JP4613128B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
しかし、この方法ではソケット、プラグ等の部品点数及びその組立工数が多い上に、プラグ110の基板140への半田付け工程が必要なためコスト高となっていた。
また、回路面140a上に電線103を引き回すための空間が必要であるために取付スペースの薄型化が困難であった。
特開2000−91002号公報には、部品点数を少なくしたコネクタを開示するが基板への半田付が必要な点では上記従来技術と同様に多くの工数を要するものである。
従って、ターミナルの挿入方向に沿った両側の端部にそれぞれガイド片を形成し、これに対応して、ハウジング側にも収納部の両側にガイド溝を形成すると弾性接触片が基板に圧接した際の反力を両側のガイド溝で安定して受けることができてよい。
これによりターミナルをターミナル収納部に挿入するだけでハウジングに係止できる。
ここで、弾性接触片を複数に分岐させるのは基板側の接触端子部に複数の接点で接続する趣旨であり、接点圧を考慮しつつ、ターミナルのプレス加工時等に分断する。
ハウジングの基板側にコネクタ取付凹部を形成するのは凹部を形成したことによりその段差寸法分だけコネクタの基板への接続高さを低くする趣旨である。
ここで、ハウジングの基板側にコネクタ取付凹部を形成した場合には更に凹部段差分だけ低く出来る。
また、電線を基板回路面と平行となるようにターミナルに接続することになるので、非常に薄くコンパクトな構造で電線を基板に接続出来る。
このコネクタは、シンプルな構造で部品点数が少ないことから極めて小型化・薄型化出来る。
電線3を接続したコネクタ10の平面図を図1(a)に、正面図(電線接続側から見た図)を図1(b)に、背面図を図1(c)に示す。
図2(a)はLEDモジュール基板40にコネクタ10を用いて電線3を接続した状態の平面図を示し、図2(b)はコネクタ10付近の斜視図を示す。
また、図7に基板40上からコネクタ10を取り外した説明図を示す。
図は要部のみを描いてある。
LEDモジュール基板は、回路面40bに等間隔にLED44を配設してあり、図2(a)では、図3(b)に断面を示すようにハウジング20の基板側底面高さを基板の裏面高さより高くすることで、複数のLEDモジュール基板40の裏面をヒートシンク1上に載置し、その端部にコネクタ10を装着した例である。
基板40同士は基板接続用のコネクタ4で接続してある。
コネクタ10は、図7に示すように、コネクタの取付孔29から基板40に設けているネジ穴45にネジ2を通し、ヒートシンク1の雌ネジ部1aに基板40とコネクタ10が共締めとなるようにネジ2を螺合し、装着する。
コネクタ10は、図1(c)、図2(b)に示すように基板40の端部であって基板回路側の接触端部に位置する基板装着面20aを形成してあり、本実施例において基板装着面20aは、コネクタ取付凹部11を設け、ガイド部11aが基板40の側面42bに位置するようになっている。
コネクタ10は、基板端部41付近においてもLED44の配置が等間隔となるように、LED44の形状に合わせたR形状の切欠部27をハウジング20に設けてある。
図7に示すように、基板端部41にはプリント印刷で接触端子部43が端面42aに沿って複数配設してある。
図2(b)に示すように、コネクタ10の基板40への装着時には、ターミナル30の弾性接触片31の接点部32は、それぞれこの接触端子部43と弾性接触する。
ターミナル30が接触端子部43と接続することで、ターミナル30に一端を固定接続した電線は、ターミナル30を介して接触端子部43と導通接続し、基板40の回路と接続する。
図1(a)におけるA−A線の断面図を図3(b)に、図2(b)におけるターミナル30付近の拡大説明図を図3(a)に示す。
図3(a)はターミナル30の取り付け状態を分かりやすくするために、ハウジング20の上部を取り除いた図3(b)のB−B線断面を示す。
図3(b)に示すようにハウジング20は、基板への基板装着面20aとおおむね直角方向のハウジング側面20b側に基板回路面40bとほぼ平行にターミナルを挿入できるようにターミナル挿入口22を設け、基板装着面20aに開口し、ターミナルの接点部が突出する突出口23を設けてある。
また、ターミナル挿入口22と突出口23との間に中空部24を形成して、これらを連通させてターミナル収納部21を形成してある。
中空部24には、基板回路面40bとほぼ平行になるように、左右の内壁24aに左右対称に、水平に切り込んだガイド溝25を設け、ターミナルの抜けを規制するランス係止面26aを有するランス係合部26を中央部上部に設けてある。
電線固定部36と弾性接触片31との間にはターミナル固定部34を設けてあり、ターミナル固定部34は、短冊状片の幅方向両側を幅方向に突出させたガイド片33を有し、中央にはコ字状に切り込み34aを入れて、舌片部を上方へ鈍角に曲げることでランス35としている。
ターミナル30はガイド片33をガイド溝25に嵌め、ランス35はランス係合部26の係止面26aに係止して、収納部21内に短冊状片の扁平している側面を基板回路面40b側に向けて収納してある。
弾性接触片31はその先端側を二股に分岐させて、突出口23側に傾斜して延ばし、先端部分に基板40側に丸みを形成するように曲げた接点部32を設けて、この接点部32を突出口23から突出させて基板40の接触端子部43に接触させる構造となっている。
1つのターミナル30は、2つの接点部32をそれぞれ、基板側に向けた傾斜を撓ませるように1つの接触端子部43に弾性接続させる。
ターミナル30は、2つの接点部32のいずれかが接触端子部43に導通すれば接続するため接続信頼性が高い。
電線固定部36は、被覆保持部36aが電線3の被覆にその一部を食い込ませながら、電線3を被覆上から圧着して保持し、導体保持部36bで電線3の導体を圧着して導通して、電線3を基板回路面40aとほぼ平行となるように接続する。
ターミナル30のターミナル収納部21内への収納は、まず電線固定部36に電線3の端部を接続固定し、そして弾性接触片31側からターミナル30をターミナル挿入口22に挿し込み、ガイド片33をガイド溝23に嵌めることで収納凹部21内方へ案内しつつ、ランス35をランス係合部24の段形状で撓ませながら挿入する。
そして、ガイド溝25の終端にガイド片33を突き当ると、その位置においてランス35がランス係合部26のランス復帰空間26b位置となるためランス35は、弾性復帰し、その先端が係止面26aに係止する。
これによりターミナル30を位置決めして固定できる。
コネクタ10の組み立ては、従来のように半田付けを必要とせず、電線固定部に電線を圧着接続して、ターミナル30を収納部21内にスナップ係止するだけであり、非常に生産性が高い。
またコネクタ10は、部品点数が少なく、構造が非常にシンプルで、電線は回路面と平行に配設することから、極めて低背化することが出来る。
これにより、コネクタを取り付ける機器側の設計自由度が非常に高くなる。
コネクタ10の高さは、例えば図2(b)に示すLEDモジュール基板40のLEDの側部44aの約2mmの高さよりも低くすることが出来るため、例えば液晶パネルのバックライト用のLEDモジュール基板と、電線との接続に用いると、バックライトの薄型化を効果的に図ることができる。
ターミナル30aは弾性接触片31aを、ターミナル収納部21の端部分で鋭角状に折り返して、基板に向けて傾斜するように設け、弾性接触片31aの先端部は基板側に丸みを形成して上方へ曲げて基板との接点部32aとした例である。
図5(a)に示すコネクタ10aは、取付脚部28aをハウジング20から基板40を跨ぐように延ばして設けて、この取付脚部28aを基板40を載置しているヒートシンク1に直接ネジ止めして基板端部41の接触端子部上に装着した例である。
図5(b)に示すコネクタ10bは、ヒートシンク1と係合する係止爪部28bを設けて、この係止爪部28bをヒートシンク1に設けた係止爪受け部1bとスナップ係合させ基板端部41の接触端子部上に取り付ける構造とした例である。
図6に示すコネクタ10cは、対向して基板の幅方向側の側面を挟む挟持爪部28cをハウジング20に設けて基板を直接挟持するもので、図6(a)は基板へ取り付ける状態の説明図を示し、図6(b)はコネクタ10cの背面図を示す。
このコネクタ10cは、基板端部42付近の基板の幅方向側の側面42bに設けてある爪受け部42cに、挟持爪部28cの爪28dを嵌めて、挟持爪部28cで基板40を抱き込むようにしてコネクタ10cを基板端部の接触端子部43上に装着する例である。
1a 雌ねじ部
1b 係止爪受け部
2 ネジ
3 電線
3a 電線の中継コネクタ
4 基板接続用コネクタ
10、10a、10b、10c コネクタ
11 コネクタ取付凹部
11a コネクタ取付凹部ガイド部
20 コネクタハウジング
20a 基板装着面
20b ハウジング側面
21 ターミナル収納部
22 ターミナル挿入口
23 突出口
24 中空部
24a 中空部内壁
25 ガイド溝
26 ランス係合部
27 LED配設のための切欠部
28a 取付脚部
28b 係止爪部
28c 挟持爪部
28d 挟持爪部爪
29 取付孔
30、30a ターミナル
31、31a 弾性接触片
32、32a 接点部
33 ガイド片
35 ランス
36 電線固定部
40、40a LEDモジュール基板
40b 基板回路面
41 基板端部
42a 基板端面
42b 基板端面の隣りの側面
43 基板回路接触端子部
44 LED
Claims (3)
- 電線と基板の端部片面に設けた接触端子部を介して基板回路とを接続するコネクタであって、
ハウジングとターミナルとを備え、
ターミナルは、先端側に設けた弾性接触片と幅方向両側に突出させて設けたガイド片とハウジング側及び後方側に向けて舌片状に折り曲げたランスを有すると共に後端側に電線を接続してあり、
ハウジングは、前記基板の端部片面に装着する段差状の凹形状からなる取付凹部と、ターミナル収納部とを有し、ターミナル収納部はハウジングの後部側面から基板の片面に設けた基板回路面とほぼ平行に前記ターミナルを挿入するターミナル挿入口と、前記取付凹部から基板側の接触端子部に向けて弾性接触片に有する接点部を突出させる突出口と、前記ターミナル挿入口の内壁に沿って水平に切り込んだガイド溝とランス係止部とを有し、前記ターミナルを先端側からガイド片をガイド溝に沿って挿入し、ランスをランス係止部に係止させ、弾性接触片の接点部を突出口から基板側の接触端子部に向けて突出させたものであることを特徴とするコネクタ。 - 弾性接触片は、複数に分岐して複数の接点部を設けてあることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- ハウジングは、基板の基板回路面側に係止するための係止部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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