JP4608157B2 - 決済方法および物流決済結合システム - Google Patents

決済方法および物流決済結合システム Download PDF

Info

Publication number
JP4608157B2
JP4608157B2 JP2001401499A JP2001401499A JP4608157B2 JP 4608157 B2 JP4608157 B2 JP 4608157B2 JP 2001401499 A JP2001401499 A JP 2001401499A JP 2001401499 A JP2001401499 A JP 2001401499A JP 4608157 B2 JP4608157 B2 JP 4608157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
company
information
database
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001401499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003196571A (ja
Inventor
司朗 谷
有史 枚田
圭 藤岡
裕基 名取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Soko Co Ltd
Sumitomo Mitsui Banking Corp
Original Assignee
Mitsui Soko Co Ltd
Sumitomo Mitsui Banking Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Soko Co Ltd, Sumitomo Mitsui Banking Corp filed Critical Mitsui Soko Co Ltd
Priority to JP2001401499A priority Critical patent/JP4608157B2/ja
Publication of JP2003196571A publication Critical patent/JP2003196571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4608157B2 publication Critical patent/JP4608157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、決済方法および物流決済結合システムに関し、より詳細には、物流プロセスにおける物流処理機能と決済処理機能とを統合した決済方法および物流決済結合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
売主企業が買主企業に商品を納入し、買主企業が金融機関を介して決済を行うために、物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムなどのシステムが連携して処理を進めている。商品の出荷、納入にかかる物流システムと、商品の代金支払にかかる決済システムとは、独立したシステムである。また、受発注システムと購買システムとは、物流と決済の双方の処理を行う場合があるものの、企業内に閉じたシステムである。
【0003】
図1は、従来の物流プロセスを示した流れ図である。買主企業が売主企業に対して発注を行うと、売主企業は、商品の出荷の判断を行うために、買主企業の売掛残高、与信可能残高を確認する。売主企業は、商品の受け渡し後決済のたびに、金融機関に入金状況を問い合わせ、出荷した商品の請求書と突き合わせて、与信可能残高を確認する必要があった。
【0004】
売主企業が物流会社に対して、配送を依頼し、商品が買主企業に到達する。買主企業は、送状により商品の受領を確認してから、売主企業からの仕切書、請求書に基づいて、金融機関に振込依頼を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の物流プロセスにおいては、個々のシステムが仕切書、請求書などの書類を作成して送付している。しかしながら、これら書類に記載された情報は、個々のシステムに格納されているのみで、システム相互で確認することはできなかった。従って、商品の流れ(物流)と代金の流れ(決済)とにかかる情報が結合しておらず、事務処理のミスや遅延を引き起こすという問題があった。
【0006】
特に、物流にかかる事務処理の遅延により入金処理が遅れたり、決済にかかる入金確認処理の遅延により与信可能残高の回復が遅れると、売主企業にとって、与信限度額が超過し、出荷停止などの処理によって販売機会を逸するという弊害が生ずる。
【0007】
また、物流と決済にかかる債権債務情報に不一致が生ずると、その原因究明には、個々のシステムに格納された情報の突き合わせが必要であり、事務処理の負担をさらに増大させるという問題もあった。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、物流にかかる情報と決済にかかる情報とを共有し、決済にかかる事務処理の迅速化を図る決済方法および物流決済結合システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムの各々とにネットワークを介して相互に接続され、与信データベースと在庫データベースと仕切書データベースと受領データベースとを含む記憶部を有し、前記売主企業と前記買主企業との間の受発注にかかる処理を行う受発注処理機能、前記物流会社と前記買主企業との間で商品の出荷・納入にかかる処理を行う物流処理機能、および前記金融機関と前記売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理機能を実行する物流決済結合システムを用いた決済方法において、前記受発注処理機能により、前記購買システムから受信した発注情報にかかる商品の代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高に加算し、前記与信データベースに格納された前記買主企業の与信枠から、加算された売掛金残高を差し引いた与信可能残高を計算する第1ステップと、前記受発注処理機能により、前記在庫データベースに格納された在庫情報を検索して前記商品の在庫数量を確認する第2ステップと、前記与信可能残高が正の値であり、前記商品の数量が前記在庫数量より少ないとき、前記商品を受注したことを示す受注情報を前記受発注システムに送信する第3ステップと、前記物流処理機能により、前記受注情報に基づいて前記受発注システムが送信した前記商品にかかる出荷指図情報に基づいて、前記商品の出荷指図を示す出荷情報を前記物流システムに送信する第4ステップと、前記物流システムから、前記出荷情報に基づいて前記売主企業が前記商品を出荷したことを示す出荷完了情報を受信し、前記決済処理機能により、前記仕切書データベースに格納する第5ステップと、前記購買システムから、前記買主企業が前記商品を受領したことを示す受領情報を受信し、前記決済処理機能により、前記受領データベースに格納する第6ステップと、前記商品について、前記仕切書データベースに格納された出荷完了情報の商品とその数量、および前記受領データベースに格納された受領情報の商品とその数量が一致したときは、前記決済処理機能により、請求情報を前記購買システムに送信する第7ステップと、前記購買システムから、前記買主企業が前記物流システムから受信した送状情報と前記請求情報とを照合した結果が正しいことを示し、かつ前記金融機関への振込依頼を示す支払確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記支払確認情報に示された前記振込依頼を含む支払指図情報を前記金融システムに送信する第8ステップと、前記金融システムから、前記支払指図情報に基づいて、前記買主企業の口座から前記売主企業の口座に資金移動が行われたことを示す入金消込データを受信し、前記買主企業からの入金が完了したことを示す入金情報を、前記決済処理機能により前記受発注システムに送信するステップであって、該入金消込データは、前記支払指図情報に関連付けて格納された消込番号と、該消込番号を含む振込データにより資金移動が行われたことを示す入出金データに含まれる消込番号とを照合した結果、一致していることを示す第9ステップと、前記受発注システムから、前記買主企業からの入金を確認したことを示す入金確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記入金消込データにかかる代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高から減算する第10ステップとを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載された発明は、物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムの各々とにネットワークを介して相互に接続され、与信データベースと在庫データベースと仕切書データベースと受領データベースとを含む記憶部を有する物流決済結合システムにおいて、前記売主企業と前記買主企業との間の受発注にかかる処理を行う受発注処理手段であって、前記購買システムから受信した発注情報にかかる商品の代金を、前記与信データベースに格納された前記買主企業の売掛金残高に加算し、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の与信枠から、加算された売掛金残高を差し引いた与信可能残高を計算し、前記在庫データベースに格納された在庫情報を検索して前記商品の在庫数量を確認し、前記与信可能残高が正の値であり、前記商品の数量が前記在庫数量より少ないとき、前記商品を受注したことを示す受注情報を前記受発注システムに送信する受発注処理手段と、前記物流会社と前記買主企業との間で商品の出荷・納入にかかる処理を行う物流処理手段であって、前記受注情報に基づいて前記受発注システムが送信した前記商品にかかる出荷指図情報に基づいて、前記商品の出荷指図を示す出荷情報を前記物流システムに送信する物流処理手段と、前記金融機関と前記売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理手段であって、前記物流システムから、前記出荷情報に基づいて前記売主企業が前記商品を出荷したことを示す出荷完了情報を受信し、前記決済処理機能により、前記仕切書データベースに格納し、前記購買システムから、前記買主企業が前記商品を受領したことを示す受領情報を受信し、前記受領データベースに格納し、前記商品について、前記仕切書データベースに格納された出荷完了情報の商品とその数量、および前記受領データベースに格納された受領情報の商品とその数量が一致したときは、請求情報を前記購買システムに送信し、前記購買システムから、前記買主企業が前記物流システムから受信した送状情報と前記請求情報とを照合した結果が正しいことを示し、かつ前記金融機関への振込依頼を示す支払確認情報を受信し、該支払確認情報に示された前記振込依頼を含む支払指図情報を前記金融システムに送信し、前記金融システムから、前記支払指図情報に基づいて、前記買主企業の口座から前記売主企業の口座に資金移動が行われたことを示す入金消込データを受信し、前記買主企業からの入金が完了したことを示す入金情報を、前記決済処理機能により前記受発注システムに送信、該入金消込データは、前記支払指図情報に関連付けて格納された消込番号と、該消込番号を含む振込データにより資金移動が行われたことを示す入出金データに含まれる消込番号とを照合した結果、一致していることを示し、前記受発注システムから、前記買主企業からの入金を確認したことを示す入金確認情報を受信し、該入金消込データにかかる代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高から減算する決済処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムの各々とにネットワークを介して相互に接続され、与信データベースと在庫データベースと仕切書データベースと受領データベースとを含む記憶部を有する物流決済結合システムのコンピュータに、前記売主企業と前記買主企業との間の受発注にかかる処理を行う受発注処理機能、前記物流会社と前記買主企業との間で商品の出荷・納入にかかる処理を行う物流処理機能、および前記金融機関と前記売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理機能を実行させるために、前記受発注処理機能により、前記購買システムから受信した発注情報にかかる商品の代金を、前記与信データベースに格納された前記買主企業の売掛金残高に加算し、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の与信枠から、加算された売掛金残高を差し引いた与信可能残高を計算する第1ステップと、前記受発注処理機能により、前記在庫データベースに格納された在庫情報を検索して前記商品の在庫数量を確認する第2ステップと、前記与信可能残高が正の値であり、前記商品の数量が前記在庫数量より少ないとき、前記商品を受注したことを示す受注情報を前記受発注システムに送信する第3ステップと、前記物流処理機能により、前記受注情報に基づいて前記受発注システムが送信した前記商品にかかる出荷指図情報に基づいて、前記商品の出荷指図を示す出荷情報を前記物流システムに送信する第4ステップと、前記物流システムから、前記出荷情報に基づいて前記売主企業が前記商品を出荷したことを示す出荷完了情報を受信し、前記決済処理機能により、前記仕切書データベースに格納する第5ステップと、前記購買システムから、前記買主企業が前記商品を受領したことを示す受領情報を受信し、前記決済処理機能により、前記受領データベースに格納する第6ステップと、前記商品について、前記仕切書データベースに格納された出荷完了情報の商品とその数量、および前記受領データベースに格納された受領情報の商品とその数量が一致したときは、前記決済処理機能により、請求情報を前記購買システムに送信する第7ステップと、前記購買システムから、前記買主企業が前記物流システムから受信した送状情報と前記請求情報とを照合した結果が正しいことを示し、かつ前記金融機関への振込依頼を示す支払確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記支払確認情報に示された前記振込依頼を含む支払指図情報を前記金融システムに送信する第8ステップと、前記金融システムから、前記支払指図情報に基づいて、前記買主企業の口座から前記売主企業の口座に資金移動が行われたことを示す入金消込データを受信し、前記買主企業からの入金が完了したことを示す入金情報を、前記決済処理機能により前記受発注システムに送信するステップであって、該入金消込データは、前記支払指図情報に関連付けて格納された消込番号と、該消込番号を含む振込データにより資金移動が行われたことを示す入出金データに含まれる消込番号とを照合した結果、一致していることを示す第9ステップと、前記受発注システムから、前記買主企業からの入金を確認したことを示す入金確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記入金消込データにかかる代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高から減算する第10ステップとを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0016】
図2は、本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムを示した接続構成図である。物流会社が有する物流システム201と、金融機関が有する金融システム202と、売主企業が有する受発注システム203と、買主企業が有する購買システム204とが、インターネット205を介して、相互に接続されている。また、物流決済結合システム206は、インターネット205に接続するとともに、物流システム201と金融システム202とに直接接続されている。
【0017】
図3は、本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムの構成を示した機能ブロック図である。物流決済結合システム206は、売主企業と買主企業との間で受発注にかかる処理を行う受発注処理機能301と、物流会社と買主企業との間で商品の出荷、納入にかかる処理を行う物流処理機能302と、金融機関と売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理機能303とを備えている。
【0018】
これらの機能を実行するために、物流決済結合システム206は、記憶手段として、発注情報321から作成された発注データを格納する発注データベース311と、売主企業ごとに商品の在庫情報が格納された在庫データベース312と、売主企業ごとに買主企業の与信情報が格納された与信データベース313と、出荷完了情報324から作成された仕切書データが格納された仕切書データベース314と、受領情報325から作成された受領データが格納された受領データベース315と、金融機関からの資金移動情報に基づいて作成された入金データが格納された入金データベース316とを有している。
【0019】
図4は、本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムの物流プロセスを示した流れ図である。買主企業が購買システム204から発注を行うと、発注情報321が、インターネット205を介して物流決済結合システム206に送信され、発注情報321から作成された発注データが発注データベース311に格納される。物流決済結合システム206の受発注処理機能301は、発注データから、与信データベース313を参照して、買主企業の与信照会を行う。与信照会の詳細な仕組みは、後述する。また、受発注処理機能301は、在庫データベース312を参照して、発注データにかかる商品の在庫照会を行う。受発注処理機能301は、与信可能残高を確認し、在庫を確認したら、インターネット205を介して、受注情報322を売主企業の受発注システム203に送信する。
【0020】
売主企業は、受注情報322を確認した後、商品の出荷を指示する。受発注システム203は、物流決済結合システム206に出荷指図情報を、購買システム204に発注確認情報を送信する。物流決済結合システム206の物流処理機能302は、入力された出荷指図情報と在庫データベース312とを参照して、出荷情報323を、物流会社の物流システム201に出力する。
【0021】
物流会社は、出荷情報323から出荷指図データを作成して、商品の出荷、配送の手配を行う。商品の出荷を完了すると、物流システム201から物流決済結合システム206に出荷完了情報324を、購買システム204に送状情報を送信する。物流処理機能302は、入力された出荷完了情報324から仕切書データを作成して、仕切書データベース314に格納する。また、買主企業は、受信した送状情報から商品の受領を確認すると、購買システム204から物流決済結合システム206に受領情報325を出力する。物流処理機能302は、入力された受領情報325から受領データを作成して、受領データベース315に格納する。
【0022】
物流決済結合システム206の決済処理機能303は、仕切書データベース314の仕切書データと受領データベース315の受領データとを照合する。決済処理機能303は、照合が正しければ、買主企業に対する支払請求となる請求情報326を購買システム204に出力する。購買システム204は、送状情報と請求情報326とを照合する。照合が正しければ請求情報326から作成した請求データに基づいて、支払確認情報を作成して物流決済結合システム206に送信する。支払確認情報の送信が、金融機関に対する振込依頼となる。
【0023】
従来、買主企業は、商品の受領を確認し、売主企業からの仕切書、請求書に基づいて、発注、納品、請求の確認を行い、金融機関に振込依頼を行っていた。本実施形態によれば、物流決済結合システム206の決済処理機能303が、仕切書データと受領データとを照合し、購買システム204が、送状情報と請求情報326とを照合するので、商品の納入というタイミングに併せて、決済処理を迅速に行うことができる。
【0024】
決済処理機能303は、購買システム204から支払確認情報を受信すると、支払指図情報327を金融機関の金融システム202に出力する。金融機関は、支払指図情報327から作成した支払指図データに基づいて、買主企業の口座から売主企業の口座に資金移動を行う。資金移動が終了すると、金融システム202から物流決済結合システム206に資金移動情報が送信される。
【0025】
決済処理機能303は、資金移動情報に基づいて入金データを作成し、格納入金データベース316して、入金情報を受発注システム203に送信する。売主企業は、入金情報を確認すると、受発注システム203から物流決済結合システム206に入金確認情報328を送信する。決済処理機能303は、入金確認情報328を入力すると、売掛金の消込処理と与信可能残高の回復処理を行う。
【0026】
従来、売主企業は、金融機関に入金状況を問い合わせ、出荷した商品の請求書と突き合わせて、与信可能残高を確認する必要があった。本実施形態によれば、物流決済結合システム206の決済処理機能303が、入金と同時に与信可能残高の回復処理を行うので、確実に販売機会を捕捉することができる。
【0027】
本実施形態によれば、物流決済結合システム206が、買主企業が商品の受領を確認したことを示す受領情報325を入力してから、請求情報326を出力し、支払指図情報327を金融システム202に出力する。また、金融機関において資金移動が終了すると、金融システム202から物流決済結合システム206に資金移動情報が送信される。このような物流にかかる情報と決済にかかる情報とは、発注データベース311、仕切書データベース314、受領データベース315または入金データベース316に格納され、売主企業と買主企業とが共有するので、売主企業と買主企業との間で不一致が生ずる恐れがない。また、不一致が生じた場合でも、共有する債権債務情報により原因究明が容易となる。
【0028】
次に、決済と与信照会の仕組みについて説明する。図5は、本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムの決済と与信照会の仕組みを説明するための図である。金融機関の金融システム202は、支払指図情報327を入力すると、入出金処理機能501は、支払指図データを作成して支払指図データベース502に格納する。また、消込番号を振込データ511と支払指図データベース502とに格納する。入出金処理機能501は、買主企業の口座503から売主企業の口座504に振込がなされると、入出金データ512を取得する。入出金データ512には、振込データ511から転記された消込番号が書き込まれている。入出金処理機能501は、入出金データ512の消込番号と支払指図データベース502の消込番号とを照合して、消し込みを行い、売主企業の口座の明細データを更新する。
【0029】
与信データベース313には、売主企業ごとに買主企業の与信情報が格納されている。与信情報は、買主企業に対する売掛金残高331と、与信枠332である。従って、与信可能残高は、与信枠から売掛金残高を差し引いた値である。物流決済結合システム206の受発注処理機能301は、受信した発注情報にかかる商品の代金を、与信データベース313の売掛金残高331に加算する。
【0030】
金融システム202は、消し込みが終了すると、物流決済結合システム206の決済処理機能303に、入金消込データ513を送信する。決済処理機能303は、受信した入金消込データにかかる代金を、与信データベース313の売掛金残高331から減算する。このようにして、入金と同時に売掛金の消込処理と与信可能残高の回復処理を行っている。
【0031】
本実施形態によれば、買主企業の経理担当者は、金融システム202の支払指図データベース502により、受領データと支払確認データの内容が反映された支払指図データを見ることができるので、購買担当者の受領確認も同時に確認することができる。従って、従来、金融機関の振込依頼に必要であった、送状と仕切書の照合というプロセスを削除することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、物流決済結合システムが、仕切書データと受領データとを照合し、購買システムが、送状情報と請求情報とを照合する。また、物流決済結合システムが、入金と同時に与信可能残高の回復処理を行うので、決済にかかる事務処理の迅速化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の物流プロセスを示した流れ図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムを示した接続構成図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムの構成を示した機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムの物流プロセスを示した流れ図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる物流決済結合システムの決済と与信照会の仕組みを説明するための図である。
【符号の説明】
201 物流システム
202 金融システム
203 受発注システム
204 購買システム
205 インターネット
206 物流決済結合システム
301 受発注処理機能
302 物流処理機能
303 決済処理機能
311 発注データベース
312 在庫データベース
313 与信データベース
314 仕切書データベース
315 受領データベース
316 入金データベース
321 発注情報
322 受注情報
323 出荷情報
324 出荷完了情報
325 受領情報
326 請求情報
327 支払指図情報
328 入金確認情報
331 売掛金残高
332 与信枠
501 入出金処理機能
502 支払指図データベース
503 買主企業の口座
504 売主企業の口座
511 振込データ
512 入出金データ
513 入金消込データ

Claims (3)

  1. 物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムの各々とにネットワークを介して相互に接続され、与信データベースと在庫データベースと仕切書データベースと受領データベースとを含む記憶部を有し、前記売主企業と前記買主企業との間の受発注にかかる処理を行う受発注処理機能、前記物流会社と前記買主企業との間で商品の出荷・納入にかかる処理を行う物流処理機能、および前記金融機関と前記売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理機能を実行する物流決済結合システムを用いた決済方法において、
    前記受発注処理機能により、前記購買システムから受信した発注情報にかかる商品の代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高に加算し、前記与信データベースに格納された前記買主企業の与信枠から、加算された売掛金残高を差し引いた与信可能残高を計算する第1ステップと、
    前記受発注処理機能により、前記在庫データベースに格納された在庫情報を検索して前記商品の在庫数量を確認する第2ステップと、
    前記与信可能残高が正の値であり、前記商品の数量が前記在庫数量より少ないとき、前記商品を受注したことを示す受注情報を前記受発注システムに送信する第3ステップと、
    前記物流処理機能により、前記受注情報に基づいて前記受発注システムが送信した前記商品にかかる出荷指図情報に基づいて、前記商品の出荷指図を示す出荷情報を前記物流システムに送信する第4ステップと、
    前記物流システムから、前記出荷情報に基づいて前記売主企業が前記商品を出荷したことを示す出荷完了情報を受信し、前記決済処理機能により、前記仕切書データベースに格納する第5ステップと、
    前記購買システムから、前記買主企業が前記商品を受領したことを示す受領情報を受信し、前記決済処理機能により、前記受領データベースに格納する第6ステップと、
    前記商品について、前記仕切書データベースに格納された出荷完了情報の商品とその数量、および前記受領データベースに格納された受領情報の商品とその数量が一致したときは、前記決済処理機能により、請求情報を前記購買システムに送信する第7ステップと、
    前記購買システムから、前記買主企業が前記物流システムから受信した送状情報と前記請求情報とを照合した結果が正しいことを示し、かつ前記金融機関への振込依頼を示す支払確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記支払確認情報に示された前記振込依頼を含む支払指図情報を前記金融システムに送信する第8ステップと、
    前記金融システムから、前記支払指図情報に基づいて、前記買主企業の口座から前記売主企業の口座に資金移動が行われたことを示す入金消込データを受信し、前記買主企業からの入金が完了したことを示す入金情報を、前記決済処理機能により前記受発注システムに送信するステップであって、該入金消込データは、前記支払指図情報に関連付けて格納された消込番号と、該消込番号を含む振込データにより資金移動が行われたことを示す入出金データに含まれる消込番号とを照合した結果、一致していることを示す第9ステップと
    前記受発注システムから、前記買主企業からの入金を確認したことを示す入金確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記入金消込データにかかる代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高から減算する第10ステップと
    を備えたことを特徴とする決済方法。
  2. 物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムの各々とにネットワークを介して相互に接続され、与信データベースと在庫データベースと仕切書データベースと受領データベースとを含む記憶部を有する物流決済結合システムにおいて、
    前記売主企業と前記買主企業との間の受発注にかかる処理を行う受発注処理手段であって、
    前記購買システムから受信した発注情報にかかる商品の代金を、前記与信データベースに格納された前記買主企業の売掛金残高に加算し、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の与信枠から、加算された売掛金残高を差し引いた与信可能残高を計算し、
    前記在庫データベースに格納された在庫情報を検索して前記商品の在庫数量を確認し、
    前記与信可能残高が正の値であり、前記商品の数量が前記在庫数量より少ないとき、前記商品を受注したことを示す受注情報を前記受発注システムに送信する受発注処理手段と、
    前記物流会社と前記買主企業との間で商品の出荷・納入にかかる処理を行う物流処理手段であって、前記受注情報に基づいて前記受発注システムが送信した前記商品にかかる出荷指図情報に基づいて、前記商品の出荷指図を示す出荷情報を前記物流システムに送信する物流処理手段と、
    前記金融機関と前記売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理手段であって、
    前記物流システムから、前記出荷情報に基づいて前記売主企業が前記商品を出荷したことを示す出荷完了情報を受信し、前記決済処理機能により、前記仕切書データベースに格納し、
    前記購買システムから、前記買主企業が前記商品を受領したことを示す受領情報を受信し、前記受領データベースに格納し、
    前記商品について、前記仕切書データベースに格納された出荷完了情報の商品とその数量、および前記受領データベースに格納された受領情報の商品とその数量が一致したときは、請求情報を前記購買システムに送信し、
    前記購買システムから、前記買主企業が前記物流システムから受信した送状情報と前記請求情報とを照合した結果が正しいことを示し、かつ前記金融機関への振込依頼を示す支払確認情報を受信し、該支払確認情報に示された前記振込依頼を含む支払指図情報を前記金融システムに送信し、
    前記金融システムから、前記支払指図情報に基づいて、前記買主企業の口座から前記売主企業の口座に資金移動が行われたことを示す入金消込データを受信し、前記買主企業からの入金が完了したことを示す入金情報を、前記決済処理機能により前記受発注システムに送信、該入金消込データは、前記支払指図情報に関連付けて格納された消込番号と、該消込番号を含む振込データにより資金移動が行われたことを示す入出金データに含まれる消込番号とを照合した結果、一致していることを示し、
    前記受発注システムから、前記買主企業からの入金を確認したことを示す入金確認情報を受信し、該入金消込データにかかる代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高から減算する決済処理手段と
    を備えたことを特徴とする物流決済結合システム。
  3. 物流会社が有する物流システムと、金融機関が有する金融システムと、売主企業が有する受発注システムと、買主企業が有する購買システムの各々とにネットワークを介して相互に接続され、与信データベースと在庫データベースと仕切書データベースと受領データベースとを含む記憶部を有する物流決済結合システムのコンピュータに、
    前記売主企業と前記買主企業との間の受発注にかかる処理を行う受発注処理機能、前記物流会社と前記買主企業との間で商品の出荷・納入にかかる処理を行う物流処理機能、および前記金融機関と前記売主企業との間で決済にかかる処理を行う決済処理機能を実行させるために、
    前記受発注処理機能により、前記購買システムから受信した発注情報にかかる商品の代金を、前記与信データベースに格納された前記買主企業の売掛金残高に加算し、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の与信枠から、加算された売掛金残高を差し引いた与信可能残高を計算する第1ステップと、
    前記受発注処理機能により、前記在庫データベースに格納された在庫情報を検索して前記商品の在庫数量を確認する第2ステップと、
    前記与信可能残高が正の値であり、前記商品の数量が前記在庫数量より少ないとき、前記商品を受注したことを示す受注情報を前記受発注システムに送信する第3ステップと、
    前記物流処理機能により、前記受注情報に基づいて前記受発注システムが送信した前記商品にかかる出荷指図情報に基づいて、前記商品の出荷指図を示す出荷情報を前記物流システムに送信する第4ステップと、
    前記物流システムから、前記出荷情報に基づいて前記売主企業が前記商品を出荷したことを示す出荷完了情報を受信し、前記決済処理機能により、前記仕切書データベースに格納する第5ステップと、
    前記購買システムから、前記買主企業が前記商品を受領したことを示す受領情報を受信し、前記決済処理機能により、前記受領データベースに格納する第6ステップと、
    前記商品について、前記仕切書データベースに格納された出荷完了情報の商品とその数量、および前記受領データベースに格納された受領情報の商品とその数量が一致したときは、前記決済処理機能により、請求情報を前記購買システムに送信する第7ステップと、
    前記購買システムから、前記買主企業が前記物流システムから受信した送状情報と前記請求情報とを照合した結果が正しいことを示し、かつ前記金融機関への振込依頼を示す支払確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記支払確認情報に示された前記振込依頼を含む支払指図情報を前記金融システムに送信する第8ステップと、
    前記金融システムから、前記支払指図情報に基づいて、前記買主企業の口座から前記売主企業の口座に資金移動が行われたことを示す入金消込データを受信し、前記買主企業からの入金が完了したことを示す入金情報を、前記決済処理機能により前記受発注システムに送信するステップであって、該入金消込データは、前記支払指図情報に関連付けて格納された消込番号と、該消込番号を含む振込データにより資金移動が行われたことを示す入出金データに含まれる消込番号とを照合した結果、一致していることを示す第9ステップと
    前記受発注システムから、前記買主企業からの入金を確認したことを示す入金確認情報を受信し、前記決済処理機能により、前記入金消込データにかかる代金を、前記与信データベースに前記売主企業ごとに格納された前記買主企業の売掛金残高から減算する第10ステップと
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2001401499A 2001-12-28 2001-12-28 決済方法および物流決済結合システム Expired - Lifetime JP4608157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401499A JP4608157B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 決済方法および物流決済結合システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401499A JP4608157B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 決済方法および物流決済結合システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003196571A JP2003196571A (ja) 2003-07-11
JP4608157B2 true JP4608157B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=27605428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001401499A Expired - Lifetime JP4608157B2 (ja) 2001-12-28 2001-12-28 決済方法および物流決済結合システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4608157B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306963A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Shozo Hagiwara インターネットによる請求入金消込処理システム
JP2001312606A (ja) * 2000-05-02 2001-11-09 Shiroki Co Ltd 電子取引システムおよび電子取引方法
JP2001344510A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Yoshihiro Kagawa 情報提供システム及び情報提供方法並びに情報提供用ソフトウェアを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003196571A (ja) 2003-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8498935B2 (en) System and method for automated payment and adjustment processing
US20090287590A1 (en) Multi-Supplier Transaction and Payment Programmed Processing System and Approach
US8392285B2 (en) Multi-supplier transaction and payment programmed processing approach with at least one supplier
WO1998034167A2 (en) Automated back office transaction method and system
US20080208736A1 (en) System and method for settling trades in a digital merchant exchange
US20130325722A1 (en) Payment reconciliation system
TW201423642A (zh) 結算業務支援系統及結算業務支援方法
US20130297396A1 (en) Systems for and methods of capturing and analyzing benefits in commercial transactions
US20060086787A1 (en) Systems and methods for facilitating purchases and tax recovery
JP2002123728A (ja) 物品売買の仲介装置及び方法
JP4608157B2 (ja) 決済方法および物流決済結合システム
JP7210251B2 (ja) 決済業務支援システムおよび決済業務支援方法
JP2005284381A (ja) 業務取引処理システム
US20240185195A1 (en) Method for real-time transfer of funds between customer and seller including generating accounting entries
AU2021101189A4 (en) Method and Apparatus for Immediate Credit
JP5122715B2 (ja) 決済仲介方法
KR20030050147A (ko) 구매 전용 카드를 이용한 결제 방법 및 시스템
KR100894164B1 (ko) 포스시스템을 이용한 수발주방법
JP2003115023A (ja) 決済仲介システム及び決済仲介方法
JP2003196560A (ja) 損害保険を活用した企業間商取引における代金決済システムおよび方法
JP2003099694A (ja) 売掛債権算出方法
KR20230115050A (ko) 물류 시스템과 연동된 물류비 정산 방법 및 그 장치
US20160292792A1 (en) System and method for interconnecting accounting operations
Ameredes Procurement model analysis
JP2002352156A (ja) 信託契約における受益者決定方法と受託者システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041220

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20050314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080314

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20080416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080514

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080416

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080521

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20081024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4608157

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term