JP4601819B2 - 改良トップシートを有する使い捨て吸収体 - Google Patents
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Description
(発明の分野)
本発明は、おむつ、成人用尿失禁製品、生理用ナプキン等のような使い捨て吸収体を含む排泄物を吸収および/または含有する製品に関する。より詳細には、本製品は、汚れた使い捨て吸収体を取り外すときに漏れを減少させて装着者を清浄化することをより容易にするために、装着者の皮膚から低粘性大便を取り除いて保持する能力を有する使い捨て吸収体に関する。
【0002】
(発明の背景)
おむつおよび成人用尿失禁製品のような使い捨て吸収体は当該技術においてよく知られている。そうした使い捨て吸収体は、装着者がその上に沈着させた尿および大便を収集して保持する。
【0003】
現在まで、使い捨て吸収体中に収集および保持された尿および大便を取り扱うための技術におけるほとんどの試みは、尿を取り扱うことに向けられてきた。使い捨て吸収体によって収集された大便を取り扱うことは、低粘性物質のレオロジーが複雑であるために、尿を取り扱うことよりも本当により困難である。
【0004】
尿を取り扱う先行技術の典型は、装着者の体から使い捨て吸収体が取り外されるまでどちらかが尿を吸収する、または尿を下にある貯蔵用のコアへ移送する、装着者の身体に面して接触する第1トップシート、および第1トップシートの下の第2トップシートを提供する一部の試みである。
【0005】
典型的には、第1ップシートおよび第2トップシートは相違する材料特性を有する。第2トップシートは、トップシートを通しての尿の移動を補助するために第1トップシートより小さい孔径を有する可能性がある。第1トップシートは、液体が第1トップシートを通り抜けて第2トップシートへ通過するために、疎水性である可能性があるが、さらに湿潤したときには第2トップシートより弾力性である可能性がある。
【0006】
先行技術におけるさらになお別の試みでは、使い捨て吸収体は第1トップシート、第2トップシートおよびコアを有する。第2トップシートは本質的にメルトブロウン疎水性繊維から構成され、コアの孔径より大きい孔径を有する。この配列は、申立てによると第2トップシートが迅速に多数回の液体噴出を収容し、コアによって吸収される前に液体をX−Y平面に分布させることを可能にする。さらにまた別の試みでは、尿についての改良垂直ウィッキング能力は、申立てによると表面仕上げされていない、または相互に架橋結合している膨張セルロース繊維を用いて達成されている。
【0007】
先行技術における別の試みでは、尿のような液体を特に効果的かつ効率的方法で収集および含有するために適当な吸収性コアは多層を備える。装着者に最も近接する第1層は親水性繊維材料を備え、排泄された液体を迅速に収集するためにこの層の他の部分より平均密度が相当に低い収集区域を有する。第1層の下は、収集区域を通してそれ自体の中へ迅速に液体噴出を収集し、液体処理層を通してこれらの液体を貯蔵層へ分布させるために水分に感受性ではない弾力性の低密度高ボイド容積材料を備える液体処理層である。貯蔵層は繊維材料と吸収性ゲル化材料の個別粒子との組合せを備え、収集された液体が液体処理層から排出されるのを可能にするので、液体処理層は引続いての液体負荷を収集かつ分布するための十分な能力を有することができる。
【0008】
先行技術におけるそうした試みの例には、1997年9月13日にKaramiに発行された米国特許第4,047,531号;1989年1月17日にMeyerらに発行された米国特許第4,798,603号;1991年8月6日にChenらに発行された米国特許第5,037,409号;1992年6月23日にBernardinらに発行された米国特許第5,124,197;および1992年7月28日にReisingらに発行された米国特許第5,134,007号が含まれる。
【0009】
当然ながら、吸収性ゲル化材料もまた先行技術においてそれらの尿処理能力について現在ではよく知られている。吸収性ゲル化材料は尿のような液体を大量に吸収し、吸収されたそうした液体を中等度の圧力下で保持することのできるポリマー材料である。吸収性ゲル化材料の有効性は、使い捨て吸収体のコアに組み込まれている吸収性ゲル化材料の形状、位置、および重量パーセントに大きく左右される。
【0010】
最近では技術において、圧力に抵抗して膨潤する能力を有する吸収性ゲル化材料を提供することが試みられてきた。これらの教示は、使用中に身体によって課される実際の圧力下で吸収性ゲル化材料が液体を吸収するという長所を提供すると主張している。さらになお技術における別の教示は、負荷下で特有の自由膨潤速度および吸収力を提供する。そうした吸収性ゲル化材料について申立てられた長所は、ほぼ同一吸収能力を備えていながら容積および質量が少ないこと、使用中に典型的に遭遇する圧力下で排泄された液体を迅速に吸収する能力、および使用中に典型的に遭遇する圧力下で吸収された液体を保持する能力である。
【0011】
先行技術におけるそうした試みの例には、1992年9月15日にKellenbergerに発行された米国特許第5,147,343号および1992年9月22日にKellenbergerらに発行された米国特許第5,149,335号が含まれている。
【0012】
しかし、尿を取り扱うためのこれらの試みの全部が、吸収体に同様に存在する可能性のある低粘性大便の取り扱いを向上させることについては、どちらかと言えばほとんど何もしない。大便を取り扱う試みには、装着者に密接に適合し、開口部を有する第1トップシートを提供することが含まれる。開口部は、大便がそれを通過して空所へ通過するように、できれば肛門開口部と位置合わせされている。第1トップシートは装着者の皮膚に密接に適合するために様々な弾性パネルを備えることができる、および/または線形弾性ストランドを有することができる。先行技術のこの分野では、例えば第1トップシートの材料特性を最適化することのような改良が行われてきた。そうした最適化は第1トップシートを装着者にとってより心地よいものにし、一体型使い捨て吸収体が広範囲のサイズの装着者にフィットすることを許容する。
【0013】
先行技術のこの分野では、大便を収容するためにその中に穴を備えた吸収性コアを提供するためにさらにまた別の試みが行われてきた。この穴は第1トップシートにおける開口部より長くかつ狭いように扁球形であっても、またはダイヤモンド形であってもよい。コアにおける穴は、その縁の周囲に弾性ストリップを有する開口部の下方に配置することができる。
【0014】
このジャンルの先行技術使い捨て吸収体の改良にはさらにスペーサーの追加が含まれる。スペーサーは、大便を受領するために空所が存在することを保証するために第1トップシートとコアとの間に挿入することができる。
【0015】
大便の移動を使い捨て吸収体の特定部分に限定するバリヤーを提供するためにこのジャンルの先行技術においてさらにまた別の試みが行われてきた。バリヤーは、バリヤーを有していない匹敵する使い捨て吸収体に比較して、大便の接触を装着者の皮膚の少ない部分に限定する。
【0016】
先行技術におけるさらに別の試みはトップシートの平面から直立しているバリヤーレッグカフを提供する。バリヤーレッグカフは大便が使い捨て吸収体の周囲から飛び出すことを防止する。
【0017】
大便を取り扱うためのそうした試みの例には、1990年1月9日にDesMaraisらに発行された米国特許第4,892,536号;1990年3月20日にAzizらに発行された米国特許第4,909,803号;1990年11月6日にKhanに発行された米国特許第4,968,312号;1991年2月5日にFreelandに発行され、共に譲渡された米国特許第4,990,147号;および1991年8月6日にAllenらに発行され、共に譲渡された米国特許第5,037,416号;1991年11月5日にHoltらに発行された米国特許第5,062,840号;1992年12月15日にDreierらに発行され、共に譲渡された米国特許第5,171,236号;および1990年2月28日にEnloeに発行された欧州特許出願第0,355,740 A2号が含まれている。
【0018】
しかし、大便を取り扱うこれらの試みはどれも年少の小児、特に母乳で育てられている小児において優勢な低粘性大便の問題を解決しない。低粘性大便は、重力および装着者による動きあるいは圧力の影響下で使い捨て吸収体内を移動する。
【0019】
大便物質はしばしば使い捨て吸収体の周縁に向かって移動する。大便の移動は同様に装着者の皮膚を汚し、清浄化をより困難にする。装着者を清浄化するために、世話をする人は大便で汚れた皮膚の全領域を拭かなければならず、さらに相当に広範囲の汚れた領域を取り扱わなければならない。
【0020】
低粘性の大便を取り扱う技術における1つの試みは、Roeの名前で1993年6月11日に提出された米国特許出願第08/076,713号に見出される。この特許出願は低トップシート横断浸透度を備える第2トップシートの上に重ねられる高トップシート横断浸透度を備える第1トップシートを有する使い捨て吸収体である。
【0021】
従って、本発明の目的は使い捨て吸収体からの大便の漏れを低下させ、さらに使い捨て吸収体を装着者から取り外しても装着者の皮膚上に残っている低粘性大便の量を最小限に抑えるトップシートを備えた使い捨て吸収体を提供することである。さらに本発明のもう1つの目的は、大便を成分に分離するトップシートを備えた使い捨て吸収体を提供することである。
【0022】
(発明の概要)
本発明は使い捨て吸収体に向けられる。この使い捨て吸収体は、液体浸透性トップシート、トップシートに接合されたバックシート、およびトップシートとバックシートとの間に配置された吸収性コアを備える。トップシート部材は基材および繊維シートを備える。繊維シートは基材の間隔をあけた接着場所に固定部分を有し、さらに接着場所間で基材から出っ張っているアーチ形のシート部分を有する。
【0023】
本明細書は本発明と見なされる主題を特に指摘し明確に請求している請求項で結論付けされているが、実質的に同一な構成要素を指摘するために同じ記号表示が使用されている添付の図面を参考にした下記の説明からより良く理解されると信じている。
【0024】
(発明の詳細な説明)
ここで使用する時、用語「吸収体」は、排泄物を吸収かつ含有する用具を意味し、さらにより詳細には、身体から排出される様々な排泄物を吸収かつ含有するために装着者の身体に接触させてまたは近接して配置される用具を意味する。用語「使い捨て」は、吸収体として洗濯するまたはさもなければ復元もしくは再使用することが意図されていない(即ち、使用後に廃棄する、および好ましくはリサイクルする、堆肥にするまたはさもなければ環境に適合する方法で廃棄することが意図されている)吸収体を説明するために使用される。(ここで使用するように、用語「配置される」はおむつの構成要素がおむつの他の構成要素と一緒に一体型構造として、またはおむつの他の要素に接合された個別要素として特定の場所または位置で形成(接合および配置)されることを意味する。ここで使用するように、用語「接合された」はそれによって要素がその要素を他の要素に直接に付着させることによって他の要素に直接的に固定されている形態、およびそれによって要素がその要素を他の要素に順に付着させられる中間部材に付着させることによって他の要素に間接的に固定されている形態を包含する。「一体型」 吸収体は、個別ホルダーおよびライナーのような個別の操作パーツを必要としないように協調実体を形成するために一緒に統合された個別パーツから形成されている吸収体を意味する。本発明の吸収体の好ましい実施形態は、図1に示されている一体型使い捨て吸収体のおむつ20である。ここで使用するように用語「おむつ」は一般に乳児および排尿を自制できない成人によって胴体下部の周囲に装着される吸収体を意味する。本発明はさらにまた、尿失禁用パンツ、尿失禁用下着、吸収性インサート、おむつホルダーおよびライナー、女性の生理用下着等のような他の吸収体にも適用できる。
【0025】
図1は、おむつ20の構造をより明確に示すために構造の部分が切取られて広げられた状態にある本発明のおむつ20の平面図である。装着者に面するおむつ20の部分が図を見ている人に向けて方向付けられている。図1に示されているように、おむつ20は好ましくは液体透過性トップシート24;液体不透過性バックシート26;好ましくは少なくともトップシート24の1部分とバックシート26との間に配置される吸収性コア28;サイドパネル30;伸縮性レッグカフ32;弾性ウエスト装備34;および概して40と指摘されている留め具システムを備える。おむつ20は、前ウエスト領域36、前ウエスト領域36に対向する後ウエスト領域38および前ウエスト領域と後ウエスト領域との間に位置する股領域37を有するように図1に示されている。おむつ20の外周は、そこで長手縁50がおむつ20の長手中心線100に概して平行に走っているおむつ20の外縁とおむつ20の側方中心線110に概して平行な長手縁50の間を走っている端縁52とによって限定されている。
【0026】
おむつ20のシャシー22はおむつ20の本体を備える。シャシー22は吸収性コア28の少なくとも1部分と、好ましくはトップシート24およびバックシート26を含む外装層とを備える。吸収体が個別のホルダーおよびライナーを備える場合は、一般にシャシー22がホルダーおよびライナーを備える。(例えば、ホルダーは製品の外装を形成するための1以上の材料層を備える可能性があり、さらにライナーはトップシート、バックシート、および吸収性コアを含む吸収性組立体を備える可能性がある。そうした場合には、ホルダーおよび/またはライナーは使用時間を通してライナーを適所に保持するために使用される留め具要素を含むことができる。)一体型吸収体については、シャシー22は複合おむつ構造を形成するために付け加えられる他の装備と一緒におむつの主要構造を備える。トップシート24、バックシート26、およびシャシー22はよく知られている様々な形状で組み立てることができるが、好ましいおむつ形状は一般に米国特許第3,860,003号;米国特許第5,151,092号;および米国特許第5,221,274号に記載されている。その他の適切なおむつのシャシー設計は、米国特許第5,5,69,232号;米国特許第5,554,144号;米国特許第5,554,143号;米国特許第5,554,145号;および米国特許第5,556,394号に記載されている。
【0027】
バックシート26は一般に、おむつに吸収されてその中に含有された排泄物が例えばベッドシーツや衣類のようなおむつ20に接触する可能性がある製品を汚すことを防止する吸収性コア28の表面45に面する衣類に隣接して配置されるおむつ20の部分である。好ましい実施形態では、バックシート26は液体(例、尿)が不浸透性であり、約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムのような薄いプラスチックフィルムを備える。適切なバックシートフィルムには、インディアナ州テレホートのTredegar Industries Inc.によって製造され、商品名X15306、X10962およびX10964の下で販売されているものが含まれる。その他の適切なバックシート材料には、排泄物がバックシート26を通過することを防止しながらもおむつ20から蒸気が漏れ出ることを許容する通気性材料を含むことができる。典型的な通気性材料には、例えば織布ウェブ、不織布ウェブ、例えばフィルムコーティングされている不織布ウェブのような複合材料、さらにESPOIR NOの指定の下で日本の三井東圧株式会社(Mitusi Toatsu Co.)によって、およびEXXAIREの指摘の下でテキサス州ベイシティのEXXON Chemical Co.によって製造されるマイクロポーラスフィルムを含むことができる。ポリマー混合物を備える適切な通気性複合材料はHYTREL blend P18−3097の名称の下でオハイオ州シンシナティのClopay Corporationから入手できる。そうした通気性複合材料はE.I.DuPontの名前で1995年6月22日に公開されたPCT出願第WO95/16746号およびCurroの名前で1996年11月6日に提出された同時係属米国特許出願第08/744,487号により詳細に記載されている。不織布ウェブおよび開口成形フィルムを含むその他の通気性バックシートは1996年11月5日にDobrinらへ発行された米国特許第5,571,096号に記載されている。
【0028】
バックシート26、またはそのいずれかの部分は、1以上の方向に弾力的に伸張性である場合がある。ある実施形態では、バックシート26は構造的弾性様フィルム(「SELF」)ウェブを備えることができる。構造的弾性様フィルムは追加の弾性材料を使用せずに伸長方向に弾性様行動を示す伸張性材料である。SELFウェブは少なくとも2つの連続する別個かつ異なる領域を有する引っ張ることのできるネットワークを含む。好ましくは、これらの領域の一方は、他の領域の実質的部分が適用された伸長に対して重大な抵抗力を発生させる前に、それが既定軸に平行な方向へ適用された軸延長に反応して抵抗力を示すように構成されている。これらの領域の少なくとも一方は材料が引っ張られていない状態にある間に既定軸に対して実質的に平行に測定したときに他の領域の表面路程より長い表面路程を有する。より長い表面路程を示す領域は、他の領域の平面を越えて伸長する1以上の変形部を含む。SELFウェブは、規定軸に平行な方向で適用された伸長を受けたときに少なくとも1本の既定軸に沿った伸長に対して少なくとも2つの重大に相違する段階の調節抵抗力を示す。SELFウェブはウェブの伸長がより長い表面路程を有する領域の実質的部分が適用された伸長の平面に進入することを惹起するのに十分となるまで適用された伸長に対して第1抵抗力を示し、その後SELFウェブはその後の伸長に対して第2抵抗力を示す。伸長に対する総抵抗力は第1領域によって提供される伸長に対する第1抵抗力より高い。本発明のために適切なSELFウェブは米国特許第5,518,801号によって完全に記載されている。代替実施形態では、バックシート26はエラストマーフィルム、フォーム、ストランド、またはこれらもしくはその他の適切な材料と不織布もしくは合成フィルムとの組合せを備えることができる。
【0029】
バックシート26は、当該技術において知られている取り付け手段によってトップシート24、吸収性コア28、またはおむつ20のいずれかその他の構成要素に接合することができる。例えば、取り付け手段は接着剤の均一連続層、パターン化された接着剤層、または接着剤の個別の線、らせん、斑点の配列を含むことができる。1つの好ましい取り付け手段は米国特許第4,573,986号に開示されているような接着剤フィラメントのオープンパターンネットワークを備える。その他の適切な取り付け手段は米国特許第3、911,173号;米国特許第4,785,996号;および米国特許第4,842,666号に示されている装置および方法によって例示されるような渦巻き状にらせんパターンにされた数本の接着剤フィラメント線を含む。良好な結果が得られることが発見されている接着剤はミネソタ州セントポールに所在のH.B.Fuller Companyによって製造されてHL−1258として市販されている。あるいはまた、取り付け手段は熱接着、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、または他のいずれかの適切な取り付け手段または技術において知られているこれらの取り付け手段の組み合わせを備えることができる。
【0030】
吸収性コア28は、概して圧縮性、適合性、装着者の皮膚に対して非刺激性であり、さらに尿およびその他の一定の排泄物のような液体を吸収かつ保持することができる。吸収性コア28は、広範囲のサイズおよび形状(例、長方形、砂時計ガラス形、「T」字形、非対称性、その他)で製造することができ、例えば一般にはエアフェルトと呼ばれている微粉砕木材パルプのような使い捨ておむつおよびその他の吸収体に一般に使用される広範囲の液体吸収性材料を備えることができる。その他の適切な吸収性材料の例にはクレープセルロースワッディング;コフォームを含むメルトブロウンポリマー;化学的に剛性されるか、改質されているか、もしくは架橋されているセルロース繊維;ティッシューラップおよびティッシューラミネートを含むティッシュー;吸収性フォーム(foam);吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;吸収性ゲル化材料;またはその他の既知の吸収性材料もしくは材料の組み合わせが含まれる。
【0031】
吸収性コア28の形状および構成もまた変化させることができる(例、吸収性コアもしくはその他の吸収性構造は厚みが変化する区域、親水性勾配、超吸収性勾配、もしくは低平均密度および低平均坪量収集区域を有することができる;または1以上の層もしくは構造を備えることができる)。しかし、吸収性コア28の総吸収能力はおむつ20の設計負荷および用途と適合しなければならない。
【0032】
吸収性組立体として使用するための典型形的吸収性構造は、米国特許第4,610,678号;米国特許第4,673,402号;米国特許第4,834,735号;米国特許第4,888,231号;米国特許第5,137,537号;米国特許第5,147,345号;および米国特許第5,342,338号に記載されている。
【0033】
図2は、参照番号24によって大略的に指摘されている本発明に従ったトップシートの第1実施形態を示している。概してトップシート24は、前および後主要面123および124、ならびに有する好ましくは熱可塑性基材層122(例、ポリプロピレンの)を備える基材120、および同様にループ材料シート118を横切って横断方向に伸長している連続列での接着場所128間で基材層122の前面123から出っ張っている繊維シート126のアーチ形部分130とともに前面123に沿って1方向で連続している間隔を空けて細長く概して平行な接着場所128で基材層122に包埋されることによって接着された概して変形されていない固定部分127を有する特殊成形繊維シート126において長手方向に方向付けられた多数の繊維を有するループ材料シート118である。繊維シート126のアーチ形部分130は、基材層122から約0.5mm以上、および好ましくは約1.0mm以上の概して均一な高さを有し、成形繊維シート126の高さは接着場所128間の間隔の少なくとも3分の1、および好ましくは1/2から1と1/2倍であり、繊維シート126の個々の繊維はサイズが25デニール未満(好ましくは1〜10デニールの範囲内)であり、さらに基材120を伴わない繊維シート126はアーチ形部分130に沿って大便が個々の繊維内への即時浸透を可能にするためにアーチ形部分130に沿って繊維シート126における繊維間に十分な開口領域(即ち約10と90%の間の開口領域)を提供するために第1表面123に沿って測定して1平方メートル当たり5〜300gの範囲内の坪量を有する。
【0034】
基材120として使用するために適切な材料には熱可塑性フィルム、ポーラスフィルム、開口フィルム、開口成形フィルム、非開口成形フィルム、不織布ウェブ、マイクロポーラスフィルムを含むがそれらに限定されない通気性フィルムのような通気性材料、開口不織布ウェブおよびその他が含まれるがそれらに限定されない。基材120は、好ましくは約0.00125〜0.025cmの範囲内の厚みを有する相当に薄い層である。
【0035】
繊維シート126における繊維は、平行な接着場所128に対して様々な方向に配置することができ、アーチ形部分130における交差点で一緒に接合されても接合されなくてもよい;繊維シート126における繊維の大多数(つまり、80もしくは90%以上)を接着場所128に対してほぼ直角である方向に伸長させて、平行な接着場所128に対して様々な方向に配置できる;または繊維シート126における個々の繊維全部が間隔を空けて概して平行な接着場所128に対して概して直角である方向に伸長することができる。
【0036】
繊維シート126は、好ましくは基材120の親水性より小さい親水性を有する。好ましい実施形態では、繊維シート自体が親水性勾配を有し、このときアーチ形部分130は接着場所128の親水性より小さい親水性を有する。この形状においてさえ、繊維シート126の接着場所128は基材120の親水性より小さい親水性を有することが好ましい。
【0037】
トップシート24は、好ましくは下にある吸収性コア28に固定されている。トップシート24は、技術において知られているいずれかの取り付け手段によって吸収性コア28に接合されてよい。例えば、取り付け手段は、接着剤の均一連続層、接着剤のパターン付き層、または接着剤の個別の線、らせん、もしくは斑点の配列を含むことができる。1つの好ましい取り付け手段は、米国特許第4,573,986号に開示されているような接着剤フィラメントのオープンパターンネットワークを備える。その他の適切な取り付け手段は、米国特許第3,911,173号;米国特許第4,785,996号;および米国特許第4,842,666号に示されている装置および方法によって例示されているような渦巻き状にらせんパターンにされた数本の接着剤フィラメント線を含む。良好な結果が得られることが発見されている接着剤はミネソタ州セントポールに所在のH.B.Fuller Companyによって製造されてHL−1258として市販されている。あるいはまた、取り付け手段は熱接着、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、または他のいずれかの適切な取り付け手段または技術において知られているこれらの取り付け手段の組み合わせを備えることができる。特に好ましい取り付け手段は、繊維シート126の親水性より大きい親水性、より好ましくはさらに基材120の親水性より大きい親水性を有する接着剤である。
【0038】
本発明のトップシート24は、おむつ20の全長手寸法に沿って伸びている図1に示されている。あるいはまた、本発明のトップシート24はおむつの1部分にのみ利用することもできる。例えば、本発明のトップシートは後ウエスト領域38にのみ配置することができ、従来型先行技術トップシートは股領域37および前ウエスト領域36に使用される。他の例では、後ウエスト領域38および股領域37の全体もしくは1部分に配置することができ、従来型先行技術トップシートはおむつの残りの部分に使用される。トップシート24を少なくとも後ウエスト領域38に配置することによって、トップシート24はおむつ20上に堆積される大便の管理に最も有効な場所である装着者の肛門と整列させられる。
【0039】
低粘性大便を取り扱うときに最も有効であるためには、トップシートはロフトのある開放構造を有していなければならない。この課題の1つの重要な構成要素は繊維シート126のアーチ形部分130の基材120からの高さである。上記で説明されたように、繊維シート126のアーチ形部分130は基材120から約0.5mm以上、および好ましくは約1.0mm以上の概して均一な高さを有する。例えば5.0cmのようなより大きい高さでさえ素晴らしい低粘性大便の取り扱いを提供するであろうが、そうした高さはおむつにおいて望ましくないかさを作り出し、装着者の不快感を惹起する可能性がある。
【0040】
他の重要な構成要素はトップシート24の弾力性、より詳細には繊維シート126の弾力性である。開放性のままであるためには、繊維シート126は包装の荷重および装着者による加荷重に抵抗するために十分な弾力性を有していなければならない。好ましくは、繊維シート126は100g/cm2の加荷重下で30秒間後に少なくとも50%の弾力性を有するが、より好ましくは、繊維シート126は100g/cm2の加荷重下で30秒間後に少なくとも75%の弾力性を有し、最も好ましくは、繊維シート126は100g/cm2の加荷重下で30秒間後に少なくとも85%の弾力性を有する。
【0041】
固定部分127は、好ましくはその上に約0.2mmから約20mmまでの直径を有する平面円を描くことができるような寸法であるが、より好ましくは固定部分127は、好ましくはその上に約0.4mmから約10mmまでの直径を有する平面円を描くことができるような寸法であり、最も好ましくは固定部分127は、好ましくはその上に約0.8mmから約5mmまでの直径を有する平面円を描くことができるような寸法である。
【0042】
図3は、参照番号140によって大略的に指摘される本発明に従ったトップシートの第2実施形態を図示しているが、そのトップシート140は、ループ材料シート118の基材145が第2基材材料シート147を含み、その第2基材材料シート147が繊維シート126の反対側の基材層122の側面上に付着させられていることを除いて、トップシート24と同一構造を有する(それらの対応する部分に関しては同一参照番号が使用されている)。ループ材料シート118の基材145における第2基材材料シート147はポリマーフィルムであってよい。その他の第2基材材料シート147として使用するために適切な材料にはポーラスフィルム、開口フィルム、開口成形フィルム、非開口成形フィルム、不織布ウェブ、例えばマイクロポーラスフィルムを含むがそれに限定されない通気性フィルムのような通気性材料、開口不織布ウェブおよびその他を含むがそれらに限定されない。第2基材材料シート147は、好ましくは約0.00125〜0.025cmの範囲内の厚さを有する相当に薄い層である。
【0043】
図4は、参照番号150によって概略的に指摘されている本発明に従ったトップシートの第3実施形態を図示しているが、そのトップシート150は、ループ材料シート118の基材155が複数の繊維157を含むことを除いて、トップシート24と同一構造を有する(それらの対応する部分に関しては同一参照番号が使用されている)。基材155の繊維157は平行な接着場所128に対して様々な方向に配置することができ、一緒に接着されても接着されなくてもよい;接着場所128に対してほぼ直角である方向に伸びている基材155中の繊維の大多数(つまり、80もしくは90%以上)と一緒に平行な接着場所128に対して様々な方向に配置できる;または基材155中の個々の繊維157全部が間隔を空けて概して平行な接着場所128に対して概して直角である方向に伸長することができる。好ましくは、個々の繊維157は一緒に接着されておらず、相互に約0.01mm〜約10.0mmの距離で間隔を空けている。繊維157は約0〜50の範囲内のデニールを有する。
【0044】
図5は、概して参照番号160によって指示されている本発明に従ったトップシートの第4実施形態を図示しているが、そのトップシート160は、第2ループ材料シート162を含み、その第2ループ材料シート162が繊維シート126の反対側の基材層122の側面上に付着させられていることを除いて、トップシート24と同一構造を有する(それらの対応する部分に関しては同一参照番号が使用されている)。第2ループ材料シート162は、同様にループ材料シート162を横切って横断方向に伸長している連続列における接着場所178間で基材層122の前面124から出っ張っている繊維シート176のアーチ形部分180を備えた表面123に沿って1方向で連続している間隔を空けて細長い概して平行な接着場所128で基材層122に包埋されることによって接着された概して変形されていない固定部分177を有する特殊成形繊維シート176において長手方向に方向付けられた多数の繊維を備える。繊維シート176のアーチ形部分180は基材層122から約0.5mm以上、および好ましくは約1.0mmの概して均一な高さを有し、成形繊維シート176の高さは接着場所178間の間隔の少なくとも3分の1、および好ましくは1/2から1と1/2倍であり、繊維シート176の個々の繊維はサイズが25デニール未満(好ましくは1〜10デニールの範囲内)であり、さらに基材120を伴わない繊維シート176は第1表面124に沿って測定して1平方メートル当たり5〜300gの範囲内(および好ましくは1平方メートル当たり15〜100gの範囲内)の坪量を有する。
【0045】
図5に示されている実施形態では、接着場所128および178は相互に整列させられている、つまり接着場所128は接着場所178のすぐ上方に配置されており、アーチ形部分130と180が同位相にあることを引き起こしている。接着場所128および178はさらにまた、それらが相互に整列しておらずアーチ形部分130および180の位相の不一致が引き起こされるように基材120に沿って配置することもできる。
【0046】
図6は、概して参照番号190によって指示されている本発明に従ったトップシートの第5実施形態を図示しているが、そのトップシート190は、そのループ材料シート118の基材195がループ材料1182直接に付着させられているループ材料シート196であることを除いて、トップシート24と同一構造を有する(それらの対応する部分に関しては同一参照番号が使用されている)。ループ材料シート196は、同様にループ材料シート162を横切って横断方向に伸長している連続列における固定部分197から出っ張っている繊維シート196のアーチ形部分200を備えた間隔を空けて細長い概して平行な接着場所198でループ材料118に熱接着されることによって接着された概して変形されていない固定部分197を有する特殊成形繊維シートにおいて長手方向に方向付けられた多数の繊維を備える。
【0047】
図6の実施形態では、ループ材料シート118および196のアーチ形部分の列は横断方向に相互に平行に伸長している。あるいはまたループ材料シート118および196のアーチ形部分の列は平行でなくてもよい。例えば、ループ材料シート118のアーチ形部分の列が横断方向に伸長しており、ループ材料シート196のアーチ形部分の列が横断方向に対してある角度で伸長していてもよい。
【0048】
図7は本発明のトップシート202のもう1つの実施形態の平面図である。トップシート202はアーチ形部分の列203について考えられる多数の形状の1つを表現している。
【0049】
図8は本発明のトップシート204のもう1つの実施形態の平面図である。トップシート204はアーチ形部分の列205について考えられる多数の形状の1つを表現している。
【0050】
図7および8に示されている形状に加えて、アーチ形部分の列の配列のために考えられる他の形状もまた使用することができる。
【0051】
図9はトップシート24を形成するための方法および装置を略図的に示している。図9に示されている方法は、概して長手方向に方向付けられたポリマー繊維を繊維シート126に形成するステップ、繊維シート126が繊維シート126の間隔を空けて概して平行な固定部分127から同一方向に出っ張っているアーチ形部分130を有するように繊維シート126を形成するステップ、および基材120の前面123から出っ張っている繊維シート126の間隔を空けて概して平行な固定部分127を接着するステップを備える。この方法は、メッシュ状稜線228間で繊維シート126と噛み合い関係になるその他の波形部材226もしくは227の稜線228の部分を受け入れるため、およびギアの歯の方法で稜線228と波形部材の間隙との間のローリング噛み合いを生じさせるために外面を有し、さらに稜線228間の間隙を限定している稜線228を備えた、各々が1本の軸を有し、その外周の周囲で外周を限定している間隔を空けて概して軸方向に伸長している複数の稜線228を含む第1および第2加熱波形部材もしくはローラー226および227を提供することによって実行される。波形部材226もしくは227はギアの歯の方法で概して噛み合っている波形部材226もしくは227の稜線228の部分と軸方向の平行関係で取り付けられる;波形部材226もしくは227の少なくとも一方は回転させられる;および繊維シート126は第1波形部材226の周囲に繊維シート126を概して適合させるため、および第1波形部材226上の稜線228と第1波形部材226上の稜線228の外面に沿って繊維シート126の概して平行な固定部分127との間の間隙で繊維シート126のアーチ形部分130を形成するために波形部材226および227の稜線228の噛み合い部分間に送られる。成形された繊維シート126は、それが稜線228の噛み合い部分を過ぎて移動した後に第1波形部材226の外周に沿って維持される。熱可塑性基材120が形成され、熱可塑性基材層120(例、ポリプロピレン)を溶融状態で金型240から第1波形部材226の外周上の繊維シート126の固定部分と冷却ローラー250との間のニップ内に押し出すことによって第1波形部材226上の稜線228の端面上の繊維シート126の固定部分127に接着させられ、その後にトップシート24が第1波形部材226から引き離されて、冷却ローラー250の周囲に、および冷却ローラーとピンチローラー260の間のニップを通して部分的に運ばれ、熱可塑性基材層120の冷却および硬化が完了させられる。
【0052】
波形部材226および227の稜線228の噛み合い部分間に送られる繊維シート126は波形部材226および227の噛み合い稜線228間に送られる繊維シート126中の繊維が繊維シート126の幅を越えて均一に分布しており、全部が波形部材226および227の軸に対して概して垂直に伸長するように分布した糸の形であってよい、または繊維シート126中の繊維は不織布ウェブもしくはシートにおけるように任意の方向に配置することができる。繊維間の摩擦を除いて内部接着を有していないそうした任意に方向付けられた不織布繊維シート126は図示されているようなカーディング機270を用いてバラバラの繊維から形成することができ、その任意に方向付けられた不織布繊維シート126はカーディング機270から波形部材226および227の間のニップ内に送られるのに十分な完全性を有し(必要な場合は、任意に方向付けられた不織布繊維シート126を支持および誘導するのに役立たせるためにコンベヤー(図示されていない)を備えることができる)、好ましくは第1波形部材226は荒仕上げ(例、サンドブラストによって形成される)を有し、第2波形部材227は平滑な研磨仕上げを有し、さらに第1波形部材226は不織布繊維シート126が優先的に第1波形部材226の表面に沿って留まって波形部材226および227の間のニップを通過した後に第1波形部材と冷却ローラー250の間のニップへ運ばれるように第2波形部材226の温度よりわずかに高い温度へ加熱される。
【0053】
それらのそうした繊維シート126が送り込まれるのに適した波形部材226および227はそれらの軸に対して概して0〜90度の範囲内に方向付けられたそれらの稜線228を有することができるが、しかし好ましくはそれらの軸に対して0度(もしくは平行)に方向付けられた稜線228を有することができ、これは波形部材226および227の製造を単純にする。
【0054】
固形熱可塑性シート120を金型240から押出す代わりに、例えば図4に示されている基材層155のような基材層を形成するために複数の繊維を金型から押し出すことができる。
【0055】
例えば金型240のような金型から熱可塑性材料を押し出す代わりに、非溶融基材もまた使用することができる。ローラー250はその後基材を繊維シートに熱接着させるために加熱される。
【0056】
図10はトップシート140を形成するための本発明に従った方法および装置のまた別の実施形態を示しているが、溶融熱可塑性基材層120が繊維シート126の固定部分127を包み込んで基材材料シート147へ付着させ、その後にその熱可塑性基材層120の冷却および硬化を完了させるために冷却ローラー250に対してトップシート140が第1波形部材226から引き離されて基材145と一緒に部分的に冷却ローラー250の周囲に運ばれるように第1波形部材226の外周に沿って形成された繊維シート126と冷却ローラー250の表面に沿った基材材料シート120との間に配置される金型240から押し出された溶融熱可塑性基材層120を生じさせる基材材料シート147を冷却ローラー250の表面に沿って第1波形ローラー226と冷却ローラー250の間のニップ内に送るためにピンチローラー340を含む手段を追加することを除いて、その方法は概して(装置の同様の部分は同様の参照番号を有する)図9に示されている方法と同一であり、それとほとんど同一の装置を使用する。溶融熱可塑性基材層120は、いずれかの所定の適用にとって最適に機能するようにニップ内へ、ニップの前に第1波形部材226上の繊維シートのアンカー部分127上へ、またはニップの直前に冷却ローラーの外周に沿って基材材料シート147上に押し出すことができる。冷却ローラー250は水冷却することができ、トップシートを形成するために特に有用であるクロムメッキ外周を有することができるが、それは溶融熱可塑性基材層120から、ポリマー基材材料シート147を通して冷却ローラー250内へのそうした冷却ローラー250が可能にする高速の熱伝達のためである。あるいはまた、冷却ローラー250は、基材材料シートが冷却ローラー250内へのそうした熱移動を制限する傾向のある材料(例、紙)からできている場合にはトップシート140を形成するために好ましい可能性があるその表面を限定する1つの外ゴム層を有することができ、するとゴム層は溶融熱可塑性基材層120と繊維シート126の固定部分127および基材材料シート147との密接な接触を提供するために第1波形ローラー226を用いてそのニップに隣接して変形するという代替の長所を提供する。
【0057】
基材145に組み込まれた基材材料シート147は織布層、ニット層、不規則織布層、ニードルパンチ層、不織布またはその他の絡み合った繊維の固体層もしくはポーラス層であってよい、または連続ポリマーフィルムであってもよい。基材材料シート21のために使用されたそうしたフィルムは、例えばポリプロピレン、ポリエステル、またはポリアミドのようなポリマー材料の単一層であってよい;または例えばポリエステルのような比較的に高強度材料の中心層、エチレン酢酸ビニルもしくはポリエチレンのような熱可塑性材料層120により容易に接着された材料の第1表面を限定する層、および基材を例えばポリエチレンのような基質または室温で非粘着性の熱可塑性材料の接着剤層に付着させるために適した基材147の外面を限定する層のような複数の層を有することができる。基材材料シートはさらにまた、リリースライナーが冷却ローラー250に接触しており、トップシートを基質に付着させるために感圧接着剤を使用できるように感圧性接着剤層の上方にリリースライナーを備えて取り外し可能である熱可塑性材料120の層の後面だけに配置されている感圧接着剤層を生じさせるように配置されたリリースライナーに沿った感圧接着剤層であってもよい。
【0058】
好ましくは波形部材226および227ならびに冷却ローラー250のための駆動装置は、冷却ローラー250を第1波形部材226の表面速度と同一または相違する表面速度で回転させることができるように個別に制御可能である。冷却ローラー250と第1波形部材226が同一表面速度を有するようにそれらが回転させられるときは、繊維シート126は図2〜5に図示されているように第1波形部材226の外周に沿って有するのとほぼ同一形状を基材120に沿って有するであろう。第1波形部材226の表面速度より遅い表面速度を冷却ローラー250が有するように冷却ローラー250と第1波形部材226が回転させられるときは、繊維シート126の固定部分127は冷却ローラー250と第1波形部材226の間のニップで基材層120においてより緊密に一緒に移動させられ、冷却ローラー250と第1波形部材226が同一表面速度を有するようにそれらが回転させられるときより基材120に沿ってループ部分130のより大きな密度を生じさせる。ループ部分130の量またはループ集団を増加させるこの技術は、同一装置を使用して基材長さ1cm当たり相違する数のループ部分130を有するトップシートを製造するため、およびそうした稜線228を密接に一緒に機械加工することにおける物理的限界のために波形部材226と227上で機械加工された稜線228間で形成できる基材長さ1cm当たりより多くのループ部分130を備えたトップシートを製造するための両方の目的に有用である。
【0059】
おむつ20はさらにまた改良フィットおよび封じ込めを提供するために役立つ少なくとも1つの弾性ウエスト装備34を備えることができる。弾性ウエスト装備34は概して装着者のウエストに動的にフィットするために弾性的に伸張および縮小することが意図されている。弾性ウエスト装備34は、好ましくは吸収性コア28の少なくとも1つのウエスト縁62から少なくとも長手方向に外向きに伸張し、おむつ20の端縁52の概して少なくとも1部分を形成する。使い捨ておむつはしばしば、1つは第1ウエスト領域36に配置されており、1つは第2ウエスト領域38に配置されている2つの弾性ウエスト装備を有するように構成される。さらに、弾性ウエスト装備34またはその構成要素のいずれかはおむつ20に固定された1以上の個別構成要素を備えることができるが、弾性ウエスト装備34は、バックシート26、トップシート24、またはバックシート26とトップシート24の両方のようなおむつ20の他の構成要素の延長部として構成することもできる。
【0060】
弾性ウエスト装備34は、1985年5月7日にKievitらに発行された米国特許第4,515,595号;1987年12月1日にLashに発行された米国特許第4,710,189号;1992年9月9日にBuellに発行された米国特許第5,151,092号;および1993年6月22日にBuellに発行された米国特許第5,221,274号に記載されているものを含む数多くの相違する形状で構成することができる。その他の適切なウエスト形状には、1991年6月25日にRobertsonに発行された米国特許第5,026,364号および1989年3月28日にForemanに発行された米国特許第4,816,025号に記載されているもののようなウエストキャップ装備が含まれる。上記の参考文献の全ての記載内容は、これらの文献がここに参照されることにより本願の明細書の記載内容に組み込まれる。
【0061】
おむつ20はさらにまた留め具システム40を含むことができる。留め具システム40は、好ましくは装着者上におむつ20を保持するためにおむつ20の外周の周囲で側方張力を提供するように重複形状で第1ウエスト領域36と第2ウエスト領域38とを保持する。留め具システム40は、好ましくはテープタブおよび/またはフックおよびループ留め具構成要素を備えるが、他の既知の留め具システムは概して容認可能である。一部の典型的留め具システムは、1974年11月19日にBuellに発行された「使い捨ておむつのためのテープ留め具システム(Tape Fastening System for Disposable Diaper)」と題する米国特許第3,848,594号;1987年5月5日にHirotsuらに発行された「吸収体(Absorbent Article)」 と題する米国特許第B1 4,662,875号;1989年7月11日にScrippsに発行された「改良留め具装置を有する使い捨ておむつ(Disposable Diaper Having An Improved Fastening Device)」 と題する米国特許第4,846,815号;1990年1月16日にNestegardに発行された「改良フック留め具部分を備えた使い捨ておむつ(Disposable Diaper With Improved Hook Fastener Portion)」 と題する米国特許第4,894,060号;1990年8月7日にBattrellに発行された「感圧接着剤留め具およびこれを製造する方法(Pressure−Sensitive Adhesive Fastener And Method of Making Same)」 と題する米国特許第4,946,527号;および上記で参照された1992年9月9日にBuellに発行された米国特許第5,151,092号;および1993年6月22日にBuellに発行された米国特許第5,221,274号に開示されている。留め具システムはさらにまた1990年10月16日にRobertsonらに発行された米国特許第4,963,140号に開示されているように製品を使い捨て形状に保持するための手段も提供することができる。これらの特許の各々の記載内容は、これらの特許がここに参照されることにより、本願の明細書の記載内容に組み込まれる。
【0062】
おむつ20はさらにまたサイドパネル30を備えることができる。サイドパネル30はおむつ20を最初に装着者に心地よくフィットさせ、このフィットを伸縮性サイドパネル30はおむつ20の側面が伸張および収縮することを可能にするのでおむつ20に排泄物が負荷された時点をはるかに過ぎても装着時間を通して持続させることによって心地よくかつ体形に即したフィットを提供するために弾性もしくは伸張性であってよい。サイドパネル30はさらにまたたとえおむつが適用中に一方の伸縮性サイドパネル30を他方のパネルより遠くへ引っ張った場合でさえおむつ20は装着中に「自動調整」するので、おむつ20のより効果的適用を提供することができる。
【0063】
本発明のおむつ20は好ましくは第2ウエスト領域38に配置されたサイドパネル30を有するが、おむつ20には第1ウエスト領域36にまたは第1ウエスト領域36および第2ウエスト領域38の両方に配置されたサイドパネル30を備えることもできる。サイドパネル30はいずれかの適切な形状で構成することができる。伸縮性サイドパネルを備えたおむつの例は、各々がここに参照されることにより各々の記載内容が本願の明細書の記載内容に組み込まれる1989年8月15日にWoodらに発行された「シャーリング耳を有する使い捨ておむつ(Disposable Diaper Having Shirred Ears)」と題する米国特許第4,857,067号;1983年5月3日にSciaraffaらに発行された米国特許第4,381,781号;1990年7月3日にVanGompelらに発行された米国特許第4,938,753号;ここで上記で参照された1992年9月9日にBuellに発行された米国特許第5,151,092号;および1993年6月22日にBuellに発行された米国特許第5,221,274号;1997年9月23日にLaVonらに発行された「持続性動的フィットを提供する吸収体(Absorbent Articles Providing Sustained Dynamic Fit)」と題する米国特許第5,669,897号;Robelesらの名前で1993年11月19日に出願された「多方向伸張性サイドパネルを備えた吸収体(Absorbent Article With Multi Directional Extensible Side Panels)」と題する米国特許出願第08/155,048号に開示されている。
【0064】
おむつ20は、好ましくはさらに液体およびその他の排泄物の改良封じ込めを提供するレッグカフ32を含む。レッグカフはさらにまたレッグバンド、サイドフラップ、バリヤーカフ、または弾性カフとも呼ばれることがある。米国特許第3,860,003号は伸縮性レッグカフ(ガスケッチングカフ)を提供するためにサイドフラップと1以上の弾性部材を有する収縮性レッグ開口部を提供する使い捨ておむつを記載している。各々1989年2月28および1990年3月20日にAzizらに発行された米国特許第4,808,178号および第4,909,803号は、脚領域の封じ込めを改良する「立ち上がり」伸縮性フラップ(バリヤーカフ)を有する使い捨ておむつを記載している。各々1987年9月22日にLawsonへ、1989年1月3日にDragooへ発行された米国特許第4,695,278号および第4,795,454号は、ガスケッチングカフおよびバリヤーカフを含む二重カフを有する使い捨ておむつを記載している。
【0065】
本発明のおむつ20実施形態は、1つのウエスト領域、好ましくは後ウエスト領域38を装着者の背部の下に配置し、おむつ20の残りの部分を装着者の脚の間に引き込むことによって装着者に適用することができる。その他のウエスト領域、好ましくは前ウエスト領域36は装着者の正面を超えて配置される。おむつはその後、前ウエスト領域36と後ウエスト領域38が重複形状であるように装着者の周囲でサイドパネル30を包む。サイドパネル30は典型的にはこの操作中に、装着者のサイズおよび形状に適合するように伸張させられ、引っ張られる。留め具システム40は側面閉鎖を達成するために固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 おむつの衣類側面がこの図を見ている人に面していて、基礎構造を明らかにするために切取られた部分を有する本発明の吸収体実施形態の平面図である。
【図2】 本発明のトップシートの斜視図である。
【図3】 本発明のトップシートの第2実施形態の斜視図である。
【図4】 本発明のトップシートの第3実施形態の斜視図である。
【図5】 本発明のトップシートの第4実施形態の斜視図である。
【図6】 本発明のトップシートの第5実施形態の斜視図である。
【図7】 本発明のトップシートの別の実施形態の平面図である。
【図8】 本発明のトップシートのまた別の実施形態の平面図である。
【図9】 本発明のトップシートを製造するための方法および装置の概略図である。
【図10】 本発明のトップシートを製造するための方法および装置の別の実施形態の概略図である。
Claims (16)
- 基材と、前記基材の装着者側に設けられた繊維シートとを備えており、前記繊維シートが前記基材において間隔をあけた細長く平行な接着場所に固定部分を有し、さらに接着場所間で前記基材から出っ張っている前記シートの複数のアーチ形部分を有しているトップシート;
前記トップシートに接合されたバックシート;および
前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収性コア;
を備え、前記繊維シートにおける繊維の80パーセント以上が前記接着場所に対してほぼ直角である方向に伸長し、
前記アーチ型部分の各々と前記基材との間に、空所が形成されている、使い捨て吸収体。 - 基材が複数の繊維を備える、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 基材がポーラスフィルムを備える、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 基材が通気性材料を備える、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 基材が通気性フィルムを備える、請求項4に記載の使い捨て吸収体。
- 基材が不織布ウェブを備える、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 基材が開口不織布ウェブを備える、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- アーチ形部分が前記基材から少なくとも0.5mmの高さを有する、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- アーチ形部分が前記基材から少なくとも1.0mmの高さを有する、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 前記基材の前記繊維シートとは反対側に接合された第2基材を備える、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 前記繊維シートが前記基材の親水性より小さい親水性を有する、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 前記トップシートが前記繊維シートの親水性より大きい親水性を有する接着剤により前記吸収性コアに固定されている、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 後ウエスト領域および前ウエスト領域を有し、前記トップシートが前記使い捨て吸収体の少なくとも前記後ウエスト領域に配置されている、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 第2繊維シートをさらに備えており、前記第2繊維シートが、前記基材の前記繊維シートとは反対側において間隔をあけた接着場所に固定部分を有し、接着場所間で前記基材から出っ張っているアーチ形部分を有する、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 基材が繊維シートに熱接着されている、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
- 基材が、複数の繊維を含み、シート状に形成された第2繊維シートであって、前記繊維シートとの接着場所間で前記繊維シートから装着者とは反対側に出っ張っているアーチ形部分を有している第2繊維シートからなる、請求項1に記載の使い捨て吸収体。
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