JP4600723B2 - 画素回路及び表示装置とこれらの駆動方法 - Google Patents

画素回路及び表示装置とこれらの駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、画素毎に配した負荷素子を電流駆動する画素回路に関する。又この画素回路がマトリクス状に配列された表示装置であって、特に各画素回路内に設けた絶縁ゲート型電界効果トランジスタによって有機EL発光素子などの負荷素子に通電する電流量を制御する、いわゆるアクティブマトリクス型の表示装置に関する。
画像表示装置、例えば液晶ディスプレイなどでは、多数の液晶画素をマトリクス状に並べ、表示すべき画像情報に応じて画素毎に入射光の透過強度又は反射強度を制御することによって画像を表示する。これは、有機EL素子を画素に用いた有機ELディスプレイなどにおいても同様であるが、液晶画素と異なり有機EL素子は自発光素子である。その為、有機ELディスプレイは液晶ディスプレイに比べて画像の視認性が高く、バックライトが不要であり、応答速度が速いなどの利点を有する。又、各発光素子の輝度レベル(階調)はそれに流れる電流値によって制御可能であり、いわゆる電流制御型であるという点で液晶ディスプレイなどとは大きく異なる。
有機ELディスプレイにおいては、液晶ディスプレイと同様、その駆動方式として単純マトリクス方式とアクティブマトリクス方式とがある。前者は構造が単純であるものの、大型且つ高精細のディスプレイの実現が難しいなどの問題がある為、現在はアクティブマトリクス方式の開発が盛んに行なわれている。この方式は、各画素回路内部の発光素子に流れる電流を、画素回路内部に設けた能動素子(一般には薄膜トランジスタ,TFT)によって制御するものである。
USP5,684,365 特開平8−234683号公報
従来の画素回路は、行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されている。各画素回路は、少くとも薄膜型のサンプリングトランジスタと保持容量と薄膜型のドライブトランジスタと発光素子などの負荷素子とを含んでいる。サンプリングトランジスタは、そのゲートが走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して信号線から映像信号をサンプリングする。サンプリングされた信号は保持容量に書き込まれ保持される。ドライブトランジスタは、そのゲートが保持容量に接続され、ソースが発光素子などの負荷素子に接続している。ドライブトランジスタのゲートは、保持容量に保持された信号電位によってソース基準で正極性となる順バイアスを受ける。ドライブトランジスタはこの順バイアスに応じてソース/ドレイン間に電流を流し、発光素子に通電する。一般に発光素子の輝度は通電量に比例している。更にドライブトランジスタの通電量は保持容量に書き込まれた信号電位によって制御される。従って、発光素子は映像信号に応じた輝度で発光することになる。
ドライブトランジスタの動作特性は以下の式で表わされる。
Ids=(1/2)μ(W/L)Cox(Vgs−Vth)
このトランジスタ特性式において、Idsはドレイン電流を表わしている。Vgsはソースを基準としてゲートに印加される電圧を表わしている。Vthはトランジスタの閾電圧である。その他μはトランジスタのチャネルを構成する半導体薄膜の移動度を表わし、Wはチャネル幅を表わし、Lはチャネル長を表わし、Coxはゲート容量を表わしている。このトランジスタ特性式から明らかな様に、薄膜トランジスタは飽和領域で動作する時、ゲート電圧Vgsが閾電圧Vthを超えて正側に大きくなると、オン状態となってドレイン電流Idsが流れる。換言すると順バイアス(Vgs)が閾電圧(Vth)を超えるとオン状態となる。逆にVgsがVthを下回ると薄膜トランジスタはカットオフし、ドレイン電流Idsは流れなくなる。
ところで、有機EL素子などの発光素子は、必ずしも電流−電圧特性が安定ではなく、経時的に劣化する傾向にある。この経時劣化によりドライブトランジスタの動作点が変動してしまい、同じ信号電圧をゲートに印加していてもそのソース電位が変動する。これは、ドライブトランジスタで構成される定電流源がソースフォロワ回路となっている為である。ソース電位が変動する為、結局ドライブトランジスタのゲート電圧Vgsは変化してしまい、ドレイン電流Idsの値が変動する。これにより、発光素子に対する通電量が変化するので、発光輝度も変化することになる。この様に、発光素子の電流−電圧特性が劣化すると、ソースフォロワ回路では発光輝度が経時変化するという課題がある。
上述した従来の技術の課題に鑑み、本発明は発光素子など負荷素子の電流−電圧特性の経時劣化を回路的に補正可能な画素回路及び表示装置とこれらの駆動方法を提供することを目的とする。係る目的を達成する為に以下の手段を講じた。即ち本発明は、行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されており、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと負荷素子とからなり、前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記負荷素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該負荷素子に通電する画素回路において、ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該負荷素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該負荷素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする。
また、本発明は、行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されており、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと負荷素子とからなり、前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記負荷素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該負荷素子に通電する画素回路において、ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該負荷素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該負荷素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのソースとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする。
又本発明は、行状の走査線と、列状の信号線と、両者が交差する部分に各々配された画素回路とからなる表示装置であって、前記画素回路は、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと発光素子とからなり、前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記発光素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該発光素子に通電して表示を行い、前記画素回路は、ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該発光素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該発光素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする。
また、本発明は、行状の走査線と、列状の信号線と、両者が交差する部分に各々配された画素回路とからなる表示装置であって、前記画素回路は、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと発光素子とからなり、前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記発光素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該発光素子に通電して表示を行い、前記画素回路は、ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、 前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該発光素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該発光素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのソースとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする。
又本発明は、行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されており、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと負荷素子とブートストラップ回路とゲイン調整回路とからなり、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該負荷素子に通電し、前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記負荷素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなる画素回路の駆動方法において、前記ブートストラップ回路が該負荷素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該負荷素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ手順と、前記ゲイン調整回路が該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整するゲイン調整手順とを行うことを特徴とする。
又本発明は、行状の走査線と、列状の信号線と、両者が交差する部分に各々配された画素回路とからなり、前記画素回路は、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと発光素子とブートストラップ回路とゲイン調整回路とからなり、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該発光素子に通電して表示を行ない、前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記発光素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなる表示装置の駆動方法において、前記ブートストラップ回路が該発光素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該発光素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ手順と、前記ゲイン調整回路が該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整するゲイン調整手順とを行うことを特徴とする。
本発明によれば、画素回路にブートストラップ機能を組み込んでいる。このブートストラップ機能は、負荷素子に対する通電に伴って上昇するドライブトランジスタのソース電位変化分(第1変化分)に応じて、ドライブトランジスタのゲートに印加される信号電位に応分の変化分を加え(第2変化分)、以って負荷素子の電流−電圧特性の変動をドライブトランジスタのゲートにフィードバックしている。係るブートストラップ動作により、発光素子などの負荷素子を定電流駆動でき、電流−電圧特性の経時変化による輝度劣化を防ぐことが可能になる。更に本発明は、このブートストラップ機能に加えゲイン調整機能を組み込んでいる。これは、上述した第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、第2変化分を調整するものである。これにより負荷素子の電流−電圧特性の変動をほぼ正確にドライブトランジスタのゲートにフィードバックできるので、実際上完全に負荷素子の動作特性の経時劣化を回路的にキャンセルすることができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。まず最初に本発明の背景を明らかにする為、図1を参照してアクティブマトリクス表示装置及びこれに含まれる画素回路の一般的な構成を参考例として説明する。図示する様に、アクティブマトリクス表示装置は主要部となる画素アレイ1と周辺の回路群とで構成されている。周辺の回路群は水平セレクタ2、ドライブスキャナ3、ライトスキャナ4などを含んでいる。
画素アレイ1は行状の走査線WSと列状の信号線DLと両者の交差する部分にマトリクス状に配列した画素回路5とで構成されている。信号線DLは水平セレクタ2によって駆動される。走査線WSはライトスキャナ4によって走査される。尚、走査線WSと平行に別の走査線DSも配線されており、これはドライブスキャナ3によって走査される。各画素回路5は、走査線WSによって選択された時信号線DLから信号をサンプリングする。更に走査線DSによって選択された時、該サンプリングされた信号に応じて負荷素子を駆動する。この負荷素子は各画素回路5に形成された電流駆動型の発光素子などである。
図2は、図1に示した画素回路5の基本的な構成を示す参考図である。本画素回路5は、サンプリング用薄膜トランジスタ(サンプリングトランジスタTr1)、ドライブ用薄膜トランジスタ(ドライブトランジスタTr2)、スイッチング用薄膜トランジスタ(スイッチングトランジスタTr3)、保持容量C1、負荷素子(有機EL発光素子)などで構成されている。
サンプリングトランジスタTr1は走査線WSによって選択された時導通し、信号線DLから映像信号をサンプリングして保持容量C1に保持する。ドライブトランジスタTr2は保持容量C1に保持された信号電位に応じて発光素子ELに対する通電量を制御する。スイッチングトランジスタTr3は走査線DSによって制御され、発光素子ELに対する通電をオン/オフする。すなわち、ドライブトランジスタTr2は通電量に応じて発光素子ELの発光輝度(明るさ)を制御する一方、スイッチングトランジスタTr3は発光素子ELの発光時間を制御している。これらの制御により、各画素回路5に含まれる発光素子ELは映像信号に応じた輝度を呈し、画素アレイ1に所望の表示が映し出される。
図3は、図2に示した画素アレイ1及び画素回路5の動作説明に供するタイミングチャートである。1フィールド期間(1f)の先頭で、1水平期間(1H)の間1行目の画素回路5に走査線WSを介して選択パルスws[1]が印加され、サンプリングトランジスタTr1が導通する。これにより信号線DLから映像信号がサンプリングされ、保持容量C1に書き込まれる。保持容量C1の一端はドライブトランジスタTr2のゲートに接続している。従って、映像信号が保持容量C1に書き込まれると、ドライブトランジスタTr2のゲート電位が、書き込まれた信号電位に応じて上昇する。この時、他の走査線DSを介してスイッチングトランジスタTr3に選択パルスds[1]が印加される。この間発光素子ELは発光を続ける。1フィールド期間1fの後半はds[1]がローレベルになるので発光素子ELは非発光状態となる。パルスds[1]のデューティを調整することで、発光期間と非発光期間の割合を調整でき、所望の画面輝度が得られる。次の水平期間に移行すると、2行目の画素回路に対し、各走査線WS,DSからそれぞれ走査用の信号パルスws[2],ds[2]が印加される。
図4は、発光素子として画素回路5に組み込まれる有機EL素子の電流−電圧(I−V)特性の経時変化を示すグラフである。グラフにおいて、実線で示す曲線が初期状態時の特性を示し、破線で示す曲線が経時変化後の特性を示している。一般的に、有機EL素子のI−V特性は、グラフに示す様に時間が経過すると劣化してしまう。図2に示した参考例の画素回路はドライブトランジスタがソースフォロワ構成となっており、EL素子のI−V特性の経時変化に対処できず、発光輝度の劣化が生じるという問題がある。
図5の(A)は、初期状態におけるドライブトランジスタTr2と発光素子ELの動作点を示すグラフである。図において、縦軸はドライブトランジスタTr2のドレイン・ソース間電圧Vdsを示し、縦軸はドレイン・ソース間電流Idsを示している。図示する様に、ソース電位はドライブトランジスタTr2と発光素子ELとの動作点で決まり、その電圧値はゲート電圧によって異なる値を持つ。ドライブトランジスタTr2は飽和領域で動作するので、動作点のソース電圧に対応したVgsに関し、前述のトランジスタ特性式で規定された電流値の駆動電流Idsを流す。
しかしながら発光素子ELのI−V特性は図4に示した様に経時劣化する。図5の(B)に示す様に、この経時劣化により動作点が変化してしまい、同じゲート電圧を印加してもトランジスタのソース電圧は変化してしまう。これによりドライブトランジスタTr2のゲート・ソース間電圧Vgsは変化してしまい、流れる電流値が変動する。同時に発光素子ELに流れる電流値も変化する。この様に発光素子ELのI−V特性が変化すると、図2に示した参考例のソースフォロワ構成の画素回路では、発光素子ELの輝度が経時的に変化してしまうという問題がある。
図6は画素回路の他の参考例を表わしており、図2に示した先の参考例の問題点に対処したものである。理解を容易にする為、図2の参考例と対応する部分には対応する参照符号を付けてある。改良点は、スイッチングトランジスタTr3の結線を代えたことであり、これによりブートストラップ機能を実現している。具体的には、スイッチングトランジスタTr3のソースは接地され、ドレインはドライブトランジスタTr2のソース(S)と保持容量C1の一方の電極とに接続され、ゲートには走査線DSが接続している。尚保持容量C1の他方の電極はドライブトランジスタTr2のゲート(G)に接続されている。
図7は、図6に示した画素回路5の動作説明に供するタイミングチャートである。フィールド期間1fのうち最初の水平期間1Hで、ライトスキャナ4から走査線WSを介して1行目の画素回路5に選択パルスws[1]が送られる。尚[ ]の中の数字は、マトリクス配置された画素回路の行番号に対応している。選択パルスが印加されるとサンプリングトランジスタTr1が導通し、信号線DLから入力信号Vinがサンプリングされ、保持容量C1に書き込まれる。この時スイッチングトランジスタTr3にはドライブスキャナ3から走査線DSを介して選択パルスds[1]が印加されており、オン状態となっている。従って保持容量C1の片方の電極並びにドライブトランジスタTr2のソース(S)はGNDレベルとなっている。このGNDレベルを基準として保持容量C1に入力信号Vinが書き込まれる為、ドライブトランジスタTr2のゲート電位(G)はVinになる。
この後サンプリングトランジスタTr1に対する選択パルスws[1]が解除され、続いてスイッチングトランジスタTr3に対する選択パルスds[1]も解除される。これによりサンプリングトランジスタTr1及びスイッチングトランジスタTr3はオフする。従ってドライブトランジスタTr2のソース(S)はGNDから切り離され、発光素子ELのアノードに対する接続ノードとなる。
ドライブトランジスタTr2は保持容量C1に保持された入力信号Vinをゲートに受け、その値に応じてドレイン電流をVcc側からGND側に向かって流す。この通電により発光素子ELは発光を行なう。その際、発光素子ELに対する通電により電圧降下が生じるが、その分だけソース電位(S)がGND側からVcc側に向かって上昇する。図7のタイミングチャートではこの上昇分をΔVで表わしている。保持容量C1の一端はTr2のソース(S)に接続され、他端はハイインピーダンスのゲート(G)に接続されている。従ってソース電位(S)がΔVだけ上昇するとその分だけゲート電位(G)も持ち上がり、正味の入力信号Vinはそのまま維持される。従って、発光素子ELの電流−電圧特性に応じてソース電位(S)がΔVだけ変動しても、常にゲート電圧Vgs=Vinが成立し、ドレイン電流は一定に保たれる。すなわちドライブトランジスタTr2はソースフォロワ構成であるにも関わらず、上述したブートストラップ機能により、発光素子ELに対し定電流源として機能する。
この後選択パルスds[1]がハイレベルに復帰するとスイッチングトランジスタTr3が導通し、発光素子ELに供給されるべき電流はバイパスされるので非発光状態になる。この様にしてフィールド期間1fが終了すると、次のフィールド期間に入り、再びサンプリングトランジスタTr1に選択パルスws[1]が印加され入力映像信号Vin*のサンプリングが行なわれる。先のフィールド期間と今回のフィールド期間ではサンプリングされる映像信号のレベルが異なる場合があるので、これを区別する為入力映像信号Vinに*印を付してある。尚、この様な映像信号の書き込み及び発光動作は線順次(行単位)で行なわれる。この為画素の各行に対し選択パルスws[1]、ws[2]・・・が順次印加されることになる。同様に選択パルスds[1]、ds[2]・・・も順次印加されることになる。
以上の様に図6の画素回路に組み込まれたブートストラップ機能は、ドライブトランジスタTr2がNチャネル型であっても発光素子ELを定電流駆動でき、発光素子ELのI−V特性の経時変化による輝度劣化をある程度防ぐことができる。しかしながら、このブートストラップ機能は必ずしも完全ではなく、改良すべき点が残されている。これにつき図8を参照して詳細に説明する。尚、図8は図6に示した表示装置から1個の画素回路を取り出した模式的回路図である。図示の画素回路5は、まずトランジスタTr3をオンしながら映像信号VsigをトランジスタTr1で保持容量C1に書き込む(サンプリング動作)。ここでは保持容量C1に映像信号Vsig電位が充電される。その後トランジスタTr1とTr3をオフする。すると保持容量C1に映像信号Vsigが充電されているので、ドライブトランジスタTr2のゲート(G)/ソース(S)間にはVgsとしてVsigがかかり、前述のトランジスタ特性式で示される様なドレイン電流が流れ、発光素子ELを通電する。この通電により発光素子ELに電圧降下が生じ、この結果ノード(S)の電位がΔVelだけ上昇する。これに伴ってブートストラップ動作により、ノード(G)の電位もΔVelだけ上昇する。この結果、ノード(G)の電位は、Vsig+ΔVelとなり、ノード(S)の電位はGND+ΔVelになる。
しかしながら上述したブートストラップ動作は理想的な場合であり、実際にはノード(G)の電位は必ずしもブートストラップ動作でΔVelまで上昇することはない。これは、ドライブトランジスタTr2のドレイン(D)が電源電位Vccに接続され、寄生容量Cdが存在する為である。この為、ノード(G)におけるブートストラップ動作での電位変化は、
ΔVG=((C1/(C1+Cd))×ΔVel
となる。ここで、ΔVG/ΔVelをブートストラップゲインと呼ぶことにする。寄生容量Cdの存在で、このブートストラップゲインは1未満となってしまう。これにより発光素子のI−V特性の経時変化(エージングによるΔVelの変化)を完全に吸収することができなくなる。具体的には、ドライブトランジスタTr2のVgsがVsigとならず、(ΔVG/ΔVel)×Vsigとなってしまう。つまり、エージングによる有機EL発光素子のI−V特性変化があると、ドライブトランジスタTr2のVgs値がVsig値よりわずかに落ちてしまい、これに伴って発光素子ELに流れる駆動電流も落ちてしまう。この寄生容量Cdの存在を完全に消すことはできないが、ブートストラップゲインをより1に近づけることは信頼性上重要である。
図9は以上に説明した各ノードにおける電位変化をまとめた表図である。ノード(G)及びノード(S)に関し、サンプリング時とブートストラップ時のそれぞれで現われる電位を示している。ノード(S)に着目すると、サンプリング時には電位がGND=0となり、ブートストラップ時には発光素子内の電圧降下でΔVelだけ上昇する。一方ノード(G)はサンプリング時にVsigとなり、ブートストラップ時には更にΔVGだけ上乗せされる。しかしながら、寄生容量Cdの存在により、ΔVGはΔVelよりも若干小さく、ブートストラップゲインは1未満である。
図10は本発明に係る画素回路の実施形態を示す回路図である。本実施形態は図8に示した画素回路の改良を目的としており、この為ブートストラップ機能に加えゲイン調整機能を組み込んでいる。本画素回路5は、行状の走査線WS,DSと列状の信号線DLとが交差する部分に配されており、少くともサンプリングトランジスタTr1と保持容量C1とドライブトランジスタTr2と負荷素子ELとで構成されている。サンプリングトランジスタTr1はゲートが走査線WSによって選択された時ソース/ドレイン間が導通して、信号線DLから映像信号Vsigをサンプリングし且つサンプリングした映像信号Vsigを保持容量C1に保持させる。ドライブトランジスタTr2は、ゲート(G)が保持容量C1に保持された信号電位Vsigを受け、且つ信号電位Vsigに応じてソース(S)/ドレイン(D)間に流れる電流で負荷素子ELに通電する。
特徴事項として本画素回路5はブートストラップ回路6とゲイン調整回路7とを備えている。ブートストラップ回路6は、負荷素子ELに対する通電に伴って上昇するドライブトランジスタTr2のソース(S)電位の第1変化分ΔVelに応じて、ドライブトランジスタTr2のゲート(G)に印加される信号電位Vsigに第2変化分を加え、以って負荷素子ELの電流−電圧特性の変動をドライブトランジスタTr2のゲート(G)にフィードバックするブートストラップ動作を行なう。一方ゲイン調整回路7は、第1変化分ΔVelに対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、第2変化分を調整する。
具体的な構成を見ると、保持容量C1は一端がサンプリングトランジスタTr1のソース及びドライブトランジスタTr2のゲート(G)に接続し、他端がドライブトランジスタTr2のソース(S)に接続している。負荷素子ELはドライブトランジスタTr2のソース(S)に接続している。ここでブートストラップ回路6は保持容量C1の他端に接続したスイッチングトランジスタTr3を含んでおり、サンプリング時オンしてドライブトランジスタTr2のソース(S)とともに保持容量C1の他端を接地電位Vssに接続し、ブートストラップ時オフしてドライブトランジスタTr2のソース(S)とともに保持容量C1の他端を接地電位Vssから切り離す。ゲイン調整回路7は、トランジスタTr4,Tr5と追加容量C2とで構成されている。トランジスタTr4は、ドライブトランジスタTr2のドレイン(D)と電源電位Vccとの間に接続されている。追加容量C2は、トランジスタTr4のゲート(X)とドライブトランジスタTr2のゲート(G)との間に接続されている。トランジスタTr5は追加容量C2及びトランジスタTr4のゲート(X)に接続し、サンプリング時導通してトランジスタTr4を常時オン状態とするに十分な電位Vxを追加容量C2に書き込む。尚ドライブトランジスタTr2のゲート(G)/(S)間電位をVgs1で表わし、ゲート(G)/ドレイン(D)間の寄生容量をCdで表わしてある。又トランジスタTr4のゲート(X)/ソース(D)間の電位をVgs2で表わし、ゲート(X)/ドレイン(Vcc)間の寄生容量をCxで表わしてある。
図11は、図10に示した本発明に係る画素回路の動作説明に供するタイミングチャートである。理解を容易にする為図7に示した参考例に係るタイミングチャートと対応する部分には対応する参照番号を付してある。図11のタイミングチャートは、ドライブトランジスタのゲート電位(G)及びソース電位(S)に加えドレイン電位(D)の波形及びノード(X)の電位波形も挙げてある。動作であるがこのタイミングチャートに示す様に、ゲイン調整回路7のトランジスタTr5はサンプリングトランジスタTr1と同じ様にWSパルスで動作させる。つまりサンプリング動作時に、X点はVxの電位に保持される。ブートストラップ動作時には、更にX点はVx電位からΔVxだけ上昇する。この時飽和領域で動作しているトランジスタTr4のソースであるノード(D)は飽和領域で動作しているドライブトランジスタTr2のドレイン(D)でもあるので、ノード(D)の電位はX点がΔVxだけ変化すると同様にΔVxだけ変化する(ソースフォロワ)。つまり、ドライブトランジスタTr2のゲートであるノード(G)がブートストラップ動作でΔVG変化すると同時に、ノード(D)がΔVxだけ変化する為、ドライブトランジスタTr2のドレイン端寄生容量Cdは電気的にほぼ見えなくなり、ブートストラップゲインが1に近づくことが分かる。
以上のブートストラップゲイン調整機能を式で表わすと、以下の数式1の様になる。数式1から明らかな様に、本画素回路のブートストラップゲインは、図8に示した参考例に係る画素回路に比べると、(1−(C1/(C1+Cd))×ΔVxだけ上がることが分かる。
Figure 0004600723
図12は、本発明に係る画素回路の他の実施例を示す模式的な回路図である。基本的には、図10に示した先の実施形態と類似しており、対応する部分には対応する参照番号を付して理解を容易にしている。異なる点は、追加容量C2がトランジスタTr4のゲート(X)とドライブトランジスタTr2のソース(S)との間に接続されていることである。係る構成により、ノード(X)の電位は保持容量C1を介することなくドライブトランジスタTr2のソース(S)の上昇に直接連動して上昇する。ブートストラップ時、ノードXの電位上昇に伴ってドライブトランジスタTr2のドレイン(D)電位が上昇する。すなわちドライブトランジスタTr2のドレイン(D)はトランジスタTr4のソースともなっているので、トランジスタTr4のゲート(X)の電位上昇に応じノード(D)の電位が上昇することになる(ソースフォロワ)。この時ブートストラップ動作によってドライブトランジスタTr2のゲート(G)電位も上昇する。この様にしてノード(D)とノード(G)との間の電位差が一定に保たれる為、両ノードの間に介在する寄生容量Cdは回路的に見えなくなる。よってブートストラップゲインが1に近づくことが分かる。
係るブートストラップゲイン調整機能は以下の数式2によって表わされる。数式2により本画素回路のブートストラップゲインが、図8に示した参考例に係る画素回路よりも、(1−(C1/(C1+Cd))×ΔVxだけ上がることが分かる。
Figure 0004600723
アクティブマトリクス表示装置及び画素回路の一般的な構成を示すブロック図である。 画素回路の参考例を示す回路図である。 図2に示した画素回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 有機EL素子のI−V特性の経時変化を示すグラフである。 ドライブトランジスタと有機EL素子の動作点の経時変化を示すグラフである。 画素回路の他の参考例を示す回路図である。 図6に示した画素回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 参考例に係る画素回路を示す回路図である。 図8に示した画素回路の各ノードにおける電位変化を挙げた表図である。 本発明に係る画素回路の実施形態を示す回路図である。 図10に示した画素回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明に係る画素回路の他の実施形態を示す回路図である。
符号の説明
1・・・画素アレイ、2・・・水平セレクタ、3・・・ドライブスキャナ、4・・・ライトスキャナ、5・・・画素回路、6・・・ブートストラップ回路、7・・・ゲイン調整回路

Claims (6)

  1. 行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されており、
    少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと負荷素子とからなり、
    前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記負荷素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、
    前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該負荷素子に通電する画素回路において、
    ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、
    前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該負荷素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該負荷素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、
    前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする画素回路。
  2. 行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されており、
    少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと負荷素子とからなり、
    前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記負荷素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、
    前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該負荷素子に通電する画素回路において、
    ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、
    前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該負荷素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該負荷素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、
    前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのソースとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする画素回路。
  3. 行状の走査線と、列状の信号線と、両者が交差する部分に各々配された画素回路とからなる表示装置であって、
    前記画素回路は、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと発光素子とからなり、
    前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記発光素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、
    前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該発光素子に通電して表示を行い、
    前記画素回路は、ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、
    前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該発光素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該発光素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、
    前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする表示装置。
  4. 行状の走査線と、列状の信号線と、両者が交差する部分に各々配された画素回路とからなる表示装置であって、
    前記画素回路は、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと発光素子とからなり、
    前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記発光素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、
    前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該発光素子に通電して表示を行い、
    前記画素回路は、ブートストラップ回路とゲイン調整回路とを備えており、
    前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、該発光素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該発光素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ動作を行ない、
    前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのソースとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなり、該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整することを特徴とする表示装置。
  5. 行状の走査線と列状の信号線とが交差する部分に各々配されており、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと負荷素子とブートストラップ回路とゲイン調整回路とからなり、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該負荷素子に通電し、
    前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記負荷素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、
    前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなる
    画素回路の駆動方法において、
    前記ブートストラップ回路が該負荷素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該負荷素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ手順と、
    前記ゲイン調整回路が該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整するゲイン調整手順とを行うことを特徴とする画素回路の駆動方法。
  6. 行状の走査線と、列状の信号線と、両者が交差する部分に各々配された画素回路とからなり、前記画素回路は、少くともサンプリングトランジスタと保持容量とドライブトランジスタと発光素子とブートストラップ回路とゲイン調整回路とからなり、前記サンプリングトランジスタは、ゲートが該走査線によって選択された時ソース/ドレイン間が導通して該信号線から信号をサンプリングし且つサンプリングした信号を該保持容量に保持させ、前記ドライブトランジスタは、ゲートが該保持容量に保持された信号電位を受け、且つ信号電位に応じてソース/ドレイン間に流れる電流で該発光素子に通電して表示を行ない、
    前記保持容量は一端が該サンプリングトランジスタのソース及び該ドライブトランジスタのゲートに接続し、他端が該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記発光素子は、該ドライブトランジスタのソースに接続し、
    前記ブートストラップ回路は、該保持容量の他端に接続したスイッチングトランジスタを含んでおり、サンプリング時オンして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位に接続し、ブートストラップ時オフして該ドライブトランジスタのソースとともに該保持容量の他端を接地電位から切り離し、
    前記ゲイン調整回路は、該ドライブトランジスタのドレインと電源電位との間に接続された第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲートと該ドライブトランジスタのゲートとの間に接続された追加容量と、該追加容量及び該第1トランジスタのゲートに接続しサンプリング時導通して該第1トランジスタを常時オン状態とするに十分な電位を該追加容量に書き込む第2トランジスタとからなる
    表示装置の駆動方法において、
    前記ブートストラップ回路が該発光素子に対する通電に伴って上昇する該ドライブトランジスタのソース電位の第1変化分に応じて、該ドライブトランジスタのゲートに印加される該信号電位に第2変化分を加え、以って該発光素子の電流−電圧特性の変動を該ドライブトランジスタのゲートにフィードバックするブートストラップ手順と、
    前記ゲイン調整回路が該第1変化分に対する第2変化分の比で規定されるブートストラップゲインを1に近づける様に、該第2変化分を調整するゲイン調整手順とを行うことを特徴とする表示装置の駆動方法。
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