JP4593251B2 - 一方向入出力回転伝達機構 - Google Patents

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Description

本発明は、入力回転軸の回転を出力回転軸に伝達することはできるが、出力回転軸の回転を入力回転軸に伝達することはできない一方向入出力回転伝達機構に関する。
例えば、モータ駆動で入力回転軸を回転させて、その回転を、入力回転軸に対して同軸回りに相対回転自在な出力回転軸に伝達する機構において、出力回転軸に回転を与えたときはモータを回転させない、つまり入力回転軸を回転させない一方向入出力回転伝達機構の従来技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2がある。
特開平8−177878号公報 特開平11−202181号公報
しかし、特許文献1の発明は、入力軸を回転させた時(起動時)のバックラッシュが大きいため、円滑なトルク伝達を行えない。また、伝達トルクが入力軸の回転速度に比例するため、低速時の伝達トルクが小さくなってしまうという欠点もある。
特許文献2の発明は構造が複雑であり、また、構造が複雑であるが故に、回転伝達部材であるコロの数を増やすのが難しく、そのため、伝達トルクをあまり大きくできないという欠点がある。
本発明の目的は、構造が簡単で、トルク伝達を円滑かつ確実に行うことができ、従来に比べて伝達トルクを大きくすることが可能であり、しかも、入力回転軸に回転力を入力して出力軸を回転させた後に、出力回転軸に回転力を入力した際に出力回転軸を円滑に回転させられる一方向入出力回転伝達機構を提供することにある。
本発明の一方向入出力回転伝達機構は、軸線に対して直交する軸方向直交面を有する入力回転軸と、該入力回転軸に対して上記軸線回りに相対回動自在な出力回転軸と、上記入力回転軸と同心をなすとともにその外周側に位置し、上記出力回転軸に対して上記軸線方向に相対移動自在で、その内周面を内周接触面とした筒状のクラッチ部材と、上記入力回転軸の軸心を中心とする円周上に位置し、第1の付勢手段によって常に上記軸方向直交面に当接させられ、上記入力回転軸の回転に連動して、入力回転軸の軸心を中心に該入力回転軸に遅れながら同方向に公転する差動回転部材と、上記入力回転軸の外周面に形成した、周方向位置によって径方向の深さが異なり、上記クラッチ部材の内周面との間に周方向で不等幅の周方向不等幅空間を形成する周方向不等幅溝と、該周方向不等幅空間に移動自在に挿入され、上記差動回転部材に連動して該差動回転部材と同方向に公転する、上記筒状クラッチ部材の内周接触面と接触可能な断面円形接触面を有する回転力伝達部材と、常時は、上記クラッチ部材の上記内周接触面と該回転力伝達部材の上記断面円形接触面との摩擦力を大きくする方向に上記クラッチ部材を付勢し、上記クラッチ部材が上記出力回転軸に対して相対移動をしないようにする第2の付勢手段と、上記クラッチ部材または上記出力回転軸の一方に生じた回転力を他方に伝達する連係手段と、を備え、上記周方向不等幅溝は、上記入力回転軸に回転力が入力されたときに、該入力回転軸及び上記差動回転部材に連動して周方向に回転した上記回転力伝達部材を、その断面円形接触面を上記内周接触面に接触させつつ、上記周方向不等幅溝と上記クラッチ部材の間に食い込ませて、上記入力回転軸及び上記クラッチ部材と周方向に一体化させる形状をなし、上記連係手段は、上記入力回転軸に回転力が入力されたときは、該入力回転軸と周方向に一体となった上記クラッチ部材から上記出力回転軸に回転力を伝達させ、上記出力回転軸に回転力が入力され、出力回転軸の回転トルクと入力回転軸の回転トルクの差である相対回転トルクが、該連係手段の形状によって決定される所定トルクより大きくなったときは、上記第2の付勢手段の付勢力に抗して、上記クラッチ部材を該出力回転軸に対して上記摩擦力を減じる方向に相対移動させて、上記クラッチ部材と上記回転力伝達部材の周方向への一体状態を解除することを特徴としている。
上記連係手段は、上記入力回転軸に回転力が入力され、上記相対回転トルクが上記所定トルク以下となったときは、上記クラッチ部材の上記出力回転軸に対する上記相対移動を規制し、上記相対回転トルクが上記所定トルクより大きくなったときは、上記クラッチ部材が上記出力回転軸に対して上記相対移動するのを一時的に許容した後、上記第2の付勢手段の付勢力により該クラッチ部材が初期位置に復帰するのを許容し、以後この状態を保持するのが好ましい。
上記連係手段は、上記出力回転軸に回転力が入力され、上記相対回転トルクが上記所定トルク以下となった場合は、上記クラッチ部材を該出力回転軸に対して上記相対移動させないのが好ましい。
上記入力回転軸と上記クラッチ部材の間に、上記周方向不等幅空間を有する環状空間を形成し、該環状空間に、上記差動回転部材の回転力を受けて、該差動回転部材と同方向に回転する環状のリテーナを挿入し、該リテーナに上記回転力伝達部材を保持するのが実際的である。
さらに、上記軸方向直交面と対向するとともに平行をなす押圧面を有し、上記第1の付勢手段によって常に上記軸方向直交面側に付勢された押圧部材を具備し、上記差動回転部材が、常に上記押圧面と上記軸方向直交面とで挟持されているのが好ましい。
上記連係手段は、上記クラッチ部材と上記入力回転軸の一方に形成された動力伝達ピンと、他方に形成された該動力伝達ピンが遊嵌する動力伝達孔とで構成するのが実際的である。
さらに、上記動力伝達孔と上記動力伝達ピンの形状によって上記所定トルクを決定してもよい。
上記内周接触面を第1のテーパ面とし、上記断面円形接触面を、該第1のテーパ面と同じ方向に傾斜する第2のテーパ面とするのが好ましい。
この場合は、上記回転力伝達部材を、頭部が切断された円錐形状をなす部材とするのが実際的である。
上記差動回転部材は、その回転軸が上記入力回転軸の径方向を向く略円柱状をなす差動コロであるのが好ましい。
上記差動回転部材は、球状の差動ベアリングボールとすることも可能である。
さらに、上記周方向不等幅空間形成部が、上記クラッチ部材の上記内周接触面との間に、上記周方向不等幅空間を複数形成するものであり、各周方向不等幅空間に上記回転力伝達部材をそれぞれ挿入するのが良い。
本発明によると、構造が簡単で、トルク伝達を円滑かつ確実に行うことができ、従来に比べて伝達トルクを大きくすることが可能になる。さらに、入力回転軸に回転力を入力して出力回転軸を回転させた後に、出力回転軸に回転力を入力した際に出力回転軸を円滑に回転させることができる。
図1から図6は、本発明による一方向入出力回転伝達機構の一実施形態を示している。
この実施形態は、一方向入出力回転伝達機構1を、撮影状態をオートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)とに切り替え可能なカメラに適用したものである。
まず、一方向入出力回転伝達機構1の構造について説明する。
前端(図1の左側を「前方」、図1の右側を「後方」として説明する)が閉塞され、後端が開放された筒状のハウジング3は、その後端に環状フランジ3aを具備しており、この環状フランジ3aが、ねじ(図示略)によって図示を省略したカメラ本体の内部に固定されている。ハウジングの前壁3bの後面の中心部には、円形板3cが固着されており、この円形板3cの後面には、ハウジング3と同軸の回転軸5の前端面が固着されている。この回転軸5は、前部の小径部5aと後部の大径部5bとからなり、回転軸5の軸線方向は、一方向入出力回転伝達機構1をカメラに搭載したとき、該カメラの光軸と平行をなす。
大径部5bには、筒状をなす入力回転軸7の中心孔7aが回転自在に嵌合している。この入力回転軸7には正面視(軸方向からみたとき)で環状をなす収納凹部7bが形成されており、収納凹部7bの内周側には中心孔7aを有する筒状の小径部7cが形成されており、小径部7cの前面は正面視(軸方向からみたとき)環状をなし、かつ回転軸5の直線状の軸線に対して直交する軸方向直交面7c1となっている。小径部7cの後端部には正面視で環状をなす後部壁7dが連設されており、後部壁7dの外周部には正面視で環状をなす外周壁7eが連設されている。小径部7cの外周面には、周方向によってその深さ(径方向の距離)が異なる周方向不等幅溝(周方向不等幅空間形成部)7c2が等角度間隔で6本形成されている。後部壁7dの前面の内周側端部には環状段部7fが形成されており、外周壁7eの外周面には入力ギヤ7gが形成されている。
この入力回転軸7は、入力ギヤ7gより前方に位置する部分がハウジング3の内部に収納されている。入力回転軸7の後端面の中心部には環状凹部7hが形成されており、この環状凹部7hには、複数の金属製のベアリングボール(スチールボール)9が周方向に並んだ状態で配設されている。回転軸5の後端面には、その径が環状凹部7hとほぼ同一の円形の抜け止め板11が固定ねじ13によって固着されており、各ベアリングボール9が抜け止め板11に当接することにより、入力回転軸7のそれ以上の後方移動が規制されている。
さらに、ハウジング3の環状フランジ3aには、AF用モータMが固定されており、該AF用モータMの回転軸M1に固着されたピニオンPが、入力回転軸7の入力ギヤ7gと噛合している。
ハウジング3の内部には、前端及び後端がともに開放され、前部をなす小径筒状部15aと後部をなす大径筒状部15bとを具備する筒状の出力回転軸15が配設されており、その中心孔15cが回転軸5に遊嵌している。中心孔15cの前端部は、円形板3cに回転可能として嵌合しており、小径筒状部15aの外周面全体には出力ギヤ15dが設けられている。この出力ギヤ15dは、ハウジング3の前端部に形成された窓孔3dを介してハウジング3の外部に露出しており、カメラ本体に交換式レンズ鏡筒(図示略)を接続すると、交換式レンズ鏡筒内に配設されたフォーカシング機構の入力ギヤが、この窓孔3dを通じて出力ギヤ15dと噛合する。
さらに、大径筒状部15bの後端面には、正面視で環状をなす環状突条15eが突設されており、大径筒状部15bの外周面には、回転軸5の軸線と直交する環状フランジ15fが設けられている。
回転軸5の大径部5bには、入力回転軸7の前方に位置する環状部材(押圧部材)17が外嵌している。この環状部材17の前面と円形板3cの後面との間には圧縮コイルばね(第1の付勢手段)19が縮設されており、この圧縮コイルばね19により、環状部材17は常時後方(軸方向直交面7c1側)に向けて付勢されている。環状部材17の後面は、軸方向直交面7c1と平行な押圧面17aとなっている。
入力回転軸7の軸方向直交面7c1と環状部材17の押圧面17aの間には、正面視で環状をなす配設用空間SSが形成されている。
出力回転軸15の外周側には、前後両端がともに開放された、出力回転軸15と同心をなす円筒状のクラッチ部材21が配設されている。図5及び図6に示すように、クラッチ部材21には、周方向に180°ずらして2個(図5及び図6では1個のみ図示)の略三角形の係合孔(動力伝達孔)(連係手段)21aが穿設されており、各係合孔21aには、出力回転軸15の外周面に突設された2個の径方向突起(動力伝達ピン)(連係手段)15gがそれぞれ遊嵌しており、クラッチ部材21は係合孔21aと径方向突起15gのクリアランス分だけ、出力回転軸15に対して前後方向及び周方向に相対移動可能である。クラッチ部材21の後端部には径方向外向きの環状フランジ21bが設けられており、この環状フランジ21bと環状フランジ15fの間には、クラッチ部材21を常に後方に付勢する所定強さの圧縮コイルばね(第2の付勢手段)23が縮設されている。クラッチ部材21の内周面の後端部は、回転軸5の直線状の軸線を中心とし、かつ、後方に向かうに連れてその径が大きくなるテーパ状内周面(内周接触面)(第1のテーパ面)21cとなっている。
クラッチ部材21のテーパ状内周面21cと各周方向不等幅溝7c2との間には、図3に示すように周方向位置によってその径方向距離が異なる収納空間(周方向不等幅空間)S1が形成されている。
テーパ状内周面21cと小径部7cの間には、正面視で環状をなす環状空間RSが形成されており、図1に示すように、この環状空間RSは上述の配設用空間SSと連通している。そして、配設用空間SS及び環状空間RSには、後端が開放され、その前壁25aの中心部に穿設された挿入孔25bが回転軸5に回転可能に嵌合し、かつ、その後端部が環状段部7fに回転自在に嵌合する筒状のリテーナ25が配設されている。図2に示すように、このリテーナ25の前壁25aには、3個の嵌合孔25cが挿入孔25bを中心とする円周方向に等角度間隔で並べて穿設されており、各嵌合孔25cには球状の差動ベアリングボール(差動回転部材)27が回転自在に嵌合している。この差動ベアリングボール27の前端は前壁25aの前方に突出しており、その後端部は前壁25aの後方に突出している。差動ベアリングボール27の前端は、圧縮コイルばね19によって後方(軸方向直交面7c1側)に向けて付勢されている環状部材17の後面をなす、軸方向直交面7c1と平行な押圧面17aに当接しているので、差動ベアリングボール27の後端は、入力回転軸7に形成された軸方向直交面7c1に当接しており、差動ベアリングボール27は環状部材17の押圧面17aと軸方向直交面7c1によって常に挟持されている。
リテーナ25の筒状部25dには、周方向に等角度間隔で並べて6個の取付孔25eが穿設されている。各取付孔25eには、頭部が切断された円錐形をなし、その中心軸C1が略前後方向を向く食付コロ(回転力伝達部材)29が、中心軸C1回りに回転自在かつ中心軸C1方向に僅かに移動自在として挿入されており、各食付コロ29の外周面はテーパ状外周面(断面円形接触面)(第2のテーパ面)29aとなっている。各食付コロ29は、図1及び図3に示すように、そのテーパ状外周面29aの一部が常に対応する周方向不等幅溝7c2に接触しており、テーパ状外周面29aのクラッチ部材21との対向面は、テーパ状内周面21cと同方向に傾斜している。
次に、以上のような構成からなる一方向入出力回転伝達機構1の動作について説明する。
まず、AFによりフォーカシングを行う場合の一方向入出力回転伝達機構1の動作について説明する。
カメラ本体内に設けられた制御回路(図示略)からAF用モータMに正転信号を送り、AF用モータMを正転させると、その回転力がピニオンP及び入力ギヤ7gを介して入力回転軸7に伝達され、入力回転軸7が図2及び図3の反時計方向に回転する。この際、各差動ベアリングボール27と、押圧面17a及び軸方向直交面7c1との間に滑りが生じないとすると、各差動ベアリングボール27は、入力回転軸7の1/2の回転速度で、入力回転軸7の軸心回りに入力回転軸7と同方向に公転(回転)する。この結果、各差動ベアリングボール27は入力回転軸7に対して時計方向に相対回転することになる。リテーナ25と各食付コロ29はベアリングボール27と一緒に回転するので、食付コロ29は、各周方向不等幅溝7c2の径方向幅が狭くなっている時計方向側の端部とクラッチ部材21のテーパ状内周面21cとの間に強い力で食い込み、テーパ状内周面21cとテーパ状外周面29aの間に強いくさび力(摩擦力)が発生する。この結果、小径部7c(入力回転軸7)とクラッチ部材21が、食付コロ29を介して周方向に一体となるので、小径部7cの回転力がクラッチ部材21に伝わり、クラッチ部材21が、反時計方向に回転する。
この時、出力回転軸15の径方向突起15gとクラッチ部材21の係合孔21aは、圧縮コイルばね23の付勢力によって、図5に示すように、径方向突起15gが係合孔21aの周方向幅が最も狭い前端部に係合する関係に保持されているので、クラッチ部材21が回転すると、出力回転軸15も直ちに反時計方向に回転する。すると、出力回転軸15に形成された出力ギヤ15dが回転し、この回転力が、交換式レンズ鏡筒内のフォーカシング機構に伝達され、フォーカスレンズが光軸に沿って前方に移動する。
一方、制御回路からAF用モータMに逆転信号を送ってAF用モータMを逆転させると、その回転力がピニオンP及び入力ギヤ7gを介して入力回転軸7に伝達され、入力回転軸7が図2及び図3の時計方向に回転する。すると、環状部材17の押圧面17aと軸方向直交面7c1とによって挟持されている各差動ベアリングボール27が、自転しながら入力回転軸7の1/2の回転速度で入力回転軸7と同方向に公転(回転)するので、結果的に各差動ベアリングボール27は入力回転軸7に対して反時計方向に相対回転することになる。リテーナ25と各食付コロ29はベアリングボール27と一緒に回転するので、食付コロ29は、各周方向不等幅部溝7c2の径方向幅が狭くなっている反時計方向側の端部とクラッチ部材21のテーパ状内周面21cとの間に強い力で食い込む。この結果、小径部7c(入力回転軸7)とクラッチ部材21が、食付コロ29、リテーナ25、及び差動ベアリングボール27を介して周方向に一体となるので、小径部7cの回転力がクラッチ部材21に伝わり、クラッチ部材21が時計方向に回転する。この場合も、出力回転軸15の径方向突起15gとクラッチ部材21の係合孔21aは図5に示す関係にあるので、クラッチ部材21が回転すると出力回転軸15も直ちに時計方向に回転する。すると、出力回転軸15に形成された出力ギヤ15dが回転し、この回転力が、交換式レンズ鏡筒内のフォーカシング機構に伝達され、フォーカスレンズが光軸に沿って後方に移動する。
このように、制御回路がAF用モータMを正逆両方向へ回転させて、フォーカスレンズを前後に移動させることによりAFが行われる。
上記のように、食付コロ29が、各不等幅溝7c2の径方向幅が狭くなっている反時計方向側の端部とクラッチ部材21のテーパ状内周面21cとの間に強い力で食い込み、小径部7c(入力回転軸7)とクラッチ部材21が、食付コロ29、リテーナ25、及び差動ベアリングボール27を介して周方向に一体となった後は、AF動作は以下のように行われる。
制御回路からAF用モータMに、食付コロ29が食い込む直前の回転方向と逆方向の信号を送ると、入力回転軸7が回転する。このとき、入力回転軸7の回転トルクと出力回転軸15の回転トルクの差である相対回転トルク(入力回転軸7と出力回転軸15の回転方向が同じときは小さくなり、回転方向が逆向きのときは大きくなる。入力回転軸7と出力回転軸15が同方向に同じ大きさの回転トルクを受ける場合は0となる。)が、径方向突起15gと係合孔21aの形状(連係手段の形状)によって定まる所定トルク(所定値)以下の場合は、出力回転軸15の径方向突起15gとクラッチ部材21の係合孔21aは図5に示す関係を維持するので、出力回転軸15が入力回転軸7と一緒に同方向に回転し、フォーカスレンズが光軸に沿って移動する。
一方、撮影者の手によって、カメラの交換式レンズ鏡筒のマニュアルフォーカス環(図示略)が回り止めされている場合のように、上記相対回転トルクが上記所定トルクより大きくなった場合は、一時的に、径方向突起15gが係合孔21aの内部を、その斜面21a1に沿って後方に移動し、図6に示すように、クラッチ部材21が圧縮コイルばね23の付勢力に抗して前方に移動するので、クラッチ部材21のテーパ状内周面21cと食付コロ29のテーパ状外周面29aのくさび力が減少する。従って、入力回転軸7からクラッチ部材21への回転力の伝達が一時的に遮断され、出力回転軸15は回転せず入力回転軸7だけが回転する。
AF用モータMがさらに回転を続け所定時間が経過すると、圧縮コイルばね23の付勢力により、クラッチ部材21が図5の初期位置に復帰させられるので、食付コロ29が再度、各不等幅溝7c2の径方向幅が狭くなっている端部とクラッチ部材21のテーパ状内周面21cとの間に強い力で食い込み、その結果、小径部7c(入力回転軸7)とクラッチ部材21が、食付コロ29、リテーナ25、及び差動ベアリングボール27を介して周方向に一体化する。
次に、MFによりフォーカシングを行う場合の一方向入出力回転伝達機構1の動作について説明する。
AF用モータMを駆動させずに上記マニュアルフォーカス環(図示略)を、正方向または逆方向に回転させると、この回転力は、交換式レンズ鏡筒内のフォーカシング機構に伝達され、MFが行われる。
このようにマニュアルフォーカス環の回転力がフォーカシング機構に伝わると、この回転力はフォーカシング機構から出力回転軸15の出力ギヤ15dに伝達され、出力回転軸15が回転軸5回りに時計方向または反時計方向に回転する。そして、このときの出力回転軸15と入力回転軸7の相対回転トルクの大きさに応じて、入力回転軸7は以下のように異なる動きをする。
食付コロ29が、各不等幅溝7c2の径方向幅が狭くなっている端部とクラッチ部材21のテーパ状内周面21cとの間に食い込んでいない(または弱い力で食い込んでいる)場合のように、出力回転軸15が回転しても相対回転トルクが上記所定トルク以下となる場合は、出力回転軸15の径方向突起15gとクラッチ部材21の係合孔21aは図5に示す関係を維持するが、クラッチ部材21の回転力が食付コロ29を介して入力回転軸7に伝達されないので、入力回転軸7は回転せず、AF用モータMの回転軸M1は回転しない。
一方、食付コロ29が、各不等幅溝7c2の径方向幅が狭くなっている端部とクラッチ部材21のテーパ状内周面21cとの間に強い力で食い込んでいる場合(例えば、AF動作直後)は、出力回転軸15が回転すると相対回転トルクが上記所定トルクより大きくなる。すると、図6に示すように、圧縮コイルばね23の付勢力に打ち勝って、径方向突起15gが係合孔21aの内部を、その斜面21a1に沿って後方に移動し、クラッチ部材21が圧縮コイルばね23の付勢力に抗して前方に移動するので、クラッチ部材21のテーパ状内周面21cと食付コロ29のテーパ状外周面29aのくさび力が減少する。このため、出力回転軸15から回転力を受けたクラッチ部材21が回転しても、食付コロ29(及びリテーナ25と差動ベアリングボール27)は、クラッチ部材21の回転力を入力回転軸7に伝達せず、マニュアルフォーカス環を回転させても、AF用モータMの回転軸M1は回転しない。
以上説明したように本実施形態によれば、入力回転軸7を回転させた場合は出力回転軸15が回転し、出力回転軸15を回転させた場合は入力回転軸7が回転しない、簡単な構造の一方向入出力回転伝達機構1が得られる。
さらに、入力回転軸7に回転力を入力して出力回転軸15を回転させレンズを合焦させると、食付コロ29が入力回転軸7とクラッチ部材21の間に強固に食い込むが、この後にマニュアルフォーカス環を回転させると、クラッチ部材21のテーパ状内周面21cと食付コロ29のテーパ状外周面29aの間のくさび力が減少し、クラッチ部材21から食付コロ29に回転力が伝達しなくなるので、AF後でもマニュアルフォーカス環をスムーズに回転させることができる。
また、本実施形態のように一方向入出力回転伝達機構1を、AF用モータMを内蔵するカメラ本体とマニュアルフォーカス環を具備する交換式レンズ鏡筒の間に適用すれば、撮影状態をAFとMFとに切り替えるための切替スイッチを設けることなく、撮影状態をAFとMFとに切り替えることが可能になる。
また、入力回転軸7に遅れながら差動ベアリングボール27を回転させ、この差動ベアリングボール27によって食付コロ29を入力回転軸7とクラッチ部材21の間に強固に食い込ませ、この食付コロ29を回転力伝達部材として機能させているので、入力回転軸7からクラッチ部材21(出力回転軸15)へのトルク伝達を確実に行うことができる。
しかも、回転力伝達部材である食付コロ29は、その中心軸C1が回転軸5の軸線と略平行な頭部が切断された円錐形状なので、回転力伝達部材を球状とした場合に比べて、入力回転軸7及びクラッチ部材21との接触面積が大きい。このため、本実施形態の一方向入出力回転伝達機構1は、回転力伝達部材を球状とした場合に比べて、入力回転軸7からクラッチ部材21(出力回転軸15)への回転トルクの伝達効率が良い。
差動ベアリングボール27の代わりに、その回転軸が入力回転軸7の径方向を向く円柱状の差動コロ(図示略)を用いて、この差動コロを上記嵌合孔25cに回転自在に嵌合し、この差動コロの周面を軸方向直交面7c1と押圧面17aとに接触させてもよい。このようにすれば、入力回転軸7からリテーナ25への回転力の伝達効率を向上させることが可能になる。
さらに、リテーナ25を用いて各食付コロ29を環状空間RSに配設しているので、環状空間RSに多数の食付コロ29を配設可能である。このように食付コロ29の数を増やせば、入力回転軸7から出力回転軸15への回転トルクの伝達効率が向上する。
なお、回転トルクの伝達効率の低下を無視すれば、一つの収納空間S1にのみ食付コロ29を配設したり、差動ベアリングボール27を一つとして実施することも可能である。
また、周方向不等幅溝7c2の端部とクラッチ部材21とで形成される楔状の収納空間S1の楔角、圧縮コイルばね19の強さ、軸方向直交面7c1及び環状部材17の押圧面17aの面粗さを変えることによって、入力回転軸7から出力回転軸15への回転トルクの伝達効率を変えることが可能である。
さらに、クラッチ部材21に径方向突起を設けて、出力回転軸15に係合孔を設けてもよい。
さらに、本実施形態では、一方向入出力回転伝達機構1をAF用モータMと交換式レンズ鏡筒のフォーカシング機構の間に適用したが、カメラ本体内に設けられたズーム用モータと、交換式レンズ鏡筒に設けられたズーム環と連動するズーミング機構との間に適用し、ズーム用モータの回転力はズーミング機構に伝達するが、ズーム環の回転力はズーム用モータに伝達させないようにすることも可能である。このようにすれば、オートズームとマニュアルズームの切り替えを行うための切替スイッチを設けることなく、オートズーム及びマニュアルズームを行えるようになる。
本発明による一方向入出力回転伝達機構の一実施形態の縦断側面図である。 図1のII−II線に沿う、ハウジング、出力回転軸、AF用モータ、入力回転軸の入力ギヤ、及び圧縮コイルばねを省略した縦断正面図である。 図1のIII−III線に沿う、ハウジング、出力回転軸、AF用モータ、入力回転軸の入力ギヤ、及び圧縮コイルばねを省略した縦断正面図である。 リテーナの外周面の部分拡大図である。 入力回転軸に回転力が入力されたときの、出力回転軸とクラッチ部材の位置関係を示す側面図である。 出力回転軸に回転力が入力されたときの、出力回転軸とクラッチ部材の位置関係を示す側面図である。
符号の説明
1 一方向入出力回転伝達機構
3 ハウジング
3a 環状フランジ
3b 前壁
3c 円形板
3d 窓孔
5 回転軸
5a 小径部
5b 大径部
7 入力回転軸
7a 中心孔
7b 収納凹部
7c 小径部
7c1 軸方向直交面
7c2 周方向不等幅溝(周方向不等幅空間形成部)
7d 後壁部
7e 外周壁
7f 環状段部
7g 入力ギヤ
7h 環状凹部
9 ベアリングボール
11 抜け止め板
13 固定ねじ
15 出力回転軸
15a 小径筒状部
15b 大径筒状部
15c 中心孔
15d 出力ギヤ
15e 環状突条
15f 環状フランジ
15g 径方向突起(動力伝達ピン)(連係手段)
17 環状部材(押圧部材)
17a 押圧面
19 圧縮コイルばね(第1の付勢手段)
21 クラッチ部材
21a 係合孔(動力伝達孔)(連係手段)
21a1 斜面
21b 環状フランジ
21c テーパ状内周面(内周接触面)(第1のテーパ面)
23 圧縮コイルばね(第2の付勢手段)
25 リテーナ
25a 前壁
25b 挿入孔
25c 嵌合孔
25d 筒状部
25e 取付孔
27 差動ベアリングボール(差動回転部材)
29 食付コロ(回転力伝達部材)
29a テーパ状外周面(断面円形接触面)(第2のテーパ面)
M AF用モータ
M1 回転軸
P ピニオン
RS 環状空間
SS 配設用空間
S1 収納空間(周方向不等幅空間)

Claims (12)

  1. 軸線に対して直交する軸方向直交面を有する入力回転軸と、
    該入力回転軸に対して上記軸線回りに相対回動自在な出力回転軸と、
    上記入力回転軸と同心をなすとともにその外周側に位置し、上記出力回転軸に対して上記軸線方向に相対移動自在で、その内周面を内周接触面とした筒状のクラッチ部材と、
    上記入力回転軸の軸心を中心とする円周上に位置し、第1の付勢手段によって常に上記軸方向直交面に当接させられ、上記入力回転軸の回転に連動して、入力回転軸の軸心を中心に該入力回転軸に遅れながら同方向に公転する差動回転部材と、
    上記入力回転軸の外周面に形成した、周方向位置によって径方向の深さが異なり、上記クラッチ部材の内周面との間に周方向で不等幅の周方向不等幅空間を形成する周方向不等幅溝と、
    該周方向不等幅空間に移動自在に挿入され、上記差動回転部材に連動して該差動回転部材と同方向に公転する、上記筒状クラッチ部材の内周接触面と接触可能な断面円形接触面を有する回転力伝達部材と、
    常時は、上記クラッチ部材の上記内周接触面と該回転力伝達部材の上記断面円形接触面との摩擦力を大きくする方向に上記クラッチ部材を付勢し、上記クラッチ部材が上記出力回転軸に対して相対移動をしないようにする第2の付勢手段と、
    上記クラッチ部材または上記出力回転軸の一方に生じた回転力を他方に伝達する連係手段と、を備え、
    上記周方向不等幅溝は、上記入力回転軸に回転力が入力されたときに、該入力回転軸及び上記差動回転部材に連動して周方向に回転した上記回転力伝達部材を、その断面円形接触面を上記内周接触面に接触させつつ、上記周方向不等幅溝と上記クラッチ部材の間に食い込ませて、上記入力回転軸及び上記クラッチ部材と周方向に一体化させる形状をなし、
    上記連係手段は、上記入力回転軸に回転力が入力されたときは、該入力回転軸と周方向に一体となった上記クラッチ部材から上記出力回転軸に回転力を伝達させ、上記出力回転軸に回転力が入力され、出力回転軸の回転トルクと入力回転軸の回転トルクの差である相対回転トルクが、該連係手段の形状によって決定される所定トルクより大きくなったときは、上記第2の付勢手段の付勢力に抗して、上記クラッチ部材を該出力回転軸に対して上記摩擦力を減じる方向に相対移動させて、上記クラッチ部材と上記回転力伝達部材の周方向への一体状態を解除することを特徴とする一方向入出力回転伝達機構。
  2. 請求項1記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記連係手段は、上記入力回転軸に回転力が入力され、上記相対回転トルクが上記所定トルク以下となったときは、上記クラッチ部材の上記出力回転軸に対する上記相対移動を規制し、上記相対回転トルクが上記所定トルクより大きくなったときは、上記クラッチ部材が上記出力回転軸に対して上記相対移動するのを一時的に許容した後、上記第2の付勢手段の付勢力により該クラッチ部材が初期位置に復帰するのを許容し、以後この状態を保持する一方向入出力回転伝達機構。
  3. 請求項1または2記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記連係手段は、上記出力回転軸に回転力が入力され、上記相対回転トルクが上記所定トルク以下となった場合は、上記クラッチ部材を該出力回転軸に対して上記相対移動させない一方向入出力回転伝達機構。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記入力回転軸と上記クラッチ部材の間に、上記周方向不等幅空間を有する環状空間を形成し、
    該環状空間に、上記差動回転部材の回転力を受けて、該差動回転部材と同方向に回転する環状のリテーナを挿入し、
    該リテーナに上記回転力伝達部材を保持させた一方向入出力回転伝達機構。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記軸方向直交面と対向するとともに平行をなす押圧面を有し、上記第1の付勢手段によって常に上記軸方向直交面側に付勢された押圧部材を具備し、
    上記差動回転部材が、常に上記押圧面と上記軸方向直交面とで挟持されている一方向入出力回転伝達機構。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記連係手段が、上記クラッチ部材と上記入力回転軸の一方に形成された動力伝達ピンと、他方に形成された該動力伝達ピンが遊嵌する動力伝達孔とで構成されている一方向入出力回転伝達機構。
  7. 請求項6記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記動力伝達孔と上記動力伝達ピンの形状によって上記所定トルクが決定される一方向入出力回転伝達機構。
  8. 請求項1から7のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記内周接触面が第1のテーパ面であり、上記断面円形接触面が、該第1のテーパ面と略同じ方向に傾斜する第2のテーパ面である一方向入出力回転伝達機構。
  9. 請求項8記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記回転力伝達部材が、頭部が切断された円錐形状をなす部材である一方向入出力回転伝達機構。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記差動回転部材が、その回転軸が上記入力回転軸の径方向を向く略円柱状をなす差動コロである一方向入出力回転伝達機構。
  11. 請求項1から9のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記差動回転部材が、球状の差動ベアリングボールである一方向入出力回転伝達機構。
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載の一方向入出力回転伝達機構において、
    上記周方向不等幅溝が、上記クラッチ部材の上記内周接触面との間に、上記周方向不等幅空間を複数形成するものであり、
    各周方向不等幅空間に上記回転力伝達部材をそれぞれ挿入した一方向入出力回転伝達機構。
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