JP4609260B2 - 熱交換型冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外に設置される箱体構造物で、内部に温度、湿度、粉塵などが性能、寿命に影響を与える機器を収容し、その機器の発熱量が多いため年間を通じて冷却を要する箱体構造物に関し、特に熱交換型冷却装置とその加熱手段に関するものである。
従来、屋外に設置される箱体構造物の冷却装置としては、箱体構造物の外壁に熱交換型冷却装置を設置することによって、外気温度が低い時に外気と箱体構造物内の空気(以下、内気と称す)とで熱交換を行うことで内気が冷却されることから、既設のエアコンなどの冷却装置の冷房負荷が軽減し、その運転時間が減少し、省エネとなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その発熱体収納箱冷却装置について図7を参照しながら説明する。
図7に示すように箱体構造物101は、発熱体収納箱の空気を取込んで戻す内気風路105と、外気を取込み、また外気に排出する外気風路109を有し、これら両風路が独立するよう設置された仕切板110と、外気風路109の空気を搬送する送風機103Bと、内気風路105の空気を搬送する送風機103Aと、両風路の交点に配され外気と内気の顕熱を交換する熱交換素子104とを備え、発熱体収納箱のパネルに外付けする設置形態で、発熱体収納箱を冷却している。
また、外気吸込口にヒータ配置することで、寒冷地の使用でも熱交換素子に結露しないようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
以下、その構成について図8を参照しながら説明する。
図8に示すように熱交換素子120が排気Aeと吸気Asとの熱交換を行うために設けられるとともに、前記熱交素子120に屋外空気を送風する給気ファン122と屋内空気を送風する排気ファン123が設けてあり、さらに屋外側に雨水浸入防止用のフード121が設けてある。そして、吸気ファン122の風上側にヒータHを設置し、熱交換前の外気を加熱することにより、寒冷地における熱交換素子内の結露発生を防止している。
特開2001−156478号公報(図1) 特開平6−323593号公報(図1)
しかしながら、特許文献1の構成では、外気と内気の熱交換により箱体構造物を冷却するものなので、外気温度が低く、また箱体構造物内も冷えている場合には、箱体構造物内を暖めるということはできない。
箱体構造物に収容されている機器の中には、起動に際し一定以上の周囲温度が必要なものがあるため、このような機器が収容されている場合、周囲温度によっては機器が起動できないという課題がある。
このため、箱体構造物に収容されている機器が起動する際に、外気温度が機器の起動する周囲温度より低く、また箱体構造物内も冷えている場合には、一時的に箱体構造物内を加熱することが要求されている。
また、特許文献2の構成では、外気が箱体構造物内に直接入るため、箱体構造物に粉塵、水分などが侵入し、収容されている機器への悪影響が懸念される。
また、ヒータは熱交換前の外気を加熱しているため、室内空気温度が外気温度よりも低い場合は、ヒータにより暖められた外気が熱交換素子を通過する際に排気側に冷却され、効率よく室内側を加熱することができないという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、箱体構造物内に粉塵、水分などの侵入を防ぐとともに、箱体構造物内を加熱および冷却することができ、また、簡素な構造で、生産、メンテナンスが容易である熱交換型冷却装置を提供することを目的としている。
本発明の熱交換型冷却装置は、上記目的を達成するために、箱体構造物内の空気(以下、内気と称す)を取込み、また箱体構造物内に戻し循環させる内気風路と、箱体構造物外の空気(以下、外気と称す)を取込み、また箱体構造物外に排出する外気風路と、前記外気風路の空気を搬送する外気側送風機と、前記内気風路の導入部に配置し内気風路の空気を搬送する内気側送風機と、外気風路と内気風路の交点に配され外気と内気の顕熱を交換する熱交換素子と、前記内気側送風機と熱交換素子間に制御ボックスと加熱手段を備え、前記内気風路と前記外気風路が互いに独立するよう配置し、前記制御ボックスの壁面に前記加熱手段を設け、前記制御ボックスには、前記内気風路と制御ボックス内とを連通する制御ボックス吸込口と、制御ボックス内と箱体構造物内とを連通する制御ボックス吹出口とを設けたものである。
この手段により、箱体構造物内に粉塵、水分などの侵入を防ぐとともに、箱体構造物内を加熱および冷却する熱交換型冷却装置が得られる(請求項1)。
また、他の手段は、加熱手段の通風面が内気側送風機の軸と平行かつ送風方向と垂直に配置されたものである。
この手段により、放熱量が多くなり、高い加熱能力が実現でき、箱体構造物内に粉塵、水分などの侵入を防ぐとともに、箱体構造物内を加熱および冷却する熱交換型冷却装置が得られる(請求項2)。
また、他の手段は、加熱手段が、加熱能力、加熱速度などの特性が異なる複数の発熱体で構成されたものである。
この手段により、高い加熱能力を確保するとともに起動時の突入電流を低く抑えることができ、箱体構造物内に粉塵、水分などの侵入を防ぐとともに、箱体構造物内を加熱および冷却する熱交換型冷却装置が得られる(請求項3)。
また、他の手段は、複数の発熱体が同一構造の固定用部材にて設置されたものである。
この手段により、固定用部材を共用することが可能になり、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減することができる熱交換型冷却装置が得られる(請求項4)。
また、他の手段は、複数の発熱体が同一構造であるものである。
この手段により、交換用部品を1種類にすることが可能になり、部品交換時に取付け間違いが発生せず、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減することができる熱交換型冷却装置が得られる(請求項5)。
また、他の手段は、温度ヒューズが発熱体の通風面近傍に設置されたものである。
この手段により、加熱手段の周囲温度を的確に測定し、異常時には迅速に加熱手段の回路を切断することが可能な熱交換型冷却装置が得られる(請求項6)。
また、他の手段は、加熱手段にサーモラベルを貼り付けたものである。
この手段により、加熱手段の温度を温度センサなどの測定手段を備えることなく、機能していない加熱手段を特定することができる熱交換型冷却装置が得られる(請求項7)。
本発明によれば、箱体構造物内に粉塵、水分などの侵入を防ぐとともに、箱体構造物内の加熱および冷却を可能とした熱交換型冷却装置を提供できる。
また、加熱手段の放熱量を多くすることで、高い加熱能力をもつ熱交換型冷却装置を提供できる。
また、高い加熱能力を確保するとともに、起動時の突入電流を低く抑えた熱交換型冷却装置を提供できる。
また、部品を共用することで、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減した熱交換型冷却装置を提供できる。
また、部品交換時に取付け間違いが発生せず、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減した熱交換型冷却装置を提供できる。
また、発熱体の周囲温度を的確に測定し、異常時には迅速に発熱体の回路を切断する熱交換型冷却装置を提供できる。
また、機能していない加熱手段を特定する熱交換型冷却装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の熱交換型冷却装置は、箱体構造物内の空気(以下、内気と称す)を取込み、また箱体構造物内に戻し循環させる内気風路と、箱体構造物外の空気(以下、外気と称す)を取込み、また箱体構造物外に排出する外気風路と、前記外気風路の空気を搬送する外気側送風機と、前記内気風路の導入部に配置し内気風路の空気を搬送する内気側送風機と、外気風路と内気風路の交点に配され外気と内気の顕熱を交換する熱交換素子と、前記内気側送風機と熱交換素子間に制御ボックスと加熱手段を備え、前記内気風路と前記外気風路が互いに独立するよう配置し、前記制御ボックスの壁面に前記加熱手段を設け、前記制御ボックスには、前記内気風路と制御ボックス内とを連通する制御ボックス吸込口と、制御ボックス内と箱体構造物内とを連通する制御ボックス吹出口とを設けたものであり、外気温度が低く、箱体構造物内が冷えている場合には、加熱手段により箱体構造物内を加熱し、それ以外の場合は外気と内気の熱交換を用いて、箱体構造物内を冷却することにより、箱体構造物内に粉塵、水分などの侵入を防ぐとともに、箱体構造物内の加熱および冷却が可能となるという作用を有する。
また、請求項2記載の熱交換型冷却装置は、加熱手段の通風面を内気送風機の軸と平行かつ送風方向と垂直に配置したものであり、加熱手段の通風面に内気側送風機からの風が多く接するために放熱量が多くなり、高い加熱能力が実現できるという作用を有する。
また、請求項3記載の熱交換型冷却装置は、加熱手段が、加熱能力、加熱速度などの特性が異なる複数の発熱体で構成されたものであり、これにより各発熱体の起動時の突入電流発生のタイミングがずれるため、高い加熱能力を確保しつつ突入電流を低く抑えることができるという作用を有する。
また、請求項4記載の熱交換型冷却装置は、複数の発熱体は同一構造の固定用部材にて設置されたものであり、部品を共用することで、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減することができるという作用を有する。
また、請求項5記載の熱交換型冷却装置は、複数の発熱体は同一構造であり、部品交換時に取付け間違いが発生せず、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減することができるという作用を有する。
また、請求項6記載の熱交換型冷却装置は、温度ヒューズが発熱体の通風面近傍に設置されたものであり、加熱手段の周囲温度を的確に測定し、異常時には迅速に加熱手段の回路を切断することが可能になるという作用を有する。
また、請求項7記載の熱交換型冷却装置は、加熱手段にサーモラベルを貼り付けたものであり、加熱手段の温度を温度センサなどの測定手段を備えることなく、機能していない加熱手段を特定することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における熱交換型冷却装置の設置図であり、図2は本発明の実施の形態1における熱交換型冷却装置の構成図を示したものである。
なお、熱交換型冷却装置Aは箱体構造物Bに複数設置してもかまわない。各図は水平方向に熱交換型冷却装置Aを2台設置した状態を示している。
図1では、熱交換型冷却装置Aの取り付けは、箱体構造物Bの扉Dに内蔵される構造となっているが、箱体構造物Bの扉Dまたは壁面に外付けまたは内付けでもかまわない。
また、箱体構造物B内部には、機器Cが収容されている。
箱体構造物B内の空気(以下、これを内気と称する)は内気吸込口1より内気側送風機2に取り込まれたのち、熱交換素子3を通過して、内気吹出口4より再び箱体構造物B内へ戻る内気風路5を形成している。また、内気吸込口1と熱交換素子3の間の内気風路5に接するように制御ボックス11が配置されている。制御ボックス11の側面にはヒータなどの加熱手段10が配置されている。これにより内気風路5は内気側送風機2に取り込まれたのちに加熱手段10を通過して熱交換素子3に導入される。また、内気吸込口1より内気側送風機2に取り込まれた内気の一部は加熱手段10を通過したのち、制御ボックス11の側面に設けられた制御ボックス吸込口12より制御ボックス11内に導入され、制御ボックス11の前面に設けられた制御ボックス吹出口13より箱体構造物B内へ戻る制御ボックス風路14を形成している。
一方、箱体構造物B外の空気(以下、これを外気と称する)は、内気吸込口1の反対側にもうけられた外気吸込口6より外気側送風機9に取り込まれたのち、熱交換素子3を通過して、外気吹出口7より再び外気へ排出する外気風路8を形成している。
このように内気風路5および制御ボックス風路14と外気風路8が独立するよう設置され、また外気風路8と内気風路5の交点には外気と内気の顕熱を交換する熱交換素子3が配置されている。
また、制御ボックス11の下部には内気温度センサー15が設けられており、仕切板17の側面には外気温度センサー16が設けられている。
なお、内気側送風機2および外気側送風機9に変速機能を設けて、内気温度センサー15の温度が設定値を上回ったときに回転数を上げて、箱体構造物B内部温度の変動に対応できる構成にしてもよい。
上記構成により、熱交換型冷却装置Aは、外気温度センサー16が内気温度センサー15より低い温度を検知した時に外気を取り入れ、箱体構造物B内部の暖かい空気との間で熱交換素子3にて熱交換をおこない、暖かくなった外気は排気し、冷却された空気を箱体構造物B内に給気して冷却する。
また、外気温度センサー16の検知温度が低く、また内気温度センサー15の検知温度も低い時に、箱体構造物Bに収容されている機器Cが起動する際には、内気側送風機2と、加熱手段10により箱体構造物B内を加熱する。
また、外気風路8及び制御ボックス風路14と、内気風路5が独立していることから、外気と内気の空気は混合しないため、外気に含まれる水分、粉塵が箱体構造物Bの内部に混入することがなく、箱体構造物B内部の機器Cへの水分、粉塵による悪影響も発生しない。
なお加熱手段10として、正温度係数発熱体、面状発熱体、間接抵抗発熱体などを使用する。
加熱手段10に正温度係数発熱体を使用した場合には、自己温度制御機能を有しているため、内気側送風機2が故障により停止し、加熱手段10のみ運転している場合でも一定の温度以上にならず安全である。また、正温度係数発熱体は通電を開始してから短時間で所定温度まで上昇する特性もあり、昇温の早い加熱を実現することができる。これにより機器Cの周囲温度を安全かつ迅速に暖かくすることができ、機器Cが起動可能となる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における加熱手段の左上斜面概略配置図であり、図4は本発明の実施の形態2における加熱手段と送風機の正面概略配置図を示したものである。図3、4において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
実施の形態1における加熱手段10を上下に2分割し、上部発熱体21と下部発熱体22とする。上部発熱体21と下部発熱体22の通風面20を内気側送風機2の回転軸23と平行かつ送風方向24と垂直に配置する。
上記構成により、通風面20を通過する内気側送風機2からの風の速度が最も大きくなる。加熱手段は通風面20を通過する風速が大きいほど放熱量すなわち加熱能力が大きくなる特性があるため、大きな加熱能力を得ることができる。
なお、本形態では加熱手段10を分割設置したが、分割しなくてもかまわない。さらに、上部発熱体21と下部発熱体22を、特性の異なる2種類の発熱体とした場合は、突入電流のピーク値に至るまでの時間が異なるため、高い加熱能力を確保しつつ起動時の突入電流を低く抑えることが可能となる。具体的にはAC275V印加時に、上部発熱体21を加熱能力460W、キュリー温度220℃の正温度係数発熱体とし、下部発熱体22を加熱能力515W、キュリー温度245℃の正温度係数発熱体とした場合、起動時の突入電流は12Aとなった(周囲温度10℃時)。上部発熱体21と下部発熱体22を加熱能力500W、キュリー温度220℃で同一とした場合は起動時の突入電流が16Aであったため、加熱能力は同等で突入電流は25%低減を実現できた。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3における加熱手段の構造図を示したものである。図5において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
発熱体26は同一構造である2つの絶縁保持部材27により両端を保持されており、絶縁保持部材27は固定金具28に取付ける構造となっている。絶縁保持部材27には2箇所開口を設けており、発熱体26の電源印加用端子を通すことができるようになっている。
なお、絶縁保持部材27の材質は通常セラミック系焼成品を用いるが、耐熱樹脂成形品を用いてもよい。
上記構造により、上部発熱体21と下部発熱体22の絶縁保持部材27および固定金具28は共用化することができ、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減することができる。
(実施の形態4)
図5を参照しながら説明する。
コネクター32から配線接続子31により分岐し、特性の異なる上部発熱体21と下部発熱体22の電源印加用配線30を並列に接続して加熱手段10として形成したものである。
上記構成により、上部発熱体21と下部発熱体22は同一の部品とすることができるので交換用部品を1種類にすることが可能になり、部品交換時に取付け間違いが発生せず、製造時の管理や交換用部品の在庫を軽減することができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5における加熱手段の構造図を示したものである。図6において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
電源印加用配線30に温度ヒューズ33を挿入し、配線固定部材34を用いて固定金具28に取付けたものである。このとき温度ヒューズ33の位置は、発熱体26の水平方向の中央かつ発熱体26の端部より7mm程度離し、通風路35にかからないように取付ける。
上記構成により、発熱体26の周囲温度を的確に測定し、異常時には迅速に加熱手段の回路を切断することが可能となる。
(実施の形態6)
図6を参照しながら説明する。
加熱手段にサーモラベル36を貼り付けたものである。
上記構成により、従来は加熱手段の故障を検出するには、発熱体26の温度を測定して発熱していない発熱体26を特定する必要があったが、発熱体26の温度を測定することなく、機能していない発熱体26を特定することができる。
また、熱交換式冷却装置を停止してから発熱体26の表面が安全な温度になるまで状況によっては数時間かかる場合があったが、サーモラベル36により手で触れても安全かどうかが目で見て判断することができる。
本発明は、携帯電話基地局のように屋外に設置される箱体構造物で、内部に精密機器を有し、精密機器の動作可能雰囲気温度を維持するために、箱体構造物内部に対し、冷却および加熱を適宜行うことを要するものに対する冷却/加熱装置に利用できる。
本発明の実施の形態1における熱交換型冷却装置の設置図 同熱交換型冷却装置の構成図 本発明の実施の形態2における加熱手段の左上斜面概略配置図 同加熱手段と送風機の正面概略配置図 本発明の実施の形態3、4における加熱手段の構造図 本発明の実施の形態5、6における加熱手段の構造図 従来の発熱体収容箱冷却装置構成図 同熱交換型換気扇構成図
符号の説明
A 熱交換型冷却装置
B 箱体構造物
2 内気側送風機
3 熱交換素子
5 内気風路
8 外気風路
9 外気側送風機
10 加熱手段
20 通風面
23 回転軸
24 送風方向
26 発熱体
33 温度ヒューズ
36 サーモラベル

Claims (7)

  1. 箱体構造物内の空気(以下、内気と称す)を取込み、また箱体構造物内に戻し循環させる内気風路と、
    箱体構造物外の空気(以下、外気と称す)を取込み、また箱体構造物外に排出する外気風路と、
    前記外気風路の空気を搬送する外気側送風機と、
    前記内気風路の導入部に配置し内気風路の空気を搬送する内気側送風機と、
    外気風路と内気風路の交点に配され外気と内気の顕熱を交換する熱交換素子と、
    前記内気側送風機と熱交換素子間に制御ボックスと加熱手段を備え
    前記内気風路と前記外気風路が互いに独立するよう配置し、
    前記制御ボックスの壁面に前記加熱手段を設け、
    前記制御ボックスには、前記内気風路と制御ボックス内とを連通する制御ボックス吸込口と、制御ボックス内と箱体構造物内とを連通する制御ボックス吹出口とを設けた熱交換型冷却装置。
  2. 加熱手段の通風面が内気側送風機の回転軸と平行かつ送風方向と垂直に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換型冷却装置。
  3. 加熱手段が加熱能力、加熱速度など特性が異なる複数の発熱体で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換型冷却装置。
  4. 加熱手段を構成する複数の発熱体が同一構造の固定用部材にて設置されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換型冷却装置。
  5. 加熱手段を構成する複数の発熱体が同一構造であることを特徴とする請求項2に記載の熱交換型冷却装置。
  6. 温度ヒューズが発熱体の通風面近傍に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換型冷却装置。
  7. 加熱手段にサーモラベルを貼り付けたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換型冷却装置。
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