JP4602262B2 - 調律装置および照明機能付指針式メータ - Google Patents

調律装置および照明機能付指針式メータ Download PDF

Info

Publication number
JP4602262B2
JP4602262B2 JP2006037048A JP2006037048A JP4602262B2 JP 4602262 B2 JP4602262 B2 JP 4602262B2 JP 2006037048 A JP2006037048 A JP 2006037048A JP 2006037048 A JP2006037048 A JP 2006037048A JP 4602262 B2 JP4602262 B2 JP 4602262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointer
meter
light emitting
scale plate
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006037048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007219018A (ja
Inventor
有希子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2006037048A priority Critical patent/JP4602262B2/ja
Publication of JP2007219018A publication Critical patent/JP2007219018A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4602262B2 publication Critical patent/JP4602262B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Description

本発明は、照明機能付指針式メータに関し、より詳細には楽器を調律するために用いる調律装置の表示部に関わるものである。
従来、調律装置に使用される指針式メータの照明方法としては、発光ダイオード(以後、LEDとする)や電球を使ってメータの枠外から光を照射し、さらにメータ枠にローレットをつけるなどして拡散させる方法が一般的である。また、暗所での指針や目盛りの視認性を更に高めるため、指針部および目盛り部に蛍光塗料を塗布してメータ近傍に取り付けられた近紫外LEDのエネルギーにより蛍光塗料を励起させ、発光させる方法もある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−109173号公報
上記のような照明方法では、メータの外部から拡散光を照射しているため、例え指針や目盛りに蛍光塗料を塗布したとしてもメータ内およびメータ枠に十分な拡散光を導入することができず、照明としても十分な明るさを得ることが難しかった。
そこで本発明の課題は、メータ内やメータ枠に発光素子からの拡散光を効率よく導入し、蛍光物質を使って更に照明の輝度を向上させる構造を提案することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の調律装置では、入力された音のセント偏差を抽出して表示する調律装置において、スケール板と、前記スケール板上にある回転軸を中心に回転する指針とを具備し、セント偏差を前記スケール板上の前記指針の動きで表示する指針式メータと、前記指針式メータの外周を囲んだメータ枠と、前記指針式メータを照らす発光手段を具備し、前記メータ枠の一部が前記発光手段を保持する構造をとることを特徴とし、メータ内に拡散光を直接照射することを可能にした。
また、前記メータ枠は拡散手段を持ち、さらに前記発光手段の発光部と密着する構造をとることで、導光体となるメータ枠に効率よく拡散光を導入することができるようになった。
さらに前記発光手段は前記メータ枠によって指針やスケール板に近接する位置に保持される構造にすることで、拡散光で指針やスケール板をより明るくすることを可能にした。
さらに前記発光手段に近紫外線など蛍光物質を発光させることが可能であるエネルギーを有する光を照射するLEDを使い、メータ内の指針やスケール版、メータ枠に蛍光物質を塗布・練りこむことで、メータやスケール板、メータ枠自体が発光し、暗所での視認性を向上させることが可能とした。
また本発明は、照明機能付指針式メータであって、スケール板と、前記スケール板上にある回転軸を中心に回転する指針とを具備し、前記スケール板上の前記指針の動きで情報を表示する指針式メータと、前記指針式メータの外周を囲んだメータ枠と、前記指針式メータを照らす発光手段を具備し、前記メータ枠は、前記発光手段を保持する構造を有すること特徴とするものとした。
ここで、前記メータ枠は、前記発光手段の発光部を前記メータ枠に密着させて保持する構造を有することを特徴とするものとした。
これによりメータ枠に発光手段からの光を効率よく入射することが可能になる。
また、前記メータ枠は、前記発光手段を、前記指針の回転軸および前記スケール板に近接する位置に保持する構造を有することを特徴とするものとした。
これにより、指針式メータの指針に均一に且つスケールを明るく照明することが可能になる。
また、前記指針、前記スケール板、および/もしくは前記メータ枠は蛍光物質を使用して構成され、前記発光手段は、前記蛍光物質を励起させて発光させる波長を有する発光ダイオードであることを特徴とするものとした。
これにより、前記指針、前記スケール板、および/もしくは前記メータ枠を強調的に表示させ、視認性を向上させることが可能になる。
前記メータ枠は、前記発光手段から照射される光を拡散させるための拡散手段を有することを特徴とするものとした。
これにより、メータ枠全体に光が動向するため、指針式メータ全体を照明することが可能になる。
また本発明の前記指針式メータが、音のセント偏差を表示するものとした。
これにより、調律装置等に、本発明の指針指針式メータを搭載することで、演奏が行われる暗所においても演奏者にセント偏差を提示することが可能となる。
以上説明したように本発明は、メータ枠の一部に発光素子を密着固定することでメータ内に直接拡散光を照射・導入させる効率の良い照明方法の実現を可能にした。さらにメータ内の指針やスケール版、メータ枠に蛍光物質を塗布・練りこむことで、メータやスケール板、メータ枠自体が発光し、暗所での視認性を向上させることを可能にした。
以下にこの発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を用いた調律装置に用いられる指針式メータの照明構造の一例を表す外観図である。メータ部1、メータ枠2、スケール板3、指針4、発光素子5で主に構成されている。
メータ枠2の中でも、メータの外周を囲む光拡散部2aは、ローレットなどの光拡散構造をとっている。
また、発光素子保持部2bは導光性を有し、発光素子5の照射する光がメータ内に直接入り指針4およびスケール板3を明るく均一に照明できるように、指針4の回転軸近傍で発光素子5を保持する構造となっている。
さらに発光素子保持部2bは、発光素子5の形状に合わせて発光素子5とメータ枠2が密着するよう構造となっている。このため、発光素子5が発光する光をメータ内およびメータ枠2に効率よく使用することが可能であり、発光素子5の光が照明に使用されずにメータ外に逃げてしまうといった光の損失を少なくすることが可能である。
また、メータ枠2、スケール板3、指針4に蛍光物質を塗布し、発光素子5を近紫外LEDなどの蛍光物質を発光させるものにすると、発光素子5が点灯したときに蛍光物質を含む箇所が発光し、メータ全体を発光させることが可能である。
図2は本発明の指針式メータの照明方法を用いた調律装置の実施形態の一例を表す外観図である。本体ケース6には電源スイッチ7、メータ8、近紫外LED9、音名表示LED10、マイク11を配置する。
メータ8において、メータ枠8aには蛍光物質を練りこんであり、指針8bおよびスケール板8cには蛍光物質を塗布してある。スケール板8cの蛍光物質は本体に蛍光物質を塗布したが、目盛りを蛍光物質で印刷する方法もある。また、メータ枠8aの一部は近紫外LED9を保持する構造をとり、発光部がメータ枠8aに密着している。
電源スイッチ7で電源を入れると調律装置が機能するようになり、同時にバックライト機能もONとなる。まず、調律装置としての動作は、マイク11から入力された入力音の音名とセント偏差を抽出し、音名を音名表示LED10で、セント偏差をメータ8にて表示する。
次に、バックライト機能は、近紫外LED9が点灯すると近紫外光がメータ内全体に照射される。近紫外LED9は指針8bの回転軸上に配置されているため、指針8bがどの角度に動いても指針全体に拡散光を照射することができる。
また近紫外LED9は、スケール板8cにも近接しており、スケール板8cにも蛍光物質が使用されているため、スケール板全体を発光させることが可能である。
さらに近紫外LED9は、メータ枠8aに密着しているため、拡散光を効率よく導入することが可能であり、LED9の密着面から導入された光とLED9から照射された拡散光によってメータ枠8a全体が高輝度で発光する。
このような照明用法を採用してメータ内全体を照明し発光させるため、暗所での調律も問題なく行うことができる。
尚、本実施例では、LEDとして近紫外LEDを採用したが、使用する蛍光物質の特性に合わせて発光波長を選択すればよい。また、蛍光物質を使用しない場合には、LEDは発光波長にこだわる必要は無く、所望の発光波長のLEDを採用することも可能である。
また、本実施例では本発明の指針式メータが調律装置に使用される場合について説明したが、使用する装置は調律装置に限らない。例えば、計測器等に使用することが可能である。
本発明を用いた調律装置に用いられる指針式メータの照明構造の一例を表す外観図である。 本発明の指針式メータの照明方法を用いた調律装置の実施形態の一例を表す外観図である。
符号の説明
1 メータ本体
2 メータ枠
2a 光拡散部
2b 発光素子保持部
3 スケール板
4 指針
5 発光素子
6 本体ケース
7 電源スイッチ
8 指針式メータ
8a メータ枠
8b 指針
8c スケール板
9 近紫外LED
10 音名表示LED
11 マイク

Claims (5)

  1. 入力された音のセント偏差を抽出して表示する調律装置において、
    スケール板と、前記スケール板上にある回転軸を中心に回転する指針とを具備し、セント偏差を前記スケール板上の前記指針の動きで表示する指針式メータと、
    前記指針式メータの外周を囲んだメータ枠と、
    前記指針式メータを照らす発光手段を具備し、
    前記メータ枠は、前記発光手段の発光部を密着させて保持し、前記発光手段の発光部を前記指針の回転軸上かつ前記メータ枠上に配置するとともに、前記発光手段から照射される光を拡散させるための拡散手段を有し、蛍光物質を使用して構成されることを特徴とする調律装置。
  2. 前記指針及び前記スケール板のうち少なくとも一方が蛍光物質を使用して構成され、
    前記発光手段は、前記蛍光物質を励起させて発光させる波長を有する発光ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の調律装置。
  3. 照明機能付指針式メータであって、
    スケール板と、前記スケール板上にある回転軸を中心に回転する指針とを具備し、前記スケール板上の前記指針の動きで情報を表示する指針式メータと、
    前記指針式メータの外周を囲んだメータ枠と、
    前記指針式メータを照らす発光手段を具備し、
    前記メータ枠は、前記発光手段の発光部を密着させて保持し、前記発光手段の発光部を前記指針の回転軸上かつ前記メータ枠上に配置するとともに、前記発光手段から照射される光を拡散させるための拡散手段を有し、蛍光物質を使用して構成されること特徴とする、照明機能付指針式メータ。
  4. 前記指針及び前記スケール板のうち少なくとも一方が蛍光物質を使用して構成され、
    前記発光手段は、前記蛍光物質を励起させて発光させる波長を有する発光ダイオードであることを特徴とする請求項3に記載の照明機能付指針式メータ。
  5. 前記指針式メータが、音のセント偏差を表示する、請求項3または請求項4に記載の照明機能付指針式メータ。
JP2006037048A 2006-02-14 2006-02-14 調律装置および照明機能付指針式メータ Expired - Fee Related JP4602262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006037048A JP4602262B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 調律装置および照明機能付指針式メータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006037048A JP4602262B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 調律装置および照明機能付指針式メータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007219018A JP2007219018A (ja) 2007-08-30
JP4602262B2 true JP4602262B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=38496421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006037048A Expired - Fee Related JP4602262B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 調律装置および照明機能付指針式メータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4602262B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336921U (ja) * 1989-08-22 1991-04-10
JPH08332874A (ja) * 1995-06-12 1996-12-17 Toyoda Gosei Co Ltd インストルメントクラスタ装置
JP2001281008A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Nippon Seiki Co Ltd 照明装置
JP2004109173A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Seiko Instruments Inc 調律器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336921U (ja) * 1989-08-22 1991-04-10
JPH08332874A (ja) * 1995-06-12 1996-12-17 Toyoda Gosei Co Ltd インストルメントクラスタ装置
JP2001281008A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Nippon Seiki Co Ltd 照明装置
JP2004109173A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Seiko Instruments Inc 調律器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007219018A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2010150364A1 (ja) 照明装置
WO2010137478A1 (ja) 計器照明装置
WO2010029801A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
JP2014009958A (ja) 指針式計器装置
US20110164396A1 (en) Pointer type measuring instrument
JP4602262B2 (ja) 調律装置および照明機能付指針式メータ
JP2011134455A (ja) バック照明装置
JP2007033346A (ja) 照明装置
US8441628B2 (en) Apparatus for inspecting an illumination device
US6953885B2 (en) Tuning device
JP2007107949A (ja) 照光式時計
JP4352528B2 (ja) 車両用メータの照明装置
JP5060840B2 (ja) 発光指針計器
JP2001071813A (ja) 車両用メータの照明装置
JP2005345548A (ja) 内照式表示構造及び内照式表示方法
JP2008261717A (ja) 照明装置
JP4604780B2 (ja) 照明構造
JP2009128585A (ja) 照明装置
JP2008209341A (ja) 指針式計器装置
JP6202388B2 (ja) 計器用指針
JP2018181737A (ja) 表示装置及び回転スイッチ
JPH1030941A (ja) 指針計器
JP5151769B2 (ja) 指針の照明装置
JP2007232969A (ja) 発光表示装置
KR100611939B1 (ko) 자동차 계기류의 지침 조명장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081009

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091105

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees