JP4615585B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
従来の遊技機として、電気部品を取付部材に保持するための保持部を備えたものがある。この保持部は、電気部品が取付部材に受容される過程で弾性変形し、電気部品が取付部材に受容されると、元の形状に復元して電気部品と係合するものである(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−232022号公報([0022][0029]、図4)
ところが、上述した従来の遊技機では、例えば、遊技機の組み立て時に遊技機を構成する他の部品が保持部に接触したり、遊技機外部からの衝撃等により、保持部と電気部品との係合が解除される虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、保持部による電気部品の保持力を従来よりも向上させることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、電気部品を受容したベース部材と、ベース部材における電気部品の受容口を塞ぐカバー部材とからなる収納ボックスを備えた遊技機において、ベース部材には、電気部品をベース部材に保持する保持位置と、その保持を解除する保持解除位置との間で変位可能な保持部が設けられ、カバー部材には、カバー部材とベース部材とを取り付けた状態において、保持部が保持位置から保持解除位置に変位するための可動領域に配置されて、保持部が保持解除位置に変位することを抑制することで、保持部による電気部品の保持を強化する保持強化部が形成されたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、保持部は、電気部品がベース部材に受容される過程でその電気部品に当接して弾性変形して保持解除位置に変位し、電気部品がベース部材に受容されたところで復元して保持位置に戻るように構成されたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、保持部は、電気部品を挟んで複数備えられたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の遊技機において、電気部品は、複数の保持部のみによりベース部材に対して保持されたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機において、ベース部材には、保持部との間に電気部品を挟持すると共に、保持部よりも高い剛性を有する挟持相手部が設けられたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載の遊技機において、電気部品は、保持部及び挟持相手部のみによりベース部材に対して保持されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、保持部には、電気部品に係止する係止部が形成されたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載の遊技機において、係止部は、電気部品の外縁部に係止したところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機において、ベース部材には、保持部の可動領域を挟んで保持部に対向した対向壁部が備えられ、保持強化部は保持部と対向壁部との間に挿入されるように構成されたところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機において、カバー部材は、電気部品の側方を囲む囲壁を備え、カバー部材とベース部材とを取り付けた状態においてベース部材側に開口を有した箱形形状をなし、保持強化部は、囲壁からカバーの内側に突出したリブであるところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機において、カバー部材は、カバー部材とベース部材とを取り付けた状態においてベース部材側に開口を有した箱形形状をなし、保持強化部は、カバー部材の開口縁からベース部材側に突出しているところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項1乃至11の何れかに記載の遊技機において、電気部品は、金属製の板金ブラケットに、少なくとも平板状の液晶表示盤と電気基板とを固定してなり、板金ブラケットに保持部が係止するところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載の遊技機において、電気部品は、ベース部材への受容方向に液晶表示盤と板金ブラケットと電気基板とを重ねてなり、板金ブラケットには、外縁部の少なくとも一部を屈曲させて先端をカバー部材側に向けた起立板金片が形成され、保持部は、ベース部材への電気部品の受容方向に延びた片持ち梁の先端に電子部品に係止する係止部を備えた構造をなし、電気部品をベース部材に受容する過程で、係止部が板金ブラケットにおける起立板金片の基端側の屈曲部に摺接して保持部が保持解除位置に変位し、電気部品がベース部材に受容されると、係止部が起立板金片の先端に係止するように構成されたところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項13に記載の遊技機において、起立板金片は、電気基板の一部を側方から覆った構造であるところに特徴を有する。
請求項15の発明は、請求項1乃至14に記載の遊技機において、電気部品には、ピン孔が貫通形成され、ベース部材には、ピン孔の縁部に突き合わされる受け台座部と、その受け台座部から突出して電気部品のピン孔を貫通する位置決めピンとが形成され、カバー部材には、ピン孔の縁部に突き合わされる押さえ台座部と、その押さえ台座部の先端面に陥没形成され、電気部品を貫通した位置決めピンを受容するピン受容部とが形成されたところに特徴を有する。
請求項16の発明は、請求項1乃至15の何れかに記載の遊技機において、カバー部材及びベース部材は、共に電気部品の側方を囲む囲壁をそれぞれに備えかつ囲壁の一端側に開口を有した略箱形形状をなし、ベース部材の囲壁の内面には複数の補強リブが一体形成され、保持部は、補強リブ同士の間に配置されたところに特徴を有する。
請求項17の発明は、請求項1乃至16の何れかに記載の遊技機において、保持部は、収納ボックスの内部に配置されたところに特徴を有する。
請求項18の発明は、請求項1乃至17の何れかに記載の遊技機において、保持強化部は、保持部のうち可動領域側に当接するように構成したところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の構成において、電気部品を収納ボックスに収納する場合には、電気部品を保持部によりベース部材に保持させておき、ベース部材の受容口を塞ぐようにカバー部材を組み付ける。このとき、カバー部材に備えた保持強化部が、保持部の可動領域に配置される。すると、保持部が保持位置から保持解除位置へ変位することが抑制され、保持部による電気部品の保持が従来よりも解除され難くなる。即ち、保持部による電気部品の保持力を、カバー部材に備えた保持強化部によって従来よりも向上させることができる。従って、ベース部材とカバー部材とを組み付けて電気部品を収納ボックスに収納したときに、ベース部材に対する電気部品の保持状態を強化することができる。
また、カバー部材をベース部材に取り付ける前の状態では、保持部が保持解除位置に変位可能であり、ベース部材とカバー部材とを組み付けたときに、保持強化部が保持部の可動領域に配置されて、保持部の保持解除位置への変位が抑制される。従って、電気部品をベース部材に保持させる作業を行い易くしつつ、電気部品が収納ボックスに収納されたときには、保持部による電気部品の保持力を強化することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、保持部は、電気部品をベース部材に受容させる過程で電気部品と当接することで弾性変形して保持解除位置に変位し、電気部品がベース部材に受容されると自身の弾性力によって保持位置に戻るので、電気部品をベース部材に保持させる作業の手間を軽減し、作業効率を向上することができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、電気部品を複数の保持部で挟んで保持することができ、ベース部材に対する電気部品の保持状態をより強化することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、電気部品は複数の保持部のみによりベース部材に保持されたので、螺子等の他の保持手段を多数併用した場合に比較して、ベース部材に対する電気部品の着脱作業の手間を軽減することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、電気部品を挟持相手部と保持部とで挟持することができ、ベース部材に対する電気部品の保持状態をより強化することができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、電気部品は、保持部及び挟持相手部のみによりベース部材に保持されたので、螺子等の他の保持手段を多数併用した場合に比較して、ベース部材に対する電気部品の着脱作業の手間を軽減することができる。
[請求項7の発明]
請求項7の構成によれば、電気部品がベース部材に受容されると、保持部に形成された係止部が電気部品に係止することで、電気部品がベース部材に保持される。これにより、電気部品を螺子等の他の保持手段によりベース部材に保持させた場合に比較して、ベース部材に電気部品を保持させる作業の手間を軽減することができる。
[請求項8の発明]
請求項8の発明によれば、電気部品の中央部に配設された機器が係止部から負荷を受ける可能性を低くすることができる。また、電気部品の外縁部を、係止部が係止するための被係止部として利用できる。
[請求項9の発明]
請求項9の発明によれば、保持部が対向壁部側に変位すると、保持部と対向壁部との間の可動領域に挿入された保持強化部に当接して、保持解除位置に変位することが抑制される。これにより、保持部による電気部品の保持が従来よりも解除され難くなり、保持部による電気部品の保持力を向上させることができる。
[請求項10の発明]
請求項10の発明によれば、保持強化部は、保持部の保持解除位置への変位を抑制すると共に、カバー部材を補強することができる。
[請求項11の発明]
請求項11の発明によれば、カバー部材とベース部材とを組み付けると、カバー部材の開口縁から突出した保持強化部が保持部の可動領域に突入し、保持部が保持解除位置に変位することが抑制される。
[請求項12の発明]
請求項12の構成によれば、電気部品は、液晶表示盤と電気基板とを板金ブラケットに固定してなり、この板金ブラケットに保持部を係止させたので、液晶表示盤及び電気基板と保持部とを直接係止することなく、これらをベース部材に保持することができる。これにより、液晶表示盤や電気基板が保持部から負荷を受けることが防止される。また、電気部品のうち、保持部と係止する部分、即ち、板金ブラケットを金属製としたことで、電気部品の保持部から負荷を受ける部分に十分な強度を持たせることができる。
[請求項13の発明]
請求項13の構成によれば、電気部品をベース部材に受容する過程で、保持部と板金ブラケットとが摺接することで保持解除位置に変位する。また、電気部品がベース部材に受容されると保持部は保持位置に変位して係止部が板金ブラケットの起立板金片に係止する。これにより、電気部品が保持部によりベース部に保持される。このように、電気部品をベース部に受容する過程で、保持部が液晶表示盤や電気基板に接触することがないので、これら液晶表示盤や電気基板が保持部から負荷を受けることを防止できる。また、電気部品をベース部に保持させる際に、保持部を直接手で操作して保持位置と保持解除位置とに変位させる必要がないので、電気部品をベース部材に保持させる作業の手間を軽減することができる。
[請求項14の発明]
請求項14の発明によれば、電気基板のうち起立板金片により覆われた部分を保護できる。
[請求項15の発明]
請求項15の発明によれば、ベース部材に形成された受け台座部を電気部品のピン孔の縁部に突き合わせ、受け台座部から突出した位置決めピンをピン孔に貫通させることで、ベース部材に対する電気部品の保持位置が位置決めされる。また、カバー部材に形成された押さえ台座部を電気部品のピン孔の縁部に突き合わせ、ピン孔を貫通したベース部材の位置決めピンを、押さえ台座部に陥没形成されたピン受容部に受容させることで、ベース部材に対するカバー部材の取付位置が位置決めされる。さらに、電気部品のピン孔の縁部は、ベース部材の受け台座部とカバー部材の押さえ台座部とで挟まれているので、電気部品をベース部材とカバー部材とで挟持して固定することができる。
[請求項16の発明]
請求項16の発明によれば、補強リブによりカバー部材及びベース部材を補強することができる。また、ベース部材の補強リブ同士の間に保持部を配置することで、補強リブ同士の間に形成された空間を有効利用することができる。
[請求項17の発明]
請求項17の発明によれば、保持部を収納ボックスにより保護することができる。
[請求項18の発明]
請求項18の発明によれば、保持強化部を保持部のうち可動領域側に当接させたことで、保持部が可動領域側へ変位することがより確実に抑制される。これにより、保持部が保持解除位置に変位して、保持部による電気部品の保持が解除されることがより確実に抑制され、保持部による電気部品の保持力を強化して向上させることができる。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、図1〜図18に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技盤11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、中央部には、表示装置13が備えられている。遊技領域R1のうち表示装置13の下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち表示装置13等を挟んだ左右の両側には、上から順に、ランプ風車17、始動ゲート18、風車19、一般入賞口20,21が設けられ、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。さらに、ガイドレール12に沿った両側端部には、サイドランプ22,22が設けられている。
図1に示すように、パチンコ遊技機10のうち、遊技盤11より上方には、遊技盤11の前面側に張り出した装飾ランプ90が設けられている。パチンコ遊技機10のうち遊技盤11より下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。上皿27Aの両側には、スピーカ59Sが備えられている。また、上皿27Aに備えたボタン29を押せば、上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動して収容される。下皿27Bの右端部に設けた操作ノブ28を操作することで、上皿27Aに収容された遊技球が遊技盤11に向けて弾き出されて遊技が開始される。
次に所要の各部位についてさらに詳説する。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は、その始動ゲート18に内蔵したゲートスイッチによって検出される。そして、その検出信号に基づいて、後述する普通図柄表示領域24の図柄が変動表示される。
始動入賞口14は、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口しており、その開口の両側部には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた始動入賞口14の開口幅は、遊技球が約1つ入る大きさになっている。そして、前記ゲートスイッチへの遊技球の通過を起因に遊技盤11の裏に設けたソレノイドが駆動されると、可動翼片14C,14Cが横に倒され、遊技球が可動翼片14Cに案内されて始動入賞口14に入り得る状態になる。
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14内に設けた始動口センサが遊技球を検出し、その検出信号に基づいて表示装置13が後述するように図柄を変動表示する。なお、表示装置13が図柄を変動表示している間に、始動入賞口14に入賞した入賞球は、4個まで保留記憶される。
大入賞口15は、横長に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する所定条件の成立によって、パチンコ遊技機10が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けた駆動装置(例えば、ソレノイド)が駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。
大入賞口15の内部には、継続入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入賞口及び計数入賞口が開放される。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞後、ソレノイドが駆動されて、継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。そして、継続入賞口内に設けた特定領域センサが遊技球の入賞を検出すると継続権利が発生して、前述した終了条件(可動扉15Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか)を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口内に設けたカウントセンサが遊技球の入賞を検出すると、前記継続入賞口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。
表示装置13は、遊技盤11に貫通形成された開口部(図示せず)に対し、遊技盤11の前面側から取り付けた枠形構造の装飾枠23(図1を参照)と、遊技盤11の後面側から取り付けた表示装置本体30(図3及び図4を参照)とで構成されている。そして、遊技者は、遊技盤11の前面側から、装飾枠23の表示窓23Wを通して、表示装置本体30に備えた液晶画面35Gを見ることができる。
液晶画面35Gには、図1に示すように、通常は、3つの左、中、右の特別図柄が、横並びに表示されている。これら各特別図柄は、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄ごと、所定の種類のものが、液晶表示盤35に確定表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに当否判定し、各特別図柄が、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄が停止表示される。このとき、例えば、当否判定の結果が当たりで全ての特別図柄が同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合(例えば、図1の状態)に、遊技が「大当たり状態」になり、可動扉15Tが開かれる。
液晶画面35Gのうち、3つの特別図柄の表示領域の左下隅は、普通図柄表示領域24となっている。この普通図柄表示領域24は、始動ゲート18内に設けたゲートスイッチが遊技球の通過を検出したときに当否判定して、例えば、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示した後、所定の数字を確定表示する。そして、確定表示された数字が、例えば、奇数の場合に、始動入賞口14に設けた可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒)に亘って横に倒される。なお、普通図柄表示領域24で表示する図柄は、数字に限るものではなく、アルファベットや記号等でもよい。
図2に示すように、遊技盤11の後面には、表示装置13に備えた表示装置本体30の後側に重なるようにして表示制御装置51が備えられ、表示制御装置51の下側には、ランプ制御装置52と音声制御装置50とが横並びにして取り付けられている。また、これらランプ制御装置52、音声制御装置50及び表示制御装置51の後側に重なるようにしてメイン制御装置49が取り付けられている。これら各制御装置49〜52は回路基板を主要部として備え、それぞれ透明な樹脂ケースに収容されている。
パチンコ遊技機10の後面の所定箇所には、上記した各種制御装置49〜52の他に電源装置53、払出制御装置54、受電装置55、遊技球を貯留する遊技球タンク56、遊技球を上皿27Aに払い出す払出装置57、上皿27Aに貯留された遊技球を遊技領域R1に向けて発射するための発射装置58等が設けられている。
ところで、本実施形態では、表示装置13に備えた表示装置本体30のうち、液晶表示ユニット32(詳細には、TFT−LCDユニット、本発明の「電気部品」に相当する)を収納した収納ボックス33に本発明が適用されている。
収納ボックス33は、例えば、透明な樹脂(より詳細には、ABS樹脂)で構成され、全体として横長の扁平箱形形状をなす。また、図5及び図6に示すように、収納ボックス33は、扁平方向の途中部分でベース部材60とカバー部材70とに2分割可能となっている。そして、ベース部材60の内側に液晶表示ユニット32を受容させて、カバー部材70をベース部材60に係着させることで、液晶表示ユニット32が収納ボックス33の内部に収納されている。
ここで、収納ボックス33に収納された液晶表示ユニット32は、収納ボックス33の内部に備えた後述する保持可撓片67によってベース部材60に保持され、さらに、液晶表示ユニット32の縁部の一部は、ベース部材60とカバー部材70とで挟持されている。これにより、液晶表示ユニット32は、収納ボックス33内に固定されている。なお、収納ボックス33は、液晶表示ユニット32を保護すると共に保持可撓片67を保護している。
図3に示すように、収納ボックス33の前面には、液晶表示ユニット32に備えた液晶表示盤35を外部から視認可能とする矩形開口61Wが設けられている。また、図4に示すように、収納ボックス33の後面には、内部に収容した液晶表示ユニット32と収納ボックス33の外部の電気部品(例えば、表示制御装置51や電源装置53等)とを配線で接続するための接続用開口部81が形成されている。さらに、収納ボックス33の側面には、液晶表示ユニット32から発する熱を収納ボックス33の外部に放熱するための放熱用孔80が貫通形成されている。
以下、表示装置本体30の各部について詳説するが、説明の便宜上、適宜、収納ボックス33のベース部材60側(図5、図6、図8における左側)を前方といい、カバー部材70側(図5、図6、図8における右側)を後方という。
まず、液晶表示ユニット32について詳説する。液晶表示ユニット32は、図5〜図7に示されており、液晶表示盤35と中継基板36(本発明の「電気基板」に相当する)とを金属製の板金ブラケット37によって一体に固定してなる。
液晶表示盤35は、横長の矩形板状をなし、図5に示すように、前面(ベース部材60側の面)が画像を表示する液晶画面35Gとなっている。また、図7に示すように、液晶表示盤35の後面と周縁部は、金属製の保護カバー35Kで覆われている。
中継基板36は、複数の回路基板36a〜36dから構成され、これら複数の回路基板が互いに電気的に接続されている。詳細には、横長の第1中継基板36aの両側に、縦長の第2中継基板36b及び第3中継基板36cが備えられ、第1中継基板36aの後方に重なるようにして、第1中継基板36aよりも小さい横長の第4中継基板36dが備えられている。なお、中継基板36は、例えば、表示制御装置51及び電源装置53と液晶表示盤35との間を電気的に中継している。
図7に示すように、板金ブラケット37は、横長板状の敷設板34を主要部として備える。敷設板34の上縁部34Jと下縁部34Kとには、液晶表示盤35を固定するための複数の表示盤固定脚部38と、中継基板36を固定するための複数の基板固定脚部39とが備えられている。そして、この敷設板34の前面に液晶表示盤35が敷設され、後面に中継基板36が敷設されている。
表示盤固定脚部38は、敷設板34の縁部から張り出した板金片を、敷設板34の前面側に直角曲げし、その先端部分をさらに直角曲げした略L字構造をなす。また、表示盤固定脚部38の先端部分には、螺子貫通孔が形成されている(図7を参照)。そして、表示盤固定脚部38の先端部分を液晶表示盤35の後面に突き当て、螺子貫通孔を貫通した螺子を液晶表示盤35の後面に螺合することで、液晶表示盤35が板金ブラケット37に固定されている(図5及び図7を参照)。なお、図8に示すように、液晶表示盤35は敷設板34の前面から浮いた状態に固定されている。
基板固定脚部39は、表示盤固定脚部38と略同一構造をなしている。即ち、基板固定脚部39は、敷設板34の縁部から張り出した板金片を、敷設板34の後面側に直角曲げし、その先端部分をさらに直角曲げした略L字構造をなす。また、基板固定脚部39の先端部分には、螺合孔が貫通形成されている(図7を参照)。そして、基板固定脚部39の先端部分を中継基板36の後面に突き当て、中継基板36を貫通した螺子を前記螺合孔に螺合することで、中継基板36が板金ブラケット37に固定されている。なお、図8に示すように、中継基板36は、液晶表示盤35と同様に敷設板34の後面から浮いた状態に固定されている。
ここで、基板固定脚部39の先端部には、鍔部41が延設されている。鍔部41は、中継基板36の外側に突出し、その突出した部分に円形のピン孔42が貫通形成されている。なお、本実施形態において鍔部41は、4つの基板固定脚部39のうち、板金ブラケット37を後方から見たときに、板金ブラケット37の左上隅に位置する基板固定脚部39と、右下隅に位置する基板固定脚部39との2つだけに設けられている(図7を参照)。
図7に示すように、板金ブラケット37のうち、敷設板34の上縁部34Jの略中央部分と下縁部34Kの略中央部分には、起立板金片40,40が形成されている。起立板金片40,40は、敷設板34の側方(図7における上方及び下方)に張り出して先端部を敷設板34の後面側(カバー部材70側)に直角に屈曲させた構造をなす。起立板金片40の屈曲部40Kよりも先端部分は、敷設板34の短手方向で対向しており、敷設板34の後面側に敷設された中継基板36(詳細には、第1の中継基板36a)の上縁部の一部と下縁部の一部とが、この起立板金片40,40によって覆われて保護されている(図6及び図8を参照)。
なお、液晶表示盤35と中継基板36との間に板金ブラケット37を介在させたことで、液晶表示盤35と中継基板36との一方から他方への電気的なノイズの伝達を防止することができる。
以上が、液晶表示ユニット32に構成の説明であり、次に収納ボックス33を構成するベース部材60及びカバー部材70について詳説する。
ベース部材60は、カバー部材70側に開口を有する横長の扁平箱形形状をなす。即ち、ベース部材60は、遊技盤11の後面に突き合わされた前面壁61と、その前面壁61の周縁部からカバー部材70側に起立して液晶表示ユニット32の側方を囲むベース囲壁62とを一体形成してなる。
これに対し、カバー部材70は、ベース部材60側に開口を有する横長の扁平箱形形状をなす。即ち、カバー部材70は、収納ボックス33の扁平方向でベース部材60の前面壁61に対向した後面壁71と、その後面壁71の周縁部からベース部材60側に起立して液晶表示ユニット32を側方から囲むカバー囲壁72とを一体形成してなる。
ベース部材60の前面壁61は、横長の矩形板状をなし、中央部分には横長の矩形開口61Wが貫通形成されている。矩形開口61Wは、表示装置13に備えた装飾枠23の表示窓23Wと同一形状をなし、ベース部材60の前面から嵌め込まれた樹脂製の透明板63で塞がれている。
透明板63は矩形開口61Wの形状と略同一の横長矩形状をなし、矩形開口61Wの内側に嵌め込まれて、矩形開口61Wの周縁部から突出した複数の係止爪61Tにより固定されている。
そして、ベース部材60の矩形開口61Wに、液晶表示ユニット32に備えた液晶表示盤35の液晶画面35Gが対面するように配置され、透明板63を通して液晶画面35Gが視認可能となっている。なお、液晶画面35Gは、透明板63によって保護されている。
一方、カバー部材70の後面壁71は、中継基板36の形状に対応した凹凸形状をなしている。後面壁71の下辺中央には、複数の接続用開口部81が横並びに貫通形成され、この接続用開口部81から、中継基板36に実装された図示しないコネクタが収納ボックス33の外部に突出するように構成されている。
ベース部材60のベース囲壁62には、係止可撓片65が一体形成されている。図6に示すように、係止可撓片65は、ベース囲壁62の上壁部62Jと下壁部62Kとにそれぞれ2つずつ設けられている。係止可撓片65は、全体として帯板状をなし、ベース部材60の開口端よりも後方に突出している。また、係止可撓片65の先端部には、ベース部材60の内側に突出して断面矢尻形状をなした係止突起65Tが形成されている。また、ベース囲壁62のうち、係止可撓片65の両側部には、切り込み62S,62Sが形成されており、これにより係止可撓片65が撓み易くなっている。
これに対し、カバー部材70には、係止可撓片65と係合するための被係止部73が形成されている。被係止部73は、カバー囲壁72の上壁部72Jと下壁部72Kとにそれぞれ2つずつ陥没形成されている。被係止部73には、カバー部材70の扁平方向を向いた段差壁73Dが形成され、この段差壁73Dに係止可撓片65の係止突起65Tが係止することで、ベース部材60とカバー部材70とが一体に固定される。
ベース部材60の内側には、位置決め突片64Tと位置決め突壁64Hとが突出形成されている。位置決め突片64Tは、前面壁61の内面から後方に向かって直立している(図6を参照)。また、位置決め突壁64Hは、ベース囲壁62の上壁部62J内面からベース部材60の内側に張り出している(図8を参照)。これら位置決め突片64T及び位置決め突壁64Hは、液晶表示盤35の側面に当接して、液晶表示盤35の液晶画面35Gが矩形開口61Wに整合するように位置決めしている。
図6に示すように、ベース囲壁62の下壁部62Kには、補強リブ66が一体形成されている。補強リブ66は、係止可撓片65,65で挟まれた部分に、複数設けられている。補強リブ66は、ベース囲壁62の内側に突出しかつ前面壁61からベース部材60の扁平方向に延びている。この補強リブ66により下壁部62Kが補強されている。ここで、下壁部62Kに沿って設けられた2つの位置決め突片64T,64Tは、補強リブ66と同様にベース囲壁62から内側に突出しかつ前面壁61からベース部材60の扁平方向に延びているので、これら2つの位置決め突片64Tによっても下壁部62Kを補強することができる。
ベース部材60には、複数(本実施形態では4つ)の位置決めピン69Pが備えられている。位置決めピン69Pは、ベース部材60の前面壁61からカバー部材70側に起立した受け柱部69の先端面69Sから突出している。また、図15に示すように、位置決めピン69Pは先端部分が半球体形状をなしている。
これに対し、カバー部材70には、前記位置決めピン69Pと凹凸係合する複数(本実施形態では4つ)のピン受容孔74Hが形成されている。ピン受容孔74Hは、カバー部材70の後面壁71からベース部材60側に向かって起立した押さえ柱部74の中心部に陥没形成されている。これら位置決めピン69Pとピン受容孔74Hとが凹凸係合することで、ベース部材60に対するカバー部材70の取付位置を位置決めすることができる。
ここで、ベース部材60に形成された4つの受け柱部69は、ベース囲壁62から離れた位置に設けられてリブ91によりベース囲壁62と連結された円柱状の第1受け柱部69Aと、ベース囲壁62の内面を円弧状に膨出してなる第2受け柱部69Bとに区分することができる(図9及び図11を参照)。また、カバー部材70に形成された4つの押さえ柱部74は、カバー囲壁72から離れた位置に設けられてリブ92によりカバー囲壁72と連結された円筒状の第1押さえ柱部74Aと、カバー囲壁72の内面を円弧状に膨出してなる第2押さえ柱部74Bとに区分することができる(図12及び図14を参照)。そして、本実施形態では、第1受け柱部69Aから突出した位置決めピン69Pが、第1押さえ柱部74Aに陥没形成されたピン受容孔74Hに受容され、第2受け柱部69Bから突出した位置決めピン69Pが、第2押さえ柱部74Bに陥没形成されたピン受容孔74Hに受容されるようになっている。
また、本実施形態では、第1受け柱部69Aと第1押さえ柱部74Aとの間に、液晶表示ユニット32の縁部の一部、詳細には、板金ブラケット37の基板固定脚部39に延設された鍔部41が挟持されている。即ち、図15及び図16に示すように、第1受け柱部69Aから突出した位置決めピン69Pが、鍔部41に形成されたピン孔42を貫通した状態で、第1押さえ柱部74Aに陥没形成されたピン受容孔74Hに突入している。そして、鍔部41のうち、ピン孔42の周縁部が第1受け柱部69Aの先端面69Sと第1押さえ柱部74Aの先端面74Sとで挟持されている。なお、第1受け柱部69Aの先端面69Sは本発明の「受け台座部」に相当し、第1押さえ柱部74Aの先端面74Sは本発明の「押さえ台座部」に相当する。また、位置決めピン69Pの先端部を半球体形状とすることで、位置決めピン69Pをピン受容孔74Hに挿入し易くなっている。
さて、ベース部材60には、液晶表示ユニット32をベース部材60に保持するための複数(本実施形態では2つ)の保持可撓片67(本発明の「保持部」に相当する)が一体形成されている。図9に示すように、保持可撓片67はベース囲壁62の内側位置に矩形開口61Wを挟んで設けられ、ベース部材60の短手方向(図9における上下方向)で対向配置されている。
詳細には、図10に示すように、保持可撓片67,67は、前面壁61からカバー部材70側に直立した片持ち梁構造をなし、ベース部材60の開口端よりもカバー部材70側に突出している。保持可撓片67は全体として長板形状をなし(図6を参照)、先端部分にはベース部材60の内側に向かって段付き状に突出した係止突部67T(本発明の「係止部」に相当する)が形成されている。
そして、図8に示すように、これら保持可撓片67,67の係止突部67Tが、液晶表示ユニット32の外縁部、より詳細には、板金ブラケット37の起立板金片40,40の先端部に係止することで、液晶表示ユニット32がベース部材60から離脱困難に保持されている。ここで、図8及び図10に示すように、ベース部材60の前面壁61に対して直立した状態における保持可撓片67,67の位置が、本発明の「保持位置」に相当する。
図10に示すように、保持可撓片67,67は、上壁部62J及び下壁部62Kに対して、可動空間68,68(本発明の「可動領域」に相当する)を挟んで対向配置されている。そして、液晶表示ユニット32がベース部材60に受容される過程で、液晶表示ユニット32と当接することで、保持可撓片67は、可動空間68内をベース囲壁62(詳細には、上壁部62J及び下壁部62K)側に倒され、保持解除位置に変位される(図17の状態)。ここで、可動空間68,68を挟んで保持可撓片67,67と対向した上壁部62J及び下壁部62Kは、本発明の「対向壁部」に相当する。
ここで、下壁部62K側に配置された保持可撓片67は、補強リブ66,66同士の間に配置されている。これにより、補強リブ66,66によってベース部材60の内側に形成されたデッドスペースを有効利用することができる。
なお、保持可撓片67の基端部には、保持可撓片67とベース囲壁62とを繋いで保持可撓片67の基端部を補強したリブ67Rが形成されている。また、保持可撓片67のうち、係止突部67Tよりも先端側には解除操作片67Sが延設されており、この解除操作片67Sを、例えば、手でベース囲壁62側に倒すことで、保持可撓片67を任意に保持解除位置に変位させることが可能となっている。これにより、液晶表示ユニット32をベース部材60から取り外す作業が行い易くなっている。
さて、カバー部材70には、保持可撓片67,67による液晶表示ユニット32の保持力を強化させるための保持強化壁75(本発明の「保持強化部」に相当する)が備えられている。保持強化壁75は、カバー囲壁72の上壁部72Jの中央と、下壁部72Kの中央とにそれぞれ一体形成されている。保持強化壁75は、全体として細長板形状をなし、カバー囲壁72の内面から内側に向かって突出しかつ後面壁71からベース部材60側に向かって起立している。図13に示すように、保持強化壁75の先端部分は、カバー部材70の開口端よりもベース部材60側に突出しかつ、先細りとなっている。そして、保持強化壁75のうちカバー部材70の開口端から突出した部分がベース部材60の保持可撓片67とベース囲壁62との間に形成された可動空間68に配置されている(図8を参照)。ここで、可動空間68に突入した保持強化壁75は、保持可撓片67とベース囲壁62の両方に接触している。これにより、保持可撓片67が、可動空間68においてベース囲壁62側へ変位することが抑制されて、保持可撓片67による液晶表示ユニット32の保持が解除されないようになっている。なお、保持強化壁75は、カバー部材70の上壁部72J及び下壁部72Kを補強するリブを兼用している。本実施形態のパチンコ遊技機10の構造に関する説明は以上である。
ところで、表示装置本体30は以下の手順で組み立てられる。まず、ベース部材60の後方から液晶表示ユニット32の液晶表示盤35側を近づけ、ベース囲壁62の内側に挿入する。このとき、保持可撓片67,67は保持位置となっているので、これら保持可撓片67,67の先端部と、液晶表示ユニット32に備えた板金ブラケット37の縁部(詳細には、起立板金片40の屈曲部40K)とが接触する。液晶表示ユニット32をさらに挿入していくと、起立板金片40の屈曲部40Kが保持可撓片67,67の係止突部67Tに摺接し、保持可撓片67が起立板金片40に押されて、保持位置からベース囲壁62側に倒れた保持解除位置に変位する(図17の状態)。起立板金片40の屈曲部40Kが、保持解除位置に変位した保持可撓片67の係止突部67Tを通過すると、起立板金片40の屈曲部40Kよりも先端部分が係止突部67Tに摺接する。そして、起立板金片40の先端部が保持可撓片67の係止突部67Tを通過すると、保持可撓片67が自身の弾性力によって保持位置に復元する。すると、保持可撓片67の係止突部67Tと起立板金片40の先端部とが係止して、保持可撓片67,67により液晶表示ユニット32が上下から挟まれ、ベース部材60に保持される(図18の状態)。
ここで、液晶表示ユニット32がベース部材60に保持されると、板金ブラケット37の鍔部41に形成されたピン孔42を、ベース部材60の第1受け柱部69Aから突出した位置決めピン69Pが貫通する。これにより、液晶表示ユニット32のベース部材60に対する取付位置が位置決めされる。また、液晶表示ユニット32の液晶表示盤35は、ベース部材60に形成された位置決め突片64Tと位置決め突壁64Hとによって、ベース部材60の前面壁61に形成された矩形開口61Wに整合するように位置決めされる。
このように、液晶表示ユニット32がベース部材60に受容される過程で、保持可撓片67,67が、液晶表示ユニット32と接触することで保持解除位置に変位し、ベース部材60に受容されると、自身の弾性力によって保持位置に戻るので、例えば、保持可撓片67,67を手で操作して保持位置と保持解除位置とに変位させる必要がなく、液晶表示ユニット32をベース部材60に保持させる作業を効率よく行うことができる。また、保持可撓片67,67は、液晶表示ユニット32の外縁部、より詳細には、板金ブラケット37の起立板金片40に摺接しかつ係止する。換言すれば、液晶表示盤35や中継基板36と保持可撓片67,67とが、直接、接触することがないので、液晶表示盤35や中継基板36に保持可撓片67,67との接触による負荷がかかることがない。また、保持可撓片67,67と係止する起立板金片40は金属製なので、保持可撓片67,67から負荷を受ける部分に十分な強度を持たせることができる。
液晶表示ユニット32をベース部材60に保持させたら、次に、ベース部材60とカバー部材70とを取り付ける。具体的には、カバー部材70をベース部材60の後方、即ち、液晶表示ユニット32の中継基板36側から近づける。すると、カバー部材70の上壁部72J及び下壁部72Kの外面にベース部材60の係止可撓片65が摺接し、カバー部材70の開口縁が、ベース部材60の開口縁に突き当たると、係止可撓片65がカバー囲壁72に形成された被係止部73に係止して、ベース部材60とカバー部材70とが係着される。ここで、カバー部材70に備えた4つのピン受容孔74Hと、ベース部材60に形成された4つの位置決めピン69Pとがそれぞれ凹凸係合することで、カバー部材70の開口縁とベース部材60の開口縁とが整合するように位置決めされる。
また、ベース部材60とカバー部材70が係着されると、板金ブラケット37の鍔部41に形成されたピン孔42の周縁部が、ベース部材60の第1受け柱部69Aの端面69S及びカバー部材70の第1押さえ柱部74Aに端面74Sとで挟持される。
さて、ベース部材60とカバー部材70とが一体に固定されると、カバー部材70の開口端から突出した保持強化壁75が、保持可撓片67,67とベース囲壁62との間に形成された可動空間68,68内に配置される。そして、保持強化壁75,75が保持可撓片67,67とベース囲壁62との両方に接触することにより、保持可撓片67,67がベース囲壁62側に倒されることが抑制される。即ち、保持可撓片67,67が、液晶表示ユニット32を保持した保持位置から保持解除位置に変位することが抑制される。これにより、保持可撓片67,67による液晶表示ユニット32の保持が解除不可能となる。
このように、本実施形態によれば、液晶表示ユニット32を収納ボックス33に収納した場合に、カバー部材70に備えた保持強化壁75が、保持可撓片67,67の可動空間68,68に配置されることで、保持可撓片67,67が保持位置から保持解除位置へ変位することが抑制され、保持可撓片67,67による液晶表示ユニット32の保持が従来よりも解除され難くなる。即ち、保持可撓片67,67による液晶表示ユニット32の保持力を、保持強化壁75によって向上させることができる。従って、ベース部材60とカバー部材70とを組み付けて液晶表示ユニット32を収納ボックス33に収納したときに、液晶表示ユニット32をベース部材60に確実に保持することができる。
また、本実施形態では、液晶表示ユニット32を1対の保持可撓片67,67のみを用いて保持しているので、螺子等の他の保持部材を併用した場合に比較して、液晶表示ユニット32のベース部材60への着脱を容易に行うことが可能となる。例えば、螺子を使用した場合には、螺子を螺合操作するためにドライバ等の工具が必要となるが、本実施形態によれば、このような工具を用いなくとも液晶表示ユニット32をベース部材60に保持させることができる。しかも、保持可撓片67,67が、収納ボックス33の内側に収容されるので、保持可撓片67,67に他の部品が接触して保持解除位置に変位されることを防止できる。
ここで、例えば、保持可撓片67,67自体の剛性を高めることで、保持可撓片67,67による液晶表示ユニット32の保持力を強化した構成では、液晶表示ユニット32をベース部材60に受容させる過程で保持可撓片67,67が弾性変形し難くなり、液晶表示ユニット32をベース部材60に保持させる作業が困難となるという問題が生じ得る。これに対し、本実施形態によれば、保持可撓片67,67とは別体の保持強化壁75,75によって保持可撓片67,67の保持解除位置への変位を抑制して、液晶表示ユニット32の保持力を強化する構成であり、ベース部材60とカバー部材70とを組み付けたときに、初めて、保持力が強化されるので、液晶表示ユニット32をベース部材60に保持させるときには保持可撓片67,67を弾性変形し易くし、液晶表示ユニット32を収納ボックス33に収納したときには、保持可撓片67,67による液晶表示ユニット32の保持力を強化して液晶表示ユニット32を確実に保持することができる。
なお、上述した本実施形態のパチンコ遊技機には、「保持強化部は、保持部と対向壁部とにそれぞれ当接する構成」が含まれている。この構成によれば、保持強化部を保持部と対向壁部とにそれぞれ当接させたことで、保持部が対向壁部側へ変位することがより確実に抑制される。これにより、保持部が保持解除位置に変位して、保持部による電気部品の保持が解除されることがより確実に抑制され、保持部による電気部品の保持力を強化して向上させることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、パチンコ遊技機10に本発明を適用していたが、遊技機であれば、コイン遊技機やスロットマシン等に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、保持可撓片67,67をベース部材60の上壁部62J側と下壁部62K側とに設けていたが、例えば、図19に示すように、下壁部62K側だけに設けてもよい。即ち、液晶表示ユニット32に備えた一方の起立板金片40を上壁部262Jの内面に突き当てて、他方の起立板金片40を保持可撓片67に係止させることで保持させてもよい。ここで、上壁部262Jを例えば厚肉構造として、保持可撓片67よりも高い剛性を備えた構造とすることが好ましい。また、上壁部262Jには、起立板金片40と係止するストッパを設けることが好ましい。なお、保持可撓片67との間で液晶表示ユニット32を保持した上壁部262Jは、本発明の「挟持相手部」に相当する。
(3)上記実施形態では、保持強化壁75が保持可撓片67の可動空間68に配置されたときに、ベース囲壁62と保持可撓片67とに接触するように構成されていたが、保持可撓片67を保持解除位置に変位することを抑制する構成であれば、必ずしも可動空間68においてベース囲壁62や保持可撓片67に接触している必要はない。
(4)上記実施形態では、液晶表示ユニット32を収納した収納ボックス33に本発明が適用されていたが、他の電気部品、例えば、制御装置49〜52を収納した樹脂ケースに本発明を適用してもよい。
(5)上記実施形態では、保持可撓片67,67は、液晶表示ユニット32を上下から挟むように2つ備えられていたが、保持可撓片67の数及び配置は、これに限るものではない。例えば、液晶表示ユニット32を上下方向と左右方向とから挟むように4つ設けてもよい。
(6)上記実施形態では、弾性変形する保持可撓片67により液晶表示ユニット32を保持していたが、例えば、ヒンジにより回動して保持解除位置と保持位置とに変位する保持回動片により保持する構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 パチンコ遊技機の背面図 表示装置本体の斜視図 表示装置本体の斜視図 表示装置本体の分解斜視図 表示装置本体の分解斜視図 液晶表示ユニットの分解斜視図 表示装置本体の側断面図 ベース部材の平面図 図9におけるC−C断面図 (A)図9におけるA−A断面図(B)図9におけるB−B断面図 カバー部材の平面図 図12におけるC−C断面図 (A)図12におけるA−A断面図(B)図12におけるB−B断面図 位置決めピンとピン受容孔との凹凸係合部分を示す斜視図 鍔部を挟んで凹凸係合した位置決めピンとピン受容孔とを示す側断面図 液晶表示ユニットにより保持可撓片が保持解除位置に変位したときのベース部材の側断面図 液晶表示ユニットを保持したベース部材及びカバー部材の側断面図 他の実施形態(2)に係る表示装置本体の側断面図
符号の説明
10 パチンコ遊技機
30 表示装置本体
32 液晶表示ユニット(電気部品)
33 収納ボックス
35 液晶表示盤
36 中継基板(電気基板)
37 板金ブラケット
40 起立板金片
40K 屈曲部
42 ピン孔
60 ベース部材
62 ベース囲壁
66 補強リブ
67 保持可撓片(保持部)
67T 係止突部(係止部)
68 可動空間(可動領域)
69P 位置決めピン
70 カバー部材
72 カバー囲壁
74H ピン受容孔(ピン受容部)
75 保持強化壁(保持強化部)

Claims (18)

  1. 電気部品を受容したベース部材と、前記ベース部材における前記電気部品の受容口を塞ぐカバー部材とからなる収納ボックスを備えた遊技機において、
    前記ベース部材には、前記電気部品を前記ベース部材に保持する保持位置と、その保持を解除する保持解除位置との間で変位可能な保持部が設けられ、
    前記カバー部材には、前記カバー部材と前記ベース部材とを取り付けた状態において、前記保持部が前記保持位置から前記保持解除位置に変位するための可動領域に配置されて、前記保持部が前記保持解除位置に変位することを抑制することで、前記保持部による前記電気部品の保持を強化する保持強化部が形成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記保持部は、前記電気部品が前記ベース部材に受容される過程でその電気部品に当接して弾性変形して前記保持解除位置に変位し、前記電気部品が前記ベース部材に受容されたところで復元して前記保持位置に戻るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記保持部は、前記電気部品を挟んで複数備えられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記電気部品は、前記複数の保持部のみにより前記ベース部材に対して保持されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記ベース部材には、前記保持部との間に前記電気部品を挟持すると共に、前記保持部よりも高い剛性を有する挟持相手部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記電気部品は、前記保持部及び前記挟持相手部のみにより前記ベース部材に対して保持されたことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記保持部には、前記電気部品に係止する係止部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記係止部は、前記電気部品の外縁部に係止したことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記ベース部材には、前記保持部の可動領域を挟んで前記保持部に対向した対向壁部が備えられ、前記保持強化部は前記保持部と前記対向壁部との間に挿入されるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機。
  10. 前記カバー部材は、前記電気部品の側方を囲む囲壁を備え、前記カバー部材と前記ベース部材とを取り付けた状態において前記ベース部材側に開口を有した箱形形状をなし、前記保持強化部は、前記囲壁から前記カバーの内側に突出したリブであることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機。
  11. 前記カバー部材は、前記カバー部材と前記ベース部材とを取り付けた状態において前記ベース部材側に開口を有した箱形形状をなし、前記保持強化部は、前記カバー部材の開口縁から前記ベース部材側に突出していることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機。
  12. 前記電気部品は、金属製の板金ブラケットに、少なくとも平板状の液晶表示盤と電気基板とを固定してなり、前記板金ブラケットに前記保持部が係止することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の遊技機。
  13. 前記電気部品は、前記ベース部材への受容方向に前記液晶表示盤と前記板金ブラケットと前記電気基板とを重ねてなり、
    前記板金ブラケットには、外縁部の少なくとも一部を屈曲させて先端を前記カバー部材側に向けた起立板金片が形成され、
    前記保持部は、前記ベース部材への前記電気部品の受容方向に延びた片持ち梁の先端に前記電子部品に係止する係止部を備えた構造をなし、
    前記電気部品を前記ベース部材に受容する過程で、前記係止部が前記板金ブラケットにおける前記起立板金片の基端側の屈曲部に摺接して前記保持部が保持解除位置に変位し、前記電気部品が前記ベース部材に受容されると、前記係止部が前記起立板金片の先端に係止するように構成されたことを特徴とする請求項12に記載の遊技機。
  14. 前記起立板金片は、前記電気基板の一部を側方から覆った構造であることを特徴とする請求項13に記載の遊技機。
  15. 前記電気部品には、ピン孔が貫通形成され、
    前記ベース部材には、前記ピン孔の縁部に突き合わされる受け台座部と、その受け台座部から突出して前記電気部品のピン孔を貫通する位置決めピンとが形成され、
    前記カバー部材には、前記ピン孔の縁部に突き合わされる押さえ台座部と、その押さえ台座部の先端面に陥没形成され、前記電気部品を貫通した位置決めピンを受容するピン受容部とが形成されたことを特徴とする請求項1乃至14に記載の遊技機。
  16. 前記カバー部材及び前記ベース部材は、共に前記電気部品の側方を囲む囲壁をそれぞれに備えかつ前記囲壁の一端側に開口を有した略箱形形状をなし、
    前記ベース部材の囲壁の内面には複数の補強リブが一体形成され、
    前記保持部は、前記補強リブ同士の間に配置されたことを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の遊技機。
  17. 前記保持部は、前記収納ボックスの内部に配置されたことを特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の遊技機。
  18. 前記保持強化部は、前記保持部のうち可動領域側に当接するように構成したことを特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の遊技機。
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