JP4593547B2 - 作業機干渉防止装置およびその制御方法 - Google Patents

作業機干渉防止装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4593547B2
JP4593547B2 JP2006291379A JP2006291379A JP4593547B2 JP 4593547 B2 JP4593547 B2 JP 4593547B2 JP 2006291379 A JP2006291379 A JP 2006291379A JP 2006291379 A JP2006291379 A JP 2006291379A JP 4593547 B2 JP4593547 B2 JP 4593547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
upper limit
boom raising
work implement
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006291379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008106546A (ja
Inventor
彰紀 杉浦
成俊 大司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2006291379A priority Critical patent/JP4593547B2/ja
Publication of JP2008106546A publication Critical patent/JP2008106546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4593547B2 publication Critical patent/JP4593547B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shovels (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

本発明は、パワーショベルなどの掘削積込み用車両において、作業機の運転室への干渉を防止する作業機干渉防止装置およびその制御方法に関する。
パワーショベルなどの掘削積込み用車両においては、車両の側方も掘削可能なタイプとして、図11の左側面図および図12の平面図に示すような外観構成を有するものが知られている。これらの図に示す掘削積込み用車両51は、作業機として、車両本体に接続されたブーム52と、ブーム52に接続されてそのブーム52の回転軸方向へオフセット可能に接続されたオフセットブーム53と、オフセットブーム53に接続されたアーム54と、アーム54に接続されたバケット55とを備える。このような掘削積込み用車両51では、オフセットブーム53が運転室56側にオフセットした場合などにおいて、バケット55の作業範囲が運転室56と干渉する危険がある。
図13は、アーム54の掘削エンドに対するアーム回転角θarmを一定としてブーム52を上昇させたときにバケット55の刃先が運転室56と干渉する状況を模式的に示す図である。これに対して、図14は、図13に示すアーム回転角θarmよりも大きいアーム回転角θarm'を保ったままブーム52を上昇させたときの図であり、バケット55の刃先が運転室56と干渉しない状況を模式的に示している。これらの図13および図14において、バケット55の支点部を中心とする円(実線および破線で記載)は、バケット55のみを動かしたときの軌跡を示している。また、図13および図14において、バケット55のみを動かしたときの軌跡を示す円と接する円弧(1点鎖線で記載)は、各々アーム回転角を一定に保ち、バケット55をブーム52の支点部に対して最も接近した状態で上昇させたときの軌跡を示している。
従来、上述した構成を有する掘削積込み用車両の作業機と運転室との干渉を防止する技術として、バケットの先端が所定の干渉領域に侵入したときに作業機を自動的に停止させる技術が知られている(例えば、特許文献1および2を参照)。このうち、特許文献1では、安全領域と干渉領域の中間に位置する減速領域で作業機速度を制限する技術が開示されている。また、特許文献2では、特許文献1と同様の技術に加えて、アームをブームよりも先に減速することによって減速領域における作業機の速度低下を抑制する技術が開示されている。
特開平5−272154号公報 特開平6−313323号公報
しかしながら、上述した従来技術では、作業機と運転室との距離に応じて作業機の速度が決まるため、運転室の近傍の減速領域において作業機と運転室との距離をほぼ一定に保った状態で操作を行う場合には、作業機と運転室が干渉することがないにもかかわらず、ブーム上げ速度などの作業機の速度が遅い状態のままであり、良好な作業性が得られないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業機と運転室との干渉を防止するとともに、運転室の近傍においても良好な作業性を得ることができる作業機干渉防止装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る作業機干渉防止装置は、運転室が設けられた車両の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム、前記ブームに対して該ブームの回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム、および前記オフセットブームに対して回動可能に接続されたアームを有する作業機と前記運転室との干渉を防止する作業機干渉防止装置において、前記ブームのブーム回転角、前記オフセットのオフセット回転角、前記アームのアーム回転角および前記作業機の寸法情報を用いて前記作業機の先端位置を計算する位置計算手段と、前記位置計算手段で計算した前記作業機の先端位置を、前記作業機と前記運転室との干渉の有無に応じて定められる領域区分と照合することにより、前記作業機の先端位置が属する領域を判定する領域判定手段と、前記位置計算手段で計算した前記作業機の先端位置から前記作業機と前記運転室との距離を計算する距離計算手段と、前記距離計算手段で計算した前記作業機と前記運転室との距離に基づいて前記ブームのブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算手段と、前記ブーム上げ速度上限値計算手段で計算した前記ブーム上げ速度の上限値および前記アーム回転角を用いて前記ブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ速度上限値再設定手段と、前記ブーム上げ速度上限値再設定手段で再設定した前記ブーム上げ速度の上限値および前記領域判定手段で判定した前記作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められる前記ブームの制御電流を少なくとも計算して出力する制御電流計算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る作業機干渉防止装置は、上記発明において、前記ブーム上げ速度上限値計算手段で計算した前記ブーム上げ速度の上限値を、該上限値と対応付けられ、油圧によって前記ブームを駆動する際の吐出油量を調整するブーム上げ絞り弁の開口面積に換算する開口面積計算手段をさらに備え、前記ブーム上げ速度上限値再設定手段は、前記アーム回転角をもとに前記ブーム上げ速度の増速率であるブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算手段と、前記開口面積計算手段で計算した前記ブーム上げ絞り弁の開口面積と前記ブーム上げ増速率計算手段で計算した前記ブーム上げ増速率との乗算を行い、この乗算結果をもとに、再設定後の前記ブーム上げ速度の上限値に対応付けられる前記ブーム上げ絞り弁の開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る作業機干渉防止装置は、上記発明において、前記ブーム上げ増速率は、1より大きい値を有し、前記アーム回転角が所定の干渉開始角度以下の範囲では前記アーム回転角の増加に伴って増加し、前記アーム回転角が前記干渉開始角度以上の範囲では定数であることを特徴とする。
本発明に係る作業機干渉防止装置の制御方法は、運転室が設けられた車両の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム、前記ブームに対して該ブームの回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム、および前記オフセットブームに対して回動可能に接続されたアームを有する作業機と前記運転室との干渉を防止する作業機干渉防止装置の制御方法において、前記ブームのブーム回転角、前記オフセットのオフセット回転角、前記アームのアーム回転角および前記作業機の寸法情報を用いて前記作業機の先端位置を計算する位置計算ステップと、前記位置計算ステップで計算した前記作業機の先端位置を、前記作業機と前記運転室との干渉の有無に応じて定められる領域区分と照合することにより、前記作業機の先端位置が属する領域を判定する領域判定ステップと、前記位置計算ステップで計算した前記作業機の先端位置から前記作業機と前記運転室との距離を計算する距離計算ステップと、前記距離計算ステップで計算した前記作業機と前記運転室との距離に基づいて前記ブームのブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算ステップと、前記ブーム上げ速度上限値計算ステップで計算した前記ブーム上げ速度の上限値および前記アーム回転角を用いて前記ブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ速度上限値再設定ステップと、前記ブーム上げ速度上限値再設定ステップで再設定した前記ブーム上げ速度の上限値および前記領域判定ステップで判定した前記作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められる前記ブームの制御電流を少なくとも計算して出力する制御電流計算ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る作業機干渉防止装置の制御方法は、上記発明において、前記ブーム上げ速度上限値計算ステップで計算した前記ブーム上げ速度の上限値を、該上限値と対応付けられ、油圧によって前記ブームを駆動する際の吐出油量を調整するブーム上げ絞り弁の開口面積に換算する開口面積計算ステップをさらに有し、前記ブーム上げ速度上限値再設定ステップは、前記アーム回転角をもとに前記ブーム上げ速度の増速率であるブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算ステップと、前記開口面積計算ステップで計算した前記ブーム上げ絞り弁の開口面積と前記ブーム上げ増速率計算ステップで計算した前記ブーム上げ増速率との乗算を行い、この乗算結果をもとに、再設定後の前記ブーム上げ速度の上限値に対応付けられる前記ブーム上げ絞り弁の開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る作業機干渉防止装置の制御方法は、上記発明において、前記ブーム上げ増速率は、1より大きい値を有し、前記アーム回転角が所定の干渉開始角度以下の範囲では前記アーム回転角の増加に伴って増加し、前記アーム回転角が前記干渉開始角度以上の範囲では定数であることを特徴とする。
本発明によれば、作業機のブーム回転角、オフセット回転角、アーム回転角および作業機の寸法情報を用いて計算した作業機の先端位置を所定の領域区分と照合して作業機の先端位置が属する領域を判定するとともに、作業機の先端位置から計算した作業機と運転室との距離に基づいてブーム上げ速度の上限値を計算し、このブーム上げ速度の上限値およびアーム回転角を用いてブーム上げ速度の上限値を再設定し、再設定したブーム上げ速度の上限値および作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められるブームの制御電流を出力することにより、運転席近傍の減速領域においてもブーム上げ速度の減速する割合を抑制することができるようになる。この結果、作業機と運転室との干渉を防止するととともに、運転室の近傍においても良好な作業性を得ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面はあくまでも模式的なものであり、例えば同じ物体を異なる図面で示す場合には、寸法、縮尺等が異なる場合もある。
図1は、本発明の一実施の形態に係る作業機干渉防止装置の構成を示す図である。まず、図1に示す作業機干渉防止装置100が搭載される掘削積込み用車両の構成を説明する。掘削積込み用車両1は、運転者が搭乗して掘削積込み用車両1を運転する運転室2と、運転室2内でのオペレータの操作に応じて掘削や積込み等の処理を行う作業機3とを備える。
作業機3は、掘削積込み用車両1の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム4と、ブーム4に対してそのブーム4の回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム5と、オフセットブーム5に対して回動可能に接続されたアーム6と、アーム6に対して回動可能に接続されたバケット7と、油圧によって各部位をそれぞれ駆動するシリンダとを有する。なお、図1では、ブーム4を駆動するシリンダ11のみを記載している。ブーム4、オフセットブーム5、アーム6の各支点部には、角度検出手段であるブームポテンショメータ8、オフセットポテンショメータ9、アームポテンショメータ10がそれぞれ設けられている。アームポテンショメータ10から出力されるポテンショ信号は、アーム6の掘削エンドからの回転角度である。以後の説明では、アームポテンショメータ10から出力されるポテンショ信号をアーム回転角θarmと呼ぶ。同様に、ブームポテンショメータ8の出力をブーム回転角θboom(掘削積込み用車両1が水平面上に位置しているときのブーム4の水平面からの回転角度)と呼び、オフセットポテンショメータ9の出力をオフセット回転角θoffset(オフセットブーム5の中立位置からの回転角度)と呼ぶ。なお、各回転角の基準は適宜変更可能であり、例えばアーム回転角をオフセットブーム5からの相対的な回転角度としてもよい。
本実施の形態に係る作業機干渉防止装置100は、作業機3を駆動するためシリンダに油圧を供給する油圧回路101と、油圧回路101に対して制御信号を出力する制御演算装置102とを備える。なお、図1では、油圧回路101のうち、ブーム4の駆動制御に関係のある部分のみを記載している。
油圧回路101は、ブーム4を駆動するシリンダ11に対して油圧を供給する方向切換弁12と、方向切換弁12の切換えを油圧によって行うブーム制御弁13とを備える。方向切換弁12には、主ポンプ14から主回路15を介して吐出油が供給される。
ブーム制御弁13は、パイロット回路16、17をそれぞれ介して方向切換弁12の上げ側、下げ側に連結されている。パイロット回路16の途中には、ブーム4を駆動する際の吐出油量を調整する電磁比例弁からなるブーム上げ絞り弁18が設けられている。ブーム上げ絞り弁18は制御演算装置102と電気的に接続され、制御演算装置102から出力された制御電流の大きさに比例して作動する。ブーム制御弁13は、回路20を介して吐出油を供給するパイロットポンプ21が接続されており、運転室2に設けられたブームレバー19によって操作される。
次に、制御演算装置102の機能構成を説明する。制御演算装置102は、作業機3の寸法情報(リンク長等)および運転室2と作業機3との干渉の有無に応じて定められる領域区分を記憶する記憶部22と、ブームポテンショメータ8、オフセットポテンショメータ9、アームポテンショメータ10からそれぞれ出力されたブーム回転角θboom,オフセット回転角θoffset,アーム回転角θarm、および記憶部22で記憶する作業機3の寸法情報を用いることにより、作業機3の先端位置としてバケット7の先端位置(バケット先端位置)を計算する位置計算部23と、位置計算部23で計算したバケット先端位置の座標値と記憶部22で記憶する領域区分とを照合することによってバケット先端位置が属する領域を判定する領域判定部24と、を備える。
また、制御演算装置102は、位置計算部23で計算したバケット先端位置の座標値を用いて運転室2との前後方向の距離を計算する前後方向距離計算部25と、位置計算部23で計算したバケット先端位置の座標値を用いて運転室2との左右方向(オフセット方向)の距離を計算する左右方向距離計算部26と、前後方向距離計算部25および左右方向距離計算部26の計算結果を用いてブーム4のブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算部27と、ブーム上げ速度上限値計算部27で計算したブーム上げ速度の上限値を、この上限値と対応付けられ、ブーム上げ絞り弁18の開口面積に換算する開口面積計算部28と、を備える。前後方向距離計算部25および左右方向距離計算部26は、位置計算部23が計算した作業機3の先端位置から作業機3と運転室2との距離を計算する距離計算手段の少なくとも一部をなす。
さらに、制御演算装置102は、アームポテンショメータ10から出力されたアーム回転角θarmに基いてブーム上げ速度のブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算部31と、ブーム上げ増速率計算部31で計算したブーム上げ増速率と開口面積計算部28で計算したブーム上げ絞り弁18の開口面積とを用いて開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算部32と、を備える。ブーム上げ増速率計算部31および開口面積上限値計算部32は、ブーム上げ増速率を用いてブーム上げ絞り弁18の開口面積の上限値を再設定することにより、結果としてブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ上限速度上限値再設定手段の少なくとも一部をなす。
開口面積上限値計算部32の後段には、領域判定部24からの領域判定結果に応じた出力に基いて接続態様が切り替わるスイッチ33aおよび33bが設けられている。また、スイッチ33bの後段には、開口面積を電流値(制御信号)に変換する制御電流計算部34が設けられている。制御電流計算部34は、油圧回路101のブーム上げ絞り弁18に電気的に接続されている。図1では、減速域フラグ(記憶部22で記憶する領域区分の減速領域(後述)に対応)と停止域フラグ(領域区分の干渉領域(後述)に対応)のうち減速域フラグのみが立った時のスイッチ33a、33bの接続態様を示している。この場合、開口面積上限値計算部32と制御電流計算部34が電気的に接続されている。
制御演算装置102は、ブーム4を制御する機能に加えて、アーム6を制御する機能も有する。すなわち、制御演算装置102は、前後方向距離計算部25および左右方向距離計算部26の計算結果を用いてアーム6のアーム掘削速度の上限値を求めるアーム掘削速度上限値計算部29と、アーム掘削速度上限値計算部29で計算したアーム掘削速度の上限値をもとに油圧回路101内に設けられたアーム掘削絞り弁(図示せず)の開口面積を求める開口面積計算部30と、を備える。
なお、ブーム4、オフセットブーム5、アーム6は、掘削積込み用車両1の本体部分に連結され、各々の作動方向が拘束されていることに鑑み、本実施の形態において速度と記載する場合には、その大きさすなわち速さのことを意味するものとする。
図2は、各ポテンショメータの設置位置とバケット先端位置Bを模式的に示す図である。同図においては、掘削積込み用車両1の要部の平面図(x−z平面)と左側面図(x−y平面)を上下に並べて同じ縮尺とし、各構成要素については簡略化した記載としている。バケット先端位置Bは、バケット7の上面で運転室2に最も近い位置の座標値
(x,y,z)によって定義される。
図3および図4は、記憶部22で記憶する領域区分を模式的に示す図である。具体的には、図3が運転室2の左側面から見た図であり、図4が運転室2の上面から見た図である。領域区分は、作業機3が運転室2と干渉を生じない安全領域aと、安全領域aよりも運転室2に近い領域であって当該領域内に位置する作業機3の動作を減速させる制御が行われる減速領域bと、減速領域bよりも運転室2に近い領域であって当該領域内に位置する作業機3を停止させる制御が行われる干渉領域cとからなる。このうち、減速領域bでは、作業機3の速度を徐々に減速する制御を行うため、バケット7が減速領域bから干渉領域cへ侵入したときに作業機3が急激な速度変化を生じることがなく、バケット7から大量の荷こぼれが発生するのを防止することができる。なお、各領域の境界は、運転室2や作業機3の形状、寸法等の各種条件に応じて定められる。
次に、本実施の形態に係る作業機干渉防止装置の制御方法について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、位置計算部23が、ブームポテンショメータ8、オフセットポテンショメータ9、アームポテンショメータ10からそれぞれ出力されたブーム回転角θboom,オフセット回転角θoffset,アーム回転角θarm、および記憶部22から読み出した作業機3の寸法情報を用いてバケット先端位置Bの座標値(x,y,z)を算出する(ステップS1)。
この後、領域判定部24は、ステップS1で求めたバケット先端位置Bが属する領域と記憶部22から読み出した領域区分(図3および図4を参照)とを照合することによって作業機3の先端位置が属する領域を判定する(ステップS2)。領域判定部24は、判定結果に応じた制御信号をスイッチ33aおよび33bに対して送信し、スイッチ33aおよび33bの接続態様を変更する。
ステップS2と並行して、前後方向距離計算部25および左右方向距離計算部26が、運転室2とバケット先端位置Bの前後方向の距離rxおよび左右方向の距離rzを計算する(ステップS3)。
ブーム上げ速度上限値計算部27は、ステップS3の計算結果を用いてブーム上げ速度の上限値vboomを計算する(ステップS4)。図6は、ブーム上げ速度の上限値vboomの計算を模式的に示す図である。ブーム上げ速度上限値計算部27は、まず前後方向の距離
xおよび左右方向の距離rzに応じたブーム上げ速度の上限値を、速度曲線LxおよびLzを用いてそれぞれ計算し、この計算結果のうち小さい方をブーム上げ速度の上限値vboomとして出力する。なお、このステップS4では、アーム掘削速度上限値計算部29も、ブーム上げ速度上限値計算部27と同様の処理を行ってアーム掘削速度の上限値varmを計算する。
続いて、開口面積計算部28は、ブーム上げ速度上限値計算部27で計算されたブーム上げ速度の上限値vboomを用いてブーム上げ絞り弁18の開口面積Aboomを計算する(ステップS5)。このステップS5では、開口面積計算部30も同様の処理を行い、アーム掘削絞り弁(図示せず)の開口面積Aarmを計算する。
ブーム上げ増速率計算部31は、上記ステップS1〜S5の処理と並行して、アームポテンショメータ10で検出されたアーム回転角θarmに基いてブーム上げ増速率Gを計算する(ステップS6)。図7は、ブーム上げ増速率Gとアーム回転角θarmの関係を示す図である。また、図8は、アーム6の動作範囲を示す図であり、斜線で示す領域Sは、図7の領域Sに対応している。ブーム上げ増速率Gは、ブーム上げ速度の上限値vboomに対する増速率を与えるものであり、次式(1),(2)によって定義される。
Figure 0004593547
ここで、最大ブーム上げ増速率GmaxはGmax>1を満たす定数である。また、干渉開始角度θarminterは、ブーム4やオフセットブーム5の位置によらずにバケット先端位置Bが干渉領域cに入らない最小の角度である。式(1),(2)からも明らかなように、ブーム上げ増速率Gは、アーム回転角θarmがθarm≦θarminterの範囲ではθarmの増加に伴って線形に増加する一方、アーム回転角θarmがθarm≧θarminterの範囲では一定値Gmaxをとる。なお、ブーム上げ増速率Gは、アーム回転角θarmがθarm≦θarminterの範囲では式(1)に限られるわけではなく、θarmの増加に伴って増加するような任意の関数によって定義することが可能である。
この後、開口面積上限値計算部32は、ブーム上げ絞り弁18の開口面積Aboomとブーム上げ増速率Gとの乗算を行い、この乗算結果GAboomを用いることにより、次式(3)で定義されるブーム上げ絞り弁18の開口面積の上限値A'boomを算出する(ステップS7)。
A'boom=min(GAboom,100) ・・・(3)
ここで、min(f,g)は、fとgの最小値を意味する。
スイッチ33aおよび33bの接続態様が図1で示される場合、作業機3は減速領域bに属しているため、ステップS7で求めたブーム上げ絞り弁18の開口面積の上限値A'boomは制御電流計算部34に入力される。この入力を受けた制御電流計算部34は、開口面積の上限値A'boomを用いて油圧回路101へ送出する制御電流を計算し(ステップS8)、この計算した制御電流を油圧回路101のアーム上げ絞り弁18へ出力する(ステップS9)。
なお、作業機干渉防止装置100は、上述したステップS1〜S9の処理を、例えば10(msec)程度の時間間隔で繰り返し行う。
図9および図10は、作業機干渉防止装置100の作用を説明する図である。このうち図9は、ブーム4が上昇しながらアーム6をダンプする操作が行われた状況を模式的に示す図である。オペレータが図9に示す操作を行う際には、ブーム4を上昇させる操作を行うとともに、アーム6をダンプさせる操作を行う。なお、図9では、操作前のバケット先端位置B1と操作後のバケット先端位置B2は運転室2までの距離が同じであり、ともに減速領域bに属しているものとする。また、バケット先端位置B1におけるアーム回転角θarm (1)とバケット先端位置B2におけるアーム回転角θarm (2)との間には、θarm (1)<θarm (2)が成り立っているものとする。
図10は、バケット先端位置B1、B2にそれぞれ対応するブーム上げ速度の速度曲線を示す図である。具体的には、速度曲線L1がバケット先端位置B1におけるブーム上げ速度の速度曲線であり、速度曲線L2がバケット先端位置B2におけるブーム上げ速度の速度曲線である。上述したように、バケット先端位置B1におけるアーム回転角θarm (1)とバケット先端位置B2におけるアーム回転角θarm (2)との間にはθarm (1)<θarm (2)の関係があるため、速度曲線L1の減速開始位置P1と速度曲線L2の減速開始位置P2は、P1>P2を満たす。なお、図10では、バケット先端位置B1、B2が、速度曲線L1、L2の各減速開始位置P1、P2よりも運転室2の近くに位置している場合を示している。
バケット先端位置B1における再設定後のブーム上げ速度の上限値をv1とし、バケット先端位置B2における再設定後のブーム上げ速度の上限値をv2とすると、図10からも明らかなように、v1とv2の間にはv1<v2が成り立っている。これは、ブーム4を上昇させながらアーム回転角θarmを大きくしていくほど、ブーム4の減速する割合が小さくなることを意味している。したがって、本実施の形態によれば、減速領域b内においてバケット先端位置Bと運転室2との距離rがほとんど変わらないような範囲でブーム4を上昇させながらアーム6をダンプさせる作業を行う場合、ブーム上げ速度を向上させることが可能となる。
また、上述したブーム上げ速度の向上は、ブーム4を上昇させながらアーム6をダンプさせる際にオペレータが行う操作と直感的に適合したものとなるため、オペレータは良好な操作性を体感することができる。この結果、従来技術のように、直感的なイメージに反してブーム上げ速度を向上させることができず、操作性が悪いと感じてしまうことがなくなる。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、ブーム回転角、オフセット回転角、アーム回転角および作業機の寸法情報を用いて計算した作業機の先端位置を所定の領域区分と照合して作業機の先端位置が属する領域を判定するとともに、作業機の先端位置から計算した作業機と運転室との距離に基づいてブーム上げ速度の上限値を計算し、このブーム上げ速度の上限値およびアーム回転角を用いてブーム上げ速度の上限値を再設定し、再設定したブーム上げ速度の上限値および作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められるブームの制御電流を出力することにより、運転席近傍の減速領域においてもブーム上げ速度の減速する割合を抑制することができるようになる。換言すれば、本実施の形態によれば、ブーム上げ速度の上限値を元の上限値以上の値となるように再設定することにより、実質的に安全領域を運転室の側に拡大し、減速領域を縮小することが可能となる。この結果、作業機と運転室との干渉を防止するととともに、運転室の近傍においても良好な作業性を得ることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、オペレータが実際に操作する際の感覚と適合した良好な操作性を確保したままで運転室近くでのブーム上げ速度を向上させることができる。
なお、本発明は、モータによって駆動する作業機にも適用可能である。この場合には、ブーム上げ速度の上限値をモータの回転数に換算することによって制御電流を計算すればよい。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態を詳述してきたが、本発明は上記一実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。すなわち、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
本発明は、パワーショベル等の掘削積込み用車両における作業機と運転室との干渉を防止する技術として適用可能であり、特に旋回時の車体からのはみ出し量が制限された後方超小旋回機や超小旋回機のように、狭い道路等の限られたスペースで掘削や積込み等の作業を行う掘削積込み用車両として好適である。
本発明の一実施の形態に係る作業機干渉防止装置の構成を示す図である。 各ポテンショメータの設置位置とバケットの先端位置を模式的に示す図である。 領域記憶部で記憶する領域区分を模式的に示す左側面図である。 領域記憶部で記憶する領域区分を模式的に示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る作業機干渉防止装置の制御方法の概要を示すフローチャートである。 ブーム上げ速度の上限値の計算を模式的に示す図である。 ブーム上げ増速率とアーム回転角の関係を示す図である。 アームの動作範囲を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る作業機干渉防止装置の制御方法の作用を説明する図である。 図9に示す状態で適用されるブーム上げ速度の速度曲線を示す図である。 従来の掘削積込み用車両の外観構成を示す左側面図である。 従来の掘削積込み用車両の外観構成を示す平面図である。 作業機と運転室が干渉する状況を模式的に示す図である。 作業機と運転室が干渉を生じない状況を模式的に示す図である。
符号の説明
1、51 掘削積込み用車両
2、56 運転室
3 作業機
4、52 ブーム
5、53 オフセットブーム
6、54 アーム
7、55 バケット
8 ブームポテンショメータ
9 オフセットポテンショメータ
10 アームポテンショメータ
11 シリンダ
12 方向切換弁
13 ブーム制御弁
18 ブーム上げ絞り弁
22 記憶部
23 位置計算部
24 領域判定部
25 前後方向距離計算部
26 左右方向距離計算部
27 ブーム上げ速度上限値計算部
28、30 開口面積計算部
29 アーム掘削速度上限値計算部
31 ブーム上げ増速率計算部
32 開口面積上限値計算部
33a、33b スイッチ
34 制御電流計算部
100 作業機干渉防止装置
101 油圧回路
102 制御演算装置

Claims (6)

  1. 運転室が設けられた車両の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム、前記ブームに対して該ブームの回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム、および前記オフセットブームに対して回動可能に接続されたアームを有する作業機と前記運転室との干渉を防止する作業機干渉防止装置において、
    前記ブームのブーム回転角、前記オフセットのオフセット回転角、前記アームのアーム回転角および前記作業機の寸法情報を用いて前記作業機の先端位置を計算する位置計算手段と、
    前記位置計算手段で計算した前記作業機の先端位置を、前記作業機と前記運転室との干渉の有無に応じて定められる領域区分と照合することにより、前記作業機の先端位置が属する領域を判定する領域判定手段と、
    前記位置計算手段で計算した前記作業機の先端位置から前記作業機と前記運転室との距離を計算する距離計算手段と、
    前記距離計算手段で計算した前記作業機と前記運転室との距離に基づいて前記ブームのブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算手段と、
    前記ブーム上げ速度上限値計算手段で計算した前記ブーム上げ速度の上限値および前記アーム回転角を用いて前記ブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ速度上限値再設定手段と、
    前記ブーム上げ速度上限値再設定手段で再設定した前記ブーム上げ速度の上限値および前記領域判定手段で判定した前記作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められる前記ブームの制御電流を少なくとも計算して出力する制御電流計算手段と、
    を備えたことを特徴とする作業機干渉防止装置。
  2. 前記ブーム上げ速度上限値計算手段で計算した前記ブーム上げ速度の上限値を、該上限値と対応付けられ、油圧によって前記ブームを駆動する際の吐出油量を調整するブーム上げ絞り弁の開口面積に換算する開口面積計算手段をさらに備え、
    前記ブーム上げ速度上限値再設定手段は、
    前記アーム回転角をもとに前記ブーム上げ速度の増速率であるブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算手段と、
    前記開口面積計算手段で計算した前記ブーム上げ絞り弁の開口面積と前記ブーム上げ増速率計算手段で計算した前記ブーム上げ増速率との乗算を行い、この乗算結果をもとに、再設定後の前記ブーム上げ速度の上限値に対応付けられる前記ブーム上げ絞り弁の開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の作業機干渉防止装置。
  3. 前記ブーム上げ増速率は、1より大きい値を有し、
    前記アーム回転角が所定の干渉開始角度以下の範囲では前記アーム回転角の増加に伴って増加し、
    前記アーム回転角が前記干渉開始角度以上の範囲では定数であることを特徴とする請求項2記載の作業機干渉防止装置。
  4. 運転室が設けられた車両の本体部分に対して上下方向へ回動可能に接続されたブーム、前記ブームに対して該ブームの回転軸方向にオフセット可能に接続されたオフセットブーム、および前記オフセットブームに対して回動可能に接続されたアームを有する作業機と前記運転室との干渉を防止する作業機干渉防止装置の制御方法において、
    前記ブームのブーム回転角、前記オフセットのオフセット回転角、前記アームのアーム回転角および前記作業機の寸法情報を用いて前記作業機の先端位置を計算する位置計算ステップと、
    前記位置計算ステップで計算した前記作業機の先端位置を、前記作業機と前記運転室との干渉の有無に応じて定められる領域区分と照合することにより、前記作業機の先端位置が属する領域を判定する領域判定ステップと、
    前記位置計算ステップで計算した前記作業機の先端位置から前記作業機と前記運転室との距離を計算する距離計算ステップと、
    前記距離計算ステップで計算した前記作業機と前記運転室との距離に基づいて前記ブームのブーム上げ速度の上限値を計算するブーム上げ速度上限値計算ステップと、
    前記ブーム上げ速度上限値計算ステップで計算した前記ブーム上げ速度の上限値および前記アーム回転角を用いて前記ブーム上げ速度の上限値を再設定するブーム上げ速度上限値再設定ステップと、
    前記ブーム上げ速度上限値再設定ステップで再設定した前記ブーム上げ速度の上限値および前記領域判定ステップで判定した前記作業機の先端位置が属する領域区分に応じて求められる前記ブームの制御電流を少なくとも計算して出力する制御電流計算ステップと、
    を有することを特徴とする作業機干渉防止装置の制御方法。
  5. 前記ブーム上げ速度上限値計算ステップで計算した前記ブーム上げ速度の上限値を、該上限値と対応付けられ、油圧によって前記ブームを駆動する際の吐出油量を調整するブーム上げ絞り弁の開口面積に換算する開口面積計算ステップをさらに有し、
    前記ブーム上げ速度上限値再設定ステップは、
    前記アーム回転角をもとに前記ブーム上げ速度の増速率であるブーム上げ増速率を計算するブーム上げ増速率計算ステップと、
    前記開口面積計算ステップで計算した前記ブーム上げ絞り弁の開口面積と前記ブーム上げ増速率計算ステップで計算した前記ブーム上げ増速率との乗算を行い、この乗算結果をもとに、再設定後の前記ブーム上げ速度の上限値に対応付けられる前記ブーム上げ絞り弁の開口面積の上限値を計算する開口面積上限値計算ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項4記載の作業機干渉防止装置の制御方法。
  6. 前記ブーム上げ増速率は、1より大きい値を有し、
    前記アーム回転角が所定の干渉開始角度以下の範囲では前記アーム回転角の増加に伴って増加し、
    前記アーム回転角が前記干渉開始角度以上の範囲では定数であることを特徴とする請求項5記載の作業機干渉防止装置の制御方法。
JP2006291379A 2006-10-26 2006-10-26 作業機干渉防止装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4593547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291379A JP4593547B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 作業機干渉防止装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291379A JP4593547B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 作業機干渉防止装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008106546A JP2008106546A (ja) 2008-05-08
JP4593547B2 true JP4593547B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=39440141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006291379A Expired - Fee Related JP4593547B2 (ja) 2006-10-26 2006-10-26 作業機干渉防止装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4593547B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6807293B2 (ja) * 2017-09-26 2021-01-06 日立建機株式会社 作業機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294740A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の作業機干渉防止装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3357120B2 (ja) * 1993-04-30 2002-12-16 日立建機株式会社 作業機の干渉防止装置
JP2812892B2 (ja) * 1995-04-20 1998-10-22 住友建機株式会社 建設機械の作業機干渉防止装置
JP3098697B2 (ja) * 1995-12-22 2000-10-16 住友建機株式会社 建設機械の干渉防止装置
JP3895439B2 (ja) * 1997-10-14 2007-03-22 コベルコ建機株式会社 建設機械の作業アタッチメント停止制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294740A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の作業機干渉防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008106546A (ja) 2008-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6242919B2 (ja) 作業車両
CN108699799B (zh) 作业机械
KR102091504B1 (ko) 건설 기계
KR102118386B1 (ko) 작업 기계
WO2014041701A1 (ja) ホイールローダ
EP3705633B1 (en) Work machine
CN109689978B (zh) 作业机械
KR102580139B1 (ko) 유압 셔블
WO2019124520A1 (ja) 作業機械
CN112601864B (zh) 作业机械
JP2017186875A5 (ja)
JP4593547B2 (ja) 作業機干渉防止装置およびその制御方法
KR20220002641A (ko) 작업 기계, 및 작업 기계의 제어 방법
JPH08333767A (ja) 油圧ショベルの運転室干渉防止装置
CN113448266A (zh) 用于机器的远程控制台
US11066810B2 (en) Work vehicle and control method for work vehicle
WO2022113602A1 (ja) 積込機械の制御システム、方法、および積込機械
WO2024204413A1 (ja) 制御装置、制御方法および作業機械
WO2024202983A1 (ja) 制御装置、制御方法および作業機械
WO2024204511A1 (ja) 制御装置、制御方法および作業機械
WO2023038000A1 (ja) 制御装置、作業機械、制御方法および制御システム
JP6807289B2 (ja) 建設機械
JP2024144797A (ja) 制御装置、制御方法および作業機械
JP4782052B2 (ja) 作業機
JPH05280073A (ja) スライドアームの干渉防止方法および深さ表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4593547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees