JP4603911B2 - Avシステムコントローラー、及び該avシステムコントローラーを備えたav装置 - Google Patents

Avシステムコントローラー、及び該avシステムコントローラーを備えたav装置 Download PDF

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Description

本発明は、AVシステムを構成する機器及びその周辺機器をリモートコントロールできるようにしたAVシステムコントローラー、及び該AVシステムコントローラーを備えたAV装置に関する。
近年、講演会場や会議場やイベント会場などでは、映像信号を発生させる複数の映像信号ソース(例えば、ビデオテープレコーダ)と、映像を表示する映像表示装置(例えば、プロジェクター装置)と、これらの映像信号ソースと映像表示装置との間に介装されて映像信号を切り替えるマトリクススイッチャ(マトリクススイッチング機器)とによって、映像を自由に切り替え可能にしたAVシステムが構築されている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
このようなAVシステムを使用するためには、マトリクススイッチャの操作を行うだけでなく、会場内の照明の調整や、AVアンプの音量の調整や、スクリーンの上げ下げ等も行う必要がある。そこで、このような会場内の機器やマトリクススイッチャの操作をまとめてできるようにしたリモートコントローラー(AVシステムコントローラー)について種々の提案がなされている(特許文献4及び5参照)。
特開2004−254232号公報 特開2004−254172号公報 特開2004−172800号公報 特開2001−136407号公報 特開2005−005857号公報
しかしながら、AVシステムの構成や周辺機器の種類は会場毎に異なるものであり、それらを集中制御するためのAVシステムコントローラーとしては、制御する機器等を自由に設定できるようにしておく必要があり、かつ、その設定も簡単に行えることが望ましい。
そこで、本発明は、種々の機器を操作でき、かつ、その設定作業が容易であるAVシステムコントローラー、及び該AVシステムコントローラーを備えたAV装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1に例示するものであって、映像信号を出力する複数の映像信号ソース(A1〜A8)、該映像信号ソース(A1〜A8)からの映像信号を受信して映像を表示する少なくとも1つの映像表示装置(B1,B2,B3)、及び、該映像表示装置(B1,B2,B3)に供給される映像信号を切り替えるマトリクススイッチング機器(2)からなるAVシステム(1)、を制御するAVシステムコントローラー(5)において、
前記マトリクススイッチング機器(2)及び前記AVシステム(1)の周辺機器(C1,C2)を少なくとも接続するための複数の制御用出力ポート(30B,30C,30D)と、
これら複数の制御用出力ポート(30B,30C,30D)に接続された機器の一連の駆動の開始を指令するための複数のスイッチ手段(E10,E11,E12,…)と、
前記機器の個々の駆動を指示するためのコマンドを複数組み合わせて構成されたコマンドライン(図4のS2→S3→…→S9参照)を、各スイッチ手段(E10,E11,E12,…)に関連付けて記憶する第1コマンドラインメモリ部(32)と、
いずれかの前記スイッチ手段(E10,E11,E12,…)が操作されることに基づき、該操作されたスイッチ手段(E10,E11,E12,…)に関連付けられたコマンドライン(図4のS2→S3→…→S9参照)を前記第1コマンドラインメモリ部(32)から読み出して各コマンドに対応する前記制御用出力ポート(30B,30C,30D)に各コマンドにて指示された信号を送信する中央演算処理装置(31)と、
該第1コマンドラインメモリ部(32)との間でコマンドラインの入出力を行うためのコマンドライン入出力ポート(30A)と、
を有するAVシステムコントローラー本体(3)、並びに、
個々の駆動を指示するためのコマンドを複数組み合わせて構成されたコマンドラインの内容を前記スイッチ手段(E10,E11,E12,…)に関連付けて表示するための表示部(40)と、
該表示部(40)に表示された画像を見ながら前記コマンドラインの編集操作入力を行うための編集入力部(41)と、
編集されつつあるコマンドラインを前記表示部(40)に表示すると共に前記編集入力部(41)からの指示に従った処理の内容を表示する表示制御部(42)と、
前記編集入力部(41)による編集操作入力に応じてコマンドラインの編集を行うコマンドライン編集部(43)と、
コマンドラインを前記各スイッチ手段(E10,E11,E12,…)に関連付けて記憶する第2コマンドラインメモリ部(44)と、
を有するコマンドライン編集装置(4)を備え、
該コマンドライン編集装置(4)は、前記AVシステムコントローラー本体(3)のコマンドライン入出力ポート(30A)に接続可能に構成され、該接続された状態で、前記第1コマンドラインメモリ部(32)と前記第2コマンドラインメモリ部との間でコマンドラインを入出力可能に構成された、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記コマンドライン編集装置(4)がパソコンである、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記AVシステムコントローラー本体(3)は、各出力ポート(30A,…)の転送態様についての設定を記憶する第1出力ポート設定メモリ部(33)を有し、
前記コマンドライン編集装置(4)は、各出力ポート(30A,…)の転送態様についての設定を記憶する第2出力ポート設定メモリ部(45)を有し、
前記表示部(40)、前記編集入力部(41)、前記表示制御部(42)及び前記コマンドライン編集部(43)は各出力ポートの転送態様についての設定を編集できるように構成され、
前記第1及び第2出力ポート設定メモリ部(33,45)に記憶された設定は、前記コマンドライン編集装置(4)が前記AVシステムコントローラー本体(3)に接続された状態で入出力可能に構成された、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記マトリクススイッチング機器(2)が、
前記映像信号ソース(A1〜A8)に接続される複数の映像信号入力ライン(Iin1,…)と、
前記映像表示装置(B1,B2,B3)に接続される少なくとも1つの映像信号出力ライン(Iout1,…)と、
これら複数の映像信号入力ライン(Iin1,…)と少なくとも1つの映像信号出力ライン(Iout1,…)との間に介装されていて、映像信号入力ライン(Iin1,…)と映像信号出力ライン(Iout1,…)との接続を切り替え可能な切り替え手段(20A,20B)と、により構成されたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のAVシステムコントローラー(5)と、
映像信号を出力する複数の映像信号ソース(A1〜A8)、該映像信号ソース(A1〜A8)からの映像信号を受信して映像を表示する少なくとも1つの映像表示装置(B1,B2,B3)、及び、該映像表示装置(B1,B2,B3)に供給される映像信号を切り替えるマトリクススイッチング機器(2)からなるAVシステム(1)と、
を備えたAV装置に関する。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1乃至5に係る発明によれば、AVシステムコントローラー本体の制御用出力ポートにはマトリクススイッチング機器以外の機器も接続可能であり、各機器の駆動を指示するためのコマンドラインは編集可能に構成されているため、種々の機器の駆動を1つのAVシステムコントローラー本体だけで操作することができる。しかも、駆動する機器のメーカーや機種を問わずAVシステムコントローラー本体で操作することができる。また、コマンドライン編集装置による編集は、表示部を見ながら編集入力部を操作するという対話式により行うことができるため、その編集作業が簡単になる。
以下、図1等に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ここで、図1は、本発明に係るAVシステムコントローラーの構成及び接続状態の一例を示すブロック図である。
本発明に係るAVシステムコントローラーが使用されるAVシステムは、図1に符号1で例示するように、
・ 映像信号を出力する複数の映像信号ソースA1〜A8と、
・ 該映像信号ソースからの映像信号を受信して映像を表示する少なくとも1つの映像表示装置B1,B2,B3と、
・ 該映像表示装置B1,B2,B3に供給される映像信号を切り替えるマトリクススイッチング機器2と、
により構成されるものである。
ここで、映像信号ソースとしては、
・ ビデオテープレコーダA1やDVDプレーヤーA2やチューナーA3のようにNTSC信号を出力するものと、
・ パソコンA5,A6,A7やカメラA8などのようにRGB信号を出力するものと、
を挙げることができる。図示のAVシステム1ではNTSC信号及びRGB信号の両方の映像信号を使用しているが、いずれか一方のみを使用するようにしても良い。また、映像表示装置としては、プラズマディスプレイ装置B1やプロジェクター装置B2,B3やCRT(不図示)や液晶ディスプレイ装置(同じく不図示)を挙げることができる。
一方、マトリクススイッチング機器2は、
・ 前記映像信号ソースA1〜A8に接続される複数の映像信号入力ラインIin1〜Iin8と、
・ 前記映像表示装置B1,B2,B3に接続される少なくとも1つの映像信号出力ラインIout1,Iout2,Iout3と、
・ これら複数の映像信号入力ラインIin1〜Iin8と少なくとも1つの映像信号出力ラインIout1,Iout2,Iout3との間に介装されていて、映像信号入力ラインIin1〜Iin8と映像信号出力ラインIout1,Iout2,Iout3との接続を切り替え可能な切り替え手段20A,20Bと、
により構成されている。なお、符号21はアップコンバータを示し、符号22は音声マトリックススイッチャーを示すが、これらのアップコンバータ21や音声マトリクススイッチャーを有するマトリクススイッチング機器を用いても、有さないマトリクススイッチング機器を用いても良い。マトリクススイッチング機器2としては、特開2004−254232号公報、特開2004−254172号公報、特開2004−172800号公報及び特開2003−153081号公報に記載のマルチシグナルマトリクススイッチャを使用しても良い。
ところで、本発明に係るAVシステムコントローラー(図1の符号5参照)は、AVシステムを構成する機器の少なくとも一部を制御するものであって、
・ 前記マトリクススイッチング機器2やAVシステム1を構成する機器(例えば、映像信号ソース等)やAVシステム1の周辺機器を接続してそれらの機器を操作するように構成されたAVシステムコントローラー本体3と、
・ AVシステムコントローラー本体3に接続可能に構成されていて、それらの機器の一連の駆動を指示するためのコマンドラインを編集等するためのコマンドライン編集装置4と、
を備えている。なお、AVシステムの周辺機器とは、AVシステムによる映像表示に直接的に又は間接的に関係のある電気機器の全てを意味し、例えば、
・ プロジェクター用スクリーンの昇降モータを制御するスクリーン制御ユニットC1や、
・ カーテンの開閉を行うモータ(不図示)や、
・ 会場内の照明装置(不図示)
等を挙げることができる。
そして、AVシステムコントローラー本体3は、
・ 少なくとも前記マトリクススイッチング機器2及び前記AVシステムの周辺機器を接続するための複数の制御用出力ポート30B,30C,30Dと、
・ これら複数の制御用出力ポート30B,30C,30Dに接続された機器の一連の駆動の開始を指令するための複数のスイッチ手段E10,E11,E12,…と、
・ コマンド(つまり、前記機器の個々の駆動を指示するためのコマンド)を複数組み合わせて構成されたコマンドラインを、各スイッチ手段E10,E11,E12,…に関連付けて記憶する第1コマンドラインメモリ部32と、
・ いずれかの前記スイッチ手段E10,E11,E12,…が操作されることに基づき、該操作されたスイッチ手段に関連付けられたコマンドラインを前記第1コマンドラインメモリ部32から読み出して各コマンドに対応する前記制御用出力ポート30B,30C,30Dに各コマンドにて指示された信号を送信する中央演算処理装置31と、
・ 該第1コマンドラインメモリ部32との間でコマンドラインの入出力を行うためのコマンドライン入出力ポート30Aと、
を有している。
他方のコマンドライン編集装置4は、
・ コマンド(つまり、前記機器の個々の駆動を指示するためのコマンド)を複数組み合わせて構成されたコマンドラインの内容を前記スイッチ手段E10,E11,E12,…に関連付けて表示するための表示部40と、
・ 該表示部40に表示された画像を見ながら前記コマンドラインの編集操作入力を行うための編集入力部41と、
・ 編集されつつあるコマンドラインを前記表示部40に表示すると共に前記編集入力部41からの指示に従った処理の内容を表示する表示制御部42と、
・ 前記編集入力部41による編集操作入力に応じてコマンドラインの編集を行うコマンドライン編集部43と、
・ コマンドラインを前記各スイッチ手段E10,E11,E12,…に関連付けて記憶する第2コマンドラインメモリ部44と、
を有している。そして、このコマンドライン編集装置4は、前記AVシステムコントローラー本体3のコマンドライン入出力ポート30Aに接続可能に構成され、該接続された状態で、前記第1コマンドラインメモリ部32と前記第2コマンドラインメモリ部44との間でコマンドラインを入出力可能に構成されている。該コマンドライン編集装置4にはパソコンを用いることができる。
本発明によれば、AVシステムコントローラー本体3の制御用出力ポート30B,…にはマトリクススイッチング機器以外の機器(図1の符号C1,C2参照)も接続可能であり、各機器の駆動を指示するためのコマンドラインは編集可能に構成されているため、種々の機器の駆動を1つのAVシステムコントローラー本体3だけで操作することができる。しかも、駆動する機器のメーカーや機種を問わずAVシステムコントローラー本体3で操作することができる。また、コマンドライン編集装置4による編集は、表示部40を見ながら編集入力部41を操作するという対話式により行うことができるため、その編集作業が簡単になる。さらに、コマンドラインは複数のコマンドにより構成されたものであるので、1つのスイッチ手段によって1つの命令のみが実行されるのではなく、複数の機器に対する複数の命令をシーケンシャルに実行されるようにでき、さらには、命令と命令との間に遅延時間を適宜設けることも可能であるので、AVシステムの構成に応じた細かな設定を柔軟にすることができる。
なお、各出力ポート30A,…の転送態様についての設定(例えば、シリアルポートにおける通信速度やデータ長やストップビット長等の設定)を記憶する第2出力ポート設定メモリ部45を前記コマンドライン編集装置4に設けておいて、上述した表示部40、編集入力部41、表示制御部42及びコマンドライン編集部43は各出力ポート30A,…の転送態様についての設定を編集できるようにしておくと良い。また、各出力ポート30A,…の転送態様についての設定を記憶する第1出力ポート設定メモリ部33を前記AVシステムコントローラー本体3に設けておいて、前記第1及び第2出力ポート設定メモリ部33,45に記憶された設定は、前記コマンドライン編集装置4が前記AVシステムコントローラー本体3に接続された状態で入出力可能に構成しておくと良い。
ところで、各スイッチ手段E10,E11,E12,…については、
・ そのスイッチ手段の命令実行を最優先にするモード、別の言い方をすれば、そのスイッチ手段が命令実行中のときに仮に他のスイッチ手段がONされても実行中の命令を最優先で完了させるモード(キーロックモード)と、
・ 他のスイッチ手段の命令実行中であっても、そのスイッチ手段がキーロックモードで無い場合は、割り込み可能となるモード(割り込みモード)と、
を設定可能にしておくと良い。ここで、割り込みモードについて詳述する。いま、一のスイッチ手段E1iがONされて、そのコマンドラインが実行されている最中に、他のスイッチ手段E1jがONされたとする。ここで、一のスイッチ手段E1iがキーロックモードに設定されておらず、他のスイッチ手段E1jが割り込みモードに設定されている場合には、他のスイッチ手段E1jの割り込みが許可されることとなり、該他のスイッチ手段E1jに設定されているコマンドラインが実行されることとなる。この場合、
・ 一のスイッチ手段E1iのコマンドラインの完了まで待って、他のスイッチ手段E1jのコマンドラインが開始されるようにしても、
・ 一のスイッチ手段E1iのコマンドラインの実行を直ぐに中止し、他のスイッチ手段E1jのコマンドラインが開始され、該コマンドラインが終了した時点で、一のスイッチ手段E1iのコマンドラインを再開させるようにしても、
どちらでも良い。
ところで、本発明に係るAV装置は、上述した構成のAVシステムコントローラー5と、AVシステム1とにより構成されたものである。そして、AVシステム1は、上述したように、
・ 映像信号を出力する複数の映像信号ソースA1〜A8と、
・ 該映像信号ソースからの映像信号を受信して映像を表示する少なくとも1つの映像表示装置B1,B2,B3と、
・ 該映像表示装置B1,B2,B3に供給される映像信号を切り替えるマトリクススイッチング機器2と、
により構成されるものである。
本実施例においては、図1に示すAV装置を構築した。すなわち、符号2に示すマルチシグナルマトリクススイッチャ(マトリクススイッチング機器。興和株式会社製のKSM0802S)を用い、その映像信号入力ラインIin1〜Iin8には、ビデオテープレコーダA1やDVDプレーヤーA2やチューナーA3やビデオテープレコーダA4やパソコンA5,A6,A7やカメラA8をそれぞれ接続し、映像信号出力ラインIout1,Iout2,Iout3には、プラズマディスプレイ装置B1やプロジェクター装置B2,B3をそれぞれ接続した。そして、これら2つのプロジェクター装置B2,B3の画像投影用のスクリーンをそれぞれ配置した(不図示)。また、パソコン(コマンドライン編集装置)4とAVシステムコントローラー本体3とからなるAVシステムコントローラー5を配置して、AVシステムコントローラー本体3のRS232Cポート30Aにはパソコン4を接続し、制御用出力ポート30B,…には種々の機器を接続した。なお、それらの機器を接続するための制御用出力ポートは、図1では3つ(符号30B,30C,30D参照)しか示していないが、本実施例では、図2に示すように、符号30B,30G,30Hに示すシリアルポートと、符号30C,30D,30E,30Fに示すパラレルポートとを配置した。ここで、図2は、AVシステムコントローラー本体の出力ポート等の構成の一例を示す背面図であり、本実施例においては、シリアルポート30Bにはマルチシグナルマトリクススイッチャ2を接続し、シリアルポート30Gには第1のプロジェクター装置(図1のB2参照)を接続し、シリアルポート30Hには第2のプロジェクター装置(図1のB3参照)を接続した。また、パラレルポート30Cには第1のスクリーンの制御ユニット(図1のC1参照)を接続し、パラレルポート30Dには電源制御ユニット(図1の符号C2参照)を接続し、パラレルポート30Eには第2のスクリーンの制御ユニット(不図示)を接続した。さらに、パラレルポート30Fには、照明装置やカーテン開閉モータを接続した。なお、符号37は、データの書き込みや読み込み時に設定をするための設定用ディップスイッチである。
図3は、AVシステムコントローラー本体のボタンの配列の一例を示す正面図であり、符号E10は、AVシステムコントローラー本体3の電源のON/OFFを行う電源ボタンを示し、符号38Aは、第1のプロジェクター装置B2及び第1のスクリーンの操作を行うためのボタン群を示し、符号38Bは、第2のプロジェクター装置B3及び第2のスクリーンの操作を行うためのボタン群を示す。これらのボタン群において、F1及びF5は、プロジェクター装置の電源のON/OFFを行う電源ボタンを示し、F2及びF6はスクリーンの上昇を指示するためのボタンを示し、F3,F7はスクリーンの降下を指示するためのボタンを示し、F4,F8はスクリーンの停止を指示するためのボタンを示す。また、1−1〜1−8及び2−1〜2−8は、映像信号入力ラインIin1〜Iin8を切り替えるためのボタンを示す。なお、これらのボタン1−1〜1−8及び2−1〜2−8については、選択されているボタンだけが点灯するようにし、1つのボタンが点灯している状態において、
・ 他のボタン(消灯状態にあるボタン)を押すと入力ソースが切り替えられ、
・ 点灯状態にあるボタン自体を押すと、全てのボタンが消灯状態となって、全ての入力ソースがOFFになる、
ようにした。さらに、N1〜N4はNTSC出力を切り替えるためのボタンであり、F9〜F16は、初期状態では何もプログラムされていない予備のボタンである。
一方、パソコン4には各ボタンにコマンドを割り付けるためのユーティリティソフトをインストールし、パソコン4を用いて各ボタンにコマンドを割り付けるようにした。図4は、電源ボタンに割り付けられたコマンドラインの一例を示すフローチャート図であり、このコマンドラインでは、電源ボタンがONにされることに基づき(S1)、
・ 電源制御ユニットが起動され(S2)、
・ スクリーン降下制御がなされ(S3)、
・ マルチシグナルマトリクススイッチャ2が起動され(S4)、
・ 5秒間の遅延時間が設けられ(S5)、
・ プラズマディスプレイ装置の電源がONにされ(S6)、
・ さらに5秒間の遅延時間が設けられ(S7)、
・ プラズマディスプレイ装置の入力切り替えがなされ(S8)、
・ マルチシグナルマトリクススイッチャ制御により所定の映像信号がプラズマディスプレイ装置に供給される(S9)、
ように設定をした。また、図5は、ある切り替えボタンに割り付けられたコマンドラインの一例を示すフローチャート図であり、このコマンドラインでは、切り替えボタンがONにされることに基づき(S11)、
・ マルチシグナルマトリクススイッチャ2が制御されて入力ソースが切り替えられ(S12),
・ その映像を表示させるプラズマディスプレイ装置の画郭を切り替え(S13)、
・ プラズマディスプレイ装置の音量が最適となるように調整される(S14)、
ように設定した。そして、F9〜F16のボタンには、照明のON/OFFや、カーテンの開/閉等のコマンドを適宜割り付けた。
次に、パソコン上のユーティリティソフトによるコマンドラインの編集作成方法について説明する。
まず、パソコン4においてユーティリティソフトを起動し、画面40に起動画面を表示させる。この起動画面では、新規のコマンドラインを作成するか、既存のコマンドラインを編集するかをGUIのボタンをクリックすることで選択できるようになっている。
既存のコマンドラインの編集を選択した場合、ファイル(編集すべきデータが格納されているファイル)を指定するための画面が開くので、該当するファイルをクリックして開く。
上述のようにファイルをクリックした場合、及びコマンドラインの新規作成を選択した場合には、
・ ボタンにコマンドラインを割り付ける作業
・ 出力ポートの転送態様についての設定を行う作業
を選択するための画面が表示される。
ここで、前者(ボタンにコマンドラインを割り付ける作業)を選択すると、図3のような図形(AVシステムコントローラ本体に配置されている全てのボタンを示す図形)が画面40に表示される。そして、設定したいボタンをクリックすると、コマンドライン割り付け画面が表示され、そのボタンについて、
・ ボタン名称の登録
・ 割り込みモードの有効/無効の登録
・ キーロックモードの有効/無効の登録
・ 主コマンドの登録
・ 連動コマンドの登録
を入力できるようになる。なお、上述のように登録したボタン名称は、プリントアウトして、各ボタンに貼付できるようになっている。
一方、“出力ポートの転送態様についての設定を行う作業”を選択した場合には、出力ポートの設定画面が表示され、各シリアルポートについては、
・ そのポートを有効にするか否かの設定
・ ポートの出力先についての設定
・ 通信速度/データ長/ストップビット長/パリティチェック/フロー制御についての設定
等を行い、各パラレルポートについては、
・ そのポートを有効にするか否かの設定
・ モーメンタリー/オルタネートの選択
・ モーメンタリー保持時間の設定
等を行うようになっている。そして、この出力ポート設定画面における設定を終了させて、該画面で「次へ」をクリックすると、上述のようなコマンドライン割り付け画面が表示され、上述のように各ボタンにコマンドライン等を設定できるようになっている。
このようにして全ての設定が終了した段階で、画面に表示されたGUIの“保存ボタン”をクリックすると、コマンドラインの内容が第2コマンドラインメモリ部44に保存され、各出力ポートの設定内容が第2出力ポート設定メモリ部45に保存される。
なお、AVシステムコントローラー本体3側の第1コマンドラインメモリ部32及び第1出力ポート設定メモリ部33の記憶内容を、パソコン側の第2コマンドラインメモリ部44及び第2出力ポート設定メモリ部45に読み込んだり、逆に、書き込んだりすることができるようになっており、読み込み或いは書き込みの指示は、ユーティリティソフトの起動画面にて行うようになっている。本実施例においては、コマンドラインの編集等は、パソコン4にて行うだけであって、AVシステムコントローラー本体3では行えないようになっている。
図1は、本発明に係るAVシステムコントローラーの構成及び接続状態の一例を示すブロック図である。 図2は、AVシステムコントローラー本体の出力ポート等の構成の一例を示す背面図である。 図3は、AVシステムコントローラー本体のボタンの配列の一例を示す正面図である。 図4は、電源ボタンに割り付けられたコマンドラインの一例を示すフローチャート図である。 図5は、ある切り替えボタンに割り付けられたコマンドラインの一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 AVシステム
2 マトリクススイッチング機器(マルチシグナルマトリクススイッチャ)
3 AVシステムコントローラー本体
4 コマンドライン編集装置(パソコン)
5 AVシステムコントローラー
20A,20B 切り替え手段
30A コマンドライン入出力ポート(RS232Cポート)
30B,30C,30D 制御用出力ポート
31 中央演算処理装置
32 第1コマンドラインメモリ部
33 第1出力ポート設定メモリ部
40 表示部(画面)
41 編集入力部
42 表示制御部
43 コマンドライン編集部
44 第2コマンドラインメモリ部
45 第2出力ポート設定メモリ部
A1,…,A8 映像信号ソース
B1,B2,B3 映像表示装置
C1,C2 周辺機器
10,E11,… スイッチ手段(ボタン)
Iin1,… 映像信号入力ライン
Iout1,… 映像信号出力ライン

Claims (5)

  1. 映像信号を出力する複数の映像信号ソース、該映像信号ソースからの映像信号を受信して映像を表示する少なくとも1つの映像表示装置、及び、該映像表示装置に供給される映像信号を切り替えるマトリクススイッチング機器からなるAVシステム、を制御するAVシステムコントローラーにおいて、
    前記マトリクススイッチング機器及び前記AVシステムの周辺機器を少なくとも接続するための複数の制御用出力ポートと、
    これら複数の制御用出力ポートに接続された機器の一連の駆動の開始を指令するための複数のスイッチ手段と、
    前記機器の個々の駆動を指示するためのコマンドを複数組み合わせて構成されたコマンドラインを、各スイッチ手段に関連付けて記憶する第1コマンドラインメモリ部と、
    いずれかの前記スイッチ手段が操作されることに基づき、該操作されたスイッチ手段に関連付けられたコマンドラインを前記第1コマンドラインメモリ部から読み出して各コマンドに対応する前記制御用出力ポートに各コマンドにて指示された信号を送信する中央演算処理装置と、
    該第1コマンドラインメモリ部との間でコマンドラインの入出力を行うためのコマンドライン入出力ポートと、
    を有するAVシステムコントローラー本体、並びに、
    個々の駆動を指示するためのコマンドを複数組み合わせて構成されたコマンドラインの内容を前記スイッチ手段に関連付けて表示するための表示部と、
    該表示部に表示された画像を見ながら前記コマンドラインの編集操作入力を行うための編集入力部と、
    編集されつつあるコマンドラインを前記表示部に表示すると共に前記編集入力部からの指示に従った処理の内容を表示する表示制御部と、
    前記編集入力部による編集操作入力に応じてコマンドラインの編集を行うコマンドライン編集部と、
    コマンドラインを前記各スイッチ手段に関連付けて記憶する第2コマンドラインメモリ部と、
    を有するコマンドライン編集装置を備え、
    該コマンドライン編集装置は、前記AVシステムコントローラー本体のコマンドライン入出力ポートに接続可能に構成され、該接続された状態で、前記第1コマンドラインメモリ部と前記第2コマンドラインメモリ部との間でコマンドラインを入出力可能に構成された、
    ことを特徴とするAVシステムコントローラー。
  2. 前記コマンドライン編集装置はパソコンである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のAVシステムコントローラー。
  3. 前記AVシステムコントローラー本体は、各出力ポートの転送態様についての設定を記憶する第1出力ポート設定メモリ部を有し、
    前記コマンドライン編集装置は、各出力ポートの転送態様についての設定を記憶する第2出力ポート設定メモリ部を有し、
    前記表示部、前記編集入力部、前記表示制御部及び前記コマンドライン編集部は各出力ポートの転送態様についての設定を編集できるように構成され、
    前記第1及び第2出力ポート設定メモリ部に記憶された設定は、前記コマンドライン編集装置が前記AVシステムコントローラー本体に接続された状態で入出力可能に構成された、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のAVシステムコントローラー。
  4. 前記マトリクススイッチング機器は、
    前記映像信号ソースに接続される複数の映像信号入力ラインと、
    前記映像表示装置に接続される少なくとも1つの映像信号出力ラインと、
    これら複数の映像信号入力ラインと少なくとも1つの映像信号出力ラインとの間に介装されていて、映像信号入力ラインと映像信号出力ラインとの接続を切り替え可能な切り替え手段と、
    により構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のAVシステムコントローラー。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のAVシステムコントローラーと、
    映像信号を出力する複数の映像信号ソース、該映像信号ソースからの映像信号を受信して映像を表示する少なくとも1つの映像表示装置、及び、該映像表示装置に供給される映像信号を切り替えるマトリクススイッチング機器からなるAVシステムと、
    を備えたAV装置。
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