JP4605236B2 - 光記録再生装置および光記録再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モードロックレーザーを用いた光記録再生装置および光記録再生方法に関する。
従来、データが高密度記録されたディスクからデータを読取るときに、パルス状の再生光を照射することによって、高密度記録されているデータを再生する技術が開示されている(特許文献1参照)。
上述した技術はデータの再生方法に関する技術であるが、パルス発光型のレーザー光源を用いた記録方式が検討されている。
例えば、従来の連続発光型のレーザー光源をパルス発光型のモードロックレーザーに置き換えることによって、一定周期で高強度の短パルスレーザー光を記録媒体に照射して、記録媒体中に空包を記録するなどにより擬似的に多層記録を行う新しい記録方式(ロゼ型マイクロリフレクター)が検討されている。モードロックレーザーからのパルスレーザー光は、光記録において非常に高い光密度を実現することができるので、光情報記録に適している。
特開平4−325948号公報(段落[0014])
しかしながら、記録媒体に記録された情報を再生するために、記録時に用いたモードロックレーザーからのパルスレーザー光をそのまま用いると、(1)モードックレーザーは、一定周期でパルスレーザーを発振するため、記録マークと同期をとることが難しい、(2)モードロックレーザーは高強度のパルスレーザー光を射出するので、このパルスレーザー光が記録媒体に照射されると、記録媒体に記録された記録マークにダメージを与えかねない、(3)再生専用に別の連続波レーザー(光源)を導入すると、光学系が複雑になり製品設計が困難になる、という問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、モードロックレーザーを用いて、単純な構成で記録マークにダメージを与えることなく確実に記録再生を行うことができる光記録装置および光記録方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る光記録再生装置は、異なる波長の光が同期してパルス状のレーザー光を発振するモードロック状態で前記レーザー光を射出可能なレーザー光源と、前記モードロック状態で前記レーザー光を射出する状態から連続波レーザー光を射出する状態に前記レーザー光源を制御する手段と、前記モードロック状態の前記レーザー光及び前記連続波レーザー光のいずれかを記録媒体に照射する手段とを具備する。
本発明では、モードロック状態でレーザー光を射出する状態から連続波レーザー光を射出する状態にレーザー光源を制御する手段を備えているので、記録時にはモードロック状態でレーザー光を所定周期かつ高光密度で記録媒体に照射し情報を記録し、再生時には制御する手段により発光状態を切り替えて、レーザー光源から連続波レーザー光を記録媒体に照射し記録媒体にダメージを与えることなく記録媒体の情報を確実に再生することができる。また、1つのレーザー光源を用いて、制御する手段により発光状態を切り替えて記録及び再生することができるので、モードロックレーザー光源と、連続波レーザー光源とを備える場合に比べて、構成を単純にすることができる。
前記レーザー光源は前記モードロック状態で前記レーザー光を生成するための共振器を有し、前記制御する手段は前記共振器の共振器長を調整する。これにより、共振器の共振器長を調整することで、容易かつ確実にモードロック状態のレーザー光ではなく連続波レーザー光を生成することができる。
前記制御する手段は、前記レーザー光源を制御するために半導体素子に流れる電流を制御する手段を有する。これにより、半導体素子に流れる電流を制御することで、再生時にモードロック状態を外し、再生時にモードロック状態のレーザー光ではなく連続波レーザー光を記録媒体に照射することができる。
本発明に係る他の光記録再生方法は、記録時に、異なる波長の光が同期してパルス状のレーザー光を発振するモードロック状態でレーザー光源から前記レーザー光を記録媒体に照射し、再生時に、前記モードロック状態で前記レーザー光を射出する状態から連続波レーザー光を射出する状態に前記レーザー光源を制御し、前記連続波レーザー光を記録媒体に照射する。
本発明では、記録時にはモードロック状態のレーザー光を所定周期かつ高光密度で記録媒体に照射し情報を記録し、再生時にモードロック状態でレーザー光を射出する状態から連続波レーザー光を射出する状態にレーザー光源を制御することができるので、再生時にはレーザー光源から連続波レーザー光を記録媒体に照射し記録媒体にダメージを与えることなく記録媒体の情報を再生することができる。また、1つのレーザー光源を用いて、発光状態を切り替えて記録及び再生することができるので、モードロックレーザー光源と、連続波レーザー光源とを備える場合に比べて、構成を単純にすることができる。
前記レーザー光源の制御は、前記モードロック状態で前記レーザー光を射出するモードロックレーザー光源の共振器長を調整することで行う。これにより、容易かつ確実にモードロック状態のレーザー光ではなく連続波レーザー光を生成することができる。
前記レーザー光源の制御は、前記レーザー光を射出するための半導体素子に流れる電流を制御することで行う。これにより、半導体素子に流れる電流を制御することで、容易かつ確実にモードロック状態を外し連続波レーザー光を生成することができる。
以上のように、本発明によれば、モードロックレーザーを用いて、単純な構成で記録マークにダメージを与えることなく確実に記録再生を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る光記録再生装置のブロック図、図2は光記録再生装置のモードロックレーザーの構成を示す図である。である。
図1に示すように、光記録再生装置1は、制御回路2、基準クロック発生部3、RF信号発生部4、増幅器変調部5、レーザー駆動回路6、ミラー制御回路7、モードロックレーザー8、集光レンズ9、光増幅器10、ビームスプリッタ11、1/4波長板12、対物レンズ13、対物レンズアクチュエータ14、集光レンズ15、シリンドリカルレンズ16、フォトディテクタ17、及びモータ18を備えている。
制御回路2は、RF信号発生部4でRF信号を出力するために制御信号をRF信号発生部4に出力する。また、制御回路2は、レーザー駆動回路6を制御するために制御信号をレーザー駆動回路6に出力する。更に、制御回路2は、ミラー制御回路7を制御するために位置制御信号をミラー制御回路7に出力する。
基準クロック発生部3は、例えば水晶発振器などを備えた発振回路である。基準クロック発生部3は、RF信号発生部4でRF信号を発生させるための基準となる基準信号を発生する。基準クロック発生部3は、発生した基準信号をRF信号発生部4に向けて出力する。
RF信号発生部4は、例えば位相同期回路(PLL)などである。RF信号発生部4は、基準クロック発生部3の基準クロックに基づきRF信号を発生する。RF信号発生部4は、生成したRF信号を増幅器変調部5に出力する。
増幅器変調部5は、RF信号発生部4で発生したRF信号を変調し(増幅し)光増幅器10に出力する。
レーザー駆動回路6は、制御回路2からの制御信号に基づきモードロックレーザー8を駆動するための電流を後述する半導体レーザー21に出力する。
ミラー制御回路7は、制御回路2からの位置制御信号に基づき、ミラー25の位置を制御するためのモータ駆動信号を、後述するステージ駆動モータMに出力する。
モードロックレーザー8は、図1、図2に示すように、半導体レーザー21、集光レンズ23、波長フィルタ24、ミラー25、ステージ駆動モータM及びステージSTを備えている。
半導体レーザー21は、P領域と、N領域と、これら2つの領域間に設けられた活性層22とを備えている。図2に示すように、半導体レーザー21の出力側(図2の半導体レーザー21の右側)の側面には、僅かにレーザー光を射出可能な光反射膜26が形成されている。半導体レーザー21の出力側とは反対側(図2の半導体レーザー21の左側)の側面には、反射防止コーティング27がなされている。これにより、光反射膜26(半導体レーザー21)と、ミラー25とにより共振構造が形成されている。
集光レンズ23は、半導体レーザー21の活性層22の反射防止コーティング27が施された側面側から発散したレーザー光を適度に調整し波長フィルタ24に照射する。
波長フィルタ24は、集光レンズ23からのレーザー光のうち特定の波長のレーザー光をミラー25に透過する。
ミラー25は、波長フィルタ24からのレーザー光を波長フィルタ24に向けて反射する。ミラー25で反射したレーザー光は、波長フィルタ24を通過し、集光レンズ23で集光され、活性層22を通過し光反射膜26で反射され共振する。
ミラー25の位置を所定の位置に調整することで、例えばピコ秒オーダーのパルス幅かつ所定の周波数(例えば500MHz)のモードロックレーザー光(短パルスレーザー光)が光反射膜26から射出されるように構成されている。また、この所定の位置からミラー25の位置をずらすことで、半導体レーザー21の光反射膜26からCW(Continuos Wave)レーザー光を射出することができるように構成されている。
ステージ駆動モータMは、ミラー制御回路7からのモータ駆動信号に基づき、その回転軸が回転駆動する。ステージ駆動モータMの回転軸は、ステージST側の図示しないギアに噛合している。これにより、ステージ駆動モータMの回転軸の回転に伴い、ステージSTが矢印方向に移動する。
ステージST上には、例えばミラー25が固定されている。ステージSTの矢印方向の移動に伴いミラー25が矢印方向に移動する。ミラー25の位置に応じて共振するレーザー光の光路長が変更され、モードロック状態と、非モードロック状態とが切り替えられる。
モードロック状態とは、例えば異なる波長の光が光反射膜26とミラー25との間で同期して例えばピコ秒オーダーのパルス幅かつ所定の周波数(例えば500MHz)のパルス状のモードロックレーザー光を射出可能な状態をいう。また、非モードロック状態とは、例えばモードロックレーザー光を射出可能ではなく、例えばCWレーザー光を射出可能な状態をいう。
集光レンズ9は、半導体レーザー21から射出されたレーザー光を光増幅器10に照射する。
光増幅器10は、増幅器変調部5からの出力信号に基づき、半導体レーザー21から射出され集光レンズ9を透過したレーザー光を増幅する。光増幅器10は、この増幅したレーザー光をビームスプリッタ11に照射する。
ビームスプリッタ11は、光増幅器10により増幅されたレーザー光を1/4波長板12に向けて反射する。
1/4波長板12は、ビームスプリッタ11から入射したレーザー光を偏光する。1/4波長板12は、偏向したレーザー光を対物レンズ13に入射させる。
対物レンズ13は、1/4波長板12から入射したレーザー光を記録媒体20の所定の位置に集光する。
対物レンズアクチュエータ14は、対物レンズ13の位置を制御する。
記録媒体20の所定の位置に照射されたレーザー光は、反射され、対物レンズ13、1/4波長板12、ビームスプリッタ11を通過し、集光レンズ15に入射する。
集光レンズ15は、ビームスプリッタ11を通過したレーザー光を、シリンドリカルレンズ16に集光する。
シリンドリカルレンズ16は、集光レンズ15で集光したレーザー光をフォトディテクタ17に照射する。
フォトディテクタ17は、シリンドリカルレンズ16で集光したレーザー光を受光し、電気信号に変換する。フォトディテクタ17は、変換した電気信号(例えばRF信号やサーボ信号)を図示しない信号処理部に出力する。
モータ18は、モータ18の回転軸を所定の回転数で回転駆動する。これにより、モータ18の回転軸に装着された記録媒体20を所定の回転数で回転させる。
次に、光記録再生装置1を用いた光記録・再生方法について説明する。
図3は光記録再生装置の記録・再生動作を説明するためのフローチャートである。
記録時には、制御回路2は、モードロックレーザー8から射出されるレーザー光がモードロック状態となるように、ミラー25の位置を調整する。
つまり、制御回路2はミラー制御回路7に制御信号を出力する。ミラー制御回路7は、制御回路2からの制御信号に基づき、モータ駆動信号をステージ駆動モータMに出力する。これにより、ステージ駆動モータMの回転軸が回転し、これに伴いステージSTが矢印方向に移動する。ステージSTの矢印方向の移動に伴いミラー25が矢印方向に移動する。この結果、モードロックレーザー8からモードロックレーザー光が射出される状態(モードロック状態)になるように、図2に示す光反射膜26と、ミラー25との間の長さである共振器長が調整される。
この状態で、制御回路2はレーザー駆動回路6に制御信号を出力する。レーザー駆動回路6は、モードロックレーザー8をモードロック状態で駆動するための電流を半導体レーザー21のP領域に出力する。
これにより、活性層22で光が発生し、図2に示すように、この光が反射防止コーティング27が施された側面から発散し、集光レンズ23、波長フィルタ24を通過し、ミラー25で反射し、波長フィルタ24を通過し、集光レンズ23で集光されて、半導体レーザー21の活性層22中を通過し、半導体レーザー21の光反射膜26で反射される。この結果、共振器内(例えば光反射膜26(半導体レーザー21)とミラー25との間)がモードロック状態となり、光反射膜26の僅かにレーザー光を射出する箇所からモードロックレーザー光が射出される(ST301)。
この後、モードロックレーザー8から射出されたモードロックレーザー光は、光増幅器10で増幅され、ビームスプリッタ11で反射されるなどして対物レンズ13で記録媒体20の所定の位置に照射される。これにより、例えば記録媒体20に記録マークが形成される。
再生時には、制御回路2は、モードロックレーザー8のモードロック状態を外し、非モードロック状態となるようにする(ST302)。
つまり、制御回路2はミラー制御回路7に制御信号を出力する。ミラー制御回路7は、モータ駆動信号をステージ駆動モータMに出力する。これにより、ステージ駆動モータMの回転軸が回転する。これに伴いステージSTが矢印方向に移動する。ステージSTの矢印方向への移動にも伴いミラー25が矢印方向に移動する。この結果、モードロックレーザー8からモードロックレーザー光が射出されずCWレーザー光が射出される状態(非モードロック状態)になるように、図2に示す光反射膜26と、ミラー25との間の長さである共振器長が調整される。
この非モードロック状態で、制御回路2はレーザー駆動回路6に制御信号を出力する。レーザー駆動回路6は、モードロックレーザー8を駆動するための電流を半導体レーザー21のP領域に出力する。
これにより、共振器内(光反射膜26とミラー25との間)が非モードロック状態となり、光反射膜26の僅かにレーザー光を射出する箇所からCWレーザー光が射出される(ST303)。
この後、モードロックレーザー8から射出されたCWレーザー光は、ビームスプリッタ11で反射されるなどして対物レンズ13で記録媒体20の記録マークが形成されている所定の位置に照射される。これにより、例えば記録媒体20の情報が再生される(ST304)。
このように本実施形態によれば、光記録再生装置1は、モードロック状態でモードロックレーザー光を射出する状態(ST301)からCWレーザー光を射出する状態(ST303)にモードロックレーザー8を制御するための制御回路2、ミラー制御回路7、ステージ駆動モータM及びステージSTを備えている。このため、記録時にはモードロック状態でモードロックレーザー光を所定周期かつ高光密度で記録媒体20に照射し情報を記録し、再生時には制御回路2、ミラー制御回路7、ステージ駆動モータM及びステージSTなどにより発光状態を切り替えて、モードロックレーザー8からCWレーザー光を射出し記録媒体20に照射し記録媒体20にダメージを与えることなく記録媒体20の情報を確実に再生することができる。また、1つのモードロックレーザー8を用いて、制御回路2、ミラー制御回路7、ステージ駆動モータM及びステージSTなどにより発光状態を切り替えて記録及び再生することができるので、モードロックレーザー8と、CWレーザー光源とを備える場合に比べて、構成を単純にし低コストか及び小型化を図ることができる。
次に本発明に係る第2の実施の形態の光記録再生装置について説明する。なお、本実施形態以降においては、上記第1の実施の形態と同様の構成部材には同一の符号を付しその説明を省略し、異なる箇所を中心に説明する。
図4は第2の実施の形態の光記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態の光記録再生装置30は、第1の実施の形態に比べて、図4に示すように、モードロックレーザー8の発光状態を制御するために半導体レーザー21に流れる電流を制御する制御回路2を備え、ミラー制御回路7、ステージ駆動モータM及びステージSTを備えない点が異なっている。つまり、ミラー25を移動させて共振器長を調整する必要がない。
制御回路2は、レーザー駆動回路6に異なる制御信号を出力する。レーザー駆動回路6は、これらの異なる制御信号に基づき異なる電流(電流値)を半導体レーザー21に出力する。この結果、この電流が第1の実施の形態のときと同じときには、モードロックレーザー8からはモードロックレーザー光が射出されるが、この電流が第1の実施の形態のときと異なる電流のときには、モードロック状態が外れ、モードロックレーザー8からはCWレーザー光が射出される。
このように本実施形態によれば、光記録再生装置30は、レーザー駆動回路6に異なる制御信号を出力する制御回路2と、これらの異なる制御信号に基づき異なる電流(電流値)を半導体レーザー21に出力するレーザー駆動回路6とを備え、半導体レーザー21に流れる電流を制御することができるので、再生時にモードロック状態を外し、再生時にモードロックレーザー8からモードロックレーザー光ではなくCWレーザー光を記録媒体20に照射することができる。
この場合には、ミラー制御回路7、ステージ駆動モータM及びステージSTを備える必要がない。従って、光記録再生装置30の構成を更に単純にすることができ、低コスト化及び小型化を図ることができる。
次に、第3の実施の形態の光記録再生装置について説明する。
図5は第3の実施の形態の光記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第3の実施の形態の光記録再生装置40は、上記第1の実施の形態に比べて、ミラー制御回路7、ステージ駆動モータM及びステージSTの代わりに、図5に示すように、波長フィルタ制御回路41及び波長フィルタ駆動モータM2を備える点が異なる。
波長フィルタ制御回路41は、図5に示すように、制御回路2からの制御信号に基づき、波長フィルタ24の位置を制御するためのモータ駆動信号を波長フィルタ駆動モータM2に出力する。
波長フィルタ駆動モータM2は、例えば波長フィルタ制御回路41からのモータ駆動信号に基づき、波長フィルタ24を矢印方向に回転させる。これにより、波長フィルタ24を通過するレーザー光の光路長が調整される。この結果、モードロック状態から非モードロック状態にモードロックレーザー8の発光状態が切り替えられる。
このように本実施形態によれば、光記録再生装置40は、制御回路2からの制御信号に基づき波長フィルタ制御回路41が波長フィルタ駆動モータM2を回転駆動することができる。これにより、再生時に波長フィルタ24を矢印方向に回転させることで、モードロックレーザー8のモードロック状態を外して非モードロック状態とし、モードロックレーザー8からCWレーザー光が射出されるようにすることができる。この結果、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、第4の実施の形態の光記録再生装置について説明する。
図6は第4の実施の形態の光記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第4の実施の形態の光記録再生装置50は、上記第1の実施の形態に比べて、ステージ駆動モータM及びステージSTの代わりに、図6に示すピエゾ素子制御回路51及びピエゾ素子52を備えている点が異なっている。
ピエゾ素子制御回路51は、図6に示すように、制御回路2からの制御信号に基づき、ピエゾ素子52に印加する電圧を制御するためのピエゾ素子制御信号をピエゾ素子52に出力する。
ピエゾ素子52は、例えばピエゾ素子制御回路51からのピエゾ素子制御信号に基づき、矢印方向などに体積変化する。ピエゾ素子52は、例えばミラー25に固定されている。これにより、ピエゾ素子52の体積変化にも伴い、ミラー25の位置が矢印方向に調整される。
このように本実施形態によれば、光記録再生装置50は、制御回路2の制御信号に基づき、ピエゾ素子制御回路51がピエゾ素子制御信号をピエゾ素子52に出力する。これにより、再生時にピエゾ素子52を体積変化させ、これに伴いピエゾ素子52に一体的に設けられたミラー25の位置を矢印方向に調整することができる。従って、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えばモードロックレーザー8のモードロック状態を外しCWレーザー光を射出することができるようにするために、上記第1の実施の形態ではミラー25の位置を制御し、第2の実施の形態では半導体レーザー21に流れる電流を制御した。しかし、これに限定されず、例えばミラー25の位置を制御すると共に半導体レーザー21に流れる電流を制御するようにしてもよい。これにより、再生時に、モードロック状態をより確実に外し、モードロックレーザー8からCWレーザー光を照射するようにすることができる。
本発明の一実施形態に係る光記録再生装置のブロック図である。 光記録再生装置のモードロックレーザーの構成を示す図である。 光記録再生装置の記録再生動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の光記録再生装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の光記録再生装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態の光記録再生装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
M ステージ駆動モータ
M2 波長フィルタ駆動モータ
ST ステージ
1、30、40、50 光記録再生装置
2 制御回路
3 基準クロック発生部
4 RF信号発生部
5 増幅器変調部
6 レーザー駆動回路
7 ミラー制御回路
8 モードロックレーザー
10 光増幅器
17 フォトディテクタ
20 記録媒体
21 半導体レーザー
22 活性層
23 集光レンズ
24 波長フィルタ
25 ミラー
26 光反射膜
27 反射防止コーティング
41 波長フィルタ制御回路
51 ピエゾ素子制御回路
52 ピエゾ素子

Claims (2)

  1. 異なる波長の光が同期してパルス状のレーザー光を発振するモードロック状態で前記レーザー光を射出可能な1つのレーザー光源と、
    記録時にはモードロック状態で前記レーザ光を記録媒体に照射し、再生時にはモードロック状態から連続波レーザー光を射出する状態に前記レーザー光源を切り替えて前記レーザ光を前記記録媒体に照射するように制御する手段と
    を具備し、
    前記レーザー光源は前記モードロック状態で前記レーザー光を生成することが可能な共振器を有し、
    前記制御する手段は前記共振器の共振器長を調整する
    光記録再生装置。
  2. 記録時に、異なる波長の光が同期してパルス状のレーザー光を発振するモードロック状態で1つのレーザー光源から前記レーザー光を記録媒体に照射し、
    再生時に、前記モードロック状態から連続波レーザー光を射出する状態に前記1つのレーザー光源を切り替えて前記レーザ光を前記記録媒体に照射する
    光記録再生方法であって、
    前記レーザー光源は前記モードロック状態で前記レーザー光を生成することが可能な共振器を有し、
    前記共振器の共振器長を調整することで前記切り替えを行う
    光記録再生方法。
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