JP4603573B2 - 防音箱の吸気ダクト - Google Patents

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Description

本発明は防音箱の吸気ダクトに関し,より詳細には,エンジンやモータ等の駆動源,この駆動源によって駆動される圧縮機や発電機等の各種の作業機を防音箱内に収容して機外に対する騒音の漏出を防止した防音型作業機の前記防音箱において,この防音箱内に冷却風等の空気を取り込むための吸気ダクトの構造に関する。
エンジンやモータ等の駆動源を備え,この駆動源によって駆動される圧縮機や発電機等によって構成される各種の作業機にあっては,作動時の騒音が機外に漏出することを防止すると共に,屋外における使用において構成機器が直接風雨等に曝されることがないように,内壁に吸音材等を貼着した例えば鋼板製の箱である防音箱内に構成機器を収容して,所謂「防音型作業機」として構成されている。
このような防音型作業機にあっては,内部に収容された機器,例えばエンジンを冷却するために,防音箱内に冷却ファンを配置すると共に,防音箱の壁面に防音箱内に外気を導入するための吸気口を設け,防音箱内で冷却ファンを回転すると,前述の吸気口を介して防音箱内に外気が導入されるように構成されている。
このように防音箱内に外気を導入する吸気口(吸気ダクト)は,例えば,側壁に単なる開口を形成しただけの構成とすることもできるが,このように構成した場合には防音箱内で発生した騒音がこの吸気口を介して直接機外に漏出してしまうと共に,吸気口を介して塵芥や雨水等が浸入して防音箱内に収容された機器が故障する原因となる。
そこで,図9に示すように,吸入空気の流路を確保しつつ,防音箱の側壁5に形成された吸気口10を防音箱の内側において覆う案内体50を設け,吸気口10を介して機外に漏出しようとする騒音をこの案内体50によって遮断すると共に,雨水や塵芥の浸入を防止した吸気ダクト1の構造も提案されている。
このような案内体50を備えた吸気ダクト1の構造として,前記案内体50を,防音箱内で吸気口10が形成された側壁5と対峙する案内板51と,この案内板51の底辺より吸気口10側へ突出した底板52に加え,前記案内板51の幅方向の両辺より突出した側板53,54を備えた構成とし,この案内体50の前記底板52を,前記吸気口10の底辺において前記防音箱の側壁5内面に当接すると共に,側板53,54を前記吸気口10の幅方向の両辺において防音箱の側壁5内面に固着して,案内体50によって防音箱の内側において吸気口10を覆うと共に,案内体50と防音箱の側壁5の内面とによって囲まれた空間内に,吸気口10を介して導入された空気の流れを上方に向けて偏向する吸入空気の流路26を形成して吸気ダクトとすることが提案されている。
なお,図10に示すように,大型のエンジン作業機の開閉扉に形成する吸気ダクト1の構造において,十分な通気量を確保しつつ,鋼板によって形成される開閉扉の強度を向上することを目的として,防音箱の開閉扉の壁面5に上下に複数の,少なくとも2段箇所の吸気口10,10を設け,防音箱の内側においてこの吸気口10,10にそれぞれ前記図9を参照して説明したと同様の構造の案内体50,50を固着して,一枚板からなる大きな前記開閉扉を補強する補強枠としても前記案内体50,50を機能させることも提案されている(特許文献1)。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
特許第3018226号公報
防音型作業機において,内部に収容された機器の冷却効率を向上させるためには,吸気ダクトを介して防音箱内に導入される吸入風量を増大させる必要がある。そして,このような吸入風量の増大は,一般に吸気口の開口面積や吸入流路の流路面積を増大することにより行われている。
しかし,図9を参照して説明した従来の吸気ダクト1の構成において,吸気口10やこれに続く吸入流路26の流路面積を増大して吸入風量の増大を試みるも,吸気口10や流路面積の拡大に見合った吸入風量の増加を得ることができず,吸入風量の増加を吸気口の開口面積や流路面積の増大により行おうとすれば,これらを大幅に拡大しなければならない。
また,吸気口10や吸入流路26の流路面積の拡大は,防音箱内の騒音を機外へ漏出し易いものとし,防音箱本来の機能が損なわれるだけでなく,吸気口10や吸入流路26の増大を行うためには,案内体50も大型化する必要があるために,防音箱内における案内体50の配置スペースが増大して防音箱内の空間を狭めるものとなる。
さらに,前掲の特許文献1に記載の吸気ダクトのように,吸気口10を上下多段(例えば二段)に形成して吸気口10の開口面積の合計を単純に2倍にするのであれば,合計の吸入空気量の増大が得られることが予測できるが,吸気口10を上下に多段に形成するために,このようにして形成した吸気口10のそれぞれに案内体50を設ける必要があり,案内体50を設置するためのスペースがさらに必要となると共に,部品点数の増加,製造工数の増加によるコスト増を招く。
しかも,上下の案内体50がそれぞれ干渉せず,かつ,下段の案内体50の吹出口25が上段の案内体50によって塞がれることがないようにそれぞれの案内体50間に比較的広い間隔を確保する必要があり,このような構成は小型の防音箱には採用し得ない構成であり,事実,特許文献1においてもこのような構成の採用を「大型エンジン作業機」に限定している(特許文献1の請求項1)。
さらに,このように上下の案内体50の間隔を広くとる必要がある結果,最下段の吸気口10を防音箱の下端に近い位置に形成する必要があり,図8(B)に示すように防音箱内に配置されたエンジン等の騒音源で発生した騒音が,図中に一点鎖線の矢印で示すように案内体50によって遮られることなく,直接下段の吸気口10を介して機外へ漏出する結果,漏出する騒音が増大する。
なお,これら従来の吸気ダクト1にあっては,案内体50は,機外に漏出する騒音の低減のみを目的とするだけでなく,防音箱の側壁5に形成された吸気口10を介して行われる雨水や塵芥の浸入を防止することをも目的としたものであるが,図9を参照して説明した案内体50を設けた吸気ダクト1においても,この案内体50を乗り越えてさらに防音箱の内部に迄雨水の浸入が生じていることが確認されている。
このような雨水の浸入が発生する原因を特定すべく,吸気口10周辺の雨水の動きを観察した結果,吸気口10内に直接降り込んだ雨水は案内体50を伝って吸気口10より機外に排出されているものの,一旦,防音箱に当たり,防音箱の側壁5を伝って流れ落ちた雨水が,吸気口10の上端縁に至って水滴となったとき,この水滴が吸入空気流によって吸気口10の内側に向かって飛翔すると共に,このようにして飛翔した水滴が,吸入空気流に乗って案内体50を乗り越えて防音箱の内部に迄浸入していることが確認された。なお,このような水滴の飛翔は,吸気口10の他の部分(下端側等)においては生じていない。
そこで,吸気口10の上端部分においてこのような水滴の飛翔と吸入が生じる原因を探るべく,吸気口10の高さ方向上端,中央,下端の各部分における吸入空気流の風速を測定したところ,吸入空気流の風速は,吸気口10の上端側において他の部分に比較して著しく早くなっていると共に,吸気口10の下端部に近付くに従い風速が減少していることが確認された。
なお,このような吸気口10の上端側における局部的な風速の上昇や,吸気口10の各部における吸入空気の風速のバラツキは,吸気口10の開口面積や吸入流路26の面積を増大することによっても解消することができないものであった。
本発明の発明者は,以上で見られた現象を総合的に考察した結果,吸気口10の上端側から防音箱内に形成された吹出口25の案内板51側にかけて,図9(B)中に二点鎖線の矢印で示したように吸入空気の流路26を斜めに横断するように風速の早い空気流による壁(エアカーテン)が形成され,この空気流の壁によって吸気口10の下端側を介した空気の導入が制限される結果,吸気口10の開口面積や吸入流路26の流路面積の増大によっても,これに見合った吸入風量の増大を得ることができず,また,吸入風量を増大させることができないために吸入空気の風速を低下させることもできないのであるとの知見を得た。
従って,吸気口10の上端側において局部的に生じている吸入空気の風速上昇を抑制して,吸気口10の各部における吸入空気の風速を平均化することができれば,吸気口10の下端側より吸入される吸入風量を増大させることができ,吸気口10の開口面積や,吸入流路26の流路面積を増大させることなく,吸入風量の増大が可能となり,しかも,吸気口10の上端側において生じている雨水の吸い込みをも防止できるはずである。
なお,以上の説明では,防音箱の側壁5に形成された吸気口10を案内体50によって覆い,上向きの吹出口25を有する流路26を形成した吸気ダクト1を例として説明したが,前述したような吸気口10の局部的な風速の上昇や各部における風速のバラツキは,いずれの方向に吹出口25を設けた場合においても生じ,吸気口10の吹出口25寄りの端部において風速が上昇する。
そこで本発明は,吸気口10の各部における吸入空気の風速を平均化することのできる構造を備え,これにより吸気口10の開口面積や吸入流路26の流路面積を拡張することなく,また,上下多段に複数の吸気口10や案内体50を設けることなく,さらには防音箱の防音性能を損なうことなしに,吸入風量の増加を得ることができる防音箱の吸気ダクトを提供することを目的とする。
また,本発明は,吸気口10の各部における吸入空気の風速を平均化し,防音箱の側壁に吸気口10を設けた構成であって,案内体50の上端側において吹出口25が形成された吸気ダクト1において実現することにより,吸気口10の上端側において生じていた雨水や塵芥の吸い込みを防止できる吸気ダクトを提供することを目的とする。
以下,従来技術と均等の部材については,同一の符号を用いている。
上記目的を達成するために,本発明の防音箱の吸気ダクト1は,防音箱のいずれかの壁面(図1〜図3に示す実施形態では開閉扉を成す側壁5)に吸気口10を形成し,冷却ファンによって負圧とされた内部空間に吸入空気を導入する防音箱において,
前記防音箱内に,前記吸気口10の下辺下辺が臨み,前記吸気口の全面に対峙し,かつ,前記吸気口の上辺を超えて上辺が延設されて成る本体側案内体20と,該本体側案内体20と前記吸気口10間に介設され,前記吸気口の下辺上辺間に下辺が臨み,前記吸気口の一部に対峙し,かつ,前記吸気口の上辺を超えて上辺が延設されて成る中間案内体30とから成る吸気案内体40を設け,前記吸気案内体40内に前記吸気口10を介して導入された吸入空気を上向きに偏向する二の流路26を形成したことを特徴とする(請求項1)。
前記構成の吸気ダクト1において,前記吸気口10を前記防音箱の開閉扉を成す一の側壁5に形成すると共に,前記吸気案内体40の吸入空気の二の流路26を前記吸気口10の上方側において開放するものとすることができる(請求項2)。
さらに, 前記吸気案内体40は,本体側案内体20とこれに一体又は連結形成される側板23,24及び中間案内体30とから成り,前記本体側案内体20は,前記吸気口10に対峙する本体側案内板21と,該本体側案内板21の下辺から前記側壁5に向かって突出する吸気口側案内板22により形成し,前記側板23,24は,前記本体側案内板21の幅方向の両辺からそれぞれ前記側壁5に向かって突出形成すると共に,前記中間案内体30は,前記防音箱の側壁5と前記本体側案内体20の前記本体側案内板21間に略平行に配置した中間本体側案内板31と,該中間本体側案内板31の下辺より前記吸気口10の前記下辺上辺間,ここでは,高さ方向における略中間に向けて突出した中間吸気口側案内板32により形成するものとしても良い(請求項3)。
また,前記吸気案内体40を,前記本体側案内体20の上辺より防音箱の側壁5側に向かって突出する天板28を設けると共に,前記本体側案内体20の上辺側に方形スリット状などの開口27又は前記側板23,24のいずれか又は実施形態では双方の,前記天板28側に前記天板28と前記側板上端間に間隔を形成して方形等の開口27を形成し,この開口27(,27)を吹出口としても良い(請求項4,5,図2(C),図4(C))。
なお,前記吸気口10は,これを前記防音箱の側壁5に所定範囲で形成した複数の小孔11の集合により形成することができ,前記中間案内体20の下辺と,前記側壁間に間隙δを有することが好ましい(請求項6)
以上説明した本発明の吸気ダクト1によれば,吸気案内体40の吸入空気の流路26内に中間案内体30を設けるという比較的簡単な構成により,吸気口10の吹出口25寄りの端部で生じる局部的な風速の上昇を解消して吸気口10のいずれの位置においても吸入される空気流の風速を平均化することができた。
その結果,吸気口10や吸入流路26の面積を拡大することなく,かつ,吸気口10を多段に増設することなしに,防音箱内に導入される吸入風量を増大させることができ,また,同じ吸入風量とした場合には吸気ダクト1を小型化することが可能であった。
また,この吸入風量の増大によって,防音箱内の負圧が緩和されたことから,防音箱内で回転する冷却ファンの風切音が低減し,さらに吸気口10における局部的な風速上昇を抑えて風速を平均化することができたことから,風速が上昇している部分より吸入される空気流によって生じていた風切音が低減し,より一層の騒音低減を図ることができた。
さらに,本発明の吸気ダクト1にあっては,吸気案内体40の吸入空気の流路26内を中間案内体30によって複数の流路26a,26bに画成したことにより,個々の吸入流路26a,26bが狭く,騒音が直接吸気口10を抜け難く,しかも,防音箱の内側において吸気口10は本体側案内体20と中間案内体30によって二重に覆われているために,吸気口10を介して漏出しようとする騒音は,吸気案内体40の本体側案内体20及び中間案内体30によって二重に遮られ,その結果,漏出する騒音をさらに低減することができた。
前記吸気口10を防音箱の側壁5に形成すると共に,前記吸気案内体40を吸気口10の上方側において開放した吸気ダクト1において前記構成を実現する場合には,吸気口10の上端側において生じていた局部的に風速上昇が解消されて,吸気口10各部の風速が平均化したことから,前述した吸入風量の増大のみならず,吸気口10の上端側で生じていた雨水や塵芥の吸い込みを防止することができた。
また,吸気口10を防音箱の側壁5に形成すると共に,前記吸気案内体40を吸気口10の上端側において開放した構成の吸気ダクト1では,特許文献1として紹介した多段構造とする場合のように,他の吸気ダクトの配置位置との関係によって吸気案内体40の高さが制限されることがないことから,吸気案内体40を高くして吸気口を介した騒音の漏出をさらに低減できた。
前記吸気口10を例えば鋼板で構成された開閉扉等の側壁5にパンチングにより形成した小孔11の集合により形成したことにより,小孔11間に残った部分12によって形成された網状体によって吸気口10が覆われて吸気口10内に大型のゴミ等が吸い込まれることを防止することができた。
また,小孔11間に残った部分12によって形成された,前記防音箱側壁5の網目状の部分と,前記中間案内体30の中間吸気口側案内板32間に間隙δを設けたことにより,側壁5と中間吸気口側案内板の突出端間に溜まろうとする雨水を落下させて,吸気口から上端迄の距離がより長い本体側案内体20側において雨水を吸気口10外に排出するように構成したことで,雨水等の浸入をより一層生じ難いものとすることができた。
次に,本発明の一実施形態につき添付図面を参照しながら以下説明する。
〔全体構造〕
図1(A),(B)において,符号1は,防音箱に形成した本発明の吸気ダクトであり,この吸気ダクト1は,防音箱のいずれかの壁面,本実施形態にあっては防音箱の扉等を含む側壁5に形成された吸気口10と,この吸気口10を防音箱の内側において覆うと共に吸入空気の流路を形成する本体側案内体20,及び前記本体側案内体20内に配置された中間案内体30によって形成される吸気案内体40から構成されている。
〔吸気口〕
前述の吸気口10は,防音箱のいずれの壁面に対して設けるものとしても良いが,後述する本体側案内体20及び中間案内体30によって防音箱内に対する雨水等の浸入を併せて防止している図1の実施形態に示す吸気ダクト1にあっては,吸気口10を防音箱の側壁5に形成している。
また,この吸気口10の形状は特に限定されるものではなく,図示した矩形状の他,その他の多角形,円形,幾何学形状等の各種の形状とすることができる。もっとも,後述する本体側案内体の形状が単純となり製造が容易であることから吸気口10は矩形とすることが好ましい。
この吸気口10は単一の開口として形成しても良いが,図示の実施形態にあっては防音箱の側壁5の所定範囲に,所定形状の小孔11を所定のパターンで多数パンチング等によって形成し,この小孔の集合によって吸気口10を形成している。
本実施形態にあっては,矩形状の小孔11を多数等間隔に配置して,各小孔11間に碁盤の目状に残った部分12によって形成された網状体によって吸気口10が覆われるように構成し,これにより吸気口10内に例えば落ち葉等の比較的大きな異物が吸入されることを防止すると共に,側壁5の強度を維持している。
もっとも,この吸気口10は,防音箱の側壁5に単一の開口として形成したものを,例えばパンチングメタルやラス等の金網によって覆うように構成しても良い。
〔本体側案内体〕
以上のように構成された吸気口10を防音箱の内側において覆う吸気案内体40を構成する前述の本体側案内体20は,前記吸気口10の形成位置において防音箱の側壁5内面と対峙して平行に配置された矩形状の本体側案内板21と,この本体側案内板21の底辺と前記吸気口の下端縁間に臨み,両者を実施例では,シールを介して連結する吸気口側案内板22,及び前記本体側案内板21の幅方向における両辺と前記防音箱の側壁5内面間を実施例では,側壁5の本体側においてボルト及びナットで連結する側板23,24によって構成されている。
従って,この本体側案内体20の前記本体側案内板21と吸気口側案内板22によって吸気口10の全面が覆われ,及び2枚の側板23,24によって吸気口10の幅方向における両側及び下側の三方向が覆われていると共に,吸気口10の残余の一方向である上方側に,吸気案内体40内の空間を防音箱内で開放する吹出口25(25a,25b)が形成されている。
この本体側案内体20の上端縁は,吸気口10の上端縁よりも高い位置に形成されており,このように防音箱の内側において吸気口10を完全に覆うことで,吸気口10を介して機外に漏出しようとする騒音を,この本体側案内体20によって遮ることができるように構成されている。
また,この本体側案内体20の吸気口側案内板22は,本体側案内板21の底辺から吸気口10の下端縁に向かって下方に傾斜したものとすることにより〔図1(B)参照〕,吸気口10内に浸入した雨水等がこの本体側案内体20の吸気口側案内板22に設けられた傾斜によって吸気口10より排出されるように構成されている。
このようにして防音箱の内壁5と,前記吸気案内体40とによって囲まれた空間内に,前述の吸気口10を介して導入された空気流を上方に向けて偏向する吸入空気の流路26(26a,26b)が形成されている。
なお,図示の例にあっては,前記吸気案内体40の上端縁を開放して,防音箱内に吸入空気を放出する吹出口25(25a,25b)を形成しているが,例えば図2(B),(C)に示すように本体側案内体20の本体側案内板21の上端側に,この本体側案内板21の幅方向を長さ方向と成すスリット状などの開口27を設けて,この開口27を介して吸入空気を一部吹き出すように構成しても良く,さらには,図4(B),(C)に示すように,本体側案内板21の上辺より防音箱の側壁5側に向かって突出する天板28を設けると共に,側板23,24いずれか又は実施形態では,双方の上端辺と前記天板28間に間隔を設けて方形の開口27,27を形成し,この開口27,27を吹出口とする等,防音箱の内部における構成機器の配置に対応して,前記開口の形状を変更するなどを含む,吸入空気の吹き出し方向を変更しても良く,さらに,防音箱内に対する雨水の浸入を考慮する必要がない用途の防音型作業機では,図5(A)〜(C)に示すように,前記構成の吸気ダクトにおいて前記吸気案内体を前記吸気口の直交方向の前記防音箱側壁方向に開放する構成とすることができる。すなわち,図1を参照して説明した吸気口10及び吸気案内体40の配置を紙面上において90°回転させたものとして,吹出口25(25a,25b)を吸気口の幅方向(横方向)に向けて開放するものとしても良い。
なお,図示は省略するが,吸気案内体40の防音箱内部側の側面には,吸音材を貼着する等して吸音効果を増大させても良い。
〔中間案内体〕
このようにして,防音箱の側壁5内面と前記本体側案内体20によって囲まれた空間内に形成された吸気案内体40の吸入空気の流路26には,前述した中間案内体30が配置される。すなわち,この中間案内体30によって前述の吸気口10が,吹出口25側における端部(図示の例では吸気口10の上辺)と,この端部に対して対向する吸気口10の端部(図示の例では吸気口10の辺)間における所定の位置において分割されていると共に,前記吸気案内体40内に形成された流路26が,防音箱の内壁5側の流路26aと,本体側案内体20の本体側案内板21側の流路26bとに分割されている。
図示の実施形態において,この中間案内体30は,防音箱の側壁5と,この防音箱の側壁5に取り付けられた前記本体側案内体20の本体側案内板21間に略平行に配置され,前記吸気口10の形成位置において防音箱の側壁5内面と対峙し、両側辺を前記本体側案内体20の側板23,24に固着された矩形状の中間本体側案内板31と,前記中間本体側案内板31の底辺より防音箱の側壁5に向かって下方に傾斜して突出し,前記吸気口10を高さ方向に分割する中間吸気口側案内板32によって形成され、中間案内体30の中間本体側案内板31と中間吸気口側案内板32によって吸気口10の上側半分(一部)が覆われている。
一つの中間案内体30によって前述の吸気案内体40内に形成された吸入空気の流路26内を二分割した本実施形態にあっては,中間案内体30の中間本体側案内板31を防音箱の内壁と本体側案内体20の本体側案内板21間の間隔の略中間位置に配置すると共に,前記中間吸気口側案内板32の下辺を,前記吸気口10の高さ方向における中央位置に向けて配置しているが,この中間案内体30は,吸気口10及び吸気案内体40のサイズに応じて複数枚設けるものとしても良く,この場合には,使用する中間吸気口側案内板32とこれに連続する中間本体側案内板31の数に応じて各流路26及び吸気口10が略等間隔に分割されるように各中間案内体30の配置を調整する。
なお,吸気口10を図1に示すように複数の小孔11の集合として形成した場合,中間案内体30の中間吸気口側案内板32の下辺が臨む前記小孔11間に残った部分12の側壁間には,所定の間隙δを設け,雨水等がこの部分を介して下方に落下し易く構成する。
また,図1を参照して説明した実施形態にあっては,この中間案内体30の上端を本体側案内体20の上端と同一の高さに形成しているが,図3(A)〜(C)に示すようにこの中間案内体30の上端は,前記本体側案内体20の上端に対して低い位置に設けても良く,また逆に本体側案内体20の上端より高い位置に設けても良い。
さらに,図4を参照して説明したように,本体側案内体20の側板23,24上端に,吹出口となる開口27を形成した構成にあっては,中間案内体30の上端を,本体側案内体20の側板23,24の上端(開口27の下縁)と同一の高さに形成しても良く,図1に示す実施形態に限定されない。
なお,図1を参照して説明した本実施形態の吸気ダクト1に対して,紙面時計回り方向に90°回転させた配置となっている前記吸気案内体を前記吸気口の直交方向の前記防音箱側壁方向に開放した図5に示す実施形態にあっては,中間案内体30についても同様に90°回転した配置構成となっており,図5における中間案内体30の側面に位置することとなる中間吸気口側案内板32が,図1の実施形態における中間案内体30の中間吸気口側案内板32に対応する。
〔作用等〕
以上のように構成された吸気ダクト1を備えた防音箱において,防音箱内に配置された冷却ファンを回転して防音箱内に空気流を生じさせると,この空気流の発生に対応して,吸気ダクト1を介して防音箱内に外気が吸入される。
防音箱外より内部に吸入される空気は,吸気口10を介して吸入されると共に,防音箱の側壁5内面と前記吸気案内体40とによって囲まれた空間内に形成された吸入空気の流路26によって上向きの流れに偏向されて防音箱内に導入される。
この吸入空気の流路26内は,前述の中間案内体30によって分割されていると共に,この中間案内体30の中間吸気口側案内板32が吸気口10の高さ方向における中間位置に向かって突出して吸気口10を上下に二分するように配置されているために,この中間吸気口側案内板32の配置位置を境として吸気口10の上端側において吸入された空気流は,中間案内体30と防音箱の側壁5間に形成された流路26aを介して防音箱内に導入され,吸入口10の下端側において吸入された吸入空気は,中間案内体30と本体側案内体20の本体側案内板21間に形成された流路26b内を通過して防音箱内に導入される。
図9を参照して説明した従来の吸気ダクト1において吸気口10の下端側における吸入空気の風速が低くなっていた原因は,吸気口10の上端側より吸入され,吹出口25に至る高速の空気流によって流路26内に空気流の壁が生じ,この空気流の壁によって吸気口10の下部における外気の吸入が制限されていたためであると考えられるところ,前述のように吸入空気の流路26内に中間案内体30を配置して,吸気口10の上端側より吸入される吸入空気の流路26aと,吸気口10の下端側より吸入される吸入空気の流路26bとを分けたことにより,吸気口10の下端側より吸入される空気流が,上端側より吸入される空気流の影響を受けず,その結果,吸気口10の下端側より吸入される空気流の風速が上昇して吸入風量が増加して,吸気口10の上端側における吸入空気の風速の局部的な上昇を抑えることができると共に,吸気口10のいずれの場所における吸入空気の風速をも平均化することができたものと考えられる。
また,吸気口10の下端側より吸入される空気流が吸気口10の上端側より吸入される空気流の影響を受けずに円滑に導入されるようになったことに加え,吸気口10の上端側を介して導入される空気の流路26aに比較して,吸気口10の下端側を介して吸入される空気の流路26bの方が曲がりが滑らかであるために,通過する空気流に対する抵抗が少なく,そのため,吸気口10の下端側における吸入空気の風速を,吸気口10の上端側において導入される吸入空気の風速に比較して若干早くすることができた。
その結果,吸気口10の上端側における吸入空気の風速は低下するものの,吸気口10の下端側における吸入空気の風速が上昇して吸気口10の各部における吸入空気の風速の平均値が上昇し,その結果,吸気口10全体における吸入風量が増大した。
また,吸気口10の上端側における局部的な風速の上昇を抑制できたことにより,吸気口10を防音箱の側壁5に形成すると共に,吹出口25を本体側案内体の上端側に設けた図1〜4に示す構成にあっては,防音箱の側壁5を伝って流れ落ち,吸気口10の上端縁で水滴となった雨水が,吸入空気によって吸い込まれることがなく,また吸い込まれた場合であってもこのような水滴は中間案内体30に衝突して中間案内体30を伝って落下することから,吸気ダクトを介した雨水の浸入を大幅に低減することができた。
なお,本発明の吸気ダクト1によれば,吸気口10は,本体側案内体20と中間案内体30によって二重に騒音源から覆われるため〔図8(C)参照〕,吸気口10を介して漏出しようとする騒音が本体側案内体20と中間案内体30によって二重に減衰されるために,本体側案内体20単独で吸気口10を覆う従来技術〔図8(A),(B)〕に比較して漏出する騒音を低減できるものとなっている。
また,中間案内体30によって流路26が分割されることにより,分割後の流路26a,26bはもとの流路26に対して狭くなっていることから,中間案内体30を備えていない従来の吸気ダクト1では,図8(A)中に矢印で示すように騒音源より発して直接吸気口10より漏出していた騒音が,図8(C)に示すように本体側案内体20や中間案内体30により遮られ,直接漏出することができず,中間案内体30等との衝突によって減衰されることとなり,この点からも漏出する騒音の低減が図れるものとなっている。
〔比較試験例〕
以上のように構成された本発明の吸気ダクト(実施例)と,図9を参照して説明した既知のダクト(比較例)の比較試験を行った結果を以下に示す。
〔実施例及び比較例のダクト構造〕
試験は,同一の防音型作業機(エンジン駆動発電機)の防音箱の側壁に形成した同一の吸気口に,図9を参照して説明した従来の吸気ダクトに使用される本体側案内体を取り付けた場合(比較例)と,この従来の本体側案内体に代えて,前記中間案内体が取り付けられた本体側案内体に付け替えた場合(実施例)における吸入空気の風速の変化を測定すると共に,測定された風速に基づいて吸入空気量を算出した。
なお,本願実施例における本体側案内体と,比較例で使用した本体側案内体は,中間案内体の有無を除き同一サイズ,同一形状である。
〔測定方法〕
1.風速の測定
図6に示すように吸気口10の高さ方向にA〜Dの4箇所,幅方向に左端,中央,右端の3箇所の計12箇所のそれぞれにおける風速を測定した。
2.風量測定
上記において測定された各位置における風速から全体の平均値を求め,この平均値に基づいて,次式,
吸入風量(m3/min)=風速の平均値(m/s)×吸気口面積(m2)×60(秒)
により吸入風量を求めた。
なお,本比較試験で使用した防音箱の吸気口の開口面積は,0.1224m2である。
〔測定結果〕
以上のようにして行った測定結果を表1〜3及び図7に示す。
Figure 0004603573
Figure 0004603573
Figure 0004603573
(1)吸入空気の風速
以上の測定結果からも明らかなように,比較例の吸気ダクトにあっては,吸気口の上端側において吸入空気の風速が大幅に上昇していると共に,吸気口の各位置毎による風速に大きなバラツキが生じていたのに対し,実施例の吸気ダクトによれば,吸気口のいずれの位置においても吸入空気の風速が平均化され,バラツキが解消していることが確認された。
従って,吸入空気の流路を中間案内体によって分割した本発明の構成が,吸入空気の風速の平均化に極めて有効であることが確認された。
(2)吸入風量
また,前述の風速の測定において,実施例の吸気ダクトでは,吸気口の上端側における風速に比較して下端側における風速が僅かに高くなっていることが確認できた。
また,吸気口の上端側における風速は比較例の吸気ダクトに比較して低下しているものの,吸気口全体における吸入空気の風速の平均値が増大しており,その結果,吸気口全体における吸入空気量が増加していることが確認できた。
前記平均値より求められる実施例及び比較例の吸気ダクトにおける吸入風量は,比較例において41.5(m3/min),実施例において46.1(m3/min)であり(表3参照),実施例の吸気ダクトは,比較例の吸気ダクトの吸入風量に対して111%の吸入風量となっていることが確認され,本発明の吸気ダクトによれば,吸気口の開口面積の拡大や吸入流路の流路面積を拡大することなく吸入風量を1割以上も増大できることが確認できた。
本発明の一実施形態における吸気ダクトであり,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体及び中間案内体の斜視図である。 本発明の別の実施形態における吸気ダクトであり,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体及び中間案内体の斜視図である。 本発明の別の実施形態における吸気ダクトであり,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体及び中間案内体の斜視図である。 本発明の別の実施形態における吸気ダクトであり,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体及び中間案内体の斜視図である。 本発明の別の実施形態における吸気ダクトであり,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体及び中間案内体の斜視図である。 実験例における吸入空気の風速測定位置を示す説明図。 実施例及び比較例における風速の比較結果を示すグラフ。 騒音の遮断状態を示す説明図であり,(A),(B)は従来の吸気ダクト,(C)は本願の吸気ダクトを示す。 従来の吸気ダクトを示し,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体の斜視図である。 特許文献1の吸気ダクト(多段構造)を示し,(A)は防音箱外側から吸気口を見た状態,(B)は(A)のB−B線断面図,(C)は本体側案内体の斜視図である。
符号の説明
1 吸気ダクト
5 防音箱の側壁
10 吸気口
11 小孔
12 小孔間に残った部分
20 本体側案内体
21 本体側案内板
22 吸気口側案内板
23,24 側板
25(25a,25b) 吹出口
26(26a,26b) 流路
27 開口部(吹出口)
28 天板
30 中間案内体
31 中間本体側案内板
32 中間吸気口側案内板
40 吸気案内体
δ 間隙
50 案内体
51 案内板
52 底板
53,54 側板

Claims (6)

  1. 防音箱の側壁に吸気口を形成し,冷却ファンによって負圧とされた内部空間に吸入空気を導入する防音箱において,前記防音箱内に,前記吸気口の下辺下辺が臨み,前記吸気口の全面に対峙し,かつ,前記吸気口の上辺を超えて上辺が延設されて成る本体側案内体と,該本体側案内体と前記吸気口間に介設され,前記吸気口の下辺上辺間に下辺が臨み,前記吸気口の一部に対峙し,かつ,前記吸気口の上辺を超えて上辺が延設されて成る中間案内体とから構成される吸気案内体を設け,前記吸気案内体内に前記吸気口を介して導入された吸入空気を上向きに偏向する二の流路を形成したことを特徴とする防音箱の吸気ダクト。
  2. 前記構成の吸気ダクトにおいて,前記吸気口を前記防音箱の開閉扉を成す一の側壁に形成すると共に,前記吸気案内体の吸入空気の二の流路を前記吸気口の上方側において開放したことを特徴とする請求項1記載の防音箱の吸気ダクト。
  3. 前記吸気案内体は,本体側案内体と側板及び中間案内体とから成り,前記本体側案内体は,前記吸気口に対峙する本体側案内板と,該本体側案内板の下辺から前記側壁に向かって突出する吸気口側案内板により形成し,前記側板は,前記本体側案内板の幅方向の両辺からそれぞれ前記側壁に向かって突出形成されていると共に,前記中間案内体は,前記防音箱の側壁と前記本体側案内体の前記本体側案内板間に略平行に配置した中間本体側案内板と,該中間本体側案内板の下辺より前記吸気口の前記下辺上辺間に向けて突出した中間吸気口側案内板により形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の防音箱の吸気ダクト。
  4. 前記本体側案内上辺から防音箱の側壁側に向かって突出する天板を設けると共に,前記本体側案内上辺側に開口を形成し,この開口を吹出口としたことを特徴とする請求項1又は3記載の防音箱の吸気ダクト。
  5. 前記本体側案内板の上辺から防音箱の側壁側に向かって突出する天板を設けると共に,前記側板のいずれかの前記天板側に前記天板と前記側板上端間に開口を形成し,この開口を吹出口としたことを特徴とする請求項記載の防音箱の吸気ダクト。
  6. 前記吸気口を前記防音箱の側壁に所定範囲で形成した複数の小孔の集合により形成すると共に,前記中間案内体の下辺を,前記側壁に間隙を介して臨み設けたことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の防音箱の吸気ダクト。
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