JP4604706B2 - ステージ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種半導体製造装置や検査装置等において位置決めすべきステージを真空チャンバ内で駆動するステージ駆動装置に関する。
半導体露光装置等で用いられるステージ駆動装置の一例として、従来、例えば図及び図に示すものが知られている。図及び図において、符号1は真空チャンバを示しており、この真空チャンバ1内には、XYステージ2が設けられているとともに、XYステージ2を駆動するXYステージ駆動装置3が設けられている。なお、真空チャンバ1はほぼ箱形に形成された真空チャンバ本体1aと、この真空チャンバ本体1aの一側面部に形成された内部機器搬入用開口部を閉塞するチャンバ蓋1bとで構成されている。
XYステージ駆動装置3は多数のボルト(図示せず)によって真空チャンバ1の底面部に固定されたベース4と、このベース4上にリニアガイド5,6(図参照)を介してX軸方向にスライド可能に設けられた第1のスライドテーブル7を備えており、この第1のスライドテーブル7の下面部にはナットブラケット8(図及び図参照)が取り付けられている。
また、XYステージ駆動装置3は第1のスライドテーブル7上にリニアガイド9,10を介してY軸方向にスライド可能に設けられた第2のスライドテーブル11を備えており、この第2のスライドテーブル11の下面部にはナットブラケット12(図及び図参照)が取り付けられている。さらに、XYステージ駆動装置3は第1のスライドテーブル7を介してXYステージ2をX軸方向に駆動する第1のボールねじ13と、第2のスライドテーブル11を介してXYステージ2をY軸方向に駆動する第2のボールねじ14を備えており、これらボールねじ13,14のナット13a,14aには、図及び図に示すように、上記ナットブラケット8,12にナット13a,14aを固定するためのナットフランジ15が設けられている。なお、ボールねじ13のねじ軸13b,14bは、図及び図に示すように、ベース4上に固定されたサポートブラケット16に軸受ユニット17を介して回転自在に支持されている。また、サポートブラケット16のうち駆動モータ18,19に近い側のものはベース4に一体的に設けられている。
また、XYステージ駆動装置3は真空チャンバ1の外部に設けられた第1及び第2のボールねじ駆動モータ18,19と、これらボールねじ駆動モータ18,19の回転トルクをボールねじ13,14に伝える第1及び第2のトルク伝達機構20,21を備えている。これらのトルク伝達機構20,21は、図及び図に示すように、ボールねじ13,14のねじ軸13b,14b及びボールねじ駆動モータ18,19の回転軸18a,19aにそれぞれカップリング22を介して連結されたトルク伝達軸23と、このトルク伝達軸23の真空チャンバ貫通部をシールするシールユニット24とからなり、真空チャンバ1には、上記トルク伝達軸23及びシールユニット24を通すための貫通孔25が形成されている。なお、XYステージ2は第2のスライドテーブル11上にリニアガイド26,27(図参照)を介してX軸方向にスライド可能に設けられている。
このようなXYステージ駆動装置では、ボールねじ13,14を駆動するボールねじ駆動モータ18,19が真空チャンバ1の外部に設けられているため、ボールねじ駆動モータ18,19で発生したパーティクルがXYステージ2に載置された基板の表面に付着することを防止できるという利点を有している。
しかしながら、上述したXYステージ駆動装置では、ボールねじ13,14のメンテナンスを行ったり、新しいボールねじと交換する場合、本来、分解したくない部分まで取り外したり、真空チャンバ1内から装置全体を取り出してボールねじ13,14の交換作業を行なっているため、ボールねじ13,14の交換作業に多くの手間と時間を要していた。このような問題は上記のような構成に限らず、真空チャンバ内にボールねじが配されるステージ駆動装置では起こり得る問題である。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、真空チャンバ内に配されるボールねじの取付け取外しを容易に行うことのできるステージ駆動装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、ステージを真空チャンバ内で駆動するものであって、前記真空チャンバの底面部に固定されたベースと、このベース上に設けられ、前記ステージを所定方向に移動自在に支持するリニアガイドと、前記ステージに設けられたナットブラケットにナットを固定するためのナットフランジを有するボールねじと、前記ボールねじを駆動する駆動モータと、を備えたステージ駆動装置において、前記ナットフランジの形状が、所定角度回転させたときに前記ナットブラケットの開口を挿通可能な形状としたことを特徴とする。
この場合、前記ボールねじのねじ軸及び前記駆動モータの回転軸にそれぞれカップリングを介して連結されたトルク伝達軸と、このトルク伝達軸の真空チャンバ貫通部をシールするシールユニットとからなるトルク伝達機構をさらに備え、前記真空チャンバは前記トルク伝達軸及び前記シールユニットを通すための貫通孔を有する構成であってもよい。また、前記貫通孔を前記ナットフランジの外形寸法より大きく形成することが好ましい。
この発明に係るステージ駆動装置によれば、ボールねじを取外したり取付けたりするときに真空チャンバ内から装置全体を引き出したり、装置の大幅な分解を行ったりする必要がないので、ボールねじの取外し及び取付けを含むステージ駆動装置のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
以下、図1ないし図3を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図〜図に示したものと同一部分もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。
本発明の実施形態に係るステージ駆動装置は、図1に示すように、第1のスライドテーブル7を介してXYステージをX軸方向に駆動する第1のボールねじ13と、第2のスライドテーブル11を介してXYステージをY軸方向に駆動する第2のボールねじ14を備えており、これらボールねじ13,14のナット13a,14aには、ナットブラケット8,12にナット13a,14aを固定するためのナットフランジ28が設けられている。このナットフランジ28は、ナットブラケット8,12の開口高さと開口幅をhB 、wB とすると、その高さhF と幅wF がhF <wB 、wF <hB となるように、ほぼ長方形状に形成されている(図2参照)。
また、本実施形態に係るステージ駆動装置の真空チャンバ1はトルク伝達機構20,21のトルク伝達軸23及びシールユニット24を通すための貫通孔25を有しており、この貫通孔25はナットフランジ28の長辺より大きい直径で真空チャンバ1に設けられている。
このように構成される本発明の実施形態では、ボールねじ13,14を駆動するボールねじ駆動モータ18,19が真空チャンバ1の外部に設けられているため、ボールねじ駆動モータ18,19で発生したパーティクルがXYステージ2に載置された基板の表面に付着することを防止できる。
また、本発明の実施形態では、ナットフランジ28をナットブラケット8,12から取り外した後、ボールねじ13,14をナットブラケット8,12に対して90度だけ回転させると、図3に示すように、ナットフランジ28の高さと幅の位置的関係が逆転する。これにより、フランジ28を事情により図1で左側に設ける必要がある場合でもボールねじ13,14のナット13a,14aをナットフランジ28と共にナットブラケット8,12を通して真空チャンバ1の貫通孔25から引き抜くことができ、ボールねじ13,14の取外し及び再取付けを行ったり、新しいボールねじと交換するときに大幅な分解作業が必要なく、また真空チャンバ1内から装置全体を取り出す必要がないので、ステージ駆動装置のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が実施可能である。例えば、上記各実施の形態とも、一軸ステージにも適用可能であることは言うまでもない。また、真空チャンバを貫通して設けられるトルク伝達機構を省略し、真空チャンバ内にボールねじを駆動するモータも配置される一軸ステージ、XYステージ等にも同様に適用可能である。
本発明の実施形態に係るステージ駆動装置の要部を示す図である。 図1に示すボールねじのナットフランジを示す図である。 本発明の実施形態に係るステージ駆動装置の作用を説明するための図である。 ステージ駆動装置の側面図である。 のXII −XII 断面図である。 に示すステージ駆動装置の部分断面図である。 に示すステージ駆動装置の部分断面図である。 のXV−XV断面図である。 のXVI −XVI 断面図である。
1 真空チャンバ
2 XYステージ
3 XYステージ駆動装置
4 ベース
5,6 リニアガイド
7 第1のスライドテーブル
8,12 ナットブラケット
9,10 リニアガイド
11 第2のスライドテーブル
13 第1のボールねじ
14 第2のボールねじ
13a,14a ナット
13b,14b ねじ軸
15,28 ナットフランジ
16 サポートブラケット
17 軸受ユニット
18 第1のボールねじ駆動モータ
19 第2のボールねじ駆動モータ
20 第1のトルク伝達機構
21 第2のトルク伝達機構
22 カップリング
23 トルク伝達軸
24 シールユニット
25 貫通孔
26,27 リニアガイド

Claims (3)

  1. ステージを真空チャンバ内で駆動するものであって、前記真空チャンバの底面部に固定されたベースと、このベース上に設けられ、前記ステージを所定方向に移動自在に支持するリニアガイドと、前記ステージに設けられたナットブラケットにナットを固定するためのナットフランジを有するボールねじと、前記ボールねじを駆動する駆動モータと、を備えたステージ駆動装置において、
    前記ナットフランジの形状が、所定角度回転させたときに前記ナットブラケットの開口を挿通可能な形状としたことを特徴とするステージ駆動装置。
  2. 前記ボールねじのねじ軸及び前記駆動モータの回転軸にそれぞれカップリングを介して連結されたトルク伝達軸と、このトルク伝達軸の真空チャンバ貫通部をシールするシールユニットとからなるトルク伝達機構をさらに備え、前記真空チャンバは前記トルク伝達軸及び前記シールユニットを通すための貫通孔を有することを特徴とする請求項1記載のステージ駆動装置。
  3. 請求項2記載のステージ駆動装置において、前記貫通孔を前記ナットフランジの外形寸法より大きく形成したことを特徴とするステージ駆動装置。
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