JP4598514B2 - 燃料電池及び燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体とセパレータとが交互に積層される燃料電池及び燃料電池スタックに関する。
通常、固体電解質型燃料電池(SOFC)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体(単セル)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、単セルとセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池において、カソード電極に酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給されると、前記カソード電極と電解質との界面でこの酸化剤ガス中の酸素がイオン化(O2-)され、酸素イオンが電解質を通ってアノード電極側に移動する。アノード電極には、燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)やCOが供給されているために、このアノード電極において、酸素イオン及び水素(又はCO)が反応して水(又はCO2)が生成される。その間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
ところで、固体電解質型燃料電池の発電反応(H2+1/2O2→H2O)は、発熱反応であり、相当に高温になっている。一方、改質器により炭化水素を水蒸気改質する燃料改質反応(例えば、メタンでは、CH4+2H2O→CO2+4H2)は、吸熱反応である。このため、セルの発電反応による発熱量分布と、改質器の水蒸気改質反応による吸熱量分布とを略一致させることが望まれており、例えば、特許文献1の固体電解質型燃料電池が知られている。
この特許文献1では、図14に示すように、ニッケル系触媒等の改質触媒に炭化水素燃料ガスを通して水蒸気改質を行う改質器1と、電解質層2Bを燃料極2A及び空気極2Cで挟持したセル2とを交互に積層し、固体酸化物型燃料電池3が構成されている。
改質器1は、中空部分に改質触媒が充填される触媒充填流路4を形成するとともに、前記改質器1の上面には、改質ガスを流す燃料極側流路5が形成されている。改質器1の下面には、空気極側流路6が形成されている。
燃料極側流路5の改質ガス流入口5aは、触媒充填流路4の炭化水素燃料ガス流入口4aに隣接して設けられている。一方、触媒充填流路4の改質ガス流出口4bは、リターン流路7を介して燃料極側流路5の改質ガス流入口5aに連通している。
特開2003−317785号公報(図1)
上記の特許文献1では、改質器1とセル2とが積層されるとともに、触媒充填流路4と燃料極側流路5とが隣接して設けられている。このため、触媒充填流路4の改質ガス流出口4bと、燃料極側流路5の改質ガス流入口5aとが、リターン流路7を介して連通するように構成されている。これにより、構造が複雑になるとともに、固体酸化物型燃料電池3は、全体として幅方向の寸法が相当に大型化するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、温度分布を均一に維持して内部改質を行うことが可能な燃料電池及び燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される複数の電解質・電極接合体と複数のセパレータとを備え、前記電解質・電極接合体と前記セパレータとが交互に積層される燃料電池、及び積層方向両端にエンドプレートが配設される燃料電池スタックである。
セパレータは、第1プレート、第2プレート及び第3プレートを備え、前記第1及び第2プレート間には、前記第3プレートが配設されて互いに平行に積層されるとともに、前記第及び第プレート間には、カソード電極に向かって酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路が形成され前記第1及び第3プレート間には、アノード電極に向かって燃料ガスを供給する燃料ガス通路が形成されている。
そして、酸化剤ガス通路は、第2プレートを挟んでカソード電極の電極面を覆う部分に、酸化剤ガス圧力室を有する一方、燃料ガス通路は、第1プレートを挟んでアノード電極の電極面を覆う部分に、燃料ガス圧力室をしている。燃料ガス圧力室は、区画部を介して複数の圧力室に分割され、少なくとも1つの圧力室には、使用前の炭化水素系燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質触媒が設けられている。具体的には、改質触媒は、ペレット状に構成されて圧力室に配置されてもよく、また、この圧力室内にコーティングされていてもよい。
さらに、第1プレートには、アノード電極の中央部に向かって燃料ガス圧力室から燃料ガスを導入する燃料ガス導入口が形成されるとともに、前記燃料ガス圧力室は、前記燃料ガス導入口に連通する内側圧力室と、前記内側圧力室を囲繞して形成され、改質触媒が配設される外側圧力室とに分割されることが好ましい。これにより、燃料ガスは、先ず、外側圧力室に導入されて改質触媒により改質された後、内側圧力室を通って燃料ガス導入口からアノード電極の中央部に供給される。
さらにまた、区画部には、内側圧力室と外側圧力室とを連通するスリットが設けられることが好ましい。その際、スリットは、所定の間隔ずつ離間して複数設けることが好ましい。
また、第1及び第2プレートは、互いに異なる方向に突出する第1及び第2突起部を備え、前記第1突起部は、アノード電極の内周側に接触する複数の凸部と、前記複数の凸部を囲繞して前記アノード電極の外周側に接触する略リング状凸部とを設けるとともに、前記略リング状凸部の裏側と区画部とにより又は前記略リング状凸部の裏側と前記区画部と前記複数の凸部の裏側の一部とにより、外側圧力室が形成されることが好ましい。
さらに、第1及び第2突起部は、電解質・電極接合体に発生する電気エネルギを集電する集電部を構成することが好ましい
また、第1及び第3プレート間には、使用前の燃料ガスを電解質・電極接合体及びセパレータの積層方向に供給する燃料ガス供給連通孔と燃料ガス通路とを連通する燃料ガス分配通路が形成されるととともに、第2及び第3プレート間には、使用前の酸化剤ガスを積層方向に供給する酸化剤ガス供給連通孔と酸化剤ガス通路とを連通する酸化剤ガス分配通路が形成されることが好ましい。
本発明では、アノード電極の電極面を覆う燃料ガス圧力室が、複数の圧力室に分割されており、少なくとも1つの圧力室に設けられる改質触媒を介して使用前の炭化水素系燃料が改質され、改質ガスが生成されている。このため、アノード電極の面上における発電反応(発熱反応)と燃料ガス圧力室における内部改質反応(吸熱反応)とが行われ、吸熱反応及び発熱反応によるそれぞれの熱は、相互に補完し合ってセパレータの温度分布が均一化され、前記セパレータや電解質・電極接合体に熱歪みが発生することを有効に阻止することができる。
しかも、炭化水素系燃料がセパレータ内を通過する際に順次改質され、余分な通路を形成することがなく、改質によって生成された燃料ガスをアノード電極に導入することができる。従って、燃料電池及び燃料電池スタックは、構成の簡素化を図るとともに、コンパクト化が容易に遂行可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10が矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック12の概略斜視説明図である。
燃料電池10は、固体電解質型燃料電池であり、設置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。燃料電池10は、図2及び図3に示すように、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質(電解質板)20の両面に、カソード電極22及びアノード電極24が設けられた電解質・電極接合体26を備える。電解質・電極接合体26は、円板状に形成される。
燃料電池10は、一組のセパレータ28間に電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ28は、第1及び第2プレート30、32と、前記第1及び第2プレート30、32間に配設される第3プレート34とを備える。第1〜第3プレート30、32及び34は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、前記第3プレート34の両面に、前記第1プレート30と前記第2プレート32とが、例えば、ろう付けにより接合される。
図2に示すように、第1プレート30は、積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔36が形成される第1小径端部38を備え、この第1小径端部38には、幅狭な橋架部40を介して比較的大径な第1円板部42が一体的に設けられる。第1円板部42は、電解質・電極接合体26のアノード電極24と略同一寸法に設定されている。
第1円板部42のアノード電極24に接触する面には、多数の第1凸部44が外周縁部近傍から中心部にわたって設けられるとともに、前記第1円板部42の外周縁部には、略リング状凸部46が設けられる。第1凸部44及び略リング状凸部46は、集電部を構成する。
第1円板部42の中央には、アノード電極24の略中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口48が形成される。なお、第1凸部44は、略リング状凸部46と同一平面内に複数の凹部を形成することによって構成してもよい。
第2プレート32は、積層方向(矢印A方向)に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔50が形成される第2小径端部52を備える。この第2小径端部52には、幅狭な橋架部54を介して比較的大径な第2円板部56が一体的に設けられる。
第2円板部56は、電解質・電極接合体26のカソード電極22に接する面に、図4に示すように、複数の第2凸部58が面内全面にわたって形成される。第2凸部58は、集電部を構成する。第2円板部56の中央部には、酸化剤ガスをカソード電極22の略中央部に向かって供給するための酸化剤ガス導入口60が形成される。
第3プレート34は、図2に示すように、燃料ガス供給連通孔36が形成される第3小径端部62と、酸化剤ガス供給連通孔50が形成される第4小径端部64とを備える。第3及び第4小径端部62、64は、幅狭な橋架部66、68を介して比較的大径な第3円板部70と一体的に構成される。第3円板部70は、第1及び第2円板部42、56と同一直径に設定される。
図2及び図5に示すように、第3プレート34の第1プレート30に向かう面において、第3小径端部62には、燃料ガス供給連通孔36に連通する複数のスリット72が放射状に形成され、このスリット72には、前記第3小径端部62の外周縁部を周回して形成された凹部74が連通する。凹部74は、スリット72と該凹部74の内側にろう材が流れることを防止する。
第3小径端部62、橋架部66及び第3円板部70の外周縁部には、突起部75aが設けられることにより、燃料ガス供給連通孔36からスリット72を介して前記第3小径端部62、前記橋架部66及び前記第3円板部70の面内には、後述するように燃料ガス通路76が形成される。
第3円板部70の面内には、この第3円板部70の中心と同軸上に複数、例えば、4つの円弧状凸部(区画部)77が同心円上に設けられるとともに、各円弧状凸部77同士の間には、所定の間隙を有してスリット77aが形成される。図5に示すように、所定の円弧状凸部77は、後述する燃料ガス分配通路76aに対向して配置される。第3円板部70の面内には、円弧状凸部77の内方に位置して複数の第3凸部78が形成される。
図6に示すように、第3プレート34の第2プレート32に接する面において、第4小径端部64には、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する複数のスリット80が放射状に形成されるとともに、前記スリット80には、凹部82が連通する。凹部82は、スリット80と該凹部82の内側にろう材が流れることを防止する。
第4小径端部64、橋架部68及び第3円板部70の外周縁部には、突起部75bが設けられることにより、酸化剤ガス供給連通孔50からスリット80を介して前記第4小径端部64、前記橋架部68及び前記第3円板部70の面内には、後述するように酸化剤ガス通路84が形成される。
第1プレート30が第3プレート34の一方の面にろう付けされることにより、第1及び第3プレート30、34間には、燃料ガス供給連通孔36に連通する燃料ガス通路76が設けられる。第1プレート30の橋架部40と第3プレート34の橋架部66とが接合されて燃料ガス通路部材が構成されるとともに、この燃料ガス通路部材内には、燃料ガス通路76を構成する燃料ガス分配通路76aが形成される(図7参照)。
燃料ガス通路76は、第1及び第3円板部42、70間に該第1円板部42を挟んでアノード電極24の電極面を覆い、且つ燃料ガスが供給されることにより前記第1円板部42を前記アノード電極24に圧接可能な燃料ガス圧力室86を構成する(図7及び図8参照)。燃料ガス圧力室86は、区画部である複数の円弧状凸部77を介して複数の圧力室、例えば、内側圧力室86aと外側圧力室86bとに分割される。図9では、外側圧力室86bが、略リング状凸部46の裏側と円弧状凸部(区画部)77と多数の第1凸部44の一部に対応する裏面とから形成される例を示したが、前記外側圧力室86bは、前記略リング状凸部46の裏側と前記円弧状凸部(区画部)77とから形成することもできる。
内側圧力室86aは、燃料ガス導入口48に連通する一方、前記内側圧力室86aを囲繞する外側圧力室86bには、例えば、ニッケル系触媒である改質触媒87が配設される。改質触媒87は、例えば、ペレット状に構成されているが、これに限定されるものではなく、外側圧力室86bに充填される形状であればよく、また、この外側圧力室86bに対応して第3円板部70にコーティングにより形成してもよい。
第2プレート32が第3プレート34にろう付けされることにより、第2及び第3プレート32、34間には、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する酸化剤ガス通路84が形成される(図8参照)。第2プレート32の橋架部54と第3プレート34の橋架部68とが接合されて酸化剤ガス通路部材が構成されるとともに、この酸化剤ガス通路部材内には、酸化剤ガス通路84を構成する酸化剤ガス分配通路84aが形成される。
この酸化剤ガス通路84は、第2及び第3円板部56、70間に該第2円板部56を挟んでカソード電極22の電極面を覆い、且つ酸化剤ガスが供給されることにより前記第2円板部56を前記カソード電極22に圧接可能な酸化剤ガス圧力室88を構成する(図7及び図8参照)。
各セパレータ28間には、燃料ガス供給連通孔36をシールするための絶縁シール89aが設けられるとともに、酸化剤ガス供給連通孔50をシールするための絶縁シール89bが設けられる。絶縁シール89a、89bは、例えば、マイカ材やセラミック材で形成されている。
図1に示すように、燃料電池スタック12は、複数の燃料電池10の積層方向両端にエンドプレート90a、90bを配置する。エンドプレート90aもしくはエンドプレート90bは、締付ボルト98と電気的に絶縁される。エンドプレート90aには、燃料電池10の燃料ガス供給連通孔36に連通する第1配管92と、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する第2配管94とが接続される。
エンドプレート90a、90bには、燃料ガス供給連通孔36の上下両側及び酸化剤ガス供給連通孔50の上下両側にボルト孔96が形成される。各ボルト孔96に締付ボルト98が挿入され、各締付ボルト98の先端にナット99が螺合することによって、燃料電池スタック12が締め付け保持される。
このように構成される燃料電池スタック12の動作について、以下に説明する。
図2に示すように、燃料電池10を組み付ける際には、先ず、セパレータ28を構成する第1プレート30が第3プレート34の一方の面に接合されるとともに、第2プレート32が前記第3プレート34の他方の面に接合される。このため、セパレータ28内には、第3プレート34に仕切られて燃料ガス供給連通孔36に連通する燃料ガス通路76と、酸化剤ガス供給連通孔50に連通する酸化剤ガス通路84とが独立して形成される(図3、図7〜図9参照)。
さらに、第1及び第3円板部42、70間には、燃料ガス圧力室86が形成される一方、第2及び第3円板部56、70間には、酸化剤ガス圧力室88が形成される(図9参照)。
次いで、セパレータ28と電解質・電極接合体26とが交互に積層され、積層方向両端にエンドプレート90a、90bが配置される。エンドプレート90aもしくはエンドプレート90bは、締付ボルト98と電気的に絶縁される。エンドプレート90a、90bの各ボルト孔96には、締付ボルト98が挿入され、前記締付ボルト98の先端にナット99が螺合することによって、燃料電池スタック12が構成される(図1参照)。
そこで、エンドプレート90aに接続されている第1配管92から燃料ガス供給連通孔36には、炭化水素系燃料(例えば、都市ガス)が供給されるとともに、前記エンドプレート90aに接続された第2配管94から酸化剤ガス供給連通孔50には、酸化剤ガスである酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が供給される。
燃料ガス供給連通孔36に供給された炭化水素系燃料は、図7に示すように、積層方向(矢印A方向)に移動しながら、各燃料電池10を構成するセパレータ28内の燃料ガス通路76に供給される。炭化水素系燃料は、燃料ガス通路76に沿って第1及び第3円板部42、70間に形成された燃料ガス圧力室86に導入される。この燃料ガス圧力室86は、円弧状凸部77を介して内側圧力室86aと外側圧力室86bとに分割されるとともに、所定の円弧状凸部77は、燃料ガス分配通路76aに対向して配置されている。
このため、燃料ガス分配通路76aを通って第3円板部70側に移動する炭化水素系燃料は、所定の円弧状凸部77に阻止されて内側圧力室86aに直接導入されることがなく、一旦、外側圧力室86bに供給される。この外側圧力室86bには、複数の改質触媒87が配置されており、前記改質触媒87では、炭化水素系燃料と水とが反応して水蒸気改質が行われ、改質ガス(以下、燃料ガスともいう)が生成される。
次いで、改質ガスは、円弧状凸部77間のスリット77aを通って内側圧力室86aに供給される。この改質ガスは、内側圧力室86aに設けられている複数の第3凸部78間を移動し、第1円板部42の中央部に形成される燃料ガス導入口48に導入される。
燃料ガス導入口48は、各電解質・電極接合体26のアノード電極24の中心位置に対応して設けられている。従って、改質ガスは、図9に示すように、燃料ガス導入口48からアノード電極24に供給され、このアノード電極24内を中心部から外周部に向かって流動する。
一方、酸化剤ガス供給連通孔50に供給される空気は、図8に示すように、セパレータ28内の酸化剤ガス通路84を移動し、第2及び第3円板部56、70間の酸化剤ガス圧力室88に供給される。さらに、空気は、第2円板部56の中心位置に設けられる酸化剤ガス導入口60に導入される。
酸化剤ガス導入口60は、各電解質・電極接合体26のカソード電極22の中心位置に対応して設けられている。これにより、空気は、図9に示すように、酸化剤ガス導入口からカソード電極22に供給され、このカソード電極22の中心部から外周部に向かって流動する。
従って、各電解質・電極接合体26では、アノード電極24の中心部から外周部に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極22の中心部から外周部に向かって空気が供給され、発電が行われる。そして、発電に使用された燃料ガス及び空気は、排ガスとして第1〜第3円板部42、56及び70の外周部から排気される。
この場合、第1の実施形態では、燃料ガス圧力室86が、円弧状凸部77を介して内側圧力室86aと外側圧力室86bとに分割されるとともに、前記外側圧力室86bに複数の改質触媒87が配設されている。このため、アノード電極24の面上における発電反応(発熱反応)と、燃料ガス圧力室86における内部改質反応(吸熱反応)とが行われ、それぞれの熱が相互に補完し合ってセパレータ28の温度分布が均一化され、前記セパレータ28や電解質・電極接合体26に熱歪みが発生することを阻止することができるという効果が得られる。
ここで、ニッケル成分を含むアノード電極24によって改質反応を行う比較例1(電極上での直接改質)と、外部で炭化水素系燃料を改質して生成された燃料ガスをアノード電極に導入する比較例2(外部改質)と、本発明の第1の実施形態(実施例)とを用いて、第1円板部42の中心部(燃料ガス導入口48に対応する位置)から前記第1円板部42の最外周に至る面内における温度を検出する実験を行った。
その結果が、図10に示されており、比較例1では、第1円板部42の中心部からアノード電極24に炭化水素系燃料が導入されると、このアノード電極24で改質反応が惹起された。このため、改質反応の吸熱作用下に、アノード電極24の中心部の温度が急激に低下した。そして、アノード電極24の外周側に向かうに従って、改質反応によって生成された燃料ガスによる発電反応が起こり、前記アノード電極24の中央側から外周側に向かって温度が上昇し、急激な温度勾配が発生してしまった。
一方、比較例2では、外部の改質反応によって生成された燃料ガスがアノード電極24に直接導入されるため、このアノード電極24では、改質反応が起こらず、発電反応のみが進行した。従って、アノード電極24及び第1円板部42には、発電反応時の発熱反応により顕著な温度上昇が発生し、急激な温度勾配を示した。
これに対して、実施例では、第1円板部42と第3円板部70との間に形成される外側圧力室86bで改質反応が発生し、生成された燃料ガスがアノード電極24に導入されて発熱反応である発電反応が起こった。これにより、発電反応によって第1円板部42の外側が最も温度が高くなり易いが、外側圧力室86bで生じた改質反応によって発電反応の熱が利用されるため、前記第1円板部42の最外側付近の温度上昇を低減できる。さらに、事前に外側圧力室86bで改質されて生成した燃料ガスが、アノード電極24に導入されることになるため、急激な改質反応がアノード電極24上で起こらず、急激な温度低下も発生しない。これらから、吸熱反応と発熱反応とによって熱量が相殺され、第1円板部42の中心部から最外周に向かって比較的緩やかな温度勾配が得られた。
このように、第1の実施形態では、第1円板部42の温度分布が均一化され、前記第1円板部42やアノード電極24に熱歪が発生することを有効に阻止することができる。しかも、燃料電池10及び燃料電池スタック12は、炭化水素系燃料がセパレータ内を通過する際に順次改質され、余分な通路を形成することがなく、改質によって生成された燃料ガスをアノード電極に導入され、構成の簡素化を図るとともに、コンパクト化が容易に遂行可能になるという利点が得られる。
なお、第1の実施形態では、第3プレート34の第3円板部70に、区画部として複数の円弧状凸部77を設けているが、これに代えて、第1プレート30の第1円板部42に、前記第3プレート34に向かって突出する複数の円弧状凸部(図示せず)を設けてもよい。また、4つの円弧状凸部77を用いているが、この円弧状凸部77は、任意の数に設定可能である。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池110が、矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック112の概略斜視説明図であり、図12は、前記燃料電池110の分解斜視図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池100及び燃料電池スタック102と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池110は、図12及び図13に示すように、一組のセパレータ114間に4枚の電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ114は、第1プレート116、一対の第2プレート118a、118b及び第3プレート120を備える。第1〜第3プレート116、118a、118b及び120は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、前記第3プレート120の両面には、前記第1プレート116と前記第2プレート118a、118bとが、例えば、ろう付けにより接合される。
第1プレート116は、燃料ガス供給連通孔36が形成される第1小径端部38を備え、この第1小径端部38には、幅狭な4つの橋架部40aを介して比較的大径な4つの第1円板部42aが一体的に設けられる。
第2プレート118a、118bは、それぞれ酸化剤ガス供給連通孔50が形成される第2小径端部52を備える。各第2小径端部52には、幅狭なそれぞれ2つの橋架部54a、54bを介して比較的大径なそれぞれ2つの第2円板部56a、56bが一体的に設けられる。
第3プレート120は、燃料ガス供給連通孔36が形成される第3小径端部62と、それぞれ酸化剤ガス供給連通孔50が形成される2つの第4小径端部64とを備える。第3小径端部62には、幅狭な4つの橋架部66aを介して比較的大径な4つの第3円板部70aが一体的に設けられる。2つの第4小径端部64には、それぞれ2つの幅狭な橋架部68aを介して4つの第3円板部70aが一体的に設けられる。
各第3円板部70aには、燃料ガス通路76が形成されるとともに、各燃料ガス通路76は、それぞれ第1プレート116の各第1円板部42aを挟んでアノード電極24の電極面を覆う燃料ガス圧力室86を構成する。この燃料ガス圧力室86は、それぞれ円弧状凸部77を介して内側圧力室86aと外側圧力室86bとに分割されるとともに、前記外側圧力室86bに複数の改質触媒87が配設される。
図11に示すように、燃料電池スタック112は、複数の燃料電池110の積層方向両端にそれぞれ4枚のエンドプレート122a、122bを配置する。燃料ガス供給連通孔36に対応してプレート124が配設され、このプレート124には、前記燃料ガス供給連通孔36に炭化水素系燃料を供給するための管体126が接続される。各酸化剤ガス供給連通孔50に対応して2枚のプレート128が配設されるとともに、各プレート128には、前記酸化剤ガス供給連通孔50に空気を供給するための管体130が接続される。
このように構成される第2の実施形態では、管体126を介して燃料電池スタック112内の燃料ガス供給連通孔36に炭化水素系燃料が供給されるとともに、各管体130を介して前記燃料電池スタック112内の酸化剤ガス供給連通孔50に空気が供給される。
燃料ガス供給連通孔36に供給された炭化水素系燃料は、積層方向に移動しながら、各燃料電池110を構成するセパレータ114内の4つの燃料ガス通路76に供給される。炭化水素系燃料は、各燃料ガス通路76に沿って第1及び第3円板部42a、70a間に形成された各燃料ガス圧力室86に導入される。
このため、各燃料ガス圧力室86では、外側圧力室86bに配設されている改質触媒87を介して水蒸気改質が行われる。そして、改質反応によって生成された改質ガスは、それぞれの燃料ガス導入口48から各電解質・電極接合体26のアノード電極24の中心位置に対応して供給される。
一方、2つの酸化剤ガス供給連通孔50に供給された空気は、セパレータ114内の酸化剤ガス通路84を移動し、第2及び第3円板部56a、56bと70a、70aとの間に形成された酸化剤ガス圧力室88に供給される。さらに、空気は、第2円板部56a、56bの中心位置に設けられる酸化剤ガス導入口60から各電解質・電極接合体26のカソード電極22の中心位置に対応して供給される。
これにより、第2の実施形態では、各第1及び第3円板部42a、70a間に形成された各燃料ガス圧力室86が、円弧状凸部77を介して内側圧力室86aと外側圧力室86bとに分割されるとともに、前記外側圧力室86bに改質触媒87が配設されている。従って、セパレータ114の温度分布が均一化され、前記セパレータ114や電解質・電極接合体26に熱歪が発生することを有効に阻止することができる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池が複数積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図ある。 前記燃料電池を構成する第2プレートの正面説明図である。 前記燃料電池を構成する第3プレートの一方の面の一部省略説明図である。 前記第3プレートの他方の面の一部省略説明図である。 前記燃料電池の燃料ガス供給連通孔近傍の拡大断面図である。 前記燃料電池の酸化剤ガス供給連通孔近傍の拡大断面図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 実施例、比較例1及び比較例2における第1円板部の中心部と最外周との温度説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池が複数積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 特許文献1の固体電解質燃料電池の概略斜視説明図である。
符号の説明
10、100、110…燃料電池 12、102、112…燃料電池スタック
20…電解質 22…カソード電極
24…アノード電極 26…電解質・電極接合体
28、114…セパレータ
30、32、34、116、118a、118b、120…プレート
36…燃料ガス供給連通孔
40、40a、54、54a、54b、66、66a、68、68a…橋架部
42、42a、56、56a、56b、70、70a…円板部
44、58、78…凸部 46…略リング状凸部
48…燃料ガス導入口 50…酸化剤ガス供給連通孔
60…酸化剤ガス導入口 72、77a、80…スリット
75a、75b…突起部 76…燃料ガス通路
76a…燃料ガス分配通路 77…円弧状凸部
84…酸化剤ガス通路 84a…酸化剤ガス分配通路
86…燃料ガス圧力室 86a…内側圧力室
86b…外側圧力室 87…改質触媒
88…酸化剤ガス圧力室

Claims (7)

  1. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される複数の電解質・電極接合体と複数のセパレータとを備え、前記電解質・電極接合体と前記セパレータとが交互に積層される燃料電池であって、
    前記セパレータは、第1プレート、第2プレート及び第3プレートを備え、前記第1及び第2プレート間には、前記第3プレートが配設されて互いに平行に積層されるとともに
    前記第及び第プレート間には、前記カソード電極に向かって酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路が形成され
    前記第1及び第3プレート間には、前記アノード電極に向かって燃料ガスを供給する燃料ガス通路が形成され、
    前記酸化剤ガス通路は、前記第2プレートを挟んで前記カソード電極の電極面を覆う部分に、酸化剤ガス圧力室を有する一方、
    前記燃料ガス通路は、前記第1プレートを挟んで前記アノード電極の電極面を覆う部分に、燃料ガス圧力室をし、
    前記燃料ガス圧力室は、区画部を介して複数の圧力室に分割され、少なくとも1つの圧力室には、使用前の炭化水素系燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質触媒が設けられることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記第1プレートには、前記アノード電極の中央部に向かって前記燃料ガス圧力室から燃料ガスを導入する燃料ガス導入口が形成されるとともに、
    前記燃料ガス圧力室は、前記燃料ガス導入口に連通する内側圧力室と、
    前記内側圧力室を囲繞して形成され、前記改質触媒が配設される外側圧力室と、
    に分割されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池において、前記区画部には、前記内側圧力室と前記外側圧力室とを連通するスリットが設けられることを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記第1及び第2プレートは、互いに異なる方向に突出する第1及び第2突起部を備え、
    前記第1突起部は、前記アノード電極の内周側に接触する複数の凸部と、
    前記複数の凸部を囲繞して前記アノード電極の外周側に接触する略リング状凸部と、
    を設けるとともに、
    前記略リング状凸部の裏側と前記区画部とにより、又は前記略リング状凸部の裏側と前記区画部と前記複数の凸部の裏側の一部とにより、前記外側圧力室が形成されることを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項4記載の燃料電池において、前記第1及び第2突起部は、前記電解質・電極接合体に発生する電気エネルギを集電する集電部を構成することを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記第1及び第3プレート間には、使用前の燃料ガスを前記電解質・電極接合体及び前記セパレータの積層方向に供給する燃料ガス供給連通孔と前記燃料ガス通路とを連通する燃料ガス分配通路が形成されるととともに、
    前記第2及び第3プレート間には、使用前の酸化剤ガスを前記積層方向に供給する酸化剤ガス供給連通孔と前記酸化剤ガス通路とを連通する酸化剤ガス分配通路が形成されることを特徴とする燃料電池。
  7. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される複数の電解質・電極接合体と複数のセパレータ間とを備え、前記電解質・電極接合体と前記セパレータとが交互に積層されるとともに、積層方向両端にエンドプレートが配設される燃料電池スタックであって、
    前記セパレータは、第1プレート、第2プレート及び第3プレートを備え、前記第1及び第2プレート間には、前記第3プレートが配設されて互いに平行に積層されるとともに
    前記第及び第プレート間には、前記カソード電極に向かって酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路が形成され
    前記第1及び第3プレート間には、前記アノード電極に向かって燃料ガスを供給する燃料ガス通路が形成され、
    前記酸化剤ガス通路は、前記第2プレートを挟んで前記カソード電極の電極面を覆う部分に、酸化剤ガス圧力室を有する一方、
    前記燃料ガス通路は、前記第1プレートを挟んで前記アノード電極の電極面を覆う部分に、燃料ガス圧力室をし、
    前記燃料ガス圧力室は、区画部を介して複数の圧力室に分割され、少なくとも1つの圧力室には、使用前の炭化水素系燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質触媒が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
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