JP4609784B1 - 綴じ器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】綴じ器具によって紙を綴じた上で、さらに他の任意の手段で綴じてファイルを管理できるようにして利便性を向上すること。
【解決手段】紙などに設けられた2つの綴じ穴に対応する開口部を有する第1の開口部材11_1,11_2を設け、開口部材11_1と開口部材11_2との間に第3の綴じ穴を形成可能な領域A1を開けて接続部材12で接続することで、綴じ器具1で紙束を綴じた上で、さらに他の手段で綴じることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙などを綴じる綴じ器具に関する。
従来、紙などを綴じる際に、綴じる対象である対象物に穴を開け、金具などの留め具で止めることが行なわれてきた。日本では、主に2つの穴によって綴じることが多く、事務用あなあけ器が日本工業規格(JIS:Japanese Industrial Standards)に標準化されている。また、アメリカの規格であるANS(American National Standards)など、3以上の穴を用いる規格も存在する。
JISの事務用あなあけ器は、抜きあなピッチの寸法が80±0.5mm、抜きあな径が6±0.5mm、奥行が12±1.0mmである。そこで、かかる事務用あなあけ器を使用することを想定し、対応する間隔と大きさで留め具を配置したバインダーやファイルが広く利用されている。
JIS S6041−1982
本発明は、紙などの対象物を綴じた際の利便性を向上することを課題とする。
本発明にかかる綴じ器具は、少なくとも第1の綴じ穴と第2の綴じ穴とが設けられた対象物を綴じる綴じ器具であって、前記第1の綴じ穴に対応する開口部を有する第1の開口部材と、前記第2の綴じ穴に対応する開口部を有する第2の開口部材と、前記第1の開口部材と前記第2の開口部材との間に第3の綴じ穴を形成可能な領域を開けて前記第1の開口部材と前記第2の開口部材とを接続する接続部材と、前記第1の綴じ穴および前記第1の開口部材に挿通する第1の挿通部材と、前記第2の綴じ穴および前記第2の開口部材に挿通する第2の挿通部材と、を備える。
本願の開示する綴じ器具によって紙を綴じた上で、さらに他の任意の手段で綴じてファイルを管理でき、利便性が向上する。
図1は、綴じ器具1の形状を説明する図である。 図2は、綴じ器具1により紙束P1を綴じた状態の説明図である。 図3は、綴じ器具1により紙束P1を綴じた状態の説明図である。 図4は、綴じ器具1で綴じた紙束P1をさらに綴じた状態の説明図である。 図5は、綴じ器具のバリエーションの説明図である(その1) 図6は、綴じ器具のバリエーションの説明図である(その2) 図7は、綴じ器具のバリエーションの説明図である(その3) 図8は、綴じ器具のバリエーションの説明図である(その4) 図9は、綴じ器具のバリエーションの説明図である(その5)
以下に、本発明を実施する形態の具体例として、いくつかの実施例を説明する。
図1は、本発明の好適な実施例である綴じ器具1の形状を説明する図であり、図2および図3は、綴じ器具1により紙束P1を綴じた状態の説明図である。
図1〜図3に示したように、紙束P1には、JIS規格S6041−1982に従って、第1の綴じ穴である綴じ穴H1と第2の綴じ穴である綴じ穴H2を設けている。従って、綴じ穴H1と綴じ穴H2は、ピッチ(綴じ穴H1と綴じ穴H2との距離)が80mm程度、径が6mm程度、紙束P1の縁からの距離が12±1.0mm程度である。
また、図1〜図3に示したように、綴じ器具1は、第1の綴じ穴H1に対応する開口部を有する第1の開口部材11_1と、第2の綴じ穴H2に対応する開口部を有する第2の開口部材11_2を有する。開口部材11_1の開口部が綴じ穴H1に対応し、開口部材11_2の開口部が綴じ穴H2に対応するので、開口部材11_1,2の開口部の間の距離(ピッチ)は80mm程度、開口部の径は6mm以上である。
また、綴じ器具1は、第1の開口部材11_1と第2の開口部材11_2との間に第3の綴じ穴を形成可能な領域A1を開けて第1の開口部材11_1と第2の開口部材11_2とを接続する接続部材12を有する。
また、綴じ器具1は、開口部11_1から延びる第1の挿通部材13_1と、開口部11_2から延びる第1の挿通部材13_2とを有する。
そして、図2および図3に示したように、挿通部材13_1を綴じ穴H1と第1の開口部材11_1に挿通し、挿通部材13_2を第2の綴じ穴H2および第2の開口部材11_2に挿通することで、綴じ器具1は、紙束P1を綴じることができる。
図2および図3に示した状態を保持するため、綴じ器具11の素材は、例えば板金や樹脂などすればよい。
このように、綴じ器具1は、紙束P1を綴じることができるのに加え、図2に示したように領域A1にさらに第3の綴じ穴H3を形成することができる。図2に示した第3の綴じ穴H3と第4の綴じ穴H4とは、JIS規格S6041−1982に従って開けられた穴であり、綴じ穴H3と綴じ穴H4は、ピッチ(綴じ穴H3と綴じ穴H4との距離)が80mm程度、径が6mm程度、紙束P1の縁からの距離が12±1.0mm程度である。
したがって、図4に示したように、紙束P1〜P3をそれぞれ綴じ器具1で綴じた後、綴じ穴H3,H4を通してバインダー金具B1,B2を連結することにより、さらに綴じる事ができる。
すなわち、JIS規格の事務用あなあけ器を用いて綴じ穴H1,H2の組み合わせと、綴じ穴H3,H4の組み合わせの二組の二穴を開け、綴じ器具1によるファイルと、市販の任意のファイルとで階層化して紙束を管理することが可能となる。
このように、本願発明は、既存の事務用あなあけ器を利用し、紙束の階層化した管理という新たな利便性を提供する効果を有する。また、ステープラーや任意のクリップなどを組み合わせて用いることで、さらに階層化可能であることは言うまでもない。
領域A1の幅wiは、第3の綴じ穴H3を開ける関係から、6mm以上である。事務用あなあけ器によっては、紙束P1の縁からの距離を10〜14mmなどのように所定の範囲で変更可能なものがある。そこで、綴じ穴H1,H2を縁から10mm、綴じ穴H3,H4を縁から14mmで開けた場合であっても、綴じ穴H1,H2を縁から14mm、綴じ穴H3,H4を縁から10mmで開けた場合であっても、接続部材12と干渉することのないよう領域A1の幅wiを6+4+4の14mm以上としてもよい。
続いて、綴じ器具の形状のバリエーションについて説明する。図5に示した綴じ器具2は、2つの開口部材21にそれぞれ挿通部材23を設けるとともに、2つの開口部材21の間を1本の接続部材22で接続している。接続部材22は、紙束の縁から遠い側に設けられており、2つの開口部材21の間に第3の綴じ穴を開けることが出来る。
同様に、図5に示した綴じ器具3は、2つの開口部材31にそれぞれ挿通部材33を設けるとともに、2つの開口部材31の間を1本の接続部材32で接続している。接続部材32は、紙束の縁に近い側に設けられており、2つの開口部材21の間に第3の綴じ穴を開けることが出来る。
綴じ器具2,3に示したように、第3の綴じ穴を形成するための領域は、必ずしも周囲を囲む必要は無く、第3の綴じ穴に干渉しなければ任意の形状を取ることができる。
図6に示した綴じ器具4は、2つの開口部材41にそれぞれ挿通部材43を設けるとともに、2つの開口部材41の間を2本の接続部材42で接続している。加えて、開口部材41にガイド44を設け、ガイド44にそってスライドして開口部材41の開口部を塞ぐ、もしくは開口部を狭めることのできるスライド部材45を有する。
綴じ器具4は、挿通部材43を開口部に挿通した状態で、スライド部材45をスライドさせることで、紙束を綴じた状態で固定することができる。また、スライド部材45を戻すことで簡易に取り外しが可能であり、繰り返し使用する場合に適している。
また、綴じ器具4は、挿通部材43を外側に曲げて固定する形状であるが、図7に示した綴じ器具5のように挿通部材43の双方を内側に曲げて固定する形状や、綴じ器具6のように挿通部材43の一方を外側に、他方を内側に曲げて固定する形状とすることもできる。
図8に示した綴じ器具7は、紙束の縁に相当する位置に接続部材72を設けて2つの開口部材71を接続し、接続部材72から2本の挿通部材73を延ばした形状である。加えて、接続部材72は、紙束の縁に沿うよう角度を設けている。
図9に示した綴じ器具8は、2つの開口部材81にそれぞれ挿通部材83を設けるとともに、2つの開口部材81の間を1本の接続部材82で接続している。この綴じ器具8は、開口部材81が開口部の周囲を完全には囲っていない点が既に説明した綴じ器具2と異なる特徴である。このように、開口部の周囲を完全に囲う必要は必ずしも無く、挿通部材83を相通した状態で固定できれば足りる。
以上説明したように、本発明を適用した綴じ器具1〜8は、綴じ穴に対応する開口部を接続部材で接続する際に、開口部の間にさらに綴じ穴を設けることが出来る形状を有することで、綴じ器具1〜8で綴じた紙束をさらに別のバインダーやファイルで綴じることが出来る。
なお、本実施例に試した形状はあくまで一例であり、挿通部材や接続部材の配置や形状、開口部材の形状、開口部の形状など適宜変更して実施可能である。また、本実施例では、JIS規格S6041−1982を例に説明を行なったが、任意の規格に適用することができるものであり、例えば3以上の綴じ穴を有する規格に対しても適用可能である。
本発明は、紙など綴じ穴によって綴じることが可能な対象物のファイリングに利用できる。
1〜8 綴じ器具
11_1,11_2,21,31,41,71,81 開口部材
12,22,32,42,72,82 接続部材
13_,13_2,23,33,43,73,83 挿通部材
44 ガイド
45 スライド部材
A1 領域
B1〜2 バインダー金具
H1〜4 綴じ穴
P1〜3 紙束

Claims (1)

  1. 少なくとも第1の綴じ穴と第2の綴じ穴とが設けられた対象物を綴じる綴じ器具であって、
    前記第1の綴じ穴に対応する開口部を有する第1の開口部材と、
    前記第2の綴じ穴に対応する開口部を有する第2の開口部材と、
    前記第1の開口部材と前記第2の開口部材との間に第3の綴じ穴を形成可能な領域を開けて前記第1の開口部材と前記第2の開口部材とを接続する接続部材と、
    前記第1の綴じ穴および前記第1の開口部材に挿通する第1の挿通部材と、
    前記第2の綴じ穴および前記第2の開口部材に挿通する第2の挿通部材と、
    を備えたことを特徴とする綴じ器具。
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