JP4603720B2 - フラッシュバルブ操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水洗トイレの操作性を良好にしたフラッシュバルブ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の水洗トイレ用のフラッシュバルブ装置として、その本体部が水洗トイレ個室内の壁面に形成の凹部内に設置され、その押しボタンが該凹部の開口部の扉板に形成の透孔から突出する形式のものが一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のフラッシュバルブ装置によれば、押しボタンを押して該フラッシュバルブ装置を開弁し、水洗トイレ内に水を噴出させるため該押しボタンを押すのにかなり大きな力を必要とし、押す指先が痛くなる等の操作性に問題があった。
【0004】
本発明は、この問題点を解消し、使用時の操作性を良好にすると共に破損しにくいフラッシュバルブ操作装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成すべく、水洗トイレ個室内の壁面に凹部を形成して該凹部内に水洗トイレのフラッシュバルブを設置し、該フラッシュバルブの開弁用押しボタンを押圧することにより前記水洗トイレ内に水を噴出するフラッシュバルブ操作装置において、前記凹部の開口部に設けた扉板に透孔を形成すると共に、該扉板の裏面に操作レバーをその根部において枢支し、該操作レバーの中間部に、前記押しボタンを押圧可能な押圧突起を突設すると共に、前記操作レバーの先端部に、前記透孔から前記扉板の表面に突出する操作ボタンを突設したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1及び図2により説明する。
【0007】
1は本発明の第1の実施の形態であるフラッシュバルブ装置を示し、該フラッシュバルブ装置1は押しボタン4a付のフラッシュバルブ4及び該押しボタン4aの操作レバー2などからなる。
【0008】
6は水洗トイレ個室の壁面を示し、該壁面6には凹部5が形成され、該凹部5の開口部に扉板3が設けられている。
【0009】
図1の断面側面図に示す如く、前記水洗トイレ用のフラッシュバルブ4は前記凹部5内に設けられ、又前記扉板3は図2に示す如く該凹部5の開口部の右側に裏面から蝶番などにより枢着されていると共に該開口部の左側の鍵部3cにより通常は開かない様に係止され、該扉板3の下方部に透孔3aが形成されている。
【0010】
又、前記扉板3の裏面の上方部に前記操作レバー2がその根部2bで枢支され、該操作レバー2の中間部に押圧突起2cが設けられており、この押圧突起2cが前記フラッシュバルブ4の押しボタン4aを押圧し、更に該操作レバー2の先端部に水洗用の前記操作ボタン2aが設けられ、該操作ボタン2aが前記透孔3aを貫通して前記扉板3表面に突出するようにした。
【0011】
尚、押圧突起2cの先端は球形又は角に丸味を設けて押しボタン4aを円滑に押圧できる様に形成している。
【0012】
次に本発明の第1の実施の形態であるフラッシュバルブ操作装置1の使用方法を図3により説明する。
【0013】
先ず、水洗トイレ個室内で用便後、次に図2に示す如く扉板3の透孔3aから表面に突出している操作ボタン2aを押すと図3に示す如く、根部2bを中心に操作レバー2は図で時計方向に回転し、該操作レバー2の中間部にある押圧突起2cがフラッシュバルブ4の押しボタン4aを押圧してバルブが開き、水を急速に便器に流して洗浄する。
【0014】
該操作レバー2において、根部2bから中間部の押圧突起2cと先端の操作ボタン2aまでのレバー比は1対2乃至4程度に形成されており、そのため、直接押せば指先が痛くなる程重いフラッシュバルブ4の押しボタン4aの押圧力を約1/2乃至1/4に軽減することができる。
【0015】
又、前記操作レバー2は扉板3から操作ボタン2aのみしか表面に出ないので破損しにくく、いたずらなどにより故意にレバーが外されたりすることがなく高い保全性を長期間維持することができる。
【0016】
更に、従来の扉板を取外し、前記操作レバー2が枢支されている扉板3を交換取付することにより、従来の既設の装置であっても本発明のフラッシュバルブ操作装置1に容易に変更することができて汎用性を有し、操作性を各段に向上させることができる。
【0017】
尚、操作レバー2はその根部2bを扉板3の上方又は下方に設けた上下方向だけでなく左右の水平方向に設けてもよい。
【0018】
次に本発明の第2の実施の形態を図4により説明する。
【0019】
この本発明の第2の実施の形態であるフラッシュバルブ操作装置11はその本体部分が離隔操作形のフラッシュバルブ14により構成されており、該離隔操作形のフラッシュバルブ14は作動流体の圧力により開弁する作動弁が内蔵されており、この作動弁が開弁すると給水源から供給された水がトイレに噴出して洗浄するように構成されている。そして該作動弁を作動するための作動流体の管路12は1対のT字分岐管13により並列接続された第1分岐管路19aと第2分岐管路19bに分岐され、該第1分岐管路19aに手動操作の主操作弁15が、又該第2分岐管路19bに足踏みペダル17による操作の補助操作弁16がそれぞれ介在している。
【0020】
尚、これら第1分岐管路19a及び第2分岐管路19bは可撓性材料のナイロンパイプなどで形成されており、配管作業を容易にしている。
【0021】
又、図4においては離隔操作形のフラッシュバルブ14と主操作弁15とが共に凹部5内に設けられているが該フラッシュバルブ14を水洗トイレ個室内の天井近くの壁面に設置してもよい。
【0022】
該凹部5の開口部には前記第1の実施の形態と同様に扉板3と該扉板3に枢支された操作レバー2が設けられており、該操作レバー2の押圧突起2cにより前記主操作弁15が押圧される。尚、操作レバー2は水平方向に設けてもよい。
【0023】
又、前記壁面6の下方に下側凹部18が設けられており、該下側凹部18の下面18aに足踏み操作のペダル17が設けられ、該ペダル17により前記補助操作弁16が押圧されるようになっており、前記下面18aは手前側が斜下方となる傾斜面に形成されている。
【0024】
次に本発明の第2の実施の形態の使用方法を説明する。
【0025】
先ず、用便後、扉板3の透孔3aから表面に突出している操作ボタン2aを押すと、根部2bを中心にして操作レバー2は図4で時計方向に回転し、該操作レバー2の中間部にある押圧突起2cが主操作弁15を押圧して開弁し、管路12から作動流体が第1分岐管路19aを通ってフラッシュバルブ14の作動弁を押圧し、その結果給水源から該フラッシュバルブ14を通って水洗トイレの便器に洗浄水が噴出して洗浄する。又壁面6の下側凹部18に設けられた足踏み操作のペダル17を踏むと補助操作弁16が押圧されて開弁し管路12から作動流体が第2分岐管路19bを通ってフラッシュバルブ14の作動弁を押圧して開弁し、前述と同様に洗浄水を水洗トイレの便器に噴出して洗浄する。
【0026】
このように離隔操作形のフラッシュバルブ14は主操作弁15でも補助操作弁16であっても同様に洗浄することができる。
【0027】
更に、手動の主操作弁15は扉板3から突出した操作ボタン2aだけで操作されるので破損したり、操作レバーが外されたりすることがなく、又レバー比により第1の実施の形態と同様に軽く操作することができる。
【0028】
又、足踏み操作の補助操作弁16は下側凹部18の下面18aに設けたペダル17によって操作されるので、手だけでなく足でも操作することができて操作性を良くすることができ、又清掃作業後もペダル17の回りは手前側が下に傾斜した下面18aにより水が流れて、不快な水溜りを防止することができる。
【0029】
本発明の第3の実施の形態を図5により説明する。
【0030】
本発明の第3の実施の形態であるフラッシュバルブ操作装置21は離隔操作形でない押しボタン直結形のフラッシュバルブの操作に手動操作と共に足踏み操作を追加して操作性を良くしたことが特徴である。
【0031】
該フラッシュバルブ操作装置21は前記第1の実施の形態のフラッシュバルブ操作装置1の扉板3の背面に押圧部材即ち断面三角形のくさび状押圧カム22を上下動可能に設け、更に壁面6の下方に下側凹部18を設け、該下側凹部18の下面の手前側が傾斜した下面18aに足踏み操作の足踏みペダル23を設け、押圧カム22と該足踏みペダル23の根部23bとの間を剛性棒状の連結部材24で連結した。
【0032】
尚、操作レバー2は上下方向でなく、操作ボタン2aと連結部材24とが干渉しないために図5の如く水平方向に設けた。
【0033】
次に本発明の第3の実施の形態のフラッシュバルブ操作装置21の使用方法を説明する。
【0034】
操作ボタン2aを押すと、根部2bを中心に操作レバー2が奥側に回転し、該操作レバー2の中間部がフラッシュバルブ4の押しボタン4aを押圧して該フラッシュバルブ4を開弁して水洗トイレに水を噴出させる。
【0035】
足踏ペダル23を踏むと、該足踏ペダル23の中間部23aが下側凹部18に枢支されているので該足踏ペダル23が該中間部23aを中心に図で時計方向に回転し、該足踏ペダル23の根部23bに係止された連結部材24は上方に押し上げられて押圧カム22は操作レバー2の下端を押し該操作レバー2はフラッシュバルブ4の押しボタン4aを押圧して該フラッシュバルブ4を開弁して水洗トイレに水を噴出させる。
【0036】
この様に前記第1の実施の形態のフラッシュバルブ操作装置1の扉板3に押圧カム22を追加し、下側凹部18の下面18aに足踏ペダル23を設け、これら押圧カム22と足踏ペダル23との間を連結部材24で連結することにより、手動操作と共に足踏み操作を追加することができて操作性を向上させることができ、又足踏ペダル23は手前が傾斜した下面18aに設けられているので清掃作業後足踏ペダル回りに水が溜まるのを防止することができる。
【0037】
尚、図5において、足踏みペダル23を足踏み操作すると、くさび状押圧カム22を上方に押し上げて操作レバー2を押していたが、該くさび状押圧カム22を上方に設けて足踏み操作により引き下げ方向に作動させてもよい。
【0038】
【発明の効果】
この様に本発明によると、重いフラッシュバルブの押しボタンも所定のレバー比により押圧力を軽減して操作性を向上させ、又、扉板から操作ボタンのみしか突出していないことにより破損しにくい効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の断面側面図である。
【図2】その外観の斜視図である。
【図3】その使用時の断面説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の断面説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の1部截除の斜視図である。
【符号の説明】
1 フラッシュバルブ操作装置
2 操作レバー
2a 操作ボタン
3 扉板
3a 透孔
4 フラッシュバルブ
4a 押しボタン
5 凹部
6 水洗トイレ個室用の壁面
Claims (5)
- 水洗トイレ個室内の壁面に凹部を形成して該凹部内に水洗トイレのフラッシュバルブを設置し、該フラッシュバルブの開弁用押しボタンを押圧することにより前記水洗トイレ内に水を噴出するフラッシュバルブ操作装置において、前記凹部の開口部に設けた扉板に透孔を形成すると共に、該扉板の裏面に操作レバーをその根部において枢支し、該操作レバーの中間部に、前記押しボタンを押圧可能な押圧突起を突設すると共に、前記操作レバーの先端部に、前記透孔から前記扉板の表面に突出する操作ボタンを突設したことを特徴とするフラッシュバルブ操作装置。
- 前記水洗トイレ個室内の下方部に足踏み用ペダルを設けると共に、前記押しボタンに、該ペダルを踏むとこれに連動して連結部材を介して該押しボタンを押圧する押圧部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュバルブ操作装置。
- 水洗トイレ個室内の壁面に凹部を形成して該凹部内又は該壁面に離隔操作形のフラッシュバルブを設置し、手動による主操作弁又は足踏みペダルによる補助操作弁の開弁に伴う作動流体の作動により前記フラッシュバルブを開弁して前記水洗トイレ内に水を噴出する離隔操作形のフラッシュバルブ操作装置において、前記凹部内に前記主操作弁を設け、該凹部の開口部に設けた扉板に透孔を形成すると共に、該扉板の裏面に操作レバーをその根部において枢支し、該操作レバーの中間部に、該主操作弁を押圧可能な押圧突起を突設すると共に、前記操作レバーの先端部に、前記透孔から前記扉板の表面に突出する操作ボタンを突設したことを特徴とするフラッシュバルブ操作装置。
- 前記壁面の下方部に下側凹部を形成し、該下側凹部の下面に前記足踏み用ペダルを設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のフラッシュバルブ操作装置。
- 前記下面は手前側が斜下方となる傾斜面に形成したことを特徴とする請求項4に記載のフラッシュバルブ操作装置。
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