JP4604281B2 - コンクリートポンプの多目的使用とその工法 - Google Patents

コンクリートポンプの多目的使用とその工法 Download PDF

Info

Publication number
JP4604281B2
JP4604281B2 JP2006129573A JP2006129573A JP4604281B2 JP 4604281 B2 JP4604281 B2 JP 4604281B2 JP 2006129573 A JP2006129573 A JP 2006129573A JP 2006129573 A JP2006129573 A JP 2006129573A JP 4604281 B2 JP4604281 B2 JP 4604281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
concrete pump
hopper
pressure
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006129573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007278264A (ja
Inventor
隆紀 太田
希 芥川
Original Assignee
有限会社苫小牧圧送
菱中建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社苫小牧圧送, 菱中建設株式会社 filed Critical 有限会社苫小牧圧送
Priority to JP2006129573A priority Critical patent/JP4604281B2/ja
Publication of JP2007278264A publication Critical patent/JP2007278264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4604281B2 publication Critical patent/JP4604281B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

この発明は、コンクリートポンプの多目的使用を目的とし、多様な品目の吸引・排出が必要な作業をするためにコンクリートポンプの汎用化に関する。
従来のコンクリートポンプの方式・形状は背景技術説明(別添え及び特許文献1参照)に示す様に生コン受けのホッパーが設置されており、図3・図4において従来のホッパーを説明するもので、生コンを溜めて、その自重・圧力差等により圧送シリンダーや圧送チューブに流し込みそれを圧送するものである。
原理的な種類の違いにより、ホッパーの形状の違いが生ずる(特許文献2・3・4参照)
平10−024987号公報 2001−041179号公報 2001−179727号公報 平09−193571号公報
しかしながら、以上の技術によれば、圧送したい材料をホッパー投入しなければならず、ミキサー車や他の重機が必要である上に生コンやモルタル等の圧送作業しか出来ません。更に、ガスプラントの点検時の保冷材抜き取り・補填から、貯水施設等の流動体の抜き取りや、タンカー・船舶座礁事故での載貨油の流出原油・燃料の吸引・圧送処理や、火災現場での消火活動などの粉末や液体の吸引・圧送を必要とする作業は未だに人力による危険作業が多く、コストも高い上に時間がかかる作業が多い。
そこで、この発明はコンクリートポンプのホッパー部に簡単な方法で圧送用ホースや配管を直接シリンダーやチューブにつなぎ、圧力差でホースの先から吸引しながら他方(他行程中)のピストンやチューブで同時に圧送でき、直接任意の場所に比重の軽い粉末から粘度の高い液状のものまで吸い込み、任意の場所まで圧送する事が出来て、他の重機・車両や人手を必要とせずに無線操作の機械により、迅速・省力化・低コスト・安全を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一の発明はホッパー部内に吸入口を覆う形の密閉型の蓋を付けた事により、多様な物を吸入・排出を同時に行なう多目的な使用を特徴としたコンクリートポンプ。
また、第二発明は、コンクリートポンプのホッパー部内に吸入口を覆う形の密閉型の蓋を付けた事により、吸入行程側の圧送用ピストンや圧送用チューブからの負圧・真空圧による吸引力で、取り付けた配管やホースを使って任意の場所から多様な物を吸引し、同時に任意の場所へ排出を行なう事を特徴とするコンクリートポンプである。
第三の発明はコンクリートポンプのホッパー部を密閉用の蓋を設ける事によってホッパー部自体をタンクにして、圧送用ピストン・チューブの吸引・排出行程の連続運動によりホッパー内の負圧・真空圧を高めて多様な物の吸引・排出を同時に行う事を特徴とするコンクリートポンプである。
第四の発明はコンクリートポンプのホッパー部の吸入・排出口に密閉用部材の取り付けを施す事により、多様な物を吸引・排出を同時に行う事を特徴としたコンクリートポンプである。
第一発明、または第二から第四までの発明によれば、危険な作業であるガスプラントの点検時の保冷材抜き取り・補填から、貯水施設等の流動体の抜き取りや、タンカー・船舶座礁事故での載貨油の流出原油・燃料の吸引・圧送処理や、火災現場での消火活動などの粉末や液体の吸引・圧送を必要とする作業は未だに人力による危険作業が多く、コストも高い上に時間がかかる作業を他の重機・車両を介入させずに粉末から粘度の高い液体まで、迅速・低コスト・安全に吸引・圧送作業が出来る上にコンクリートポンプに汎用性を持たせることにより、国・地方自治体から民間企業まで使用頻度は少ないのに緊急時のために高価な設備を持つ必要少なくなる。
この発明の一実施形態を、図2に示す。ポンプ本体は鉄製でありホッパー1の底部にある吸い込み口に、ゴム製のラバーパッキン3と鉄・チタン等の金属製吸入用ガイドパイプ付き密閉板2をボルトで固定して設置されている。この密閉板には形式・機種により違うので数種類(図1・5・6・7の様に)設定されている。この密閉板により圧送シリンダーや圧送チューブと吸入ガイドパイプ4が直接結合される様な形になり、ガイドパイプの先にゴム製などのホースを取り付けてホースの先よりポンプの作動で吸い込み、同時にポンプで排出する。
図2及び図7は実施成功例で、ブーム付きポンプ車のホッパー内部に密閉板2を密閉用ラバーゴムと共に取り付けて、密閉板のガイドパイプにゴム製ホースを取り付け、更にその先に任意の場所まで圧送用パイプをつなぎます。その先に吸引用ゴムホースをつないで、ポンプを作動して吸引を開始して、積み込み車両・堆積したい場所にブームを合わせて排出する。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、密閉板2の効果で圧送シリンダー・圧送チューブの内部が負圧や真空になり外部大気圧等との圧力差で、吸引しながら同時に圧送作業が可能になる。これにより密閉板のガイドパイプの先にパイプ・ホース4をつなぐ事で、任意の場所で直接吸引し、粉末から粘度の高い液体まで吸い込み、任意の場所まで圧送が可能になる。これにより、迅速・省力化・低コスト・高い安全性を得る事が出来る上、場所・材料・施工方法を嫌わないという利点があります。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、ガイドパイプ付き密閉板2は吸引ホース4を接続してホースだけの作業であったが、他の実施形態では、図8の様にコンクリートポンプ車でブーム(アーム)の配管に接続するとブーム使用の吸引作業でも良い。
図1以外の実施形態もブームによる吸引作業は可能である。
更に簡単な方法として、各実施形態において逆回転型としてブームから吸引してガイドパイプ側より排出も可能である。
この方法の利用としては、ガスプラント点検の等に保冷層からの保冷材抜き出し・補填、貯水施設等の液体・流動体の抜き取り・補填。更に、タンカー等の座礁事故で載貨油が流出した際に、流出油の処理の為の吸引作業も可能ですし、河川・沼・湖・海岸の汚泥や浮遊物の除去や火災現場での消火作業も可能である。粉末・液体・流動体の吸引・排出を必要とする作業には有効な手段である。
この発明の一実施形態を示す斜視図である。 この発明の一実施形態を示す正面・側面図・断面図である。 従来技術を示す正面・側面図・断面図である。 従来技術を示す斜視図である。 この発明の一実施形態例を示す斜視図及び取り付け図である。 この発明の一実施形態例を示す斜視図及び取り付け図である。 この発明の一実施形態例を示す斜視図及び取り付け図である。 この発明他の一実施形態例を示す上面・側面図である。
符号の説明
1 コンクリート ホッパー 2 吸引用ガイドパイプ付き密閉板
3 密閉用ラバーパッキン 4 吸引用パイプ・ホース
コンクリートポンプについての説明
コンクリートポンプは大きく二種類に分かれます。
一つは図Aに示す様にゴム製チューブをローラーで潰す事により生コンを絞り出し、チューブが甦生する事による真空圧により生コンを吸い込む、その行程を繰り返す方式をスクイーズ式と言います。
もう一つは図Bに示すように、複数のピストンとシリンダーをバルブで切り替える方法で、
バルブの向いた方が排出を行い、反対側のピストンは吸入を行う、これを繰り返す方式をピストン式と言います。
更に、自走できない図A・Bに動力用原動機を付けただけの定置式と、図Cの様なトラックシャーシに図A・Bを搭載したものや作業効率を上げる為にブーム(アーム)を取り付けた物を、総称してコンクリートポンプ車と言います。どちらにも、ピストン式とスクイーズ式があります。
どの様な形式にしても生コンやモルタルをホッパー部に受けて溜め込み、その自重や圧力差等により圧送用チューブや圧送用シリンダー内に取り込み、それを圧力で押し出す生コン専用の機械である。
この発明はコンクリートポンプのホッパー部を簡易な加工を施すだけで、粉末から液体まで多様な物を吸入・排出する作業を、迅速・安全・省力化・低コスト化する事ができる。
Figure 0004604281
Figure 0004604281
Figure 0004604281

Claims (1)

  1. コンクリートポンプのホッパー部を密閉用の蓋を設ける事によってホッパー部自体をタンクにして、圧送用ピストン・チューブの吸引・排出行程の連続運動によりホッパー部内の負圧・真空圧を高めて多様な物の吸入・排出を同時に行なう事を特徴とするコンクリートポンプ。
JP2006129573A 2006-04-05 2006-04-05 コンクリートポンプの多目的使用とその工法 Active JP4604281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006129573A JP4604281B2 (ja) 2006-04-05 2006-04-05 コンクリートポンプの多目的使用とその工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006129573A JP4604281B2 (ja) 2006-04-05 2006-04-05 コンクリートポンプの多目的使用とその工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007278264A JP2007278264A (ja) 2007-10-25
JP4604281B2 true JP4604281B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=38679940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006129573A Active JP4604281B2 (ja) 2006-04-05 2006-04-05 コンクリートポンプの多目的使用とその工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4604281B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575777A (en) * 1978-12-05 1980-06-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Method of washing piston system concrete pump
JPS58169174U (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 新明和工業株式会社 ホツパ−付ポンプにおける洗滌装置
JPH0313491U (ja) * 1989-06-24 1991-02-12
JP2001200793A (ja) * 2000-11-09 2001-07-27 Miura Co Ltd 液体吐出装置
JP2005315200A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Tsurumi Mfg Co Ltd ポンプ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575777A (en) * 1978-12-05 1980-06-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Method of washing piston system concrete pump
JPS58169174U (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 新明和工業株式会社 ホツパ−付ポンプにおける洗滌装置
JPH0313491U (ja) * 1989-06-24 1991-02-12
JP2001200793A (ja) * 2000-11-09 2001-07-27 Miura Co Ltd 液体吐出装置
JP2005315200A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Tsurumi Mfg Co Ltd ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007278264A (ja) 2007-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108194085A (zh) 一种深海矿石输送系统中继仓
JP4604281B2 (ja) コンクリートポンプの多目的使用とその工法
CN201619502U (zh) 大流量排水抢险车
CN102678575B (zh) 液压潜水泵
CN207776867U (zh) 一种深海矿石输送系统中继仓
CN102019871A (zh) 大流量排水抢险车
CN110155298B (zh) 液货船甲板污油水回收结构
CN202348342U (zh) 手动排水装置
CN215109820U (zh) 一种用于排水装置的油缸及排水装置及排水车
RU2596203C2 (ru) Способ слива жидкости из бака потерпевшего бедствие судна
CN109185683A (zh) 一种气刹型卡车用底部活动件润滑装置
CN212862655U (zh) 一种污泥清理用挖泵送一体机集料机构
CN211863947U (zh) 一种金属液压打包机污油分离器
CN210317233U (zh) 一种抽汲防喷装置
CN207120855U (zh) 一种自浮式应急设备
EP3839205A1 (en) Portable pump station arrangement
CN210853792U (zh) 一种能够自动清洗的车载式含油污泥运输罐
CN203410349U (zh) 一种湿式物料吸排车
CN209853007U (zh) 罐式集装箱
RU2649516C1 (ru) Мобильная вакуумная насосно-компрессорная установка непрерывного действия
EP0931222B1 (en) Procedure for the starting up of pumps
JPH0338357Y2 (ja)
CN200971155Y (zh) 一种新型的污泥装运船
CN1097696A (zh) 远程回收泵车
CN203781101U (zh) 密闭式岩屑箱

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090204

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100302

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4604281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250