JP7067805B2 - 積層食品製造方法 - Google Patents

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本発明は、非可塑性食品と可塑性食品を重ねた積層食品を製造するための積層食品製造装置、及び積層食品製造方法に関するものである。
家庭におけるバターサンドの作り方としては、クッキー間に挟み込まれるバタークリームを常温下の柔らかい状態で平らに延ばし、それを冷蔵庫等で一定時間冷却した後、冷却により固くなった状態のバタークリームをクッキーと同じ形に型取りして(または包丁で切って)、それを両側からクッキーで挟み込んで作るのが一般的である。
しかしながら、上記の方法をバターサンドの製造工場で行う場合、バタークリームの延ばす工程、延ばしたバタークリームを冷却する工程、冷却したバタークリームを型取りする工程、型取りしたバタークリームをクッキーに載せる工程(例えば、特許文献1参照)が必要となるため、工程数が増えて効率良く製造を行うことが難しい。
一方、サンド菓子の製造装置としては、コンベヤ装置で搬送される個々のクッキー上にカットバルブを備えた押出部からクリーム等を供給するものが知られているが(例えば、特許文献2参照)、この種の装置は所定量のクリームを個々のクッキー上に供給できるものの、重量分割精度が低いためクリームの供給量にバラツキが生じ易い。
加えて、上記従来の製造装置は、個々のクッキー上に供給されたクリームが不均一な形状の塊となるため、クッキーで挟み込んだ最終製品の見栄えも悪い。また上記カットバルブを利用した製造装置は、カットバルブ内におけるバタークリームの付着やレーズン等の固形物の潰れによって連続稼働時に不具合も生じ易い。
特開平4-88949号公報 特開2015-134634号公報
本発明は、上記従来技術の問題を解決することを課題としており、要約すると可塑性食品と非可塑性食品を重ねた積層食品を効率的に製造することができ、更に可塑性食品の重量分割精度および最終製品形態の外観にも優れ、装置の不具合も生じ難い積層食品製造装置、及び積層食品製造方法を提供することにある。
本発明に係る積層食品製造方法は、コンベヤ装置を使用して最終製品形態に成形加工された板状または容器状の非可塑性食品を進行方向に複数配列した状態で搬送する工程と;前記コンベヤ装置に配列された非可塑性食品上に、帯状、棒状またはシート状に成形加工された可塑性食品を隣り合う非可塑性食品を跨いだ状態で連続的に供給する工程と;前記コンベヤ装置上の非可塑性食品が一個分の距離だけ進んだところで前記コンベヤ装置を断続的に停止させる工程と;前記コンベヤ装置の停止に合わせたタイミングで、供給装置よりも前記コンベヤ装置の下流側に設けられた整形装置を作動させて非可塑性食品上に成形加工された状態で載置された可塑性食品のみを非可塑性食品の形状に合わせて最終製品形態に分割整形する工程と;を含むことを特徴とする。
請求項1及び請求項3に係る本発明では、最終製品形態である非可塑性食品(クッキー等)をコンベア装置で並べて搬送しながら、これらの非可塑性食品を跨ぐように可塑性食品(クリーム等)を連続的に供給し、更にその連続状の可塑性食品をコンベヤ装置上で整形装置により分割整形することによって、少ない工程で積層食品を効率的に製造することが可能となる。
また請求項4及び請求項5に係る本発明においては、コンベヤ装置上に可塑性食品(クリーム等)を連続的に供給して、その連続状の可塑性食品をコンベヤ装置上で整形装置により分割整形し、更にその分割整形した可塑性食品を非可塑性食品(クッキー等)に移載することによって、少ない工程で積層食品を効率的に製造することができる。
また本発明では、可塑性食品は分割整形により一定形状となるため、重量分割精度に優れるだけでなく、最終製品形態としての外観も良好となる。またカットバルブを利用した供給装置のように可塑性食品の付着やレーズン等の固形物の潰れによって装置に不具合が生じる心配もないため、長時間連続して製造を行うことができる。
本発明の第一実施形態の積層食品製造装置を示す概略図である。 本発明の第一実施形態の積層食品製造装置の使用状態を示す概略図である。 本発明の第一実施形態の積層食品製造方法を示す工程説明図である。 本発明の第二実施形態の積層食品製造装置を示す概略図である。 本発明の第二実施形態の積層食品製造装置の使用状態を示す概略図である。 本発明の第二実施形態の積層食品製造方法を示す工程説明図である。
『第一実施形態』
本発明の第一実施形態を図1~図3に基づいて説明する。なお図中、符号1で指示するものは、コンベヤ装置であり、符号2で指示するものは、供給装置である。また符号3で指示するものは、整形装置であり、符号4で指示するものは、制御装置である。
「積層食品製造装置の構成」
[1]積層食品製造装置の基本構成について
まず積層食品製造装置の基本構成について図1~図3に基づいて説明する。本実施形態の積層食品製造装置は、図1及び図2に示すように非可塑性食品Bを搬送するコンベヤ装置1を備えると共に、その上側に可塑性食品Fの供給装置2を備え、更にコンベヤ装置1の供給装置2よりも下流側に整形装置3を備えている。またコンベヤ装置1、供給装置2および整形装置3は、これらの動作を制御する制御装置4に接続されている。
また上記コンベヤ装置1に関しては、図2に示すように最終製品形態に成形加工された板状(容器状でもよい)の非可塑性食品Bを進行方向に複数配列した状態で搬送可能となっている。また上記供給装置2に関しては、図2に示すように可塑性食品Fを帯状の形態で、かつ、コンベヤ装置1上の隣り合う非可塑性食品Bを跨いだ状態で連続的に供給できるように設置している。
また上記整形装置3に関しては、非可塑性食品B上に載置された可塑性食品Fを最終製品形態に分割整形できるカッター31を備えたものを使用している。また上記制御装置4に関しては、コンベヤ装置1上の非可塑性食品Bが所定距離だけ進んだところでコンベヤ装置1を断続的に停止させる停止処理手段と、コンベヤ装置1の停止に合わせたタイミングで整形装置3を作動させる整形処理手段を設けている。
上記の構成により、図3に示すように連続する可塑性食品Fが載置された非可塑性食品Bを、所定距離(一個分の距離)だけ進めたところでコンベヤ装置1を断続的に停止させて整形装置3を作動させ、可塑性食品Fをカッター31で非可塑性食品Bの形状に合わせて切断分割して直方体に整形できる。そしてこれにより、最終製品形態の非可塑性食品Bと最終製品形態に分割整形された可塑性食品Fとが上下に重なり合った積層食品Sを連続的に製造できる。
[2]コンベヤ装置について
次に上記積層食品製造装置の各構成要素について説明する。まず上記コンベヤ装置1については、本実施形態では、図1及び図2に示すように非可塑性食品Bと可塑性食品Fの供給を行う上流側の第一コンベヤ11と、積層食品Sの分離を行う下流側の第二コンベヤ12とから構成している。そして、第一コンベヤ11と第二コンベヤ12の境界付近に整形装置3を設置している。また上記第一コンベヤ11と第二コンベヤ12は、制御装置3で個別に搬送速度を設定できる。
また上記第一コンベヤ11及び第二コンベヤ12については、本実施形態ではベルトコンベヤを使用しているが、食品製造に用いられる各種コンベヤを使用することができる。また本実施形態では、コンベヤ装置1を第一コンベヤ11と第二コンベヤ12とから構成しているが、第一コンベヤ11のみから構成することもでき、また3つ以上のコンベヤを並べて構成することもできる。
[3]供給装置について
また上記供給装置2に関しては、本実施形態では可塑性食品Fを帯状に成形加工できるものを使用しているが、可塑性食品Fを連続状の食品として隣り合う非可塑性食品Bを跨いだ状態で供給できるものであれば、可塑性食品Fを棒状またはシート状に成形加工するものも使用できる。また上記供給装置2には、予め長尺な帯状、棒状またはシート状に成形された可塑性食品Fを並べて送り出す装置を使用することもできる。
[4]整形装置について
[4-1]カッター
また上記整形装置3に関しては、本実施形態では図3(c)に示すように可塑性食品Fの上方から非可塑性食品Bの上面位置まで下降するカッター31を備えたものを使用して、可塑性食品Fのみを分割整形できるようにしている。また切断時におけるカッター31の下限位置については、整形装置3で任意に調節することができ、非可塑性食品Bの厚み等に応じて適宜調節することができる。また上記コンベヤ装置1で非可塑性食品B及び可塑性食品Fを複数列同時に搬送する場合には、複数列の可塑性食品Fを同時に切断できるカッター31を使用できる。
また本実施形態では、上記カッター31としてギロチン式の切断刃を使用しているが、カッターの種類については、ワイヤー刃や回転刃など、各種カッターを使用できる。またカッター31としては、可塑性食品Fの切断面の見栄えが良く、レーズンやドライフルーツ、ピーナッツ等の乾物やイチゴやバナナ等の生果、小豆等の加熱処理した固形物が可塑性食品に含まれていても切断が容易に行える超音波カッターを好適に使用できる。
[4-2]カッター以外の変更例
また上記整形装置3のカッター31については、可塑性食品Fを最終製品形態に分割整形できるものであれば、カッター31の代わりに抜き型や押し型を備えたものを使用することもできる。また抜き型や押し型を使用する場合には、可塑性食品Fを非可塑性食品Bと同一の形状に整形できるほか、非可塑性食品B上に収まる非可塑性食品Bと異なる任意の形状に整形することもできる。
[5]制御装置について
[5-1]停止処理手段
次に上記制御装置4の各処理手段について説明する。まず停止処理手段に関しては、本実施形態では、停止タイミングを予め時間値等で設定し、一定時間が経過した時点でコンベヤ装置1(第一コンベヤ11及び第二コンベヤ12)が停止するようにしている。この停止処理手段は、時間値以外の入力値で制御することもでき、例えば、光センサを設置して非可塑性食品Bが所定の位置まできたときに制御装置3に検知信号を出力して停止させることもできる。
[5-2]整形処理手段
次に整形処理手段に関しては、本実施形態では、上記停止処理手段でコンベヤ装置1(第一コンベヤ11及び第二コンベヤ12)を停止させるタイミングに合わせて整形装置3を作動させ、可塑性食品F上にカッター31が下降するように制御している。そして、カッター31が下限位置(非可塑性食品Bの表面上)まで下降した後は、カッター31を素早く元の位置まで上昇させてコンベヤ装置1の搬送を再開できるようにしている。
[5-3]分離処理手段
また本実施形態では、上記整形処理手段の後に第二コンベヤ12を早送り(第一コンベヤ11よりも高速に搬送)する分離処理手段を設けている。これにより、分割整形された可塑性食品Fと非可塑性食品Bから成る積層食品Sを、図3(d)に示すように分割整形前の連続した可塑性食品Fから分離することができる。
「積層食品製造方法」
[1]搬送工程及び供給工程について
次に上記製造装置を用いた積層食品Sの製造方法について簡単に説明する。まずコンベヤ装置1(第一コンベヤ11)上に、最終製品形態に成形加工された板状(または容器状)の非可塑性食品Bを進行方向に複数配列した状態で搬送する。そして、コンベヤ装置1(第一コンベヤ11)に配列された非可塑性食品B上に、帯状(または棒状、シート状)の可塑性食品Fを隣り合う非可塑性食品Bを跨いだ状態で連続的に供給して、これらを図3(a)に示すように重ね合わせた状態で搬送する。
[2]停止工程及び整形工程について
その後、上記コンベヤ装置1上の非可塑性食品Bが所定距離(非可塑性食品一個分)だけ進んだところでコンベヤ装置1を断続的に停止させる。この際、分割前の連続状食品は、第一コンベヤ11と第二コンベヤ12を跨いだ状態となる。そして、コンベヤ装置1の停止に合わせたタイミングで、図3(b)(c)に示すように第一コンベヤ11と第二コンベヤ12の境界付近に設置された整形装置3を作動させて、非可塑性食品B上の可塑性食品Fをカッター31で最終製品形態に分割整形する。
[3]分離工程について
その後、上記分割された積層食品Sは、図3(d)に示すように第一コンベヤ11よりも搬送速度の大きい第二コンベヤ12によって連続状食品から分離される。そして第一コンベヤ11の搬送再開により分割整形前の連続状食品が図3(a)に示すように第一コンベヤ11から第二コンベヤ12へと再度移送される。これを繰り返すことで積層食品Sを連続的に製造することができる。
[4]非可塑性食品について
また上記積層食品Sの材料となる非可塑性食品Bとしては、本実施形態では板状のクッキーを使用しているが、その他の焼き菓子(例えば、ビスケットやウェハース、パイ、カステラ、最中の皮、煎餅)でもよい。また非可塑性食品Bの形状に関しても、板状だけでなく容器状のものを使用することもできる。また本実施形態では、上記積層食品Sの上側にも非可塑性食品Bを重ねてサンド食品としているが、上記製法は非サンド食品にも利用できる。
[5]可塑性食品について
また上記積層食品Sの材料となる可塑性食品Fに関しては、本実施形態ではバタークリームを使用しているが、バタークリーム以外の可塑性油脂食品(例えば、キャラメルや生チョコレート、チーズクリーム等)を使用することもできる。また常温で非可塑性の油脂食品であっても高温で可塑性を示す油脂食品は、高温雰囲気下で製造を行うことにより可塑性油脂食品に含まれるものとする。また油脂食品以外にも可塑性を有する非油脂食品(例えば、餡やゲル化前の練り物など)を使用することもできる。
こうした可塑性食品と上述した最終製品形態を保持している非可塑性食品を組み合わせることで、クッキーサンド、パイサンド、最中、どら焼きといったサンド食品のほかに、タルト、サブレ、パイといった様々な積層食品に対応することができる。
『第二実施形態』
「積層食品製造装置の構成」
[1]積層食品製造の基本構成について
次に本発明の第二実施形態を図4~図6に基づいて説明する。本実施形態の積層食品製造装置は、図4及び図5に示すように帯状(または棒状またはシート状)の可塑性食品Fを長さ方向に搬送するコンベヤ装置1と、このコンベヤ装置1上に可塑性食品Fを連続的に供給する供給装置2を備え、更にこのコンベヤ装置1の下流側には、分割整形された可塑性食品Fをコンベア装置1から最終製品形態に成形加工された板状(または容器状)の非可塑性食品B上に載せ替える移載機構を備えている。
また上記コンベヤ装置1の下流側には、可塑性食品Fを最終製品形態に分割整形するための整形装置3を設け、コンベヤ装置1、供給装置2および整形装置3に、これらの動作を制御する制御装置3を接続している。そして、上記制御装置3には、上記コンベヤ装置1上の可塑性食品Fが所定距離だけ進んだところでコンベヤ装置1を断続的に停止させる停止処理手段と、コンベヤ装置1の停止に合わせたタイミングで整形装置3を作動させる整形処理手段とを設けている。
上記の構成により、図6に示すように制御装置3によって所定長さだけ進んだところでコンベヤ装置1を一時的に停止させて整形装置3を作動させ、カッター31により可塑性食品Fを切断分割して直方体に整形し、最終製品形態の可塑性食品Fをコンベア装置1上から最終製品形態の非可塑性食品B上に移載して、これらが上下に重なり合った積層食品Sを連続的に製造できる。
[2]コンベヤ装置及び移載機構について
次に上記積層食品製造装置の各構成要素について説明する。まず上記コンベヤ装置1については、本実施形態では、図4及び図5に示すように供給装置3から連続的に供給される可塑性食品Fを斜め下方向に搬送する第三コンベヤ13と、最終製品形態に成形加工された板状(または容器状)の非可塑性食品Bを進行方向に複数配列した状態で水平方向に搬送する第四コンベヤ14と、第三コンベヤ13と第四コンベヤ14の合流箇所に設置された第五コンベヤ15とから構成している。
そして、上記第三コンベヤ13の下流側に整形装置3を設置して、分割整形された可塑性食品Fを第五コンベヤ15へと移送している。また上記第四コンベヤ14は、第五コンベヤ15と水平方向に並設されて、非可塑性食品Bを第五コンベヤ15に移送している。そして、上記第三コンベヤ13と第四コンベヤ15の合流地点である第五コンベヤ15上において、分割整形された可塑性食品Fを非可塑性食品B上に移載している。
また上記移載機構に関しては、非可塑性食品Bが第四コンベヤ14から第五コンベヤ15に移送されるタイミングで、分割整形された可塑性食品Fを第三コンベヤ13から第五コンベヤ15に移送することで、可塑性食品Fを非可塑性食品B上に移載している。また可塑性食品Fの移載後に第五コンベヤ15を早送りすることで積層食品Sを第三コンベヤ13上の可塑性食品B及び第四コンベヤ14上の非可塑性食品Bから分離している。
[3]制御装置について
[3-1]停止処理手段
次に上記制御装置4の各処理手段について説明する。まず停止処理手段に関しては、本実施形態では、停止タイミングを予め時間値等で設定し、一定時間が経過した時点でコンベヤ装置1(第三コンベヤ13、第四コンベヤ14及び第五コンベヤ15)が停止するようにしている。この停止処理手段は、時間値以外の入力値で制御することもでき、例えば、光センサを設置して非可塑性食品Bが所定の位置まできたときに制御装置3に検知信号を出力して停止させることもできる。
[3-2]整形処理手段
次に整形処理手段に関しては、本実施形態では、上記停止処理手段でコンベヤ装置1(第三コンベヤ13、第四コンベヤ14及び第五コンベヤ15)を停止させるタイミングに合わせて整形装置3を作動させ、可塑性食品F上にカッター31が下降するように制御している。そして、カッター31を下降させた後は速やかに上昇させて、第三コンベヤ13の搬送を再開できるようにしている。
[3-3]移載処理手段
また本実施形態では、上記移載処理手段を設けており、非可塑性食品Bが第四コンベヤ14から第五コンベヤ15に移送されるタイミングで分割整形された可塑性食品Fが第三コンベヤ13から第五コンベヤ15上に移送されるように、第三コンベヤ13及び第四コンベヤ14の速度調節を行うことで、可塑性食品Fが非可塑性食品B上に移載されるようにしている。
[3-4]分離処理手段
また本実施形態では、第五コンベヤ15を早送りする分離処理手段を設けている。具体的には、第五コンベヤ15による搬送を第三コンベヤ13よりも搬送速度を大きくした状態で再開させて、分割整形前の第三コンベヤ13上の可塑性食品F及び第四コンベヤ14上の非可塑性食品Bから積層食品Sを分離できるようにしている。
[4]移載手段の変更例
また本実施形態では、第四コンベヤ14及び第五コンベヤ15を用いて分割整形された第三コンベヤ13上の可塑性食品Fを非可塑性食品B上に移載しているが、コンベヤ装置1を工夫する方法以外にも、ピックアップや転写によって分割整形された可塑性食品Fを非可塑性食品B上に移載する装置などをコンベヤ装置1とは別に設けることもできる。
[5]供給装置及び整形装置
また上記供給装置2に関しては、第一実施形態と同様のものを使用しており、変更例についても第一実施形態に記載したものを同様に使用できる。また整形装置3に関しても、カッター31の下限位置が第三コンベヤ13上面となる以外は第一実施形態と同様であり、変更例についても第一実施形態に記載したものを同様に使用できる。
「積層食品製造方法」
[1]供給工程及び搬送工程
次に上記製造装置を用いた積層食品Sの製造方法について簡単に説明する。まずコンベヤ装置1(第三コンベヤ13)上に、帯状(または棒状、シート状)の可塑性食品Fを連続的に供給し、この可塑性食品Fを図6(a)に示すようにコンベヤ装置1(第三コンベヤ13)によって長さ方向に搬送する。
[2]停止工程及び整形工程について
その後、上記コンベヤ装置1(第三コンベヤ13)上の非可塑性食品Bが所定距離だけ進んだところでコンベヤ装置1(第三コンベヤ13、第四コンベヤ14及び第五コンベヤ15)を断続的に停止させ、このコンベヤ装置1の停止に合わせたタイミングで整形装置3を作動させて図6(b)(c)に示すように可塑性食品Fを最終製品形態に分割整形する。
[3]移載工程及び分離工程について
その後、図6(d)に示すように、上記分割整形された可塑性食品Fを、第四コンベヤ14から第五コンベヤ15に搬送された、最終製品形態に成形加工された板状(または容器状)の非可塑性食品B上に移載する、これを第三コンベヤ13よりも搬送速度の大きい第五コンベヤ12で早送りすることで図6(e)に示すように積層食品Sを分割整形前の第三コンベヤ13上の可塑性食品F及び第四コンベヤ14上の非可塑性食品Bから分離する。これを繰り返すことで積層食品Sを連続的に製造することが可能となる。
1 コンベヤ装置
11 第一コンベヤ
12 第二コンベヤ
13 第三コンベヤ
14 第四コンベヤ
15 第五コンベヤ
2 供給装置
3 整形装置
31 カッター
4 制御装置
B 非可塑性食品
F 可塑性食品
S 積層食品

Claims (1)

  1. コンベヤ装置を使用して最終製品形態に成形加工された板状または容器状の非可塑性食品を進行方向に複数配列した状態で搬送する工程と;前記コンベヤ装置に配列された非可塑性食品上に、帯状、棒状またはシート状に成形加工された可塑性食品を隣り合う非可塑性食品を跨いだ状態で連続的に供給する工程と;前記コンベヤ装置上の非可塑性食品が一個分の距離だけ進んだところで前記コンベヤ装置を断続的に停止させる工程と;前記コンベヤ装置の停止に合わせたタイミングで、供給装置よりも前記コンベヤ装置の下流側に設けられた整形装置を作動させて非可塑性食品上に成形加工された状態で載置された可塑性食品のみを非可塑性食品の形状に合わせて最終製品形態に分割整形する工程と;を含むことを特徴とする積層食品製造方法。
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