JP4592768B2 - 電子メール機能付き携帯通信端末 - Google Patents

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本発明は、ユーザ登録情報を記録しているユーザ登録情報記録部を備えた電子メール機能付き携帯通信端末、特に当該端末における電子メール表示技術に関する。
携帯電話などの電子メール機能付き携帯通信端末においては、受信した電子メールをモニタ画面に表示すると共に、電子メールの送信者名や送信者アドレスなどの情報を携帯通信端末に登録可能に構成されている。
また、受信した電子メールを表示する技術に関連して、電子メールの本文の内容を効率的に把握するため、例えば特許文献1のような要約作成技術が知られている。この特許文献1に記載されている電子メール表示装置は、電子メール通信手段、電子メール格納手段、要約情報作成手段などを備えて構成されている。このうち要約作成手段は、電子メール格納手段に格納された電子メールの本文から、重要キーワードの抽出や概要文作成などを行うことにより、電子メールの内容を要約する要約情報を作成している。
さらに、同様の電子メールの要約作成技術に関連する技術として、特許文献2に記載されているメール読み上げ装置が知られている。このメール読み上げ装置は、キーワード項目辞書部、キーワード登録部、一致語句抽出部などを備えて構成されている。キーワード項目辞書部は、日時、地名、人名、場所といった名詞などのキーワード項目で定義付けられた各種キーワードを保存しており、キーワード登録部は、キーワード項目辞書部に保存されていない任意のキーワードを登録するものである。すなわち、このメール読み上げ装置は、所定のキーワードを保存しているキーワード項目辞書部と共に任意のキーワードを登録したキーワード登録部を参照して、受信メールのテキスト情報に含まれるキーワードを抽出するように構成されている。
特開平11−53154号公報(第〔0095〕〜〔0096〕段落、図7) 特開2005−190349号公報(第〔0007〕〜〔0008〕、〔0013〕〜〔0014〕段落、図1)
上述した特許文献1や特許文献2における電子メールの要約作成技術では、受信メールの本文が長文である場合においても、キーワードと一致する語句や概要文などの要約を作成することにより、その内容を効率的に把握できるものとなっている。特に、特許文献2の技術では、予め設定されたキーワードの他に、ユーザ自身が抽出するキーワードを登録できる構成となっており、ユーザの関心事などの予め設定が困難なキーワードの抽出も可能なものとなっている。
しかしながら、上記の技術では、キーワードの登録はユーザ自身が行う必要があるため、手間のかかるものとなっている。また、作成された要約によっては、電子メールの本文の内容が十分に把握し難いものが生じる可能性もあり、かかる場合には本文を再度表示する必要がある。
本発明は、かかる問題点に着目してなされたものであり、その目的は、電子メール機能付き携帯通信端末において、ユーザフレンドリーな電子メール表示技術を提供することに
ある。
上記目的を達成するための本発明に係る電子メール機能付き携帯通信端末の第一特徴構成は、ユーザ登録情報を記録しているユーザ登録情報記録部と送受信した電子メールを格納するメール格納部とを備えた電子メール機能付き携帯通信端末において、
前記ユーザ登録情報記録部に記録されているユーザ登録情報から抽出された語句或いは前記メール格納部に格納されている送受信済の電子メールの文章から抽出された語句をキーワードとするキーワードテーブルを電子メールの送信者毎に随時作成すると共に前記キーワードが抽出された前記ユーザ登録情報もしくは前記電子メールが削除された際に、前記キーワードテーブルから当該キーワードを削除するキーワードテーブル作成部と、
受信した電子メールの文章から、当該電子メールの送信者に対応する前記キーワードテーブルに登録されているキーワードと一致する語句を抽出する一致語句抽出部と、
抽出された一致語句をモニタ画面に表示する表示制御部とを備えた点にある。
ユーザ登録情報記録部を備えた電子メール機能付き携帯通信端末においては、メールの送信者のアドレス情報やユーザの個人情報、ユーザのスケジュール情報などのユーザ登録情報(端末に対してユーザが登録可能な情報)をユーザ登録情報記録部に記録することができる。このようなユーザ登録情報は、ユーザ自身や電子メールの送信者などに関連する情報を含む場合が多く、このユーザ登録情報記録部から抽出された語句をキーワードとするキーワードテーブルを随時作成して、このキーワードテーブルに登録されているキーワードと一致する語句を抽出することにより、ユーザに特化した要約機能を有する携帯通信端末を実現することができる。特に、キーワードテーブルの作成は、ユーザ側でキーワードの登録操作を行わなくとも、例えば、ユーザ登録情報記録部に情報を入力した場合や、所定期間間隔などの所定のタイミングで随時行うことができる。なお、受信した電子メールの文章から抽出されたキーワードと一致する語句はモニタ画面に表示されるが、この表示は、一致語句のみ或いは一致語句を含む概要文の形式で表示される。
また、送受信済の電子メールの文章も、ユーザ自身や電子メールの送信者などに関連する情報を含む場合が多い。このため本構成においては、メール格納部に格納されている送受信済の電子メールの文章の語句についてもキーワードとして抽出し、キーワードテーブルを随時作成している。この場合、キーワードテーブルの作成は、電子メールの送受信を
行った時などのタイミングで行う構成とすると良い。
さらに、本構成においては、電子メールの送信者毎にキーワードテーブルが作成されるので、送信者に応じて適切なキーワードと一致する語句が抽出され、よりユーザフレンドリーなものとなっている。
本発明に係る電子メール機能付き携帯通信端末の第二特徴構成は、前記キーワードに表示優先度を設定する優先度設定部を備え、前記ユーザ登録情報記録部に記録されているスケジュール情報、又は、前記メール格納部に格納されている送受信済の電子メールの文章から抽出されたキーワードを日時に関連付けて登録すると共に、当該日時に応じて前記表示優先度が設定されており、前記一致語句を前記表示優先度に基づいて表示する点にある。
キーワードと一致する語句の抽出総数が多い場合には、モニタ画面に表示される一致語句の数も多くなり、その結果、一致語句の抽出を行ったとしても電子メールの内容を把握し難いといった状況が生じる場合もある。そこで本構成の如く、表示優先度の高いキーワードに基づいて一致語句を表示するようにすることで、優先度の高い一致語句は上位に表示されるので、内容を効率的に把握できるものとなる。
なお、一致語句を抽出した回数が多いほど重要度が高いものと考えられることから、一致語句を抽出する毎に当該一致語句に対応するキーワードの優先度を上げ、この抽出回数を表示優先度として設定しても良い。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔携帯電話〕
図1に本発明に係る電子メール機能付き携帯通信端末としての携帯電話1の機能ブロック図を示す。本発明に特に関係する機能として、この携帯電話1は、電子メールやWeb情報などの各種データの送受信を行う内蔵アンテナ11、携帯電話1の位置情報を取得す
るGPS(Global Positioning System)ユニット12、日時情報を取得する時計ユニッ
ト13、携帯電話1に各種情報を入力する入力部14(ボタンやポインティングデバイスなどの総称)、電子メールやWeb情報などの各種情報を表示するディスプレイ14、及び、携帯電話1の各種動作を制御する制御ユニット20とを備えて構成されている。
〔携帯電話の処理系〕
次に、この制御ユニット20により実現される各種機能について説明する。この制御ユニット20は、CPUを中核部材として、携帯電話1の種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築している。このうち、本発明に特に関係する機能部として、図1に示すように、送受信制御部21、メール格納部22、文章解析部23、一致語句抽出部24、一致語句管理部25、ユーザ登録情報記録部26、キーワードテーブル作成部27、キーワードテーブル28、優先度設定部29、関連情報作成部30、GUI部31とを備えている。
送受信制御部21は、内蔵アンテナ11を介して取得した電子メールの受信処理など、各種送受信処理を行う。メール格納部22には、送受信制御部21で送受信処理された電子メールが格納される。文章解析部23は、メール格納部22に格納されている電子メールの本文の文章を、名詞や動詞などの品詞毎に分解する処理を行う。例えば、電子メールの本文の文章を「11:00発の新幹線に乗って東京に移動します」とした場合、この文章は「11:00/発/の/新幹線/に/乗って/東京/に/移動/します」と品詞分解される(/が区切りを示す)。
一致語句抽出部24は、後述するキーワードテーブル28を参照して、電子メールの本文の文章から、より正確には文章解析部23により品詞毎に分解された本文の文章から、このキーワードテーブル28に登録されているキーワードと一致する語句を抽出する処理を行う。また、後述するように、一致語句の総数をカウントする処理や、カウントされた一致語句の総数が所定数以上か否かを判定する処理、所定数以上と判定した場合はキーワードテーブル28の各キーワードの表示優先度を参照して表示優先度の高いキーワードを抽出に用いるキーワードとして設定して一致語句の抽出をする処理も行う。一致語句管理部25は、一致語句抽出部24で抽出された一致語句の保持などの処理を行う。
ユーザ登録情報記録部26は、ユーザ個人情報記録部26a、スケジュール情報記録部26b、アドレス情報記録部26c、単語・辞書情報記録部26dとを有している。ユーザ個人情報記録部26aには、携帯電話1のユーザである本人の携帯電話番号や自宅電話番号、メールアドレスなどの個人情報が登録されている。スケジュール情報記録部26bには、入力部14などにより入力されたユーザのスケジュール情報(日時や訪問場所など)が登録されている。アドレス情報記録部26cには、受信した電子メールの送信者のメールアドレスや送信者名、着信のあった携帯電話番号や発信者名などのアドレス情報などが登録されている。さらに、単語・辞書情報記録部26dは、携帯電話1に予め登録されている地名などの単語情報を有している。ここで、本実施形態における上記の各記録部26a〜26dは、夫々カテゴリ別(名前、電話番号、場所などのカテゴリ)に情報が記録されるものとして構成している。また、ここでは、ユーザ登録情報として、ユーザ個人情報、スケジュール情報、アドレス情報、及び、単語・辞書情報とを用いたが、もちろんこれらの情報に限定されるわけではない。
キーワードテーブル作成部27は、ユーザ登録情報記録部26から抽出された語句或いはメール格納部22に格納されている送受信済の電子メールの文章から抽出された語句をキーワードとするキーワードテーブル28を随時作成する処理を行う。本実施形態では、キーワードテーブル28の作成は、ユーザ登録情報記録部26に情報を入力する毎に、或いは電子メールを送受信する毎に自動的に行われる構成としているが、もちろんこれに限
定されるわけではない。例えば、1日置きなどの所定期間間隔で随時行うように構成しても良い。キーワードテーブル作成部27により作成されたキーワードは、キーワードテーブル28に登録される。
図2は、キーワードテーブル28を模式的に示す説明図である。図2(a)は、携帯電話1に予め設定されているテーブルであり、電子メールの本文から、より正確には文章解析部23により分解された本文の文章の名詞から、名前を抽出するため○○さんや△△様(○○や△△などは任意の文字)などの名前を表すキーワードが登録され、同様に、場所を抽出するため○○市や△△区などの地名を表すキーワードが、日時を抽出するため○○日、△△時、△△:□□(○○や△△、□□は任意の数字)などの日付・時刻を表すキーワードがカテゴリ別に登録されている。
また、図2(b)は、キーワードテーブル作成部27により作成されたテーブルであり、ユーザ個人情報やアドレス情報から抽出された名前や、スケジュール情報から抽出された会社名、単語・辞書情報から抽出された駅名や地名などのキーワードがカテゴリ別に登録されている。すなわち、「さん」や「市」などの名前や場所と関連付けられる語句が電子メールの本文になくても、このテーブルに登録されていれば、キーワードと一致する語句として確実に抽出することができる。なお、各キーワードには後述する表示優先度としての抽出回数が関連付けられている(図2(b)の各キーワードの右欄参照)。
ここで、キーワードテーブル28の作成に係る処理の一例について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、ユーザ登録情報に新たに情報を入力した場合のキーワードテーブル作成に係るフローチャートである。ユーザ登録情報記録部26にアドレス情報などのユーザ登録情報が入力されると(#01)、キーワードテーブル作成部27により、入力された情報のカテゴリや内容などの解析が行われる(#02)。この解析により、入力情報にキーワードテーブル28のカテゴリ(名前、場所など)に分類されるべき語句が含まれている場合には(#03Yes分岐)、当該語句をキーワード候補として抽出する(#04)。例えば、受信メールの送信者名をアドレス情報記録部26c(の名前カテゴリ)に登録した場合には、この送信者名がキーワードテーブル28の名前関連カテゴリにおけるキーワード候補として抽出される。なお、当該語句が含まれていない場合には、処理は終了する(#03No分岐)。抽出されたキーワード候補は、キーワードテーブル28を参照して未登録か否か判定され、未登録であると判定された場合は(#05Yes分岐)、キーワードテーブル28に登録され(#06)、既登録であると判定された場合は処理を終了する(#05No分岐)。
図4は、メール格納部22に新たに電子メールが格納された場合のキーワードテーブル作成に係るフローチャートである。メール格納部22に送受信された電子メールが格納されると(#11)、文章解析部23により当該電子メールの本文の文章の解析、具体的には、本文の文章の品詞分解が行われる(#12)。品詞分解が行われると、キーワードテーブル作成部27により名詞が抽出される(#13)。例えば、電子メールの文章が、「明日は新幹線で東京に向かいます」である場合は、「明日」、「新幹線」、「東京」が抽出される。抽出された名詞は、キーワードテーブル作成部27により、キーワードテーブル28を参照して未登録か否か判定され、未登録であると判定された場合は(#14Yes分岐)、図2(b)のキーワードテーブル28のメール関連カテゴリに登録され(#15)、既登録であると判定された場合は処理を終了する(#14No分岐)。なお、このキーワードの抽出において、図2(a)に示したような既設定のキーワードテーブルを利用する構成としても良い。例えば、このキーワードテーブルを参照することにより、「田中さん」という語句が抽出され、さらにこれから「さん」を除いて「田中」とし、これをキーワードとして図2(b)のキーワードテーブル28のメール関連カテゴリに登録するのである。
ここでは、各記録部26a〜26dにおいてカテゴリ別に記録された語句をキーワードとして抽出する場合を説明したが、各記録部26a〜26dにカテゴリ別に記録されていない場合、或いは文章として記録されている場合には、文章解析部23を介して当該文章等の品詞分解を行い、名詞を抽出してキーワードテーブル28に登録するように構成すれば良い。また、キーワードテーブル28も図2のようにカテゴリ別にキーワードを分類して登録しておく構成とせず、カテゴリに関係なく名詞をまとめて登録する構成としても良い。
なお、キーワードテーブル28に登録されているキーワードに対応する情報が、ユーザ登録情報記録部26或いはメール格納部22から削除された場合には、当該キーワードもキーワードテーブル28から削除されるように構成されており、キーワードテーブル28が自動更新されるものとなっている。
優先度設定部29は、キーワードに表示優先度を設定する処理を行う。本実施形態においては、表示優先度として抽出回数が設定されており、キーワードと一致する語句を抽出する毎に当該一致語句に対応するキーワードの優先度(抽出回数)を上げる処理を行う。具体的には、一致語句抽出部24において、電子メールの本文の文章からキーワードと一致する語句が抽出される毎に、当該一致語句に対応するキーワードの優先度(抽出回数)に+1を加算する処理を行う。キーワードテーブル28において表示優先度(抽出回数)は、上述の図2(b)の如くキーワードと関連付けられて登録されている。なお、本実施形態においては表示優先度として抽出回数を用いたが、もちろんこれに限定されるものではなく、例えば優先順位を用いることもできる。この場合、抽出される毎に順位が+1上がるように構成される。
関連情報作成部30は、一致語句管理部25に保持された一致語句の関連情報を、ユーザ登録情報記録部26の各種登録情報などに基づいて作成する処理を行う。例えば、一致語句として名前が抽出されている場合には、当該人物のアドレス情報(携帯電話番号やメールアドレス)やスケジュール情報などがユーザ登録情報記録部26の各種登録情報に基づいて作成され、一致語句として駅名が抽出されている場合には、当該駅までの経路情報がGPSユニット12から取得した位置情報などに基づいて作成される。
GUI部31は、表示画面や操作画面の作成、及び、操作画面を通じてのユーザ操作入力から変換された内部処理コマンドを管理するグラフィック・ユーザ・インターフェース(以下GUIと略称する)を構築する。すなわち、入力部14からの各種情報の操作画面を介した入力処理を行う入力制御部とディスプレイ15に各種情報を表示処理する表示制御部としての機能を有している。
図5に、ディスプレイ15に一致語句を表示する場合の表示画面の一例を示す。図5(a)に示すように、ディスプレイ15の表示画面50は二分割されており、分割された一方の画面50aに一致語句が表示され、他方の画面50bには対応する電子メールの本文が表示されている。分割画面50aに表示される一致語句は、対応する電子メールの本文における発現順に表示されており、分割画面50bに表示される対応する電子メールの本文よりも大きな文字サイズで表示されている。さらに、図5(a)と(b)とを比較してわかるように、一致語句が表示された分割画面50aにおいて、カーソルKを移動させた場合、カーソルKの移動先の一致語句と当該一致語句の本文中での出現箇所(電子メールの本文において当該一致語句を含む文章の箇所)とが同時に夫々の分割画面50a、50bに表示されるようにスクロールが自動調整されるように構成されている。すなわち、図5(a)の分割画面50aにおいて一致語句「8/1」に位置していたカーソルKが図5(b)のように一致語句「鈴木」に移動した場合、分割画面50bの本文の表示が下方に
移動し、「鈴木」を含む文章の箇所が表示される。なお、これとは逆に、分割画面50bにおいて本文をスクロールすると、分割画面50aにおける対応する一致語句もこれに併せてスクロールされる。
また、表示画面50の下方には、各種操作ボタンが表示されており、「戻る」ボタン60を操作することにより図示しない前画面に戻り、「関連」ボタン61を操作することにより、図6に示す表示画面に切り替わる。図6の表示画面は、図5と同様に、ディスプレイ15の表示画面50が二分割されており、分割された一方の画面50aに一致語句が表示され、他方の画面50cにはカーソルKが位置している一致語句の関連情報が表示されている。そして、表示画面50の下方には、図5の「関連」ボタン61に代わり、「本文」ボタン62が表示されており、この「本文」ボタン62を操作することにより図5の表示画面に切り替わることになる。すなわち、ディスプレイ15の二分割された表示画面において、分割された他方の画面については、抽出された一致語句に対応する電子メールの本文と当該一致語句の関連情報とが切替表示可能に構成されている。
図6に示されている分割画面50cに表示される一致語句の関連情報は、関連情報作成部30により作成されるものである。図6(a)では、分割画面50aにおいてカーソルKが一致語句「8/1」に位置しており、分割画面50cには関連情報として8月1日のユーザのスケジュール情報が表示される。また、図6(b)では、分割画面50aにおいてカーソルKが一致語句「新大阪」に位置しており、分割画面50cには関連情報として、GPSユニット12から取得した位置情報などに基づいて作成された新大阪駅までの経路情報が表示される。さらに、図6(c)では、分割画面50aにおいてカーソルKが一致語句「鈴木」に位置しており、分割画面50cには関連情報として当該人物のアドレス情報が表示される。
なお、ここでは図示していないが、ディスプレイ15の二分割された表示画面50において、分割された一方の画面に電子メールの本文を表示し、他方の画面には電子メールの本文中の所定の語句に対応する関連情報を表示することも可能である。すなわち、他方の分割画面には、電子メールの本文が表示されている分割画面においてカーソルKが位置している語句に対応する関連情報が表示される。
〔一致語句の抽出・表示処理のフロー〕
受信した電子メールの本文からキーワードと一致する語句を抽出してディスプレイ15に表示する場合の処理の一例を、図7のフローチャートに基づいて説明する。まず、電子メールが受信されると、メール格納部22に格納される(#100)。メール格納部22に格納されたメールに対してディスプレイ15に表示させる指示がなされると(#101)、当該電子メールの本文の文章の解析、具体的には、本文の文章の品詞分解が文章解析部23により行われる(#102)。
次に、キーワードテーブル28を参照することにより、キーワードと一致する語句を抽出する処理が行われるが、本実施形態においては、その前処理として一致語句の総数をカウントする処理が一致語句抽出部24により行われる(#103)。なお、このカウント数は、キーワードテーブル28に登録されている各キーワードの表示優先度(抽出回数)に加算される。カウントされた一致語句の総数が所定数以上(例えば11以上)であると判定された場合は(#104Yes分岐)、キーワードテーブル28の各キーワードの表示優先度(本実施形態においては抽出回数)を参照し、表示優先度の高いキーワードを抽出に用いるキーワードとして順次選択して、選択されたキーワードによる抽出数が所定数未満(この例では10以下)となるように、抽出用のキーワードの設定を行う(#105)。これらの判定処理などもまた一致語句抽出部24において行われるものである。そして、これらの抽出用のキーワードを用いることにより、電子メールの本文からキーワード
と一致する語句の抽出が行われる(#106)。なお、#104において一致語句の総数が所定数未満と判定された場合は、抽出用のキーワードの設定を行うことなく、一致語句の抽出が行われる(#104No分岐、#106)。抽出された一致語句は、一致語句管理部25において保持され、図5や図6に示す形態で、電子メールの本文と共に或いは関連情報と共にディスプレイ15の表示画面50に表示される(#107)。
なお、上述のように受信した電子メールの表示の時にキーワードと一致する語句の抽出を行うのではなく、電子メールを受信した時に一致語句の抽出処理を行い、抽出した一致語句を対応する電子メールと共に記憶しておく構成としても良い。
このように本実施形態の携帯電話においては、ユーザの個人情報やスケジュール情報、アドレス情報などのユーザ登録情報を記録するユーザ登録情報記録部や送受信された電子メールを格納したメール格納部から抽出された語句をキーワードとするキーワードテーブルを随時作成するものであり、このようにユーザ登録情報や送受信済の電子メールの語句をキーワードとして利用することによりユーザに特化した一致語句を抽出することができる。特に、キーワードテーブルの作成は、ユーザ側でキーワードの登録操作を行わなくとも、ユーザ登録情報記録部に情報を入力したタイミングなどで随時自動的に行われて、手間の掛からないものとなっている。また、表示画面も二分割されており、一方の画面にキーワードと一致する抽出された一致語句が表示され、他方の画面に対応する電子メールの本文や関連情報が表示されるように構成しているので、一致語句と共に電子メールの本文も確認し易くなり、また関連情報も参照可能であり、ユーザフレンドリーなものとなっている。
〔別実施形態1〕
上述した実施形態では、表示優先度を設定し、表示されるキーワードと一致する語句の総数を制限したが、もちろんこのような制限をなくし、キーワードテーブル28に登録されているキーワードと一致する語句を全て表示するように構成しても良い。この場合、上記の実施形態において優先度設定部29を省略することができ、キーワードテーブル28においても表示優先度を登録しておく必要がない。また、上述した実施形態において、キーワードテーブル28は、図2(a)に示すような予め設定されているテーブルを含むものとしたが、キーワードテーブル28を全てキーワードテーブル作成部27から作成するように構成しても良い。
〔別実施形態2〕
上述した実施形態においては、受信した電子メールの文章から抽出されたキーワードと一致する語句をディスプレイ15の表示画面に表示するようにしたが、一致語句を含む概要文の形式でこれを表示するように構成しても良い。
〔別実施形態3〕
上述した実施形態では、どの送信者からの電子メールに対してもキーワードテーブル28に登録されているキーワードと一致する語句を抽出するように構成したが、送信者毎にキーワードテーブルを作成して、送信者毎に抽出する一致語句を変更するように構成しても良い。
この構成におけるキーワードテーブル28の例を図8に示す。図示するように、送信者毎にキーワードテーブル28が作成され、当該送信者に関連するキーワードが登録されている。すなわち、送信者毎に適したキーワードテーブルが作成されている。
この場合の一致語句抽出処理は次のようになる。すなわち、一致語句抽出部24が表示すべき電子メールの送信者名を取得して、この送信者名に対応するキーワードテーブル2
8を選択し、当該キーワードテーブル28に登録されているキーワードと一致する語句を電子メールの本文から抽出する処理を行う。したがって、送信者に応じて適切なキーワードと一致する語句が抽出されるので、よりユーザフレンドリーなものとなる。
〔別実施形態4〕
上述した実施形態では、キーワードに設定される表示優先度として抽出回数を用いたが、もちろんこれに限定されるわけではなく、例えば、以下のように表示優先度を設定しても良い。
(1)メールの送信者に関連が深いものほど表示優先度を高く設定する。
例えば、図8のように送信者毎にキーワードテーブル28を作成しておき、各キーワード毎に抽出回数を設定しておく。これにより、当該送信者との間で良く用いられるキーワードと一致する語句を優先して表示させることができる。また、図2(b)のキーワードテーブル28の名前関連カテゴリをさらに家族、会社関連などのサブカテゴリに分けて、送信者の属するサブカテゴリのキーワードを優先して表示するようにしても良い。さらに、メール送信者名と関連するキーワードを関連度順にリンクさせてキーワードテーブルに登録しておく構成としても良い。

(2)スケジュールの近いものほど表示優先度を高く設定する。
例えば、キーワードテーブル28にスケジュール関連カテゴリを設け、スケジュール情報から抽出されたキーワードを日時と関連付けて登録しておく。電子メールを表示する場合には、当該電子メールの受信日時に近いスケジュール情報から抽出されたキーワードと一致する語句から順に優先表示する。
(3)送受信済電子メールから抽出されたキーワードであって日付の新しい送受信済電子メールのものほど表示優先度を高く設定する。
例えば、キーワードテーブル28にメール関連カテゴリを設け、送受信済電子メールから抽出されたキーワードを送受信日時が新しい順に登録しておく。すなわち、最も新しいものを表示優先順位1位として表示優先順位を設定する。そして、新たに電子メールを受信して表示する場合には、上記の表示優先順位が高いキーワードと一致する語句から順に優先表示する。
本実施形態における携帯電話の機能を示す機能ブロック図 キーワードテーブルの説明図 ユーザ登録情報からのキーワード登録処理のフローチャート 送受信済メールからのキーワード登録処理のフローチャート 一致語句表示画面の一例を示す画面図 一致語句表示画面の他の例を示す画面図 一致語句抽出処理のフローチャート 別実施形態におけるキーワードテーブルの説明図
符号の説明
1 携帯電話(電子メール機能付き携帯通信端末)
22 メール格納部
24 一致語句抽出部
26 ユーザ登録情報記録部
27 キーワードテーブル作成部
28 キーワードテーブル
29 優先度設定部
31 GUI部(表示制御部)

Claims (2)

  1. ユーザ登録情報を記録しているユーザ登録情報記録部と送受信した電子メールを格納するメール格納部とを備えた電子メール機能付き携帯通信端末において、
    前記ユーザ登録情報記録部に記録されているユーザ登録情報から抽出された語句或いは前記メール格納部に格納されている送受信済の電子メールの文章から抽出された語句をキーワードとするキーワードテーブルを電子メールの送信者毎に随時作成すると共に前記キーワードが抽出された前記ユーザ登録情報もしくは前記電子メールが削除された際に、前記キーワードテーブルから当該キーワードを削除するキーワードテーブル作成部と、
    受信した電子メールの文章から、当該電子メールの送信者に対応する前記キーワードテーブルに登録されているキーワードと一致する語句を抽出する一致語句抽出部と、
    抽出された一致語句をモニタ画面に表示する表示制御部とを備えた電子メール機能付き携帯通信端末。
  2. 前記キーワードに表示優先度を設定する優先度設定部を備え、
    前記ユーザ登録情報記録部に記録されているスケジュール情報、又は、前記メール格納部に格納されている送受信済の電子メールの文章から抽出されたキーワードを日時に関連付けて登録すると共に、当該日時に応じて前記表示優先度が設定されており、
    前記表示優先度に基づいて一致語句を表示する請求項1に記載の電子メール機能付き携帯通信端末。
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