JP4593547B2 - 作業機干渉防止装置およびその制御方法 - Google Patents
作業機干渉防止装置およびその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4593547B2 JP4593547B2 JP2006291379A JP2006291379A JP4593547B2 JP 4593547 B2 JP4593547 B2 JP 4593547B2 JP 2006291379 A JP2006291379 A JP 2006291379A JP 2006291379 A JP2006291379 A JP 2006291379A JP 4593547 B2 JP4593547 B2 JP 4593547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- upper limit
- boom raising
- work implement
- calculating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Shovels (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
(x,y,z)によって定義される。
rxおよび左右方向の距離rzに応じたブーム上げ速度の上限値を、速度曲線LxおよびLzを用いてそれぞれ計算し、この計算結果のうち小さい方をブーム上げ速度の上限値vboomとして出力する。なお、このステップS4では、アーム掘削速度上限値計算部29も、ブーム上げ速度上限値計算部27と同様の処理を行ってアーム掘削速度の上限値varmを計算する。
A'boom=min(GAboom,100) ・・・(3)
ここで、min(f,g)は、fとgの最小値を意味する。
2、56 運転室
3 作業機
4、52 ブーム
5、53 オフセットブーム
6、54 アーム
7、55 バケット
8 ブームポテンショメータ
9 オフセットポテンショメータ
10 アームポテンショメータ
11 シリンダ
12 方向切換弁
13 ブーム制御弁
18 ブーム上げ絞り弁
22 記憶部
23 位置計算部
24 領域判定部
25 前後方向距離計算部
26 左右方向距離計算部
27 ブーム上げ速度上限値計算部
28、30 開口面積計算部
29 アーム掘削速度上限値計算部
31 ブーム上げ増速率計算部
32 開口面積上限値計算部
33a、33b スイッチ
34 制御電流計算部
100 作業機干渉防止装置
101 油圧回路
102 制御演算装置
Claims (6)
- 運転室が設けられた車両の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム、前記ブームに対して該ブームの回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム、および前記オフセットブームに対して回動可能に接続されたアームを有する作業機と前記運転室との干渉を防止する作業機干渉防止装置において、
前記ブームのブーム回転角、前記オフセットのオフセット回転角、前記アームのアーム回転角および前記作業機の寸法情報を用いて前記作業機の先端位置を計算する位置計算手段と、
前記位置計算手段で計算した前記作業機の先端位置を、前記作業機と前記運転室との干渉の有無に応じて定められる領域区分と照合することにより、前記作業機の先端位置が属する領域を判定する領域判定手段と、
前記位置計算手段で計算した前記作業機の先端位置から前記作業機と前記運転室との距離を計算する距離計算手段と、
前記距離計算手段で計算した前記作業機と前記運転室との距離に基づいて前記ブームのブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算手段と、
前記ブーム上げ速度上限値計算手段で計算した前記ブーム上げ速度の上限値および前記アーム回転角を用いて前記ブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ速度上限値再設定手段と、
前記ブーム上げ速度上限値再設定手段で再設定した前記ブーム上げ速度の上限値および前記領域判定手段で判定した前記作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められる前記ブームの制御電流を少なくとも計算して出力する制御電流計算手段と、
を備えたことを特徴とする作業機干渉防止装置。 - 前記ブーム上げ速度上限値計算手段で計算した前記ブーム上げ速度の上限値を、該上限値と対応付けられ、油圧によって前記ブームを駆動する際の吐出油量を調整するブーム上げ絞り弁の開口面積に換算する開口面積計算手段をさらに備え、
前記ブーム上げ速度上限値再設定手段は、
前記アーム回転角をもとに前記ブーム上げ速度の増速率であるブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算手段と、
前記開口面積計算手段で計算した前記ブーム上げ絞り弁の開口面積と前記ブーム上げ増速率計算手段で計算した前記ブーム上げ増速率との乗算を行い、この乗算結果をもとに、再設定後の前記ブーム上げ速度の上限値に対応付けられる前記ブーム上げ絞り弁の開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の作業機干渉防止装置。 - 前記ブーム上げ増速率は、1より大きい値を有し、
前記アーム回転角が所定の干渉開始角度以下の範囲では前記アーム回転角の増加に伴って増加し、
前記アーム回転角が前記干渉開始角度以上の範囲では定数であることを特徴とする請求項2記載の作業機干渉防止装置。 - 運転室が設けられた車両の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム、前記ブームに対して該ブームの回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム、および前記オフセットブームに対して回動可能に接続されたアームを有する作業機と前記運転室との干渉を防止する作業機干渉防止装置の制御方法において、
前記ブームのブーム回転角、前記オフセットのオフセット回転角、前記アームのアーム回転角および前記作業機の寸法情報を用いて前記作業機の先端位置を計算する位置計算ステップと、
前記位置計算ステップで計算した前記作業機の先端位置を、前記作業機と前記運転室との干渉の有無に応じて定められる領域区分と照合することにより、前記作業機の先端位置が属する領域を判定する領域判定ステップと、
前記位置計算ステップで計算した前記作業機の先端位置から前記作業機と前記運転室との距離を計算する距離計算ステップと、
前記距離計算ステップで計算した前記作業機と前記運転室との距離に基づいて前記ブームのブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算ステップと、
前記ブーム上げ速度上限値計算ステップで計算した前記ブーム上げ速度の上限値および前記アーム回転角を用いて前記ブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ速度上限値再設定ステップと、
前記ブーム上げ速度上限値再設定ステップで再設定した前記ブーム上げ速度の上限値および前記領域判定ステップで判定した前記作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められる前記ブームの制御電流を少なくとも計算して出力する制御電流計算ステップと、
を有することを特徴とする作業機干渉防止装置の制御方法。 - 前記ブーム上げ速度上限値計算ステップで計算した前記ブーム上げ速度の上限値を、該上限値と対応付けられ、油圧によって前記ブームを駆動する際の吐出油量を調整するブーム上げ絞り弁の開口面積に換算する開口面積計算ステップをさらに有し、
前記ブーム上げ速度上限値再設定ステップは、
前記アーム回転角をもとに前記ブーム上げ速度の増速率であるブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算ステップと、
前記開口面積計算ステップで計算した前記ブーム上げ絞り弁の開口面積と前記ブーム上げ増速率計算ステップで計算した前記ブーム上げ増速率との乗算を行い、この乗算結果をもとに、再設定後の前記ブーム上げ速度の上限値に対応付けられる前記ブーム上げ絞り弁の開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算ステップと、
を含むことを特徴とする請求項4記載の作業機干渉防止装置の制御方法。 - 前記ブーム上げ増速率は、1より大きい値を有し、
前記アーム回転角が所定の干渉開始角度以下の範囲では前記アーム回転角の増加に伴って増加し、
前記アーム回転角が前記干渉開始角度以上の範囲では定数であることを特徴とする請求項5記載の作業機干渉防止装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291379A JP4593547B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 作業機干渉防止装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291379A JP4593547B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 作業機干渉防止装置およびその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008106546A JP2008106546A (ja) | 2008-05-08 |
JP4593547B2 true JP4593547B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=39440141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006291379A Expired - Fee Related JP4593547B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 作業機干渉防止装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4593547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6807293B2 (ja) * | 2017-09-26 | 2021-01-06 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002294740A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の作業機干渉防止装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3357120B2 (ja) * | 1993-04-30 | 2002-12-16 | 日立建機株式会社 | 作業機の干渉防止装置 |
JP2812892B2 (ja) * | 1995-04-20 | 1998-10-22 | 住友建機株式会社 | 建設機械の作業機干渉防止装置 |
JP3098697B2 (ja) * | 1995-12-22 | 2000-10-16 | 住友建機株式会社 | 建設機械の干渉防止装置 |
JP3895439B2 (ja) * | 1997-10-14 | 2007-03-22 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の作業アタッチメント停止制御装置 |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291379A patent/JP4593547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002294740A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の作業機干渉防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008106546A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6242919B2 (ja) | 作業車両 | |
CN108699799B (zh) | 作业机械 | |
KR102091504B1 (ko) | 건설 기계 | |
KR102118386B1 (ko) | 작업 기계 | |
WO2014041701A1 (ja) | ホイールローダ | |
EP3705633B1 (en) | Work machine | |
CN109689978B (zh) | 作业机械 | |
KR102580139B1 (ko) | 유압 셔블 | |
WO2019124520A1 (ja) | 作業機械 | |
CN112601864B (zh) | 作业机械 | |
JP2017186875A5 (ja) | ||
JP4593547B2 (ja) | 作業機干渉防止装置およびその制御方法 | |
KR20220002641A (ko) | 작업 기계, 및 작업 기계의 제어 방법 | |
JPH08333767A (ja) | 油圧ショベルの運転室干渉防止装置 | |
CN113448266A (zh) | 用于机器的远程控制台 | |
US11066810B2 (en) | Work vehicle and control method for work vehicle | |
WO2022113602A1 (ja) | 積込機械の制御システム、方法、および積込機械 | |
WO2024204413A1 (ja) | 制御装置、制御方法および作業機械 | |
WO2024202983A1 (ja) | 制御装置、制御方法および作業機械 | |
WO2024204511A1 (ja) | 制御装置、制御方法および作業機械 | |
WO2023038000A1 (ja) | 制御装置、作業機械、制御方法および制御システム | |
JP6807289B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2024144797A (ja) | 制御装置、制御方法および作業機械 | |
JP4782052B2 (ja) | 作業機 | |
JPH05280073A (ja) | スライドアームの干渉防止方法および深さ表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100914 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100915 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4593547 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |