JP4603056B2 - 豆腐類の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、豆腐をその成型搬送コンベヤからパック詰め用コンベヤに一定数量ごとに搬送したり、又、豆腐類等の揚げ加工前の揚げ生地を一定数量ごとに搬送コンベヤからフライ用のフライヤコンベヤに搬送する豆腐類製造装置に関する。
豆腐を連続的に製造する装置としては、型枠(成型コンベヤ)から取り出した豆腐塊(帯状又はブロック状の豆腐)を切断して、それを移送してパック詰め用のコンベヤにおいて個々にパック詰めする装置や、焼き豆腐にするために焼きの工程を行う装置がある。一方、油揚げは、豆腐をそれに含まれる大豆蛋白の性質を利用して凝固させた上、豆腐類用のサイズに切断してなる1種の豆腐加工食品で、切断された多数の揚げ生地は、フライヤにより揚げられて豆腐となる。一般に、薄揚げや厚揚げなどにフライすると、長さで約1.1〜2.0倍に膨化するため(いわゆる“伸び”るため)、生地はその伸びを見込んで適当な間隔を空けておくことが望ましい。生揚げや絹生揚げでもフライ中に生地同士が接触すると皮が張らず不良品になるため、生地同士に適当な間隔を設けてフライヤに導入することが必要になっている。なお、本明細書中で、「豆腐類」とは、木綿、絹ごし、焼き豆腐等の豆腐の他、上記油揚げおよびその生地も含まれるものとして使用する。
油揚げを連続的に製造する装置としては、特許文献1に示すように、帯状に成型された揚げ生地を搬送する搬送コンベヤと、搬送コンベヤと直交する方向に搬送する移載用のコンベヤ20を備え、フライ用のフライヤコンベヤに送られるものがある。揚げ生地は、図10と図11に示すように、搬送コンベヤ上に配されるカッターでカットする構造(バッファフレーム108をシリンダ120で駆動させる構造)で、揚げ生地(矩形状生地104)を4分割する例が示されている。また、この装置では、上記移載用のコンベヤ20は、2つ配置されているが、いずれも同じ方向に向かって搬送されるものであるが、これにより効率的に油揚げの製造が行われる。また、搬送コンベヤから送られてくる帯状に成型された油揚げ豆腐類がカットされる一つ一つの枠が形成されたフライヤコンベヤに搬送される装置としては、特許文献2、3や4に示すものが存在する。
特開平2−167047号公報 特開平5−193728号公報 特開2002−53223号公報 特開2002−45140号公報
しかしながら、上記特許文献1では、一度搬送コンベヤと直交する方向に送った後に、コンベヤとは別に設けられる分割装置(矩形状生地分割装置22)により間隔を調整するが、機械装置の部品点数が多く、かつ構造が複雑でコストがかかり、トラブルやトラブルに伴う生産ラインの停止が生じる等の問題を有していた。また、特許文献2や3の従来装置のフライヤでは、豆腐類のサイズの種類の数だけ、上記分割装置が必要になり、これを切り換えて使用するか、上記分割装置を人手によって交換していたが、作業性が非常に悪く、しかも、複数の分割装置を支えるフレームの強度など、周辺部の強度が必要となるため装置コストもかかり、不経済であった。
なお、上記特許文献1の移載用のコンベヤは2つ配置されているが、いずれも同じ方向に向かって搬送されるもので、スペースの有効利用が図られているとはいえないばかりか、同じ方向では交差部分の設定が難しくなる問題を有する。また、特許文献4は、製品枠(揚げ枠)の間隔を調節できる構造のものであるが、その調節した大きさに揚げ生地の間隔を調整するためには、従来は上記のような複雑で高価な構造によるしかなかった。
そこで本発明の目的は、コンベヤとは別の構造の分離装置を設けずとも、搬送工程中で所定の大きさにカットされた豆腐類を所定の間隔に調整して整列することで、多品種生産における生産効率を上げることができるとともに、スペースの有効利用が図られる豆腐類製造装置を提供することにある。
本発明の請求項1記載の豆腐類の製造装置は、豆腐類を連続的に製造する豆腐類の製造装置において、豆腐類を帯状に成型し搬送する第1の搬送コンベヤと、第1の搬送コンベヤの排出側となる位置に配されて第1の搬送コンベヤ上で成型された豆腐類を所定の大きさにカットし細分化する豆腐類のカッティング機構と、第1の搬送コンベヤの搬送方向と直交する方向で第1の搬送コンベヤの排出側となる位置に配されて前記細分化後の豆腐類を搬送する一つの第1の間隔調整用コンベヤとこれを引き継ぐ少なくとも一つの第2の間隔調整用コンベヤとを有する間隔調整用コンベヤの組み合わせと、前記細分化後の豆腐類を一列の状態で前記第1の間隔調整用コンベヤに送り出す押し出し板とを備え、第1と第2の間隔調整用コンベヤの駆動モータをインバータ制御やサーボモータ制御によって回転数をコントロールして、コンベヤの速度を制御し、前記第1と第2の間隔調整用コンベヤの搬送速度や搬送運転パターンを異ならせることにより、即ち前記第2の間隔調整用コンベヤが複数台の場合もあるが、少なくとも前記第1の間隔調整用コンベヤの搬送速度よりも前記第2の間隔調整用コンベヤの搬送速度の方が速くなるように設定されているものとして、所定間隔に調整して整列搬送し、次工程に搬送する構成であることを特徴とする。
ここで、搬送速度は、コンベヤの駆動モータをインバータ制御(駆動モータのギヤ比をかえる、電圧を変える、サーボモータ制御等であってもよい。)することで、豆腐類同士の間隔を自由に設定することが可能である。豆腐類の乗り移りの際は、第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤの搬送速度は一定の定常速度であることが好ましいが、定速に至るまでの加速度を第1の間隔調整用コンベヤより第2の間隔調整用コンベヤの方が少し大きめとして、両コンベア加速・減速中でも同調することもできる。
第1の間隔調整コンベヤと第2の間隔調整コンベヤとは、帯状に成型された豆腐類を搬送する成型・搬送コンベヤの搬送方向に沿って同じ方向で連続するものでも、直角か又は一定の角度を変える(角度や方向等が異なる)ものでも、さらには、分割する個数や分割する間隔等を変えるものでも良い(これらを総称して「搬送運転パターンを異ならせる」と言う。)。また、本明細書中では、上記直角で角度を変えることを「直交する」とも言う。なお、第1の間隔調整コンベヤに続く第2の間隔調整コンベヤは、複数台でも良い。
本発明によれば、例えば成型・搬送コンベヤで帯状(ベルト状、シート状とも呼ばれる)に成型された豆腐類を所定の大きさにカットし、カットされた豆腐類を第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤの搬送速度や搬送運転パターンが異なることによりカットされた豆腐類を所定間隔に調整することができる。
本発明としては、前記搬送コンベヤが一つに対して、前記第1と第2の間隔調整用コンベヤを1組とする2組が各々離れる方向に配置され、搬送コンベヤ上で2組の所定の大きさにカットされた豆腐類を2方向に送ることが可能である。
本発明によれば、前記成型・搬送コンベヤ一つに対して前記第1と第2の間隔調整用コンベヤが2つ配置されているので、成型・搬送コンベヤ上で2種類の大きさにカットされた豆腐類を2方向に交差させるようなことなく送ることができる。また、2組の間隔調整用コンベヤ各々からフライヤコンベヤ、パック詰め機用コンベヤ、又は、(急速)冷却コンベアや(急速)加熱コンベア、小部屋や豆腐焼き機に向かって豆腐類が送られるようにすることができる。小部屋とは、豆腐類製造室とは壁で隔てられた別室に次工程がある場合であって、フライヤー室であったり、冷蔵室であったり、包装室等であったりしてもよい。
本発明としては、前記成型・搬送コンベヤ上で2組にカットされた豆腐類をその一方は前記成型・搬送コンベヤから近い位置の一方の組の第1の間隔調整用コンベヤに排出され、その他方は前記成型・搬送コンベヤから遠い位置の第1の間隔調整用コンベヤに排出され、これらが互いに搬送方向が逆の位置に配置された第2の間隔調整用コンベヤに送ることが好ましい。本発明によれば、2組(種類)所定の大きさの豆腐類を互いが離れる方向に搬送する必要はなく、前記成型・搬送コンベヤから豆腐類を排出する方向にコンベヤを並べることができ、スペースの有効利用が図られる。
本発明によれば、前記成型・搬送コンベヤ一つに対して前記第1と第2の間隔調整用コンベヤが2つ配置されているので、スペースの有効利用が図られると共に、従来のように片側での搬送距離が長くなったり、交差していた部分をなくすことができる。そして、上記間隔調整用コンベヤの下流工程のフライヤコンベヤ、パック詰め機用コンベヤ(自動包装機)や豆腐焼き機に合わせて、豆腐同士の間隔を広げる等の調整において、フライヤコンベヤの揚げ枠や、パック詰め用コンベヤ豆腐パックに容易に収納することができる。また、下流工程に焼き豆腐焼き機がある場合では、適当な間隔を設けて、側面まで焼き色を付けることも可能になる。また、下流工程に(急速)冷却装置(例えばトンネルフローザーやスライラル式フリーザーなど)や(急速)加熱コンベア(例えば水蒸気加熱槽、過熱水蒸気加熱槽、熱水槽など)がある場合、豆腐類の間隔を適宜広げて、表面積を増やして急速な冷却や加熱を効率良く最適な間隔に容易に調整することも可能になる。
本発明によれば、従来のように油揚げ生地(豆腐類)を分割する特別の分離装置を搬送コンベヤ上に配置せずとも、搬送コンベヤからフライヤコンベヤ等に送る過程の流れの中で豆腐類同士の間隔を自在に調整することができるので、機械部品の省力化が図られる。すなわち、従来装置のような分割装置を複数設ける必要もなく、油揚げ生地(豆腐類)を移送しながら、油揚げ生地(豆腐類)の間隔を調整し整列できるので、作業効率を高め、装置コストを抑えることができる。そして、搬送速度は、インバータ制御により微調整や速度変更が可能であることから、機械式で間隔を調整する場合と比較して、簡単で正確な間隔調整が可能である。
また、2組(種類)所定の大きさの豆腐類を互いが離れる方向に搬送することで、スペースの有効利用が図られるとともに、2種類の豆腐類が交差する部分を生じさせることなく、2台のフライヤコンベヤ等に送ることができ、生産効率を高めることができる。さらに、前記成型・搬送コンベヤ上で2組にカットされた豆腐類をその一方は前記成型・搬送コンベヤから近い位置の一方の組の第1の間隔調整用コンベヤに排出され、その他方は前記成型・搬送コンベヤから遠い位置の第1の間隔調整用コンベヤに排出され、これらが互いに搬送方向が逆の位置に配置された第2の間隔調整用コンベヤに送ることにより、更に設置スペースの有効利用が図られる。また、多種類の製品枠(揚げ枠)を有するフライヤコンベヤ等に対して、各製品枠のタイミングに合わせて、生地の整列を切り替えながらも供給できるので、サイズの違う複数の豆腐や油揚製品(厚揚げ、薄揚げ、すし揚げ、生揚げ、絹生揚げ等)の豆腐類を効率よく生産することが可能になる。
以下、発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の油揚げ(豆腐類)の製造装置Z1の平面図であり、図2は図1X―X線の断面図である。この製造装置Z1は、帯状に成型された揚げ生地(豆腐類)を搬送する搬送コンベヤH1と、所定の大きさにカットされた豆腐類を上記成型・搬送コンベヤH1と直角で角度を変える方向(直交する方向)に搬送する第1の間隔調整用コンベヤC1と、これを引き継ぐ第2の間隔調整用コンベヤC2と、フライヤに生地を供給するフライヤコンベヤD等を備える。第2の間隔調整用コンベヤC2とフライヤコンベヤDとの間には、上記搬送コンベヤH1を第1の搬送コンベヤとすると、第2の搬送コンベヤH2が配置されている。
第1の搬送コンベヤH1は、強靭なシート部材(例えば、樹脂製、ステンレス等の金属製であって、衛生的な部材。表面に凹凸があったり、無孔でもよく、透水性のある部材であってもよい。)からなる無端状のベルトを両端のスプロケット間に巻装するもので、帯状に成型された油揚げ(豆腐類)を連続的に搬送する。第1の搬送コンベヤH1上には、図3に示すように、帯状に成型される油揚げ生地Aを所定の大きさにカットするカッティング機構Kが取り付けられている。本実施の形態のカッティング機構Kは、帯状の油揚げ生地Aの上において移動可能な刃Ka,Kbを備えるもので、本実施の形態では、一つの帯状油揚げ生地Aを2種類の大きさの豆腐類に分け、各々4個と4個の合計8個に分割するものであるが、分割する個数はこれらに限定されるものではない。カッティング機構Kは、図4に示すように、一つの帯状油揚げ生地Aを2種類の大きさの豆腐類に分けた後(図4(a))、この2種類を各々細分化する構造でも良い(図4(b))。カッティング機構Kとしては、搬送コンベヤH1の搬送方向にして平行に配置される例えばロールカッタなどが適用可能である。そして、第1の搬送コンベヤH1の排出側には、押し出し板T1が設けられている。
上記第1の搬送コンベヤH1と直交する方向には、第1の間隔調整用コンベヤC1と、この第1の間隔調整用コンベヤC1と連続するように第2の間隔調整用コンベヤC2が配されている。第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2は、これを1組として2組配置され、一方の組の第1の間隔調整用コンベヤC1は、第1の搬送コンベヤH1のベルト幅の中央から図1において左側に配置され、他方、他方の組の第1の間隔調整用コンベヤC1は、第1の搬送コンベヤH1のベルト幅の中央から図1において右側に配置されている。そして、第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2の搬送速度は、異ならせられており、これにより、揚げ生地A1、A2はF1、F2の間隔に調整される。第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2の駆動モータはインバータの周波数によってモータの回転数をコントロールし、コンベヤの速度を制御するもので、このため、速度変更やその微調整が簡単に制御できる構造である。本実施の形態では第1の間隔調整用コンベヤC1の搬送速度Cv1よりも第2の間隔調整用コンベヤC2の搬送速度Cv2の方が速くなるように設定されている。また、本実施の形態では第1の間隔調整用コンベヤC1の後端の高さ位置よりも第2の間隔調整用コンベヤC2の前端の高さ位置の方が低くなっている(図2)。したがって、第1の間隔調整用コンベヤC1から第2の間隔調整用コンベヤC2に滑らかに移載されるとともに、油揚げ生地A1、A2の間隔F1、F2が広くなる。このように搬送速度を異ならせることにより、油揚げ生地A1と油揚げ生地A2との間隔を更に広くしたり狭くしたりすることができる。なお、第1の間隔調整用コンベヤC1と第2の間隔調整用コンベヤC2の間にはローラや滑りやすいシュートなどの補助部品を設けてもよく、油揚げ生地A1、A2を傷めずに、スムーズに載り移るように促すことも、必要に応じて、実施者が工夫することができ、特に限定されない。
上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2は、図1に示すように、第1の搬送コンベヤH1から移載された後、左側に向かって送る第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2と、右側に向かって送る第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2とに分けられている。すなわち、設置スペースの有効利用の観点から、2種類の大きさにカットされた1種類A1は、一つの搬送コンベヤH1の位置を中心にして左側に、他の1種類A2は、右側に向かって、互い離れる方向に搬送されながら所定間隔F1、F2に調整される。
上記所定間隔F1、F2に調整された豆腐類は、第2の搬送コンベヤH2を介してフライヤコンベヤDに送られる。第2の間隔調整用コンベヤC2の近傍位置には、上記所定間隔F1、F2に調整された豆腐類を第2の搬送コンベヤH2に送り込む押し出し板T2が設けられている。
フライヤコンベヤDは、図示しない油槽に配されるもので、本実施の形態では、上記2種類の油揚げ生地A1,A2を各々揚げるために2つフライヤコンベヤDが配置されている。油槽は、これら2つのフライヤコンベヤDに対して各々配置され、温度ムラの無い豆腐類を行う。これら2つのフライヤコンベヤDは、その上流端と下流端に各々配置されるスプロケット間に循環駆動される左右一対の駆動チェーンを設け、一対の駆動チェーン間に跨るように、多数連の揚げ枠Db,Db・・・を所定の縦並び間隔で取り付けたものである。そして、一連の揚げ枠Dbは、所定の横並び間隔を保って連結された個々の揚げ枠Db,Db…からなる。揚げ枠Db,Db全体は、所定の横並び間隔と縦並び間隔を保って配置されている。したがって、この揚げ枠Db,Dbの間隔に合うように揚げ生地と揚げ生地との間隔F1、F2を調整する必要がある。フライヤコンベヤDは、スプロケットの下側がフライヤの油槽の油面レベル下に位置するとともに、搬送コンベヤH1やH2とは、逆方向に駆動される。すなわち、油面上の揚げ枠Dd,Dbは、矢印A2方向に流れてフライヤコンベヤDの上流端に至り、スプロケットで折返して反転し、油浴した状態で下流端に向かって流れるように駆動される。なお、各コンベヤH1,H2,C1,C2,Dは、同期駆動により豆腐類の受け渡しがスムーズに行くようになっているが、例えば、第1と第2の間隔調整用コンベヤの駆動源は、搬送コンベヤH1,H2等とは別の独立した駆動手段を採用しても良い。
したがって、実際に油揚げ(豆腐類)を製造する場合は、搬送コンベヤH1で帯状に成型された油揚げ生地をカッティング機構により2種類の大きさA1、A2にカットするとともに、その2種類を各々細分化された(各々4個ずつに分割)後、押し出し板T1により、細分化された一列の状態で第1の間隔調整用コンベヤC1に送り出されるが、2種類のうちの一方の1種類A1は、搬送コンベヤH1と直交する1方向側(左側)の第1の間隔調整用コンベヤC1に送り出され、他方の1種類A2は搬送コンベヤH1と直交する他方側(右側)の第1の間隔調整用コンベヤC1に送り出される(図1)。そして、各々の方向において、第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤC1,C2の速度差によりカットされた2種類の油揚げ生地A1,A2の間隔を間隔F1,F2に調整する。なお、間隔F1とF2は同じ間隔とすることも、異なる間隔にすることも可能である。これらの間隔F1、F2は、フライヤコンベヤDの揚げ枠Dd,Dbの間隔であり、このため、第2の搬送コンベヤH2を介して各豆腐類は、フライヤコンベヤDの揚げ枠Dd,Dbに丁度収納されることとなる。したがって、搬送速度を落とすことなく、2つのフライヤコンベヤDに各々送ることができ、フライヤコンベヤDの位置では各々に応じた油槽が配置されているので、温度ムラを生じさせるようなこと無く揚げる作業を行うことができる。ここで、2種類の油揚げ生地A1,A2の間隔F1、F2は、同じでも異なっていても良い。図5の例では、2種類の油揚げ生地A1,A2の間隔F1とF2は異なる間隔として符号を異ならせている。なお、第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2を搬送コンベヤH1,H2に対して直交するベルト幅方向に配置させることにより、第2の搬送コンベヤH2とフライヤコンベヤDとの間隔、更には第1の間隔調整用コンベヤC1からフライヤコンベヤDとの間隔を近接させた状態で配置させることができる。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態の豆腐類の製造装置Z11の例であり、上記第1の実施の形態Z1とは、フライヤコンベヤDの位置が相違している。すなわち、上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2の位置は同じであるが、上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2が搬送コンベヤH1と直交する方向に配置されていることを利用して、第2の間隔調整用コンベヤC2からは、上記第1の搬送コンベヤH1の方向に戻るようにして、第2の搬送コンベヤH2を介してフライヤコンベヤDに送られる。これにより、一方向に延々と延ばす必要がなくなり、工場等の配置スペースによっては、その有効な利用が図られる。
(第3の実施の形態)
図6は、第3の実施の形態の豆腐類の製造装置Z21の例であり、第1の実施の形態Z1では、第1の間隔調整用コンベヤC1と第2の間隔調整用コンベヤC2が各々1台ずつの例で説明したが、これら間隔調整用コンベヤを3台使用して、第1の間隔調整用コンベヤC1aから2台目の第2の間隔調整用コンベヤC1bへ移載させる際に豆腐類の間隔を調整し整列させたり、2台目の間隔調整用コンベヤC1bから3台目の間隔調整用コンベヤC2へ移載する時に豆腐類の間隔を調整し整列させたりする。すなわち、本発明は、生地間隔調整は2台以上のコンベヤで行っても良い。また、上記コンベヤC1,C2は常に一定速でなくてもよく、間欠運転や加速・減速運転でもよい。
(第4の実施の形態)
図7は、第4の実施の形態の豆腐類の製造装置Z31の例であり、第1の実施の形態Z1では、第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2が直線的な連続配置の例で説明したが、これらのコンベヤC1,C2は必ずしも搬送方向に連続する方向(直列方向)に配置されていなくてもよく、第1の間隔調整コンベヤC1と第2の間隔調整コンベヤC2aが直角か又は一定の角度で交わる場合も、豆腐類の間隔を調整し整列することが可能である。図7に示す例では、間隔調整コンベヤC2aから間隔調整コンベヤC2bに移載させる場合も直角で交わるようになっている。これにより、例えば、揚げ生地の成型機H1とフライヤコンベヤDが工場内の離れた場所にある場合でも、コンベヤで移送された揚げ生地をフライヤコンベヤDに揚げ生地を供給する直前で間隔を調整し整列させることが可能になる。フライヤコンベヤDは、油煙や熱が発生するので、専用の部屋に設置する場合があることから、揚げ生地を移送しながら調整する上記例は、このような事情に有効である。
さらに、フライヤコンベヤDの揚げ枠Db内を仕切るスリット(生地同士がくっつかないようにする仕切板)を移動させる構造とすれば、例えば、揚げ枠Db内を8分割から16分割へとすることも可能で、このことによって、一台のフライヤコンベヤDでサイズの違う油揚げ(豆腐類)を製造することが可能になる。すなわち、本実施の形態の製造装置によれば、揚げ生地を移送しながら、揚げ生地の間隔を調整し整列できるが、フライヤコンベヤDの揚げ枠Dbの大きさが定まっている場合は、揚げ生地を移送しながら、その揚げ枠Dbの大きさに調整することができる。また、近年、揚げ枠Dbの間隔を調節できる上記スリット移動の構造のものが開発されており(特許文献4参照、図示せず)、このような揚げ枠Dbの間隔を調節できるタイプでも、その調節した大きさに揚げ生地の間隔を調整し、整列できる。したがって、一台のフライヤコンベヤでサイズの違う豆腐類を製造することが可能になる。
(第5の実施の形態)
図8は、上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2等とパック詰め用コンベヤPとを組み合わせた装置Z41であり、上記第1の実施の形態の第2の搬送コンベヤH2の次にパック詰め用コンベヤPが配列されている。パック詰め用コンベヤPは、水槽(図示せず)に入れられた状態でパック詰めを自動的に行うコンベヤであり、一列状態のパックPpを搬送するチェーンコンベヤPが複数列(ここでは4列)配置した自動包装機P1,P2である。本実施の形態では、この複数列のチェーンコンベヤからなるパック詰め用コンベヤP1,P2が前記第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2を1組とする2組は、各々が離れる方向に配置されている。各パック詰め用コンベヤPは、水槽(図示せず)に入れられた状態でパック詰めを自動的に行うコンベヤであり、その下流側から上流側に向かって水槽から引き上げられるようになっている。また、各パック詰め用コンベヤPの隣接する間隔は調整可能になっている。なお、符号Pkは、パックPpを収納する凹状の収納部Pkである。このようなパック詰め用コンベヤPは、図9に示すように、一列(符号P11,P12参照)で、向きも第2の搬送コンベヤH2と直交する方向に配する装置Z51とすることもできる。
したがって、実際に豆腐類を製造する場合は、搬送コンベヤで帯状に成型された豆腐をカッティング機構により2種類の大きさの豆腐B1、B2にカットするとともに、その2種類を各々細分化された(各々4個ずつに分割)後、押し出し板T1により、細分化された一列の状態で第1の間隔調整用コンベヤC1に送り出し、2種類のうちの一方の1種類B1は、搬送コンベヤH1と直交する1方向側(左側)の第1の間隔調整用コンベヤC1に送り出され、他方の1種類B2は搬送コンベヤH1と直交する他方側(右側)の第1の間隔調整用コンベヤC1に送り出される(図8)。各々の方向において、第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2の速度差によりカットされた2種類の豆腐B1,B2の間隔を間隔F11,F12に調整する。これらの間隔F11、F12は、各パック詰め用コンベヤPの収納部Pk(或いはパックPp)の間隔であり、このため、第2の搬送コンベヤH2を介して各パック詰め用コンベヤPのパックPpに丁度収納される。すなわち、各パック詰め用コンベヤPの間隔を異ならせたい場合でも、第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2の速度差により、間隔を調整して整列することができる。
(第6の実施の形態)
図12は、第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C21,C12,C22を設置スペースを少なくする工夫により配置とした第6の実施の形態の装置Z61である。本実施の形態では、一方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC11とC12と、他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21とC22が順に第1の搬送コンベヤH1の排出側に平行に配列されている。カッティング機構Kとしては、搬送コンベヤH1の搬送方向にして平行に配置される例えばロールカッタなどが適用可能である(図2)。そして、第1の搬送コンベヤH1の排出側には、押し出し板T11とT12の二枚が設けられている(図13)。また、上記第2の搬送コンベヤH2が配置され、これによりフライヤコンベヤDに送られるようになっている。
そして、第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C12,C21,C22は、2組で構成され、前記成型・搬送コンベヤH1から近い位置の一組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C12は、図12中左側の第1の間隔調整用コンベヤC11から図12中右側の第2の間隔調整用コンベヤC12に油揚げ生地A1が引き継がれる。前記成型・搬送コンベヤH1から遠い位置の他の一組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21とC22は、図12中右側の第1の間隔調整用コンベヤC21から図12中左側の第2の間隔調整用コンベヤC22に油揚げ生地A2が引き継がれる。上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C21とC12,C22は搬送速度や搬送運転パターンが異り、第1の間隔調整用コンベヤC11,21から第2の間隔調整用コンベヤC12,C22に引き継がれると、油揚げ生地A1とA2を各々所定間隔に調整して整列させることができる。上記一方の組の第1の間隔調整用コンベヤC11と他方の組の第2の間隔調整用コンベヤC21とは、コンベヤ面が隙間無く隣接して配置されている。また、上記他方の組の第2の間隔調整用コンベヤC22と、一方の組の第1の間隔調整用コンベヤC12とは、コンベヤ面が隙間無く隣接して配置されている。さらに、上記第2の搬送コンベヤH2は、上記他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2とコンベヤ面が隙間無く隣接して配置されている。したがって、2枚の押し出し板T11とT12により、上記一方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C12へ、更に一方の組から他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21,C22へ、更に他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21,C22から第2の搬送コンベヤH2へと順に各々のコンベヤ面上を押し出すことができるようになっている。
本実施の形態によれば、成型・搬送コンベヤH1から排出された2組の油揚げ生地A1,A2を中央Oで交差するように搬送する(図12(b)(c))。すなわち、成型・搬送コンベヤH1上で2組にカットされた組の油揚げ生地A1,A2をその一方A1は他方の組の第1の間隔調整用コンベヤC21に排出され、その他方A2は他方の組の第1の間隔調整用コンベヤC11に排出され、これらが互いに搬送方向が逆の位置(中央の符号Oを中心に逆の位置)に配置された各々の第2の間隔調整用コンベヤC12,22に送る。2枚の記押し出し板T11とT12は、成型・搬送コンベヤH1からの移動距離(排出距離)を異ならせて、成型・搬送コンベヤH1から近い位置の一方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C12と、成型・搬送コンベヤH1から遠い位置の他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21,C22へと2組の油揚げ生地A1,A2を押し出す。すなわち、図12(a)の同じ位置にある上記押し出し板T11とT12の状態から、上記押し出し板T11よりもT12の方が長く(つまり一組の油揚げ生地A2をA1よりも長く)押し出し、一方の組の第2の間隔調整用コンベヤC12を超えて他方の組の第1の間隔調整用コンベヤC21にまで及ぶように押し出す(図12(b))。2組の油揚げ生地A1,A2をコンベヤC11,C21に押し出した後は、第2の搬送コンベヤH2に押し出すように送るために、位置合わせされて(一枚板のようになり)(図12(d))、所定間隔に調整して整列された豆腐類をせる第2の搬送コンベヤH2に押し出すように送る(図12(e))。
上記第1から第5の実施の形態では、前記第1と第2の間隔調整用コンベヤを1組とする2組が各々離れる方向に配置されていたが、これでは成型・搬送コンベヤH1から排出された油揚げ生地A1,A2が左右に離れるように搬送させるので、設置スペースが広くなる傾向にある。これに対して、本実施の形態によれば、一方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C12と他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21,C22とを成型・搬送コンベヤH1から順に同じ方向(符号F)に向かって配置することができ、設置スペースの有効活用が図られる。
ここで、上記押し出し板T1,T11,T12としては、図13に示すように、上記カッティング機構Kを兼用した、断面コ字状の切断兼用の押し出し板T14とすることができる。この切断兼用の押し出し板T14は、その断面コ字状の両方の先端側が切断刃となっており、前記成型・搬送コンベヤH1上で油揚げ生地A1,A2をカッティングするとともに、カッティングした後そのままの状態で成型・搬送コンベヤH1上から第1と第2の間隔調整用コンベヤC11とC21に送り出す。切断兼用の押し出し板T14は、吊り下げ配置され、その断面コ字状の外面や内面で油揚げ生地A1,A2を押し出し、押し出した後は、一旦上方に持ち上げられて元の成型・搬送コンベヤH1の位置まで戻される。この切断兼用の押し出し板T14は、前記成型・搬送コンベヤH1から近い位置と遠い位置の上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC11,C21に送り出すために2組使用されるが、これら2組において上記断面コ字状の大きさをこれら2組で変えることも可能である(図14)。また、図15に示すように、切断兼用の押し出し板T14は、断面E字状に構成することも可能である。
(第7の実施の形態)
図16は、第7の実施の形態の装置Z71である。本実施の形態では、第1の搬送コンベヤH1の排出側に、一方の組の第1と第2と第3等の間隔調整用コンベヤC21,C22,C23,C24…が配され、これによりフライヤコンベヤD1,D2に送られるようになっている。第1のフライヤコンベヤD1は、第3の間隔調整用コンベヤC23の中途部に配され、第2のフライヤコンベヤD2は、第4の間隔調整用コンベヤC24の中途部に配されている。フライヤコンベヤD1,D2は、第1と第2のフライヤコンベヤD1,D2の2基備えるが、3基以上でも1基でも良い。そして、上記第1と第2のフライヤコンベヤD1,D2の位置には、油揚げ生地A1,A2を第1と第2のフライヤコンベヤD1,D2に移す押し出し板T71,T72が配置されている。なお、本実施の形態では、第2の搬送コンベヤH2が配置されないものであるが、第2の搬送コンベヤH2を配置することも可能である。
本実施の形態によれば、成型・搬送コンベヤH1から排出された油揚げ生地A11は、第1の間隔調整用コンベヤC21から第2の間隔調整用コンベヤC22に送られると、これらの搬送速度の相違により油揚げ生地A11の間隔が開けられ(符号F1)、間隔が開けられた油揚げ生地A11の半分(前方の4個)A11aが上記押し出し板T71により第1のフライヤコンベヤD1に押しされ、残りの半分(後方の4個)A11bは、第3のフライヤコンベヤD3により更に搬送されて上記押し出し板T72により第2のフライヤコンベヤD1に押し出される。(符号Fの方向に押し出される。)このように、以上の各実施の形態においては、間隔F1が開けられた油揚げ生地A11はすべて同じフライヤコンベヤに押し出す必要は無く、分けられて異なるフライヤコンベヤに移されるものでも良い。なお、一方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤC21,C22,C23…を配置した例で説明したが、上述したように、他方の組の第1と第2の間隔調整用コンベヤを反対側に配置しても良い。
以上、本発明は、大きさの異なる2種類の豆腐類を製造する例で説明したが、例えば、厚揚げ、薄揚げ、すし揚げ、生揚げ、絹生揚げ等を搬送コンベヤH1で送られてくる一つの豆腐類から製造することができる。また、パック詰め用コンベヤP(P1,P2,P11,P12)やフライヤコンベヤDを使用した例で説明したが、焼き豆腐とするための焼き工程を備えるものにも適用可能である。なお、本明細書中では、上記第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2が直角で角度を変えることを「直交する」とも言うこととなったが、上記実施の形態からも明らかなように、第1と第2の間隔調整用コンベヤC1,C2が交差するものは除かれるものである。
本発明の第1の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図である。 上記のX−X線断面図である。 本発明の豆腐類製造装置のカッティング機構を示す模式図である。 本発明の他のカッティング機構を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図である。 本発明の第5の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図である。 上記第5の実施の形態の他の例示す平面図である。 従来の豆腐類製造装置を示す模式図である。 従来の豆腐類製造装置を示す模式図である。 本発明の第6の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図であり、(a)から(e)は豆腐類の送り出し方法の流れを示す。 上記第6の実施の形態の切断兼用の押し出し板による送り出し方法の流れを示す平面図である。 上記第6の実施の形態の押し出し板の他の例である切断兼用の押し出し板を示す断面図である。 上記第6の実施の形態の押し出し板の他の例である切断兼用の押し出し板を示す断面図である。 本発明の第7の実施の形態の豆腐類製造装置を示す平面図であり、(a)から(c)は豆腐類の送り出し方法の流れを示す。
符号の説明
Z1,Z11,Z21,Z31,Z41、Z51,Z61,Z72 豆腐類の製造装置、
C1,C11,C21 第1の間隔調整用コンベヤ、
C2,C12,C22 第2の間隔調整用コンベヤ、
A 油揚げ(豆腐類)、
A1 2組(種類)のうちの一方の揚げ生地、A2 2組(種類)のうちの一方の揚げ生地、
B 豆腐(豆腐類)、
B1 2組(種類)のうちの一方の豆腐、B2 2組(種類)のうちの一方の豆腐、
D フライヤコンベヤ、Db 揚げ枠、
F1,F2 揚げ生地と揚げ生地の間隔、F11,F12 豆腐と豆腐の間隔、
H1 第1の搬送コンベヤ, H2 第2の搬送コンベヤ、
K カッティング機構、Ka,Kb 刃、
T1,T11,T12,T71,T72 押し出し板、
K14,K15,K16 切断兼用の押し出し板、

Claims (9)

  1. 豆腐類を連続的に製造する豆腐類の製造装置において、豆腐類を帯状に成型し搬送する第1の搬送コンベヤと、第1の搬送コンベヤの排出側となる位置に配されて第1の搬送コンベヤ上で成型された豆腐類を所定の大きさにカットし細分化する豆腐類のカッティング機構と、第1の搬送コンベヤの搬送方向と直交する方向で第1の搬送コンベヤの排出側となる位置に配されて前記細分化後の豆腐類を搬送する一つの第1の間隔調整用コンベヤとこれを引き継ぐ少なくとも一つの第2の間隔調整用コンベヤとを有する間隔調整用コンベヤの組み合わせと、前記細分化後の豆腐類を一列の状態で前記第1の間隔調整用コンベヤに送り出す押し出し板とを備え、第1と第2の間隔調整用コンベヤの駆動モータをインバータ制御やサーボモータ制御によって回転数をコントロールして、コンベヤの速度を制御し、前記第1と第2の間隔調整用コンベヤの搬送速度や搬送運転パターンを異ならせることにより、即ち前記第2の間隔調整用コンベヤが複数台の場合もあるが、少なくとも前記第1の間隔調整用コンベヤの搬送速度よりも前記第2の間隔調整用コンベヤの搬送速度の方が速くなるように設定されるものとして、所定間隔に調整して整列搬送し、次工程に搬送する構成であることを特徴とする豆腐類の製造装置。
  2. 前記第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤを1組とする2組が各々離れる方向に配置されて、前記細分化後の豆腐類を前記2組にそれぞれ分けて送り出す押し出し板とを備え、成型・搬送コンベヤ上で2組の所定の大きさにカットされた豆腐類を2方向に送ることを特徴とする請求項1記載の豆腐類の製造装置。
  3. 前記第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤの組み合わせを2組と、前記細分化後の豆腐類を前記2組にそれぞれ分けて送り出す押し出し板とを備え、前記第1の組の第1の間隔調整用コンベヤが前記第1の搬送コンベヤから近い位置に配され、前記第2の組の第1の間隔調整用コンベヤがその次の遠い位置に前記第1の組と並んで隙間を開けずに配され、前記押し出し板のうち前記第1の押し出し板が前記第1の組の第1の間隔調整用コンベヤ上まで押し出して送り、前記第2の押し出し板が前記第1の組の第1の間隔調整用コンベヤ上を横断して前記第2の組の第1の間隔調整用コンベヤ上まで押し出して送る構成であることを特徴とする請求項1記載の豆腐類の製造装置。
  4. 前記第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤの組み合わせを2組と、前記細分化後の豆腐類を前記2組にそれぞれ分けて送り出す押し出し板とを備え、前記第1と第2の間隔調整用コンベヤの一方の組は前記成型・搬送コンベヤから近い位置に配され、他方の組はその次の遠い位置に隙間を開けずに配され、前記成型・搬送コンベヤ上で2組にカットされた豆腐類を、その一方は前記成型・搬送コンベヤから近い位置の一方の組の第1の間隔調整用コンベヤに前記2組のうちの一方の押し出し板を介して排出され、その他方は前記成型・搬送コンベヤから遠い位置の第1の間隔調整用コンベヤに前記2組のうちの他方の押し出し板を介して排出され、これらが互いに搬送方向が逆の位置に配置された第2の間隔調整用コンベヤに送ることを特徴とする請求項1ないしは3のいずれか1項記載の豆腐類の製造装置。
  5. 前記押し出し板は、断面コ字状を呈して豆腐類のカッティング機構を兼用することを特徴とする請求項3又は4記載の豆腐類の製造装置。
  6. 前記第1の搬送コンベヤと同じ方向に搬送する一つの第2の搬送コンベヤを備え、前記2組の第2の間隔調整コンベヤから前記第2の搬送コンベヤに搬送されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の豆腐類の製造装置。
  7. 前記第1の搬送コンベヤで作られた豆腐類が油揚げ生地であり、前記第2の間隔調整用コンベヤから第2の搬送コンベヤに移し、次工程のフライ用のフライヤコンベヤに搬送する構成であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の豆腐類の製造装置。
  8. 前記第2の間隔調整用コンベヤから第2の搬送コンベヤに移し、第2の搬送コンベヤから次工程のパック詰め用コンベヤに搬送する構成であるか、次工程の焼き豆腐用の焼き機に搬送する構成であるか、又は、次工程の冷却コンベヤないしは加熱コンベヤに搬送する構成であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の豆腐類の製造装置。
  9. 前記第1の間隔調整用コンベヤと第2の間隔調整用コンベヤの組み合わせを2組備え、前記一方の組の第2の間隔調整用コンベヤから第2の搬送コンベヤに移し、第2の搬送コンベヤから次工程のパック詰め用コンベヤに移し、前記他方の組の第2の間隔調整用コンベヤから第2の搬送コンベヤに移し、第2の搬送コンベヤから次工程のフライヤコンベヤに搬送する構成であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の豆腐類の製造装置。
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