JP4608346B2 - 固体レーザ装置およびレーザ装置システム - Google Patents

固体レーザ装置およびレーザ装置システム Download PDF

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Description

この発明は固体レーザ装置およびレーザ装置システムに関する。
近来、「レーザプリンタやレーザスキャンディスプレイ、プロジェクタ等の光源」として固体レーザの使用が意図され、固体レーザ装置の小型化の要請に沿うものとして「半導体レーザ励起型の高出力の固体レーザ装置」が開発されつつある。
固体レーザ装置で放熱効果に優れたものとして、レーザ材料を薄型化し、レーザ材料の側面側から半導体レーザによるレーザ光を入射させ励起し、レーザ材料に近接して設けた共振器によりレーザ光を発する構成のものが知られている(特許文献1、2)。励起光の光源としての半導体レーザは発光性能に限界があるため、複数の半導体レーザからのレーザ光束を異なる方向から入射させて必要な光量を得る場合が多い。
レーザ材料から得られたレーザ出力をさらに波長変換素子を通して波長変換することにより、所望の波長のレーザ光を得ることができる。波長変換素子は「屈折率による位相整合を行うもの」が一般的であるが、このような波長変換素子では温度変化により屈折率が敏感に変動しやすく、屈折率が変動すると、波長変換された出力光の出力状態が不安定なものとなる。
固体レーザ装置のコンパクト化のためには、レーザ材料や半導体レーザ、波長変換素子等をコンパクトにレイアウトする必要があるが、レーザ材料や半導体レーザは動作に伴い発熱するため、これらで発生する熱の影響が波長変換素子に及び易いという問題がある。特に、励起光用の光源として、半導体レーザを複数個用いる場合や半導体レーザアレイを用いる場合には、これら光源で発生する熱量も大きくなる。
レーザ光源や半導体レーザで発生する熱の波長変換素子への影響を軽減させる方法として、発熱源である半導体レーザやレーザ材料を強制冷却することが考えられるが、波長変換素子を発熱源となる半導体レーザやレーザ材料と同一の基板上に装荷すると、波長変換素子の温度制御が困難になる。
特許第3503588 USP5553088
この発明は、上述した事情に鑑み、半導体レーザやレーザ材料で発生する熱が波長変換素子に及び難くし、波長変換された出力光の出力状態を安定化することを課題とする。
この発明の固体レーザ装置は「レーザ材料の側面方向から半導体レーザ光を入射して励起し、光共振器によりレーザ出力を得、得られるレーザ出力を波長変換素子により波長変換する半導体レーザ励起型の固体レーザ装置」であって、以下の如き特徴を有する(請求項1)。
即ち、波長変換素子が「屈折率による位相整合を行うもの」であり、基本波レーザ部と波長変換素子とが熱的に分離され、これらが別個に温度制御されるように構成される。
「レーザ材料」は、固体レーザ装置に関連して広く知られたように、GdVO等の結晶やYAG等のセラミックス材料に添加物をドープさせたものであり、具体的には、例えば、Nd:GdVO(ネオジウム:ガドニウム・酸化バナジウム)、Nd:YAG(ネオジウム:イットリウム・アルミニウム・ガーネット)、Nd:YVO(ネオジウム:イットリウム・酸化バナジウム)、Yb:YAG(イッテルビウム:イットリウム・アルミニウム・ガーネット)等を好適に用いることができる。上記においてNdやYbは添加物であり、YAG等にドープされ、励起光を吸収して励起され発光する。このように発光する光が光共振器により共振してレーザ光を発生させる。このようにしてレーザ材料から出力されるレーザ出力を「基本波レーザ光」と呼ぶ。
「光共振器」は、レーザ材料の対向する面に直接「反射膜として形成」するようにしてもよいし、少なくとも一方の反射面をレーザ材料とは別体に配置するようにしても良い。
上の説明において「レーザ材料の側面方向から半導体レーザ光を入射して励起」するとは、半導体レーザからの励起光を「光共振器による発光光軸(基本波レーザ光が放射される方向)に対して垂直あるいは垂直に近い角度方向」からレーザ材料に入射させることを意味する。
「波長変換素子」は屈折率により位相整合を行うものであり、具体的には「周期分極反転型MgO:LiNbO(酸化マグネシウム:ニオブ酸リチウム)」を好適に用いることができるほか、周期分極反転型MgO:LiTaO(酸化マグネシウム:リチウム・酸化タンタル)や、KTP(KTiOPO),KN(KNbO)などを用いることができる。
「基本波レーザ部」は、波長変換素子により波長変換されるべきレーザ光を発生させるための構造部分である。
請求項1記載の固体レーザ装置における波長変換素子は「基本波レーザ部を覆うカバー部」に固定され、カバー部と「基本波レーザ部を含むベース基板」との間に断熱部材を介在させることにより、基本はレーザ部とカバー部との間が、熱的に分離されている。
このようにして、基本波レーザ部からの熱がカバー部を通じて熱伝導により波長変換素子に影響するのを有効に防止することができる。
この請求項1記載の固体レーザ装置において、波長変換素子とカバー部の間に温度調整素子を介在させることができ(請求項2)、このようにすると、温度調整素子により波長変換素子の温度を所望の温度に調整することができる。
請求項1または2記載の固体レーザ装置は「基本波レーザ部から波長変換素子へ向かうレーザ光を集光する集光素子」を有することができる(請求項3)。この場合、集光素子は、基本波レーザ部側に設けることもできるし(請求項4)、カバー部側に設けることもできる(請求項5)。集光素子を用いて、基本波レーザ部から波長変換素子へ向かうレーザ光(基本波レーザ光)を集光することにより、基本波レーザ部からのレーザ光を実質的に100%波長変換素子に取り込むことが可能となり光利用効率を上げることができる。
請求項1〜5の任意の1に記載の固体レーザ装置は「基本波レーザ部から波長変換部へ向かうレーザ光の光路を屈曲させる光路屈曲素子」を有することができる(請求項6)。光路屈曲素子を用いることにより、固体レーザ装置内における基本波レーザ部に対する波長変換素子の配置レイアウトの自由度が増える。特に、波長変換素子の長手方向を、基本波レーザ部の基板に平行な方向に設定することができ、固体レーザ装置を薄型化できる。
また、請求項6記載の固体レーザ素子における光路屈曲素子は「集光機能を有し、基本波レーザ部から波長変換素子に向かうレーザ光を集光する集光素子」を兼ねることができる(請求項7)。
請求項3〜7の任意の1に記載の固体レーザ装置は、基本波レーザ部から波長変換素子へ向かうレーザ光を集光する集光素子を有する場合、この集光素子が「集光機能を調整可能」であるように構成できる(請求項8)。
請求項6または7または8記載の固体レーザ装置における光路屈曲素子は「カバー側に設ける」ことができ(請求項9)、この場合、光路屈曲素子が「温度により調整可能な集光機能を有し、カバー部との間に温度調整素子を介設される」ことができる(請求項10)。
請求項1〜10の任意の1に記載の固体レーザ装置は「光共振器がレーザ材料の対向する面に形成された反射膜で構成されるマイクロチップレーザ構成」として構成できる(請求項11)。
この発明のレーザ装置システムは、上記請求項1〜11の任意の1に記載の固体レーザ装置を使用したレーザ装置システムである(請求項12)。
若干補足すると、上記「集光素子」としてはマイクロレンズ等の光学レンズを用いることができるほか、凹面鏡、さらには屈折率分布型レンズ、液晶レンズ等、集光機能を持つの公知の適宜の光学素子を用いることができる。
また「集光機能を調整可能な集光素子」は、マイクロレンズ等の光学レンズを光軸方向へ移動可能とすることにより実現することもできるし、「レンズパワーを調整可能な液晶レンズ」により実現することもでき、さらには「凹面鏡の鏡面の曲率を熱や機械力の作用で変化させる」ようにしたもの等として実現することができる。
「光路屈曲素子」としては、ミラーやプリズムを用いることができる。「集光素子を兼ねた光路屈曲素子」としては、上記凹面鏡や「プリズムの入射面や射出面等にレンズ面を形成したもの」、「反射面に液晶レンズを張り合わせたもの」等を用いることができる。
また、基本波レーザ部の温度制御は基本的には「冷却」でよい。
上記の如く、この発明の固体レーザ装置では、波長変換素子が「屈折率による位相整合を行うもの」であるため温度変化に敏感であるが、基本波レーザ部と波長変換素子とを熱的に分離し、これらを別個に温度制御するので、基本波レーザ部で発生する熱が波長変換素子に影響するのを有効に軽減もしくは防止することができ、波長変換された出力光を安定した状態で得ることが可能になる。
以下、発明の実施の形態を実施例として説明する。
図1は実施例1を説明するための図である。
図1(a)は基本波レーザ部の平面図、図1(b)は固体レーザ装置の側断面の端面を表している。
図1(b)に示すように、符号14で示すベース基板上に、半導体レーザ1A、1B、励起光集光用レンズ2A、2B、レーザ材料6が設けられている。基板ベース14の上面にはサブマウント8A、8B、9が設けられ、半導体レーザ1Aはサブマウント8A上、半導体レーザ1Bはサブマウント1B上に設けられ、レーザ材料6はサブマウント9上に設けられている。
光共振器は、レーザ材料6の対向する2面、即ち、図1(b)において上下方向における2面に「反射膜」として蒸着等により形成されている。即ち、このように反射膜を「光共振器」として形成されたレーザ材料6は「マイクロチップレーザ構成」である。ベース基板14と、この上に設けられた半導体レーザ1A、1B、励起光集光用レンズ2A、2B、光共振器を一体に形成されたレーザ材料6、サブマウント8A、8B、9は「基本波レーザ部」を構成している。
また、ベース基板14の下面側には冷却手段100が設けられ、基本波レーザ部を強制冷却するようになっている。冷却手段100は、実施例1では「内部に冷却水を通じて冷却を行う水冷式のもの」であるが、空冷式のものとしても良く、他にヒートパイプ方式や電子冷却方式(ペルチエ方式)を用いることもできる。
図1(b)に示すように、基本波レーザ部の上部は、カバー部16により覆われており、基本波レーザ部のベース基板14とカバー部16との間に断熱部材15が介設されることにより、基本波レーザ部とカバー部16とが「熱的に分離」されている。
カバー部16の中央部に波長変換素子3が、レーザ材料6の上部に位置するように保持されている。カバー部16にはまた「温度調整素子」としてペルチエ素子110が設けられ、カバー部16を通じて波長変換素子3の温度を所望の温度に保つようになっている。
具体的に説明すると、励起光を放射する半導体レーザ1A、1Bは発光波長:808nmのものであり、レーザ材料6は、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)にNd(ニオジウム)をドープさせたものである。光共振器を構成する反射膜のうち、サブマウント9に接する側の反射膜は反射率:99%に設定され、反対側の反射膜は反射率:97%(即ち、透過率:3%)に設定されている。
このような構成において、半導体レーザ1A、1Bからレーザ光を放射させると、放射されたレーザ光は励起光として、励起光集光用レンズ2A、2Bの作用により集光されつつレーザ材料6の左右の側面からレーザ材料6内に照射され、レーザ材料6の略中央部に集光され励起された光が光共振器で共振されて誘導放出を生じ、波長:1064nmの基本波レーザ光を得ることができる。なお、添加物のNdは励起光が集光する「レーザ材料6の中央部」に高密度でドープされている。
波長変換素子3は、周期分極反転型MgO:LiNbO(酸化マグネシウム:ニオブ酸リチウム)を素材とするもので、「屈折率による位相整合」により上記波長:1064nmの基本波レーザ光を、その1/2波長:532nmのレーザ光に波長変換して出力させる。
上記の如く、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、断熱部材15により「波長変換素子3を保持するカバー部16」と熱的に分離され、カバー部16に温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部16を通じて波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
図2は実施例2を説明するための図である。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるものについては図1におけると同一の符号を付した。
実施例2が実施例1と異なる点は、カバー部16Aと、このカバー部16Aが保持する波長変換素子3との間に温度調整素子13が介設され、この温度調整素子13により波長変換素子3の温度を直接に調整するようにした点である。他の部分は、実施例1と同じである。
温度調整素子13はペルチエ素子であり、波長変換素子3の温度を所望の温度に維持する。実施例1の場合と比較すると、温度調整素子13が波長変換素子3の温度を直接的に調整するので、実施例1の場合に比して波長変換素子3の温度を「より高精度」に調整することができる。
図3は実施例3を説明するための図である。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるものについては図1におけると同一の符号を付した。
実施例1と異なる点は、カバー部16Bの「波長変換素子3を保持する部分」が、若干長く「レーザ材料6側へ延長」され、延長された部分に「集光素子」として集光レンズ5が保持されている点である。他の部分は実施例1のものと同様である。
集光レンズ5は、レーザ材料6の上部において、レーザ材料6と波長変換素子3との間に保持され、レーザ材料6からの基本波レーザ光を「波長変換素子3の長さ方向の中央部付近にビームウエストが形成されるように集光」させて波長変換素子3に入射させる。このようにして波長変換素子3に入射したレーザ光は、所望の波長(532nm)に波長変換され外部に射出する。
ベース基板14とカバー部16Bが断熱部材15により熱的に分離されているので、基本波レーザ部の熱がカバー部16Bを伝わって波長変換素子3に及び難い。また、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、カバー部16Bに温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部16Bを通じて波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
さらに、集光レンズ5によりレーザ材料6からのレーザ光を略100%、波長変換素子3に取り込むことが可能となって光利用効率が上がる。集光レンズ5を「波長変換素子3が固定されているのと同じカバー部16Bに固定」しているので、集光レンズ5と波長変換素子3の光軸を合わせ易く、カバー部16Bという同一の保持手段で近接して設置できるので、カバー部16Bの熱膨張による位置ずれなどがなく、波長変換されたレーザ光を安定して出力できる。
実施例3の変形例として、カバー部16Bに代えて、図2に示す実施例2のカバー部16Aを用い、カバー部16Aと、このカバー部16Aが保持する波長変換素子3との間に温度調整素子13を介設し、温度調整素子13により波長変換素子3の温度を直接に調整するようにしてもよい。
図4は実施例4を説明するための図である。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるものについては図1におけると同一の符号を付した。
実施例4でも、実施例3と同様に、レーザ材料6からのレーザ光を光変調素子3に向かって集光させるための集光素子として集光レンズ5を有するが、実施例4では、集光レンズ5はベース基板14上に形成されたレンズホルダ12に固定的に保持されている。従って実施例4においては、レンズホルダ12と集光レンズ5とは、基本波レーザ部の一部をなすことになる。カバー部16の側の構成は実施例1における構成と同様である。
集光レンズ5はレンズホルダ12により、レーザ材料6と波長変換素子3との間に保持され、レーザ材料6からの基本波レーザ光を「波長変換素子3の長手方向の中央部付近」にビームウエストが形成されるように集光させて波長変換素子3に入射させる。このようにして波長変換素子3に入射したレーザ光は、所望の波長(532nm)に波長変換され外部に射出する。
ベース基板14とカバー部16が断熱部材15により熱的に分離されているので、基本波レーザ部の熱がカバー部16を伝わって波長変換素子3に及び難い。また、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、カバー部16に温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部16を通じて波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
また、集光レンズ5によりレーザ材料6からのレーザ光を略100%、波長変換素子3に取り込むことが可能となって光利用効率が上がる。
実施例4の変形例として、カバー部16に代えて、図2に示す実施例2のカバー部16Aを用い、カバー部16Aと、このカバー部16Aが保持する波長変換素子3との間に温度調整素子13を介設し、温度調整素子13により波長変換素子3の温度を直接に調整するようにしてもよい。
また、集光レンズ5を固定的に保持するレンズホルダ12を「集光レンズ5の光軸方向へ移動可能」とすることもでき、例えば、周知のオートフォーカス制御等により、温度条件や熱条件の変化に応じて集光レンズ5の位置を調整し、レーザ材料6からのレーザ光が常に、波長変換素子3の長手方向に中央部に集光されるようにしてもよい。
図5は実施例5とその変形例を説明するための図である。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるものについては、図1〜図4におけると同じ符号を適宜付している。
図5(a)は、実施例5を説明するための図である。
実施例5において、基本波レーザ部の構成は実施例1〜3におけるものと同様である。
カバー部16Cは、図の如く、図の左半分側が厚肉、右半分側が薄肉に形成され、厚肉部と薄肉部との境界部が斜面に形成され、この斜面に「光路屈曲素子」として設けられた平面ミラー7が、レーザ材料6からの基本波レーザ光の光路上に位置して、同光路を90度屈曲させ、反射レーザ光を図の右方へ進行させるようになっている。屈曲された光路は、カバー部16Cの薄肉部に設けられた波長変換素子3を通り、カバー部16Cの側面に開けられた射出窓4を貫いている。
レーザ材料6からの基本波レーザ光は平面ミラー7により反射された後、波長変換素子3に入射し、所望の波長(532nm)に波長変換されて射出窓4を通過して外部へ射出する。
ベース基板14とカバー部16Cが断熱部材15により熱的に分離されているので、基本波レーザ部の熱がカバー部16Cを伝わって波長変換素子3に及び難い。また、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、カバー部16Cに温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部16を通じて波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
また、光路屈曲素子として平面ミラー7を配置したことにより、波長変換素子3を横置きにでき、固体レーザ装置の(図5(a)における上下方向の)高さを低くできるので固体レーザ装置を小型化できる。
図5(b)〜(d)は、図5(a)の実施例5の変形例を示す図である。
図5(b)に示す例では、カバー部16Dと波長変換素子3との間に「温度調整素子」としてペルチエ素子13Aが介設され、この温度調整素子13Aにより波長変換素子3の温度が直接に調整される。実施例5の場合と比較すると、温度調整素子13Aが波長変換素子3の温度を直接的に調整するので、実施例5の場合に比して波長変換素子3の温度を「より高精度」に調整することができる。
図5(c)に示す例は、実施例5のカバー部16Cに保持された平面ミラー7と波長変換素子3との間に、集光素子として集光レンズ5を配置し、カバー部16Cにより保持させた例である。集光レンズ5を設けたことにより、レーザ材料6からのレーザ光を略100%、波長変換素子3に取り込むことが可能となって光利用効率が上がる。
図5(d)に示す例は、図5(a)に示す実施例5におけるカバー部16Cと、図4に示した実施例4における基本波レーザ部を組み合わせた例であり、集光レンズ5はベース基板14上に形成されたレンズホルダ12に固定的に保持されている。実施例4に即して説明したように、集光レンズ5を固定的に保持するレンズホルダ12を「集光レンズ5の光軸方向へ移動可能」とし、オートフォーカス制御等により、温度条件や熱条件の変化に応じて集光レンズ5の位置を調整し、レーザ材料6からのレーザ光が常に、波長変換素子3の長手方向に中央部に集光されるようにしてもよい。
図5(d)におけるカバー部16Cに代えて、図5(b)に示すカバー部16Dや、図5(c)に示すカバー部16Cに集光レンズ5を保持させたものを組み合わせることもできることは勿論である。
図5(a)〜(d)に示した各例とも、ベース基板14とカバー部が断熱部材15により熱的に分離されているので、基本波レーザ部の熱がカバー部を伝わって波長変換素子3に及び難い。また、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、カバー部に温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部を通じて、あるいは直接的に波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
図6は実施例6を説明するための図である。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるものについては、図1〜図5におけると同じ符号を適宜付している。
実施例6における基本波レーザ部は実施例1〜3におけるものと同様である。
カバー部16Eは、図の如く、図の左半分側が厚肉、右半分側が薄肉に形成され、厚肉部と薄肉部との境界部に「集光素子を兼ねた光路屈曲素子」として設けられた凹面鏡10が、レーザ材料6からのレーザ光の光路上に位置して、同光路を90度屈曲させ、反射レーザ光を図の右方へ進行させるようになっている。屈曲された光路は、カバー部16Cの薄肉部に設けられた波長変換素子3をとおり、カバー部16Cの側面に開けられた射出窓4を貫いている。
レーザ材料6からの基本波レーザ光は凹面鏡10により反射された後、凹面鏡10の集光作用により集束しつつ波長変換素子3に入射し、波長変換素子3の長手方向の中央部に集光し、所望の波長(532nm)に波長変換され射出窓4を通過して外部へ射出する。
ベース基板14とカバー部16Eが断熱部材15により熱的に分離されているので、基本波レーザ部の熱がカバー部16Eを伝わって波長変換素子3に及び難い。また、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、カバー部16Eに温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部16Eを通じて波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
また、光路屈曲素子として凹面鏡10を配置したことにより、レーザ材料6からのレーザ光を略100%、波長変換素子3に取り込むことができ光利用効率が上がるとともに、波長変換素子3を横置きにでき、固体レーザ装置の(図6における上下方向の)高さを低くできるので固体レーザ装置を小型化できる。なお、波長変換素子3は、図5(b)に示す例のように、ペルチエ素子13Aを用いて直接的に温度調整を行うようにすることもできる。
図7は実施例7を説明するための図である。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われるものについては図6におけると同一の符号を付した。
実施例6と異なる点は、凹面鏡18が、温度調整素子であるペルチエ素子13Bを介してカバー部16Eによって固定されている点である。凹面鏡18は「熱によって曲率を変化させることのできる凹面鏡」である。従って、ペルチエ素子13Bにより凹面鏡18の温度を変化させることにより、凹面鏡18の集光作用を調整できる。
レーザ材料6からのレーザ光は凹面鏡18によって方向を曲げられ、且つ、波長変換素子3の長手方向の中央付近にビームウエストが来るように「温度調整素子13Bにより温度制御された集光作用」により集光されて波長変換素子3に入射し、波長変換されて射出窓4を通過し外部に射出する。
ベース基板14とカバー部16Eが断熱部材15により熱的に分離されているので、基本波レーザ部の熱がカバー部16Eを伝わって波長変換素子3に及び難い。また、基本波レーザ部のベース基板14は冷却手段100により冷却制御されるとともに、カバー部16Eに温度調整素子として設けられたペルチエ素子110により、カバー部16Eを通じて波長変換素子3の温度が所望の温度に保たれるので、波長変換素子3の温度を安定化でき、波長変換された波長:532nmのレーザ光を安定して出力させることができる。
また、光路屈曲素子として凹面鏡18を配置したことにより、レーザ材料6からの基本波レーザ光を略100%、波長変換素子3に取り込むことができ光利用効率が上がるとともに、波長変換素子3を横置きにでき、固体レーザ装置の(図6における上下方向の)高さを低くできるので固体レーザ装置を小型化できる。なお、波長変換素子3は図5(b)に示す例のように、ペルチエ素子13Aを用いて直接的に温度調整を行うようにすることもできる。また、温度条件や熱条件の変化に応じて凹面鏡18の集光作用を調整し、レーザ材料6からのレーザ光が常に、波長変換素子3の長手方向に中央部に集光されるようにすることができる。
上に説明した実施例1〜7および各変形例は、レーザ材料6の側面方向から半導体レーザ光を入射して励起し、光共振器によりレーザ出力(基本波レーザ光)を得、得られるレーザ出力を波長変換素子3により波長変換する半導体レーザ励起型の固体レーザ装置において、波長変換素子3が屈折率による位相整合を行うものであり、基本波レーザ部と波長変換素子とを熱的に分離し、これらを別個に温度制御するように構成した固体レーザ装置であり、波長変換素子3が、基本波レーザ部を覆うカバー部16等に固定され、図5(b)の例では、波長変換素子3とカバー部の間に温度調整素子13、13Aが介在され、図5(c)の例では、基本波レーザ部から波長変換素子3へ向かうレーザ光を集光する集光素子5、10、18を有する
また、図5(d)の例では、集光素子5が基本波レーザ部側に設けられ、図5(c)の例では、集光素子5、10、18が、カバー部側に設けられているさらに図5(b)〜(d)の例では、基本波レーザ部から波長変換部3へ向かうレーザ光の光路を屈曲させる光路屈曲素子7、10、18を有し、実施例6、7では、光路屈曲素子10、18が集光機能を有し、基本波レーザ部から波長変換素子に向かうレーザ光を集光する集光素子を兼ね、実施例7では、基本波レーザ部から波長変換素子へ向かうレーザ光を集光する集光素子18が集光機能を調整可能であり、実施例5およびその変形例、実施例6、7では、光路屈曲素子7、10,18がカバー側に設けられ、実施例7における光路屈曲素子18は、温度により調整可能な集光機能を有し、カバー部との間に温度調整素子13Bを介設されている。また、上に説明した各実施例、変形例とも、光共振器がレーザ材料6の対向する面に形成された反射膜で構成される
図8は、この発明のレーザ装置システムの概念を説明するための図である。基本波レーザ部81は上に各実施例に即して説明したとおりであり、温度センサ84により温度検出され、その検出結果に基づき、温度コントローラ(マイクロコンピュータ等で構成される)88による制御で冷却手段86により冷却される。冷却手段86は上の各実施例において冷却手段100として説明したものに相当する。

LDドライバ83は、基本波レーザ部81における励起光用の半導体レーザを駆動する手段である。また、波長変換素子82は、上の各実施例において波長変換素子3として説明したものに相当し、温度センサ85により温度検出され、その結果に基づき、温度コントローラ88の制御を受ける温度制御手段87(上の各例で、ペルチエ素子110、13、13A、13Bがこれに相当する。)により温度調整される。
若干付言すると、レーザ材料を励起する半導体レーザは2個用いる例を説明したが、例起用の半導体レーザは1個でもよいし、3個以上であってもよく、さらに半導体レーザアレイによるレーザ光で励起するようにしても良い。
実施例7で説明した曲率可変の凹面鏡18は「熱によって曲率を変える」ものであるが、これに限らず、例えば「バイモルフ形式の圧電素子に凹面鏡を設け、電気的に曲率変化させる」方式のものを用いても良い。上の各実施例において説明した種々の要素は、互いに組み合わせても良い。
実施例1を説明するための図である。 実施例2を説明するための図である。 実施例3を説明するための図である。 実施例4を説明するための図である。 実施例5とその変形例を説明するための図である。 実施例6を説明するための図である。 実施例7を説明するための図である。 レーザ装置システムを説明するための図である。
符号の説明
1A、1B 半導体レーザ
2A、2B 励起光集光用レンズ
3 波長変換素子
6 レーザ材料
100 冷却手段
110 ペルチエ素子

Claims (12)

  1. レーザ材料の側面方向から半導体レーザ光を入射して励起し、光共振器によりレーザ出力を得、得られるレーザ出力を波長変換素子により波長変換する半導体レーザ励起型の固体レーザ装置であって、波長変換素子が屈折率による位相整合を行うものであり、基本波レーザ部と波長変換素子とを熱的に分離し、これらを別個に温度制御するように構成した固体レーザ装置において、
    波長変換素子が、基本波レーザ部を覆うカバー部に固定されており、
    上記基本波レーザ部を含むベース基板と上記カバー部との間に断熱部材を介設されることにより、上記基本波レーザ部と上記カバー部とが熱的に分離されていることを特徴とする固定レーザ装置。
  2. 請求項1記載の固体レーザ装置において、
    波長変換素子とカバー部の間に温度調整素子を介在させたことを特徴とする固体レーザ装置
  3. 請求項1または2記載の固体レーザ装置において、
    基本波レーザ部から波長変換素子へ向かうレーザ光を集光する集光素子を有することを特徴とする固体レーザ装置
  4. 請求項3記載の固体レーザ装置において、
    集光素子が、基本波レーザ部側に設けられたことを特徴とする固体レーザ装置。
  5. 請求項3記載の固体レーザ装置において、
    集光素子が、カバー部側に設けられたことを特徴とする固体レーザ装置
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載の固体レーザ装置において、
    基本波レーザ部から波長変換部へ向かうレーザ光の光路を屈曲させる光路屈曲素子を有することを特徴とする固体レーザ装置
  7. 請求項6記載の固体レーザ素子において、
    光路屈曲素子が集光機能を有し、基本波レーザ部から波長変換素子に向かうレーザ光を集光する集光素子を兼ねていることを特徴とする固体レーザ装置。
  8. 請求項3〜7の任意の1に記載の固体レーザ装置において、
    基本波レーザ部から波長変換素子へ向かうレーザ光を集光する集光素子を有し、上記集光素子が集光機能を調整可能であることを特徴とする固体レーザ装置。
  9. 請求項6または7または8記載の固体レーザ装置において、
    光路屈曲素子がカバー側に設けられていることを特徴とする固体レーザ装置
  10. 請求項9記載の固体レーザ素子において、
    光路屈曲素子が温度により調整可能な集光機能を有し、カバー部との間に温度調整素子を介設されていることを特徴とする固体レーザ装置。
  11. 請求項1〜10の任意の1に記載の固体レーザ装置において、
    光共振器がレーザ材料の対向する面に形成された反射膜で構成されることを特徴とする固体レーザ装置。
  12. 請求項1〜11の任意の1に記載の固体レーザ装置を使用したレーザ装置システム
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