JP2016010678A - 化粧料塗布具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の化粧料塗布具1Aは、塗布部3から延びる軸体4と、軸体4の先端側に塗布体5とを備える。軸体4は、塗布体5の内部にて、分岐する分岐部43と、分岐部43から一方に分岐して延出する第1軸部44と、他方に分岐して延出する第2軸部45とを有する。第1軸部44及び第2軸部45は、把持部2から延びる軸体4より先端側にのみ延出する。化粧料塗布具1Aは、塗布体5の投影面積が最も広くなる状態で、第1軸部44の外縁と塗布体5の輪郭との間隔が異なる部分を有するか、第2軸部45の外縁と塗布体5の輪郭との間隔が異なる部分を有するか、又は第1軸部44の先端と第2軸部45の先端とを結んだ仮想直線IL3に対して、塗布体5の輪郭が外方に凸状に張り出す部分を1つ有する。
【選択図】図1
Description
図1には、本第1発明の一実施形態である化粧料塗布具1Aの斜視図が示されている。図1に示すように、本実施形態の化粧料塗布具1A(以下、単に「化粧料塗布具1A」ともいう。)は、把持部2と塗布部3とを備えている。そして、塗布部3は、把持部2から延びる軸体4と、軸体4の先端側に軸体4を覆う変形可能な部材で構成された塗布体5とを備えている。ここで、軸体4の先端側とは、軸体4における把持部2側とは反対側の部分を意味する。以下の説明においては、図2に示すように、塗布体5を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、化粧料塗布具1Aの把持部2の延びる長手方向をX方向、長手方向(X方向)に直交する幅方向をY方向として説明する。また、図2に示す長手方向(X方向)及び幅方向(Y方向)からなる面方向に直交する方向である化粧料塗布具1Aの厚み方向を、図3に示すように、Z方向として説明する。また、図1〜図2に示すように、長手方向(X方向)については、化粧料塗布具1Aの塗布体5側を上側或いは先端側として説明し、把持部2側を下側として説明する。尚、化粧料塗布具1Aにおいては、化粧料塗布具1Aの把持部2の延びる長手方向(X方向)と塗布体5の長手方向とは同じ方向であり、塗布体5の長手方向に直交する幅方向と化粧料塗布具1Aの幅方向(Y方向)とは同じ方向である。
後述する分岐部43、第1軸部44及び第2軸部45を含む軸体4の断面形状は、円形、楕円、四角形等特に制限なく用いることができ、Z方向の厚みが、把持部2の厚みよりも薄い形状が好ましい。その場合の軸体4は、その厚み(Z方向)が、0.2mm以上3mm以下であることが好ましく、また、軸体4は、その幅(Y方向)が1mm以上10mm以下であることが好ましい。なかでも、軸体4の幅が、厚みよりも長い、板状の断面形状が好ましい。
また、軸体4の先端側(上端側)には、軸体4を覆う塗布体5が設けられている。従って、軸体4は、塗布体5で覆われた軸体の部分41と、塗布体5で覆われていない部分42とを有している。
尚、化粧料塗布具1Aの第1軸部44及び第2軸部45は、先端において、接しない。
上述した構成を有する化粧料塗布具1Aを取り出し、次に、化粧料収容部に収容された例えばアイシャドウのパレット上に化粧料塗布具1Aの塗布体5を滑らせ、塗布体5の塗布面5f上にアイシャドウを担持させる。ここで、化粧料塗布具1Aの軸体4は、図2に示すように、塗布体5の内部に第1軸部44及び第2軸部45を有し、第1軸部44及び第2軸部45が塗布体5の先端に向かってのみ分岐部43から分岐して延出している。その為、塗布体5の先端側(本実施形態の化粧料塗布具1Aにおいては塗布体5の上端縁5e1側)をパレット上で滑らせると、塗布面5fの表面全体に渡って均等にアイシャドウを担持させることができる。また塗布体5をより強い力でアイシャドウに押し付けて滑らせると、軸部44,45が配置されている付近の塗布面に、部分的により多くのアイシャドウを担持させることができる。また、図2に示すように、塗布体5を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、第1軸部44の外縁44oと塗布体5の輪郭5Lとの間隔tが異なる部分を有しており、第2軸部45の外縁45oと塗布体5の輪郭5Lとの間隔tが異なる部分を有している。その為、瞼の目頭に配した後、目尻に向かって移動させると、瞼に塗布したアイシャドウにグラデーションが更に出易くなる効果を奏することができる。
また、化粧料塗布具1Aの第1軸部44及び第2軸部45は、図2に示すように、塗布体5の先端に該当する上端縁5e1に向かって広くなっている。その為、より一層塗布体5の瞼への密着性が向上し、目頭から目尻に渡って瞼に塗布した化粧料の均一性をより高められる。また、図2に示すように、塗布体5を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、第1軸部44の外縁44oと塗布体5の輪郭5Lとの間隔tが異なる部分を有しており、第2軸部45の外縁45oと塗布体5の輪郭5Lとの間隔tが異なる部分を有している。その為、瞼の目頭に配した後、目尻に向かって移動させると、瞼に塗布したアイシャドウにグラデーションが更に出易くなる効果を奏することができる。
例えば、図5〜図7、図8〜図10、図11、図12、図13〜図15、図16、及び図17には、他の実施態様の化粧料塗布具1Aの例が示されている。図5〜図7、図8〜図10、図11、図12、図13〜図15、図16、及び図17に示す実施形態の化粧料塗布具1Aについては、上述した実施形態の化粧料塗布具1Aと異なる点について主として説明し、同様の点については同一の符号を付して説明を省略する。特に言及しない点については、上述した実施形態の化粧料塗布具1Aに関する説明が適宜適用される。また、図5〜図7、図8〜図10、図11、図12、図13〜図15、図16、及び図17に示す実施形態の化粧料塗布具1Aの効果については、上述した実施形態の化粧料塗布具1Aの効果と異なる点について説明し、特に説明しない点は、上述した実施形態の化粧料塗布具1Aの効果と同様である。尚、上述した図1〜図3に示す実施形態の化粧料塗布具1A、後述する図5〜図7、図8〜図10、図11、図12、図13〜図15、図16、及び図17に示す実施形態の化粧料塗布具1Aにおける各構成要件は、本第1発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
以上のように構成されているため、図8〜図10に示す化粧料塗布具1Aは、例えば、他側縁5s2を上にして瞼に塗布した時、第5角部55では瞼の上部の化粧料を徐々に暈す効果が得られるので自然な化粧効果が得られ、一方の第6角部56では塗布体の際(きわ)まで化粧料を塗布することができるので、目の際を引き立たせて目を大きく見せる効果が得られ、これら2つの効果が1回の塗布操作で簡単に実現できる。このような効果を一層奏する観点から、第5角部55の曲率半径は、2mm以上5mm以下であることが好ましく、第6角部56の曲率半径は、0.1mm以上3mm以下であることが好ましい。
以上のように構成されているため、図11に示す化粧料塗布具1Aは、塗布体5の先端域(上端縁5e1側)に向かって、2本の軸部44,45がお互いの距離を縮めながら第7角部57との距離が小さくなるように配置されているので、塗布体5の先端域において、柔軟な塗布体5に適度なコシを与えることができ、第7角部57を使って細かな部分に綺麗に塗布することができる。
以上のように構成されているため、図12に示す化粧料塗布具1Aは、塗布体5の先端域(上端縁5e1側)に向かって、2本の軸部44,45がお互いの距離を縮めながら第7角部57との距離が小さくなるように配置されているので、塗布体5の先端域において、柔軟な塗布体5に適度なコシを与えることができ、第7角部57を使って細かな部分に綺麗に塗布することができる。
図18、図19には、本第2発明の実施態様の化粧料塗布具1B(以下、単に「化粧料塗布具1B」ともいう。)の例が示されている。図18、図19に示す化粧料塗布具1Bについては、上述した本第1発明の実施形態の化粧料塗布具1Aと異なる点について主として説明し、同様の点については同一の符号を付して説明を省略する。特に言及しない点については、上述し化粧料塗布具1Aに関する説明が適宜適用される。また、図18、図19に示す化粧料塗布具1Bの効果については、上述した化粧料塗布具1Aの効果と異なる点について説明し、特に説明しない点は、上述した化粧料塗布具1Aの効果と同様である。尚、上述した化粧料塗布具1Aにおける各構成要件は、本第2発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
以上のように構成されているため、図18に示す化粧料塗布具1Bは、2本の軸体4,4が長くなるので、それぞれの軸体の撓み量を大きくとることが可能になり、かつ2本の軸体4,4の接合点を塗布体5の外に配置できるので、一方の軸が撓んだときにもう一方の軸への影響が小さくなって、それぞれの軸体4,4が独立して撓み易くなる。従って、例えば瞼は、その上方と下方とでカーブの曲率が異なっているが、そのような部位に対する塗布体5の追従性が向上するので、化粧料を綺麗に塗布することができる。
以上のように構成されているため、図19に示す化粧料塗布具1Bは、2本の軸体4,4が長くなるので、それぞれの軸体の撓み量を大きくとることが可能になり、かつ2本の軸4,4の接合点を塗布体5の外に配置できるので、一方の軸が撓んだときにもう一方の軸への影響が小さくなって、それぞれの軸4,4が独立して撓み易くなる。従って、例えば瞼は、その上方と下方とでカーブの曲率が異なっているが、そのような部位に対する塗布体5の追従性が向上するので、化粧料を綺麗に塗布することができる。
把持部と塗布部とを備える化粧料塗布具であって、
前記塗布部は、前記把持部から延びる軸体と、該軸体の先端側に該軸体を覆う変形可能な部材で構成された塗布体とを備えており、
前記軸体は、前記塗布体の内部において、該軸体が分岐する分岐部と、該分岐部から一方に分岐して延出する第1軸部と、該分岐部から他方に分岐して延出する第2軸部とを有し、
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記把持部から延びる軸体より先端側にのみ延出しており、
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔が異なる部分を有するように該輪郭が外方に凸状に張り出しているか、前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔が異なる部分を有するように該輪郭が外方に凸状に張り出しているか、又は該第1軸部の先端と該第2軸部の先端とを結んだ仮想直線に対して、前記塗布体の輪郭が外方に凸状に張り出す部分を少なくとも1つ有している化粧料塗布具。
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、第1軸部の内縁と第2軸部の内縁とで囲まれた空洞領域が、塗布体の投影面積に対し、15%以上90%以下である前記<1>に記載の化粧料塗布具。
<3>
把持部と塗布部とを備える化粧料塗布具であって、
前記塗布部は、前記把持部から延びる軸体と、該軸体の先端側に該軸体を覆う変形可能な部材で構成された塗布体とを備えており、
前記軸体は、前記塗布体の内部において、該軸体が分岐する分岐部と、該分岐部から一方に分岐して延出する第1軸部と、該分岐部から他方に分岐して延出する第2軸部とを有し、
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記把持部から延びる軸体より先端側にのみ延出し、先端において互いに接しておらず、
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の内縁と前記第2軸部の内縁とで囲まれた空洞領域が、前記塗布体の投影面積に対し、15%以上90%以下である化粧料塗布具。
<4>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最大値(tmax)に対する最小値(tmin)の割合((tmin/tmax)×100)が、5%以上80%以下である前記<1>〜<3>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<5>
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、互いの間隔が、前記塗布体の先端に向かって広くなっている前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<6>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、該塗布体の長手方向に直交する幅方向の最も幅広の部位の中心を通る前記塗布体の長手方向に延びている仮想塗布体中心線上に、前記分岐部における前記軸体の幅中心の位置が配されている前記<1>〜<5>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
把持部と塗布部とを備える化粧料塗布具であって、
前記塗布部は、前記把持部から延びる軸体と、該軸体の先端側に該軸体を覆う弾性材で構成された塗布体とを備えており、
前記軸体は、前記塗布体の内部において、該塗布体の先端に向かってのみ延出する第1軸部及び第2軸部を有し、
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、互いの間隔が、前記塗布体の先端に向かって広くなっている化粧料塗布具。
<8>
前記塗布体の塗布面が、略平面な形状である前記<1>〜<7>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<9>
前記塗布体の両塗布面が、略平面な形状であり、
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体の最も幅広の部位にて、該塗布体の幅方向に沿って断面視して、
前記塗布体の両塗布面を構成する一対の対向辺どうしの間隔が、一定となっている前記<1>〜<8>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<10>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体における塗布体の長手方向に沿う両側縁それぞれは、該塗布体の幅方向の最も幅広の部位の中心を通る長手方向に延びる仮想塗布体中心線に対して外方に凸状となる曲線形状に形成されている前記<1>〜<9>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<11>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体における前記塗布体の長手方向の先端側の端縁が、該塗布体の幅方向の最も幅広の部位の中心を通る長手方向に延びる仮想塗布体中心線上に頂点を有する凸状に湾曲している前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<12>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体における前記塗布体の長手方向に沿う両側縁は、互いの長さが同じである前記<1>〜<11>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<13>
前記変形可能な部材で構成された塗布体は、弾性材で形成されている前記<1>〜<12>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<14>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の内縁と前記第2軸部の内縁とで囲まれた空洞領域が、前記塗布体の投影面積に対し、20%以上70%以下である前記<1>〜<13>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<15>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の内縁と前記第2軸部の内縁とで囲まれた空洞領域が、前記塗布体の投影面積に対し、25%以上50%以下である前記<1>〜<14>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<16>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最大値(tmax)に対する最小値(tmin)の割合((tmin/tmax)×100)が、10%以上70%以下である前記<1>〜<15>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<17>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最大値(tmax)は0.3mm以上8mm以下である前記<1>〜<16>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<18>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最大値(tmax)は0.5mm以上5mm以下である前記<1>〜<17>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<19>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最小値(tmin)は、0.1mm以上7mm以下である前記<1>〜<18>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
<20>
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最小値(tmin)は、0.2mm以上4mm以下である前記<1>〜<19>のいずれか1に記載の化粧料塗布具。
2 把持部
3 塗布部
4 軸体
41 塗布体で覆われた軸体の部分
42 塗布体で覆われていない部分
43 分岐部
44 第1軸部
45 第2軸部
5 塗布体
5s1,5s2 側縁
5e1 上端縁
5e2 下端縁
6 突起部
6s1,6s2 側縁
7 凹み部
Claims (13)
- 把持部と塗布部とを備える化粧料塗布具であって、
前記塗布部は、前記把持部から延びる軸体と、該軸体の先端側に該軸体を覆う変形可能な部材で構成された塗布体とを備えており、
前記軸体は、前記塗布体の内部において、該軸体が分岐する分岐部と、該分岐部から一方に分岐して延出する第1軸部と、該分岐部から他方に分岐して延出する第2軸部とを有し、
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記把持部から延びる軸体より先端側にのみ延出しており、
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔が異なる部分を有するように該輪郭が外方に凸状に張り出しているか、前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔が異なる部分を有するように該輪郭が外方に凸状に張り出しているか、又は該第1軸部の先端と該第2軸部の先端とを結んだ仮想直線に対して、前記塗布体の輪郭が外方に凸状に張り出す部分を少なくとも1つ有している化粧料塗布具。 - 前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、第1軸部の内縁と第2軸部の内縁とで囲まれた空洞領域が、塗布体の投影面積に対し、15%以上90%以下である請求項1に記載の化粧料塗布具。
- 把持部と塗布部とを備える化粧料塗布具であって、
前記塗布部は、前記把持部から延びる軸体と、該軸体の先端側に該軸体を覆う変形可能な部材で構成された塗布体とを備えており、
前記軸体は、前記塗布体の内部において、該軸体が分岐する分岐部と、該分岐部から一方に分岐して延出する第1軸部と、該分岐部から他方に分岐して延出する第2軸部とを有し、
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記把持部から延びる軸体より先端側にのみ延出し、先端において互いに接しておらず、
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の内縁と前記第2軸部の内縁とで囲まれた空洞領域が、前記塗布体の投影面積に対し、15%以上90%以下である化粧料塗布具。 - 前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記第1軸部の外縁又は前記第2軸部の外縁と前記塗布体の輪郭との間隔における最大値(tmax)に対する最小値(tmin)の割合((tmin/tmax)×100)が、5%以上80%以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、互いの間隔が、前記塗布体の先端に向かって広くなっている請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、該塗布体の長手方向に直交する幅方向の最も幅広の部位の中心を通る前記塗布体の長手方向に延びている仮想塗布体中心線上に、前記分岐部における前記軸体の幅中心の位置が配されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 把持部と塗布部とを備える化粧料塗布具であって、
前記塗布部は、前記把持部から延びる軸体と、該軸体の先端側に該軸体を覆う弾性材で構成された塗布体とを備えており、
前記軸体は、前記塗布体の内部において、該塗布体の先端に向かってのみ延出する第1軸部及び第2軸部を有し、
前記第1軸部及び前記第2軸部は、前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、互いの間隔が、前記塗布体の先端に向かって広くなっている化粧料塗布具。 - 前記塗布体の塗布面が、略平面な形状である請求項1〜7のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 前記塗布体の両塗布面が、略平面な形状であり、
前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体の最も幅広の部位にて、該塗布体の幅方向に沿って断面視して、
前記塗布体の両塗布面を構成する一対の対向辺どうしの間隔が、一定となっている請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。 - 前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体における塗布体の長手方向に沿う両側縁それぞれは、該塗布体の幅方向の最も幅広の部位の中心を通る長手方向に延びる仮想塗布体中心線に対して外方に凸状となる曲線形状に形成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体における前記塗布体の長手方向の先端側の端縁が、該塗布体の幅方向の最も幅広の部位の中心を通る長手方向に延びる仮想塗布体中心線上に頂点を有する凸状に湾曲している請求項1〜10のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 前記塗布体を平面視したときの投影面積が最も広くなる状態を基準として、前記塗布体における前記塗布体の長手方向に沿う両側縁は、互いの長さが同じである請求項1〜11のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
- 前記変形可能な部材で構成された塗布体は、弾性材で形成されている請求項1〜12のいずれか1項に記載の化粧料塗布具。
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