JP4607619B2 - 道路標示シート及び道路標示 - Google Patents

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Description

本発明は、路面に貼着され、道路利用者に情報を伝達する道路標示用シートに関するものである。
路面に貼着され、道路利用者に情報を伝達する道路標示用シートは一般によく知られたものであり、例えば平面方形の合成樹脂シートの表面の周囲にグリーンの着色をされた方形の枠部を描き、上記枠部の内部には黄色に着色された「文」の図柄を描き出した路面添着用の区画用シート本体において、当該路面における自動車の進行方向と直交する線は上記進行方向の線より太く構成した道路区画用シートが開示されている(例えば特許文献1)。
またゴム又は軟質合成樹脂よりなる素材で矢印等の形状に一体成型したシートを作り、そのシートの裏面に接着剤層をつけ、更にその下に剥離紙を貼ってなる道路の指示標示の構造が開示されている(例えば特許文献2)。
実願昭50−129211号のマイクロフィルム(実開昭52−42531号) 実願昭57−135448号のマイクロフィルム(実開昭59−38520号)
しかしながら、特許文献1に記載のような従来の道路標示シートでは、方形の枠部や図柄を違う色調のシートを切り抜く等して各々設ける必要があり、形成に係わる作業が極めて繁雑なものとなっていた。
また特許文献2に記載のような従来の道路標示シートでは、単独で設ける場合は問題ないものの、他の記号や文字等と組み合わせて用いる場合には、貼着する前に入念な位置合わせが必要であり、施工現場における施工性に難があるものであった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、形成に係わる手間が簡便で、且つ施工現場における施工性に優れる道路標示シート及び道路標示を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる道路標示シートは、漢字、平仮名、片仮名、アルファベット、数字、記号からなる群から選ばれた少なくとも1つを複数個並列させて情報を表示する情報列がシート片から切り抜かれて形成され、該情報列の一方の面を路面に接着することで道路利用者に情報の伝達するものであって、前記情報列が単一のシート片から形成されると共に、前記情報列が途中で切断されることなく一体となされ一体となされ、且つ、前記情報列の両端に矩形状のライン状部が設けられ、該ライン状部の幅と前記情報列の幅とが略同一となされていることを特徴とするものである。
本発明に係わる道路標示用シートによれば、情報列が単一のシート片を切り抜いて形成されることで形成に係わる手間が簡便なものとなり、また情報列が途中で切断されることなく一体となされていることで、情報列を展開するのみで位置合わせが行われるようになり、施工現場における施工性は優れるものとなり得る。
また、前記情報列は、同一幅が連続するライン状のシート片から切り抜かれ、前記情報列のいずれか少なくとも一端に前記ライン状のシート片を残存させたライン状部が設けられていれば、ラインの途中に情報列を設ける際に違和感が軽減されると共に、他のラインの部分との位置合わせが容易となり好ましい。
また本発明に係わる道路標示は、請求項1又は2に記載の道路標示シートが路面に貼着されて形成されたものであることを特徴とするものである。
請求項3に記載の本発明に係わる道路標示によれば、情報列が単一のシート片を切り抜いて形成されることで形成に係わる手間が簡便なものとなり、また情報列が途中で切断されることなく一体となされていることで、情報列を展開するのみで位置合わせが行われるようになり、施工現場における施工性は優れるものとなり、道路標示は簡便且つ迅速に形成できるようになり得る。
また、本発明に係わる道路標示によれば、情報列の幅がライン状部の幅と略同一となされていることで、情報列の形成においてライン状のシート片を用いることができ、形成に係わる手間は簡便なものとなり、また施工時にはライン状部を基準としてその幅に合わせて情報列を配置できることで、情報列の配置が容易なものとなり施工現場における施工性に優れるものとなり得る。
本発明に係わる道路標示用シートによれば、情報列が単一のシート片を切り抜いて形成されることで形成に係わる手間が簡便なものとなり、また情報列が途中で切断されることなく一体となされていることで、情報列を展開するのみで位置合わせが行われるようになり、施工現場における施工性は優れるものとなり得る。
また請求項3に記載の本発明に係わる道路標示によれば、情報列が単一のシート片を切り抜いて形成されることで形成に係わる手間が簡便なものとなり、また情報列が途中で切断されることなく一体となされていることで、情報列を展開するのみで位置合わせが行われるようになり、施工現場における施工性は優れるものとなり、道路標示は簡便且つ迅速に形成できるようになり得る。
た、本発明に係わる道路標示によれば、情報列の幅がライン状部の幅と略同一となされていることで、情報列の形成においてライン状のシート片を用いることができ、形成に係わる手間は簡便なものとなり、また施工時にはライン状部を基準としてその幅に合わせて情報列を配置できることで、情報列の配置が容易なものとなり施工現場における施工性に優れるものとなり得る。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる道路標示用シートの、実施の一形態を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は変形の一例を示す平面図である。まず(a)において、道路標示用シート10は、「いらっしゃいませ」の8個の平仮名が並列されて情報列1が形成されており、路面に貼着されることで顧客等を歓迎する情報が表示されている。情報列1は、ライン状の単一のシート片を切り抜いて形成されたもので、情報列を形成する複数の平仮名は途中で切断されることなく、連続して一体となされている。情報列1の両端にはライン状のシート片を残存させたライン状部2が設けられている。
次に(b)において、「っ」の断面は平仮名を表示する部位のみがシート部11となされ、残余の部分は特に何も設けられずに空白部12となされることで、シート部11と路面との間のコントラストによって情報列1により情報が表示される。情報列1の形成にシート部11のみではなく路面の色調を活用することで、用いられるシート部11の量を少なくして形成に用いられる材料を低減できる。
また道路標示用シート10は(c)に示す如く、二つの情報列1の間に長いライン状部2を設けたものとしてもよい。かかる道路標示用シート10であれば、道路用区画線として適用することが容易となり得る。
図2は、本発明に係わる道路標示の、実施の一形態を示す説明図である。商業施設Sの駐車場Pの路面に、区画線として図1に示した道路標示用シート10Aが用いられており、駐車場Pの区画を行うと共に、自動車Cから降車した利用者に「いらっしゃいませ」の情報列1Aによって歓迎の意を表し、利用者に好感を抱かせることができる。また駐車場Pから一般道路Rへの出口には、同じく単一のシート片を切り抜いて形成され、停止線として「ありがとうございました」の情報列1Bが設けられた道路標示用シート10Bが貼着されており、利用者に対して情報列1Bによって感謝の意を表することができるようになされている。
本図においては、情報列1A及び1Bは途中で切断されることなく連続して一体となされているが、情報列1A及び1Bを形成する平仮名等を分割しておき、施工時にライン状部2を基準に配置して行くことで、情報列1とライン状部2とが略同一の幅として配置される。また情報列1とライン状部2との幅方向の両端が同一線上に配置されることで、情報列1とライン状部2とで一体感が生じ、区画線の途中に情報列1が設けられていても利用者には違和感が生じにくくなされている。
また単一のシート片を切り抜いて情報列1を形成することで、図3に示す如く巻回して用いることが可能となる。道路標示用シート10が巻回できることで、保管時及び輸送時には巻回して容積を減ずると共にライン状部2により情報列1を保護することができ、施工時には展開するのみで施工の準備を行うことができ、より一層施工性に優れるものとなり得る。
図4は、本発明に係わる道路標示用シート10の、他の変形の例を示す平面図である。(a)の情報列1が片仮名のみからなるものや、(b)の切り抜きによる漢字の情報列1と、ライン状部2を数字及びアルファベットを刳り抜いて形成した情報列1とを備えたもの、(c)の片仮名、平仮名及び漢字を用いて情報列1を形成したもの、(d)、(h)の平仮名のみを用いて情報列1を形成したもの、(e)の漢字と平仮名の切り抜きによる情報列1と、ライン状部2を刳り抜いて星と三日月といった記号を描いた情報列1とを備えたもの、(f)の数字と漢字とにより情報列1が形成されているもの、(g)のアルファベット、数字及び「:」を情報列1として備えたもの、(i)の二十四時間営業を示すもの等、いずれも漢字、平仮名、片仮名、アルファベット、数字、記号からなる群から選ばれた少なくとも1つを複数個並列させて途中で切断することなく一体に設けているものである。
情報列1を形成するのに用いられる材料としては、従来の道路標示において路面に貼着されるシート材であればよく、例えばロジン系樹脂や石油樹脂からなり、火炎等による加熱によって路面に溶着するホットメルトタイプのものや、同じくロジン系樹脂や石油樹脂、またはエポキシ樹脂やポリエステル樹脂等を用いて形成したシート材の裏面に接着剤を塗布しておき、常温または加熱して接着剤により路面に貼着するタイプのもの、アクリル系化合物を硬化して得られるシート材等が適宜使用され、また再帰性反射材、例えばガラスビーズ等、また蓄光剤等が混入されていてもよい。
本発明に係わる道路標示用シートの、実施の一形態を示す説明図である。 本発明に係わる道路標示用シートの、適用の一例を示す説明図である。 本発明に係わる道路標示用シートを巻回した状態を示す斜視図である。 本発明に係わる道路標示用シートの、他の変形の例を示す平面図である。
符号の説明
1 情報列
2 ライン状部
10 道路標示用シート

Claims (3)

  1. 漢字、平仮名、片仮名、アルファベット、数字、記号からなる群から選ばれた少なくとも1つを複数個並列させて情報を表示する情報列がシート片から切り抜かれて形成され、該情報列の一方の面を路面に接着することで道路利用者に情報の伝達するものであって、前記情報列が単一のシート片から形成されると共に、前記情報列が途中で切断されることなく一体となされ、且つ、前記情報列の両端に矩形状のライン状部が設けられ、該ライン状部の幅と前記情報列の幅とが略同一となされていることを特徴とする道路標示シート。
  2. 前記情報列は、同一幅が連続するライン状のシート片から切り抜かれて形成され、前記情報列の両端に当該ライン状のシート片を残存させてなる矩形状のライン状部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の道路標示シート。
  3. 請求項1又は2に記載の道路標示シートが路面に貼着されて形成されたものであることを特徴とする道路標示。
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