JP4356013B2 - 電磁操作式開閉装置 - Google Patents

電磁操作式開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4356013B2
JP4356013B2 JP2004078630A JP2004078630A JP4356013B2 JP 4356013 B2 JP4356013 B2 JP 4356013B2 JP 2004078630 A JP2004078630 A JP 2004078630A JP 2004078630 A JP2004078630 A JP 2004078630A JP 4356013 B2 JP4356013 B2 JP 4356013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnet
capacitor
iron core
case
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004078630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005268037A (ja
Inventor
雅人 薮
正樹 篠原
大介 菅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004078630A priority Critical patent/JP4356013B2/ja
Publication of JP2005268037A publication Critical patent/JP2005268037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4356013B2 publication Critical patent/JP4356013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

本発明は、開閉装置に係り、特に、遮断器などの開閉器を電磁石の電磁力を利用して開閉するに好適な電磁操作式開閉装置に関する。
遮断器などの開閉器は、電磁石で発生する電磁力を利用して操作されている(特許文献1参照)。
電磁石の駆動に関しては、電磁石のコイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサと、開閉器に対する投入指令または遮断指令に応答してコンデンサから電磁石コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板とを設け、電磁石を安定に動作させることが試みられている。この場合、電磁操作装置と遮断器とを組合わせると、電磁操作式開閉装置を構成できる。
電磁操作装置と磁気ラッチ式の電磁操作型遮断器とを組合わせて電磁操作式開閉装置を構成する場合、制御基板は、マイコン、ロジックIC(CPLD/FPGA)またはメカニカルリレーなどを用いて形成され、投入指令・遮断指令に要求される電流は数10mA程度であり、小エネルギー開閉装置を実現できる。
特開2002−217026号公報(第2頁〜第4頁、図1〜図3)
電磁操作式開閉装置を構成するに際して、開閉器の遮断容量や定格電流などを大きくすると、開閉器の大容量化に伴って電磁石などを大型化することが余儀なくされる。この場合、開閉器を投入するときに電磁石から発生する電磁力が大きくなるとともに、開閉器を開放するときに、電磁石の可動鉄心に連結されたシャフトに対して、可動鉄心を固定鉄心から離れさせる方向の弾性力を付与するワイプばねと遮断ばねの弾性力も大きくなり、開閉器の開閉時に発生する電磁力や弾性力によって各種構成部品などに衝撃を与えるので、衝撃に耐えるための構造とすることが要求される。
本発明の目的は、遮断器などの開閉時の衝撃による信頼性の低下を抑制する構造を備えた電磁操作式開閉装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、相対向して配置された可動鉄心と固定鉄心と電磁力により可動鉄心および固定鉄心を離れさせまたは接触させるコイルとを有する電磁石と、電磁石のコイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサと、相対向して配置された固定接点と可動接点とを駆動力に応じて離れさせまたは接触させる開閉器と、開閉器に対する投入指令または遮断指令に応答してコンデンサからコイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板と、可動鉄心に連結され電磁石の電磁力による駆動力を開閉器に伝達するリンク機構と、コンデンサと制御基板を収納する第1のケースと、電磁石を収納する第2のケースとを備え、第1のケースと第2のケースとが互いに連結されている電磁操作式開閉装置において、電磁石の可動鉄心に連結されたシャフトと連動して開閉器の状態を検出する状態検出機構を備え、状態検出機構は、プレート上に配置され、プレートを介して第1のケースに固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、衝撃によって信頼性が低下することを抑制できる。
次に、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明による電磁操作装置の正面図、図2は電磁操作装置と遮断器を含む電磁操作式開閉装置の側面図、図3は電磁操作式開閉装置の平面図である。
図1〜図3において、電磁操作装置は、箱型形状に形成された上ケース(第1のケース)10と同じく箱型形状に形成された下ケース(第2のケース)12とを備えており、各ケース10,12は、上下に分かれて配置され、互いに連結されている。本実施形態では、1枚の板により上下のケース10,12に分けているが、元々独立した2つの箱形ケースを固定して上下のケース10,12としてもよい。
各ケース10,12は、正面側に開口14,16を有し、各ケース10,12の正面側には正面カバー(図示省略)が着脱自在に固定されている。上ケース10内には、電磁石18の駆動に関連する構成要素のうち衝撃に弱い部品が収納され、下ケース12内には電磁石18などが収納されている。具体的には、上ケース10内には、3個のコンデンサ20,22,24、制御基板26、二次プラグ28、状態検出機構30などが収納されている。
各コンデンサ20,22,24は、上ケース10の底面上に配置され、固定金具(バンド)32により固定されている。固定金具32は、各コンデンサ20〜24の周囲を囲むように、各コンデンサ20〜24の径方向に沿って配置され、その両端側が上ケース10の左側面に固定されており、各コンデンサ20〜24は、固定金具32により径方向の移動が阻止される。
上ケース10の左側面には、突起10a,10bが、コンデンサ20,22の頂部側に突出して形成され、コンデンサ20,22の頂部との接触によりコンデンサ20,22の上方への移動を阻止する。上ケース10上には、コンデンサ24の軸方向に沿って配置された支持金具34がボルトで固定されている。支持金具32と34とは、一体物でもよい。
支持金具34の頂部側には、突出片34aが、コンデンサ24の頂部側に突出して形成され、コンデンサ24の頂部との接触によりコンデンサ24の上方への移動を阻止する。
各コンデンサ20〜24のプラス端子とマイナス端子には、それぞれケーブル36が接続されており、ケーブル36を介して供給された電力が、各コンデンサ20〜24に蓄積される。
制御基板26は、防振ゴムなどのスペーサを介して上ケース10の右側面にボルト,ナットで固定されており、制御基板26には、二次プラグ28から電力の供給を受けるとともに、デジタル継電器またはアナログ継電器などから投入指令または遮断指令(開極指令)による信号を受け、電磁石18の駆動を制御するための論理演算をする制御ロジック部、コンデンサ20〜24を充放電するための充放電回路、コイル(電磁石18を構成するコイル)の通電方向を制御するためのリレーやリレー接点などが実装されている(図示省略)。さらに、制御基板26には、コンデンサ20〜24の充電が完了したことを示す発光ダイオード(図示せず)が実装され、手動操作により真空遮断器38に対して投入を指令するための「入」用押しボタン(押しボタンスイッチ)、手動操作により真空遮断器38に対して遮断指令(開極指令)を出力するための「切」用押しボタン(押しボタンスイッチ)が実装されている(いずれも図示せず)。
二次プラグ28は、上ケース10の上部側にプレート40を介してボルト,ナットで固定されており、二次プラグ28には、電源用のケーブル、デジタル継電器またはアナログ継電器からの信号ケーブルなどが接続される。
状態検出機構30は、プレート42を介して上ケース10の底面上にボルト、ナットで固定されている。状態検出機構30は、真空遮断器32の状態を検出する機構として、補助接点44,表示板46,カウンタ48を備えて構成されており、補助接点44,表示板46,カウンタ48は、一体となってプレート42上に固定されている。すなわち、状態検出機構30を構成する部品を工場などで予め部分的に組立(ユニット組立)できるようにするために、補助接点44,表示板46,カウンタ48が一体となってプレート42上に固定されている。
電磁石18は、コイル(電磁コイル)54、コイルボビン56、可動鉄心58、固定鉄心60、シャフト62、2枚の可動平板64,66、永久磁石68、筒状に形成された鉄製のカバー70,72、鉄製の支持板74,75,76,77、固定ロッド78などを備えている。
コイル54は、支持板74と支持板77との間に配置されたコイルボビン56内に収納され、固定ロッド78は、下ケース12底部側にボルト,ナットでベース80とともに固定されている。
シャフト62は、電磁石14の中央部に、鉛直方向に沿って配置されている。シャフト62は、その上部側が支持板64,66の貫通孔64a,66a内に挿入され、下部側が支持板76,77の貫通孔76a,77a内に挿入され、昇降および摺動自在である。シャフト62の外周面には、可動鉄心58、可動平板64、66がナットで固定され、シャフト62の下部側には、ピン86を介してシャフト88が連結されている。
シャフト62には、大小2つの可動平板(鋼鈑)64,66が取り付けられている。上部の可動平板64を小さくしたのは、可動部の質量を小さくするためである。シャフト62の下部側には、支持板90が連結されており、支持板90とベース80との間には、シャフト62の軸心を中心として円を描くリング状の遮断ばね92が装着されている。遮断ばね92は、支持板90を介して、可動鉄心58を固定鉄心60から離れさせるための弾性力をシャフト62に付与する。可動鉄心58の周囲には、永久磁石68が配置されており、永久磁石68は、支持板75上に固定されている。
固定鉄心60は、支持板77上にボルトで固定されている。磁気抵抗を減らすために、可動鉄心58と固定鉄心60とを純鉄やケイ素鋼にしてもよい。動作時間を短くするために、固定鉄心58と可動鉄心60とにスリットを形成してもよい。
シャフト88の下部側は、ピン94を介して一対のレバー96に連結されている。レバー96は、電磁石18から発生する電磁力による駆動力の伝達方向を変換するリンク機構の一要素であり、レバー96は、シャフト98を介してレバー100に連結されている。
レバー100は、ピン102を介してシャフト104に連結されている。レバー96の端部には、ストッパピン106が固定されており、ストッパピン106は、真空遮断器38の遮断時に、ベース80に固定されたストッパ用ボルト108に当たり(接触し)、レバー96のベース80側への移動を阻止する。
図4は、可動導体とフレキシブル導体との接続関係を説明する図である。シャフト104は、絶縁操作ロッド110を介してシャフト112に連結されており、シャフト112は、真空バルブ39の可動導体114に連結されている。シャフト112の軸方向端部と絶縁操作ロッド110の凹部110aとの間には、ワイプばね116が装着されている。絶縁筒118は、上ケース10および下ケース12の側面側にボルト,ナットで固定されている。
真空バルブ39の内部には、固定接点と可動接点(いずれも図示せず)が相対向して配置されており、固定接点は、固定導体120を介して上コンタクタ(上端子)122に接続されている。可動接点は、可動導体114に接続され、フレキシブル導体124,126を介して下コンタクタ128にも接続されている。
可動導体114は、多角形形状の軸状部材として、例えば、その断面が六角形状に形成されている。すなわち、可動導体114の表面には複数(6個)の平板面が軸方向に沿って形成されており、各フレキシブル導体124,126は、2つの平板面に沿って配置され、各平板面上に2個以上のボルト、ナットで固着されている。
ここで、遮断器38の大容量化に伴って大電流を流すに際して、下コンタクタ128に接続された導体にZコンタクタ(接続導体の周りにZ形をした導体をばねで押し付けるようにしたもの)を装着し、Zコンタクトと可動導体114と接触する構成を採用すると、Zコンタクタはグリースが必要であるとともに、経年変化によって摩擦力が増大する恐れがある。
これに対して、可動導体114をフレキシブル導体124,126を介して下コンタクタ128に接続する構成を採用すると、グリースが不要になるとともに、可動導体114とフレキシブル導体124,126との接触面積を大きくできるので、例えば、定格電圧7.2kV,定格電流2000A,遮断電流40kAのものを用いて大電流を流しても、信頼性を高めることができる。
レバー96のうちシャフト98を支点として電磁石18側の部位であって、ストッパピン106に隣接した部位には、ピン130が固定されている。ピン130に対向して、ショックアブソーバ132が配置されており、ショックアブソーバ132は、ベース80に固定されている。ショックアブソーバ132は、その先端側がピン130の移動領域内に存在するように配置されており、真空遮断器38の遮断時におけるレバー96のリンク運動に伴うピン130との衝突による衝撃を吸収する。すなわち、衝撃の発生元で衝撃を吸収するようにショックアブソーバ132が配置されている。
ここで、制御基板26に投入指令が入力されると、制御基板26からの信号によって電磁石18のコイル(電磁コイル)54が通電され、コイル54の周囲には、可動鉄心58⇒固定鉄心60⇒支持板77,76⇒カバー72⇒支持板74,75⇒可動鉄心58を結ぶ経路で磁界が形成され、可動鉄心58の底部側端面には下向きの吸引力が働き、可動鉄心58が固定鉄心60側に移動し、可動鉄心58が固定鉄心60に吸着される。
このとき、永久磁石68によって形成される磁界の向きもコイル54の励磁に伴って発生する磁界の向きと同じになるので、吸引力が高められた状態で可動鉄心58が固定鉄心60側に移動する。ここで、支持板76,77,68,74では、コイル側すなわち支持板77,74側を厚くし、発生する衝撃に対する強度とコイルによる磁束の流通面積とを確保している。
電磁石18による投入動作(吸引動作)がなされると、シャフト62が遮断ばね92の弾性力に抗して下方に移動し、電磁石18から発生する電磁力による駆動力がレバー96に伝達される。この駆動力は、シャフト98、レバー100を介して、シャフト104に伝達される。
これにより、絶縁操作ロッド110、シャフト112、可動導体114が上昇移動し、真空遮断器38の可動接点が固定接点と接触し、真空遮断器38の投入動作がなされる。 真空遮断器38の投入動作において、ワイパばね116は、固定接点と可動接点とが接触するまで圧縮されない。固定接点と可動接点とが接触すると圧縮され、その後、投入動作が完了するまで圧縮し続ける。一方、遮断ばね92は、真空遮断器38の投入動作中、常に圧縮され続ける。
次に、制御基板26に遮断指令(開極指令)が入力され、制御板26からコイル54に遮断指令に伴う信号が出力されると、コイル54には投入時とは逆方向の電流が流れ、コイル54の周囲には投入動作時とは逆方向の磁界が形成される。この場合、コイル54から発生する磁束と永久磁石68から発生する磁束とが互いに打ち消し合い、軸方向端面(下面)における吸引力は、遮断ばね92およびワイプばね116から発生する弾性力よりも弱くなるので、可動鉄心58が固定鉄心60から離れて上方向に移動する。
可動鉄心58の移動に伴ってシャフト62が上方に移動すると、レバー96の上方移動に連動して、シャフト104が下方に移動し、真空遮断器38の可動接点が固定接点から離れ、固定接点と可動接点との接触が解かれ、真空遮断器38の遮断動作(開極動作)がなされる。この場合、電磁石18の投入状態の保持が解除されると、まず、圧縮されていたワイプばね116が伸長し、真空遮断器38の固定接点と可動接点との接触が解かれ、真空遮断器38の遮断動作と電磁石18の遮断(開放)動作が同時になされることになる。
さらに、ストッパピン106がストッパ用ボルト108に当たり、レバー96先端側の上方への移動が阻止されると、ピン130がショックアブソーバ132に衝突し、この衝突に伴う衝撃がショックアブソーバ132によって吸収される。
真空遮断器38による投入動作または遮断動作(開極動作)がなされている過程では、真空遮断器38の投入または遮断状態が補助接点44,表示板46,カウンタ48で検出される。
具体的には、図2に示すように、可動鉄心58に連結されたシャフト62の上部側にはロッド134が連結されている。シャフト62とロッド134は一体物であってもよい。
ロッド134の上部側には貫通孔(図示省略)が形成されており、この貫通孔内にはピン136が挿入されている。ピン136は、レバー138,140の長孔内に挿入されており、ロッド134は、ピン136を介してレバー138とレバー140に連結されている。
レバー138は、軸142を介して補助接点44に接続されている。補助接点44は、a接点とb接点を備えており、各接点はシャフト62の上下動に合わせて開閉する。すなわち、補助接点44は、軸142が一方向に回転したときにa接点が入り、逆方向に回転したときにはb接点が入る構造となっている。
レバー138に長孔が形成され、長孔内にピン136を挿入されているので、シャフト62の上下動に合わせて軸142を回転させることができ、軸142の回転動作に合わせてa接点とb接点の「入」「切」ができる。
レバー140は、ピン144を介して固定板146に連結されており、固定板146はその底部側がプレート42に固定されている。レバー140は、シャフト62の上下動に合わせて、ピン144を中心に回転可能に構成されている。レバー140の先端側には、表示板46が一体となって形成されており、表示板46の前面側のうち上部側には「切」の文字が付され、下部側には「入」の文字が付されている。
「切」の文字は、表示板46が図2に示す位置にあるときに、上ケース10の正面側から見えており、「入」の文字は、表示板46が図2に示す位置から上方に移動したときに、上ケース10の正面側から見える。すなわち、シャフト62の上下動に合わせて上ケース10の正面側から、「切」または「入」の文字が見えるように構成されている。
表示板46には、ばね148が配置されており、ばね148の一端側はレバー140の軸方向端部に連結され、他端側はカウンタ48のカウンタレバー150に連結されている。ばね148は、レバー140の回転に応じて伸縮し、カウンタレバー150は、ピン152を中心として回転(約45度の範囲で回転)する。カウンタレバー150が回転する毎に、真空遮断器38の開閉動作回数が機械的にカウントされる。
このように、真空遮断器38による投入動作または遮断動作(開極動作)がなされる毎に、真空遮断器38の投入または遮断状態を補助接点44,表示板46,カウンタ48で検出できる。
一方、ベース80の両側には、4個の車輪154が取り付け台156上を走行可能に連結されている。すなわち、電磁石18を収納した下ケース12と、電磁石18の駆動に関連する各種部品を収納した上ケース10と、真空遮断器38を搭載した絶縁架台118を含む電磁操作式開閉装置は、ベース80に固定された状態で車輪154の走行によって上ケース10、下ケース12の正面側に搬出可能になっている。
本実施形態によれば、電磁操作式開閉装置の一要素としての電磁操作装置を構成するに際して、電磁石18を下ケース12内に配置し、電磁石18の駆動に関連する構成要素のうち衝撃に弱い部品であって配線を要する部品であるコンデンサ20,22,24、制御基板26、補助接点44、表示板46、カウンタ48をそれぞれ下ケース12内に配置したので、これらの部品に電磁石18から発生する衝撃や振動が伝達されるのを抑制し、信頼性を高めることができる。
状態検出機構30を構成する部品で補助接点44,表示板46,カウンタ48をそれぞれプレート42上に配置するようにしたので、状態検出機構30を構成する部品を予め工場などで部分的に組立できる。
電磁石18を構成するに際して、可動鉄心58の周囲と固定鉄心60の下部に支持板74,75と支持板76,77をそれぞれ2枚ずつ積層したので、電磁石18として要求される電磁力を発生するのに必要な磁路断面積を確保できるとともに、1枚の支持板で磁路断面積を確保するときよりも加工性を高めることができる。
本実施形態においては、電磁石18は、全て鉄製の部材で覆われているので、電磁石18外部に磁界が漏洩することはなく、制御回路26の誤動作を回避できる。
電磁操作装置の正面図である。 電磁操作式開閉装置の側面図である。 電磁操作式開閉装置の平面図である。 可動導体とフレキシブル導体との接続関係を説明する図である。
符号の説明
10 上ケース
12 下ケース
18 電磁石
20,22,24 コンデンサ
26 制御基板
30 状態検出機構
38 真空遮断器
44 補助接点
46 表示板
48 カウンタ
54 コイル
58 可動鉄心
60 固定鉄心
62 シャフト
92 遮断ばね

Claims (9)

  1. 相対向して配置された可動鉄心と固定鉄心と電磁力により前記可動鉄心および固定鉄心を離れさせまたは接触させるコイルとを有する電磁石と、前記電磁石のコイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサと、相対向して配置された固定接点と可動接点とを駆動力に応じて離れさせまたは接触させる開閉器と、前記開閉器に対する投入指令または遮断指令に応答して前記コンデンサから前記コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板と、前記可動鉄心に連結され前記電磁石の電磁力による駆動力を前記開閉器に伝達するリンク機構と、前記コンデンサと前記制御基板を収納する第1のケースと、前記電磁石を収納する第2のケースとを備え、前記第1のケースと前記第2のケースとが互いに連結されている電磁操作式開閉装置において、
    前記電磁石の可動鉄心に連結されたシャフトと連動して前記開閉器の状態を検出する状態検出機構を備え、前記状態検出機構は、プレート上に配置され、前記プレートを介して前記第1のケースに固定されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  2. 相対向して配置された可動鉄心と固定鉄心と電磁力により前記可動鉄心および固定鉄心を離れさせまたは接触させるコイルとを有する電磁石と、前記電磁石のコイルを励磁するための電力を蓄積するコンデンサと、相対向して配置された固定接点と可動接点とを駆動力に応じて離れさせまたは接触させる開閉器と、前記開閉器に対する投入指令または遮断指令に応答して前記コンデンサから前記コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板と、前記可動鉄心に連結され前記電磁石の電磁力による駆動力を前記開閉器に伝達するリンク機構と、前記コンデンサと前記制御基板を収納する第1のケースと、前記電磁石を収納する第2のケースとを備え、前記第1のケースと前記第2のケースとが上下に分かれて配置され互いに連結されている電磁操作式開閉装置において、
    前記電磁石の可動鉄心に連結されたシャフトと連動して前記開閉器の状態を検出する状態検出機構を備え、前記状態検出機構は、プレート上に配置され、前記プレートを介して前記第1のケースに固定されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  3. 相対向して配置された可動鉄心と固定鉄心および電磁力により前記可動鉄心と固定鉄心を離れさせまたは接触させるコイルとを有する電磁石と、前記電磁石のコイルを励磁するための電力を蓄積する複数のコンデンサと、相対向して配置された固定接点と可動接点とを駆動力に応じて離れさせまたは接触させる開閉器と、前記開閉器に対する投入指令または遮断指令に応答して前記複数のコンデンサから前記コイルに供給する電流の通電方向を制御する制御基板と、前記可動鉄心に連結されて前記電磁石の電磁力による駆動力を前記開閉器に伝達するリンク機構と、前記複数のコンデンサと前記制御基板を収納する第1のケースと、前記電磁石を収納する第2のケースとを備え、前記第1のケースと前記第2のケースとが上下に分かれて配置され互いに連結されている電磁操作式開閉装置において、
    前記電磁石の可動鉄心に連結されたシャフトと連動して前記開閉器の状態を検出する状態検出機構を備え、前記状態検出機構は、プレート上に配置され、前記プレートを介して前記第1のケースに固定されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁操作式開閉装置において、
    前記リンク機構のうち前記リンク機構の支点を基準に前記電磁石側の部位に固定されたピンと、前記ピンの移動領域内にその一部が配置され前記第2のケースに固定されたショックアブソーバとを備え、前記ショックアブソーバは、前記開閉器の遮断時における前記リンク機構のリンク運動に伴う前記ピンとの衝突による衝撃を吸収することを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁操作式開閉装置において、
    前記開閉器の可動接点は、軸状の可動導体とフレキシブル導体を介してコンタクタに接続され、前記可動導体の表面には平板面が軸方向に沿って形成され、前記フレキシブル導体は、前記可動導体の平板面に沿って配置され前記平板面上に接続されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁操作式開閉装置において、
    前記開閉器の可動接点は、軸状の可動導体とフレキシブル導体を介してコンタクタに接続され、前記可動導体はその断面が多角形形状に形成され、前記フレキシブル導体は、前記可動導体の軸方向に沿って配置され前記可動導体のいずれかの面に接続されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  7. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁操作式開閉装置において、
    前記第1のケースには、前記コンデンサの頂部側に突出して前記コンデンサの頂部との接触により前記コンデンサの上方への移動を阻止する突起が形成され、前記コンデンサの径方向に沿って配置されて前記コンデンサの径方向の移動を阻止する固定金具が固定されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  8. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁操作式開閉装置において、
    前記第1のケースには、前記コンデンサの頂部側に突出して前記コンデンサの頂部との接触により前記コンデンサの上方への移動を阻止する突起が形成され、前記コンデンサの径方向に沿って配置されて前記コンデンサの径方向の移動を阻止する固定金具が固定され、前記コンデンサの軸方向に沿って支持金具が固定され、前記支持金具の頂部側には、前記コンデンサの頂部側に突出して前記コンデンサの頂部との接触により前記コンデンサの上方への移動を阻止する突出片が形成されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
  9. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁操作式開閉装置において、
    前記電磁石のコイルの上方と下方には、磁路を形成する支持板が複数枚ずつ積層され、前記コイル下方に配置された複数の支持板はロッドを介して前記第2のケースに固定されていることを特徴とする電磁操作式開閉装置。
JP2004078630A 2004-03-18 2004-03-18 電磁操作式開閉装置 Expired - Lifetime JP4356013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078630A JP4356013B2 (ja) 2004-03-18 2004-03-18 電磁操作式開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078630A JP4356013B2 (ja) 2004-03-18 2004-03-18 電磁操作式開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005268037A JP2005268037A (ja) 2005-09-29
JP4356013B2 true JP4356013B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=35092357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004078630A Expired - Lifetime JP4356013B2 (ja) 2004-03-18 2004-03-18 電磁操作式開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4356013B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4719576B2 (ja) * 2006-01-17 2011-07-06 株式会社日立製作所 真空遮断器
JP5199498B2 (ja) 2011-04-27 2013-05-15 株式会社日立製作所 電気接点用グリース及び摺動通電構造、電力用開閉機器、真空遮断器、真空絶縁スイッチギヤ、並びに真空絶縁スイッチギヤの組立方法
JP5908347B2 (ja) * 2012-06-18 2016-04-26 株式会社日立製作所 電磁操作式開閉装置
JP5872388B2 (ja) 2012-06-18 2016-03-01 株式会社日立製作所 操作装置または真空開閉器
FR3027166B1 (fr) 2014-10-13 2016-12-09 Crouzet Automatismes Panneau de disjoncteurs

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005268037A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9208978B2 (en) Electromagnetic operating device
JP4332746B2 (ja) 電磁操作装置
US11417485B2 (en) DC relay having auxiliary contact
EP0715326B1 (en) Sealed contact device
EP3846195B1 (en) Direct current relay
JP3763094B2 (ja) 電磁操作装置
KR101694312B1 (ko) 조작 장치 또는 진공 개폐기
US9142371B2 (en) Actuator for contactor
KR20100125369A (ko) 스위칭 디바이스, 그 스위칭 디바이스를 어셈블링 및 동작시키는 방법, 및 그 스위칭 디바이스를 포함하는 전자 디바이스
JP4356013B2 (ja) 電磁操作式開閉装置
US4737749A (en) Electromagnetic switchgear
RU2351033C2 (ru) Вакуумный контактор
JP4269156B2 (ja) 電磁操作方法および電磁操作装置
JP3763095B2 (ja) 電磁石制御装置
JP2005038630A (ja) 真空遮断装置
JP3735690B2 (ja) 電磁操作装置
EP3933867B1 (en) Contactor device, energy storage system and method for controlling a contactor device
EP3624156A1 (en) Improved contactor device structure with improved auxiliary switch
JP3735689B2 (ja) 電磁操作式開閉装置
WO2021176751A1 (ja) 電磁操作式開閉装置
TWI497552B (zh) 操作裝置、真空開關裝置或操作裝置之組合方法
KR20240026796A (ko) 차세대 핵심 부품으로 주목받는 직류릴레이
KR101116382B1 (ko) 전자 개폐장치
JP4228143B2 (ja) 電磁操作式開閉装置
WO2019130555A1 (ja) 開閉器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090722

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4356013

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term