JP4616630B2 - 作業機械の盗難防止を提供するためのシステムおよび方法 - Google Patents

作業機械の盗難防止を提供するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、制御システム、より詳しくは、作業機械の盗難防止および阻止を提供するための製造のシステム、方法、および物品に関する。
ある車両、特に産業用作業機械は高価であり、容易に置き換えられない。したがって、このような車両に堅固な盗難防止システムを提供することが極めて重要である。それにもかかわらず、もっぱらこのような防止を提供するために、車両を単にディスエーブルすることは望ましくないことがある。例えば、操作者は、車両のエンジンを作動したまま車両(例えば船)の盗難を防止するように望む場合がある。さらに、操作者は、このようなシステムを非作動にすることなく、車両のあるシステムへのアクセスを制限するように望む場合がある。例えば、船の操作者/所有者は、ある制限(例えばエンジン速度制限)に従って船にアクセスおよび/またはそれを操作することを保守員に許容することを望むことがある。
ある状態では、複数の車両は保護を必要とすることがある。例えば、地理的に分散したフリートは盗難防止を必要とし得る。したがって、中央位置からこれらの車両のそれぞれに盗難防止を提供する能力は、経済効率およびロジスティックスの両方の観点で重要である。
上述の問題に取り組むため、堅固かつフレキシブルな盗難防止能力の提供を試みる様々な車両盗難防止システムが現れている。これらのシステムの多くでは、操作者がアクセスする一次制御装置は、エンジンまたは車両システム(例えば燃料ポンプ)を制御する二次制御装置と通信する。一次制御装置が無許可の操作者を検出した場合、二次ユニットは制御装置の個々のシステムを非作動にする。しかし、従来の盗難防止システムは、いくつかの領域で不完全である。典型的なシステムは、様々なシステム固有の防止モードを容易にしつつ盗難防止を提供することに成功していない。例えば、典型的なシステムは、他のシステムの制限されない動作を許容するが、ある車両システムの動作を制限しない。さらに、典型的なシステムは、複数の車両に対する集中制御を提供していない。さらに、従来のシステムは、当該システムから一次および/または二次制御装置を迂回または除去することによって容易に破られるという点において、堅固な防止の提供に失敗している。さらに、既存の制御装置が新しい制御装置に置き換えられた場合、新しい制御装置は、引き続く盗難防止を提供するように構成可能ではない。
プライス(Price)らへの米国特許公報(特許文献1)は、車両エンジンが様々な防止モードで動作することを許容する車両盗難防止システムを記述している。1つのこのような防止モードは、制御装置が走行速度またはエンジン速度を制限する速度制限モードを含む。(特許文献1)は、エンジン速度の制限により、1000rpmのエンジン速度制限に従って車両を移動することを保守員に許容し得ることに言及している。プライス(Price)らによって記述されているシステムは、車両エンジンが様々な盗難防止モードで動作することを許容するための解決方法を提供しているが、この方法はエンジン動作に限定されている。すなわち、開示されているシステムは、車両と関連付けられた異なるタイプの複数のシステムおよび構成要素のために異なる防止モードを設定することを車両操作者に許容していない。さらに、プライス(Price)らによって記述されているシステムは、堅固な盗難防止を提供しておらず、制御装置が泥棒によって除去または迂回されるときに直面する問題に取り組んでいない。
ギルモア(Gilmore)への米国特許公報(特許文献2)は、盗難防止を提供するために車両の燃料ポンプを動けなくする車両盗難防止システムを記述している。盗難防止システムは、燃料ポンプを制御するためにポンプ制御ユニット(PCU)を使用する。ギルモア(Gilmore)によって記述されているシステムでは、燃料ポンプがエンジン制御ユニット(ECU)からある応答を受信しない限り、燃料ポンプを制御するためにPCUを作動できない。したがって、ECUが泥棒によって迂回された場合、燃料ポンプは作動せず、エンジンは始動しない。ギルモア(Gilmore)は、ECUが迂回された場合に盗難防止を提供するための解決方法を提供しているが、この方法は、エンジン始動を防止するために燃料ポンプを非作動にすることにのみ限定される。したがって、開示されているシステムは、あるシステムおよび構成要素の動作を許容しつつ盗難防止を提供していない。さらに、ギルモア(Gilmore)によって記述されているシステムは、既存のユニットの除去の際に新しいECUの構成に関連する問題に取り組んでいない。さらに、ギルモア(Gilmore)のシステムは、車両隊を中央で保護することに関連する問題に取り組んでいない。
米国特許第6,356,186号明細書 米国特許第6,144,112号明細書
本発明のある実施形態と一致する製造の方法、システム、および物品は、上述した課題の1つ以上を解決することに関する。
方法およびシステムは、1つ以上の作業機械の盗難防止を提供し得る。ある実施形態では、方法およびシステムは、1つ以上の操作システムを制御することが可能であり、作業機械への様々なレベルのアクセスを提供かつ管理することが可能である。方法およびシステムは、堅固な盗難防止を提供するためにオーバライドアテンプトに反応し得る。
本発明の実施形態に従って、方法およびシステムは、盗難防止サービスを提供するために、1つ以上の埋め込み制御モジュールを利用することが可能である。第1の制御モジュールを作動して、作業機械内の第1の操作システムへのアクセスを制限するための方法およびシステムを提供し得る。方法およびシステムは、第2の制御モジュールを作動して、作業機械内の第2の操作システムへのアクセスを制限することが可能である。1つの構造では、第1の制御モジュールは第2の制御モジュール新しい制御モジュール置換したことを検出し、新しい制御モジュールを第2の制御モジュールとして自動的に構成して、作業機械内の第2の操作システムへのアクセスを制限することが可能である。
本明細書に組み込まれかつその一部を構成する添付図は、本発明の複数の形態を示しており、詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するために役立つ。
次に、実施例が添付図に示されている本発明の模範的な実施形態を詳細に参照する。可能な場合、図面全体にわたって、同一または同様の要素を指すために、同一の参照番号が使用される。添付図は、本発明と一致する模範的な実施形態および実行を示しており、これらについて、当業者が本発明を実施できる程度に十分に詳細に説明する。模範的な実施形態の説明は、他の実施形態または実行が本発明の範囲内に含まれないことを指摘または意味しない。他の実行を利用し得ること、および本発明の範囲から逸脱することなく構造的変更および方法の変更を行い得ることを理解すべきである。
TDS構造の概観
図1は、本発明の実施形態と一致する特徴および原理を実行し得る模範的な環境100を示している。環境100の構成要素の数は図示するものに限定されず、また本発明の実施形態と一致する構成要素の数および構成の他の別形態が可能である。図1に示したように、環境100は、1つ以上の作業機械105、1つ以上のサービスシステム175、および1つ以上のコンピュータシステム185を備えることが可能である。
本明細書に使用されているように、「作業機械」という用語は、採掘、建設、農業等のような特定の産業と関連する少なくとも1つの動作を実行しまた作業環境(例えば、建設現場、採掘現場、発電プラント等)の間またはその中で動作する固定または移動可能な機械を指す。「作業機械」という用語はまた、非産業的設備で使用するための固定および/または移動可能な機械(例えば、個人的使用のための機械)を網羅する。作業機械105は、トラック、クレーン、土工車両、採掘車両、バックホー、材料取扱い器具、農業器具、船舶、航空機のような商業用機械、および作業環境で動作する任意のタイプの機械を表し得る。さらに、作業機械105は、海洋掘削プラットフォームで運転されるエンジンベースのシステムのような産業用固定機械を表し得る。作業機械105はまた、乗用車、漁船、ヨット等を表し得る。図1に示したように、作業機械105は、1つ以上の操作システム121、通信モジュール123と133、マスタ盗難防止制御モジュール(TPCM)125、二次TPCM135、および監視システム140を含み得る。1つ以上のマスタTPCM125および二次TPCM135は、作業機械105用の1つ以上の盗難抑止システム(TDS)を共同で実行または構成することが可能である。
操作システム121は、作業機械105と関連するある形態の動作を制御する作業機械105と関連付けられた任意のタイプのシステム、ネットワーク、および/またはモジュールを表し得る。したがって、操作システム121は、点火システム、燃料噴射システム、オイル移送システム、トランスミッション、スロットルシステム、動力システム、制動システム、冷却システム、ナビゲーションシステム、および/またはエンジンまたは他の推進システムを表し得る。さらに、本発明の実施形態に従って、操作システム121は、油圧式、機械式、電子式、およびソフトウェアベースの1つ以上の構成要素を含み得る。
通信モジュール123は、情報を受信、ルーティング、および/または表示するための1つ以上のシステムおよび/または装置を表し得る。本発明の実施形態に従って、通信モジュール123は、モジュール123がその個々の機能を実行させる1つ以上のハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの構成要素を含み得る。ある実施形態では、通信モジュール123は、データ(例えば、テキスト、イメージ、コード、または他の任意のタイプの情報)を出力するように構成された任意のタイプの出力装置であり得るディスプレイ装置を含むことが可能である。例えば、通信モジュール123は、陰極線管、液晶、発光ダイオード、ガスプラズマ、または他のタイプのディスプレイ機構を含んでもよい。通信モジュール123は、1つ以上の操作システム121に結合された1つ以上の操作者ディスプレイ装置を含み得る。通信モジュール123はまた、キーボード、マウス、および/またはタッチスクリーンのような、データを受信するために使用される任意のタイプの入力機構であり得る入力装置を含んでもよい。入力装置は、追加してまたは代わりに、データ読み取り装置および/または入力ポートを含み得る。ある構造では、通信モジュール123は、プログラム指示を行使するように動作可能に構成された1つ以上のプロセッサを含み得る。
二次TPCM135に結合される通信モジュール133は、上述の通信モジュール123の構造および動作と同様であり得る。動作時、通信モジュール123と133は、TPCM125と135に/そこから情報をそれぞれ送受信することが可能であり、このような情報を受信して表示するための特定のインターフェース(例えばGUI)を含み得る。
図1に示したように、通信モジュール123と133のそれぞれを1つ以上のデータリンク150に結合し得る。データリンク150は、1つ以上の有線技術および/または無線技術を利用し得る専有および/または非専有の1つ以上のデータリンクを表し得る。本発明の一実施形態では、データリンク150は自動車技術者協会(SAE)J1939のコントローラエリアネットワーク(CAN)等の標準データリンクを表し得る。マスタTPCM125と二次制御モジュール135との間に間挿し得るデータリンク160はまた、専有または非専有のデータリンクを表し得る。ある実施形態では、データリンク150はJ1939データリンクを表し、一方、データリンク160は専有データリンクを表し、またはその逆もあり得る。
本発明の実施形態に従って、データリンク150および/または160と同様の1つ以上のデータリンクを介して、1つ以上の操作システム121をマスタTPCM125および/または二次TPCM135に結合し得る。例えば、送信システムは、1つ以上のJ1939データリンクを介してマスタTPCM125と二次TPCM135とに結合し得る。
マスタTPCM125は、本発明の実施形態と一致するある機能を実行するように構成された1つ以上のシステム、装置、および/または機構を表す。マスタTPCM125は、1つ以上のハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの構成要素によって実行し得る。ある実施形態では、マスタTPCM125は、1つ以上の操作システムを制御する作業機械105で動作する制御ユニットに具体化し得る。例えば、マスタTPCM125は、作業機械105に埋め込まれたエンジン制御モジュール(ECM)に具体化し得る。
本発明の実施形態に従って、マスタTPCM125は、本発明の実施形態と一致する様々な盗難防止プロセスを実行するためのハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを含み得る。ある実施形態では、マスタTPCM125は、様々な操作システム121をインタフェースかつ制御することによってTDS機能性を実行し得る。1つの構造では、マスタTPCM125は操作システム121の制御を妨げるかおよび/または制限し得る。例えば、マスタTPCM125は、燃料噴射ロックアウト、スタータロックアウト、キーレス点火ロックアウト、およびエンジン速度制限を行うことが可能である。マスタTPCM125は、様々なセンサ、スイッチ、および/またはゲージから受信された(または獲得された)情報を利用して、作業機械105に含まれた様々な操作システム121を制御し得る。例えば、マスタTPCM125は、1つ以上の動作センサ、磁気スイッチ、圧力スイッチ、アラーム、速度センサ、距離センサ、スロットル位置センサ、圧力センサ、電圧センサ、温度センサ、点火基準センサ、速度制御スイッチ、燃料噴射器センサ等を利用し得る。ある構造では、マスタTPCM125はこのような装置を利用して、1つ以上の操作システム121、作業機械105内の位置、および/または作業機械105内の活動を監視し得る。
ある実施形態では、マスタTPCM125は、作業機械105およびTDSへの様々なレベルのアクセスを提供かつ管理するように構成可能である。例えば、マスタTPCM125は、作業機械105の所有者または操作者への「一次」アクセス、および技術者またはドックマスタのような非所有者への「二次」アクセスを与えることが可能である。一次アクセスは、作業機械105およびその操作システムに対する完全な制御を提供し得る。一次アクセスはまた、作業機械105に設けられたTDS特徴に対する完全な制御を提供し得る。二次アクセスは、作業機械105への限定されたアクセスを提供し得る。例えば、二次アクセスにより、あるRPMしきい値を超えて操作者がエンジン速度を増加することを防止し得る。二次アクセスはまた、TDS特徴に対する制御を制限するかまたは妨げ得る。ある実施形態では、二次TPCM135と連係して、マスタTPCM125は、1つ以上のセキュリティコードまたはパスワードに基づき作業機械105へのアクセスを管理し得る。
マスタTPCM125は、作業機械105用のTDSを実行するための様々な構成要素を含むことが可能である。マスタTPCM125の1つの模範的な構造が図2に示されている。図示したように、マスタTPCM125は処理コア210、システムインタフェース212、およびデータリンクインタフェース214を含み得る。
処理コア210は、ある通信、制御、および盗難防止の機能性を実行するために、マスタTPCM125によって使用されるロジック構成要素および処理構成要素を含み得る。一実施形態では、処理コア210は、1つ以上のメモリ220およびプロセッサ225を含み得る。
メモリ220は、情報を記憶できる任意のシステムおよび/または機構を含み得る。メモリ220は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリメモリ)、磁気および光学記憶要素、有機記憶要素、オーディオディスク、およびビデオディスクを含む様々な構成要素および/またはサブシステムで具体化し得る。ある実施形態では、メモリ220は、EPROM(消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ)およびEEPROM(消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ)のようなプログラム可能、消去可能および/または再使用可能な1つ以上の記憶構成要素を含み得る。メモリ220はまた、フラッシュメモリ(すなわちフラッシュRAM)のようなブロックで消去およびプログラムされるように動作可能な常時電力供給される不揮発性メモリを含み得る。メモリ220は、例えばプログラムコード用のプロセッサ225の一次メモリを提供し得る。メモリ220は、例えば、通信用のプログラムコード、カーネルドライバおよび装置ドライバ、構造情報、およびマスタTPCM125内に埋め込み可能な他のアプリケーションを含むことが可能である。単一のメモリが示されているが、任意の数のメモリ装置をマスタTPCM125に含むことが可能であり、また別個の機能を実行するために、メモリ装置のそれぞれを構成し得る。
プロセッサ225は、本発明の実施形態と一致するある機能を実行するために、指示を行使するように動作可能に構成し得る。プロセッサ225は、構成要素および装置の間に情報をルーティングするために、またメモリ220からの指示を行使するために構成し得る。図2は単一のプロセッサを示しているが、マスタTPCM125は、複数の一般目的のプロセッサおよび/または特殊目的のプロセッサ(例えばASICS)を含み得る。プロセッサ225はまた、例えば、コプロセッサ、メモリ、レジスタ、および適切な他の処理装置およびシステムの1つ以上を含み得る。
ある実施形態では、処理コア210の機能性は、集積マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ内に具体化し得る。このようなマイクロコントローラは、例えば、集積CPU、メモリ、および1つ以上の周辺装置を含み得る。実行に応じて、マスタTPCM125は、メモリ220および/またはプロセッサ225に加えてまたはその代わりに1つ以上のマイクロコントローラを含み得る。公知のマイクロコントローラは、マイクロチップのPIC、8051、インテルの80196、およびモトローラの68HCxxシリーズを含む。
システムインタフェース212は、マスタTPCM125と、作業機械105と関連付けられた様々な操作システムとをインタフェースするための1つ以上の装置、機構、および/または構成要素を表し得る。システムインタフェース212は、1つ以上のハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの要素によって実行し得る。ある実施形態では、システムインタフェース212は、操作システム121にまたそこから情報を送受信するように構成された1つ以上の入出力ポートを含み得る。
データリンクインタフェース214は、1つ以上のデータリンク(例えば150、160)とマスタTPCM125とを相互連結する1つ以上のインタフェース装置を表し得る。データリンクインタフェース214は専有および非専有のデータリンクに連結し得る。一実施形態では、データリンクインタフェース214は、あたかも多数の連結があるかのごとく単一の連結が作用することを可能にする仮想(すなわちソフトウェア)ポートを含み得る。
動作時、処理コア210は、マスタTPCM125に(例えばメモリ220に)埋め込まれたソフトウェア層250にアクセスして、マスタTPCM125と、それが結合される様々な構成要素との間の相互作用を促進し得る。ソフトウェア層250はハードウェアインタフェース構成要素を含み得る。このようなハードウェアインタフェース構成要素は、1つ以上のデータリンクポートを駆動し、かつマスタTPCM125に結合された1つ以上のデータリンクにサービスするブート実行可能なソフトウェアおよび/またはドライバソフトウェアを含み得る。一実施形態では、ハードウェアインタフェース構成要素はI/O要求を受信し、それらの要求を、特定のシステムが必要とするプロトコルに変換し得る。ハードウェアインタフェース構成要素はまた、1つ以上のデータリンクに結合された装置を列挙し、このような装置を管理し、また当該装置のためにある動作を実行し得る。
ソフトウェア層250はまた、特定のプロトコル用のデータメッセージをフォーマットして、プロトコル変換および翻訳を実行するような通信サービスを実行するために使用し得るプロトコル制御構成要素を含み得る。
本発明のある実施形態では、本発明と一致するTDS特徴は、マスタTPCM125に埋め込まれた行使可能なプログラムコードによって実行し得る。このような実施形態では、マスタTPCM125に埋め込まれたソフトウェア層250は、本発明の実施形態と一致する様々な盗難防止動作を実行する1つ以上のアプリケーションを含み得る。このようなアプリケーションは、燃料噴射ロックアウト、スタータロックアウト、キーレス点火ロックアウト、およびエンジン速度制限のような様々な機能を実行し得る。アプリケーションはまたシステムアクセス機能を実行し得る。
ある実施形態に従って、1つ以上の操作パラメータは、ソフトウェア層250の構成要素に含めるかまたはそれによって利用し得るメモリ220に記憶し得る。このようなパラメータは様々な操作システム121と関連させてもよい。例えば、パラメータは、燃料噴射システム、トランスミッション、スタータ、イグニッション、およびRPMリミッタと関連させてもよい。パラメータを使用して、マスタTPCM125のTDS機能性をインストールし、作動し、構成し、またイネーブルし得る。例えば、あるパラメータの設定により、TDSをインストールし、作動し、構成し得る。さらに、あるパラメータの設定により、ある特徴(例えばトランスミッションロック、RPM制限等)をイネーブル/ディスエーブルし得る。同様に、パラメータを使用して、ステータス情報を作業機械105内の様々な構成要素に提供し得る。ある実施形態では、1つ以上のパラメータ識別子(PID)をそれぞれのパラメータと関連させてもよい。例えば、第1のPIDは、TDS機能性をインストール/アンインストールするインストールパラメータと関連させてもよく、また第2のPIDをTDSステータスパラメータと関連させてもよい。さらに、第3のPIDを、マスタまたはスレーブ動作を示すパラメータと関連させてもよく、また第4のPIDを、TDSをロック/アンロックするパラメータと関連させてもよい。
図2に示したマスタTPCMは模範的であり、限定的であることを意図しない。図2に示した構成要素の数は図示するものに限定されず、また本発明の実施形態と一致する構成要素の構成数の他の別形態が可能である。例えば、ソフトウェア層250と関連するある機能性は、ソフトウェア、ハードウェア、およびファームウェアの構成要素の組み合わせによって実行し得る。さらに、マスタTPCM125の図示したある構成要素は存在しなくてもよく、また実行に応じて、図示していない追加構成要素を付加し得る。例えば、マスタTPCM125は電力調整ユニット、内部電源、温度制御ユニット、リアルタイムクロック等を含み得る。
上述のように、マスタTPCM125および二次TPCM135は、車両105用のTDSを共同で実行する。二次TPCM135は、図1と図2に関連して上述したマスタTPCM125の構造および動作と同様であり得る。例えば、二次TPCM135は、作業機械105で動作するECMであり得る。本発明の実施形態に従って、二次TPCM135は、マスタTPCM125に対するスレーブとして動作するように構成可能である。一実施例では、マスタTPCM125は作業機械105内の1つの位置(例えばエンジンルーム/構成要素)に存在してもよく、一方、二次TPCM135は作業機械の他の位置(制御室/構成要素)に存在する。マスタ構造およびスレーブ構造と関連する様々な機能について、図3〜図7と関連して以下に詳述する。
ある実施形態では、1つ以上のTPCMを所定の操作システム121に結合して、当該システムを制御するように構成可能である。例えば、マスタTPCM125および二次TPCM135の両方を単一の操作システム(例えば送信システム)に結合してもよい。このような実施形態では、TPCMのそれぞれは、操作システム121のある形態/機能を制御するように構成可能である。さらに、または代わりとして、TPCMは操作システム121の形態/機能を共同で制御してもよい。動作時、TPCMは互いに通信して操作システム121を制御し得る。例えば、マスタTPCM125および二次TPCM135が所定の操作システム121を制御し、またマスタTPCM125が当該システムへのアクセスを制限する命令を受けた場合、マスタTPCM125は1つ以上のメッセージを二次TPCM135に送ってもよい。次に、二次TPCM135は単独でまたはマスタTPCM125と連係してシステムへのアクセスを制限し得る。
本発明の実施形態に従って、作業機械105は、モジュール125の構造および機能と同様の任意の数の制御モジュールを含み得る。例えば、作業機械105は複数の分散ECMを含み得る。このような実施形態では、それぞれの制御モジュールまたはECMは、マスタTPCMおよびスレーブとして構成し得る。一実施例では、単一のECMはマスタTPCMとして指定することが可能であり、また複数の他のECMはスレーブTPCMとして指定してもよく、これによってTDSが作業機械で実行される。さらに、または代わりとして、複数のTDSを単一の作業機械内で実行してもよい。すなわち、作業機械105の複数のECMのそれぞれをマスタTPCMとして構成してもよく、またこのようなマスタTPCMのそれぞれは1つ以上の二次TPCM(すなわちスレーブ)と相互作用し得る。この形態では、独立および/または共同の複数のTDSを作業機械105で実行し得る。ある実施形態では、操作者は、特定のマスタ/スレーブ構造を(例えばサービスシステム175を介して)指定し得る。さらに、マスタ/スレーブ構造を例えばサービスシステム175を介して動的に変更することが可能である。
作業機械105内の監視システム140は、操作システム121および/または作業機械105内の活動を監視するための1つ以上の装置、センサ、およびスイッチを表し得る。監視システム140は、1つ以上の動作センサ、磁気スイッチ、圧力スイッチ、アラーム、速度センサ、距離センサ、スロットル位置センサ、圧力センサ、電圧センサ、温度センサ、点火基準センサ、速度制御スイッチ、燃料噴射器センサ等を含み得る。監視システム140はまた、アラーム、サイレン、照明装置等のような1つ以上の通知装置を含み得る。動作時、マスタTPCM125は、監視システム140を利用してTDS機能を提供し得る。さらに、サービスシステム175および/またはコンピュータシステム185は、監視システム140を利用して作業機械105と関連する情報を獲得し得る。
作業機械105内の構成要素の数は図示するものに限定されず、また本発明の実施形態と一致する構成要素の数および構成の他の別形態が可能である。さらに、図示したある構成要素は存在しなくてもよく、また本発明の実施形態と一致する図示していないある構成要素を付加し得る。例えば、ある構造では、二次制御モジュール135は存在しなくてもよい。さらに、上述のように、サービスシステム175を作業機械105の内部に位置決めし得る。
図1の環境100に戻って参照すると、サービスシステム175は、作業機械105について診断、構造、および/またはサービス動作を実行する1つ以上の携帯型または固定式サービスシステムを表し得る。このような動作は、作業機械105と関連付けられたシステム(例えばTPCM125と135)にメッセージを送受信することを含むことが可能である。サービスシステム175は、ユーザ(例えば、所有者、操作者等)、多数のユーザ、企業体(ディーラ、製造業者、ベンダ等)、企業体の部門(例えば、サービスセンタ、オペレーションサポートセンタ、物流センタ等)、および作業機械105に/そこから情報を送信および/または受信する他の任意の企業体と関連させてもよい。サービスシステム175は、ネットワークまたはデータリンク(例えば、データリンク160、RS−232シリアルリンク等)を介して作業機械105の様々なシステムおよび構成要素に連結する電子装置であり得る。ある実施形態では、サービスシステム175はPCベースのサービスツールを含み得る。ある実施形態では、サービスシステム175は、ワークステーション、携帯情報端末、ラップトップ、メインフレーム等のような1つ以上の計算システムを表し、利用するか、あるいはそれらに結合し得る。
一実施形態では、図1に示したように、サービスシステム175を作業機械105の外部に位置決めしてもよく、また1つ以上のデータリンク、データネットワーク、および/または音声ネットワークを介して作業機械105と通信し得る。さらに、または代わりとして、サービスシステム175を永続的または一時的に作業機械105に位置決めしてもよい。例えば、サービスシステム175は携帯型でもよく、技術者または操作者は、データリンク160と同様のデータリンクを介してサービスシステムを作業機械105内の様々なシステムに一時的に連結することが可能である。
サービスシステム175を用いて、ユーザ、またはプロセッサによって行使されるアプリケーションは、作業機械105の様々なシステムについて診断、構造、および/またはサービス動作を実行し得る。動作時、サービスシステム175はマスタTPCM125および二次制御モジュール135を(自動的にまたは技術者の指示により)初期化して構成し、本発明と一致する盗難防止機能を実行し得る。
コンピュータシステム185は、1つ以上のソフトウェアアプリケーションをそれぞれが行使する1つ以上の計算システムを表すことが可能である。例えば、コンピュータシステム185は、ワークステーション、携帯情報端末、ラップトップ、メインフレーム等であり得る。コンピュータシステム185は、プロセッサによって行使されるときにサーバからデータを要求して受信し、かつシステムを操作するユーザにコンテンツを表示するウェブブラウザソフトウェアを含み得る。本発明の一実施形態では、コンピュータシステム185は、1つ以上の有線ベースのデータリンクを介して作業機械105内の1つ以上のシステムおよびモジュールに連結し得る。コンピュータシステム185はまた、セルラ、衛星、および無線ベースの通信データリンクのような1つ以上のワイヤレスベースのデータリンクを介して作業機械105内のシステムおよびモジュールに連結し得る。
ある実施形態では、コンピュータシステム185は、ネットワークを介して作業機械105内の1つ以上のシステムおよびモジュールと相互作用し得る。このようなネットワークは、インターネット、バーチャルプライベートネットーク、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、ブロードバンドデジタルネットワーク、または2つ以上のノードまたは位置の間の通信をイネーブルするための他の任意の構造体を含んでもよい。ネットワークは、共有の公的または私的データネットワークを含みかつワイドエリアまたはローカルエリアを網羅することが可能であり、またネットワークは1つ以上の有線および/または無線連結部を含んでもよい。模範的なネットワークは、送信制御およびインターネットプロトコル(TCP/IP)のような通信プロトコル、非同期転送モード(ATM)、イーサネット(登録商標)、またはネットワークロケーションの間の通信を制御するためのプロシージャ他の任意の編集を使用し得る。
サービスシステム175と同様に、コンピュータシステム185は、ユーザ(例えばカスタマ)、多数のユーザ、企業体(ディーラ、製造業者、ベンダ等)、企業体の部門(例えば、サービスセンタ、オペレーションサポートセンタ、物流センタ等)、および作業機械105内の様々な要素に/そこから情報を送信および/または受信する他の任意のタイプの企業体と関連させてもよい。
上述のように、環境100の構成要素の数は図示するものに限定されず、また本発明の実施形態と一致する構成要素の数および構成の他の別形態が可能である。さらに、図示したある構成要素は存在しなくてもよく、また本発明の実施形態と一致する図示していないある構成要素を付加し得る。
TDSの概観
上述のように、マスタTPCM125および二次TPCM135は、作業機械105用のTDSを共同で実行し得る。ある実施形態では、TDSの実行および動作は、図3のフローチャートに示したステップと一致し得る。図3のプロセスは、TDSが作業機械105にインストールされるときに開始し得る(ステップ310)。ある実施形態では、作業機械105内のTDSのインストールは、マスタTPCM125と同様のハードウェアおよびソフトウェアを含む複数のECMをインストールすること、および/またはソフトウェア250と同様のソフトウェアを有する1つ以上の既存のECMをプログラミングまたは更新することを含み得る。TDSのインストールは、例えば、それぞれのECMのメモリに1つ以上のパラメータ/フラグを設定することによって、TPCMとして動作するように1つ以上のECMを構成することをさらに含み得る。例えば、TDSがインストールされることを示すように、ECMメモリ内のTDSインストールフラグを作動することが可能であり、および/またはECMがTPCMとして動作していることを示すように、作動フラグを設定し得る。一実施形態では、サービスシステム175によってTDSを作業機械105にインストールし得る。例えば、サービスシステム175は(例えば、ディーラまたは技術者の指示により)情報(例えば、指示、ソフトウェア等)を送信し、および/または作業機械105のECM内のパラメータ/フラグを構成する(ターンオンする)ことが可能であり、これによって、ECMがTPCMとして動作するように作動させる。ある構造では、TDSを単一のECMによってインストールしてもよい。例えば、サービスシステム175は一方のECMにパラメータを設定してもよく、次に、当該ECMが他のECMにパラメータを設定してもよい。ある実施形態では、それぞれのECMは、作業機械105に最初にインストールするときに、スレーブ構造にデフォルトすることが可能である。
作業機械105にTDSをインストールすると、TDSの構成が可能である(ステップ320)。一実施形態では、作業機械105の所有者または操作者は、1つ以上のTPCMに様々なパラメータを設定することによってTDSを構成し得る。操作者は、通信モジュール123および/またはサービスシステム175を介してパラメータを指定し得る。TDSの構成は、一次および二次パスワードをプログラミングすること、再設定された質問およびパスワードを指定すること、および作業機械105内のECM用の特定のマスタ/スレーブ構造を指定することを含んでもよい。ある実施形態では、操作者はそれぞれのTPCMのメモリに1つ以上のTPCM構造パラメータ/フラグを設定して、マスタ/スレーブ構造を設定し得る。例えば、TPCM構造フラグを1に設定することにより、TPCMがマスタであることを示してもよく、またTPCM構造フラグを0に設定することにより、TPCMがスレーブであることを示してもよい。
TDSのそれぞれのTPCMが構成されると、TDSの作動が可能である(ステップ330)。作動されると、TDSの動作が可能である。すなわち、作動されたTDSは、様々なTDS機能を実行するように動作可能であり得る。TDSの作動は、TDSが動作態勢にあることを反映するように、それぞれのTPCMのメモリに1つ以上のパラメータを構成することを含み得る。一実施形態では、TDSの作動は、1つ以上のTPCMにTDS作動パラメータを設定することを含み得る。スレーブTPCMは、マスタTPCM125によりTDS作動パラメータのステータスを照合し得る。パラメータがマスタでイネーブルされた場合、スレーブはそのパラメータをイネーブルする。
本発明の実施形態に従って、TDSをインストール/作動するために工場パスワードが必要となることがある。例えば、サービスシステム175が1つ以上のECMにインストールパラメータおよび/または作動パラメータをターンオンした後、システムを作動維持するために、有効な工場パスワードが必要となることがある。有効な工場パスワードが入力されない場合、ECMは非作動になることがある。
TDSが構成かつ作動されると、TDSをイネーブル(すなわち係合)し得る(ステップ340)。イネーブルされると、TDSは、作業機械105のために1つ以上のセキュリティ動作に係合し得る。すなわち、TDSをイネーブルすることにより、1つ以上のTPCMが、1つ以上の操作システム121に対するアクセスおよび/または制御を制限するようにさせることが可能である。TDSをイネーブルすることにより、燃料噴射ロックアウト、スタータロックアウト、キーレス点火ロックアウト、およびエンジン速度制限のような1つ以上の機能に係合し得る。マスタTPCM125は、ある操作システム121(例えば、トランスミッション、スロットル等)を制御してもよく、またマスタTPCM125は1つ以上の二次TPCM135に指示して、他の操作システム121(スタータ、イグニッション等)を制御してもよい。
ある実施形態では、マスタTPCM125は、作業機械105(または作業機械105のエンジン)のパワーダウン時にTDSを自動的にイネーブルするように構成可能である。他の実施形態では、TDSは、作業機械105のパワーアップに応答して係合し得る。TDSは、利用可能なすべてのTDS特徴、または予め構成された(例えばステップ320で)組み合わせの特徴により自動的にイネーブルし得る。他の実施形態では、構成かつ作動されるTDSが初期化(すなわちパワーアップ)し、次に、システムをイネーブルする操作者のためにスタンバイし得る。このような実施形態では、マスタTPCM125は、TDSをイネーブルするイネーブル命令を待機するように構成可能である。このような命令を(例えば通信モジュール123を介して)受けると、1つ以上のTDS機能が係合し得る。例えば、マスタTPCM125は、イネーブル命令を受けると、利用可能なすべてのTDS特徴、または予め構成された(例えばステップ320)組み合わせの特徴に係合し得る。本発明の実施形態に従って、一次または二次アクセスを有する操作者はTDSをイネーブルし得る。操作者は、一次または二次パスワードを通信モジュール123または133に入力してもよく、次に、TDSへのアクセスを獲得すると、TDSをイネーブルする命令を入力し得る。二次アクセスは、操作者がTDSの現在の構造をイネーブルすることのみを許容し得る。一次アクセスは、操作者が様々なTDS機能を係合および解除することを許容し得る。
上述のように、TDSをイネーブルすることにより、1つ以上のTDS特徴(例えば、燃料噴射ロックアウト、スタータロックアウト、キーレス点火ロックアウト、およびエンジン速度制限)に係合し得る。本発明の実施形態に従って、マスタTPCM125は、二次TPCM135と連係して、操作システム121へのアクセスおよびそれに対する制御を制限し得る。TDSがイネーブルされると、マスタTPCM125は、システムがイネーブルされることを示しかつ一次パスワードを操作者に促すメッセージを(通信モジュール123または133を介して)表示し得る(ステップ350)。この時点において、操作者は、一次パスワードを入力するかあるいは二次アクセスのスクリーンに切り替えることが許容され得る。パスワードは任意の組み合わせの数字、文字、記号等であり得る。さらに、パスワードは、声紋、網膜スキャン、指紋、呼吸サンプル等のようなバイオメトリックプリントを含み得る。操作者が一次パスワードを入力した場合(ステップ355/いいえ;ステップ360)、パスワードはマスタTPCM125にルーティングされて(ステップ370)認定され得る(ステップ380)。パスワードのルーティングは、通信モジュール123からマスタTPCM125にパスワードを直接送信することを含んでもよい。さらに、ルーティングは、通信モジュール133から二次TPCM135にパスワードを送信し、次にデータリンク160を介して当該パスワードをマスタTPCM125に転送することを含んでもよい。一次パスワードが有効であった場合、一次アクセスを与えることが可能である(ステップ390)。一次アクセスは、操作者がTDSを完全にディスエーブルし、TDS構造を変更し、またTDS機能に係合/解除するようにイネーブルし得る。一次アクセスは、作業機械105の完全な動作を許容する。操作者が二次アクセスに切り替えた場合(ステップ355/はい)、操作者は二次アクセスパスワードを入力することが可能であり(ステップ362)、このパスワードはマスタTPCM125にルーティングされて(ステップ372)また認定され得る(ステップ382)。二次アクセスパスワードが有効であった場合、二次アクセスを与えることが可能である(ステップ392)。二次アクセスはTDS機能の1つ以上をディスエーブルし得る。例えば、すべてのTDS機能は、RPM制限を除いて解除し得る。
ある実施形態では、TDSは、無効なパスワードに応答して「ロックアウト」するように構成可能であり、またパスワードの認定(ステップ380、382)はTDSのロックを含み得る。このような実施形態では、マスタTPCM125は、最大数のパスワード入力の試みを表すしきい値をプログラミングし得る。例えば、操作者は、マスタTPCMがTDSをロックアウトする前にパスワード入力を5回試みてもよい。ロックされると、TDSはイネーブルのままであり、パスワード再設定質問に対する回答を必要とすることがある。本発明の実施形態に従って、マスタTPCM125は、パスワード入力の当該レベルにおいて不正確なパスワードを受信するとTDSをロックアウトするように構成可能である。例えば、不正確な二次パスワードを6回受信した場合、マスタTPCM125は、システムへの二次アクセスをロックアウトし、TDSをアンロックするためにより高次のパスワードまたは再設定質問を必要とすることのみ可能である。したがって、一次アクセスは、二次アクセスがロックする場合に利用可能なままであり得る。無効なパスワード処理の追加の詳細について、図4に関連して以下に説明する。
TDSのイネーブル、ディスエーブル、および再設定
本発明の実施形態に従って、TDSは様々な状態で動作し得る。例えば、TDSは、イネーブル状態、ディスエーブル状態、およびロック状態で動作し得る。イネーブルされると、TDSは、操作システム121へのアクセスおよび制御を制限することによって1つ以上のセキュリティ特徴を作業機械105に提供し得る。例えば、TDSをイネーブルすることにより、燃料噴射ロックアウト、スタータロックアウト、キーレス点火ロックアウト、およびエンジン速度制限のような1つ以上の機能に係合し得る。本発明の実施形態に従って、TDSは、1つ以上のイネーブルモードで動作するように構成可能である。例えば、TDSは一次イネーブルモードおよび二次イネーブルモードで動作し得る。一次モードでは、TDSは、例えば、燃料噴射ロックアウト、スタータロックアウト、キーレス点火ロックアウト、およびエンジン速度制限のような複数の機能を実行し得る。二次モードでは、セキュリティ機能の1つ以上をディスエーブルし得る。二次動作モードは、例えば、ドックマスタまたは機械工がRPM制限に従って作業機械105を運転することを許容し得る。
本発明の実施形態に従って、マスタTPCM125は、エンジン速度がゼロである限り、ユーザがTDSをイネーブルすることを許容し得る。一実施形態では、操作者は、通信モジュール123および/または133を介してボタンを作動するかあるいは項目(例えばGUI要素)を選択することによってTDSをイネーブルし得る。他の実施形態では、マスタTPCM125は、TDSをイネーブルする前に一次または二次パスワードを必要とすることがある。さらに、マスタTPCM125は、作業機械105(または作業機械105内のエンジン)がパワーダウンした後に、ある時間量だけTDSをイネーブルするように構成可能である。このことにより、エンジンが失速するかあるいはシステムへの動力が遮断された場合、エンジンを再始動する機会を操作者に許容することが可能である。
ディスエーブルされると、TDSは、作業機械105内の操作システム121への完全なアクセスをユーザに提供し得る。すなわち、操作者は、TDSがディスエーブルされた場合、作業機械105に対する完全な制御を獲得し得る。ある実施形態では、有効な一次アクセスパスワードは、TDSをディスエーブルするために必要とされる。TDSがディスエーブルされると、一次アクセスを有する操作者はTDSの機能を指定および/または変更(例えば、操作システム121用の特定のロックを指定)し得る。二次アクセスパスワードは、TDSが部分的にディスエーブルする(すなわち、二次イネーブルモードで動作する)ようにさせることが可能である。部分的にディスエーブルされると(すなわち二次イネーブルモード)、操作者はTDS機能を変更するかあるいは指定することを許されない場合がある。
ある実施形態では、ある事象に応じて、TDSをロック状態に置いてもよい。ロックされると、TDSは操作者にアクセス不可能であり得る。さらに、TDSは、ロック状態にある場合にイネーブルのままであり得る。上述のように、ある数の不正確なパスワードを受信することにより、パスワード入力の当該レベルでロックするようにTDSを誘発することがある。したがって、無効な二次パスワードをある回数(例えば5回)受信した場合、マスタTPCM125はTDSをイネーブルに維持し、TDSをロックし得る。次に、TDSをアンロックかつディスエーブルするために、有効な一次パスワードが必要となることがある。無効な一次パスワードをある回数受信した場合、マスタTPCM125はTDSをイネーブルに維持し、TDSをロックし得る。一次アクセスがロックされた場合、TDSは再設定を必要とすることがある。
上述のように、二次アクセスロックは、有効な一次パスワードによってロックされない。一実施形態では、一次アクセスロックは一次および二次アクセスの両方を妨げ得る。したがって、システムをアンロックするために、パスワード再設定質問が必要となることがある。しかし、代替的実施形態では、一次ロックは一次アクセスをロックアウトするが、二次アクセスを許容し得る。したがって、ユーザが一次パスワードを忘れてロックアウトされた場合、二次パスワードを使用して、二次アクセスを獲得(例えば、作業機械を移動)し得る。
図4は、本発明のある実施形態と一致する模範的なTDS動作状態プロセスのフローチャートを示している。動作時、TDSステータスの決定が可能である(ステップ410)。TDSステータス(すなわち状態)の決定は、サービスシステム175、コンピュータシステム185の1つ以上からのステータス要求の送信を含み得るか、あるいは通信モジュール123と133はデータリンク150でメッセージを送信し得る。一実施形態では、ユーザは、TDSをイネーブルまたはディスエーブルする命令を生成することによってステータス要求を開始し得る。ある実施形態では、マスタTPCM125および/または二次TPCM135はステータス要求を自動的に生成して、ステータス更新をユーザまたは他のシステム構成要素に提供し得る。さらに、サービスシステム175、コンピュータシステム185、または通信モジュール123と133の1つ以上は、所定の時間間隔でステータス要求を自動的に送信し得る。ステータス要求に応答して、1つ以上のTPCMは、要求されたステータス情報について個々の要求者に応答し得る。例えば、二次TPCM135は通信モジュール133からのステータス要求に応答してもよく、また一次TPCM125は通信モジュール123からのステータス要求に応答してもよい。本発明の実施形態に従って、ステータス応答はTDS動作モード(すなわち、ディスエーブル、イネーブル、またはロック)を反映し得る。
ある実施形態では、TDSステータスの決定(ステップ410)は、例えば、周期的にまたは状態変更に応答して、1つ以上のTPCMがTDS状態情報をサービスシステム175、コンピュータシステム185、および/または通信モジュール123と133にプッシュすることを含むことが可能である。例えば、TDS状態が変化する毎に、マスタTPCM125はステータス更新を通信モジュール123および二次TPCM135にプッシュすることが可能であり、これによって、次に状態情報を通信モジュール133にプッシュすることが可能である。
TDSがディスエーブルされた場合(状態430)、作業機械105は通常動作することが可能であり、またTDSは操作者に対しトランスペアレントであり得る。さらに、通信モジュール123と133は、任意のTDS情報を表示することなく通常動作し得る。しかし、操作者が、特定の通信モジュール(例えば133)からのTDSをイネーブルしようと試みている場合、当該通信モジュールは「イネーブルシステム」スクリーンを表示し、パスワードのためにスタンバイし得る(ステップ432)。次に、TDSをイネーブルするために、操作者はパスワード(一次または二次)を通信モジュール(例えば133)に入力し得る(ステップ434)。次に、パスワードは、マスタTPCM125に(直接的または間接的に)ルーティングされ得る(ステップ436)。パスワードが有効であった場合(ステップ438/はい)、マスタTPCM125はTDSをイネーブルし得る(ステップ440)。次に、マスタTPCM125は、対応するメッセージを(通信モジュール123および/または133を介して)表示し得る。上述のように、TDSをイネーブルすることにより、1つ以上のTDS機能に係合することが可能である。すなわち、TDSをイネーブルすることにより、1つ以上の操作システム121に対するアクセスおよび/または制御を制限し得る。本発明の実施形態に従って、マスタTPCM125は、ある操作システムを制御することが可能であり、また二次TPCM135は他の操作システムを制御し得る。
マスタTPCM125が無効なパスワードを受信した場合(ステップ438/いいえ)、通信モジュール123は、パスワードを再び入力するように操作者に促すことが可能である。一実施形態では、ある数の不正確なパスワードを受信することにより、パスワード入力の当該レベルでロックするようにTDSを誘発し得る。
TDSがイネーブルされた場合(状態450)、通信モジュール123および/または133は「システムイネーブル」スクリーンを表示し(ステップ452)、TDSをディスエーブルするパスワードを促すことが可能である(ステップ454)。一実施形態では、通信モジュール123は一次パスワードを促し、操作者が二次パスワード入力スクリーンに切り替えることを許容し得る。他の実施形態では、通信モジュール123は、操作者がアクセスレベルを指定し、次に、対応するパスワードプロンプトを提供するように促すことが可能である。代替的実施形態では、通信モジュール123はパスワードを促すことが可能であり、またマスタTPCM125は、受信されたパスワードが一次または二次パスワードであるかどうかを動的に決定し得る。
パスワード(一次または二次)を受信すると(ステップ456)、パスワードをマスタTPCM125にルーティングし得る(ステップ458)。次に、マスタTPCM125は、パスワードが有効であるかどうかを決定し得る(ステップ460)。受信されたパスワードが有効であり(ステップ460/はい)、またパスワードが一次パスワードであった場合(ステップ462/はい)、マスタTPCM125はTDSシステムをディスエーブルし得る(ステップ464)。この時点において、操作者は、作業機械105内の操作システム121に対する完全な制御を獲得し、TDS設定を変更し、またTDSを構成し得る。受信されたパスワードが有効でない場合(ステップ460/いいえ)、通信モジュール123はパスワードを操作者に再び促すことが可能である(ステップ454)。
受信されたパスワードが有効であり(ステップ460/はい)、パスワードが二次パスワードであった場合(ステップ462/いいえ)、マスタTPCM125は、TDSが二次イネーブルモードで動作するようにさせることが可能である(ステップ466)。この状態では、マスタTPCM125は1つ以上のTDS特徴をディスエーブルし得る。二次イネーブルモードは、作業機械105内の1つ以上の操作システム121に対する限定制御を許容し得る。例えば、マスタTPCM125は、RPM制限を除いて操作システム121への完全なアクセスを提供し得る。上述のように、ある数の不正確なパスワード(一次または二次)を受信することにより、パスワード入力の当該レベルでロックするようにTDSを誘発することが可能である。
TDSがロックされた場合(状態470)、通信モジュール123および/または133は「システムロック」スクリーンを表示し、再設定が必要であることを示し得る(ステップ472)。TDSを再設定するために、サービスシステム175はマスタTPCM125とインタフェースし、再設定パスワードを操作者に促し得る(ステップ474)。ある実施形態では、サービスシステム175は、パスワード再設定を受け入れる前にパスワード再設定質問に首尾よく答えるべきことを必要とし得る。ユーザは、サービスシステム175を介して再設定パスワードを提供することが可能であり(ステップ476)、このパスワードはマスタTPCM125にルーティングされ得る(ステップ478)。再設定パスワードが有効であった場合(ステップ480/はい)、マスタTPCM125はTDSをアンロックし得る(ステップ482)。アンロックは、すべてのパスワードの消去および/またはTDSのディスエーブルを含む(または誘発する)ことが可能である。再設定パスワードが無効であった場合(ステップ480/いいえ)、TDSはロックされたままであり、サービスシステム175は再設定パスワードを再び促し得る(ステップ474)。操作者が有効な再設定パスワードを入力できなかった場合、TDSは再作動を必要とすることがある。一実施例では、TDSを非作動にし、次に、サービスシステム175を介してディーラまたは技術者によって再作動し得る。
模範的な動作
本発明の形態をより良く示すために、図5は作業機械105内のTDSの模範的な第1の動作プロセスのフローチャートを示している。模範的な動作は、インストールされかつ作動されたTDSが初期化されるときに始まり得る(ステップ501)。TDSの初期化は、電力をマスタTPCM125および二次TPCM135に提供することを含み得る。一実施形態では、作業機械105がパワーアップするときにTDSを初期化し得る。
初期化すると、マスタTPCM125は、作動されたTDSがロックされているかどうかを決定し得る(ステップ510)。マスタTPCM125は、例えば、メモリ220内の1つ以上のPIDを検査して、TDSがロックされているかどうかを決定し得る。TDSがロックされている場合(ステップ510/はい)、マスタTPCM125は再設定機能を行使することが可能であり、この再設定機能において、マスタTPCM125は、システムを再設定するように操作者に(例えば、通信モジュール123を介して)促す(ステップ570)。しかし、TDSがアンロックされていることをマスタTPCM125が決定した場合(ステップ510/いいえ)、マスタTPCM125は、TDSがイネーブルされているかどうかを決定し得る(ステップ520)。すなわち、マスタTPCM125はメモリ220内の1つ以上のパラメータを検査して、1つ以上のTDS機能(例えば、トランスミッションロック、RPM制限、燃料噴射ロック等)が係合されているかどうかを決定し得る。TDSがイネーブルされていないことをマスタTPCMが決定した場合(ステップ520/いいえ)、作業機械105は通常動作し得る(ステップ595)。
TDSがアンロックされかつイネーブルされていた場合(ステップ520/はい)、マスタTPCMはメッセージを通信モジュール123および/または133に送信して、パスワード入力またはメインメニュースクリーンを表示するようにモジュールに指示し得る(ステップ525)。ある実施形態では、図6aに示した模範的なディスプレイ601のような一次パスワード入力ディスプレイを備えることが可能である。操作者はまた、二次アクセスを獲得するために二次パスワード入力スクリーンに変更し得る(選択530)。図6aは、本発明の本実施形態と一致する模範的な二次アクセスディスプレイ602を示している。一次アクセスは、操作者がTDSを完全にディスエーブルして、システム設定を変更するようにイネーブルし得る。二次アクセスはTDSを部分的にのみディスエーブルするに過ぎない。例えば、二次アクセスは、ドックマスタまたはメカニックがRPM制限により作業機械105を運転するようにイネーブルし得る。操作者がパスワード入力スクリーンを選択した後、マスタTPCM125は、パスワードを入力するように(例えば、通信モジュール123および/または133を用いて)操作者に促し得る(ステップ535)。図6aは、本発明の実施形態と一致する模範的なパスワードプロンプトディスプレイ603を示している。
この時点において、操作者はパスワードを通信モジュール123または133に入力し得る(ステップ540)。次に、通信モジュール123および/または133は、データリンク150を介してパスワードをマスタTPCM125に送信し得る(ステップ545)。操作者がパスワードを通信モジュール133に入力した場合、パスワードは二次TPCM135にルーティングされ、次に、データリンク160を介してマスタTPCM125に転送され得る。パスワードを受信すると、マスタTPCM125は、パスワードが有効であるかどうかを決定し得る(ステップ550)。パスワードが有効でなかった場合(ステップ550/いいえ)、マスタTPCM125は、通信モジュール123または133を介してエラーメッセージを表示して、アテンプトカウンタ(i)を増分し得る(ステップ555)。次に、マスタTPCM125は、アテンプトカウンタが所定のしきい値(T)、例えば5回の試みを超えているかどうかを決定し得る(ステップ560;i>T)。アテンプトカウンタがしきい値を超えている場合(ステップ560/はい)、マスタTPCM125はTDSをロックし(ステップ565)、再設定をプロンプト/待機し得る(ステップ570)。図6aは、TDSが再設定待機状態にあるときにユーザに表示し得る模範的な再設定プロンプトディスプレイ604を示している。
システムのロックは、TDSをイネーブルに維持すること、およびシステムへのアクセスを妨げること(すなわち、操作者がTDSをディスエーブルすることを妨げること)を含み得る。ある実施形態では、マスタTPCM125は、パスワード入力のレベルにおいてのみTDSをロックし得る。例えば、無効な二次パスワードが5回超入力された場合、二次アクセスがロックされることがあり、またシステムをアンロックするために、より高次のパスワード(すなわち一次パスワード)または再設定質問が必要となることがある。しきい値を超えていない場合(ステップ560/いいえ)、操作者はパスワードを再び促されることがある(ステップ535)。
受信されたパスワードが有効であり(ステップ550/はい)、またパスワードが一次パスワード(ステップ575/はい)であった場合、マスタTPCM125は、TDSをディスエーブルし(ステップ590)、図6aに示した模範的なディスエーブルディスプレイ605のような対応するメッセージを表示し得る。次に、マスタTPCM125は作業機械105の通常動作を許容し得る(ステップ595)。一実施形態では、一次操作者(すなわち、関連の一次パスワードを有するユーザ)は、TDSが無効にされるとき、(例えば、通信モジュール123および/または133を介して)マスタTPCM125によって表示される様々な構造スクリーンを介してTDSを構成し得る。例えば、一次操作者は、ある操作システム121をイネーブルし、ディスエーブルし、また制限し得る。図6bは、これらの実施形態と一致するマスタTPCM125によって表示し得る少数の模範的なディスプレイ610〜616を示している。パスワードが有効な二次パスワードであった場合(ステップ550/はい;ステップ575/いいえ)、マスタTPCM125は作業機械105への二次アクセスを提供し得る(ステップ580)。例えば、マスタTPCM125は、RPM制限を除いてイネーブルされたすべてのロックアウト特徴をディスエーブルし得る。この時点において、マスタTPCM125は、二次ディスエーブルを示すメッセージを表示し、作業機械105に対する限定動作を提供し得る。
TDSオーバライドアテンプトに対する反応
本発明の実施形態に従って、方法およびシステムは、新しいECMがTPCMとして動作するように自動的に作動することによってTDSオーバライドを妨げることが可能である。ある実施形態では、所定のTDS内のTPCMおよび関連の装置(例えば通信モジュール123と133)のすべては、TDSステータスを認識し得る。例えば、作業機械105内のそれぞれのTPCMは、データリンク160でステータス要求を送受信し得る。同様に、それぞれのTPCMは、作業機械105内の他のそれぞれのTPCMから、ある回数で、あるメッセージを予想し得る。さらに、ECMメモリ内のあるパラメータは、当該ECMがTPCMとして構成/動作可能であるかどうかを示し得る。特定のパラメータが特定のECMで設定されていないことを1つ以上のTDSのECMが検出したとき、置換の非TDSのECMの検出が可能である。したがって、TPCMの除去および/または置換は、所定のTDS内の他のTPCMによって検出し得る。ある実施形態では、それぞれのTPCMは、新しいECMがTDSのECM(すなわちTPCM)として動作するように構成または作動でき得る。さらに、TDSは、TPCM除去の場合にロックするように構成可能である。この形態では、堅固な盗難防止が提供される。TDSは、システムを迂回するために、泥棒がインストール済みのTPCMを新しいECM(TDSをインストールまたは作動していない)に置き換えることを防止し得る。
図7は、本発明の実施形態と一致するTPCM除去に反応するための模範的なプロセスのフローチャートである。当初、このプロセス中、TDSをインストールし(ステップ701)、構成し(ステップ710)、また作動し得る(720)。ステップ701、710、および720は、図3のステップ310、320、および325に関連して上述した方法と一致する方法をそれぞれ表し得る。TDSをインストールして構成した後、1つ以上のTPCM(例えば二次TPCM135)を除去することが可能である(ステップ730)。例えば、泥棒は、TDSをオーバライドする試みにおいて、二次TPCM135を除去して、新しい非TPCMのECMに置き換えることがある。
本発明の実施形態に従って、TDSは二次TPCM135の除去(ステップ740)を検出し得る。例えば、マスタTPCM125(または他の二次TPCM135)は除去を検出し得る。一実施形態では、1つ以上の他のTPCMが、除去されたTPCMから予想されるメッセージまたは応答の受信に失敗した場合、TPCM除去を検出することが可能である。さらに、または代わりとして、マスタTPCM125および/または二次TPCM135は、1つ以上のパラメータを検査することによってTPCM置換を検出し得る。例えば、それぞれのTPCMは、作業機械105がパワーアップするときに他のTPCMのあるパラメータを検査するように構成可能である。この形態では、特定のパラメータが特定のECMで設定されていないことを1つ以上のTDSのECMが検出したときに、非TDSのECMを検出することが可能である。ある構造では、通信モジュール123および/または133が、TPCMの除去を示すメッセージを表示し得る(ステップ750)。
新しい非TPCMのECMを検出すると、作業機械105内の1つ以上の残りのTPCMが除去に反応し得る(ステップ760)。TPCM除去に対する反応は、新しいECMがTPCMとして動作するように作動することを含み得る。例えば、マスタTPCM125は、二次TPCM135が新しい非TPCMのECMに置き換えられたことを検出し得る。応答時、マスタTPCM125は、例えば、1つ以上のメッセージ、指示、および/またはソフトウェアモジュールを新しいECMに送信することによって、新しいECMがTPCMとして動作するように作動し得る。新しいECMの作動はまた、新しいECMのメモリ内で1つ以上のパラメータを操作することを含み得る。新しいECMでTDSを作動することにより、無許可のユーザがTDSをオーバライドすることを妨げ得る。ある実施形態では、除去に対する反応(ステップ760)は、1つ以上のTDS機能(例えば、トランスミッションロック、RPM制限等)に係合すること、および/あるいはTDSを一次および/または二次アクセスレベルにロックすることを含み得る。この形態では、TDSは、TDSオーバライドアテンプトの場合に作業機械105に対する盗難防止を提供し得る。
マスタTPCM不具合に対する反応
ある状態では、作業機械データリンク(例えば160)のマスタTPCMの欠如またはマスタTPCM不具合は、TDSシステム動作にとって問題であるかもしれない。例えば、マスタTPCM125は、ユーザから受信されたパスワードを照合するように構成可能である。一次パスワードを照合するために、このようなマスタTPCMが存在していない場合、様々な操作システム121は制限されたままであり得る。
本発明の実施形態に従って、マスタTPCM不具合に反応するための方法およびシステムを提供し得る。一実施例では、本発明の方法およびシステムは、TDSシステム用の二次パスワード照合の機能性を提供し得る。ある実施形態では、1つ以上の二次TPCM135は、マスタTPCM不具合または除去の場合に限定された形態で引き継ぐように構成可能である。例えば、二次TPCM135は、マスタTPCM不具合または除去の場合にユーザから受信されたパスワードを受け入れかつ照合するように構成可能である。本発明の原理に従って、二次TPCM135は、例えば、メモリ内のパラメータを検査することおよび/または作業機械データリンクからの情報を検査することによって、マスタTPCMの除去の不具合を検出するように構成可能である。マスタTPCMの除去の不具合の検出は、一実施例では、上述のステップ740に関連して記述したのと同様のステップおよびイベントを含み得る。二次パスワード照合の機能性は特定の作業機械への無制限アクセスをユーザに提供し得る。
パスワード変更
本発明の実施形態に従って、操作者は、一次および二次アクセスの両方のためにパスワードを変更することが許容され得る。ある実施形態では、パスワードは、TDSがディスエーブルされるときに変更し得る。すなわち、操作者は、TDSが二次イネーブルモードで動作している場合にいかなるパスワードも変更できないことがある。したがって、一次または二次パスワードを変更するために、有効な一次パスワードが必要となることがある。さらに、パスワードは、TDSがロックされている場合に変更し得ない。図8は、本発明の実施形態と一致する模範的なパスワード変更プロセスのフローチャートである。
図8の模範的なプロセスは、操作者が、例えば、通信モジュール123および/または133を介してパスワード変更スクリーンにアクセスする(ステップ810)ときに始まり得る。操作者は、一次または二次パスワードを変更することを選択し得る。操作者が、一次パスワードを変更することを選択した場合(ステップ820/はい)、通信モジュールは一次パスワード変更メッセージをマスタTPCM125に送信する(ステップ822)。操作者が、二次パスワードを変更することを選択した場合(ステップ820/いいえ)、通信モジュールは二次パスワード変更メッセージをマスタTPCM125に送信する(ステップ824)。パスワード変更メッセージ(一次または二次)を受信すると、マスタTPCM125は、現在の一次パスワードを入力するように(例えば、通信モジュール123または133を介して)操作者に促し得る(ステップ830)。図9は、本発明の本実施形態と一致する模範的なパスワード入力ディスプレイ932を示している。この時点において、マスタTPCM125はまた、パスワード変更が行われていることを作業機械105内の他のTPCM(例えば二次TPCM135)に警告し得る(ステップ835)。
一次パスワードプロンプトを観測すると、操作者は(例えば、通信モジュール133を介して)現在の一次アクセスパスワードを入力し得る(ステップ840)。一次パスワードが入力されると、パスワードはマスタTPCM125にルーティングされて(ステップ845)認定され得る(ステップ855)。
受信された一次パスワードが有効であることをマスタTPCM125が決定した場合(ステップ855/はい)、マスタTPCM125は(例えば、通信モジュール123または133を介して)新しい一次または二次パスワードを促すことがある(ステップ860)。図9は、本発明の実施形態と一致する模範的な新しいパスワード入力ディスプレイ934を示している。新しいパスワードが有効でなかった場合(ステップ870/いいえ)、マスタTPCM125は、新しいパスワードを操作者に再び促し得る(ステップ860)。しかし、パスワードが有効であった場合(ステップ870/はい)、例えば、容認可能なフォーマットであった場合、マスタTPCM125は、新しいパスワードを確認するように操作者に促し得る。図9は、本発明の実施形態と一致する模範的なパスワード確認ディスプレイ936を示している。パスワードが有効であり、また操作者が新しいパスワードを正確に確認した場合(ステップ880/はい)、マスタTPCM125は、(通信モジュール123および/または133を介して)パスワード変更の成功を示すメッセージを表示し得る(ステップ895)。図9は、本発明の実施形態と一致する模範的なパスワード変更成功ディスプレイ938を示している。しかし、操作者が新しいパスワードを正確に確認しなかった場合(ステップ880/いいえ)、マスタTPCM125は、現在の一次パスワードを再び入力するように操作者に促し得る(ステップ830)。
受信された一次パスワードが有効でなかった場合(ステップ855/いいえ)、マスタTPCM125はエラーメッセージを表示し、アテンプトカウンタ(例えばi)を増分し得る(ステップ885)。アテンプトカウンタがしきい値のアテンプト数(例えばT)未満であった場合(ステップ887/いいえ)、マスタTPCM125は、現在の一次パスワードを再び入力するように操作者に促し得る(ステップ830)。アテンプトカウンタがしきい値を超えている場合(ステップ887/はい)、マスタTPCM125はTDSをロックし(ステップ889)、TDS再設定を促し得る(ステップ890)。
遠隔TDS操作および多数の作業機械の制御
本発明の実施形態に従って、方法およびシステムは、作業機械105内のTDSに対する遠隔操作および制御を容易にし得る。ある実施形態では、1つ以上のコンピュータシステム175を利用して、このような遠隔制御を行い得る。このような実施形態では、コンピュータシステム185は、サービスシステム175と関連する1つ以上の機能を含むかまたは利用し得る。操作者および/またはディーラは、コンピュータシステム185を用いて遠隔位置からTDSを構成し、イネーブルし、ディスエーブルし、また再設定でき得る。操作者はまた、様々なTDS機能(例えば、トランスミッションロック、点火ロック、RPM制限等)を遠隔に指定/制御し得る。操作者および/またはディーラは、パスワードをコンピュータシステム185に入力することが許容されることが可能であり、次に、このコンピュータシステムは(例えば、インターネットを介して)パスワードを作業機械105内のマスタTPCM125にルーティングし得る。ある実施形態では、操作者および/またはディーラは遠隔位置から作業機械105を監視でき得る。例えば、マスタTPCM125は、例えば、インターネットを介して、1つ以上のセンサからおよび/または監視システム140からコンピュータシステム185に情報を送信することが可能である。
一実施形態では、コンピュータシステム185は、操作者の介入なしに、作業機械105内のTDSを自動制御するソフトウェアでプログラミングし得る。例えば、コンピュータシステム185は、所定の回数でTDSを自動的にイネーブルおよびディスエーブルし得る。コンピュータシステム185はまた、1つ以上のTDS機能(例えば、トランスミッションロック、点火ロック、RPM制限等)に自動的に係合および解除し得る。さらに、コンピュータシステム185は、作業機械105を(例えば、マスタTPCM125および/または監視システム140と相互作用することによって)監視し、あるイベントに反応するように構成可能である。例えば、コンピュータシステム185は、様々なイベント、例えば、TPCM除去、作業機械105の特定の位置における活動等に応答して、通知を(例えば、携帯電話、eメール、音声メール、ファクシミリ、インスタントメッセージ等を介して)操作者に送信するように構成可能である。
本発明の実施形態に従って、方法およびシステムは、多数の作業機械(例えばフリート)に対する制御(例えば遠隔制御)を容易にし得る。ある実施形態では、作業機械のフリート内のそれぞれの作業機械は、マスタ制御モジュール125および1つ以上の二次制御モジュール135を含み得る。したがって、それぞれの作業機械は1つ以上のTDSを含み得る。本発明の実施形態に従って、操作者は、コンピュータシステム185を用いて中心位置からそれぞれの作業機械内のそれぞれのTDSを監視し、かつ制御(すなわち、イネーブル、ディスエーブル、構成、アンロック等)することが許容され得る。
本発明の実施形態に従って、方法およびシステムは、盗難防止サービスを1つ以上の作業機械に提供し得る。このような方法およびシステムは、作業機械内に埋め込まれた1つ以上のECMを利用して、TDSを提供し得る。ECMはマスタ/スレーブ装置に構成してもよく、1つ以上の作業機械操作システム、例えば、イグニッション、トランスミッション、燃料噴射、スロットル等と相互作用し得る。ECMは操作システムへのアクセスを制御することが可能であり、これによって、作業機械へのアクセスを制限および/または妨げる。
一実施形態では、TDSは作業機械への様々なレベルのアクセスを提供し得る。例えば、TDSは、作業機械への一次および/または二次アクセスをユーザに提供し得る。一次アクセスは、操作システムおよび盗難防止機能に対する完全な制御を許容し得る。二次アクセスは、例えば、ある数の操作システムへのアクセスを提供することによって、作業機械への限定アクセスを提供し得る。二次アクセスの提供は、例えば、保守員が、ある制限(例えばエンジン速度制限)に従って作業機械にアクセスするようにイネーブルし得る。
ある実施形態では、TDSは、TDSオーバライドアテンプトに反応するように構成可能である。本発明の原理に従って、作業機械内の1つ以上のTDSのECMはTDSステータスを認識し得る。例えば、それぞれのTDSのECMは、他のTDSのECMからある情報を予想し得る。さらに、それぞれのTDSのECMは、そのステータスを示すメモリ内の特定のパラメータを含み得る。TDSのECMが(システムをオーバライドする試みにおいて)除去されて置き換えられた場合、1つ以上の他のTDSのECMは置換を検出し得る。一実施形態では、1つ以上の他のTPCMが除去されたTPCMから予想されるメッセージまたは応答の受信に失敗したときに、TPCM除去を検出することが可能である。さらに、または代わりとして、それぞれのTPCMは、作業機械がパワーアップするときに他のTPCMのあるパラメータを検査するように構成可能である。特定のパラメータが特定のECMで設定されていないことを1つ以上のTDSのECMが検出したとき、置換の非TDSのECMを検出することが可能である。本発明の実施形態に従って、1つ以上のTDSのECMは、例えば、あるパラメータの設定、ソフトウェアのアップロード、指示の送信等によって、新しいECMがTDSのECMとして動作するように構成可能である。この形態では、堅固な盗難防止が提供される。TDSは、システムを迂回するために、泥棒がインストール済みのTPCMを新しいECM(TDSをインストールまたは作動していない)に置き換えることを防止し得る。
ある実施形態では、マスタTPCM不具合および/または除去に反応するための本発明と一致する方法およびシステムを提供し得る。本発明の方法およびシステムは、例えば、TDSシステム用の二次パスワード照合の機能性を提供し得る。ある実施形態では、二次TPCM135は、マスタTPCM不具合または除去の場合にユーザから受信されたパスワードを受け入れかつ照合するように構成可能である。この機能性は、船舶用途で特に有用であり得る。例えば、マスタTPCM不具合が、陸上から数マイル離れた船で生じた場合、TDSシステムは、船内の1つ以上の操作システムの1つ以上の制限(例えばロック)に係合し得るイネーブルモードにデフォルトする可能性を有する。このような場合、ユーザは、RPMを制限して航行するように強いられるかもしれない。しかし、二次パスワード照合の提供(例えば、1つ以上の二次TPCMによって)は、ユーザがTDSシステムへのアクセスを獲得して、操船を回復するようにイネーブルし得る。
ある実施形態では、本発明と一致する方法およびシステムは複数の作業機械用の盗難防止を提供し得る。例えば、地理的に分散したフリートを保護し得る。さらに、操作者は(例えば、インターネットを用いて)遠隔位置から1つ以上のTDSを制御し得る。操作者はまた、遠隔位置から1つ以上の作業機械を監視し得る。例えば、作業機械の所有者は作業機械システムおよび/または作業機械内の活動を監視し得る。
一実施形態では、作業機械と関連付けられたコンピュータシステムは、1つ以上の作業機械を自動的に監視し、あるイベントに応答してユーザに通知し得る。例えば、所有者は、作業機械と関連する1つ以上のイベント(例えば、TDSのECM除去、TDSロック、作業機械内の活動等)の発生を示すeメール、電話メッセージ、インスタントメッセージ等を受信し得る。
説明の明快さのため、環境100について、図1と図2に示した別個の機能要素を参照して本明細書に記述する。しかし、図示した要素およびモジュールの機能性は重なり合うことが可能であり、および/または2つ以上の数の要素およびモジュールに存在し得ることを理解すべきである。それぞれのシステムの要素は、実行に応じて、図示したある構成要素を欠き、および/または図示していない追加のまたは異なる構成要素を収容するかまたはそれらに結合し得る。さらに、図示した要素の機能性のすべてまたは一部分は、地理的に分散した複数の位置の間に共存するかまたは分布し得る。
さらに、図3〜図9は本発明の模範的な実行と一致する。さらに、図3〜図5、図7、および図8に記述したイベントの順序は模範的であり、限定的であることを意図しないことを理解すべきである。したがって、他の方法ステップを使用してもよく、また図3〜図5、図7、および図8に示した方法でも、本発明の範囲から逸脱することなく、イベントの特定のオーダを変更することが可能である。さらに、あるステップは存在しないことがあり、また追加ステップを図3〜図5、図7、および図8で実行してもよい。
本発明の実施形態、特徴、形態および原理は様々な環境で実行することが可能であり、図示した環境に限定されない。さらに、本明細書に開示したプロセスは、本質的に、特定の任意の装置またはシステムに関係せず、適切な組み合わせの構成要素によって実行し得る。さらに、本明細書に記述した教示に従って、様々なタイプの一般目的の装置を使用することが可能である。
本発明は、あらゆる点において制限的であるよりも、むしろ例示的であるように意図される特定の実施例に関して記述されている。異なる組み合わせのハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアは、本発明の実施形態を実施するために適切であり得る。
さらに、本発明の他の実施形態は、本明細書に開示した本発明の仕様および実施を考慮すれば当業者には明白であろう。仕様および実施例は模範的なものに過ぎないと考えられることが意図される。このため、本発明の形態は、前に開示した単一の実施形態、実行、または構造のすべての特徴よりも少ない特徴に存在し、本発明の真の範囲は、次の特許請求の範囲によって示されることを理解すべきである。
本発明の実施形態と一致する特徴および形態を実行し得る模範的な環境のブロックダイヤグラムである。 本発明の実施形態と一致する模範的な制御モジュールのブロックダイヤグラムである。 本発明のある実施形態と一致する模範的なTDS構造プロセスを示したフローチャートである。 本発明のある実施形態と一致する模範的なTDS動作状態プロセスのフローチャートである。 本発明のある実施形態と一致する模範的なTDSプロセスのフローチャートである。 本発明の実施形態と一致する模範的なTDSディスプレイの図面である。 本発明の実施形態と一致する模範的なTDSディスプレイの図面である。 本発明のある実施形態と一致する、TDSオーバライドアテンプトに反応するための模範的なプロセスのフローチャートである。 本発明の実施形態と一致する、パスワードを変更するための模範的なプロセスを示したフローチャートである。 本発明の実施形態と一致する模範的なTDSディスプレイの図面である。
符号の説明
図1
100 模範的な環境
105 作業機械
121 操作システム
123 通信モジュール
125 一次TPCM
133 通信モジュール
135 二次TPCM
140 監視システム
150 データリンク
160 データリンク
175 サービスシステム
185 コンピュータシステム
図2
125 一次TPCM
210 処理コア
212 システムインタフェース
214 データリンクインタフェース
220 メモリ
225 プロセッサ
250 ソフトウェア層
図3
310 TDSをインストールするステップ
320 TDSを構成するステップ
330 TDSを作動するステップ
340 TDSをイネーブルするステップ
350 一次パスワードを促すステップ
355 二次アクセスであるか?(はい;いいえ)のステップ
360 一次パスワードを入力するステップ
362 二次パスワードを入力するステップ
370 マスタにルーティングするステップ
372 マスタにルーティングするステップ
380 パスワードを認定するステップ
382 パスワードを認定するステップ
390 一次アクセスを提供するステップ
392 二次アクセスを提供するステップ
図4
410 TDSステータスを決定するステップ
430 ディスエーブル状態
432 表示ステップ
434 パスワードを入力するステップ
436 パスワードをルーティングするステップ
438 有効であるか?(はい;いいえ)のステップ
440 TDSをイネーブルするステップ
450 イネーブル状態
452 表示ステップ
454 パスワードを促すステップ
456 パスワードを受信するステップ
458 パスワードをルーティングするステップ
460 有効であるか?(はい;いいえ)のステップ
462 一次であるか?(はい;いいえ)のステップ
464 TDSをディスエーブルするステップ
466 二次イネーブルのステップ
470 ロック状態
472 表示ステップ
474 再設定パスワードを促すステップ
476 パスワードを提供するステップ
478 パスワードをルーティングするステップ
480 有効であるか?(はい;いいえ)のステップ
482 TDSをアンロックするステップ
図5
501 TDSを初期化するステップ
510 ロックされているか?(はい;いいえ)のステップ
520 イネーブルされているか?(はい;いいえ)のステップ
525 パスワード入力表示のステップ
530 アクセス選択(一次;二次)の選択
535 パスワードを促すステップ
540 パスワードを入力するステップ
545 パスワードを送信するステップ
550 有効であるか?(はい;いいえ)のステップ
555 エラーメッセージ;増分カウンタのステップ
560 カウンタ>しきい値であるか?(はい;いいえ)のステップ
565 ロックするステップ
570 再設定を促すステップ
575 一次であるか?(はい;いいえ)のステップ
580 二次アクセスを提供するステップ
590 ディスエーブルするステップ
595 通常動作のステップ
図6a
601 模範的なスクリーンディスプレイ
602 模範的な二次アクセスディスプレイ
603 模範的なパスワードプロンプトディスプレイ
604 模範的な再設定プロンプトディスプレイ
605 模範的なディスエーブルディスプレイ
図6b
610〜616 模範的なスクリーンディスプレイ
図7
701 インストールするステップ
710 構成するステップ
720 作動するステップ
730 TPCM除去のステップ
740 除去を検出するステップ
750 メッセージを表示するステップ
760 TPCM除去に反応するステップ
図8
810 パスワード変更スクリーンにアクセスするステップ
820 一次であるか?(はい;いいえ)のステップ
822 一次メッセージのステップ
824 二次メッセージのステップ
830 一次パスワードを促すステップ
835 他のTPCMを警告するステップ
840 一次パスワードを入力するステップ
845 ルーティングするステップ
855 有効であるか?(はい;いいえ)のステップ
860 新しいパスワードを促すステップ
870 有効であるか?(はい;いいえ)のステップ
875 確認するステップ
880 確認されたか?(はい;いいえ)のステップ
885 エラーメッセージ;増分カウンタのステップ
887 カウンタ>しきい値であるか?(はい;いいえ)のステップ
889 ロックするステップ
890 再設定を促すステップ
895 変更成功のステップ
図9
932 模範的なパスワード入力ディスプレイ
934 模範的な新しいパスワード入力ディスプレイ
936 模範的なパスワード確認ディスプレイ
938 模範的なパスワード変更成功ディスプレイ

Claims (5)

  1. 作業機械の盗難防止を提供するための方法であって、
    第1の制御モジュールを作動して、作業機械内の第1の操作システムへのアクセスを制限するステップと、
    第2の制御モジュールを作動して、作業機械内の第2の操作システムへのアクセスを制限するステップと、
    前記第1の制御モジュールによって、前記第2の制御モジュール新しい制御モジュール置換したことを検出するステップと、
    前記新しい制御モジュールを前記第2の制御モジュールとして自動的に構成して、前記作業機械内の第2の操作システムへのアクセスを制限するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記第1の制御モジュールを作動するステップが、前記第1の制御モジュールを作動して、作業機械のトランスミッションロック、スロットルロック、点火ロック、燃料噴射ロック、およびRPM制限の1つに係合するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の制御モジュールを作動するステップが、前記第2の制御モジュールを作動して、作業機械のトランスミッションロック、スロットルロック、点火ロック、燃料噴射ロック、およびRPM制限の1つに係合するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記検出するステップが、前記第1の制御モジュールによって、前記新しい制御モジュールのメモリ内のパラメータを検査するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記新しい制御モジュールを自動的に構成するステップが、前記新しい制御モジュールのメモリ内の少なくとも1つのパラメータを構成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
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