JP4615408B2 - マイクロ波基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はマイクロ波基板の製造方法に関し、特にゾルゲル法によりマイクロ波基板を製造する方法に関する。
現在、工業上使用されているマイクロ波基板は、材料によりポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene:PTFE)基板、ポリエステル(polyester:PET)基板またはガラスエポキシ樹脂(FR4)基板に大きく分けられる。そのうちポリテトラフルオロエチレン基板がカバーする周波数スペクトラムの範囲は一番広い。従来のポリテトラフルオロエチレン基板は、ポリテトラフルオロエチレンおよびフィラー(例えばセラミック粉末またはガラスファイバ)を利用し、特殊な混練と高温焼結ステップにより製造され、現在のポリテトラフルオロエチレン複合物は、ポリテトラフルオロエチレン−セラミック複合材料による製造技術が最も進歩している。
従来のポリテトラフルオロエチレン−セラミック複合基板の製造方法は、先ずフィラーであるセラミック粉末とカプラントとを反応させ、セラミック粉末の表面を処理する。この表面処理を行う目的は、セラミック粉末をポリテトラフルオロエチレンと緊密に結合させることにある。その後、処理されたセラミックパウダーとポリテトラフルオロエチレンとを混合し、適当な潤滑材を加える。続いて、高温状態で長時間混練してひき砕いてから、非常に高い圧力によりポリテトラフルオロエチレンおよびセラミック粉末の混合物を押し出すことにより等方性のポリテトラフルオロエチレン−セラミック複合物を得る。そして最終的に、得られたポリテトラフルオロエチレン−セラミック複合物を高温焼結してポリテトラフルオロエチレン−セラミック複合基板が製作された後に、銅箔が貼られてマイクロ波基板が製造される。
しかし、従来の製造方法には幾つかの欠点があった。その欠点の一つはセラミック粉末の表面に複雑な表面処理を行わなければポリテトラフルオロエチレンの粉末またはエマルジョンと混合することができない点である。二つ目の欠点は、セラミック粉末とポリテトラフルオロエチレンの高温混練してひき砕くステップに必要なプラスチック加工装置が非常に高価な点である。三つ目の欠点は、フィラーにするセラミック粉末がポリテトラフルオロエチレンに対して重量比が高かったり、セラミック粉末の顆粒が小さかったりした場合、均一に混練することがさらに困難となる点である。例えば、使用されるセラミック粉末が60重量%以上になると、混練工程においてフィラー相(セラミック粉末)の容積分率が、連続相(ポリテトラフルオロエチレン)の容積分率よりも大きくなり、混練動作は分散させる効果が完全になくなった。
そのため、従来の高温混練を代替し、設備コストを節減して製造工程を簡便化することのできるフィラーとポリマー化合物とを効果的に混合するマイクロ波基板の製造方法が求められていた。
本発明の第1の目的は、従来技術の複雑な製造ステップを代替し、非常に高価な設備費用を節減し、従来の方法により製造される製品とほぼ同じかそれよりも優れたマイクロ波基板を得るマイクロ波基板の製造方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、セラミックの混合比率が高くても、ポリマー化合物とセラミック顆粒とを均一に混合することのできるマイクロ波基板の製造方法を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のマイクロ波基板の製造方法を提供する。このマイクロ波基板の製造方法は、アルコキシシラン、水、触媒、アルコール類およびポリマー化合物を混合してゾルゲル反応(sol-gel reaction)を行い、アルコキシシランに加水分解および縮合反応を発生させてゾルゲル混合物を形成する。その後、高圧または真空状態によりゾルゲル混合物から水分およびアルコール類を取り除いて、ゾルゲル混合物の性質を密実にして所定の形状に製作する。それから水およびアルコール類が取り除かれたゾルゲル混合物を高温焼結すると、混合物中にあるアルコキシシランにより形成されているゾルゲルは高分子化合物中で均一に分散された小さいセラミック顆粒となり、マイクロ波基板が製造される。
本発明のマイクロ波基板の製造方法において、ゾルゲル混合物のpH値の範囲は特に限定されないが、例えば約pH2〜pH5の間の酸性であればよい。本発明のマイクロ波基板の製造方法において、水およびアルコキシシランのモル比は、約1〜1.3の間であることが好ましく、使用されるアルコキシシランの種類は特に限定されないが、テトラエチルオルソシリケート(tetraethylorthosilicate(tetraethoxysilane):TEOS)またはテトラメチルオルソシリケート(tetramethylorthosilicate(tetramethoxysilane):TMOS)であることが好ましく、テトラエチルオルソシリケートであるのが比較的好ましい。本発明のマイクロ波基板の製造方法で使用される触媒は酸触媒であることが好ましく、硝酸、燐酸または酢酸であれば尚好ましい。本発明のマイクロ波基板の製造方法で使用されるアルコール類はどんなアルコール類でもよいが、メタノール、エタノール、プロピルアルコールまたはイソプロパノールであることが好ましい。本発明のマイクロ波基板の製造方法で使用されるポリマー化合物は、ポリテトラフルオロエチレンであることが好ましく、例えば、ポリテトラフルオロエチレンエマルジョンやポリテトラフルオロエチレン粉末の形態で使用されてもよい。本発明のマイクロ波基板の製造方法において、ゾルゲル混合物から水およびアルコール類を取り除く圧力は高圧圧力でもよく、20Mpa〜150Mpaの間であることが好ましい。また、本発明のマイクロ波基板の製造方法において、ゾルゲル混合物の焼結温度は250℃〜450℃の間であることが好ましく、280℃〜400℃の間であれば尚好ましい。
本発明の第1の長所は、先ず化学方法によりポリマー化合物とセラミック顆粒とを混合してポリマー化合物とセラミック粉末粒子とをより均一に分散する目的を達成することができる点である。
本発明の第2の長所は、化学方法を利用してセラミック粉末とポリマー化合物とを混合することにより、複雑で面倒だった従来のセラミック粉末表面処理工程および混練工程を代替し、時間と高価な混練設備を節減することができる点である。
本発明の第3の長所は、製造されるマイクロ波基板中のセラミック粉末顆粒が小さいため、ポリマー化合物中で均一に分散される点である。同時に、セラミック粉末がマイクロ基板中で使用される比率が高められると、セラミック粉末もポリマー化合物中へ均一に分散されるため、ポリマー化合物中でセラミック粉末が均一に分散されない従来技術の問題を解決することができる点である。
本発明はマイクロ波基板の製造方法を提供する。本発明の方法は、従来の方法において複雑で面倒であったセラミック粉末の表面処理ステップおよび混合ステップを化学方法により代替することにより、セラミック粉末とポリマーとを混合してマイクロ波基板を製造することにある。
図1は、本発明の好適な一実施形態を示す流れ図である。ステップ100において、アルコキシシラン、水、触媒、少量のアルコール類およびポリマー化合物(例えばポリテトラフルオロエチレンエマルジョンまたはポリテトラフルオロエチレン粉末)を混合し、水とアルコキシシランとのモル比(molar ratio)を約1〜1.3の間にする。そして、同時に混合物全体のpH値を酸性になるまで調整するが、これは好適にはpH値を2〜5の間に調整するとともに、20℃〜70℃の温度で触媒を行い、アルコキシシランにゾルゲル反応(sol-gel reaction)を発生させてゾルゲル混合物を形成する。
続いて、ステップ104aにおいて、約20Mpa〜150Mpaまたはさらに高い圧力によりゾルゲル混合物を押し出し、混合物から水分およびアルコール類を取り除いてゾルゲル混合物の性質を密実にして所定の形状に製作する。続いて、ステップ106において、250℃から450℃の温度、好適には280℃から400℃の温度で水およびアルコール類がすでに除去されたゾルゲル混合物を焼結し、セラミック粒子とポリマー化合物とが結合された複合基板を形成する。その後、このセラミック−ポリマー複合基板には、従来の方法により金属箔(例えば銅箔)が粘着されてマイクロ波基板が製造される。
上述のステップで使用されるアルコキシシランは、テトラエチルオルソシリケート(TEOS)またはテトラメチルオルソシリケート(TMOS)である。触媒にする酸は、燐酸、硝酸または酢酸でもよい。アルコール類は、メタノール、エタノール、プロピルアルコールまたはイソプロパノールでもよい。
(実施例)
上述した本発明の方法を基に複数の好適な実施形態を以下に示し、同時に従来の混練法と比較して本発明の実施方法を説明する。
(第1実施形態)
所定量のテトラエチルオルソシリケートを適量のエタノール中に溶解し、硝酸を触媒にすることにより溶液のpH値を2へ調整して、ゾルゲル反応を触媒する。溶液中のテトラエチルオルソシリケートは室温で反応してゾルゲル溶液が形成され、ゾルゲル溶液中にポリテトラフルオロエチレンエマルジョンおよび脱イオン水が加えられて均一に混合され、ゾルゲル混合物が形成される。このゾルゲル混合物は70℃まで加熱され、この温度で6時間反応させる。上述した混合工程において、水とテトラエチルオルソシリケートとのモル比は1.1である。
反応後のゾルゲル混合物を、高速ミリング装置(high speed milling machine)により撹拌してから、規格が150のメッシュ(メッシュ径は104μmである)で篩分けすることにより、ゾルゲル混合物中には均一に混合されていなかったり反応していなかったりする塊状顆粒がないことを確実にする。続いて、30Mpaの圧力によりゾルゲル混合物を押し出し、混合物から水分およびアルコール類を取り除いて、ゾルゲル混合物の性質を密実にする。例えば、このゾルゲル混合物をピストンのある容器中に設置し、ピストンを利用して高い圧力を加えることによりゾルゲル混合物を押し出し、混合物から水分およびアルコール類を取り除く。
成形されて水分およびアルコール類が取り除かれたゾルゲル混合物を窒素雰囲気に置き、温度を低速昇温方式で300℃まで上昇させて焼結を行うことにより、本発明の第1実施形態によるセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得る。本実施形態では、毎分5℃の昇温速度で300℃まで昇温させた後、この温度下でゾルゲル混合物を3時間焼結してから、温度を室温まで低速降温させることにより本発明の第1実施形態のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は3.87である。
(第2実施形態)
第1実施形態のステップにおける水分およびアルコール類を取り除く圧力を50Mpaに変え、焼結温度を同様に300℃にすることにより本発明の第2実施形態のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は3.57である。
(第3実施形態)
第1実施形態のステップにおける水分およびアルコール類を取り除く圧力を100Mpaに変え、焼結温度を同様に300℃にすることにより本発明の第3実施形態のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は3.21である。
(第4実施形態)
第1実施形態のステップにおける水分およびアルコール類を取り除く圧力を30Mpaに変え、焼結温度を320℃に変えることにより本発明の第4実施形態のセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は3.13である。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を50Mpaに変え、焼結温度を320℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は3.07である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を100Mpaに変え、焼結温度を320℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は3.03である。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を同様に30Mpaにし、焼結温度を340℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は2.64である。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を50Mpaに変え、焼結温度を340℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は2.63である。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を100Mpaに変え、焼結温度を340℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は2.57である。
(第10実施形態)
本発明の第10実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を同様に30Mpaにし、焼結温度を360℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は2.43である。
(第11実施形態)
本発明の第11実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を50Mpaに変え、焼結温度を360℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は2.42である。
(第12実施形態)
本発明の第12実施形態の基本ステップは第1実施形態と同じであるが、水分およびアルコール類を取り除く圧力を100Mpaに変え、焼結温度を360℃に変えてセラミック−ポリテトラフルオロエチレン複合基板を得る点が異なる。このマイクロ波基板の誘電率は2.41である。
(第1比較例)
フェニルトリメトキシシラン(phenyltrimethoxysilane)をイソプロパノールおよび脱イオン水に混合して、フィニルトリメトキシシランを室温で6時間加水分解する。そして、粒径が約0.25μmのセラミック粉末(silica)を加水分解後のフェニルトリメトキシシラン溶液に浸し、120℃で10分間反応させる。続いて、105℃で真空によりセラミック粉末を24時間乾燥させてから、高速ミリング装置により上述の処理が行われたセラミック粉末を分散させ、規格が150のメッシュ(メッシュ径は104μmである)で篩分けすることにより、セラミック粉末を均一に分散し、塊状の顆粒が全くないことを確実にする。そして、処理されたセラミック粉末、ポリテトラフルオロエチレンエマルジョンおよびN−(β−アミノエチル)−γ−アミノトリメトキシプロピルエステル(N-(β-aminoethyl)-γ-aminotrimethoxypropylesterl)を、米国特許第4331580号明細書の方法を利用し、30Mpaの圧力と300℃の焼結温度下で、従来の第1比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を製造する。このマイクロ波基板の誘電率は2.89である。
(第2比較例)
第1比較例の方法における圧力を50Mpaに変え、焼結温度を300℃にすることにより第2比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.74である。
(第3比較例)
第1比較例の方法における圧力を100Mpaに変え、焼結温度を同様に300℃にすることにより第3比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.61である。
(第4比較例)
第1比較例の方法における圧力を30Mpaにして、焼結温度を320℃に変えることにより第4比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.63である。
(第5比較例)
第1比較例の方法における圧力を50Mpaに変え、焼結温度を320℃に変えることにより第4比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.52である。
(第6比較例)
第1比較例の方法における圧力を100Mpaに変え、焼結温度を320℃に変えることにより第6比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.47である。
(第7比較例)
第1比較例の方法における圧力を30Mpaにして、焼結温度を340℃に変えることにより第7比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.48である。
(第8比較例)
第1比較例の方法における圧力を50Mpaに変え、焼結温度を340℃に変えることにより第8比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.45である。
(第9比較例)
第1比較例の方法における圧力を100Mpaに変え、焼結温度を340℃に変えることにより第9比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.37である。
(第10比較例)
第1比較例の方法における圧力を30Mpaにして、焼結温度を360℃に変えることにより第10比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.35である。
(第11比較例)
第1比較例の方法における圧力を50Mpaに変え、焼結温度を360℃に変えることにより第11比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.35である。
(第12比較例)
第1比較例の方法における圧力を100Mpaに変え、焼結温度を360℃に変えることにより第12比較例のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板を得ることができる。このマイクロ波基板の誘電率は2.33である。
(従来の混練法と本発明の好適な実施形態による製品の誘電性質の比較)
本実施形態が提供する方法の技術効果をさらに説明するため、以下では従来の混練法の比較実施例と本実施形態による製品の誘電性質を比較する。
本発明の第1実施形態〜第12実施形態によるセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板と、従来技術の第1比較例〜第12比較例によるセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板の誘電特性とをそれぞれ測定する。表1から分かるように、温度と圧力が異なる条件で製造されるセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板の誘電率は、従来の混練法により製造されるマイクロ波基板の誘電率に極めて近い。また、本発明における水分およびアルコール類を取り除く圧力と焼結温度とを高めた場合、本発明の方法により得られるマイクロ波基板は、従来技術により製造されたマイクロ波基板よりも、例えば誘電率が2.3に達するなど優れている。
(従来の混練法と本発明の好適な実施形態による製品形態を観察した結果)
温度が360℃、圧力が100Mpaという同様の製造条件における比較例のマイクロ波基板と好適な実施形態であるマイクロ波基板との断面を走査電子顕微鏡で観察する。図2Aおよび図2Bについて説明する。図2Aは、従来のセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板の断面を示す写真であり、図2Bは、本実施形態により製造されたセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板の断面を示す写真である。従来の方法と比べた場合、図2Bに示されるマイクロ波基板中のセラミック顆粒は小さく、ポリテトラフルオロエチレン中へ均一に分散されている。図2Aに示されるセラミック顆粒は、使用されるセラミック粉末の粒径により決定され、セラミックの重量%が60%に達すると、ポリテトラフルオロエチレン中のセラミック顆粒の分布は非常に不均一となる。そのため、もしセラミック粉末の使用比率をさらに高める場合、従来の混練法ではセラミック粉末を分散させる能力が失われ、性質が均一なマイクロ波基板を得ることができず、マイクロ波基板のそれぞれの塊領域の誘電率が異なるようになる。しかし、本実施形態により製造されたセラミック−ポリテトラフルオロエチレンマイクロ波基板は上述の欠点を解決することができる。
また、ここで特に説明しておかなければならないことは、ゾルゲル混合物中の水およびアルコール類の圧力および温度は実施形態で示した値よりも高くてもよく、その圧力は20Mpa〜150Mpaの間であり、温度は250℃〜450℃の間であることが好ましいが、280℃〜400℃の間であれば尚好ましい。
上述した本発明の好適な実施形態と従来の比較例とを比較した結果から分かるように、本発明の方法は、従来の混練法において時間がかかっていたセラミック顆粒の表面処理ステップと複雑な混練工程とを簡単な化学方法で代替することができる。そのため、非常に高価な混練設備の費用を節減して製造時間を短縮することができる。そして、本発明は従来の方法により製造されるマイクロ波基板に近いかそれよりも優れた誘電性を有する製品を得ることができる。
本発明では好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、当該技術を熟知するものなら誰でも、本発明の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本発明の好適な一実施形態を示す流れ図である。 従来の混練法により製造されたマイクロ波基板の断面を示す写真である。 本発明の方法により製造されたマイクロ波基板の断面を示す写真である。

Claims (3)

  1. アルコキシシラン、水、触媒、アルコール類およびポリマー化合物を混合してゾルゲル混合物を形成する工程と、
    20Mpa以上150Mpa以下の圧力を利用して前記ゾルゲル混合物から前記水および前記アルコール類を取り除く工程と、
    前記水および前記アルコール類が取り除かれた後の前記ゾルゲル混合物を250℃以上450℃以下で焼結してマイクロ波基板を形成する工程とを含むことを特徴とするマイクロ波基板の製造方法。
  2. 前記ゾルゲル混合物は酸性であり、前記水と前記アルコキシシランとのモル比は1〜1.3の間であることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波基板の製造方法。
  3. 前記アルコキシシランはテトラエチルオルソシリケート(TEOS)またはテトラメチルオルソシリケート(TMOS)であり、前記触媒は酸触媒であり、前記酸触媒は、燐酸、硝酸または酢酸からなるグループから選択し、前記アルコール類は、メタノール、エタノール、プロピルアルコールまたはイソプロパノールであり、前記ポリマー化合物はポリテトラフルオロエチレンを少なくとも含むことを特徴とする請求項1記載のマイクロ波基板の製造方法。
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