹部を有する吸収性物品であって、
    前記エンボス凹部の長軸方向は、前記吸収性物品の前記トップシートの表面を複数のブロックに区切った各ブロックの所定の位置において、前記吸収性物品を使用する際の前記トップシートの表面に当該表面と平行な方向に作用する作用力のうち、最大の作用力の方向に対し、略30度から略90度の角度になるように前記ブロック毎に形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  3. 前記吸収性物品における四隅に位置する第1のブロックには、前記エンボス凹部が、前記吸収性物品の中心から各四隅の第1のブロックに向けて45度方向に延びる第1の仮想線に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性物品の長手方向略中央の両端部から各々、前記吸収性物品の幅方向の内側に向けて凸の略円弧形状を有する帯領域に位置する第2のブロックには、前記エンボス凹部が、前記第1の仮想線と直交する第2の仮想線に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の吸収性物品。
  5. 前記帯領域より、前記吸収性物品の幅方向の外側に位置する第3のブロックには、前記エンボス凹部が、前記吸収性物品の長手方向に平行な第3の仮想線に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の吸収性物品。
  6. 前記帯領域より、前記吸収性物品の幅方向の内側に位置する第4のブロックには、前記エンボス凹部が、前記吸収性物品の長手方向に垂直な第4の仮想線に対し、その長軸方向を略30度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の吸収性物品。
  7. 前記エンボス凹部は、前記各仮想線に対し、その長軸方向を略45度から略90度の角度になるように形成されていることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の吸収性物品。
  8. 人体との接触面側に設けられるトップシートと、前記トップシートの裏面に配置されるセカンドシートと、人体との接触面と反対面側に設けられるバックシートと、前記セカンドシートと前記バックシートとの間に介装される吸収体と、を備える吸収性物品において、前記トップシートと前記セカンドシートとを接着する、複数の略長方形状或いは略楕円形状のエンボス凹部を形成する、エンボス形成方法であって、
    前記吸収性物品のトップシートの表面を複数のブロックに区切る区切工程と、
    前記区切工程により区切られた前記ブロックの所定位置において、前記吸収性物品を使用する際の前記トップシートの表面に平行な方向に作用する作用力を測定する作用力測定工程と、
    前記作用力測定工程により測定された作用力のうち、最大の作用力を決定する最大作用力決定工程と、
    前記最大作用力決定工程により決定された最大の作用力の方向に対し、前記エンボス凹部のその長軸方向が略30度から略90度の角度になるように、前記ブロック毎にエンボス凹部を形成するエンボス凹部形成工程と、
    を有することを特徴とする吸収性物品におけるエンボス形成方法。
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