JP4611054B2 - 内視鏡洗滌消毒装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡を洗滌消毒する内視鏡洗滌消毒装置に関する。
近年、内視鏡は、医療分野等において広く用いられるようになった。医療用に用いられる内視鏡は、患者の体腔内の検査や治療の目的に使用される。
このような医療用の内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部の外表面だけでなく、送気送水チャンネル、副送水/鉗子起上用チャンネル等の内視鏡管路内にも汚物が付着する。そのため、使用済みの内視鏡は、外表面に限らず、必ず各管路内までも洗滌、消毒する必要がある。このため、例えば、特開2000−139814号公報には、上記使用済みの内視鏡を洗滌消毒する内視鏡洗滌消毒装置が提案されている。
特開2000−139814号公報
上記公報に記載の内視鏡洗滌消毒装置は、使用済みの内視鏡を槽部に収納配置した後、各種操作スイッチの操作を行って洗滌消毒を開始するようになっている。
一般に、内視鏡洗滌消毒装置は、洗滌液または消毒液が槽部から飛び散らないように蓋部を有している。そのため、従来の内視鏡洗滌消毒装置は、使用済みの内視鏡を槽部に収納配置するということ、その収納配置した後蓋部を閉めるということ、蓋部を閉めた後各種操作スイッチを操作するということの少なくとも3つの手順を行う必要がある。したがって、従来の内視鏡洗滌消毒装置は、洗滌消毒の度毎に一々スイッチ類を操作する必要があるので煩雑である。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、操作する手順を省略して煩雑さをなくし、操作性を良好とした内視鏡洗滌消毒装置を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡洗滌消毒装置は、内視鏡を収納配置する槽部と、前記槽部に対して開閉可能に設け、前記槽部を覆う蓋部と、を有する内視鏡洗滌消毒装置において、前記蓋部の開閉を検知する開閉検知手段と、前記槽部の所定位置に前記内視鏡が収納配置されたことを検知する内視鏡検知手段と、前記内視鏡洗滌消毒装置による洗滌消毒を自動で実行するためのオートスタートスイッチと、前記内視鏡洗滌消毒装置による洗滌消毒を手動で実行するためのマニュアルスタートスイッチと、前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段が共にオンされた際に、前記オートスタートスイッチが有効である否かを判断し、有効である場合には洗滌消毒を開始するように制御し、有効でない場合には前記マニュアルオートスタートスイッチが有効となるまで待機するとともに該マニュアルオートスタートスイッチが有効となったときに洗滌消毒を開始するように制御する制御手段と、を具備したことを特徴としている。
本発明の内視鏡洗滌消毒装置は、操作する手順を省略して煩雑さをなくし、操作性を良好として内視鏡を洗滌消毒することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図24は本発明の実施例1に係り、図1は実施例1の内視鏡洗滌消毒装置の斜視図、図2は図1のトップカバーが開けられ、洗滌消毒槽に内視鏡が収納自在な状態である内視鏡洗滌消毒装置の斜視図、図3は図2の状態から内視鏡を洗滌消毒槽の所定位置に収納配置した際の装置本体の上面図、図4は2つ目のリミットセンサの構成を示す概略図、図5は内視鏡洗滌消毒装置の回路構成を示すブロック図、図6は図1のサブ操作パネルの構成例、図7は図1のメイン操作パネルの構成例、図8は図5のCPUの制御を示すフローチャート、図9は洗滌消毒工程を示すフローチャート、図10はカバーを取り外した水位センサの構成を示す斜視図、図11は洗滌消毒工程における水位センサの出力値を示すグラフ、図12はセンサ回路とCPUとI/O回路と水位センサとの接続関係を示すブロック図、図13はCPUによる基準電圧信号の調整制御を示すフローチャート、図14はプリンタ部の第1の印字例、図15は操作部の構成例、図16はプリンタ部の第2の印字例、図17はRS232Cケーブルを介して外部PCと接続する内視鏡洗滌消毒装置を示す説明図、図18は図17の外部PCの第1の表示画面例、図19は図18の表示状態から表示が切り替わった外部PCの第2の表示画面例、図20はLANケーブルを介して院内ネットワークと接続し、院内サーバと通信する内視鏡洗滌消毒装置を示す説明図、図21は消毒液ボトルを収納するカセットトレーの収納室付近を示す説明図、図22は図21の要部拡大図、図23はメモリの内部構成を示す概略図、図24はCPUによる課金情報の読み出し制御を示すフローチャートである。
図1に示すように内視鏡洗滌消毒装置1は装置本体2と、開閉自在に接続された蓋部であるトップカバー3とを有し、使用済みの内視鏡10(図2参照)を収納配置して後述の洗滌消毒工程により前記内視鏡10を洗滌消毒するように構成されている。
前記装置本体2は、前記トップカバー3が閉じられるとこのトップカバー3がラッチ部4によりロックされて水密に密閉されるようになっている。
前記装置本体2の前面には、例えば左半部の上部に洗剤/アルコールトレー11が配設されている。この洗剤/アルコールトレー11には、前記内視鏡10を洗滌するに際して用いる洗剤液が注入されたタンク11a、及び洗滌消毒後の内視鏡10を乾燥するに際して用いられるアルコールが注入されたタンク11bが収納されている。前記洗剤/アルコールトレー11は、引き出し自在に構成され、タンク11a,11bを交換して補充できるようになっている。なお、前記洗剤/アルコールトレー11には窓部11mが設けられており、この窓部11mから各タンク11a,11bの残量を確認できるようになっている。
また、前記装置本体2の前面には、例えば右半部の上部にカセットトレー12が配設されている。このカセットトレー12には、前記内視鏡10を消毒する際に用いる、例えば過酢酸等の消毒液が注入された消毒液ボトル12aが収納されている。前記カセットトレー12は、引き出し自在に構成され、消毒液ボトル12aを交換して補充できるようになっている。
なお、前記装置本体2の内部には、前記消毒液ボトル12aからの消毒液と後述の給水ホース接続口15から供給される水道水との消毒混合液を貯留する消毒液貯留タンク(図21参照)が設けられており、後述の循環口24を介して給水排水して所定回数繰り返し使用するようになっている。
前記カセットトレー12の上部には、洗滌消毒工程の詳細な設定が可能なサブ操作パネル13が配設されている。このサブ操作パネル13の詳細構成は、後述する。また、前記装置本体2の上面には、右側にメイン操作パネル14が配設されている。このメイン操作パネル14の詳細構成は、後述する。
また、装置本体2の上面には、奥側に給水ホース接続口15が突設されている。この給水ホース接続口15は、水道栓に接続されたホースが接続されるようになっている。なお、前記給水ホース接続口15には、水道水を濾過するフィルタが内蔵されていてもよい。
また、前記装置本体2の前面下部には、前記トップカバー3を開けるためのペダルスイッチ16が延設されている。このペダルスイッチ16を踏み込むことにより、前記内視鏡洗滌消毒装置1は、前記ラッチ部4がロック解除されて前記装置本体2から前記トップカバー3が開放され、図2に示すようにトップカバー3が開くようになっている。
図2及び図3に示すように、前記装置本体2の前面には、前記ラッチ部4を構成しているラッチ受け部4bが設けられており、このラッチ受け部4bに前記トップカバー3のラッチ突部4aが係合されることで、ラッチ部4がロックされるようになっている。
また、前記装置本体2の上面には、略中央部に前記内視鏡10を配置可能な空間を形成する槽部として洗滌消毒槽20が設けられている。
この洗滌消毒槽20は、前記内視鏡10が収納配置される槽本体21と、この槽本体21の外周縁に連続して周設されたテラス部22とにより構成されている。
前記槽本体21の底面21tには、この槽本体21に供給された洗滌液,水,消毒液等を槽本体21から排水するための排水口23が設けられている。
また、前記槽本体21の周状側面21sの所定位置には、この槽本体21に供給された洗滌液,水,消毒液等を槽本体21から内視鏡10の内部に配設された各管路に供給する、またはフィルタ等を介して後述の給水循環ノズル28から槽本体21に再度上記液体を供給するための循環口24が設けられている。なお、前記循環口24には、洗滌液,水,消毒液等を濾過するフィルタが内蔵されていても良い。また、この循環口24は、槽本体21の底面21tに設けられていてもよい。
前記槽本体21の側面21sの所定位置には、槽本体21に供給された洗滌液,水,消毒液等の水位を検出するカバー付き水位センサ(以下、単に水位センサ)25が突出している。
また、前記テラス部22は、前記底面21tに対して所定角度傾斜した周状の面(以下、テラス面と称す)22tを有して形成されている。なお、前記テラス部22の傾きは、底面21tに限らず、側面21sを基準にしても良い。
前記テラス面22t以外の面、即ち槽本体21の底面21tと平行な面には、洗剤ノズル26,消毒液ノズル27及び給水循環ノズル28が配設されている。
前記洗剤ノズル26は、図示しないポンプの動作により前記タンク11aから前記槽本体21に洗剤液を供給するようになっている。前記消毒液ノズル27は、図示しないポンプの動作により前記消毒液ボトル12aから前記槽本体21に消毒液を供給するようになっている。前記給水循環ノズル28は、図示しないポンプの動作により前記タンク11bから前記槽本体21にアルコールを供給するか、または槽本体21の循環口24から排出した洗滌液,水,消毒液等を、再度槽本体21に供給するようになっている。
なお、これら洗剤ノズル26、消毒液ノズル27及び給水循環ノズル28は、テラス面22tに配設されていても良い。
また、前記テラス面22tの奥側面22fには、図示しないチューブを介して前記内視鏡10の内部管路に洗滌液,水,消毒液、またはエア等を供給するための送気送水/吸引用ポート29aと、副送水/鉗子起上用ポート29bと、漏水検知用ポート29cとが配設されている。
送気送水/吸引用ポート29aは、槽本体21に設けられた循環口24と、図示しないポンプ等を介して接続されている。また、送気送水/吸引用ポート29aは、装置本体2に配設された図示しないコンプレッサとも接続されている。
前記内視鏡10が前記洗滌消毒槽20に収納配置された際、2つの送気送水/吸引用ポート29aには、内視鏡10の内部に配設された図示しない送気送水チャンネルの管路接続口(以下、単に開口と称す)31、吸引チャンネルの開口32にチューブのコネクタがそれぞれ接続されるようになっている。
このような接続により、送気送水/吸引用ポート29aは、槽本体21の循環口24から図示しないポンプにより槽内の液体を内視鏡10の管路へ送液するか、または装置本体2の図示しないコンプレッサからエアを内視鏡10の管路へ送気する。また、送気送水/吸引ポート29aは、図示しないポンプ及びコンプレッサによりタンク11bからアルコールを送液する。
一方、副送水/鉗子起上用ポート29bも同様に槽本体21に設けられた循環口24と、図示しないポンプ等を介して接続されている。また、副送水/鉗子起上用ポート29bは、装置本体2に配設された図示しないコンプレッサとも接続されている。
前記副送水/鉗子起上用ポート29bも同様に槽本体21の循環口24から図示しないポンプにより槽内の液体を内視鏡10の管路へ送液するか、または装置本体2の図示しないコンプレッサからエアを内視鏡10の管路へ送気する。また、副送水/鉗子起上用ポート29bは、図示しないポンプ及びコンプレッサによりタンク11bからアルコールを送液する。
これにより、内視鏡10の各管路内は、洗滌、消毒、すすぎ、乾燥等がなされる。
さらに、漏水検知用ポート29cは、装置本体2に配設された図示しない漏水検知ポンプと接続されている。
前記内視鏡10が前記洗滌消毒槽20に収納配置された際、漏水検知用ポート29cにも、コネクタ部34の開口34aにチューブのコネクタが接続されるようになっている。この開口34aは、内視鏡10の内部管路と外装部との間に形成される空間に形成されている。
これにより、漏水検知用ポート29cは、内視鏡10の内部に漏水検知ポンプから自動的にエアを供給することにより、内視鏡10の内部管路と外表面との間に小さな孔、亀裂等が開いているか否かの検知を行うようになっている。
本実施例では、前記内視鏡10の有無を検知する内視鏡検知センサと、前記トップカバー3の開閉状態を検知する開閉検知手段としてのリミットセンサを設けている。
さらに具体的に説明すると、前記槽本体21の側面21sの所定位置には、前記内視鏡10が所定位置に収納配置されたことを検知する内視鏡検知センサ41が設けられている。この内視鏡検知センサ41は例えば、光を発する発光部41aと、この発光部41aからの光を受光する受光部41bとの一対の光学センサである。前記内視鏡検知センサ41は、発光部41aから発する光が受光部41bで受光されないときに内視鏡10が所定位置に配置されていることを検知するようになっている。なお、前記内視鏡検知センサ41は、前記発光部41aが受光部41bを兼ね、発した光が内視鏡10により反射して受光することにより、内視鏡10が所定位置に配置されていることを検知するように構成してもよい。
一方、リミットセンサは複数設けられるようになっており、本実施例では2箇所設けている。1つ目のリミットセンサ42は前記ラッチ部受け部4bに配設されており、前記トップカバー3が閉じられて前記ラッチ突部4aが前記ラッチ受け部4bに係止されてラッチ部4がロックされた際に、オンするようになっている。
また、2つ目のリミットセンサ43は、図4に示すように構成されている。
図4に示すようにリミットセンサ43は、前記トップカバー3に配設した磁石43aと、この磁石43aの磁気を検知する磁気センサ43bとで構成されている。
前記リミットセンサ43は、前記トップカバー3が閉じられた際に、前記磁石43aの磁気を前記磁気センサ43bが検知することでオンするようになっている。
これにより、前記内視鏡洗滌消毒装置1は、内視鏡検知センサ41がオンすることで内視鏡10が所定位置に配置され、前記リミットセンサ42,43がオンすることで前記トップカバー3が閉じられたことを検知することができるようになっている。
次に、内視鏡洗滌消毒装置1の回路構成を説明する。
図5に示すように内視鏡洗滌消毒装置1は、RS232C接続口51及びLAN( Local Area Network )接続口52を有して外部通信可能であり、前記水位センサ25、内視鏡検知センサ41、リミットセンサ42,43及びその他のセンサ類53を設けている。
前記RS232C接続口51は、外部装置としてパーソナルコンピュータ(以下、外部PC)等に接続してこの外部PCとシリアル通信可能となっている。前記LAN接続口52は、院内ネットワーク等に接続して通信可能となっている。
また、内視鏡洗滌消毒装置1は、前記漏水検知用ポート29cを設けている漏水検知部54、プリンタ部55、前記サブ操作パネル13及びメイン操作パネル14、超音波を発生する超音波振動子56、超音波振動子56を駆動する超音波駆動部57、電磁弁やポンプ等の各種電磁部品58とを有し、これらを制御する制御部59を設けて構成されている。
前記制御部59は、前記RS232C接続口51及びLAN接続口52を介して外部と接続する通信インターフェイス(以下、通信I/F)61、前記サブ操作パネル13及びメイン操作パネル14と接続するパネルインターフェイス(以下、パネルI/F)62、前記超音波駆動部57と接続するUSインターフェイス(以下、US I/F)63を有している。なお、前記サブ操作パネル13及びメイン操作パネル14には、後述するようにスイッチ類等の操作部64及びLCD( Liquid Crystal Display)等の表示部65が設けられている。
また、前記制御部59は、前記各種電磁部品58を駆動するドライブ回路66、前記水位センサ25等からの信号を処理するセンサ回路67、前記ドライブ回路66及び前記センサ回路67と接続するI/O回路68を有している。
前記制御部59は、前記通信I/F61、パネルI/F62、US I/F63、I/O回路68を介して各部を制御する制御手段としてのCPU69を備えている。即ち、このCPU69は、内視鏡洗滌消毒装置1の全構成部を制御するようになっている。なお、前記CPU69と前記I/O回路68とは、バス71によって接続されている。
前記CPU69は、クロック72、メモリ73及びリセット回路74に接続されている。前記クロック72は、後述の洗滌消毒工程を時間的に制御するための時間情報を前記CPU69へ出力するようになっている。
前記メモリ73は電源をオフしてもそのデータを保持する不揮発性に構成されており、洗滌消毒工程に対する設定内容や実行時の洗滌消毒履歴情報、内視鏡情報や使用者情報、患者情報、あるいは洗剤液等の消耗品の有効期限及び使用回数等のメンテナンス情報、課金情報、エラーサポート情報等が格納されるようになっている。前記リセット回路74は、図示しない電源から供給される電圧を監視し、電圧が規定値を外れた場合にCPU69をリセットするようになっている。
次に、前記サブ操作パネル13及びメイン操作パネル14の詳細構成を説明する。
図6に示すように前記サブ操作パネル13は、洗滌時間、消毒時間、消毒液の濃度または量等の詳細設定や洗滌消毒工程を選択設定するための設定部75aと、各種操作を行うためのスイッチ類を配設した操作部64aとを有している。
前記設定部75aは、例えばプログラムナンバー、洗滌時間、消毒時間、消毒液の濃度または量を表示する表示部65aと、この表示部65aに表示されるデータをアップダウンさせるアップダウン釦76及びこの設定したデータをセット(確定)するセット釦77を有している。
前記操作部64aは、例えば送気スイッチ、消毒液加温スイッチ、給水管路消毒スイッチ、消毒液排出スイッチ、消毒液調合スイッチ等のスイッチ類を配設している。
一方、図7に示すように前記メイン操作パネル14は、前記サブ操作パネル13の操作により詳細設定された洗滌消毒工程を選択設定するための設定部75bと、前記設定部75bの設定により選択された洗滌消毒工程を開始停止するためのメイン操作部64bと、洗滌消毒工程とは異なる工程を実行するためのサブ操作部64cとを有している。
前記設定部75bは、例えばコード/時間やプログラム選択、実行されている工程等を表示する表示部65bと、プログラム選択釦78とを有している。なお、前記表示部65bは、後述するように内視鏡10が洗滌消毒槽20の所定位置に配置されていないとき、エラーコードを表示して使用者に告知するようになっている。即ち、前記表示部65bは、告知手段を構成している。なお、告知手段としては、図示しないスピーカを設けてこのスピーカにより音声告知するように構成してもよい。
前記サブ操作部64cは、例えば漏水検知やアルコールフラッシュ等の工程を実行するためのスイッチ類を有している。前記メイン操作部64bは、洗滌消毒工程を開始停止するためのスイッチ類を有している。
本実施例では、前記内視鏡10が収納配置されて前記トップカバー3が閉じられた際に洗滌消毒工程を開始する自動洗滌消毒工程を有効化するように構成されている。
即ち、前記サブ操作パネル13には、前記内視鏡検知センサ41及び前記リミットセンサ42,43の動作を有効化するための有効化手段としてオートスタートスイッチ79が設けられている。
つまり、予め、このオートスタートスイッチ79が押下操作されてオンすることにより、前記内視鏡検知センサ41及び前記リミットセンサ42,43が動作し、内視鏡10が所定位置に配置されてトップカバー3が閉じられたことを検知すると自動洗滌消毒工程が開始されるようになっている。なお、前記メイン操作パネル14のメイン操作部64bには、前記オートスタートスイッチ79が押下操作されていないときにマニュアルで洗滌消毒工程を実行するためのマニュアルスタートスイッチ80が配置されている。
前記自動洗滌消毒工程は、前記制御部59の前記CPU69の制御により実行されるようになっている。
先ず、内視鏡洗滌消毒装置1は、予め洗滌消毒工程が選択設定されており、オートスタートスイッチ79が押下されたオートスタート状態となっているとする。
使用者は、先ずペダルスイッチ16を踏み込みラッチ部4のロックを解除してトップカバー3を開き、使用済みの内視鏡10を洗滌消毒槽20の所定位置に収納配置する。
使用者は、装置本体2の送気送水/吸引用ポート29a、副送水/鉗子起上用ポート29b、漏水検知用ポート29cのそれぞれにチューブを接続して、この接続したチューブの他端を前記内視鏡10の送気送水チャンネルの開口31,吸引チャンネルの開口32、または図示しない副送水/鉗子起上用チャンネルの開口に接続する。
このとき、内視鏡洗滌消毒装置1は、内視鏡10が所定位置に収納配置されていることを内視鏡検知センサ41が検知し、この検知信号を前記CPU69に出力する。
次に、使用者がトップカバー3を閉じることにより、内視鏡洗滌消毒装置1は、例えば図8に示すフローチャートに従い制御を開始する。
図8に示すように前記CPU69は、前記リミットセンサ42,43からの検知結果に基づき、トップカバー3が閉じられているか否かを判断する(ステップS1)。
トップカバー3が閉じられていない場合、CPU69はS1に戻る。トップカバー3が閉じられている場合、CPU69は前記内視鏡検知センサ41からの検知結果に基づき、前記内視鏡10が所定位置に配置されているか否かを判断する(ステップS2)。
内視鏡10が所定位置に配置されていない場合、CPU69は例えば前記メイン操作パネル14の表示部65bにエラーコードを表示させ、内視鏡10が所定位置に配置されていない旨の表示を行うか、または、図示しないスピーカにより音声を発して使用者に警告告知する(ステップS3)。
内視鏡10が所定位置に配置されている場合、CPU69はオートスタートスイッチ79が有効に設定されているかどうかを判断する(ステップS4)。
オートスタートスイッチ79が有効になっていない場合、CPU69は前記メイン操作パネル14のマニュアルスタートスイッチ80が押下操作されるか否かを監視する(ステップS5)。マニュアルスタートスイッチ80が押下操作されると、CPU69は、選択された洗滌消毒工程をスタートさせる(ステップS6)。オートスタートスイッチ79が有効になっている場合、CPU69は選択された洗滌消毒工程をスタートさせる(ステップS6)。
これにより、内視鏡洗滌消毒装置1は、洗滌消毒の度毎に一々スイッチ類を操作することなく、内視鏡10を収納配置してトップカバー3を閉じるだけで、自動的に洗滌消毒工程を行うことができる。また、希望により従来の手順に戻すことができる。
したがって、本実施例によれば、操作する手順を省略して煩雑さをなくし、操作性を良好として内視鏡10を洗滌消毒することができる。
なお、洗滌消毒工程は、例えば図9に示すフローチャートに従い前記CPU69の制御により実行される。なお、この洗滌消毒工程は、前記クロック72からの時間情報に基づいて制御されるようになっている。
図9に示すようにCPU69は、先ず洗滌ステップを実行する。
CPU69は、前記ドライブ回路66を制御して電磁弁やポンプ等の各種電磁部品58を制御駆動し前記給水ホース接続口15から供給される水道水を前記洗滌消毒槽20に給水するとともに、前記タンク11aから洗剤液を給水する(ステップS10)。なお、以降、給水排水等は、前記ドライブ回路66の制御により各種電磁部品58を制御駆動することにより行われるので、上記動作の説明を省略し給水排水等のみ記述する。
給水が完了したら、CPU69は、前記超音波駆動回路を制御して前記超音波振動子56を駆動し、超音波洗滌を行う(ステップS11)。この超音波洗滌が完了したら、CPU69は洗滌消毒槽20から洗滌混合液を排水する(ステップS12)。これらS10〜S12までが洗滌ステップである。
次に、CPU69は、洗滌液のすすぎステップを実行する。CPU69は、前記給水ホース接続口15から供給される水道水を前記洗滌消毒槽20に給水する(ステップS13)。給水が完了したら、CPU69は洗滌消毒槽20からすすぎ液を排水する(ステップS14)。排水が完了したら、CPU69はエアを送気する(ステップS15)。これらS13〜S15までが洗滌液のすすぎステップである。
次に、CPU69は、消毒ステップを実行する。CPU69は、前記消毒液ボトル12aから図示しない消毒液貯留タンクに消毒液を注入する(ステップS16)とともに、この消毒液貯留タンクに給水ホース接続口15からの水道水を供給して消毒混合液を生成する。なお、予め消毒液貯留タンクに消毒混合液が貯留されていれば、このS16は省略される。
次に、CPU69は、消毒混合液を所定温度に加温する(ステップS17)。消毒混合液が所定温度に達したら、CPU69は、消毒液貯留タンクからの消毒混合液を洗滌消毒槽20に供給して内視鏡10を所定時間浸漬する(ステップS18)。所定時間浸漬したら、CPU69は、洗滌消毒槽20から消毒混合液を消毒液貯留タンクへ回収する(ステップS19)。これらS16〜S19までが消毒ステップである。
次に、CPU69は、消毒液のすすぎステップを実行する。CPU69は、前記給水ホース接続口15から供給される水道水を前記洗滌消毒槽20に給水し(ステップS20)、洗滌消毒槽20からすすぎ液を排水する(ステップS21)して消毒液のすすぎステップを行う。CPU69は、この消毒液のすすぎステップをさらに2回実行する。
消毒液のすすぎステップが3回完了したら、CPU69は、送気ステップを実行する。CPU69はエアを送気し(ステップS23)、内視鏡10に残留している水分を除去する。以上で、洗滌消毒工程が終了する。
なお、アルコールフラッシュ工程として、使用者は前記メイン操作パネル14の図示しないアルコールフラッシュスイッチを押下操作してアルコールを内視鏡10の管路内に送気してこの管路内の残留水分の除去を行う。
これにより、内視鏡洗滌消毒装置1は、前記内視鏡10に対する洗滌消毒が完了する。
なお、上記洗滌消毒工程中、CPU69は、各種センサ類例えば、水位センサ25や図示しない温度センサ等の検知結果に基づき、給水排水等の制御を行っている。
例えば、図10に示すようにカバーを取り外した水位センサ25は、下からグランド電極25a、下水位電極25b、中水位電極25c、オーバーフロー電極25dを有している。これら電極以外は、樹脂により形成されている。
前記下水位電極は洗滌時の水位を検知し、前記中水位電極は消毒時の水位を検知し、前記オーバーフロー電極はオーバーフロー水位を検知するようになっている。この水位検知は、グランド電極と各電極とが液体に浸るとその分抵抗となりこれら電極間に電流が流れることによる電圧変化を検知して、各電極位置に液体が達したことを検知するようになっている。
前記洗滌消毒槽20に供給される液体は、洗滌液、消毒液、すすぎ液など複数あり、それぞれ導電率や特性(粘性や発泡性)が大きく異なる。一般的に洗滌液、消毒液は導電率が高いが、すすぎ液は導電率が低い。また、水道水であっても、濾過等によって不純物を処理して得た純水と、処理していない水とでは、導電率や特性が異なってしまう。例えば、水位センサ25は信号レベルが0〜5Vであるとすると、消毒液を検知するセンサ出力が0.2〜0.5Vであり、水道水は3〜4Vである。
そのため、すすぎ液に合わせてセンサの感度を高く設定すると、洗滌液、消毒液を検知する際に泡や汚れの付着、粘性の高い液体のへばりつきにより誤検知することがあり、逆に洗滌液、消毒液に感度を合わせると、すすぎ液を検知することが困難となる。
上記洗滌消毒工程における水位センサ25の出力値は、例えば図11のグラフに示すようになっている。なお、図11のグラフは、洗滌ステップ終了後の洗滌液のすすぎステップから消毒ステップまでを示している。
図11に示すように洗滌液のすすぎステップにおいて、水道水を洗滌消毒槽20に供給する際には、水道水は導電率が低いため、出力差が少ない。洗滌液のすすぎ液を排出する際には、水道水は粘性及び発泡性が低いため、水位がセンサ未満になるとセンサ出力は瞬時に復帰する。
次の消毒ステップにおいて、消毒液を洗滌消毒槽20に供給して消毒を実行し、消毒液を排出すると、消毒液は粘性及び発泡性が高いため、水位がセンサ未満になっても前記電極に消毒液がへばりつき、センサ出力は復帰しづらくなる。
このため、次の消毒液のすすぎステップを行うために、水道水を洗滌消毒槽20に供給してもセンサ出力が復帰するのに例えば、3〜5秒程度の時間がかかってしまうことになる。そこで、本実施例では、液体の種類に応じて水位センサ25の感度(基準電圧値)を変更可能に構成している。
図12に示すようにセンサ回路67は、波形発生器67aと増幅器67bと平滑&比較器67cとを有して構成されている。
前記波形発生器67aは、波形信号を発生し、前記増幅器67bに出力するようになっている。前記増幅器67bは、前記波形発生器67aからの波形信号に前記水位センサ25からのセンサ信号を重畳して増幅し、前記平滑&比較器67cに出力するようになっている。
前記平滑&比較器67cは、前記増幅器67bからの信号を平滑化するとともに、この信号と前記CPU69から入力された基準電圧信号とを比較してこの比較結果を前記CPU69に出力するようになっている。
前記CPU69は、上記洗滌消毒工程の動作状態を認識しつつ、前記平滑&比較器67cからの比較結果に基づき、基準電圧信号とセンサ出力信号とに差がある場合、前記平滑&比較器67cへ出力する基準電圧信号を水質に応じて調整するようになっている。即ち、前記CPU69は、上記動作を給水排出等の度毎に実行してそれぞれの水質に応じた水位検知を行うようになっている。
この制御は、例えば図13に示すフローチャートに従い実行される。
図13に示すように前記CPU69は、洗滌消毒工程中の動作状態(図9及び図11参照)を認識する(ステップS31)。
CPU69は、洗滌消毒工程の動作状態に応じて基準電圧信号を前記平滑&比較器67cに出力する(ステップS32)。平滑&比較器67cは、CPU69から出力された基準電圧信号と、センサ出力信号とを比較してこの比較結果をCPU69へ出力する。
CPU69は平滑&比較器67cから基準電圧信号とセンサ出力信号との比較結果を入力され(ステップS33)、この比較結果に基づき、基準電圧信号とセンサ出力信号とに差があるか否かを判断する(ステップS34)。
基準電圧信号とセンサ出力信号とに差がある場合、CPU69は、水質に応じた基準電圧信号となるよう基準電圧信号を調整し(ステップS35)、差がなくなるまで上記S32からS35まで繰り返す。基準電圧信号とセンサ出力信号とに差がない場合、CPU69は、センサ出力により水位を確認し(ステップS36)、上記洗滌消毒工程を進める。
これにより、本実施例では、洗滌消毒工程中、それぞれの水質に合った検知を行うことができ、確実に水位を検知できる。
上記洗滌消毒工程の終了後、または一日の終わり又は任意の日時に、使用者は、洗滌消毒結果を印字出力する場合がある。本実施例では、簡易に所望の情報を印字出力可能に構成している。
即ち、図5に示したCPU69は、前記操作部64から入力される操作情報に基づき、前記メモリ73に記憶された情報を抽出して前記プリンタ部55に印字出力するように構成されている。
この印字される情報は、例えば、洗滌消毒工程における設定内容や実行時の洗滌消毒履歴情報、内視鏡情報や使用者情報、患者情報、あるいは消耗品の有効期限及び使用回数等のメンテナンス情報である。洗滌消毒工程における設定内容や実行時の洗滌消毒履歴情報としては、例えば、洗滌消毒工程における各ステップの時間、洗剤有無情報、漏水検知結果、装置通算回数等である。また、消耗品としては、例えば洗剤液や消毒液、アルコール等の薬剤、洗滌ブラシ、エアフィルタ等である。
この印字例は、例えば図14に示すように日時、洗滌消毒履歴情報である洗滌時間、消毒時間、洗滌液または消毒液の温度、洗剤名、消毒液名、内視鏡情報としてスコープID、患者情報として患者名、症例名、検査者、使用者情報として装置使用者名、使用者IDが印字されるようになっている。
また、この図14に示す印字例では、使用者がチェックするためのチェック欄を設けており、予備洗滌の有無、洗滌チューブの使用有無、給水管路消毒の有無を手書きでチェック可能としている。なお、上記スコープIDや使用者I/Dまたは操作情報の入力を行うために、操作部64を図15に示すように文字入力キーを兼ねたテンキー構成としてもよい。これにより、内視鏡、消耗品のメンテナンス性の向上、洗滌消毒の情報管理の容易化を実現できる。
なお、洗滌消毒工程中、エラーが発生した場合、前記CPU69は、エラーサポート情報を自動的に印字するように前記プリンタ部55を制御してもよい。
図16に示すようにエラーサポート情報としては、日時の他にエラーNo.、エラー内容、エラーの対処方法、サポートセンターへの連絡先が記載されている。
これにより、エラー情報提供によるユーザサポート性を向上でき、使用者が容易にエラーに対する対策を取ることが可能となる。なお、上記サポート情報は、後述する外部PCの表示画面に表示するようにしてもよい。
また、内視鏡洗滌消毒装置1は、図17に示すように前記RS232C接続口51にRS232Cケーブル51aを接続して外部PC81と通信し、前記メモリ73に記録されている情報を閲覧可能としてもよい。この場合、例えば、図18に示すように外部PC81の表示画面には、履歴一覧のデータが表示されるようになっている。
この図18に示す表示画面は、使用者が図示しないマウスやキーボードの操作により所望のデータを選択して表示切替釦81aを押下操作することで、図19に示すようにより詳細なデータが表示画面に表示されるようになっている。
なお、図19に示す表示画面は、新規にスコープ名、スコープID、患者名、検査者名、装置使用者名等の情報を入力してもよいし、または予め前記操作部64により入力し前記メモリ73に記録していたデータの中から選択するようにしてもよい。
また、図19に示す表示画面は、印刷釦81bを押下操作することにより、上記図14に示した印字出力を得ることを可能としている。なお、図19に示す表示画面は、表示切替釦81aを押下操作することで図18に示した表示画面に戻るようになっている。
これにより、外部PC81を用いることによる操作性、視覚性の向上を期待できる。
また、内視鏡洗滌消毒装置1は、図20に示すように前記LAN接続口52にLANケーブル52aを接続して院内ネットワーク82を介し、外部データベースとして院内サーバ83と通信可能に構成してもよい。符号84は、前記院内ネットワーク82に接続された端末である。
内視鏡洗滌消毒装置1は、院内サーバ83と情報の送受信ができ、この院内サーバ83に洗滌消毒結果の履歴情報を逐次保存したり、この院内サーバ83から任意に情報を取り出すことができる。これにより、外部データベース利用による情報量の増加を実現できる。
なお、内視鏡洗滌消毒装置1は、前記LANケーブル52aを介して例えば、前記院内サーバ83からインターネットに接続できるように構成してもよい。この場合、内視鏡洗滌消毒装置1は、インターネットを介してメーカに接続し、消毒液の使用回数に基づく情報を表示可能に構成している。
本実施例では、消毒液の使用回数に応じて課金するシステムを構築する際、使用回数を表示することによりユーザに課金金額を容易に認識させるようにしている。
図21及び図22に示すように内視鏡洗滌消毒装置1は、前記消毒液ボトル12aを収納する前記カセットトレー12の収納室12b上部に消毒液検知センサ85が取り付けられている。なお、符号86は消毒液ボトル12aからの消毒液を消毒液貯留タンク87に導入するための消毒液注入口である。
前記消毒液検知センサ85には、検知羽85aが延出されている。前記収納室12b内に前記カセットトレー12が収納された際に、前記検知羽85aは、前記消毒液ボトル12aにより押されて回転し、スイッチをオンするようになっている。
前記消毒液検知センサ85のオン信号は、図5に示した前記センサ回路67から前記I/O回路68を介して前記CPU69に送信されるようになっている。
前記CPU69は、前記消毒液検知センサ85のオン信号を受信して装置導入時からの使用回数または前回課金時からの使用回数としてカウントし、このカウントした使用回数の情報を前記メモリ73内に書き込み、更新するようになっている。なお、この使用回数の情報は前記CPU69によりリセット可能であり、このCPU69の命令により前回課金時までの使用回数の情報をリセットして前回課金時からの使用回数をカウントできる。また、前記CPU69は、上記使用回数の情報に基づき、装置導入時からの総課金金額、または、今回の課金金額を算出するようになっている。
図23に示すように前記メモリ73には、上記使用回数の情報の他に上記装置導入時からの総課金金額、今回の課金金額を算出する際の計算式及び設定値等の同一の課金情報が複数箇所’(図23中、2箇所)に記録されるようになっている。
前記CPU69は、前記メモリ73内の複数箇所に記憶された同一の課金情報を読み出して比較し、これら情報が合致しない場合、エラー告知するようになっている。
この制御は、例えば図24に示すフローチャートに従い実行される。
図24に示すようにCPU69は、アドレス1からデータを読み込む(ステップS41)。続いてCPU69は、アドレス2からデータを読み込む(ステップS42)。次に、CPU69は読み込んだアドレス1からのデータとアドレス2からのデータとを比較し(ステップS43)、比較結果が同一か否かを判断する(ステップS44)。
比較結果が同一であれば、CPU69は、そのデータ内容を表示する(ステップS45)。比較結果が異なっていれば、CPU69は、エラー表示を行う(ステップS46)。これにより、内視鏡洗滌消毒装置1は、課金情報の正確性を保障することが可能である。
前記メモリ73に記録された課金情報は、前記サブ操作パネル13及びメイン操作パネル14の表示部65bまたは前記院内ネットワーク82を介して端末84の表示画面、あるいは図17に示した外部PC81の表示画面に表示して使用者に閲覧させることができる。
また、前記メモリ73に記録された課金情報は、前記インターネットを介してメーカに送信可能であり、また数式及び設定値をメーカから修正可能である。
これにより、メーカは、現場に行くことなく課金金額を取得でき、回数データの確認、計算式の改定、料金明細の発行等が行える。従って、本実施例によれば、分かりやすく課金量を確認でき、課金システムへの移行をスムーズに行うことができる。
図25ないし図28は本発明の実施例2に係り、図25は実施例2の内視鏡洗滌消毒装置の斜視図、図26は図25の内視鏡洗滌消毒装置の回路構成を示すブロック図、図27は図25のメイン操作パネルの構成例、図28は図26のCPUの制御を示すフローチャートである。
上記実施例1は内視鏡情報としてスコープID、使用者情報として使用者IDを操作部より入力するように構成しているが、実施例2はRFID( Radio Frequency IDentification )によりIDを入力するように構成する。 それ以外の構成は上記実施例1と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
図25及び図26に示すように内視鏡洗滌消毒装置1Bは、装置本体2の上面の左側に無線ID送受信部91を設けており、内視鏡10に取り付けているスコープIDタグ92及び使用者が身に着けている使用者IDタグ93を読み込むように構成されている。
前記内視鏡洗滌消毒装置1BのCPU69Bは、無線ID送受信部91から取得したスコープID情報及び使用者ID情報の入力に基づき、上記実施例1で説明した自動洗滌消毒工程を実行するようになっている。
即ち、前記CPU69Bは、前記オートスタートスイッチ79のオン信号により自動洗滌消毒工程が有効に設定されている場合、ID入力が行われないと、自動洗滌消毒工程を実行しないようになっている。
なお、図27に示すようにメイン操作パネル14Bには、例えばLED( Light Emitting Diode )により形成されたスコープID表示部94a及び使用者ID表示部94bが配設されており、前記スコープIDタグ92及び使用者IDタグ93からID情報を読み込んだことを告知するようになっている。
先ず、内視鏡洗滌消毒装置1Bは、予め洗滌消毒工程が選択設定されており、オートスタートスイッチ79が押下されたオートスタート状態となっているとする。
使用者は、先ずペダルスイッチ16を踏み込みラッチ部4のロックを解除してトップカバー3を開き、使用済みの内視鏡10を洗滌消毒槽20の所定位置に収納配置する。
使用者は、装置本体2の送気送水/吸引用ポート29a、副送水/鉗子起上用ポート29b、漏水検知用ポート29cのそれぞれにチューブを接続して、この接続したチューブの他端を前記内視鏡10の送気送水チャンネルの開口31,吸引チャンネルの開口32、または図示しない副送水/鉗子起上用チャンネルの開口33に接続する。
このとき、内視鏡洗滌消毒装置1Bは、内視鏡10のスコープIDタグ92及び使用者が身に着けている使用者IDタグ93から無線通信により無線ID送受信部91がID情報を受信し、この受信したID情報を前記CPU69Bに出力する。
前記CPU69Bは、受信したID情報に基づき、前記スコープID表示部94a及び使用者ID表示部94bのLEDを点灯させる。
次に、使用者がトップカバー3を閉じることにより、内視鏡洗滌消毒装置1Bは、例えば図28に示すフローチャートに従い制御を開始する。
図28に示すように前記CPU69Bは、前記無線ID送受信部91からID情報の入力が有るか否かを判断する(ステップS51)。
無線ID送受信部91からID情報の入力が無い場合、前記CPU69Bは、例えば前記メイン操作パネル14Bの表示部65bにエラーコードを表示させ、ID入力がない旨の表示を行うか、または、図示しないスピーカにより音声を発して使用者に警告告知する(ステップS52)。
無線ID送受信部91からID情報の入力が有る場合、前記CPU69Bは、次のステップに進む。以降、CPU69Bは、上記実施例1の図8で説明したのと同様にS1〜S6まで実行し、図9で説明したのと同様に洗滌消毒工程を実行する。
これにより、内視鏡洗滌消毒装置1Bは、内視鏡10を収納配置する動作のみで、スコープID及び使用者IDの情報を使用者が意識的に入力することなく、自動的に行えるので、操作する手順を省略して煩雑さをなくし、操作性を良好として内視鏡10を洗滌消毒することができる。
なお、上述した各実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
[付記]
以上詳述した本発明の実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
(付記項1)
内視鏡を収納配置する槽部と、
前記槽部に対して開閉可能に設け、前記槽部を覆う蓋部と、
前記蓋部の開閉を検知する開閉検知手段と、
前記槽部の所定位置に前記内視鏡が収納配置されたことを検知する内視鏡検知手段と、
前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段の動作を有効化する有効化手段と、
を備え、前記有効化手段によって動作する前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段の検知結果に基づき、前記内視鏡が前記槽部の所定位置に収納配置されて前記蓋部が閉じられたとき、洗滌消毒を開始することを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項2)
前記内視鏡検知手段の検知結果に基づき、前記内視鏡が前記槽部の所定位置に収納配置されていないときその旨を告知する告知手段を設けたことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項3)
前記内視鏡のID情報及び使用者のID情報を読み込むID情報読み込み手段を有し、
前記有効化手段は、前記ID情報読み込み手段の動作を有効化とし、
前記制御手段は、前記有効化手段によって動作する前記ID情報読み込み手段からのID入力及び前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段の検知結果に基づき、前記ID情報読み込み手段により前記内視鏡のID情報及び使用者のID情報が読み込まれ、前記内視鏡が前記槽部の所定位置に収納配置されて前記蓋部が閉じられたとき、洗滌消毒工程を開始する
ことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項4)
内視鏡を収納配置する槽部と、
前記槽部に対して開閉可能に設け、前記槽部を覆う蓋部と、
前記蓋部の開閉を検知する開閉検知手段と、
前記槽部の所定位置に前記内視鏡が収納配置されたことを検知する内視鏡検知手段と、
前記槽部の所定位置に配置された内視鏡に対して洗滌液または消毒液を供給する供給手段と、
前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段の動作を有効化する有効化手段と、
を備え、前記有効化手段によって動作する前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段の検知結果に基づき、前記内視鏡が前記槽部の所定位置に収納配置されて前記蓋部が閉じられたとき、前記供給手段を制御して洗滌消毒を開始するたことを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項5)
内視鏡を配置可能な空間を形成する槽部と、
前記槽部に配置した内視鏡に対して洗滌液または消毒液を供給するための供給手段と、
前記槽部に対して開閉可能に設け、前記供給手段によって洗滌消毒される前記内視鏡が配置される前記槽部を覆う蓋部と、
前記蓋部が閉じたことを検知する検知手段と、
前記検知手段が動作する状態に設定する動作設定手段と、
前記動作設定手段の設定手段によって動作する前記検知手段の検知に応じて前記供給手段を始動させる指示手段と、
を具備することを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項6)
内視鏡を配置可能な空間を形成する槽部と、
前記槽部に配置した内視鏡に対して洗滌液または消毒液を供給するための供給手段と、
前記槽部に対して開閉可能に設け、前記供給手段によって洗滌消毒される前記内視鏡が配置された前記槽部を覆う蓋部と、
前記蓋部が閉じたことを検知する検知手段と、
前記検知手段が動作する状態に設定する動作設定手段と、
前記動作設定手段の設定によって動作状態に設定された前記検知手段の検知に応じて前記供給手段を始動させる指示手段と、
前記動作設定手段の設定状態を確認するために、前記設定を告知する告知手段と、
を具備することを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項7)
内視鏡を収納配置する槽部と、
前記槽部に供給される液体の水位を検知する水位検知手段と、
洗滌消毒工程のステップに応じ、前記槽部に供給する液体の種類に基づいて前記水位検知手段の閾値を調整する調整手段と、
を具備したことを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項8)
内視鏡を収納配置する槽部と、
前記内視鏡を消毒するための消毒液を保持するタンクと、
前記タンク内の消毒液を前記槽部に供給して内視鏡を消毒した後、前記槽部から前記タンク内へ消毒液を回収する供給回収手段と、
記録内容を保持する不揮発性メモリと、
前記供給回収手段を制御する制御手段と、
を具備し、前記制御手段は、前記供給回収手段を動作させ、前記槽部に消毒液を供給して前記内視鏡を消毒させた使用回数の情報を前記不揮発性メモリに記録して更新することを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
(付記項9)
内視鏡を収納配置する槽部と、
前記槽部に収納配置された前記内視鏡の洗滌消毒を実行する制御手段と、
前記制御手段により実行された前記内視鏡の洗滌消毒に関する情報とを記録するメモリと、
を具備し、前記制御手段は、入力部から入力される条件に基づき、前記メモリから抽出した情報を印字させることを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
本発明の内視鏡洗滌消毒装置は、操作する手順を省略して煩雑さをなくし、操作性を良好としたことにより、使用済みの内視鏡の処理に適している。
実施例1の内視鏡洗滌消毒装置の斜視図である。 図1のトップカバーが開けられ、洗滌消毒槽に内視鏡が収納自在な状態である内視鏡洗滌消毒装置の斜視図である。 図2の状態から内視鏡を洗滌消毒槽の所定位置に収納配置した際の装置本体の上面図である。 2つ目のリミットセンサの構成を示す概略図である。 内視鏡洗滌消毒装置の回路構成を示すブロック図である。 図1のサブ操作パネルの構成例である。 図1のメイン操作パネルの構成例である。 図5のCPUの制御を示すフローチャートである。 洗滌消毒工程を示すフローチャートである。 カバーを取り外した水位センサの構成を示す斜視図である。 洗滌消毒工程における水位センサの出力値を示すグラフである。 センサ回路とCPUとI/O回路と水位センサとの接続関係を示すブロック図である。 CPUによる基準電圧信号の調整制御を示すフローチャートである。 プリンタ部の第1の印字例である。 操作部の構成例である。 プリンタ部の第2の印字例である。 RS232Cケーブルを介して外部PCと接続する内視鏡洗滌消毒装置を示す説明図である。 図17の外部PCの第1の表示画面例である。 図18の表示状態から表示が切り替わった外部PCの第2の表示画面例である。 LANケーブルを介して院内ネットワークと接続し、院内サーバと通信する内視鏡洗滌消毒装置を示す説明図である。 消毒液ボトルを収納するカセットトレーの収納室付近を示す説明図である。 図21の要部拡大図である。 メモリの内部構成を示す概略図である。 CPUによる課金情報の読み出し制御を示すフローチャートである。 実施例2の内視鏡洗滌消毒装置の斜視図である。 図25の内視鏡洗滌消毒装置の回路構成を示すブロック図である。 図25のメイン操作パネルの構成例である。 図26のCPUの制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 内視鏡洗滌消毒装置
2 装置本体
3 トップカバー
4 ラッチ部
4b ラッチ受け部
10 内視鏡
13 サブ操作パネル
14 メイン操作パネル
16 ペダルスイッチ
20 洗滌消毒槽
41 内視鏡検知センサ
42,43 リミットセンサ
67 センサ回路
68 I/O回路
69 CPU
79 オートスタートスイッチ
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (2)

  1. 内視鏡を収納配置する槽部と、前記槽部に対して開閉可能に設け、前記槽部を覆う蓋部と、を有する内視鏡洗滌消毒装置において、
    前記蓋部の開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記槽部の所定位置に前記内視鏡が収納配置されたことを検知する内視鏡検知手段と、
    前記内視鏡洗滌消毒装置による洗滌消毒を自動で実行するためのオートスタートスイッチと、
    前記内視鏡洗滌消毒装置による洗滌消毒を手動で実行するためのマニュアルスタートスイッチと、
    前記開閉検知手段及び前記内視鏡検知手段が共にオンされた際に、前記オートスタートスイッチが有効である否かを判断し、有効である場合には洗滌消毒を開始するように制御し、有効でない場合には前記マニュアルオートスタートスイッチが有効となるまで待機するとともに該マニュアルオートスタートスイッチが有効となったときに洗滌消毒を開始するように制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
  2. 前記内視鏡検知手段の検知結果に基づき、前記内視鏡が前記槽部の所定位置に収納配置されていないときその旨を告知する告知手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗滌消毒装置。
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