JP4601408B2 - 開閉機器 - Google Patents

開閉機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4601408B2
JP4601408B2 JP2004352153A JP2004352153A JP4601408B2 JP 4601408 B2 JP4601408 B2 JP 4601408B2 JP 2004352153 A JP2004352153 A JP 2004352153A JP 2004352153 A JP2004352153 A JP 2004352153A JP 4601408 B2 JP4601408 B2 JP 4601408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
switchgear
chattering
fixed
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004352153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006164654A (ja
Inventor
満 月間
将大 遠矢
雅宏 家澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004352153A priority Critical patent/JP4601408B2/ja
Publication of JP2006164654A publication Critical patent/JP2006164654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4601408B2 publication Critical patent/JP4601408B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

この発明は、開閉機器、特に、電力用開閉器および開閉装置等の開閉機器に関するものである。
一般的に、電力用開閉器および開閉装置において、開極状態の接点対をある速度にて投入(閉極)する際、接点間でバウンス(以下、チャタリングと呼ぶ)が生じる。接点間には電圧が印加されているため、チャタリング毎にアークが発生し、接点表面が粗れたり消耗するため、接触抵抗が無用に増大してしまうデメリットがある。また、チャタリングの継続時間が長い場合は、接点を溶着させてしまう問題点があるため、このチャタリング継続時間をできる限り短くする必要がある。
従来の開閉器および開閉装置とその操作機構では、接点投入時のチャタリングを抑制させるために、接点接触直後の可動電極と接続された可動軸の振動を緩和するため、油圧オリフィス式のダンパを使用している(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−245046号公報(第4頁、図1)
このような開閉器および開閉装置にあっては、高価なダンパを追加する必要があること、また、接点接触直後のみの運動エネルギーを吸収する必要があるので、高精度な設定が要求され組立てコストも高いという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることを目的としている。
この発明に係る開閉機器は、接点との間にチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材を介在しない位置に接点閉合時の運動エネルギを消費するための開閉器機本来の構成部材によるチャタリング抑制手段を構成するものである。
この発明によれば、開閉機器本来の構成部材である固定接点用の固定導体を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができる。
実施の形態1.
この発明による実施の形態1を図1から図4までについて説明する。図1は実施の形態1における開閉機器の構成を示す断面模式図である。図2は実施の形態1における開閉機器の変形構成を示す断面模式図である。図3は実施の形態1における開閉機器の他の変形構成を示す要部模式図である。図4は実施の形態1における開閉機器の更に他の変形構成を示す断面模式図である。
実施の形態1における開閉機器の構成を示す図1において、固定接点10と可動接点11が対向して真空に封じ切られた容器VCに収納された真空バルブ1が設けられ、真空バルブ1には、可動接点11と接続される可動軸2、主回路を電気的に絶縁するための絶縁棒3、ワイプばね装置4を介して、操作装置5が接続される。主回路電流は、端子70から、固定導体6、固定接点10、可動接点11、端子71に流れる。操作装置5により、真空バルブ1の可動接点11を、固定接点10に対して並進運動させることで、主回路電流を入/切できる。
特に、入(投入)の場合、開状態にある真空バルブ1の可動接点11を、操作装置5の駆動力により、一定の速度で投入方向に運動させる。可動接点11が固定接点10と衝突すると、可動接点11は固定接点10に対してバウンスを繰り返しながら次第に減衰し、最終的に投入状態に落ち着く。このバウンスをチャタリングと呼び、チャタリングの周波数は、構造体の剛性により変化するが、通常、数kHz程度のものが知られ、また、この周波数以下のものが問題となることが多いことが知られている。
真空バルブ1は絶縁支持台61により弾性体60を介して支持される。弾性体60が設けられた絶縁支持台61の固有振動数は数十Hzであり、チャタリングに影響を与える部材に相当するものであって、接点CPの閉合動作時における運動エネルギを消費しチャタリングを抑制するためのチャタリング抑制手段は、接点CPから見て、弾性体60が設けられた絶縁支持台61よりも近い個所に設けられる。
ここで、図1では、チャタリング抑制手段として、固定導体6を少なくとも3枚以上の積層板によって構成し、これを絶縁支持台61に対して弾性体60を介して固定する。この積層板で構成された固定導体6は接点CPの固定接点10と直結され、接点CPとの間には固有振動数が数kHz以下のチャタリングに影響を与える部材は介在していない。
固定導体6を構成する複数枚の積層板を積層して形成された積層構造における構成要素としての各積層板素体は、互いに微小な相対運動が可能なように結合された状態で積層されるものである。
接点CPの投入時、可動接点11が固定接点10に接触した時に衝撃振動が発生するが、この衝撃振動が、弾性支持された固定導体6に伝達することにより、固定導体6を構成する積層板が微可動し、積層板間での複数回の微小衝突が繰り返されることにより運動エネルギーが消費されて、チャタリングの継続時間が抑制される。
このように、この実施の形態においては、既存の部材である固定導体6を積層化して弾性支持するだけでチャタリングを抑制することができるので、簡単かつ低コストであるメリットがある。また、余分に部品を追加することがないので、遮断部が大型化することもないメリットがある。
遮断器の構成によっては、図2のようなものもある。固定導体6が絶縁支持台61を介して固定板8に固定される。前述の実施の形態と同様に、固定導体6を積層し弾性支持すること(以下、チャタリング抑制手段と呼ぶ)で、簡単かつ安価にチャタリングを抑制できることは同様である。
このとき、絶縁支持台61と固定板8の間にチャタリング抑制手段を配置してもよい(たとえば、絶縁支持台61を複数枚の積層板で構成し、固定台8との間に弾性体を配置する)。
さらに、3相遮断器の場合、図4に示すように、1つの共通固定板8に対して3つの遮断器部が固定されるとき、各相での接点接触タイミングに時間差が生じる場合がある。従って、衝撃振動を個別に吸収するため、チャタリング抑制手段は、共通固定板8よりも接点に近い部材でするのが望ましい。もっと望ましくは、接点接触衝撃は高周波であり(数kHz以上)、固定部材の固有振動数が低ければ、この部材よりも接点側で、チャタリング抑制手段を配置するのがよい。たとえば、絶縁支持台61の固有振動数が数十Hzの場合、接点で発生した高周波振動はこの絶縁支持台61を伝達しにくいため、接点から見て絶縁支持台61よりも近くにチャタリング抑制手段を適用するのがよい。
この実施の形態では、先に固定接点10側に適用したものについて述べたが、図3に示すように可動接点11側に適用しても同様の説明ができるので、同様の効果がある。図3は、ワイプばね装置4部分を抽出した図であるが、ワイプばね40の接点CP側に配設された複数の積層された板材で構成される板状部材41からなる部品が設けられている。
このとき、ワイプばね40自体が弾性体であるため、弾性体の追加支持も不要であるため、よりコンパクト化できるメリットがある。もちろん、このワイプばね40よりも可動接点11側の部品ならば、どれを積層化しても同じであることは言うまでもない。
ここで、ワイプばね40は、一般に、他の構造部材よりも固有振動数が低い(通常数〜数十Hz)ため、接点11から見てワイプばね40よりも遠くにチャタリング抑制手段を配置しても意味がないことは、先に説明したとおりである。
そして、以上に説明した手段を併用してもよいことは言うまでもない。また、これらと同様な拡張が、以下の実施の形態にも適用できる。
この発明による実施の形態1によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する弾性体60が設けられた絶縁支持台61からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に配設される固定導体6からなる部材を接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するための少なくとも3枚以上の積層板からなる積層構造とし、この積層部材で構成される積層構造を持つ固定導体6からなる部材を前記弾性体60によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
実施の形態2.
この発明による実施の形態2を図5から図7までについて説明する。図5は実施の形態2における開閉機器の構成を示す要部模式図である。図6は実施の形態2における開閉機器の変形構成を示す要部模式図である。図7は実施の形態2における開閉機器の変形構成を示す要部模式図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
この実施の形態2における開閉機器の構成を示す図5において、固定導体6は複数枚重ねられた皿ばね63によって支持されている。皿ばね63が弾性体である上、複数枚重ねることで積層化されたことと同様になるため、他の部材を積層化する必要がない。実施の形態1と同じ効果がある。
ここでは、2個の皿ばね63が重合して設けられていて、接点CPの閉合時における運動エネルギを消費するための積層構造を構成するとともに、皿ばね63自体が皿ばね63を弾性支持する機能を奏するため、他に弾性支持体を必要としないものである。
そして、3個以上の皿ばね63を重合して積層構造を構成し配設するようにしてもよいことは勿論である。
図6および図7は、同様に、可動側に積層化弾性体を適用した例である。図6では、ワイプばね40よりも可動接点11側に皿ばね43を追加し、図7では、ワイプばね自体を複数のコイルばねからなる小ばね40A〜40Cに分割したものである。接点衝突時の衝撃がこれらの積層部材間の微衝突にて消費されチャタリングが抑制されることは、実施の形態1と同様である。
小ばね40A〜40Cによる積層構造は、小ばね40A〜40C自体によって弾性支持されるものであり、他に弾性支持体を必要としないものである。
この発明による実施の形態2によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するための複数の皿ばね63を多段に重合して配置し、これら複数の皿ばね63を皿ばね63自体の弾性によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、所定個所に複数の皿ばねからなるばね部材を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
また、この発明による実施の形態2によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有するワイプばね40よりも近くの部材であって、前記接点CPの可動接点11と絶縁棒3により連結され前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するための複数の皿43からなるばね部材を配置しこれら複数の皿43をワイプばね40により前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、所定個所に複数の皿ばねからなるばね部材を多段に配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
さらに、この発明による実施の形態2によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPの可動接点11と絶縁棒3により連結され前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するための前記ワイプばね装置4としての複数のコイルばね40A,40B,40Cからなるばね部材を配置しこれらコイルばね40A,40B,40C自体で前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、所定個所に複数のコイルばねからなるばね部材を多段に配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
実施の形態3.
この発明による実施の形態3を図8および図9について説明する。図8は実施の形態3における開閉機器の構成を示す要部模式図である。図9は実施の形態3における開閉機器の変形構成を示す要部模式図である。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
実施の形態3における開閉機器の構成を示す図8において、固定導体6をゴムなどの材質からなる成形された固体弾性体で構成される衝撃吸収材64によって固定したものである。接点で発生した接触衝撃が衝撃吸収材64に吸収されるため、チャタリングが抑制される効果がある。ここで、絶縁支持台61は、図には示していないが、実施の形態1で接目した図1における弾性体60に相当する弾性体を具備し、衝撃吸収材64を弾性支持するものである。
また、図9に示すように、衝撃吸収材44を可動側に配置しても同様の効果がある。衝撃吸収材44は接点CPの可動接点11と絶縁棒3によって連結され、ワイプばね装置4によって弾性支持される。
この発明による実施の形態3によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する弾性体60(図1参照)が設けられた絶縁支持台61からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するためのゴムなどの衝撃吸収材64からなる成形された固体弾性部材を配置し、この衝撃吸収材64を前記弾性体60によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、固定接点側の所定個所に成形された固体弾性部材を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
また、この発明による実施の形態3によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有するワイプばね装置4からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するためのゴムなどの衝撃吸収材64からなる成形された固体弾性部材を配置し、この衝撃吸収材64を前記ワイプばね装置4によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、固定接点側の所定個所に成形された固体弾性部材を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
実施の形態4.
この発明による実施の形態4を図10から図12までについて説明する。図10は実施の形態4における開閉機器の構成を示す要部模式図である。図11は実施の形態4における開閉機器の変形構成を示す要部模式図である。図12は実施の形態4における開閉機器の他の変形構成を示す要部模式図である
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
実施の形態4における開閉機器の構成を示す図10において、固定導体6を絶縁支持体61に対して、微小間隙Gを介在した嵌め合いによって固定したものである。この微小間隙Gを介在した嵌め合い構造を構成する絶縁支持体61は、図には示されていないが、実施の形態1で説明した図1における弾性体60に相当する弾性体によって弾性支持されるものである。
嵌め合いを実現するには、必ず微小空隙Gが伴う。接点CPでの衝突振動に伴い、固定導体6は、絶縁支持体61の微小空隙G内で多数回衝突を起こすため、衝撃エネルギーが消費されてチャタリングが抑制される効果がある。
図11は、可動接点11側に適用した例であり、絶縁棒3の前後のロッドを嵌合部3A,3Bにより嵌め合いにて固定するものである。嵌合部3Aは可動接点11に直結されている。嵌め合い構造はワイプばね装置4よりも可動接点11側で実現することがポイントであることは、実施の形態1の説明と同様である。
図12は、この嵌め合いをリンクに適用した例である。リンク9は、遮断器をコンパクトに設計する際に、操作装置5の駆動方向と真空バルブ1の可動接点11の駆動方向が異なる場合に多用されるものであり、ここに嵌め合いを適用してもよい。ただし、ワイプばね装置4よりも可動接点側に配置する必要がある。
この発明による実施の形態4によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する弾性体60(図1参照)が設けられた絶縁支持台61からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に配設される部材を微小間隙Gを持つ嵌め合いによって固定して構成し、この微小間隙Gを持つ嵌め合い構造を前記弾性体60によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、固定接点側の所定個所に成形された固体弾性部材を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
また、この発明による実施の形態4によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有するワイプばね装置4からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するための絶縁棒3に設けた嵌合部3A,3Bからなる嵌め合い構造を配置し、この絶縁棒3に設けた嵌合部3A,3Bからなる嵌め合い構造を前記ワイプばね装置4によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、可動接点側の所定個所に嵌め合い構造を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
さらに、この発明による実施の形態4によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有するワイプばね装置4からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するためのリンク9に設けた嵌め合い構造を配置し、このリンク9に設けた嵌め合い構造を前記ワイプばね装置4によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、可動接点側の所定個所にリンクで構成された嵌め合い構造を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
実施の形態5.
この発明による実施の形態5を図13および図14について説明する。図13は実施の形態5における開閉機器の構成を示す要部模式図である。図14は実施の形態5における開閉機器の変形構成を示す要部模式図である。
この実施の形態5において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
実施の形態5における開閉機器の構成を示す図13において、図13に示す構成は、固定導体6を分割したものである。接点接触時に固定導体6が微可動し、分割面68にて摩擦が発生する。この摩擦エネルギーにより接触衝撃が消費されてチャタリングが抑制されるというものである。
また、摩擦発生部位としての分割面68を粗面化することで摩擦エネルギーを大きくしてチャタリング抑制効果を増大させてもよい。
図14に示す構成は、ワイプばね40の前後の金属体4aおよび金属体4b間に摩擦面45を配置したものである。接点CPの投入時にワイプばね40が圧縮されるが、そのときにのみ、摩擦面45における摩擦発生が作用するように構成しておけば、投入動作を阻害することなく、チャタリング時のエネルギーのみを抑制できる。
この発明による実施の形態5によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する弾性体60(図1参照)が設けられた絶縁支持台61からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に配設される部材を分割して、分割面68が前記接点CPの閉合動作時に僅かに接触し摩擦を発生するようにし、分割面68を有する部材を前記弾性体60によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、固定接点側の所定個所に摩擦を発生する分割面を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
また、この発明による実施の形態5によれば、開閉可能に配設された固定接点10および可動接点11からなる複数の接点部材で構成される接点CP、前記接点CPを開閉操作するための可動軸2および絶縁棒3ならびにワイプばね装置4および操作装置5からなる操作機構を備えた開閉機器において、前記接点CPから見て、少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有するワイプばね装置4からなる部材よりも近くの部材であって、前記接点CPとの間に少なくとも固有振動数が数kHz以下でありチャタリングに影響を与える固有振動数を有する部材が介在しない位置に接点CPの閉合動作における運動エネルギを消費するための金属体からなる部材4a,4b間に設けられた摩擦面45を配置し、この金属体からなる部材4a,4b間に設けられた摩擦面45を有する構造部を前記ワイプばね装置4によって前記接点CPの閉合動作による衝撃に対し弾性支持するようにしたので、可動接点側の所定個所に嵌め合い構造を配置することにより、開閉機器本来の構成部材を利用して接点投入時のチャタリングを的確に抑制できる開閉機器を得ることができるものであって、既存の部材を流用することにより接点投入時のチャタリングを抑制することができるため、安価で簡単に実現でき、遮断器が大型化することもない。
この発明における実施の形態1における開閉機器の構成を示す断面模式図である。 この発明における実施の形態1における開閉装置の変形構成を示す断面模式図である。 この発明における実施の形態1における開閉装置の他の変形構成を示す要部模式図である。 この発明における実施の形態1における開閉装置の更に他の変形構成を示す断面模式図である。 この発明における実施の形態2における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態2における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態2における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態3における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態3における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態3における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態3における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態3における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態4における開閉装置の構成を示す要部断面図である。 この発明における実施の形態4における開閉装置の構成を示す要部断面図である。
符号の説明
1 真空バルブ、10 固定接点、11 可動接点、2 可動軸、3 絶縁棒、4 ワイプばね装置、5 操作装置、6 固定導体、71 電流導入端子、72 電流導入端子、60 弾性体、62 固定用ボルト、61 絶縁固定台。

Claims (2)

  1. 開閉可能に配設され可動接点および固定接点で構成される接点、前記接点を開閉操作するための操作機構を備えた開閉機器において接点閉合時の運動エネルギを消費するための積層構造を有し、且つ前記固定接点と直結された固定導体を備え、前記積層構造は、互いに微小な相対運動が可能なように結合させた状態で積層された少なくとも3枚の積層導体板によって構成され前記積層導体板は、前記接点閉合時に前記積層導体板間で複数回の微小衝突が繰り返されることを特徴とする開閉機器。
  2. 前記固定導体を絶縁支持台により弾性体を介して弾性支持したことを特徴とする請求項1に記載の開閉機器。
JP2004352153A 2004-12-06 2004-12-06 開閉機器 Expired - Fee Related JP4601408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352153A JP4601408B2 (ja) 2004-12-06 2004-12-06 開閉機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352153A JP4601408B2 (ja) 2004-12-06 2004-12-06 開閉機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006164654A JP2006164654A (ja) 2006-06-22
JP4601408B2 true JP4601408B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=36666428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004352153A Expired - Fee Related JP4601408B2 (ja) 2004-12-06 2004-12-06 開閉機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4601408B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108962646A (zh) * 2018-06-13 2018-12-07 上海电力学院 限流式低过电压低压断路器

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4752678B2 (ja) 2006-08-25 2011-08-17 三菱電機株式会社 開閉装置
JP4762195B2 (ja) * 2007-05-10 2011-08-31 三菱電機株式会社 真空遮断器
JP5240157B2 (ja) * 2009-10-28 2013-07-17 三菱電機株式会社 開閉装置
JP5303065B2 (ja) 2010-03-08 2013-10-02 三菱電機株式会社 電力用遮断器
WO2012032902A1 (ja) * 2010-09-06 2012-03-15 有限会社Tc-Tanic 多点接触真空開閉器
DE112011104445B4 (de) 2010-12-20 2018-10-25 Mitsubishi Electric Corporation Schaltvorrichtung
FR2970370A1 (fr) * 2011-03-15 2012-07-13 Alstom Grid Sas Dispositif electrique d'etablissement et/ou de coupure de courant comportant des moyens amortisseurs de choc couples a un contact fixe
US9305725B2 (en) 2012-11-21 2016-04-05 Mitsubishi Electric Corporation Switching apparatus
KR101850229B1 (ko) 2013-12-26 2018-04-18 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 개폐 장치
JP7311361B2 (ja) * 2019-08-29 2023-07-19 株式会社日立産機システム 遮断器
US20230386770A1 (en) * 2020-10-06 2023-11-30 Mitsubishi Electric Corporation Switch

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4416500Y1 (ja) * 1966-05-26 1969-07-17
JPS4615202Y1 (ja) * 1967-05-25 1971-05-27
JPS53118061U (ja) * 1977-02-28 1978-09-20
JPS56148840U (ja) * 1980-04-08 1981-11-09
JPS5839269A (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 Nec Corp 電源装置
JPS6158122A (ja) * 1984-08-13 1986-03-25 イートン コーポレイション 回路遮断装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4416500Y1 (ja) * 1966-05-26 1969-07-17
JPS4615202Y1 (ja) * 1967-05-25 1971-05-27
JPS53118061U (ja) * 1977-02-28 1978-09-20
JPS56148840U (ja) * 1980-04-08 1981-11-09
JPS5839269A (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 Nec Corp 電源装置
JPS6158122A (ja) * 1984-08-13 1986-03-25 イートン コーポレイション 回路遮断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108962646A (zh) * 2018-06-13 2018-12-07 上海电力学院 限流式低过电压低压断路器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006164654A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4601408B2 (ja) 開閉機器
JP3179349B2 (ja) 開閉装置
US20200066468A1 (en) Vacuum Circuit Interrupter with Actuation Having Active Damping
EP3242308B1 (en) Electromagnetic repulsion actuator for circuit breaker
JP5178644B2 (ja) 投入抵抗接点付きガス遮断器及びその投入、遮断方法
CN106887365B (zh) 直流继电器
US10957505B2 (en) Disconnect switch assemblies with a shared actuator that concurrently applies motive forces in opposing directions and related circuit breakers and methods
US10923298B1 (en) Compact pole unit for fast switches and circuit breakers
US11152178B2 (en) Disconnect switches with combined actuators and related circuit breakers and methods
JP4488911B2 (ja) 真空遮断装置
CN106935444B (zh) 直流继电器
US9082563B2 (en) Power breaker
EP3659164B1 (en) Circuit breaker
JPWO2019167103A1 (ja) 電磁アクチュエータ、開閉器およびスイッチギア
JP5240157B2 (ja) 開閉装置
US5559309A (en) Acceleration switch and method of fabrication
JP4483645B2 (ja) 開閉装置
JP2002124165A (ja) 開閉装置
Khalkhali et al. Design of a Combined Mechanical and Electrical Damper to Reduce Contact Speed at the Moment of Collision at the Endpoint
JP4356013B2 (ja) 電磁操作式開閉装置
KR101783734B1 (ko) 고속스위치용 조작기
CN217507219U (zh) 具有缓冲件的接触器和电气柜
EP4227972A1 (en) Switch
EP4000085B1 (en) Relay
EP4254461A1 (en) Electromagnetic actuator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4601408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees