JP4611087B2 - 睫成形用ロッド - Google Patents

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本発明は、睫(まつげ)にパーマネントウエーブ(以下単に「パーマ」という。)を施したり、睫を染めたり、或いは睫にマスカラ化粧料を塗布する等の際に用いられるロッドに関する。
従来、睫にパーマを施す際に用いられる睫パーマ用ロッドとして、例えば、板状の基部と、この基部の一端に形成されたロッド部とを備えたものがあった(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された睫パーマ用ロッドでは、ロッド部は、基部の表面側に断面がほぼ半円形に突出すると共に、その基部の一端に沿って延在している。基部の表面は、ロッド部を跨いで睫の先端側が接着剤により固定される睫固定面となっている。更に、基部の裏面は、接着剤により瞼に接着される瞼接着面となっている。
この種のロッドを用いて睫にパーマを施す際には、例えば、糊等の接着剤を基部表面の睫固定面及び基部裏面の瞼接着面に塗布しておき、ロッド部が睫の生え際に沿うように基部裏面の瞼接着面を瞼に接着、固定する。そして、ピンセット等を用いて複数本の睫をロッド部側に巻き上げ、これらの先端側をロッド部を跨いで基部表面の睫固定面に接着、固定する。次に、各睫の先端を挟むように、接着テープを基部表面の睫固定面に接着、固定する。その後、ロッド部の先端から基部側にかけてパーマ液を塗布し、所定時間経過すれば、睫全体にパーマが施される。
特許文献1のパーマ用ロッドでは、睫の先端が、接着テープを用いて基部表面の睫固定面に接着、固定されるので、固定端に屈曲部が生じ、また、接着テープで覆われた部分ではパーマ液が作用しがたい欠点があった。この欠点を解決するものとして、本発明者は、ロッド部の断面寸法を大きくして睫がロッド部表面内にグルー(糊材)で接着固定される新型ロッドを提案している(特許文献2参照)。特許文献2の新型ロッドには、別体として作製された、ロッド本体の上面側に貼着される弾力性を有するカバーを用いるとより好適であることも示されている。
特開2002−058523号公報 特開2005−058422号公報
本発明は、それぞれ大きさを異ならせた複数種のロッドとカバーとの組み合わせを選択する際に生じがちな誤選択を生じさせることのない睫成形用ロッドを提供することを課題とする。
本発明の睫成形用ロッドは、長手方向が睫の生え際近傍に沿って湾曲し、前記長手方向に対して直交する幅方向の断面がほぼ半円状をなし、底面が前記睫の生え際近傍に接着されるロッド本体と、
前記ロッド本体の幅方向の背面側底部に延設され、長手方向が前記ロッド本体の長手方向に沿って湾曲し、底面が瞼に接着される鍔状の固定部と、
幅狭接続部と、
前記ロッド本体の上面の長手方向に沿って湾曲して延びるほぼ弓形をなし、前記ロッド本体の上面側に貼着される弾力性を有するカバーとを備え、
前記ロッド本体、前記固定部、前記幅狭接続部及び前記カバーとが、弾力性を有する部材によって一体的に形成されていることを特徴とする。
前記幅狭接続部が、プレスされて湾曲していること、また、前記ロッド本体が、右用或いは左用に成形されていることが好ましい。
本発明の睫成形用ロッドは、ロッドとカバーとが幅狭接続部を介して一体成形されているので、ロッドとカバーとの組み合わせの誤選択を生じることが無く、また、カバーの一端が固定されているので、ロッド本体上に配列させた睫をカバーで固定する操作が極めて安定して行われ得る。
さらに、カバーの裏面にパーマ液を塗ることによって、睫に直接パーマ液を塗布する必要が無くなり、皮膚や眼の回りにパーマ液が付着する心配が無くなり、安全性が向上する。
添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
図1において、1は本発明の睫成形用ロッドであって、ロッド本体2、固定部3、幅狭接続部4、カバー5とによって構成されている。
ロッド本体2は、長手方向が睫の生え際近傍に沿って上方に湾曲し、前記長手方向に対して直交する幅方向の断面がほぼ半円状をなし、底面が前記睫の生え際近傍の瞼に糊等の接着剤により接着される。ロッド本体の幅方向の背面側底部には、鍔状の固定部が延設されている。この固定部は、長手方向がロッド本体の長手方向に沿って湾曲し、この底面が瞼に糊等の接着剤により接着される。
ロッド本体1の上面には、睫が接着剤により接着・配列される。上面は、図示のように、基本的に滑らかな表面として差し支えないが、ロッド本体の上面の幅方向に複数の配列溝が形成されていても良い。複数の配列溝は、ピンセット等で巻き上げられた複数の睫を受け入れて配列するのに便利である。
ロッド本体の断面がほぼ半円状をなす上面は、睫の場所による長さの相違に合わせて、目頭・目尻・中央部でそれぞれその断面の大きさを異ならせることができる。断面の大きさを異ならせる場合に、左右対称とすることで差し支えないが、一般に、睫の長さは目頭側で短く、目尻側で長めであるので、それに合わせて、目頭側と目尻側とでその断面の大きさを異ならせることがより好ましい。
ロッド本体の幅方向の背面側底部には、鍔状の固定部が延設されている。この固定部は、長手方向がロッド本体の長手方向に沿って湾曲し、この底面が瞼に糊等の接着剤により接着される。この固定部の底面の背面側には、突起部を突設させることができる。突起部を設けることによって、ロッドを瞼に接着する際に、該ロッドを軽く瞼に押し付けると、固定部によって瞼が押圧され、その固定部に接着された睫の生え際近傍が持ち上げられ、睫が立ち上がる。そのため、睫をロッド本体に容易に巻き上げることができる効果が付加される。
固定部には、開口部を形成されることができる。開口部を設けることによって、糊等の接着剤により固定部の底面を瞼に接着する際に、固定部と瞼との間の空気を抜いて該固定部の接着や剥離を容易にしたり、或いは固定部の屈曲性や柔軟性等を向上させる効果が付加される。
カバー5は、睫が配列・接着されたロッド本体2の上面に着脱自在に接着・固定されて、睫のカールの形状を規定するものである。このカバー5は、ロッド本体2の上面の長手方向に沿ってほぼ弓形をなして湾曲して延び、この弓形の底面は、ロッド本体2の上面の膨らみ形状にほぼ対応した、断面が湾曲凹陥した接着面をなしている。
カバー5の底面(接着面)にパーマ液を塗布してロッド本体に配列・接着された睫に作用させる。このようにすることによって、ロッド本体に配列・接着された睫に直接オープン状態でパーマ液を塗布する従来の手法と異なり、皮膚や眼の回りにパーマ液が付着する心配が無くなり、かつ、使用するパーマ液の量も少量で済むようになる。
カバー5の長手方向の中央線上には、小穴6が複数形成される。小穴6の存在によって、過剰のパーマ液が安全に上面側に排出され、かつ、睫に作用したパーマ液の乾燥が睫のカール化に必要な時間防げると同時に乾燥に過度の時間を要しないように、適度に乾燥速度が調節される。
ロッド本体2とカバー5とは、幅狭接続部4を介して接続されている。幅狭接続部4は、ロッド本体2の目尻側に設けられることを原則とするが、場合によっては、目頭側に設けることも可能である。図示例では、幅狭接続部4が水平状の場合が示されているが、中央部が外側に湾曲するようにプレスしておくと、ロッド本体2とカバー5との対応を取ることがより容易になるので、好ましい。あるいは、幅狭接続部4のロッド本体2およびカバー5との接続部に薄肉部や小さな凹部を形成することも好ましい態様となり得る。
以上に詳細に説明したロッド本体2、固定部3、幅狭接続部4、カバー5とによって構成される本発明の睫成形用ロッド1は、弾性を有する素材で、金型を用いて一体成形されることが好ましい。用いられ得る素材としては、例えば、軟質樹脂、シリコンゴム等のゴム、海綿状の紙等が挙げられ、好適には、例えばラバロンが例示され得る。
本発明の睫成形用ロッド1は、汎用型として用意しても必ずしも差し支えはないが、右目用、左目用として別体で用意することもでき、また、個人差による目の大きさ・表面形状(突出度)・睫の長さ等にそれぞれ対応するように、複数種類を用意することがより好ましい。
以上、主として睫にカールを掛けるパーマ液適用の場合を例として説明してきたが、本発明の成形用ロッドは、使用・適用する薬剤等を換えることによって、睫を染めたり、或いは睫にマスカラ化粧料を塗布する等、睫成形のための種々の用途に利用できる。
本発明のカール成形用ロッドは、睫にパーマを施したり、睫を染めたり、或いは睫にマスカラ化粧料を塗布する等、睫成形のための種々の用途に簡便・安全に利用できるので、美容院・ビューティーサロン等での睫成形美容のための補助具として、広く有効・有利に利用され得る。
本発明の1実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
符号の説明
1:睫成形用ロッド
2:ロッド本体
3:固定部
4:幅狭接続部
5:カバー
6:小穴

Claims (3)

  1. 長手方向が睫の生え際近傍に沿って湾曲し、前記長手方向に対して直交する幅方向の断面がほぼ半円状をなし、底面が前記睫の生え際近傍に接着されるロッド本体と、
    前記ロッド本体の幅方向の背面側底部に延設され、長手方向が前記ロッド本体の長手方向に沿って湾曲し、底面が瞼に接着される鍔状の固定部と、
    幅狭接続部と、
    前記ロッド本体の上面の長手方向に沿って湾曲して延びるほぼ弓形をなし、前記ロッド本体の上面側に貼着される弾力性を有するカバーとを備え、
    前記ロッド本体、前記固定部、前記幅狭接続部及び前記カバーとが、弾力性を有する部材によって一体的に形成されていることを特徴とする睫成形用ロッド。
  2. 前記幅狭接続部が、プレスされて湾曲している請求項1に記載の睫成形用ロッド。
  3. 前記ロッド本体が、右用或いは左用に成形されている請求項1または請求項2に記載の睫成形用ロッド。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177901U (ja) * 1984-10-26 1986-05-24
JP2004358049A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Hamazaki:Kk まつ毛用ロット
JP2005058422A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Top Elegance:Kk ロッド及びそれを用いた睫成形具

Patent Citations (3)

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