JP4606817B2 - 屠体の背割装置 - Google Patents

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本発明は、屠体の背割装置に関するものである。
従来食肉加工における豚の屠体の背割は、搬送トロリーコンベアで屠体吊り金具で懸架された屠体を背割ステーションにおいてトロリーコンベアから一旦下ろして、屠体吊り金具を背割ステーションの懸架用レールに移し替えた後、屠体を背割装置の屠体プッシャ装置で押えて背割カッタである丸鋸の下降運動によって背割加工が行われていた。その際トロリーコンベアから屠体を一旦下ろしてから、背割ステーションの懸架用レールに移し替えるために、余分な作業工数を費やし、その上背割加工後の屠体を再び背割装置からトロリーコンベアへ移し替えるにもそれ相応の時間と手間を要していた。また、屠体の洗浄装置を設けても、背割カッタ、プッシャ等の滅菌装置は設けられていなかった。
本発明は、屠体搬送トロリーコンベアの下方に背割装置を配置し、各屠体の背割加工中トロリーコンベアの駆動は一時的に走行を停止し、即ち、間欠駆動であるが、屠体吊り金具をトロリーコンベアガイドレールから外す必要なしにかつ屠体吊り金具懸架用のガイドレールを設ける必要なしに、トロリーコンベアラインに背割加工装置が組み込まれた形で背割加工が実施されかつ屠体に接触する機械部分の滅菌を確保する背割装置を創造することを課題とする。
この課題は、請求項1〜6に記載された屠体の背割装置によって解決される。
本発明によれば、屠体搬送トロリーコンベアの駆動は各屠体の背割加工毎に走行を一時停止する間欠駆動であるが、屠体吊り金具がトロリーコンベアから外される必要もなしに背割り加工が行われ、それによって屠体の処理システム全体として著しく作業時間の短縮及び作業工数の削減が図られる。また、屠体の背割装置自体の屠体の背割カッタの作動経路を変更することにより、背割の終了後に屠体の切り口に背割カッタが接触することによる無駄な負荷の発生が回避されかつ背割加工後に背割カッタに残った肉片、骨片等が背割加工後の屠体の切り口へ再び転移することが防止される。熱湯噴射装置を設けることにより、高価な薬剤等の使用なしに背割装置自体の滅菌が実現される。
なお、本発明を更に発展させて、トロリーコンベアにおける各屠体吊り金具の相互間隔(ピッチ)を長くし、背割加工位置では当該屠体吊り金具のトロリーコンベアとの係合を解除して、屠体吊り金具の連行が行われないようすることも可能である。
屠体搬送トロリーコンベアによって搬送されてくる屠体を屠体搬送トロリーコンベアから下さずに、トロリーコンベアラインに組み込まれた背割装置で背割加工を実施し、その際切削抵抗に従って背割カッタの下降速度を屠体の加工部位によって増減させ、背割カッタの移動経路を背割加工後背割カッタの上昇の際には背割加工時の移動経路に対して屠体から後退する位置を通るように変更することにより、背割カッタに無駄な負荷がかかることを防止しかつ背割加工後に背割カッタに残った肉片、骨片等が背割後の屠体の切り口に再び転移されることを防止し、また、滅菌装置を背割カッタ側にも屠体プッシャ側にも装備して、衛生管理下で背割加工を迅速・的確に行う背割装置を開示する。
本発明による屠体の背割装置を図1〜図7に基づいて詳しく説明する。
図1には、本発明による屠体の背割装置全体が表されている。図1(a) によれば、標準サイズの屠体13(レギュラ型)又は大型の屠体13’(大貫型)が、そのトロリーコンベアガイドレールの位置のみを示す符号11に沿って図平面に対して垂直方向に屠体が搬送されてくるものとする。12は、 屠体搬送トロリーコンベアガイドレール11に懸架されている屠体吊り金具であり、図1(a)におけるその2つの位置は、右側に位置にあるときは、屠体が背割ステーションに搬送された瞬間の状態を、そして左側の位置にあるときは屠体13又は13’が背割ステーションに搬送された後に、以下に説明する屠体プッシャ装置により押えられ、屠体の背中部分が後で説明する背割ユニット20の背当て27に当たるまで押されて図面の左方に傾けられた状態を示す。
屠体13又は13’は、固定機枠1の上部に固定された屠体ガイド7及び9の間に搬送されてくる。屠体ガイド 7及び9は屠体の案内のために、図1(b)で見て屠体の導入側にV形に開く形状を有し、固定機枠1の上部に固定されたブラケット6及び8に屠体搬送経路に対する迫だし量を調整可能に固定されている。屠体は、屠体搬送トロリーコンベアによって図1(b)で見て下方から上方に矢印の向きに搬送されてくるものとする。
背割ステーションに搬送された屠体はトロリーコンベアによって吊り金具12を介して懸架されたまま、背割ステーションにおいてそれぞれプッシャ装置を形成するように、屠体の脚部を押えるための先端が二股に大きく開いたプッシャ2aの付設されたシリンダピストン装置2、レギュラの屠体13の背骨14をその両側から挟むように腹側から押える先端が2つの平行な棒状部材として形成されたプッシャ3aの付設されたシリンダピストン装置3、大貫の屠体13’の背骨14’をその両側から挟むように腹側から押える先端が2つの平行な棒状部材として形成されたプッシャ4aの付設されたシリンダピストン装置4及び屠体の頭部を押える先端が二股に小さく開いたプッシャ5aを付設されたシリンダピストン装置5がそれぞれ固定機枠1に設けられている。各プッシャ2a、3a、4a及び5aは、それぞれシリンダピストン装置2,3,4及び5の各ピストンの繰り出しによってそれぞれ屠体の各部位を押さえて背割加工の際に屠体を固定する。
図1(a)によれば、屠体はこれらのプッシャ装置のうち、特にプッシャ2aによって屠体の2つの脚部が押圧されて、屠体がトロリーコンベアガイドレール11に沿って背割ステーションに搬入されてきた位置に対して図1(a)の左方に傾いている状態が示されている。図中14は、レギュラ13の背骨を表し、14’は、大貫13’の背骨を表す。レギュラにおいても大貫においても背骨14、14’の近くで屠体の肩の範囲にはこぶ状に大量の肉がついていて背割加工時に切削抵抗が非常に大きくなるため、背割加工中この範囲の切削においては、背割カッタの下降速度を低下させる必要がある。
本発明による背割装置の背割ユニット20について説明する。
背割ユニットは図1(a)において符号20で表されている。図2によれば、背割ユニット20が拡大して表されており、背割ユニット20は、以下の構成要素21〜35から成るが、同一の可動機枠1’上に設けられる後で説明する屠体の幅決め装置40まで含めることができる。21は背割カッタ駆動用電動機、22は変速装置、23は背割カッタ軸、24は丸鋸の形の背割カッタ、25は、変速装置22を背割カッタ24を昇降駆動するための伝動チェーン26に取り付けるための取り付け用アタッチメントを示す。24’は、背割カッタ24の略半分を両側でカバーする背割カッタカバーであり、変速装置22に固定されている。無端の伝動チェーン26は、伝動チェーンガイド25’の全長の両端範囲にその位置を固定して軸支されたスプロケット29と33に亘って巻き掛けられており、スプロケット29は伝動チェーンガイド25’の一端領域に取り付けられた背割カッタ昇降用電動機32に付設された変速装置31においてスプロケット軸30を変速装置31の出力軸と駆動連結され、スプロケット33は伝動チェーンガイド25’の他端の領域に取り付けられたブラケット35にスプロケット軸34を介してスプロケット軸34と共に回転可能に固定されている。伝動チェーン26は、2つ平行に配設されており、従ってスプロケット29、33もそれぞれ2つづつ設けられている。
背割カッタ24の円滑な昇降案内は、変速装置22の伝動チェーン26との取り付けアタッチメント25との結合部の側方に延びる延長部に形成されたスライド部材が伝動チェーンガイド25’の全長に亘って付設されたローラベアリングを備えたLM(直線運動)ガイドを取り囲む形でLMガイドによって行われる。背割カッタ24は、伝動チェーン26の走行により、図2(a)において左端{図1(a)では上端}の位置から右端{図1(a)では下端}の位置まで移動して屠体13又は13’の背割加工が行われる。
レギュラにおいても大貫においても背骨14、14’の近くで屠体の肩の範囲にはこぶ状に大量の肉がついていて背割加工時に切削抵抗が非常に大きくなるため、背割加工中この範囲の切削においては、制御プログラムにより又は手動操作により背割カッタ24の位置に応じてその下降速度を低下させるように変速装置31が制御される。
背割カッタ24の略半分を覆う背割カッタカバー24’の下端には、図2(b)で見て上方に開いたコ字状の背当て27が固定されており、 これは屠体がプッシャ2a,3a、4a,5aによって押圧されて背割加工の際屠体の背を支えるための支持部材である。
28は、電動機21用の給電用及び背割カッタ24の滅菌用の熱湯の給湯用のフレキシブルケーブルであり、背割加工中電動機21、従って背割カッタ24がどの位置に移動しでも、電動機21に対する給電及び背割カッタ24への滅菌用の給湯が確保されている。滅菌用の熱湯は、フレキシブルケーブル28から図示しない供給管を経て背割カッタカバー24’に付設された熱湯噴射ノズル28’から背割カッタ24及び背当て27に向けて噴射されることができる。
図3によれば、背割ステーションにおいて背割カッタの回転平面内に屠体の背骨14、14’の中心軸線を合わせるための屠体の巾決め装置40が記載されており、可動機枠1’に枢支されたシリンダピストン装置41のピストンロッドの先端に連結リンク42が枢支され、この連結リンク42には同じく可動機枠1’に固定された軸受44中に回転自在に案内された枢支軸43が回転可能に支承されており、この枢支軸43に固定されたレバー45が他端に中空軸50を回転可能に支承している。この中空軸50の回動のために中空軸50にブラケット47が枢支されており、ブラケット47の他端に空気圧シリンダピストン装置48が枢支されており、空気圧シリンダピストン装置48のピストンロッドの先端にリンク49の一端が枢支されている。リンク49の他端は中空軸50と回転不能に固定されており、従って空気圧シリンダピストン装置48の作動によりそのピストンロッドが繰り出されると、リンク49を介して中空軸50がその軸線の回りに回動し、中空軸50に固着された上部の幅決め部材51及び下部の幅決め部材52が中空軸50と共に中空軸50の中心軸線のまわり旋回され、その結果屠体の両側に位置する対の幅決め部材51と51又は52と52によって屠体13又は13’を挟持する形で幅決めを行い、屠体13又は13’の背骨14又は14’の中心軸線を背割カッタ24の回転平面に一致させることにより背割加工の準備状態を整える。屠体の背割ステーションへの導入の入口側の幅決め部材も、出口側の幅決め部材も空気圧シリンダピストン装置の可動機枠1’に対する取り付け位置は異なるが、幅決め部材51と51、及び幅決め部材52と52は、互いに対称的でかつ同一形状に形成されている。
図4によれば、屠体の幅決め装置40が拡大して示されており、勿論屠体の幅決め装置40の構成は、図3に基づいて説明した通りである。従って、空気圧シリンダピストン装置48の作動により、そのピストンロッドの先端に枢支されたリンク49と中空軸50は、共に中空軸50の軸線の回りを同一の角度回動する。
可動機枠1’は、固定機枠1に対して水平方向に移動可能に支承されている。図4中符号Aは、背割ユニット20が背割ユニット20を支持する可動機枠1’と一体的に全体で図1(a)で見て右方に固定機枠1に対してスライドすることにより、従って図4中右方に距離Aだけ移動することを示す。これは、共通の幅決め装置40によって、大貫からレギュラの屠体に切り換える場合でも背割ユニット20の部分的な調整を全く行う必要なしに幅決め部材51、52の回転軸となる中空軸50の位置をAだけ移動させることにより、レギュラに対しても適切に幅決めできるようにするためである。背割ユニット20の可動機枠1’全体の図1(a)の左右方向におけるベース移動は、上記のように可動機枠1’が、固定機枠1に対して水平方向に移動可能に支承されていて、図1(a)の下部に示された空気圧シリンダピストン装置36及び36’によってそのピストンロッドの先端が背割ユニット20の可動機枠1’に連結されていることによって実現される。シリンダピストン装置36は、背割加工の際に背割カッタ24を屠体13又は13’に近づけ、また、背割加工終了後に屠体13又は13’から後退させるために、背割ユニット20の大幅移動に使用される。背割ユニット20の可動機枠1’の大幅移動は、背割加工開始時に背割カッタ24が変速装置22と共に、屠体13又は13’に向って図1(a)において左方から接近し、また、背割ユニット20の可動機枠1’の大幅移動は背割加工終了後には背割カッタ24が変速装置22と共に、屠体13又は13’から図1(a)において左方に離れる場合に実施される。この場合に、背割カッタ24の上昇運動は、固定機枠1に対する可動機枠1’の空気圧シリンダピストン装置36による水平移動と関連して上記のように可動機枠1’が屠体から完全に離れた後に行われるか又は空気圧シリンダピストン装置36による水平移動と連動して可動機枠1’が屠体から離れつつ行われることができる。それによって背割カッタ24の切断後の上昇経路が変えられ,それによって屠体との干渉を避けながら背割カッタ24の出発位置への早戻り運動が行われることができる。
一方、シリンダピストン装置36’は、背割対象が大貫からレギュラに切り換えられる際に上記幅決め装置40のリンク49の支点である中空管50の軸心位置を図4で見て距離Aだけ右方に移動させる場合に使用される。これによって背割ユニット20の部分的な調整なしに、大貫からレギュラへの加工対象の切り換えの際に容易に適切な幅決めが行われることができるようになっている。勿論、レギュラから大貫に切り替える場合には、稼動機枠1’の上記とは逆向きに距離Aだけの移動がシリンダピストン装置36’によって行われる。
図1(c)によれば、幅決め装置40の幅決め部材51は中空軸50の下部に取り付けられていて、特にレギュラの幅決め用に使用され(図5)、また、図1(c)によれば、幅決め部材52は中空軸50の上部に取り付けられていて、特に大貫の幅決め用に使用される(図6)。図1(c)によれば、幅決め部材51と52とは、同一の中空軸50に固定されていて中空軸50と一体となって回動するものである。13は、レギュラの屠体を表し、13’は、大貫の屠体を表す。この際図5(a)は、屠体13が背割ステーションに導入される前の段階を、そして(b)は、屠体13(レギュラ)が背割ステーションに導入されて幅決めされている状態を表す。一方、図6(a)は、屠体13’(大貫)が背割ステーションに導入される前、そして図6(b)は、屠体13’が背割ステーションに導入されて幅決めされている状態を表す。
屠体の洗浄用の給水装置は、給水ポンプ60、排水管61、水噴射管62,63から形成されている。水噴射管62,63には、屠体が導入される側にその全長に亘って複数のノズル孔が設けられるている。これによって背割装置による背割加工前、背割加工中又は加工後に、洗浄のために屠体の外面又は切断面に向けて水の噴射が行われることができる。これにより屠体全体の洗浄が行われることができる。
屠体の滅菌用の熱湯供給装置は、図示しない熱湯供給部に接続され,図1(a)及び(b)において図示する給水装置61,62,63と並行して配置されていて、詳しく図示せずに符号のみで示した熱湯供給管(67),(68)及び排湯管66とから構成され、上部に位置する排湯管66に繋がる水平部分に設けられた熱湯噴射ノズル66aからプッシャ2a,3a,4a,5aに熱湯が噴射される。熱湯供給管(67),(68)には、噴射口は設けられていない。以上の構成により、屠体と接触する機械的部分の殺菌が行われて、O157を始めとする雑菌を死滅させ、機械部分から屠体への細菌感染が完全に防止される。
図1において、図示しない熱湯供給部に接続されている、図1(a),(c)中に示唆的にのみ示した熱湯噴射ノズル28’によって、背割前後又は背割加工中に背割カッタ24に熱湯を噴射して背割カッタ24及び背当て27の滅菌を行うことが出来る。これによって背割加工の前後において背割ユニット20、特に背割カッタ24及び背当て27の滅菌を達成することができる。
本発明によれば、屠体(豚体)の背割加工が、トロリーコンベアによって屠体を吊り金具で懸架したままで、無菌状態の背割カッタで実施され、その際滅菌作用は、背割装置に付設された熱湯供給装置によって、プッシャ装置に対しても背割カッタ及び背当てに対しても行われるので、衛生管理下で迅速・的確に背割加工が実施される。
図1は、本発明による屠体の背割装置を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、上面図、(c)は、左側面図、そして(d)は、右側面図である。 図2は、背割ユニットを示し、 (a)は、その正面図そして(b)は、(a)の背割ユニットを左方から見た上面図である。 図3は、屠体の幅決め装置の上面図である。 図4は、図3に示す屠体の幅決め装置の部分の詳細を示す拡大図である。 図5は、レギュラ用の屠体幅決め装置の屠体の導入前後を示す図であり、(a)は、屠体の導入前、(b)は屠体の導入後のそれぞれ幅決め部材の旋回位置を示す図である。 図6は大貫用の屠体の幅決め装置の屠体の導入前後を示す図であり、(a)は、屠体の導入前、(b)は、屠体の導入後のそれぞれ幅決め部材の旋回位置を示す図である。 屠体の幅決め装置に使用されるリンクを示す正面図である。
符号の説明
1 固定機枠
1’ 可動機枠
2 空気圧シリンダピストン装置
2a プッシャ
3 空気圧シリンダピストン装置
3a プッシャ
4 空気圧シリンダピストン装置
4a プッシャ
5 空気圧シリンダピストン装置
5a プッシャ
6 ブラケット
7 ガイド
8 ブラケット
9 ガイド
11 トロリーコンベアガイドレール
12 吊り金具
13 屠体(レギュラ)
13’ 屠体(大貫)
14 背骨(レギュラ)
14’ 背骨(大貫)
20 背割ユニット
21 電動機
22 変速装置
23 背割カッタ軸
24 背割カッタ
24’ 背割カッタカバー
25 取り付け用アタッチメント
25’ 伝動チェーンガイド
26 伝動チェーン
27 背当て
28 フレキシブルケーブル
28’ 熱湯噴射ノズル
29 スプロケット
30 スプロケット軸
31 変速装置
32 電動機
33 スプロケット
34 スプロケット軸
35 ブラケット
36 空気圧シリンダピストン装置
36’ 空気圧シリンダピストン装置
40 幅決め装置
41 空気圧シリンダピストン装置
42 連結リンク
43 枢支軸
44 軸受
45 レバー
47 ブラケット
48 空気圧シリンダピストン装置
49 リンク
50 中空軸
51 上部屠体幅決め部材
52 下部屠体幅決め部材
60 給水ポンプ
61 排水管
62 冷水噴射管
63 水噴射管
66 排湯管
66a 熱湯噴射ノズル
67 熱湯噴射管
68 熱湯噴射管

Claims (6)

  1. 屠体搬送用トロリーコンベアの下方に背割装置を配置し、
    屠体搬送用トロリーコンベアによって背割りステーションに搬入される屠体(13;13’)に対して、その脚部を吊り金具(12)で支持して懸架された屠体を背当て(27)に押し当ててその腹側から押さえる複数のプッシャ装置(2,3,4,5)が固定機枠(1)に装備されており、
    一方背割加工を行うための背割ユニット(20)が可動機枠(1’)に装備されており、背割ユニット(20)、従って背割カッタ(24)は、変速装置(31)を備えたチェーン伝動装置(26、29、31,32,33)によって、懸架された屠体の背骨(14;14’)に沿って昇降可能にされており、
    その際、背割ユニット(20)を支持する可動機枠(1’)は、固定機枠(1)に対して水平方向に移動可能に支承されており、その移動のために空気圧シリンダピストン装置(36)が設けられる背割装置において、
    可動機枠(1’)に装着される屠体幅決め装置(40)は、大貫とレギュラとの背割加工対象の変更の際に、上記空気圧シリンダピストン装置(36)とは異なる空気圧シリンダピストン装置(36’)によって可動機枠(1’)と共に、固定機枠(1)に対して所定の距離(A)だけ移動可能であることを特徴とする背割装置。
  2. 背割カッタ(24)の昇降速度が、変速装置(31)の制御により背割されるべき屠体の部位に応じて変更されることを特徴とする請求項1に記載の背割装置。
  3. 背割カッタ(24)の上昇運動経路が、チェーン伝動装置(26、29,31,32,33)の駆動と、空気圧シリンダピストン装置(36)の駆動との協働により、背割カッタ(24)と屠体の切り口との干渉を避けるように制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載の背割装置。
  4. プッシャ(2a,3a,4a,5a)、背割カッタ(24)及び背当て(27)等屠体と接触する機械部分の滅菌のために、熱湯供給装置(66、66a,67,68;28、28’)が装備されることを特徴とする請求項1から3までのうちの1つに記載の背割装置。
  5. 屠体幅決め装置(40)の幅決め部材(51,52)は中空軸(50)と一体的に回動可能に支持され中空軸(50)は屠体幅決め装置(40)の空気圧シリンダピストン装置(41、48)によって回動し、それによって背割ステーションに導入される屠体の背骨(14、14’)の中心軸線を背割カッタ(24)の回転平面内に位置決め可能であることを特徴とする請求項1から4までのうちの1つに記載の背割装置。
  6. 可動機枠(1’)に固定された軸受(44)には枢支軸(43)が、この枢支軸(43)に固定されたレバー(45)の他端には中空軸(50)がそれぞれ支承され、中空軸に枢支されたブラケット(47)の他端と中空軸に固定されたリンク(49)の他端には、幅決め部材(51,52)を回動させるための空気圧シリンダピストン装置(48)が装着されることを特徴とする請求項5に記載の背割装置。
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