JP4594780B2 - 在庫管理プログラム及び在庫管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、公示により価格が変動する医療品(例えば医療器材又は医薬品等)の在庫管理に好適なプログラム及びシステムに関する。
従来、医療品の仲介卸売業者においては、仕入れた医療品を各種の方法により在庫管理している。例えば特許文献1には、その在庫管理の一手法として、医療機関又は調剤薬局で消化された医薬品の消化特性を把握して、医薬品の補充を自動化することができる医薬品における適正在庫管理方法及びその装置が記載されている。
ところで、仲介卸売業者が仕入れた医療品を販売する際、その販売価格は法的に決められており、年に一度、それが公報により公示されるようになっている(以下、これを「公示価格」という)。そのため、在庫品に関しては売値が変動しやすく、また、医療品の多くは顧客(例えば病院)への貸出という形で納入され、請求はその医療品が使用されたときに発生するので、その期間内に公示価格が変更されることは当然に起こり得ることとなっている。
特開2004−284689号公報
しかしながら、従来の在庫管理においては、公示価格の変動を充分に考慮せずに、いずれの医療品も仕入値及び売値を現在の価格にて在庫管理していたために、仕入時期と販売時期(但し顧客への貸出品についてはその使用時期)の間に公示価格が変更された場合には、各医療品の実際の利益を正しく把握することができず、利益が上がらない医療品にも係わらず、それを正しく認識できなかった。
本発明は、上記実情に鑑み、公示前後の価格を管理することにより、仕入時期と販売時期(但し顧客への貸出品についてはその使用時期)の間に医療品の公示価格が変更された場合であっても最大限の利益が得られるようにする、在庫管理プログラム及び在庫管理システムを提供することを目的とする。
公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行う処理をコンピュータに実行させる在庫管理プログラムは、請求先となる顧客に対する請求書作成要求を取得する取得処理と、前記顧客を識別する顧客識別情報と、該顧客により使用された医療品を識別する医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための在庫識別情報と、該医療品の使用年月日とを含む請求書情報が格納された請求書情報格納部から、前記取得した請求先となる顧客に対する請求書作成要求に対応する請求書情報のうち、未請求の請求書情報を抽出し、該未請求の請求書情報の前記使用年月日を取得する使用年月日取得処理と、前記医療品識別情報、公示年月日、公示前の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報、及び公示後の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報を含む医療品情報が格納された医療品情報格納部から、前記未請求の請求書情報の各医療品識別情報に対応する公示年月日を取得する公示年月日取得処理と、前記医療品識別情報、該医療品識別情報により識別される在庫としての医療品の入庫年月日を含む入庫情報が格納された入庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に含まれる各医療品識別情報に対応する入庫年月日を取得する入庫年月日取得処理と、前記未請求の請求書情報について、医療品識別情報毎に、前記公示年月日が前記入庫年月日と使用年月日の間の時期であるか否かを判定する公示年月日判定処理と、前記公示年月日が前記入庫年月日と前記使用年月日の間の時期であると判定された場合、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報と、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報とを用いて、前記医療品の請求金額を算出する算出処理と、前記医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための前記在庫識別情報と、該医療品が仕入元からの貸出品、買取品、特価での買取品、または該仕入元からの補填品・添付品であるかを区分する在庫区分情報と、該医療品の売上時の見込み単価情報を含む在庫情報が格納された在庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に対応する前記在庫情報を取得し、該取得した在庫情報の在庫区分情報に基づいて、該医療品が仕入元からの貸出品であるかを判別する貸出品判別処理と、前記在庫区分情報について引き当ての優先順位が格納された引当優先順位情報格納部から前記在庫区分情報についての引き当ての優先順位を取得し、該引き当ての優先順位と、前記在庫情報格納部に格納された前記在庫識別情報とに基づいて、前記未請求の請求書情報を、前記在庫識別情報について並び替える優先順位並び替え処理と、前記在庫識別情報と、該在庫識別情報により識別される前記貸出品としての前記医療品の貸出残情報を含む貸出情報が格納された貸出情報格納部に格納された前記貸出残情報を用いて、前記並び替えられた前記未請求の請求書情報について、優先順位の上位より引当を行う引当処理と、前記引当処理後の前記未請求の請求書情報について、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報を用いると共に、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報を用いて、前記医療品の請求金額を再算出する再算出処理と、をコンピュータに実行させる。
前記在庫管理プログラムにおいて、入庫情報格納部は、前記医療品の購入単価を含み、前記請求書情報格納部は、使用した前記医療品の請求金額単価と数量を含み、前記在庫管理プログラムは、さらに、前記医療品が仕入元からの貸出品である場合であって、前記使用した医療品の請求金額単価に前記数量を乗じて得られた値から前記購入単価に該数量を乗じて得られた値を差し引いた値が負の値になる場合、当該医療品の仕入単価が仕入元との価格交渉により値引き可能である旨を通知する通知処理、をコンピュータに実行させる。
公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行う在庫管理システムは、請求先となる顧客に対する請求書作成要求を取得する取得部と、前記顧客を識別する顧客識別情報と、該顧客により使用された医療品を識別する医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための在庫識別情報と、該医療品の使用年月日とを含む請求書情報が格納された請求書情報格納部と、前記請求書情報格納部から、前記取得した請求先となる顧客に対する請求書作成要求に対応する請求書情報のうち、未請求の請求書情報を抽出し、該未請求の請求書情報の前記使用年月日を取得する使用年月日取得部と、前記医療品識別情報、公示年月日、公示前の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報、及び公示後の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報を含む医療品情報が格納された医療品情報格納部と、前記医療品情報格納部から、前記未請求の請求書情報の各医療品識別情報に対応する公示年月日を取得する公示年月日取得部と、前記医療品識別情報、該医療品識別情報により識別される在庫としての医療品の入庫年月日を含む入庫情報が格納された入庫情報格納部と、前記入庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に含まれる各医療品識別情報に対応する入庫年月日を取得する入庫年月日取得部と、前記未請求の請求書情報について、医療品識別情報毎に、前記公示年月日が前記入庫年月日と使用年月日の間の時期であるか否かを判定する公示年月日判定部と、前記公示年月日が前記入庫年月日と前記使用年月日の間の時期であると判定された場合、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報と、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報とを用いて、前記医療品の請求金額を算出する算出部と、前記医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための前記在庫識別情報と、該医療品が仕入元からの貸出品、買取品、特価での買取品、または該仕入元からの補填品・添付品であるかを区分する在庫区分情報と、を含む在庫情報が格納された在庫情報格納部と、前記在庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に対応する前記在庫情報を取得し、該取得した在庫情報の在庫区分情報に基づいて、該医療品が仕入元からの貸出品であるかを判別する貸出品判別部と、前記在庫区分情報について引き当ての優先順位が格納された引当優先順位情報格納部と、前記引当優先順位情報格納部から前記在庫区分情報についての引き当ての優先順位を取得し、該引き当ての優先順位と、前記在庫情報格納部に格納された前記在庫識別情報とに基づいて、前記未請求の請求書情報を、前記在庫識別情報について並び替える優先順位並び替え部と、前記在庫識別情報と、該在庫識別情報により識別される前記貸出品としての前記医療品の貸出残情報を含む貸出情報が格納された貸出情報格納部と、前記貸出情報格納部に格納された前記貸出残情報を用いて、前記並び替えられた前記未請求の請求書情報について、優先順位の上位より引当を行う引当部と、前記引当後の前記未請求の請求書情報について、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報を用いると共に、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報を用いて、前記医療品の請求金額を再算出する再算出部と、を備える。
本発明によれば、公示前後の価格を管理すること、又は、これと共に医療品の在庫区分を柔軟に対応させること等によって、仕入時期と販売時期(但し顧客への貸出品についてはその使用時期)の間に医療品の公示価格が変更された場合であっても最大限の利益を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る在庫管理システムである、販売仕入在庫管理システムの全体構成を示す図である。
同図に示したように、販売仕入在庫管理システム1は、商品である医療品の販売、仕入、在庫を管理する販売仕入在庫管理サーバ2と、在庫の確認を行う際などに利用される在庫管理端末3と、請求書の作成(発行)を行う際などに利用される販売仕入在庫管理端末4と、顧客(例えば病院)へ貸し出した商品の使用状況を入力する際などに利用される病院端末装置5及び営業携帯端末6などを有する。尚、医療品は、例えば医療器材又は医薬品等である。
本システム1において、各端末は、ネットワークを介してサーバ2と接続されており、例えば、在庫管理端末3と販売仕入在庫管理端末4は、LAN等のネットワークを介してサーバ2と接続され、病院設置端末4と営業携帯端末5は、インターネット等のネットワーク7を介してサーバ2と接続されている。
また、本システム1において、販売仕入在庫管理サーバ2、在庫管理端末3、及び販売仕入在庫管理端末4は、例えば仲介卸売業者側に設けられ、病院設置端末5は、例えば病院等の顧客側に設けられる。また、営業携帯端末6は、例えば顧客を訪問する仲介卸売業者の営業マン等により携帯される。
図2は、本システム1の動作の概要を説明する図である。
同図に示したように、販売仕入在庫管理サーバ2は、商品の属性に関するデータを記述した商品テーブル11と、商品の在庫状況に関するデータを記述した在庫テーブル12と、商品の貸出状況に関するデータを記述した貸出テーブル13と、請求書に関するデータを記述した請求テーブル14と、引当の優先度に関するデータを記述した引当優先テーブル15等を有し、上記各端末から所定の要求があると、必要に応じてテーブルにアクセスし、対応する処理を行う。
例えば、在庫管理端末3から在庫状況読込要求があると、在庫テーブル12からデータを読み込み、それを在庫管理端末3に送信する等の在庫状況読込処理を行う(S1)。
また、例えば、病院設置端末5又は営業携帯端末6から使用状況取込要求があると、当該端末5又は6から入力された、顧客に貸し出した商品の使用状況に関するデータ(例えば使用された商品と数量を含む使用伝票に関するデータ)を取り込み、それに基づいて貸出テーブル13のデータ更新や請求テーブル14へのデータの追記等の使用状況取込処理(S2)を行う。
また、例えば、販売仕入在庫管理端末4から請求書作成(請求書発行)要求があると、商品テーブル11、在庫テーブル12、貸出テーブル13、請求テーブル14、及び引当優先テーブル15等に記述されているデータに基づいて請求書データを作成し、それを販売仕入在庫管理端末4へ送信する等の請求書作成処理(S3乃至S6)を行う。但し、この請求書作成処理においては、仕入時期と販売時期(顧客に貸し出した商品にあってはその使用時期)の間に公示価格が変更された商品がある場合には、変更前後の公示価格を用いて請求金額の計算を行う償還返還計算処理(S4)と、引当優先テーブル15に基づいて顧客への貸出品の見かけ上の引当を変更して請求金額の計算を行う引当変更計算処理(S5)などを行って請求書データを作成するが、そうでない場合には、このS4及びS5の処理を行わずに、変更前の公示価格で(現在の公示価格で)請求金額の計算を行って請求書データを作成する。
尚、当該サーバ2では、仕入時期と販売時期との間に公示価格が変更された場合に、上記S4及びS5の処理のうち、S5を省いてS4の処理のみを行うことも可能になっている。
このS3乃至S6の請求書作成処理については、後に詳述する。
ところで、上記の請求書作成処理では、公示価格を用いて請求書作成のための計算を行うため、仕入時期と販売時期の間に公示価格が低額へ変更された場合には、公示価格変更前にメーカーから買い取った商品や借り入れた商品に関しては、仕入価格(但し、借入品については仮の仕入価格)よりも低い価格で販売することになるケースも生じ得る。
そこで、当該サーバ2では、上記の請求書作成処理を実行する前の所定の時期に、請求テーブル14に記述されている未請求の請求書データに対し、上述の請求書作成処理と同様の処理によって利益金額を算出し、その結果、公示価格の変更によって利益があがらなくなってしまった商品に関しては、そのメーカーコード,商品コード,警告種別,及び不採算となる金額に関するデータを警告テーブル(不図示)に記述すると共に、警告メッセージテーブル(不図示)に基づいて、その警告種別に応じた警告メッセージを例えば販売仕入在庫管理端末4などに表示する等して通知するようになっている(以下、これを「不採算確認処理」という)。尚、警告テーブルへの記述と警告メッセージの通知は、上記の請求書作成処理実行前であれば、必ずしも同時に行う必要はない。
これにより、仲介卸売業者では、その利益があがらなくなってしまった未請求の請求書データに係る商品が、メーカーから借り入れて顧客へ貸し出した商品であった場合には、その商品の実際の仕入単価がまだ決まっていないことから、変更後の公示価格を考慮してメーカーとの間で仕入単価の価格交渉(値引き交渉)を行うことが可能になり、この交渉において、仕入単価を少なくとも変更後の公示価格よりも低額にすることができれば、実際の請求書作成時に、その商品に関し利益があがらなくなるのを防止することができる。
図3は、上記の商品テーブル11の一例を示す図である。
同図に示したように、商品テーブル11には、仕入れた商品の属性に関するデータとして、「商品コード」,「商品名」,「公示前単価」,「公示後単価」,「公示年月日」,及び「メーカーコード」が、商品単位で記述される。
同図の例では、いずれの商品も「公示年月日」:「2005/04/01」とあることから、2005/04/01付けで公報により公示価格が変更されている。これにより、例えば「栄養カテーテル」は2005/04/01から単価にして700(=2200−1500)円下げられたことになる。この場合、このままでは、「栄養カテーテル」による売り上げが2005/04/01以降になったときには単価にして700円の損失が生じ得ることになる。
図4は、上記の在庫テーブル12の一例を示す図である。
同図に示したように、在庫テーブル12には、商品の在庫状況に関するデータとして、「商品コード」,「在庫コード」,「在庫区分」,「購入単価」,「入庫数」,「出荷数」,「使用数」,「リスク区分」,「在庫数」,「入庫年月日」,及び「見込売上単価」が、在庫単位で記述される。ここで、「在庫区分」は、当該商品が、メーカーから借り入れた貸出品(「RST」)、メーカーから買い取った買取品(「ST」)、メーカーから特価で買い取った特価品(「UST」)、又はメーカーから補填・添付された補填品・添付品(「ZST」)であることを示す。「購入単価」は、仕入時の購入単価を示す。但し、メーカーから借り入れた貸出品(「RST」)の「購入単価」については、顧客に使用分を請求する時に実際の単価が決まるので、ここでは仮の単価を記述しておくこととし、後にその変更が可能になっている。「リスク区分」は、当該商品が値引き交渉可能(「1」)又は値引き交渉不可能(「0」)であることを示す。「見込売上単価」は、売上時の見込単価を示す。
図5は、上記の貸出テーブル13の一例を示す図である。
同図に示したように、貸出テーブル13には、顧客への商品の貸出状況に関するデータとして、「病院コード」,「商品コード」,「在庫コード」,「貸出区分」,「貸出個数」,「貸出残」,「納品年月日」,及び「貸出期限」が、顧客への貸出単位で記述される。ここで、「貸出区分」は、当該商品が長期貸出のもの(「LST」),短期貸出のもの(「SST」),又は販売されたもの(「BST」)であることを示す。但し、長期貸出の対象となる商品は、メーカーからの借入品であって「在庫区分」が「RST」のものとなり、短期貸出及び販売の対象となる商品は、いずれも「在庫区分」が「ST」,「UST」,又は「ZST」のものとなる。「貸出個数」は、当初に貸し出した個数を示し、「貸出残」は、現在貸出中の個数を示す。
顧客に貸し出した商品は顧客が使用した後に売り上げがたつため、販売仕入在庫管理サーバ2では、これをこの貸出テーブル13により管理するようにしている。これにより、例えば、メーカーから借り入れて顧客へ貸し出した商品が不良となった場合には、その商品に関し、請求時の価格引下交渉や返品として処理が可能になり、また、メーカーから買い取って顧客へ貸し出した商品に関しても同様の場合には、相応の対処を施すことが可能になる。
尚、顧客に貸し出した商品は、実際には仲介卸売業者の倉庫に存在していないが、後に売り上げがたつ要因を持つため、外部の倉庫に存在する在庫品としての意味を持つ。
この貸出テーブル13によれば、顧客に商品が貸し出された後に公示価格が変更され、その後、その商品が顧客に使用された場合には、変更後の公示価格と、在庫テーブル12に記述されている「見込売上単価」との差分に「貸出残」を掛けた金額が、公示価格の変更によって影響を受けた金額となる。
図6は、上記の請求書作成処理においてS4の処理が終了した時点の請求書データが記述された請求テーブル14の一例を示す図である。
同図に示したように、請求テーブル14には、請求書に関するデータとして、「病院コード」,「請求番号」,「商品コード」,「在庫コード」,「単価」,「数量」,「請求金額」,「領収年月日」,「使用年月日」,「請求書発行日」,「備考1(原価)」,及び「備考2(利益)」が、請求単位で記述される。ここで、「単価」は、商品の「使用年月日」における公示価格を示す。「数量」は、使用された数量を示す。「請求金額」は、「単価」×「数量」である。
尚、同図において、「備考1(原価)」は原価(「購入単価」×「数量」)を示し、「備考2(利益)」は、利益(「請求金額」−「備考1(原価)」)を示すが、これは参考のために示したものであり、実際には記述されなくてもよい(他の請求テーブル14の「備考」についても同じ)。
同図の請求テーブル14は、「病院コード」:「123」の顧客に貸し出していた「商品コード」:「100001−001」の商品が、公示価格変更前の2005/03/31に5個使用され、公示価格変更以後の2005/04/02に10個使用された場合のものを示している。また、この請求テーブル14には、上記S4の償還返還計算処理を行って請求金額を計算した時点の請求書データが、貸出テーブル13の「納品年月日」(但し、「納品年月日」が同日の場合には「使用年月日」)順に記述されている。
尚、このテーブル14では、請求金額の総額は26000円、利益金額の総額は4000円となっている。
図7は、上記の引当優先テーブル15の一例を示す図である。
同図に示したように、引当優先テーブル15には、引当の優先度に関するデータとして、在庫区分の優先度が記述されている。
同図の例では、引当の優先度の高い順に、「ZST」,「UST」,「ST」,「RST」となっており、仕入単価が低くなるものほど優先度が高くなるようになっている。
図8は、上記の請求書作成処理において上記S5の処理が終了した時点の請求書データが記述された請求テーブル14の一例を示す図である。
より詳しくは、図6に示した請求書データに対し、図7に示した引当優先テーブル15に基づく上記S5の引当変更処理を行って顧客へ貸し出した商品の見かけ上の引当を変更し請求金額を計算した時点の請求書データを記述した請求テーブル14を示している。
この引当変更処理により、図6に示した請求テーブル14において「使用年月日」:「2005/03/31」の「在庫コード」:「SOL001」が、図8に示した請求テーブル14においては「SOL002」となり、それに伴って、図6に示した請求テーブル14において「使用年月日」:「2005/04/02」の「在庫コード」:「SOL001」の「数量」:「6」と「在庫コード」:「SOL002」の「数量」:「4」が、図8に示した請求テーブル14においては「8」と「2」となる。
図8の請求テーブル14においては、当該テーブル14上で「使用年月日」が公示価格変更以後の商品は減益となっているものの、図6に示した請求テーブル14に比べ、価格交渉可能な商品の数量が増え、逆に価格交渉不可能な商品の数量が減ったことから、後に価格交渉を行って仕入単価を低額化することによって、利益をあげることが可能になる。
尚、この請求テーブル14においても、請求金額の総額は26000円、利益金額の総額は4000円となっている。
図9は、上記の警告テーブルの一例を示す図である。
同図に示したように、警告テーブルには、上記の不採算確認処理において、公示価格の変更により利益があがらなくなった商品がある場合には、その商品に関するデータとして、その「メーカーコード」,「製品コード」,「在庫コード」,「警告種別」,及び「不採算金額」が記述される。
同図の例は、不採算確認処理において算出した利益金額が、例えば図8の請求テーブル14に示した利益金額となった場合の例である。また、この例では、「在庫コード」:「SOL001」の「備考」に、当該商品が値引き交渉可能であることから、「メーカーへ価格交渉」が記述されている。
図10は、上記の警告メッセージテーブルの一例を示す図である。
同図に示したように、警告メッセージテーブルには、「メッセージコード」とそれに対応する「メッセージ」が記述されている。尚、「メッセージコード」と、警告テーブルの「警告種別」は対応しており、「警告種別」に応じた「メッセージ」の表示が可能になっている。
図11は、図6に示した請求テーブル14において、上記の不採算確認処理の結果に基づく価格交渉後の仕入単価を用いて請求金額等を算出した場合の請求書データが記述された請求テーブル14の一例を示す図である。
上記の請求書作成処理前の所定の時期に行われた上記の不採算確認処理において、図6に示した請求テーブル14にある利益金額が算出されたとすると、不採算金額を発生させる商品であって価格交渉可能な商品は、メーカーから借り入れて顧客へ貸し出した商品(「RST」)である、「使用年月日」:「2005/04/02」の「在庫コード」:「SOL001」の商品となり、この場合、その旨の警告メッセージが表示される。
そこで、仲介卸売業者は、変更後の公示価格(図6の「単価」)が「1500」であることを考慮して、その商品の仕入元のメーカーと価格交渉を行い、その交渉において、「購入単価」:「1700」(図4の在庫テーブル12参照)としていたものを「1400」に減額して交渉成立したとする。
この場合、図6に示した請求テーブル14において「使用年月日」:「2005/04/02」の「在庫コード」:「SOL001」の商品の「購入単価」:「1700」を、価格交渉後の「購入単価」:「1400」に補正して利益金額を算出すると、図11の下線に示したとおり、その商品の原価が減額し(同図の「備考1(原価)」参照)、その分、利益が増額する(同図の「備考2(利益)」参照)。これにより、利益金額の総額が、図6に示した請求テーブル14では4000円であったのに対し、図11の請求テーブル14では5800円になる。
このように、価格交渉により成立した、より低額の「購入単価」を用いることによって、より多くの利益を得ることができる。
図12は、図8に示した請求テーブル14において、上記の不採算確認処理の結果に基づく価格交渉後の仕入単価を用いて請求金額等を算出した場合の請求書データが記述された請求テーブル14の一例を示す図である。
上記の請求書作成処理前の所定の時期に行われた上記の不採算確認処理において、図8に示した請求テーブル14にある利益金額が算出されたとすると、不採算金額を発生させる商品であって価格交渉可能な商品は、メーカーから借り入れて顧客へ貸し出した商品(「RST」)である、「使用年月日」:「2005/04/02」の「在庫コード」:「SOL001」の商品となり、この場合、その旨の警告メッセージが表示される。
そこで、仲介卸売業者は、変更後の公示価格(図8の「単価」)が「1500」であることを考慮して、その商品の仕入元のメーカーと価格交渉を行い、その交渉において、「購入単価」:「1700」(図4の在庫テーブル12参照)としていたものを「1400」に減額して交渉成立したとする。
この場合、図8に示した請求テーブル14において「使用年月日」:「2005/04/02」の「在庫コード」:「SOL001」の商品の「購入単価」:「1700」を、価格交渉後の「購入単価」:「1400」に補正して利益金額を算出すると、図12の下線に示したとおり、その商品の原価が減額し(同図の「備考1(原価)」参照)、その分、利益が増額する(同図の「備考2(利益)」参照)。これにより、利益金額の総額が、図8に示した請求テーブル14では4000円であったのに対し、図12に示した請求テーブル14では6400円になる。
このように、上記S4の償還返還計算処理の後に更に上記S5の引当変更計算処理を行い、加えて、価格交渉により成立した、より低額の「購入単価」を用いることによって、更に、より多くの利益を得ることができる。
次に、上述の請求書作成処理(S3乃至S6の処理)を、図13及び図14を用いて更に詳細に説明する。
図13は、この請求書作成処理において、上記S5の処理を省いた場合の処理に係るフローチャートを示す図である。
同図に示したように、オペレータの端末操作により販売仕入在庫管理端末4から送信された請求書作成要求のコマンドを受信すると、販売仕入在庫管理サーバ2は、請求書作成(請求書発行)処理を起動し(S11)、まず、請求先となる顧客(例えば病院)の未請求の請求書データ(請求書作成処理を行っていない請求書データ)を請求テーブル14から読み込み(S12)、その請求書データにおける各商品の使用年月日を確認する(S13)。
続いて、S13で確認された使用年月日において、償還返還日(商品テーブル11の「公示年月日」)を跨ぐ商品があるか否かを判定する。すなわち、仕入時期とS13で確認された使用年月日の間に公示価格が変更された商品があるか否かを判定する(S14)。
S14の判定がNoの場合には、商品テーブル11を読み込み(S15)、請求金額(ここでは償還返還日前の請求金額)の計算を、「公示前単価」(図3の商品テーブル11参照)を用いて行う(S16)。
一方、S14の判定がYesの場合には、商品テーブル11を読み込み(S17)、請求金額の計算において、使用年月日が償還返還日前の請求金額の計算を商品テーブル11の「公示前単価」を用いて行い(S18)、使用年月日が償還返還日以後の請求金額の計算を商品テーブル11の「公示後単価」を用いて行う(S19)。これにより、例えば図6に示した請求テーブル14に記述された請求書データが得られる。続いて、処理中の請求書データにおける商品において、メーカーからの借入品である貸出品(貸出区分が「RST」の商品)が有るか否かを判定し(S20)、その判定結果がYesの場合には、在庫テーブル11において、その貸出品の「購入単価」を価格交渉後(値引き交渉後)の単価に補正(変更)して、その貸出品の請求金額を再計算し(S21)、S20の判定結果がNoの場合には、S21をスキップする。
尚、S21の価格交渉後の単価は、上述のとおり、この請求書作成処理前の所定の時期に行われた上記の不採算確認処理の結果に基づく価格交渉によって決定されたものであり、例えば、その決定の後に所定のテーブルに記述され、このS21の処理が実行される際に、そのテーブルから対応する単価が読み出される。
S16の後、又はS21或いはS20がNoの後は、請求金額の総計を算出する(S22)。これにより、請求書データが作成される。ここで、仮にS20がYesであった場合には、例えば図11に示した請求テーブル14に記述された請求書データが得られる。そして、S22で得られた請求書データは、その後、販売仕入在庫管理端末4に送信される。これにより、端末4では、作成された請求書の確認が可能になる。
図14は、上述の請求書作成処理において、S5の処理を含む場合の処理に係るフローチャートを示す図である。
同図に示したように、本フローでは、上記S5の引当変更計算処理が、図13のS20がYesの後であってS21の前に行われる。
すなわち、図14において、S20がYesの場合には、引当優先テーブル15を参照し、引当の優先度に応じて、請求テーブル14の処理中の請求書データの「在庫コード」を、在庫テーブル12の在庫区分を基に並べ直す(S31)。続いて、貸出テーブル13の「貸出残」を参照し、請求テーブル14の処理中の請求書データにおいて上位より引当を行い、そして、再び上記S18及びS19の処理と同様の処理を行って、償還返還日前及びその日以後の請求金額の計算をやり直し(S32)、S21へ進む。
これにより、本フローにおいてS22の処理が終了すると、仮にS20がYesであった場合には、例えば図12に示した請求テーブル14に記述された請求書データが得られる。
図15は、上記の販売仕入在庫管理サーバ2のハードウェア構成の一例を示す図である。
同図に示すコンピュータ20は、CPU21、メモリ22、入力装置23、出力装置24、外部記憶装置25、媒体駆動装置26、ネットワーク接続装置27等を有し、これらがバス28に接続された構成となっている。尚、同図に示した構成は一例であり、これに限るものではない。
CPU21は、当該コンピュータ20全体を制御する中央処理装置である。
メモリ22は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置25(或いは可搬記録媒体29)に記憶されているプログラムやデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU21は、メモリ22に読み出したプログラムやデータを用いて、各種処理(上述の図2及び図13乃至図14に示した処理を含む)を実行する。
入力装置23は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等である。
出力装置24は、例えばディスプレイ、プリンタ等である。
尚、入力装置23、出力装置24は、無くてもよい。
外部記憶装置25は、例えばハードディスク装置等であり、プログラム(上述の図2及び図13乃至図14に示した処理をコンピュータ20に実行させるプログラムを含む)やデータ(上述の図3乃至図12に示した各種テーブルのデータを含む)が格納される。また、当該プログラムやデータは、可搬記録媒体29に記憶され、媒体駆動装置26が、可搬記録媒体29に記憶されているプログラムやデータを読み出して、例えば上述の図2及び図13乃至図14に示した処理をコンピュータ20に実行させるようにしてもよい。可搬記録媒体29は、例えば、FD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
ネットワーク接続装置27は、ネットワーク(インターネット等)に接続して、外部の情報処理装置とプログラムやデータの送受信を可能にする構成である。これにより、例えば上記の端末3、4、5、6との間でデータの送受が可能になっている。
図16は、上記プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードの一例を示す図である。
同図に示したように、上記の各種処理を実行させるプログラムやデータが記憶されている可搬記録媒体29を情報処理装置(コンピュータ)20の本体に挿入する等して、当該プログラムやデータを読み出してメモリ22に格納し実行するものであってもよいし、また、上記プログラムやデータは、ネットワーク接続装置27により接続されているネットワーク30(インターネット等)を介して、外部のプログラムやデータ提供者側のサーバ40に記憶されているプログラムやデータ41をダウンロードするものであってもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
例えば、上記実施例に係る販売仕入在庫管理システムにおいて、管理の対象となる商品として、上記の医療品以外の商品であって公示により価格が変動する商品を適用することも可能である。
(付記1)
公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行うためのプログラムであって、
請求対象とする医療品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものがあるか否かを判定する判定機能と、
前記判定機能により価格が変動したものがあると判定されたときに、前記請求対象とする医療品の請求金額を、販売時期が公示前の医療品については公示前の価格を用いて計算し、販売時期が公示後の医療品については公示後の価格を用いて計算する償還返還計算機能と、
をコンピュータに実現させるための在庫管理プログラム。
(付記2)
公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行うためのプログラムであって、
請求対象とする医療品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものがあるか否かを判定する判定機能と、
前記判定機能により価格が変動したものがあると判定されたときに、前記請求対象とする医療品の在庫区分を引当優先度に基づいて変更し、当該変更後の請求対象とする医療品の請求金額を、当該変更後の請求対象とする医療品において、販売時期が公示前となる医療品については公示前の価格を用いて計算し、販売時期が公示後となる医療品については公示後の価格を用いて計算する引当優先計算機能と、
をコンピュータに実現させるための在庫管理プログラム。
(付記3)
前記償還返還計算機能による計算の後、前記請求対象とする医療品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動した医療品であって且つ仕入元から借り入れ顧客に貸し出した医療品がある場合には、当該医療品に関し、仕入単価を、公示後であって且つ事前に行われた値引き交渉後の仕入単価に変更して請求金額を再計算し、
或いは、前記引当優先計算機能による計算の後、前記変更後の請求対象とする医療品において、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものとなる医療品であって且つ仕入元から借り入れ顧客に貸し出したものとなる医療品がある場合には、当該医療品に関し、仕入単価を、公示後であって且つ事前に行われた値引き交渉後の仕入単価に変更して請求金額を再計算する再計算機能、
を更にコンピュータに実現させるための付記1又は2記載の在庫管理プログラム。
(付記4)
これから請求対象としようとする医療品の請求金額を、上記判定機能と、上記償還返還計算機能又は上記引当優先計算機能とにより計算した結果、利益があがらない医療品であって且つ仕入元から借り入れ顧客へ貸し出した医療品がある場合に、当該医療品の仕入単価が仕入元との価格交渉により値引き可能である旨を通知する通知機能、
を更にコンピュータに実現させるための付記1乃至3の何れか一つに記載の在庫管理プログラム。
(付記5)
公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行うシステムであって、
請求対象とする医療品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものがあるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により価格が変動したものがあると判定されたときに、前記請求対象とする医療品の請求金額を、販売時期が公示前の医療品については公示前の価格を用いて計算し、販売時期が公示後の医療品については公示後の価格を用いて計算する償還返還計算手段と、
を有することを特徴とする在庫管理システム。
(付記6)
公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行うシステムであって、
請求対象とする医療品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものがあるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により価格が変動したものがあると判定されたときに、前記請求対象とする医療品の在庫区分を引当優先度に基づいて変更し、当該変更後の請求対象とする医療品の請求金額を、当該変更後の請求対象とする医療品において、販売時期が公示前となる医療品については公示前の価格を用いて計算し、販売時期が公示後となる医療品については公示後の価格を用いて計算する引当優先計算手段と、
を有することを特徴とする在庫管理システム。
(付記7)
前記償還返還計算手段による計算の後、前記請求対象とする医療品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動した医療品であって且つ仕入元から借り入れ顧客に貸し出した医療品がある場合には、当該医療品に関し、仕入単価を、公示後であって且つ事前に行われた値引き交渉後の仕入単価に変更して請求金額を再計算し、
或いは、前記引当優先計算手段による計算の後、前記変更後の請求対象とする医療品において、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものとなる医療品であって且つ仕入元から借り入れ顧客に貸し出したものとなる医療品がある場合には、当該医療品に関し、仕入単価を、公示後であって且つ事前に行われた値引き交渉後の仕入単価に変更して請求金額を再計算する再計算手段、
を更に有することを特徴とする付記5又は6記載の在庫管理システム。
(付記8)
これから請求対象としようとする医療品の請求金額を、上記判定手段と、上記償還返還計算手段又は上記引当優先計算手段とにより計算した結果、利益があがらない医療品であって且つ仕入元から借り入れ顧客へ貸し出した医療品がある場合に、当該医療品の仕入単価が仕入元との価格交渉により値引き可能である旨を通知する通知手段、
を更に有することを特徴とする付記5乃至7の何れか一つに記載の在庫管理システム。
(付記9)
公示により価格が変動する商品の在庫管理を行うためのプログラムであって、
請求対象とする商品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものがあるか否かを判定する判定機能と、
前記判定機能により価格が変動したものがあると判定されたときに、前記請求対象とする商品の請求金額を、販売時期が公示前の商品については公示前の価格を用いて計算し、販売時期が公示後の商品については公示後の価格を用いて計算する償還返還計算機能と、
をコンピュータに実現させるための在庫管理プログラム。
(付記10)
公示により価格が変動する商品の在庫管理を行うためのプログラムであって、
請求対象とする商品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものがあるか否かを判定する判定機能と、
前記判定機能により価格が変動したものがあると判定されたときに、前記請求対象とする商品の在庫区分を引当優先度に基づいて変更し、当該変更後の請求対象とする商品の請求金額を、当該変更後の請求対象とする商品において、販売時期が公示前となる商品については公示前の価格を用いて計算し、販売時期が公示後となる商品については公示後の価格を用いて計算する引当優先計算機能と、
をコンピュータに実現させるための在庫管理プログラム。
(付記11)
前記償還返還計算機能による計算の後、前記請求対象とする商品の中に、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動した商品であって且つ仕入元から借り入れ顧客に貸し出した商品がある場合には、当該商品に関し、仕入単価を、公示後であって且つ事前に行われた値引き交渉後の仕入単価に変更して請求金額を再計算し、
或いは、前記引当優先計算機能による計算の後、前記変更後の請求対象とする商品において、仕入時期と販売時期との間に公示により価格が変動したものとなる商品であって且つ仕入元から借り入れ顧客に貸し出したものとなる商品がある場合には、当該商品に関し、仕入単価を、公示後であって且つ事前に行われた値引き交渉後の仕入単価に変更して請求金額を再計算する再計算機能、
を更にコンピュータに実現させるための付記9又は10記載の在庫管理プログラム。
(付記12)
これから請求対象としようとする商品の請求金額を、上記判定機能と、上記償還返還計算機能又は上記引当優先計算機能とにより計算した結果、利益があがらない商品であって且つ仕入元から借り入れ顧客へ貸し出した商品がある場合に、当該商品の仕入単価が仕入元との価格交渉により値引き可能である旨を通知する通知機能、
を更にコンピュータに実現させるための付記9乃至11の何れか一つに記載の在庫管理プログラム。
本発明の一実施例に係る在庫管理システムである、販売仕入在庫管理システムの全体構成を示す図である。 販売仕入在庫管理システムの動作の概要を説明する図である。 商品テーブルの一例を示す図である。 在庫テーブルの一例を示す図である。 貸出テーブルの一例を示す図である。 請求書作成処理においてS4の処理が終了した時点の請求書データが記述された請求テーブルの一例を示す図である。 引当優先テーブルの一例を示す図である。 請求書作成処理において上記S5の処理が終了した時点の請求書データが記述された請求テーブルの一例を示す図である。 警告テーブルの一例を示す図である。 警告メッセージテーブルの一例を示す図である。 図6に示した請求テーブルにおいて、不採算確認処理の結果に基づく価格交渉後の仕入単価を用いて請求金額等を算出した場合の請求書データが記述された請求テーブルの一例を示す図である。 図8に示した請求テーブルにおいて、不採算確認処理の結果に基づく価格交渉後の仕入単価を用いて請求金額等を算出した場合の請求書データが記述された請求テーブルの一例を示す図である。 請求書作成処理において、S5の処理を省いた場合の処理に係るフローチャートを示す図である。 請求書作成処理において、S5の処理を含む場合の処理に係るフローチャートを示す図である。 販売仕入在庫管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードの一例を示す図である。
符号の説明
1 販売仕入在庫管理システム
2 販売仕入在庫管理サーバ
3 在庫管理端末
4 販売仕入在庫管理端末
5 病院設置端末
6 営業携帯端末
7 ネットワーク
11 商品テーブル
12 在庫テーブル
13 貸出テーブル
14 請求テーブル
15 引当優先テーブル
20 コンピュータ
21 CPU
22 メモリ
23 入力装置
24 出力装置
25 外部記憶装置
26 媒体駆動装置
27 ネットワーク接続装置
28 バス
29 可搬記録媒体
30 ネットワーク
40 サーバ
41 プログラム/データ

Claims (3)

  1. 公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行う処理をコンピュータに実行させる在庫管理プログラムであって、
    請求先となる顧客に対する請求書作成要求を取得する取得処理と、
    前記顧客を識別する顧客識別情報と、該顧客により使用された医療品を識別する医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための在庫識別情報と、該医療品の使用年月日とを含む請求書情報が格納された請求書情報格納部から、前記取得した請求先となる顧客に対する請求書作成要求に対応する請求書情報のうち、未請求の請求書情報を抽出し、該未請求の請求書情報の前記使用年月日を取得する使用年月日取得処理と、
    前記医療品識別情報、公示年月日、公示前の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報、及び公示後の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報を含む医療品情報が格納された医療品情報格納部から、前記未請求の請求書情報の各医療品識別情報に対応する公示年月日を取得する公示年月日取得処理と、
    前記医療品識別情報、該医療品識別情報により識別される在庫としての医療品の入庫年月日を含む入庫情報が格納された入庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に含まれる各医療品識別情報に対応する入庫年月日を取得する入庫年月日取得処理と、
    前記未請求の請求書情報について、医療品識別情報毎に、前記公示年月日が前記入庫年月日と使用年月日の間の時期であるか否かを判定する公示年月日判定処理と、
    前記公示年月日が前記入庫年月日と前記使用年月日の間の時期であると判定された場合、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報と、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報とを用いて、前記医療品の請求金額を算出する算出処理と、
    前記医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための前記在庫識別情報と、該医療品が仕入元からの貸出品、買取品、特価での買取品、または該仕入元からの補填品・添付品であるかを区分する在庫区分情報と、該医療品の売上時の見込み単価情報を含む在庫情報が格納された在庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に対応する前記在庫情報を取得し、該取得した在庫情報の在庫区分情報に基づいて、該医療品が仕入元からの貸出品であるかを判別する貸出品判別処理と、
    前記在庫区分情報について引き当ての優先順位が格納された引当優先順位情報格納部から前記在庫区分情報についての引き当ての優先順位を取得し、該引き当ての優先順位と、前記在庫情報格納部に格納された前記在庫識別情報とに基づいて、前記未請求の請求書情報を、前記在庫識別情報について並び替える優先順位並び替え処理と、
    前記在庫識別情報と、該在庫識別情報により識別される前記貸出品としての前記医療品の貸出残情報を含む貸出情報が格納された貸出情報格納部に格納された前記貸出残情報を用いて、前記並び替えられた前記未請求の請求書情報について、優先順位の上位より引当を行う引当処理と、
    前記引当処理後の前記未請求の請求書情報について、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報を用いると共に、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報を用いて、前記医療品の請求金額を再算出する再算出処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする在庫管理プログラム。
  2. 入庫情報格納部は、前記医療品の購入単価を含み、
    前記請求書情報格納部は、使用した前記医療品の請求金額単価と数量を含み、
    前記在庫管理プログラムは、さらに、
    前記医療品が仕入元からの貸出品である場合であって、前記使用した医療品の請求金額単価に前記数量を乗じて得られた値から前記購入単価に該数量を乗じて得られた値を差し引いた値が負の値になる場合、当該医療品の仕入単価が仕入元との価格交渉により値引き可能である旨を通知する通知処理、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の在庫管理プログラム。
  3. 公示により価格が変動する医療品の在庫管理を行う在庫管理システムであって、
    請求先となる顧客に対する請求書作成要求を取得する取得部と、
    前記顧客を識別する顧客識別情報と、該顧客により使用された医療品を識別する医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための在庫識別情報と、該医療品の使用年月日とを含む請求書情報が格納された請求書情報格納部と、
    前記請求書情報格納部から、前記取得した請求先となる顧客に対する請求書作成要求に対応する請求書情報のうち、未請求の請求書情報を抽出し、該未請求の請求書情報の前記使用年月日を取得する使用年月日取得部と、
    前記医療品識別情報、公示年月日、公示前の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報、及び公示後の該医療品識別情報により識別される医療品の価格情報を含む医療品情報が格納された医療品情報格納部と、
    前記医療品情報格納部から、前記未請求の請求書情報の各医療品識別情報に対応する公示年月日を取得する公示年月日取得部と、
    前記医療品識別情報、該医療品識別情報により識別される在庫としての医療品の入庫年月日を含む入庫情報が格納された入庫情報格納部と、
    前記入庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に含まれる各医療品識別情報に対応する入庫年月日を取得する入庫年月日取得部と、
    前記未請求の請求書情報について、医療品識別情報毎に、前記公示年月日が前記入庫年月日と使用年月日の間の時期であるか否かを判定する公示年月日判定部と、
    前記公示年月日が前記入庫年月日と前記使用年月日の間の時期であると判定された場合、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報と、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報とを用いて、前記医療品の請求金額を算出する算出部と、
    前記医療品識別情報と、該医療品を在庫として識別するための前記在庫識別情報と、該医療品が仕入元からの貸出品、買取品、特価での買取品、または該仕入元からの補填品・添付品であるかを区分する在庫区分情報と、を含む在庫情報が格納された在庫情報格納部と、
    前記在庫情報格納部から、前記未請求の請求書情報に対応する前記在庫情報を取得し、該取得した在庫情報の在庫区分情報に基づいて、該医療品が仕入元からの貸出品であるかを判別する貸出品判別部と、
    前記在庫区分情報について引き当ての優先順位が格納された引当優先順位情報格納部と、
    前記引当優先順位情報格納部から前記在庫区分情報についての引き当ての優先順位を取得し、該引き当ての優先順位と、前記在庫情報格納部に格納された前記在庫識別情報とに基づいて、前記未請求の請求書情報を、前記在庫識別情報について並び替える優先順位並び替え部と、
    前記在庫識別情報と、該在庫識別情報により識別される前記貸出品としての前記医療品の貸出残情報を含む貸出情報が格納された貸出情報格納部と、
    前記貸出情報格納部に格納された前記貸出残情報を用いて、前記並び替えられた前記未請求の請求書情報について、優先順位の上位より引当を行う引当部と、
    前記引当後の前記未請求の請求書情報について、前記使用年月日が前記公示年月日前の医療品の前記公示前の価格情報を用いると共に、前記使用年月日が前記公示年月日後の医療品の前記公示後の価格情報を用いて、前記医療品の請求金額を再算出する再算出部と、
    を備えることを特徴とする在庫管理システム。
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