JP4598717B2 - 観察システム及び観察映像信号の伝送方法 - Google Patents

観察システム及び観察映像信号の伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、立体映像を観察する観察装置に係り、特に少なくとも2つの映像信号伝送路を備え、一方が遮断された際に他方の映像信号伝送路に分配された映像信号を立体映像信号に変換し表示する観察システム及び観察映像信号の伝送方法に関する。
一般に、テレビジョン放送等の映像表示は、深さ方向の情報を持たない2次元的な平面映像である。これに対して、両眼視差を利用した対象物の奥行きに関する映像情報を有する立体(3D)映像又は、ステレオ映像が知られている。この立体映像を表示する手法として、立体視用の眼鏡を必要とする2眼式立体ディスプレイ、ゴーグル型表示装置であるヘッドマウントディスプレイ(HMD)、偏光眼鏡を用いたハイビジョンシステム、高速液晶シャッタ眼鏡を用いたフリッカレス時分割立体表示テレビシステムが公知である。また、特殊な眼鏡を用いない3次元ディスプレイ技術も知られている。
この立体映像は、奥行きに関する映像情報を有しているため、映像を見ながら物品を移動させる等の遠隔操作に好適し、距離感覚を持ちつつ操作することができる。立体映像は、例えば内視鏡により撮像された映像内の病変部を観察、又は手術を行う場合には、非常に有用な映像情報となる。このような技術として、例えば特許文献1には、対象物を立体視観察できる立体硬性内視鏡が開示されている。この立体硬性内視鏡は、少なくとも2つの撮像手段を備え、複数の映像信号間のバラツキを少なくして簡単に手間が掛からない調整を実現している。
特開平7−313451号公報
前述した公報に開示される内視鏡装置を含め、撮像部と映像処理部と表示部(モニタ)は、一体的に構成されることはなく、それぞれの機器間を伝送路により接続している。この伝送路を通じて、映像信号を含む情報信号が伝送されている。この伝送路として、例えば、撮像部から映像処理部までの接続は、撮像部が移動できるように両端にコネクタが設けられた1本の映像信号用ケーブルが用いられている。
この映像信号用ケーブルは、観察対象となる患者の近傍に配置された撮像部から床を這って映像処理部に接続される。このケーブルは、撮像部やケーブル自体が移動する度にコネクタ近傍部分に定常的に負荷が掛かる。同様に、ケーブル上を観察者等が移動するため、足やキャスタがケーブルを引っかけたり踏んだりして、ケーブルやコネクタ近傍部分に瞬間的に大きな負荷が掛かる場合がある。この経時的に掛かる負荷により、ケーブル内の配線が断線することも想定される。またケーブルを引っかけた場合には、コネクタが外れ又は破損が生じたり、コネクタが外れなくともケーブル内の配線が断線する虞がある。
このような断線事故が発生した場合には、当然、映像信号の伝送路が遮断され、映像表示部に表示される映像が消滅する。従って、このような断線事故が生じた場合には、観察又は処理を中断して、ケーブルを別の物に交換するか、観察装置全体を代替しなければならない。
そこで本発明は、撮像部及び映像処理部間を複数の伝送路で接続し、分配された映像信号を伝送し、伝送路の遮断事故が発生した際に、残りの正常なケーブルを伝送される映像信号を用いて立体映像を生成することができる観察システム及び観察映像信号の伝送方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、視差を有する2つの映像を撮像する撮像部と、撮像された2つの映像信号を分配し、補完関係を有する2つの複合映像信号を生成する映像複合部と、前記映像複合部により複合生成された前記2つの複合映像信号を個別に伝送する分離した2つの伝送路と、前記2つの伝送路を経て伝送された前記2つの複合映像信号を再分配し前記撮像された2つの映像信号を復元する信号復元部と、前記信号復元部内に設けられ、前記2つの伝送路から伝送される前記2つの複合映像信号の有無により前記伝送路の遮断を検出する映像信号遮断検出部と、前記信号復元部により復元された前記撮像された2つの映像信号を立体映像として表示する表示部とで構成され、前記2つの伝送路のうちの一方が遮断された際に、他方の伝送路で伝送された前記複合映像信号に対して、前記撮像部に撮像された2つの映像に対応づけて再分配して立体映像として表示する観察システムを提供する。
また本発明は、撮像部により観察対象物に対して視差を有する2つの映像を撮像し、信号複合部により撮像された2つの映像信号を分配して補完関係を有する2つの複合映像信号を生成し、前記映像複合部により複合生成された前記2つの複合映像信号を分離した2つの伝送路で個別に伝送し、信号復元部により前記2つの伝送路を経て伝送された前記2つの複合映像信号を再分配して前記撮像された2つの映像信号に復元し、映像信号遮断検出部により前記信号復元部内に設けられ、前記2つの伝送路から伝送される前記2つの複合映像信号の有無により前記伝送路の遮断を検出し、前記2つの伝送路のうちの一方が遮断された際に、他方の伝送路で伝送された前記複合映像信号に対して、前記撮像部に撮像された2つの映像に対応づけて再分配し、表示部により立体映像として1つの表示領域に順次又は異なる表示領域に同時に表示される観察システムの観察映像信号の伝送方法を提供する。
本発明によれば、撮像部及び映像処理部間を複数の伝送路で接続し、分配された映像信号を伝送し、伝送路の遮断が発生した際に、残りの正常なケーブルを伝送される映像信号を用いて立体映像を生成することができる観察システム及び観察映像信号の伝送方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本発明による観察システムが搭載された手術用観察装置の概略的な全体構成を示す図である。図2(a),(b)は、観察システムにおける立体撮像部の詳細な構成を示す断面構成図である。
この手術用観察装置1は、手術台2近傍に配置され、手術台2上に臥せる図示しない患者の患部等を撮像する立体撮像部3と、撮像された映像信号から立体映像(2つの映像間で視差のある映像)を生成する映像処理部4と、生成された立体映像を通常の倍走査速度(倍速スキャン)により表示する立体モニタ5とで構成される。
立体撮像部3は、キャスタ10を備え床上を移動可能な架台部11と、架台部11の上端に設けられ、回動、屈曲及び伸縮自在なアーム部12と、アーム部12の先端に設けられて後述する撮像光学系及び撮像素子を内蔵する鏡体部13とで構成される。尚、この例では、立体撮像部3を外部から観察対象を撮像する構成として示しているが、勿論これに限定されるものではなく、体腔内に挿入される内視鏡に搭載される撮像部にも容易に適用することができる。
映像処理部4は、後述する映像処理を行う第1のカメラコントロールユニット(CCU)21と、同様な第2のカメラコントロールユニット(CCU)22と、照明光を発光する光源部23とを備え、これらは筐体24に収納されている。これらの第1、2 CCU21,22は、後述する各実施形態にも用いているが、入力した映像信号に対して、例えば、輝度調整やホワイトバランス調整等の種々の映像処理を施す。特に、異なる撮像素子により撮像した映像を交互に又は合成するため、輝度差によるちらつきや観察対象の色彩などの違いを無くし、映像の切り換わり時に違和感を無くすことが好ましい。
また、筐体24は、キャスタ25を備え、床上を移動可能な手術椅子26の座面下方に配置されている。立体モニタ5は、表示画面が例えば、液晶表示パネル(LCD)からなり、手術椅子26から張り出した湾曲自在な支持アーム27に取り付けられて、所望する高さ位置で立体映像を観察することができる。立体モニタ5は、倍速スキャンにより立体映像を表示することができ、例えば、一般的なテレビジョンによる1秒あたり30フレームの表示性能に対して、少なくとも60フレームの表示性能を有している。
図2(a)は、鏡体部13の上方から見た断面構成を示す図であり、図2(b)は、側面方向から見た断面構成を示す図である。
この鏡体部13は、立体映像を撮像するために、独立した2つの撮像光学系31,32及び2つの第1,2撮像素子33,34で構成される2系統の撮像部を備えている。以降の説明において、本実施形態では、第1撮像素子33により撮像された映像信号を左目用の映像信号L1,L2…とし、第2撮像素子34により撮像された映像信号を右目用の映像信号R1,R2…として説明する。これらの第1,2撮像素子33,34は、固体撮像素子例えば、CCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサ等により構成されている。尚、本実施形態では、鏡体部13を2つの撮像系として説明するが、それ以上の撮像系の数を備えていてもよい。
撮像光学系31,32は、同じ構成であり、それぞれ、入射した光束(観察像)の向きを変える第1,第2偏向プリズム35,36と、光束の断面方向の向き(回転)を変えるイメージローテータ37と、第1,2の対物レンズ38,39と、第1,第2ズームレンズ40,41と、第1,第2結像レンズ42,43とが筐体44に収納されて構成される。撮像光学系31,32において、第1,第2偏向プリズム35,36とイメージローテータ37は必須ではない。
撮像素子33,34の映像信号出力は、映像信号の伝送路となる第1,第2の映像信号伝送ケーブル27,28を通じて第1,第2CCU21,22にそれぞれ送出される。また、光源部23で発光された照明光は、ライトガイドケーブル29を通過して鏡体部13に設けられた窓44から照射され、立体撮像部3の撮像範囲内を均一に照明する。尚、立体モニタ5は、倍走査速度(倍速スキャン)の表示性能を有することが好ましいが、倍速スキャンに限定されるものではなく、表示性能は劣るが通常のスキャン速度(30フレーム/秒)であっても適用することは可能である。また、本実施形態を含む以下に説明する各実施形態において、表示部である立体モニタは、1台を用いてモニタ画面に交互に表示してもよいし、1つのモニタ画面を分割して異なる表示領域に表示してもよいし、2台の立体モニタによる異なるモニタ画面(表示領域)を用いて同時に映像を表示してもよい。
図3には、本発明の観察システムに係る第1の実施形態の構成例 を示す。
この観察システムは、前述した鏡体部13の第1,2撮像素子33,34と、伝送路を切り換えて映像信号を出力する信号複合部51と、第1,2CCU21,22と、信号復元部52と、立体モニタ5とで構成される。
このような構成のうち、信号複合部51は、第1撮像素子33による左目用映像信号を一旦格納するフレームメモリ53と、第2撮像素子34による右目用映像信号を一旦格納するフレームメモリ54と、同時に切り換わり、それぞれに異なる伝送路に映像信号を出力するスイッチ回路55,56とで構成される。スイッチ回路55から出力された映像信号は、第1の映像信号伝送ケーブル27を伝送され第1のCCU21で映像処理された後、信号復元部52のスイッチ回路62に入力する。また、スイッチ回路56から出力された映像信号は、第2の映像信号伝送ケーブル28を伝送され第2のCCU22で映像処理された後、信号復元部52のスイッチ回路61に入力する。尚、スイッチ回路55,56の切り換えにより生成された2つの映像信号は、元の2つの映像を復元できるように補完関係(時間的にほぼ一致した左右の映像信号を組み合わせた信号を意味する)を有している。基本的には、この切り換え処理の際に、視差を持って撮像された映像信号から排除される映像信号は無いものとするが、設定により排除される映像信号があってもよい。例えば、映像の周辺部で観察対象の範囲外の映像信号等は排除される場合もある。
信号復元部52は、同時に切り換えられるスイッチ回路61,62と、スイッチ回路61の切り換えにより振り分けられた映像信号をそれぞれ格納するフレームメモリ63,64と、スイッチ回路62の切り換えにより振り分けられた映像信号をそれぞれ格納するフレームメモリ65,66と、それぞれのフレームメモリに格納された映像信号を読み出して立体モニタ5に表示させる信号読み出し制御部67と、第1,第2の映像信号伝送ケーブル27,28の断線により映像信号の伝送路が遮断されたことを検出する映像信号検出部68とで構成される。
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態の観察システムによる立体映像の生成について説明する。ここで、図4(a)は、第1撮像素子33により撮像されたインターレース映像信号(左目用映像)の一例を示し、図4(b)は、第2撮像素子34により撮像されたインターレース映像信号(右目用映像)の一例を示し、図4(c)は、信号複合部51から第1CCU21に送出されるインターレース映像信号の例を示し、図4(d)は、信号複合部51から第2CCU22に送出されるインターレース映像信号の例を示す図である。また、図5(a)は、第1,2の映像信号伝送ケーブル27,28が正常の場合の信号復元部52により立体映像化されてモニタに送出される映像信号の例を示し、図5(b)は、第2の映像信号伝送ケーブル28が断線した時の第1CCU21が送出した映像信号のみを用いて立体映像化されてモニタに送出される映像信号の例を示し、図5(c)は、第1の映像信号伝送ケーブル27が断線して、第2CCU22が送出した映像信号のみを用いて立体映像化されてモニタに送出される映像信号の例を示す図である。各図4,図5に示すインターレース映像信号において、L1,L2…は、左目用の1/2フレーム映像信号であり、R1,R2…は、右目用の1/2フレーム映像信号とする。
図4(a)に示すように、第1撮像素子33により撮像された左目用の映像信号は、インターレース映像信号であるため、2つの1/2フレーム映像信号(又は1フィールド)L1とL2により第1の左目用映像が形成される。以後同様に、1/2フレーム映像信号L3とL4による第2の左目用映像として、順次撮像されて時系列的に出力される。また、図4(b)に示すように、第2撮像素子34により撮像された右目用の映像信号は、同様にインターレース映像信号であり、1/2フレーム映像信号R1とR2により第1の右目用映像が形成される。これらの1/2フレーム映像信号は、一旦フレームメモリ53に格納される。以降同様に、1/2フレーム映像信号R3とR4による第2の右目用映像として、順次撮像されて、撮像時系列的に出力される。
信号複合部51は、フレームメモリ53,54に取り込まれたこれらの1/2フレーム映像信号を図示しない制御部の指令により切り換え動作するスイッチ回路55,56に読み出す。これらのスイッチ回路55,56は、第1,2の映像信号伝送ケーブル27,28による2つの伝送路に互い違い接続するように切り換え動作を行っている。その切り換え動作は、1/2フレーム映像信号がスイッチ回路55,56を通過する期間毎に切り換えられている。
第1の映像信号伝送ケーブル27及び第2の映像信号伝送ケーブル28による伝送路が正常な場合について説明する。
信号複合部51のスイッチ回路55から第1映像信号伝送ケーブル27を経て第1CCU21に伝送される映像信号は、図4(c)に示すように、1/2フレーム映像信号L1,R2,L3,R4,L5…となる。つまり、第1撮像素子33により撮像された奇数番号の1/2フレーム映像信号(奇数フィールド映像信号)L1,L3,L5…と、第2撮像素子34により撮像された偶数番号の1/2フレーム映像信号(偶数フィールド映像信号)R2,R4…とが交互に配置された形態となる。同様に、スイッチ回路56から第2映像信号伝送ケーブル28を経て第2CCU56に伝送される映像信号は、図4(d)に示すように、1/2フレーム映像信号R1,L2,R3,L4,R5…となる。つまり、第2撮像素子34により撮像された奇数番号の1/2フレーム映像信号R1,R3,R5…と、第1撮像素子33により撮像された偶数番号の1/2フレーム映像信号L2,L4…とが交互に配置された形態となる。
そして、第1,2CCU21,22の映像処理により輝度差によるちらつきや観察対象の色彩などの違いを無くし、映像の切り換わり時に違和感を無くしている。第1CCU21から出力された1/2フレーム映像信号L1,R2,L3,R4,L5…は、信号復元部52のスイッチ回路62に入力される。スイッチ回路62は、入力された映像信号を左目用又は右目用に分配して、フレームメモリ63,64にそれぞれ格納する。例えば、右目用映像信号R2,R4…をフレームメモリ63に格納し、左目用映像信号L1,L3,L5…をフレームメモリ64に格納する。同様に、第2CCU22から出力された1/2フレーム映像信号R1,L2,R3,L4,R5…が信号復元部52のスイッチ回路62に入力される。スイッチ回路61は、入力された映像信号を左目用又は右目用に分配して、フレームメモリ65,66に格納する。例えば、右目用映像信号R1,R3,R5…をフレームメモリ65に格納し、左目用映像信号L2,L4…をフレームメモリ66に格納する。
これら映像信号の分配処理により、フレームメモリ63〜66には、第1,2撮像素子33,34に撮像された全ての1/2フレーム映像信号が分配されて格納されている。分配形態としては、インターレース映像信号の場合、一方の撮像素子により撮像された右目用の1/2フレーム映像信号が奇数フィールドと偶数フィールドに分離される。同様に、他方の撮像素子により撮像された左目用の1/2フレーム映像信号が奇数フィールドと偶数フィールドに分離される。異なる撮像素子による奇数フィールド(右目用)と偶数フィールド(左目用)を一組とし、他の奇数フィールド(左目用)と偶数フィールド(右目用)を一組として、伝送用の映像信号としてそれぞれ作成する。これらの組の映像信号を、フレームを基準として同期させてケーブルで伝送した後、それぞれの映像信号を奇数フィールドと偶数フィールドに分けて、別々にフレームメモリに格納する。
信号読み出し制御部67は、このように格納された各フレームメモリ63〜66から図5(a)に示すような組み合わせで1/2フレーム映像信号を読み出して、立体モニタ5に表示させる。この例では、1/2フレーム映像信号が、L1,R1,L2,R2,L3,R3,L4,R4,L5,R5…の順にモニタ画面に表示される。図5(a)〜(c)に示す映像信号は、図4に示した映像信号に比べて半分の幅で示しているが、同じデータ量の映像信号が半分の時間で表示されていることを示唆するものである。即ち、図4では、30フレーム/秒が図5では60フレーム/秒が表示されている。
しかし、第2の映像信号伝送ケーブル28に断線事故が発生した場合、第1の映像信号伝送ケーブル27を通じて第1CCU21から出力された1/2フレーム映像信号L1,R2,L3,R4,L5…のみが信号復元部52に入力される。従って、スイッチ回路62の切り換え動作により、例えば、右目用映像信号R2,R4…がフレームメモリ63に格納され、左目用映像信号L1,L3,L5…がフレームメモリ64に格納される。この時、映像信号検出部68は、スイッチ回路61に映像信号が入力されていないことを検出して、信号読み出し制御部67にその旨の検出信号を出力する。この時、スイッチ回路61は駆動せず、停止状態となる。
信号読み出し制御部67は、予め定められた制御プログラムに従い、フレームメモリ63,64に格納される1/2フレーム映像信号L1,R2,L3,R4,L5…を用いて立体映像を生成する。
具体的には、図5(b)に示すように、1/2フレーム映像信号をL1,R2,L1,R2,L3,R4,L3,R4,L5,R6…の順に立体モニタ5に表示させる。つまり、1/2フレーム映像信号L1,R2の組を2度繰り返して表示させる。以降同様に1/2フレーム映像信号L3,R4の組から以降を順次2度繰り返して表示させる。つまり、実質的に1つの1/2フレーム映像信号が1/2フレーム期間(1フィールド期間)を空けて繰り返して表示されている。これにより、例えば、正常時が1秒間に60フレームの(時系列的に変化する)異なる映像を表示するのであれば、断線時にも同じ60フレームを表示しているが、同じ映像を2度繰り返して表示するため、実質的には30フレームの表示となっている。
一方、第1の映像信号伝送ケーブル27に断線事故が発生した場合、第2の映像信号伝送ケーブル28を通じて第2CCU22から出力された1/2フレーム映像信号R1,L2,R3,L4,R5…のみが信号復元部52に入力される。従って、スイッチ回路61の切り換え動作により、例えば、右目用映像信号R1,R3,R5…がフレームメモリ63に格納され、左目用映像信号L2,L4,L6…がフレームメモリ66に格納される。映像信号検出部68は、スイッチ回路62に映像信号が入力されていないことを検出して、信号読み出し制御部67にその旨の検出信号を出力する。この時、スイッチ回路62は駆動せず、停止状態となる。
前述したと同様に、信号読み出し制御部67は、予め定められた制御プログラムに従い、フレームメモリ65,66に格納される1/2フレーム映像信号R1,L2,R3,L4,R5…を用いて立体映像を生成する。具体的には、図5(c)に示すように、1/2フレーム映像信号をL2,R1,L2,R1,L4,R3,L4,R3,L6,R5…の順に立体モニタ5に表示させる。1/2フレーム映像信号L2,R1の組を2度繰り返して表示させる。以降同様に1/2フレーム映像信号L4,R3の組から以降を順次2度繰り返して表示させる。つまり、実質的に1つの1/2フレーム映像信号が1/2フレーム期間(1フィールド期間)を空けて繰り返して表示されている。この表示においても、例えば、正常時が1秒間に60フレームの(時系列的に変化する)異なる映像を表示するのであれば、断線時にも同じ60フレームを表示しているが、同じ映像を2度繰り返して表示するため、実質的には30フレームの表示となっている。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、実質的に60フレームの映像が30フレームの映像となるため、正常時に比べて、時間分解能は落ちるが空間分解能は低下させず、即ち、奥行きに関する映像情報を低下させずに、高画質の立体映像を得ることができる。従って、観察対象の動きが遅く、且つ奥行きに関する情報を維持したい処理に好適する。これを高画質モードとする。例えば、処置具の動きや病変部の蠕動運動が少ないが、距離感を必要とする手術に好適する。
次に、図6には、本発明の観察システムに係る第2の実施形態の構成例を示し説明する。尚、本実施形態の構成部位で前述した図3に示した第1の実施形態と同等の構成部位には同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この観察システムは、プログレッシブ撮像を行うシステムであり、前述した鏡体部13内に設けられる第1,2撮像素子71,72と、伝送路を切り換えて映像信号を出力する信号複合部73と、信号復元部52と、第1,2CCU21,22と、立体映像コンバータ76と、視差バリア方式の立体モニタ77とで構成される。視差バリア方式としては、パララックスバリア式、レンチキュラ式、解析格子アレー式等が公知である。本実施形態は、いずれの方式であっても適用することが可能である。
第1,2撮像素子71,72は、プログレッシブスキャン方式により撮像を行う撮像素子である。信号複合部73は、第1撮像素子71による左目用プログレッシブ映像信号L1,L2,L3,L4,L5…を一旦格納するフレームメモリ(ビデオメモリ)74と、第2撮像素子72による右目用プログレッシブ映像信号R1,R2,R3,R4,R5…を一旦格納するフレームメモリ(ビデオメモリ)75と、前述したと同様な同時に切り換え動作を行い、それぞれに異なる2つの伝送路に映像信号を出力するスイッチ回路55,56とで構成される。スイッチ回路55から出力されたプログレッシブ映像信号は、一方の伝送路となる第1の映像信号伝送ケーブル27を伝送され、信号復元部52のスイッチ回路62に入力する。またスイッチ回路56から出力されたプログレッシブ映像信号は、他方の伝送路となる第2の映像信号伝送ケーブル28を伝送され、信号復元部52のスイッチ回路62に入力する。
信号復元部52は、同時に切り換えられるスイッチ回路61,62と、スイッチ回路61の切り換えにより振り分けられたプログレッシブ映像信号をそれぞれ格納するフレームメモリ63,64と、スイッチ回路62の切り換えにより振り分けられたプログレッシブ映像信号をそれぞれ格納するフレームメモリ65,66と、各フレームメモリに格納されたプログレッシブ映像信号を後述するタイミングで読み出し制御部67と、映像信号検出部68とで構成される。
読み出し制御部67により読み出されたプログレッシブ映像信号は、前述した映像処理を施す第1のCCU21及び第2のCCU22に入力される。第1のCCU21及び第2のCCU22で映像処理を施されたプログレッシブ映像信号は、立体映像コンバータ76に入力されて映像合成及び変換された後、立体モニタ77に立体映像として表示される。
次に、図7及び図8を参照して、本実施形態の観察システムによる立体映像の生成について説明する。ここで、図7(a)は、第1撮像素子71により撮像されて時系列的に出力されるプログレッシブ映像信号(左目用映像)の一例を示し、図7(b)は、第2撮像素子72により撮像されて時系列的に出力されるプログレッシブ映像信号(右目用映像)の一例を示し、図7(c)は、信号複合部73から信号復元部52(スイッチ回路62)に送出されるプログレッシブ映像信号の例を示し、図7(d)は、信号複合部51から信号複合部52(スイッチ回路61)に送出されるプログレッシブ映像信号の例を示す図である。また、図8(a)は、第1の映像信号伝送ケーブル27が断線した時の立体映像化されてモニタに送出される左目用映像信号の例を示し、図8(b)は、第1の映像信号伝送ケーブル27が断線した時の立体映像化されてモニタに送出される右目用映像信号の例を示し、図8(c)は、第2の映像信号伝送ケーブル28が断線した時の立体映像化されてモニタに送出される左目用映像信号の例を示し、図8(d)は、第2の映像信号伝送ケーブル28が断線した時の立体映像化されてモニタに送出される右目用映像信号の例を示す図である。各図7、図8に示すプログレッシブ映像信号において、L1,L2…は、左目用の2フレーム映像信号であり、R1,R2…は、右目用のフレーム映像信号を示している。また例えば、プログレッシブ映像信号L1において、各フレーム内の奇数(odd)フィールドに対しては、L1oとし、偶数(even)フィールドに対しては、L1eと示し説明する。
図7(a)に示すプログレッシブ映像信号(左目用映像)は、第1撮像素子71により撮像され、信号複合部74のフレームメモリ74に一旦格納され、同様に、図7(b)に示すプログレッシブ映像信号(右目用映像)は、第2撮像素子72により撮像され、フレームメモリ75に一旦格納される。
これらのフレームメモリ74,75に取り込まれたプログレッシブ映像信号は、図示しない制御部の指令により切り換え動作するスイッチ回路55,56のいずれか一方に読み出される。これらのスイッチ回路55,56は、第1、2の映像信号伝送ケーブル27,28による2つの伝送路に互い違い接続するように切り換え動作を行っている。その切り換え動作は、プログレッシブ映像信号における1フィールド(奇数フィールド又は偶数フィールド)がスイッチ回路55,56を通過する期間毎に同時に切り換えられ、各フィールドが同期された状態で出力される。このような切り換え動作により、スイッチ回路55は、プログレッシブ映像信号(L1o+R1e),(L1o+R1e),(L2o+R2e),(L3o+R3e),(L4o+R4e),(L5o+R5e)…を出力する。つまり、図7(c)に示すように、スイッチ回路55から第1撮像素子71に撮像されたプログレッシブ映像信号における奇数フィールドと第2撮像素子72に撮像された偶数フィールドが合わせされた各フレームのプログレッシブ映像信号が第1の映像信号伝送ケーブル27に送出される。また、スイッチ回路56は、スイッチ回路55プログレッシブ映像信号(R1o+L1e),(R1o+L1e),(R2o+L2e),(R3o+L3e),(R4o+L4e),(R5o+L5e)…を第2の映像信号伝送ケーブル28に出力する。 図7(d)に示すように、スイッチ回路56から第2撮像素子72に撮像されたプログレッシブ映像信号における奇数フィールドと第1撮像素子71に撮像された偶数フィールドが合わせされた各フレームのプログレッシブ映像信号が送出される。
第1の映像信号伝送ケーブル27及び第2の映像信号伝送ケーブル28による伝送路が正常な場合について説明する。
信号複合部51のスイッチ回路55から第1映像信号伝送ケーブル27を経て出力されたプログレッシブ映像信号(L1o+R1e)…は、信号復元部52のスイッチ回路62に入力される。このスイッチ回路62は、前述したスイッチ回路55(56)と同様な1フィールド期間の切り換えにより、入力されたプログレッシブ映像信号を左目用のL1o,L2o,L3o,L4o,L5oを例えば、フレームメモリ65に格納し、及び右目用のR1e,R2e,R3e,R4e,R5eをフレームメモリ66にそれぞれ分配して格納する。
同様に、スイッチ回路56から第2映像信号伝送ケーブル28を経て出力されたプログレッシブ映像信号(R1o+L1e)…は、信号復元部52のスイッチ回路61に入力される。このスイッチ回路61は、スイッチ回路62と同時に切り換えられ、入力されたプログレッシブ映像信号を右目用のR1o,R2o,R3o,R4o,R5oを例えば、フレームメモリ63に格納し、及び左目用のL1e,L2e,L3e,L4e,L5eをフレームメモリ64にそれぞれ分配して格納する。
次に、読み出し制御部67に制御によりフレームメモリ66から読み出されたプログレッシブ映像信号L1o,L2o,L3o,L4o,L5oは、第1CCU21に入力されて前述した映像処理を施される。同様に、フレームメモリ64から読み出されたプログレッシブ映像信号L1e,L2e,L3e,L4e,L5eは、第2CCU22に入力されて前述した映像処理を施される。映像処理されたこれらのプログレッシブ映像信号は、立体映像コンバータ76により、合成されて図7(a)に示すプログレッシブ映像信号L1,L2,L3,L4,L5として立体モニタ77に出力される。
同様に、フレームメモリ65及びフレームメモリ63から読み出されたプログレッシブ映像信号R1o,R2o,R3o,R4o,R5o及びR1e,R2e,R3e,R4e,R5eは、第1CCU21及び第2CCU22により映像処理が施される。さらに、立体映像コンバータ76により、合成されて図7(b)に示すプログレッシブ映像信号R1,R2,R3,R4,R5として立体モニタ77に出力される。視差バリア表示を行う立体モニタ77においては、プログレッシブ映像信号L1とR1が同時に表示されて、専用の眼鏡を必要とせずに、左右の目の視差による立体画像を視認することができる。
しかし、第2の映像信号伝送ケーブル28に断線事故が発生した場合、第1の映像信号伝送ケーブル27を通じて伝送されたプログレッシブ映像信号(L1o+R1e)…が信号復元部52のスイッチ回路62に入力される。このスイッチ回路62は、前述した1フィールド期間の切り換えにより、例えば、プログレッシブ映像信号における左目用のL1o,L2o,L3o,L4o,L5oを例えば、フレームメモリ65に格納し、及び右目用のR1e,R2e,R3e,R4e,R5eをフレームメモリ66にそれぞれ分配して格納する。一方、スイッチ回路56から第2の映像信号伝送ケーブル28を経て伝達されるスイッチ回路61へのプログレッシブ映像信号は遮断されている。この時、映像信号検出部68は、第2の映像信号伝送ケーブル28からプログレッシブ映像信号の伝送が無いことを検出して、読み出し制御部67にその検出信号を出力する。この時、スイッチ回路61は駆動せず、停止状態となる。
読み出し制御部67は、フレームメモリ65から図8(a)に示す左目用のプログレッシブ映像信号L1o,L2o,L3o,L4o,L5oを読み出して第1CCU21に入力させる。第1CCU21では、プログレッシブ映像信号L1o〜L5oに前述した映像処理を施して立体画像コンバータ76に出力する。同時に読み出し制御部67は、フレームメモリ66から図8(b)に示す右目用のプログレッシブ映像信号R1e,R2e,R3e,R4e,R5eを読み出して第2CCU22に入力させる。第2CCU22では、プログレッシブ映像信号R1e〜R5eに前述した映像処理を施して立体画像コンバータ76に出力する。立体映像コンバータ76は、プログレッシブ映像信号L1o〜L5o及びR1e〜R5eを合成して、視差バリア表示を行う立体モニタ77においては、プログレッシブ映像信号L1oとR1eが同時に表示されて立体画像として視認することができる。
また、第1の映像信号伝送ケーブル27に断線事故が発生した場合、第2の映像信号伝送ケーブル28を通じて伝送されたプログレッシブ映像信号(R1o+L1e)…が信号復元部52のスイッチ回路61に入力される。このスイッチ回路61は、前述した1フィールド期間の切り換えにより、例えば、プログレッシブ映像信号における右目用のR1o,R2o,R3o,R4o,R5oを例えば、フレームメモリ63に格納し、及び左目用のL1e,L2e,L3e,L4e,L5eをフレームメモリ64にそれぞれ分配して格納する。一方、スイッチ回路55から第1の映像信号伝送ケーブル27を経て伝達されるスイッチ回路62へのプログレッシブ映像信号は遮断されている。この時、映像信号検出部68は、第1の映像信号伝送ケーブル27からプログレッシブ映像信号の伝送が無いことを検出して、読み出し制御部67にその検出信号を出力する。この時、スイッチ回路62は駆動せず、停止状態となる。
読み出し制御部67は、フレームメモリ63から図8(d)に示す左目用のプログレッシブ映像信号L1e,L2e,L3e,L4e,L5eを読み出して第1CCU21に入力させる。第1CCU21では、プログレッシブ映像信号L1e〜L5eに前述した映像処理を施して立体画像コンバータ76に出力する。同時に読み出し制御部67は、フレームメモリ64から図8(c)に示す右目用のプログレッシブ映像信号R1o,R2o,R3o,R4o,R5oを読み出して第2CCU22に入力させる。第2CCU22では、プログレッシブ映像信号R1o〜R5oに前述した映像処理を施して立体画像コンバータ76に出力する。立体映像コンバータ76は、プログレッシブ映像信号L1e〜L5e及びR1o〜R5oを合成して、視差バリア表示を行う立体モニタ77においては、プログレッシブ映像信号L1eとR1oが同時に表示されて立体画像として視認することができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、1つの伝送路が遮断された場合は、映像のフレーム数は減少せず、例えば、60フレームは維持されるが、1フレームのプログレッシブ映像がインターレース映像と同様な1/2フレーム映像となるため画質は低下する。つまり、正常時に比べて、空間分解能は落ちるが時間分解能は低下させず、即ち、画像の質は低下するが高速性は維持させることができる。これを高速度モードとする。従って、観察対象の動きが速い例えば、処置具の動きや病変部の蠕動運動に速さがあるが、深さ方向の距離感を必要しない手術に好適する。
次に、図9には、本発明の観察システムに係る第3の実施形態の構成例を示し説明する。尚、本実施形態の構成部位で前述した図6に示した第2の実施形態と同等の構成部位には同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この観察システムは、プログレッシブ撮像を行うシステムであり、前述した鏡体部13内に設けられる第1,2撮像素子71,72と、第1,2CCU21,22と、伝送路を切り換えて映像信号を出力する信号複合部73と、信号復元部52と、前述した高画質モードと高速モードとの切り換えを行う表示モード切換部81と、立体映像コンバータ76と、視差バリア方式の立体モニタ77とで構成される。
このような構成において、第1,2撮像素子71,72で撮像されたプログレッシブスキャン方式で撮像された映像信号が第1,2CCU21,22により前述した映像処理が施されて、輝度差によるちらつきや観察対象の色彩などの違いを無くし、フレームの合成や映像の切り換わり時の違和感を無くしている。図10(a)は、第1撮像素子71で撮像されたプログレッシブ映像信号L1,L2,L3,L4,L5…を示している。また、図10(b)は、第2撮像素子72で撮像されたプログレッシブ映像信号R1,R2,R3,R4,R5…を示している。
信号複合部73においては、スイッチ回路55の切り換え動作により、図10(c)に示すプログレッシブ映像信号(L0e+L1o),(R1e+R2o),(L2e+L3o),(R3e+R4o),(L4e+L5o)…が第1の映像信号伝送ケーブル27に出力される。またスイッチ回路55と同じ切り換え動作を行うスイッチ回路56からは、図10(d)に示すようなプログレッシブ映像信号(R0e+R1o),(L1e+L2o),(R2e+R3o),(L3e+L4o),(R4e+R5o)…が第2の映像信号伝送ケーブル28に出力される。
第1の映像信号伝送ケーブル27及び第2の映像信号伝送ケーブル28による伝送路が正常な場合について説明する。各第1、2の映像信号伝送ケーブル27,28を伝送されたプログレッシブ映像信号は、信号復元部52のスイッチ回路61,62に入力される。
スイッチ回路61は、前述した1フィールド期間の切り換えにより、入力されたプログレッシブ映像信号を奇数フィールドと偶数フィールドに分配して、それぞれのフィールドをフレームメモリ65,66に格納する。例えば、フレームメモリ65には、偶数フィールドに関するLOe,R1e,L2e,R3e,L4e …が格納される。一方、フレームメモリ66には、L1o,R2o,L3o,R4o,L5o …が格納される。
同様に、フレームメモリ63には、偶数フィールドに関するR0e,L1e,R2e,L3e,R4e …が格納される。一方、フレームメモリ64には、奇数フィールドに関する R1o,L2o,R3o,L4o,R5o…が格納される。その後、読み出し制御部67の制御により、各フレームメモリ63〜66からプログレッシブ映像信号が読み出されて、立体画像コンバータ76の合成により図10(a)、(b)に示すようなプログレッシブ映像信号L1〜L5…及びR1〜R5…がそれぞれ生成され、立体モニタ77に表示される。
しかし、第2の映像信号伝送ケーブル28に断線事故が発生した場合、第1の映像信号伝送ケーブル27を通じて伝送されたプログレッシブ映像信号L0e 〜L4e …、L1o 〜L5o …が信号復元部52のスイッチ回路62に入力される。このスイッチ回路62による切り換えにより、前述したように、フレームメモリ65には、偶数フィールドに関するLOe,R1e,L2e,R3e,L4e …が格納される。一方、フレームメモリ66には、L1o,R2o,L3o,R4o,L5o …が格納される。この時、映像信号検出部68は、第2の映像信号伝送ケーブル28の断線によりプログレッシブ映像信号が伝送されていないことを検出して、読み出し制御部67にその検出信号を出力する。この時、スイッチ回路61は駆動せず、停止状態となる。
ここで、表示モード切換部81は、高画質モードを選択する。
読み出し制御部67は、フレームメモリ65及びフレームメモリ66からそれぞれのプログレッシブ映像信号を読み出して、図11(a)に示す左目用のプログレッシブ映像信号(LOe+L1o),(LOe+L1o),(L2e+L3o ),( L2e+L3o ),( L4e+L5o) …を生成して、立体映像コンバータ76に出力する。また、同じタイミングで、図11(b)に示す右目用のプログレッシブ映像信号(R1e+R0o),(R1e+R2o),(R1e+R2o ),( R3e+R4o ),( R3e+R4o) …を生成して、立体映像コンバータ76に出力する。
立体映像コンバータ76は、左目右目用のプログレッシブ映像信号を合成して、例えば、プログレッシブ映像信号(LOe+L1o)及び(R1e+R0o)…による映像を立体モニタ77に表示する。
また、第1の映像信号伝送ケーブル27に断線事故が発生した場合、第2の映像信号伝送ケーブル28を通じて伝送されたプログレッシブ映像信号R0e 〜R4e …及びR1o 〜R5o …が信号復元部52のスイッチ回路61に入力される。この時、スイッチ回路62は駆動せず、停止状態となる。同様に読み出し制御部67は、フレームメモリ65及びフレームメモリ66からそれぞれのプログレッシブ映像信号を読み出して、右目用のプログレッシブ映像信号( R0e +R1o ),(R2e +R3o ),(R4e +R5o )及び左目用のプログレッシブ映像信号(L1e L0o ),(L1e L2o ),(L3e+L4o )をそれぞれ立体映像コンバータ76に出力する。立体映像コンバータ76は、左目右目用のプログレッシブ映像信号を合成して立体モニタ77に表示する。
しかし、第2の映像信号伝送ケーブル28に断線事故が発生した場合において、表示モード切換部81が高速度モードを選択した例について説明する。
読み出し制御部67は、フレームメモリ65及びフレームメモリ66から、図11(c)に示す左目用のプログレッシブ映像信号LOe,L1o,L2e,L3o,L4e …を読み出して、立体映像コンバータ76に出力する。また、同じタイミングで、フレームメモリ65及びフレームメモリ66から、図11(d)に示す右目用のプログレッシブ映像信号R0o,R1e,R2o,R3e,R4o …を生成して、立体映像コンバータ76に出力する。
立体映像コンバータ76は、左目右目用のプログレッシブ映像信号を合成して、例えば、プログレッシブ映像信号LOe及びR0o…による映像を立体モニタ77に表示する。
以上説明したように、本実施形態によれば、前述した第1、第2の実施形態の効果に加えて、高画質モードと高速モードを切り換える表示モード切換部を設けることにより、手術などの処理のタイプに応じて、適宜切り換えて観察することができる。
尚、前述した各実施形態においては、インターレース映像信号及びプログレッシブ映像信号例に用いて、奇数又は偶数フィールドの1フィールド単位で映像信号を分配して、2つの伝送用の映像信号を作成している例について説明した。分配については、1フィールドに限定されるものではなく、撮像素子の画素単位による映像信号による画素グループにより分配することも可能である。例えば、観察者が指定した画面上の主要観察対象物が存在する画素領域に対しては、画素数が少ない単位(又は高解像度)でブロック分割し、周辺部のあまり重要ではない領域は画素数が多い単位(又は低解像度)でブロック分割して、分配してもよい。
本発明による観察システムが搭載された手術用観察装置の概略的な全体構成を示す図である。 図2(a)、(b)は、観察システムにおける立体撮像部の詳細な構成を示す断面構成図である。 本発明の観察システムに係る第1の実施形態の構成例を示す図である。 図4(a)乃至(d)は、インターレース映像信号の例を示す図である。 図5(a)乃至(c)は映像信号の例を示す図である。 本発明の観察システムに係る第2の実施形態の構成例を示す図である。 図7(a)乃至(d)はプログレッシブ映像信号の例を示す図である。 図8(a)乃至(d)は、モニタに送出される映像信号の例を示す図である。 本発明の観察システムに係る第3の実施形態の構成例を示す図である。 図10(a)乃至(d)は、プログレッシブ映像信号の例を示す図である。 図11(a)、(b)は、高画質モードについて説明するためのプログレッシブ映像信号の例を示す図、図11(c)、(d)は、高速度モードについて説明するためのプログレッシブ映像信号の例を示す図である。
符号の説明
1…手術用観察装置、2…手術台、3…立体撮像部、4…映像処理部、5…立体モニタ、10,25…キャスタ、11…架台部、12…アーム部、13…鏡体部、21…第1のカメラコントロールユニット(CCU)、22…2のカメラコントロールユニット(CCU)、23…光源部、24,44…筐体、25…、26…手術椅子、27…第1の映像信号伝送ケーブル、28…第2の映像信号伝送ケーブル、29…ライトガイドケーブル、31、32…撮像光学系、33、34…第1、2撮像素子、35、36…第1、第2偏向プリズム、37…イメージローテータ、38、39…第1、2の対物レンズ、40、41…第1、第2ズームレンズ、42、43…第1、第2結像レンズ、44…窓、51…信号複合部、52…信号復元部、53,54,63,64,65,66…フレームメモリ、55、56,61,62…スイッチ回路、67…信号読み出し制御部、68…映像信号検出部。

Claims (14)

  1. 視差を有する2つの映像を撮像する撮像部と、
    撮像された2つの映像信号を分配し、補完関係を有する2つの複合映像信号を生成する信号複合部と、
    前記映像複合部により複合生成された前記2つの複合映像信号を個別に伝送する分離した2つの伝送路と、
    前記2つの伝送路を経て伝送された前記2つの複合映像信号を再分配し前記撮像された2つの映像信号を復元する信号復元部と、
    前記信号復元部内に設けられ、前記2つの伝送路から伝送される前記2つの複合映像信号の有無により前記伝送路の遮断を検出する映像信号遮断検出部と、
    前記信号復元部により復元された前記撮像された2つの映像信号を立体映像として表示する表示部と、で構成され、
    前記2つの伝送路のうちの一方が遮断された際に、他方の伝送路で伝送された前記複合映像信号に対して、前記撮像部に撮像された2つの映像に対応づけて再分配して立体映像として表示することを特徴とする観察システム。
  2. 前記撮像部に撮像された前記2つの映像信号は、奇数及び偶数のフィールド映像信号からなるインターレース撮像された左目用フレーム映像信号と右目用フレーム映像信号とで構成され、
    前記信号複合部は、前記2つの複合映像信号として、
    前記左目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号及び、前記右目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号により構成される第1の複合映像信号と、
    前記右目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号及び前記左目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号により構成される第2の複合映像信号と、
    を生成することを特徴とする請求項1に記載の観察システム。
  3. 前記信号復元部は、さらに、読み出し制御部を具備し、
    前記読み出し制御部は、
    前記2つの伝送路の一方に伝送された前記第1の複合映像信号に対して、切り換えにより、前記左目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号による第1の1/2フレームと、前記右目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号による第3の1/2フレームとに分配し、
    前記2つの伝送路の他方に伝送された前記第2の複合映像信号に対して、切り換えにより、前記右目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号による第2の1/2フレームと、前記左目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号による第4の1/2フレームとに分配し、
    前記表示部は、前記第1乃至第4の1/2フレームの順で、前記左目用フレーム映像信号及び前記右目用フレーム映像信号による映像を1/2フレーム毎に順次交互又は、該表示部の異なる表示領域に同時に表示することを特徴とする請求項2に記載の観察システム。
  4. 前記2つの伝送路の一方が遮断され、前記第1の複合映像信号が入力しなかった際に、前記読み出し制御部は、
    前記2つの伝送路の他方に伝送された前記第2の複合映像信号に対して、切り換えにより、前記右目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号による第2の1/2フレームと、前記左目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号による第4の1/2フレームとに分配し、
    前記表示部が前記第2及び第4の1/2フレームを交互又は、該表示部の異なる表示領域に同時に、1フレーム単位で更新して表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の観察システム。
  5. 前記2つの伝送路の他方が遮断され、前記第2の複合映像信号が入力しなかった際に、前記読み出し制御部は、
    前記2つの伝送路の一方に伝送された前記第1の複合映像信号に対して、切り換えにより、前記左目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号による第1の1/2フレームと、前記右目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号による第3の1/2フレームとに分配し、
    前記表示部が前記第1及び第3の1/2フレームを交互又は、該表示部の異なる表示領域に同時に、1フレーム単位で更新して表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の観察システム。
  6. 前記撮像部に撮像された前記2つの映像信号は、それぞれに1フレームを成す左目用プログレッシブ映像信号と右目用プログレッシブ映像信号とからなり、
    前記信号複合部は、
    前記左目用プログレッシブ映像信号における奇数のフィールド映像信号及び前記右目用プログレッシブ映像信号の偶数のフィールド映像信号により構成される第1の複合映像信号と、
    前記右目用プログレッシブ映像信号における奇数のフィールド映像信号及び前記左目用プログレッシブ映像信号の偶数のフィールド映像信号により構成される第2の複合映像信号と、
    を生成することを特徴とする請求項1に記載の観察システム。
  7. 前記信号復元部は、さらに読み出し制御部を具備し、
    前記読み出し制御部は、前記2つの伝送路の一方が遮断され、前記第1の複合映像信号が入力しなかった際に、前記2つの伝送路の他方に伝送された前記第2の複合映像信号に対して切り換えにより、
    前記右目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号と、前記左目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号とに分配し、
    前記表示部がそれぞれの前記奇数、偶数フィールド映像信号を交互又は、該表示部の異なる表示領域に同時に表示を行うことを特徴とする請求項6に記載の観察システム。
  8. 前記読み出し制御部は、前記2つの伝送路の他方が遮断され、前記第2の複合映像信号が入力しなかった際に、前記2つの伝送路の一方に伝送された前記第1の複合映像信号に対して切り換えにより、
    前記左目用フレーム映像信号における奇数のフィールド映像信号と、前記右目用フレーム映像信号の偶数のフィールド映像信号とに分配し、
    前記表示部がそれぞれの前記奇数、偶数フィールド映像信号を交互に表示を行うことを特徴とする請求項6に記載の観察システム。
  9. 視差を有する左目用と右目用の2つのプログレッシブ映像を撮像する撮像部と、
    撮像された2つのプログレッシブ映像信号を分配し、補完関係を有する2つの複合映像信号を生成する信号複合部と、
    前記映像複合部により複合生成された前記2つの複合映像信号を個別に伝送する分離した2つの伝送路と、
    前記2つの伝送路を経て伝送された前記2つの複合映像信号を再分配し前記撮像された2つの映像信号を復元する信号復元部と、
    前記信号復元部内に設けられ、前記2つの伝送路から伝送される前記2つの複合映像信号の有無により前記伝送路の遮断を検出する映像信号遮断検出部と、
    前記信号復元部内に設けられ、復元された前記撮像された2つの映像信号を読み出す読み出し制御部と、
    前記信号復元部により復元された前記撮像された2つの映像信号を立体映像として表示する表示部と、
    復元された前記撮像された2つの映像信号に対して、画質と表示速度に関する表示モードを切り換え選択する表示モード切換部と、
    で構成され、
    前記2つの伝送路のうちの一方が遮断された際に、他方の伝送路で伝送された前記複合映像信号に対して、前記撮像部に撮像された2つの映像に対応づけて再分配して、前記表示モード切換部により選択された表示モードによる立体映像として表示することを特徴とする観察システム。
  10. 前記信号複合部は、
    前記2つの伝送路のうちの一方の伝送路に伝送する奇数番目の前記左目用プログレッシブ映像信号と偶数番目の右目用プログレッシブ映像信号とからなる第1の複合映像信号と、
    前記2つの伝送路のうちの他方の伝送路に伝送する奇数番目の前記右目用プログレッシブ映像信号と偶数番目の左目用プログレッシブ映像信号とからなる第2の複合映像信号と、を生成し、
    前記第1の複合映像は、前記左目用及び右目用プログレッシブ映像信号のそれぞれに前後に連続するフレームにおける先行するフレームの偶数フィールド映像信号と後続するフレームの奇数フィールド映像信号からなるフレームにより形成され、
    前記第2の複合映像は、前記右目用及び左目用プログレッシブ映像信号のそれぞれが前後に連続するフレームにおける先行するフレームの偶数フィールド映像信号と後続するフレームの奇数フィールド映像信号からなるフレームにより形成されることを特徴とする請求項9に記載の観察システム。
  11. 前記読み出し制御部は、前記2つの伝送路の一方が遮断され、前記第1の複合映像信号が入力せず、且つ前記表示モード切換部が画質モードを設定した際に、前記2つの伝送路の他方に伝送された前記第2の複合映像信号に対して切り換えにより、前記左目用プログレッシブ映像信号の前後に連続するフレームにおける先行するフレームの偶数フィールド映像信号と後続するフレームの奇数フィールド映像信号とが合成された1フレームが連続して2回ずつ表示されることを特徴とする請求項10に記載の観察システム。
  12. 前記読み出し制御部は、前記2つの伝送路の一方が遮断され、前記第1の複合映像信号が入力せず、且つ前記表示モード切換部が表示速度モードを設定した際に、前記2つの伝送路の他方に伝送された前記第2の複合映像信号に対して切り換えにより、
    前記左目用プログレッシブ映像信号の前後に連続するフレームにおける先行するフレームの偶数フィールド映像信号と後続するフレームの奇数フィールド映像信号からなる1/2フレーム単位で、前記表示部の1つの表示領域に順次又は、該表示部の異なる表示領域に同時に表示されることを特徴とする請求項10に記載の観察システム。
  13. 被検体像を撮像して第1の映像信号を出力する第1の撮像素子と、
    前記被検体像を撮像して第2の映像信号を出力する第2の撮像素子と、
    映像信号を伝送するための第1の信号伝送手段と、
    映像信号を伝送するための第2の信号伝送手段と、
    前記第1の映像信号を受けて選択的に前記第1の信号伝送手段と前記第2の信号伝送手段とに出力する第1の信号分配部と、
    前記第2の映像信号を受けて選択的に前記第1の信号伝送手段と前記第2の信号伝送手段とに出力する第2の信号分配部と、
    前記第1の信号伝送手段から出力される前記第1の映像信号と前記第2の信号伝送手段から出力される前記第1の映像信号とに基づく前記被検体像及び、前記第1の信号伝送手段から出力される前記第2の映像信号と前記第2の信号伝送手段から出力される前記第2の映像信号とに基づく前記被検体像を交互又は、該表示部の異なる表示領域に同時に、表示する表示部と、
    を有することを特徴とする観察システム。
  14. 撮像部により観察対象物に対して視差を有する2つの映像を撮像し、
    信号複合部により撮像された2つの映像信号を分配して補完関係を有する2つの複合映像信号を生成し、
    前記映像複合部により複合生成された前記2つの複合映像信号を分離した2つの伝送路で個別に伝送し、
    信号復元部により前記2つの伝送路を経て伝送された前記2つの複合映像信号を再分配して前記撮像された2つの映像信号に復元し、
    映像信号遮断検出部により前記信号復元部内に設けられ、前記2つの伝送路から伝送される前記2つの複合映像信号の有無により前記伝送路の遮断を検出し、前記2つの伝送路のうちの一方が遮断された際に、他方の伝送路で伝送された前記複合映像信号に対して、前記撮像部に撮像された2つの映像に対応づけて再分配し、
    表示部により立体映像として、1つの表示領域に順次又は異なる表示領域に同時に表示されることを特徴とする観察システムの観察映像信号の伝送方法。
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