JP4617221B2 - 水抜き栓駆動ユニット - Google Patents

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本発明は、水道配管に設けた水抜き栓を開閉するための水抜き栓駆動ユニットに関する。
従来より、例えば、寒冷地における水道配管の凍結を防止するため、家庭側の水道配管内の水を排出するための水抜き栓がある。このような水抜き栓としては、例えば、内部の水抜き弁体を進退させることにより、家庭側の水道配管と排出口との流路を開閉するものがある。そして、この水抜き弁体を駆動するための機器として水抜き栓駆動ユニットがある。このような水抜き栓駆動ユニットとしては、例えば、電動モータによる動作と、手動による操作とを両立して実現したものがある(特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来の水抜き栓駆動ユニットでは、次のような問題がある。すなわち、上記水抜き栓駆動ユニットでは、上記電動モータの動力伝達経路の他に、手動による操作力を伝達する経路が必要であり、その構造が複雑化していたという問題がある。
特開平07−138999号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、電動による動作と手動による操作とを両立した水抜き栓駆動ユニットにおいて、シンプルな構造の水抜き栓駆動ユニットを提供しようとするものである。
本発明は、水抜き栓の水抜き弁体を駆動するための水抜き栓駆動ユニットであって、
回転シャフトを有する電動モータと、
上記水抜き弁体を駆動するために変位するロッド部と、
上記電動モータの本体に相対して回転しないように該電動モータ側に係止されたリングギア、該リングギアの内周側に配置されたサンギア、リングギア及びサンギアの径方向の間隙に配置されたプラネタリギア、該プラネタリギアを軸支すると共にプラネタリギアの回動に応じて回転するキャリアを含む遊星歯車を略同軸上に複数、配設してなり、上記回転シャフト側から取り込んだ回転運動を減速して出力する減速機と、
該減速機が出力する回転運動により回転する回転部材を含み、該回転部材の回転運動に応じて上記ロッド部を変位させる運動伝達機構と、
該運動伝達機構の回転部材の回転軸を中心として相対的に回転可能な状態で上記電動モータ及び上記減速機収容するユニットハウジングと、
該ユニットハウジングの内部で、上記回転軸を中心として上記電動モータ及び上記減速機の本体を回転させるための手動操作部と、を有しており、
上記減速機は、上記略同軸上の一方の端部である入力端の遊星歯車のサンギアを介して上記回転シャフト側の回転運動を取り込み、他方の端部である出力端の遊星歯車のキャリアを介して上記運動伝達機構の回転部材を回転させると共に、
上記略同軸上で隣り合う2基の遊星歯車のうち上記入力端側に位置する遊星歯車のキャリアと上記出力端側に位置する遊星歯車のサンギアとが一体的に回転するように構成され、
上記手動操作部は、上記ユニットハウジングとの間の相対回転が規制された状態及び該相対回転が許容された状態を選択的に設定するためのクラッチ機構を含み、該クラッチ機構により上記ユニットハウジングとの間の相対回転が規制された状態においては、手動による回転操作が不可能である一方、
上記クラッチ機構により上記ユニットハウジングとの間の相対回転が許容された状態においては、手動による回転操作に応じて上記電動モータ及び上記減速機の本体を上記ユニットハウジングの内部で回転させ得ることを特徴とする水抜き栓駆動ユニットにある(請求項1)。
本発明の水抜き栓駆動ユニットにおける上記手動操作部は、上記電動モータとの相対回転を規制してある。また、上記手動操作部は、上記ユニットハウジングとの間に相対回転を規制又は許容するように構成した上記クラッチ機構を有している。
このクラッチ機構を用いて上記ユニットハウジングと上記手動操作部との相対回転を規制したときは、上記手動操作部を介して、上記ユニットハウジングと上記電動モータとの相対回転が規制された状態となる。この状態では、上記ユニットハウジングに対して上記手動操作部を回転操作することができない。一方、上記電動モータを駆動して上記回転シャフトを回転させれば、上記減速機を介してその回転運動を上記運動伝達機構に入力できる。そして、上記電動モータの回転駆動力により上記ロッド部を電動により駆動させることができる。ここで、上記のごとく上記電動モータと上記ユニットハウジングとの相対回転を規制した状態にあるため、上記運動伝達機構に入力する回転運動の反作用により、上記ユニットハウジングの内部で上記減速機及び上記電動モータ自体が回転することなく、上記ロッド部を駆動できる。
一方、上記クラッチ機構を用いて上記ユニットハウジングと上記手動操作部との相対回転を許容したときは、上記ユニットハウジングに対して、上記電動モータ及び上記手動操作部を相対的に回転させることが可能になる。この状態では、上記ユニットハウジングに対して上記手動操作部を回転操作すれば、上記電動モータを介して上記各リングギアを回転でき、上記減速機自体を回転させることができる。そして、上記減速機自体を回転させて上記運動伝達機構に回転運動を入力することにより、上記ロッド部を駆動することができる。
上記水抜き栓駆動ユニットでは、上記減速機及び上記電動モータ自体が、上記手動操作部から上記運動伝達機構に向けて手動による操作力を伝達させる経路となっている。そのため、上記水抜き栓駆動ユニットでは、手動による操作力を伝達する経路を別途、独立して確保する必要がない。さらに、上記水抜き栓駆動ユニットでは、上記手動操作部の上記クラッチ機構を利用して、上記減速機及び上記電動モータ自体と、上記ユニットハウジングとの相対回転を規制するか許容するかにより、電動駆動と手動操作との切換を実現している。すなわち、手動操作力の伝達経路における最上流に位置する上記手動操作部において操作力の断続を行っている。そのため、例えば、上記手動操作部と上記クラッチ機構とを独立して配置した場合のように、上記手動操作部と上記クラッチ機構との間の動力伝達経路を確保する必要がない。
以上のように、本発明の水抜き栓駆動ユニットは、極めてシンプルな構成により、電動による動作と手動による操作とを両立して実現できる。したがって、本発明の水抜き栓駆動ユニットでは、部品点数を少なくでき、それに応じて組み付けに要する組み付け工数を少なくすることができる。
本発明の水抜き栓駆動ユニットは、シンプルな構造を有する優れた製品である。このようなシンプルな構造の水抜き栓駆動ユニットによれば、高い信頼性を実現でき、長期間に渡ってその優れた特性を発揮し得る。
本発明の水抜き栓駆動ユニットの上記運動伝達機構は、上記回転シャフトの回転運動を上記ロッド部の進退運動に変換するように構成するのが良い(請求項2)。
この場合には、水抜き弁体を進退させることにより動作させるタイプの水抜き栓に対して上記水抜き栓駆動ユニットを適用することができる。
この場合の上記運動伝達機構としては、例えば、内周面に多条ねじを設けた略円筒状を呈する外挿部材と、外周面に多条ねじを設けた略円柱状の内挿部材とを組み合わせた構造により実現できる。さらに、例えば、内周面にら旋状のガイド溝を設けた略円筒状の外挿部材と、該ガイド溝を摺動するガイドピンを外周面に設けた略円柱状の内挿部材との組み合わせ構造により、上記運動伝達機構を構成することもできる。このような運動伝達機構によれば、上記外挿部材の回転運動を上記内挿部材の進退運動に変換することができる。また、上記の挿入構造を逆にして、回転運動を行う部材に対して進退運動を行う部材を外挿する構造を採用することもできる。
また、上記運動伝達機構は、上記回転シャフトの回転運動を上記ロッド部の回転運動として伝達するように構成するのも良い(請求項3)。
この場合には、水抜き弁体を回転させることにより動作させるタイプの水抜き栓に対して適用することができる。
また、上記減速機を構成する上記各遊星歯車は、同一の歯車仕様のものであり、上記各リングギアは、略円筒状を呈する一体部品として構成してあることが好ましい(請求項4)。
上記各リングギアを一体部品として構成する場合には、当該リングギアの内周側にプラネタリギアやサンギア等を組み込むことにより上記減速機を一体的、かつ、コンパクトに構成することができる。そして、このように一体的に構成した減速機を用いれば、極めて作業効率良く上記水抜き栓駆動ユニットを組み立てることができる。さらに、上記のように一体化したコンパクトな減速機を用いれば、上記水抜き栓駆動ユニット全体をコンパクトに構成することができる。
また、上記減速機と上記回転モータとは、略同軸上に配置してあり、上記手動操作部は、上記減速機及び上記回転モータの配置した軸を中心にして回転する回転ハンドルを含むことが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記回転ハンドル、上記減速機及び上記回転モータを略同軸上に配置することで、上記水抜き栓駆動ユニットの構造をシンプルにできる。さらに、上記減速機、上記回転モータ及び上記回転ハンドルを略同軸上で順番に組み付けでき、その組み付け作業性を向上できる。
(実施例1)
本例は、水道配管に設けた水抜き栓7を開閉するための水抜き栓駆動ユニット1に関する例である。この内容について、図1〜図を用いて説明する。
本例の水抜き栓駆動ユニット1は、図1及び図2に示すごとく、水抜き栓7の水抜き弁体71を駆動するためのものである。
この水抜き栓駆動ユニット1は、回転シャフト21を有する電動モータ2と、水抜き弁体71を駆動するための略棒状のロッド部5と、回転シャフト21から伝達された回転運動をロッド部5に伝達するように構成した運動伝達機構3と、略同軸上に配設された複数組の遊星歯車41〜43を有してなり、隣り合う遊星歯車のうちの一方のキャリアと他方のサンギアとが一体的に回転し、かつ、各リングギア403が一体的に回転するように構成した減速機4と、電動モータ2及び減速機4の全体を回転可能な状態で収容するユニットハウジング11と、電動モータ2との相対回転を規制した手動操作部6とを有している。
上記減速機4では、一方の端部に位置する遊星歯車41のサンギア411が回転シャフト21に連結され、他方の端部に位置する遊星歯車43のキャリア434が運動伝達機構3に連結されている。さらに、この減速機4では、リングギア403が、電動モータ2との相対的な回転を規制されている。
さらに、手動操作部6は、ユニットハウジング11との間の相対回転を規制または許容するクラッチ機構65を有している。
以下に、この内容について詳しく説明する。
本例の水抜き栓駆動ユニット1は、図2に示すごとく、全体として略円柱形状を呈するものである。この水抜き栓駆動ユニット1は、軸方向に長い略円柱状の中間ユニット8を介して、例えば、地中に埋設される水抜き栓7に接続するように構成してある。この中間ユニット8は、略円筒状の接続管81と、該接続管81に内挿される伝達シャフト82とよりなる。
まず、本例の水抜き栓7の構造及び作動について簡単に説明しておく。
本例の水抜き栓7は、図2及び図7に示すごとく、水道配管の1次配管721と、家庭内の水道蛇口73に連結される2次配管722との間に介設する三方弁である。水抜き栓7は、筐体をなす栓ハウジング70と、軸方向に進退するように収容した水抜き弁体71とよりなる。栓ハウジング70は、水抜き弁体71の軸方向の2カ所に弁座701、702を有している。水抜き弁体71は、栓ハウジング70の弁座701、702にそれぞれ対応して、Oリングを備えた環状凸部711、712を有している。環状凸部711が弁座701を閉止するとき弁座702が開放され(図2に示す状態。)、環状凸部712が弁座702を閉止するとき弁座701が開放される(図7に示す状態。)ように構成してある。前者の場合には、1次配管721から2次配管722に至る流路が連通されると共に、排出口723に至る流路が閉止される。また、後者の場合には、1次配管721が閉止されると共に、2次配管722から排水口723に至る流路が連通され、2次配管722内の水道水を排出できる。
水抜き栓駆動ユニット1は、図1に示すごとく、モータハウジング20に収容した電動モータ2と、歯車ハウジング40に収容した減速機4と、モータハウジング20及び歯車ハウジング40を収容する有底略円筒状のユニットハウジング11と、該ユニットハウジング11の底側の端部に配設された手動操作部6と、ユニットハウジング11の開放端側を封止する封止ブロック30と、封止ブロック30の内周側に配置された運動伝達機構3と、電動モータ2と減速機4との間に配設されたギア機構22とを有している。
ユニットハウジング11の開放側の端部は、その内周側に封止ブロック30を嵌合するように構成してある。一方、ユニットハウジング11の有底端部側の略円形状の端面には、その略中心に貫通穴110を穿孔してある。この貫通穴110は、上記手動操作部6を介して入力された手動操作力を伝達するための部材(本例ではジョイント部62。)を貫通して配置するための穴である。さらに、この貫通穴110の外周には、内部側に向けて軸方向に突出する凸部119を周方向に複数、設けてある。
封止ブロック30は、図1及び図2に示すごとく、ユニットハウジング11の内周に嵌合する封止部31と、軸方向の外方に向けて突出する継手部32とを有する。継手部32は、略円筒状を呈する部分であり、中間ユニット8の接続管81の外周にねじ係合する連結ナット329を保持している。本例の水抜き栓駆動ユニット1は、この連結ナット329により中間ユニット8に連結される。そして、継手部32の内周側には、ロッド部5を配置してある。このロッド部5は、その先端に、中間ユニット8の伝達シャフト82に連結するための連結部58を設けてなる。
なお、本例では、回転止め用のピン部材を用いて封止ブロック30の封止部31とユニットハウジング11との間の相対回転を規制してある。また、封止ブロック30の封止部31は、軸回りの回転を許容した状態で減速機4及び電動モータ2を保持するように構成してある。特に、本例の封止部31は、電動モータ2側に設けたコイルばね651の付勢力によって押し当てられる減速機4を支持するという保持構造を有している。
上記封止部31は、図1及び図3に示すごとく、3本1組の電極ピン311pを収容するソケット部311を外部側に設けてなると共に、2重円状の電極パターン311rを設けた略円形状の基板312を内部側に保持している。さらに、封止部31は、略円柱形状を呈する上記運動伝達機構3を収容する略円筒状の中空部310を設けてなる。
本例の封止部31では、図1,図3及び図4に示すごとく、電極ピン311pと電極パターン311rとの間に、電気的な接続を断続するリミットスイッチ311sを設けてある。本例では、基板312と封止部31との間のすき間にリミットスイッチ311sを2個、配置した。各リミットスイッチ311sは、運動伝達機構3を構成する回転部材35の外周面に設けた凸部351によって動作するように構成してある。
継手部32は、図1及び図5に示すごとく、ロッド部5の回転を規制し、かつ、その軸方向の進退を許容した状態で、ロッド部5を収容する構造を備えている。本例では、略円形状から相互に対向する2カ所を切り欠いたロッド部5の断面形状と、該断面形状に対してわずかに大きく穿孔した継手部32の貫通穴320の断面形状との組み合わせにより、上記の収容構造を実現している。
運動伝達機構3は、図1に示すごとく、内周面に多条ねじを形成してなる略円筒状の外挿部材である回転部材35と、多条ねじを外周面に設けた内挿部材であるスプール36とを組み合わせてなる。回転部材35は、遊星歯車43のキャリア434と一体的に回転する部材である。スプール36は、同軸上に配置された上記ロッド部5の端面に固定してあり、該ロッド部5により回転を規制されている。運動伝達機構3は、多条ねじ同士の係合により、回転部材35の回転に応じて、その内周側でスプール36を軸方向に進退させるように構成してある。
さらに、本例の回転部材35は、図1及び図4に示すごとく、上記のごとく、その外周面に、リミットスイッチ311sを動作させるための凸部351を有している。本例では、スプール36の進退ストロークの両端に対応して2カ所の凸部351を設けてある。一方の凸部351はスプール36が突出しきったときに一方のリミットスイッチ311sに当接し、他方の凸部351はスプール36が最大限に引き込まれたときに他方のリミットスイッチ311sに当接するように配設してある。そして、凸部351がリミットスイッチ311sに当接すると電気的な経路が切断され、電動モータ2への電力供給が停止されるように構成してある。
本例の減速機4は、図1に示すごとく、同一歯車仕様の3基の遊星歯車41〜43を略同軸上に配設してなる。各遊星歯車41〜43は、中心に配置した略円柱状のサンギア411、421、431と、外周をなす略円環状のリングギア403と、サンギア411、421、431とリングギア403との間隙に配置された4個のプラネタリギア412、422、432と、4個のプラネタリギア412、422、432を保持するキャリア414、424、434とを組み合わせてなる。
本例では、上記のように、電動モータ2側の端部をなす第1遊星歯車41のサンギア411は、ギア機構22を介して電動モータ2の回転シャフト21に連結してある。また、運動伝達機構3側の端部をなす第3遊星歯車43のキャリア434は、運動伝達機構3を構成する回転部材35に連結してある。さらに、中間に位置する第2遊星歯車42では、サンギア421が上記第1遊星歯車41のキャリア414に連結してあると共に、キャリア424が上記第3遊星歯車43のサンギア431に連結してある。特に、本例では、第1遊星歯車41のキャリア414と第2遊星歯車42のサンギア421とを一体部品として構成し、第2遊星歯車42のキャリア424と第3遊星歯車43のサンギア431とを一体部品として構成してある。そして、本例の減速機4では、各遊星歯車41〜43のリングギア403を略円筒状を呈する一体部品として形成してある。
上記歯車ハウジング40は、図1及び図3に示すごとく、減速機4を収容する有底略円筒状(コップ状)の部材である。歯車ハウジング40は、内周側にリングギア403を固定した状態で減速機4を収容しており、かつ、軸回りに回転可能な状態で封止ブロック30に保持されている。歯車ハウジング40の底側の端面には、貫通穴400を設けてあり、該貫通穴400を貫通して第1遊星歯車41のサンギア411を軸方向に延長してある。さらに、歯車ハウジング40は、電動モータ2に電力供給する2本1対のリード(図示略)を有しており、封止ブロック30側の端面には、径方向の位置が異なる2本1組の電極ブラシ402を配設してある。本例では、これらの電極ブラシ402と基板312に設けた2重円状の電極パターン311rとの電気的な接触により、電動モータ2に電力を供給している。
電動モータ2は、図1に示すごとく、略円柱外形状を呈するDCブラシモータである。この電動モータ2は、直流電源の供給を受けて中心軸に沿って保持した回転シャフト21を回転させるように構成してある。
本例では、有底略円筒状のモータハウジング20の内側に電動モータ2を固定してある。このモータハウジング20における開放側の端部には、電動モータの回転シャフト21が突出している。一方、底側の略円形状を呈する端面には、軸方向に突出する凸部201を同心円上の数カ所に設けてある。さらに、モータハウジング20は、内部に固定した電動モータ2の端子から電気的に延設されたリード(図示略)を有している。このリードにおける他方の端部は、減速機4側の端部に位置している。
モータハウジング20は、図1に示すごとく、上記歯車ハウジング40に対して軸方向に略一定の間隙を空けた状態で固定してある。本例では、モータハウジング20と歯車ハウジング40とを、周方向の4カ所に配設した柱状を呈する連結部材15を介して連結してある。モータハウジング20と歯車ハウジング40とは、これら連結部材15を介して、相対的な回転が規制された状態で同軸上で連結してある。
モータハウジング20と歯車ハウジング40との間隙には、図1に示すごとく、3個のギアを組み合わせたギア機構22を配設してある。各ギアは、外径が異なる2つの平歯車を同軸上に連結した略2重円柱状のものである。ギア機構22は、電動モータ2の回転シャフト21の回転を減速して減速機4に伝達するように構成してある。具体的には、上流側のギアが、電動モータ2の回転シャフト21にギア係合しており、かつ、下流側のギアが、第1遊星歯車41のサンギア411にギア係合している。
手動操作部6は、図1に示すごとく、操作のための回転ハンドル61と、モータハウジング20に係合するジョイント部62と、ユニットハウジング11との間の相対回転を規制又は許容するためのクラッチ機構65とを含む。
回転ハンドル61は、ユニットハウジング11の端部を被うようなカップ形状を呈している。ジョイント部62は、ユニットハウジング11の貫通穴110を貫通する軸部621と、該軸部621の端部をなすフランジ部622とよりなる。軸部621の端部は、回転ハンドル61の内周側の略中心に固定される。フランジ部622は、略円板状をなし、その周方向の数カ所に係合穴620を穿孔してなる。フランジ部622の各係合穴620は、上記モータハウジング20の端面に設けた凸部201及び、ユニットハウジング11の上記凸部119を収容(係合)し得るように形成してある。
本例のクラッチ機構65は、フランジ部622に設けた係合穴620を有してなり、この係合穴620と凸部201との係合状態を維持しながら、係合穴620と凸部119との係合、非係合を切り換えるように構成してある。手動操作部6は、軸方向に沿って進退することで、クラッチ機構65を機能させるように構成してある。
水抜き栓駆動ユニット1におけるジョイント部62とモータハウジング20との間隙には、軸方向に伸縮するコイルばね651を配設してある。このコイルばね651は、圧縮した状態で配設してあり、それ故、コイルばね651は、手動操作部6に対して軸方向外方に向かう付勢力を作用する。手動操作部6に対して軸方向の押し込み力が作用しないとき、図1に示すごとく、コイルばね651の付勢力によってジョイント部62とモータハウジング20との間隙が拡大した状態となる。このときには、ジョイント部62の係合穴620が、モータハウジング20の凸部201及び、ユニットハウジング11の凸部119を収容する状態となる。すなわち、手動操作部6が、ユニットハウジング11及びモータハウジング20と一体的に回転する状態が実現される。
一方、手動操作部6に対する軸方向の押し込み力としてコイルばね651をさらに圧縮する方向の力を作用すると、図8に示すごとく、ユニットハウジング11の凸部119がフランジ部622の係合穴620から引き抜かれる。このときには、クラッチ機構65の作用により、手動操作部6及びモータハウジング20に対するユニットハウジング11の相対回転が可能になる。すなわち、手動操作部6の回転操作により、ユニットハウジング11とは独立して、モータハウジング20を回転し得る状態となる。
次に、上記のように構成した水抜き栓駆動ユニット1の動作について説明する。
手動操作部6を押し込まない状態で電動モータ2に動作電流を供給すると回転シャフト21が回転し、その回転運動がギア機構22を介して減速機4に入力される(図1に示す動作状態。)。減速機4では、まず、第1遊星歯車41のサンギア411が回転し、それに伴って、サンギア411の外周に配置したプラネタリギア412が回動する。プラネタリギア412が回動するに応じてキャリア414が回転し、該キャリア414と一体の部品をなす第2遊星歯車42のサンギア421が回転する。さらに、上記のような第1遊星歯車41と第2遊星歯車42との間の回転運動の伝達と同様、第2遊星歯車42から第3遊星歯車43に向けて回転運動が伝達され、該第3遊星歯車43のキャリア434の回転として出力される。
運動伝達機構3の回転部材35は、減速機4を構成する第3遊星歯車43のキャリア434と一体的に回転する。ここで、運動伝達機構3のスプール36は、ロッド5と連結され、軸回りの回転が規制された状態にある。それ故、回転部材35が回転すると、回転部材35の内周に設けた多条ねじと、スプール36の外周に設けた多条ねじとの係合により、スプール36が軸方向に進退する。
回転部材35が回転していくと、その外周に設けた凸部351がリミットスイッチ311sに当接する。そうすると、電極ピン311pから電動モータ2に至る電気的な接続が切断されて、電動モータ2への電力供給が停止される。これにより、スプール36の進退が停止する。なお、本例では、上記のようにスプール36の進退ストロークの両端に対応して、2基のリミットスイッチ311sを配設してある。
スプール36の軸方向の進退は、中間ユニット8の伝達シャフト82を介して水抜き弁体71に伝達される。スプール36の進退により水抜き弁体71が図2に示すごとく位置すると、1次配管721と2次配管722とが連通され、水道蛇口73から水道水が出る状態となる。一方、スプール36の進退により水抜き弁体71が図7に示すごとく位置すると、1次配管721が閉止されると共に、2次配管722から排水口723に至る流路が連通する。この状態では、家庭側の水道配管である2次配管722内の水道水を排出でき、凍結等による水道管の破損を未然に防止することができる。
一方、手動操作部6を軸方向に押し込んで回転ハンドル61を回転させた場合(図8に示す動作状態。)には、ユニットハウジング11の内部で、モータハウジング20及び歯車ハウジング40を一体的に回転させることができる。歯車ハウジング40を回転させると、その内周に固定したリングギア403が回転する。このとき、回転部材35と一体的に回転する第3遊星歯車43のキャリア434に対しては、リングギア403から作用する回転させようとする回転トルクと、運動伝達機構3の回転部材35から作用する回転させまいとする保持トルクが作用する。
例えば、キャリア434が、リングギア403と一体的に回転する場合、すなわち、減速機4全体が回転する場合には、リングギア403と一体回転する電動モータ2について回転シャフト21の回転が生じない。
一方、例えば、キャリア434がそのまま静止する場合、すなわち、回転するリングギア403に対して相対的にキャリア434が回転する場合には、リングギア403と一体回転する電動モータ2について回転シャフト21の回転が生じることになる。
ここで、回転シャフト21を回転させるためには、減速機4側から電動モータ2に向けて、本来とは逆方向に力を伝達させる必要がある。このように逆方向の力で回転シャフト21を回転させるためには、非常に大きな回転トルクを必要とする。それに比べると、回転部材35を回転させるために必要なトルクは小さく設定してある。そのため、リングギア403に回転トルクを入力した場合には、回転に要するトルクが小さい回転部材35が回転されることになる。すなわち、リングギア403に従動してキャリア434が回転する状態、すなわち、減速機4全体が回転し、その回転力が回転部材35に入力される状態になる。
したがって、上記のごとくリングギア403を回転させれば、回転シャフト21を回転させることなく、減速機4及び電動モータ2を一体的に回転して回転部材35を回転させることができる。そして、この回転部材35の回転に応じてロッド部5を進退させて水抜き弁体71を駆動し、上記のごとく水抜き栓7を開閉できる。
以上のように、本例の水抜き栓駆動ユニット1によれば、極めてシンプルな構造により、手動による操作と電動による動作とを両立して実現できる。さらに、シンプルな構造の水抜き栓駆動ユニット1は、長期間の使用期間に渡って、その優れた特性を維持し得る。また、シンプルな構造の水抜き栓駆動ユニット1は、部品点数を抑えると共に、その組み付け工数を低減した低コストのものである。
特に、本例の水抜き栓駆動ユニット1では、封止ブロック30に対して減速機4及び電動モータ2が回転可能な状態で配置してある。特に、本例の水抜き栓駆動ユニット1では、コイルばね651の付勢力を利用して、封止ブロック30に対して減速機4及び電動モータ2を当接させるという保持構造を採用している。それ故、水抜き栓駆動ユニット1を組み立てるに当たっては、連結部材15を介して連結した減速機4及び電動モータ2をユニットハウジング11に収容した後、封止ブロック30を減速機4側の端部に押し当てていくだけで良い。すなわち、コイルばね651の付勢力が作用した状態で減速機4側と封止ブロック30とを当接させるだけで良く、極めて簡単に組み立て作業を実施していくことができる。
なお、本例では、3段の遊星歯車41〜43よりなる減速機4を用いたが、これに代えて、2基の遊星歯車を本例と同様に組み合わせた2段の遊星歯車よりなる減速機を採用することもできる。
(実施例2)
本例は、実施例1の水抜き栓駆動ユニットを基にして、運動伝達機構3の構成を変更した例である。この内容について、図9〜図11を用いて説明する。
本例の運動伝達機構3は、図9に示すごとく、第3遊星歯車43のキャリア434と一体回転する回転部材35よりなる。そして、この回転部材35に対しては、ロッド部5を一体的に形成してある。また、図9におけるC−C断面は、図10に示すごとく、実施例1とは相違しており、略円形状を呈する継手部32の内周形状と、略円形状を呈する回転部材35の断面形状とを組み合わせてある。
ロッド部5の連結部58は、断面略矩形状を呈している。そして、この連結部58に外挿する伝達シャフト82は、内周矩形状を呈する管状の角パイプである。本例では、図11に示すごとく、伝達シャフト82の内周形状と、連結部58の断面形状との嵌め合いにより、ロッド部5の回転運動を伝達シャフト82に伝達した。なお、本例では、ロッド部5の連結部58と伝達シャフト82との間には、軸方向に略直行する方向に貫通するピン820を配設してある。
水抜き栓7は、同図に示すごとく、水抜き栓駆動ユニット1側の端部に外周ねじ部717を設けた水抜き弁体71と、外周ねじ部717にねじ係合する内周ねじ部77を設けた栓ハウジング70とを有している。水抜き弁体71は、環状凸部711、712の反対側の端部に、断面略矩形状を呈する連結部718を有する。この連結部718に対しては、上記角パイプである伝達シャフト82の他方の端部を外挿してある。本例では、水抜き弁体71の連結部718と伝達シャフト82との連結構造を上記の挿入構造のみにより実現してある。この挿入構造のみによる連結構造によれば、伝達シャフト82から連結部718とに向けて回転運動を伝達する一方、水抜き弁体71の回転によって生じる進退運動を吸収することができる。
本例の水抜き栓駆動ユニット1においては、キャリア434の回転は、運動伝達機構3である回転部材35、ロッド部5及び伝達シャフト82を介して、水抜き弁体71の回転運動として伝達される。そして、水抜き弁体71が回転すると、その外周ねじ部717と内周ねじ部77とのねじ係合により、水抜き弁体71自体が軸方向に進退する。本例では、この水抜き弁体71の進退により、水抜き栓71が実施例1と同様に動作する。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図。 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの使用状態を示す説明図。 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図(図1におけるA−A線矢視断面図) 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図(図1におけるB−B線矢視断面図)。 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図(図1におけるC−C線矢視断面図)。 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図(図1におけるD−D線矢視断面図)。 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの使用状態を示す説明図。 実施例1における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図(手動操作部を軸方向に押し込みした状態の断面図。)。 実施例2における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図。 実施例2における、水抜き栓駆動ユニットの断面構造を示す断面図(図9におけるC−C線矢視断面図)。 実施例2における、水抜き栓駆動ユニットの使用状態を示す説明図。
符号の説明
1 水抜き栓駆動ユニット
11 ユニットハウジング
2 電動モータ
20 モータハウジング
3 運動伝達機構
4 減速機
41 第1遊星歯車
42 第2遊星歯車
43 第3遊星歯車
5 ロッド部
6 手動操作部
65 クラッチ機構

Claims (5)

  1. 水抜き栓の水抜き弁体を駆動するための水抜き栓駆動ユニットであって、
    回転シャフトを有する電動モータと、
    上記水抜き弁体を駆動するために変位するロッド部と、
    上記電動モータの本体に相対して回転しないように該電動モータ側に係止されたリングギア、該リングギアの内周側に配置されたサンギア、リングギア及びサンギアの径方向の間隙に配置されたプラネタリギア、該プラネタリギアを軸支すると共にプラネタリギアの回動に応じて回転するキャリアを含む遊星歯車を略同軸上に複数、配設してなり、上記回転シャフト側から取り込んだ回転運動を減速して出力する減速機と、
    該減速機が出力する回転運動により回転する回転部材を含み、該回転部材の回転運動に応じて上記ロッド部を変位させる運動伝達機構と
    該運動伝達機構の回転部材の回転軸を中心として相対的に回転可能な状態で上記電動モータ及び上記減速機収容するユニットハウジングと、
    該ユニットハウジングの内部で、上記回転軸を中心として上記電動モータ及び上記減速機の本体を回転させるための手動操作部と、を有しており、
    上記減速機は、上記略同軸上の一方の端部である入力端の遊星歯車のサンギアを介して上記回転シャフト側の回転運動を取り込み、他方の端部である出力端の遊星歯車のキャリアを介して上記運動伝達機構の回転部材を回転させると共に、
    上記略同軸上で隣り合う2基の遊星歯車のうち上記入力端側に位置する遊星歯車のキャリアと上記出力端側に位置する遊星歯車のサンギアとが一体的に回転するように構成され、
    上記手動操作部は、上記ユニットハウジングとの間の相対回転が規制された状態及び該相対回転が許容された状態を選択的に設定するためのクラッチ機構を含み、該クラッチ機構により上記ユニットハウジングとの間の相対回転が規制された状態においては、手動による回転操作が不可能である一方、
    上記クラッチ機構により上記ユニットハウジングとの間の相対回転が許容された状態においては、手動による回転操作に応じて上記電動モータ及び上記減速機の本体を上記ユニットハウジングの内部で回転させ得るように構成されていることを特徴とする水抜き栓駆動ユニット。
  2. 請求項1において、上記運動伝達機構は、上記回転シャフトの回転運動を上記ロッド部の進退運動に変換するように構成してあることを特徴とする水抜き栓駆動ユニット。
  3. 請求項1において、上記運動伝達機構は、上記回転シャフトの回転運動を上記ロッド部の回転運動として伝達するように構成してあることを特徴とする水抜き栓駆動ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記減速機を構成する上記各遊星歯車は、同一の歯車仕様のものであり、上記各リングギアは、略円筒状を呈する一体部品として構成してあることを特徴とする水抜き栓駆動ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記減速機と上記回転モータとは、略同軸上に配置してあり、上記手動操作部は、上記減速機及び上記回転モータを配置した軸を中心にして回転する回転ハンドルを含むことを特徴とする水抜き栓駆動ユニット。

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