JP4591739B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音響用に使用されるスピーカに係わり、より詳しくは、振動板の重量を増加させることなく強度を高め、変形を防止するとともに、放射面積を広くしたスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
曲げに対する剛性を有し、かつ軽量で高能率な振動板として、例えば、特開昭52−54424号公報においては、金属箔や合成樹脂からなる強靭な2枚の薄膜でコーン型の振動板主体を形成し、該2つの薄膜間に形成された中空部に水素ガス、ヘリウムガスなどの軽量な気体を封入したスピーカ用振動板が知られている。
また、特開昭52−108112号公報においては、多くの炭素微小中空球体を結合成形したスピーカ用振動板が、さらには、特開昭58−131899号公報においては、スピーカの振動部を、内部空間を有した容積体構造とし、その内部空間を、加圧・減圧などによって振動部に張力を与えるスピーカ用振動板が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記の各公報に記載されたスピーカは、いずれも振動板を中空体で構成することによって、理論的には、広範囲でのピストン運動が可能で、振動板自体が軽く、しかも剛性があって音圧周波数特性が安定するなどの利点を奏するものと思われるが、いずれのタイプのスピーカも実用化されていない。
【0004】
その原因を追求すると、特開昭52−54424号公報に記載のスピーカは、振動板の形状を従来から公知のコーン型乃至ドーム型とするため、2枚の薄膜間に形成される空間部の容積が小さく、所期の目的を達成することが難しく、かつ振動板の成形が複雑で難しいことが推測される。
【0005】
また、特開昭52−108112号公報に記載のスピーカは、ピッチのごとき炭素を含む有機物の微小中空球体の集合体をコーン状の金型に入れ、これを不活性ガスや真空中で加熱分解して炭素化させ、互いに結合された微小中空球体からなるコーン成形体を得るという複雑な製造工程を必要としている。
したがって、結果的に剛性を確保することができたとしても、振動板の形状はコーン型であって広範囲でのピストン運動を得ることができない点に問題がある。
【0006】
さらに、特開昭58−131899号公報に記載された発明は、スピーカの振動部を、内部空間を有した容積体構造とするに際し、コーン型の振動板の上縁開口部を平面状の振動板で封止するとともに、コーン型の振動板の下部中心部にボイスコイル・ボビンを挿通させ、その先端部を前記平面状の振動板の裏面部に接着固定し、コーン型の振動板内に位置するボイスコイル・ボビンの周壁に気体流通孔を多数形成し、ボイスコイル・ボビンの内底部の近傍に設けられた気体注入孔から、コーン型の振動板と平面状の振動板との間に形成される空間及び該空間と連通するボイスコイル・ボビンの上部空間部に気体を、圧力を掛けながら注入するものである。
したがって、構造がきわめて複雑であるとともに、スピーカの組み立てに多くの工程を要し、口径の大きなスピーカの振動板としては必ずしも軽量で、剛性に優れるものとは言い得ない。
【0007】
この発明はかかる現状に鑑み、振動板の製造がきわめて容易であって、しかも軽量で剛性を有する構造が簡単なスピーカを提供せんとするものである。
【0008】
前記の目的を達成するため、この発明のスピーカは、
中心部に所要の径と長さの円筒状の空隙部を有し、かつ半径方向の断面が、ほぼ楕円形状であるリング状の中空体を、合成樹脂材料で成形して振動体とし、
この振動体の外周部を、フレームの内周部に直接固定するとともに、
振動体の前記空隙部内に、ボイスコイルに内接固定されたボイスコイル・ボビンの上端部を固定し、
少なくともエッジを用いることなく、振動系をフレームに固定するよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
この発明の請求項2に記載の発明は、
前記振動体は、
請求項1に記載のスピーカにおいて、
中空体の外周部を、前記空隙部とほぼ平行となるよう直線状とし、当該部位をフレームの内周部に固定し、エッジ及びダンパーを用いることなく振動系をフレームに固定するよう構成したこと
を特徴とするものである。
【0010】
また、この発明の請求項3に記載の発明は、
前記振動体は、
請求項1又は2に記載のスピーカにおいて、
中空体の底面部に、中心部から外周方向に向けてコルゲーションを連続的に形成してダンパー機能を付与するとともに、該コルゲーションの最外周部をフレーム上に固定したこと
を特徴とするものである。
【0011】
また、この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記振動体は、
中空体の前記空隙部の上端開口部に、ダストキャップを装着したこと
を特徴とするものである。
【0012】
また、この発明の請求項5に記載の発明は、
前記振動体は、
請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカにおいて、
中空体の前記空隙部の上端開口部に、平板状の振動板を装着してダストキャップと兼用させたこと
を特徴とするものである。
【0013】
また、この発明の請求6に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記振動体は、
中空体の上面部に、当該中空体の外径よりも径の大きなダストキャップ兼用の振動板を設けたこと
を特徴とするものである。
【0014】
また、この発明の請求項7に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記振動体は、
中空体の上面部に、当該中空体の外径よりも径の大きなダストキャップ兼用の振動板を一体的に設けたこと
を特徴とするものである。
【0015】
さらに、この発明の請求項8に記載の発明は、
請求項1〜7のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記振動体は、
対向する面に、任意の形状を有するキャビティを、所要の間隔を存して形成した上下1対の金型間に2枚のフィルムを配置し、当該フィルム間に窒素ガスを供給しながら所要形状のリング状の中空体を成形し、得た中空体の中心部の接合部を打ち抜いて円筒状の空隙部を形成したものであること
を特徴とするものである。
【0016】
さらにまた、この発明の請求項9に記載の発明は、
請求項1〜8のいずれかに記載のスピーカにおいて、
前記振動体は、
中空体の内部に気体を注入し、大気圧以上に保持されていること
を特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るスピーカの好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1に示されるこの発明に係るスピーカ1は、中心部にポール2を設けたヨーク3、前記ヨーク3上に固定されるマグネット4、前記マグネット4上に固定されるプレート5からなる磁気回路と、前記磁気回路を構成するプレート5に固定されるフレーム6と、前記磁気回路に形成されたギャップ7内に配置されるボイスコイル8、前記ボイスコイル8を下端部に外装固定したボイスコイル・ボビン9、および前記ボイスコイル・ボビン9の外周部と前記フレーム6との間に設けられる振動体10とからなる振動系によって構成されている。
【0019】
前記振動体10は、この発明のスピーカ1の要部をなすもので、図1で明らかなように、中心部に所要の径と長さの円筒状の空隙部10aが形成されたリング状の中空体からなるものである。
この中空体の半径方向の断面は、ほぼ楕円状となっているとともに、その外周部10bは、前記円筒状の空隙部10aとほぼ平行となるよう形成されている。
【0020】
かかる中空体からなる振動体10は、図6に示すように、成形した際にリング状となるよう任意の形状の1対のキャビティa,a及びキャビティb,bを所要の間隔を存して金型を構成する上型M1 と下型M2の相対する面に形成して成形される。
すなわち、前記金型間に2枚の合成樹脂製のフィルムF1 とF2 とを挟持し、これらフィルムF1 とF2 間に窒素ガスなどの気体Gを吹き込み、各フィルムF1 、F2を前記キャビティa,a及びb,bの周壁に密着させ、図1に示す半径方向の断面がほぼ楕円形状の中空体を成形する。
ついで、得た中空体の中心部の接合部を、例えば、プレス機等で打ち抜き振動体10としたもので、この振動体10の中空部内には、大気圧以上で気体を注入する。
【0021】
なお、実際の振動体10の成形にあっては、中空体の成形と中空部への気体の注入は同時に行われるもので、金型を加熱しておき、気体を注入して中空体を成形したのち金型を冷却することによって、2枚のフィルムが中空体の中心部と外周縁部で一体的に接合され、気体は漏れることがない。
【0022】
また、この実施例においては、塩化ビニール製のフィルムを使用したが、その他ポリプロピレンやゴム系の材料でもよく、その種類には特段の制限はない。
【0023】
前記気体としては、窒素ガス、水素ガス、ヘリウムガス、さらには酸素などを使用することができる。
その際、大気圧以上で中空部内に注入することによって、振動に際し、凹んだり、変形することのない強度を得られる。
注入するガス圧は、大気圧以上であればよく、設計上のパラメータとして選択するもので、金型の加熱温度は、材料により適宣決められるものである。
【0024】
かくして得た中空体からなる振動体10は、中空部内に気体が封入されているので、浮き輪のような形態をなし、その外周部10bがフレーム6の内周部に、また、中心の空隙部10aにボイスコイル・ボビン9が接着剤等で固定される。
したがって、振動体10は、一定の場所で平衡を保つこととなり、入力によるボイスコイル8の動きに対して、元の場所に戻ろうとする復元性を持つことになる。
【0025】
また、振動体10は、フレーム6側及びボイスコイル・ボビン9側に固定される長さに比例した中心保持力を持つことにもなるので、前記固定される長さを調整することで、エッジとダンパーの役割を有するようにすることも可能である。
【0026】
さらに、振動体10は、その内部には、ガスが大気圧以上の圧で充填封入されているので、ボイスコイル8からの振動を受けて凹んだり、変形することのない強度が得られ、振動板としての役目も持つと同時に、その材質、形状より、軽くて、かつ放射面積の広い振動部分を持つことができ、さらに、より少ない部品点数で振動系が構成できる。
【0027】
なお、図1において、11はボイスコイル8に接続するリード線、12はフレーム6に取付けられた端子板、13は振動体10に形成された空隙部10aの上部開口部を覆って設けられたダストキャップである。
【0028】
図2に示すスピーカ20は、振動板をリング状の中空体で形成した振動体21とするとともに、この振動体21の中心部に形成された円筒状の空隙部21a内に、ボイスコイル8を下端部に外装固定したボイスコイル・ボビン9の上端部を内装固定し、前記ボイスコイル・ボビン9の下端部をダンパー22でフレーム6に固定した以外は、基本的に図1に示したスピーカ1と同じである。
【0029】
このスピーカ20は、中空体の半径方向の断面が変形した楕円状で、その外周部21bとフレーム6との接触部位がきわめて少なく安定性を欠くので、ダンパー22を使用して振動系を中心に保持させたもので、磁気回路等を構成する部材等はスピーカ1と同じ符号で示した。(以下同じ)
【0030】
図3に示すスピーカ30は、中空体の半径方向の断面が変形した楕円状で、中心部に円筒状の空隙部31aが形成されたリング状の中空体からなる振動体31の底面部に、中心部から外周方向に向けてコルゲーション31cを連続的に形成し、最外周部に位置するコルゲーション31cを、フレーム6の内底面上に設けたリング状の固定部材6a上に接着剤等で固定し、ダンパー機能を持たせたものである。
したがって、振動体31の外周部31bとフレーム6との固定点を、きわめて少なくすることができる。
【0031】
図4に示すスピーカ40は、中心部に所要の径と長さの円筒状の空隙部41aが形成されたリング状の中空体からなるものである。
この中空体の半径方向の断面はほぼ楕円状で、その外周部41bは、前記円筒状の空隙部41aとほぼ平行となるよう形成されている振動体41を有するもので、図1に示したスピーカ1とほぼ同じものである。
【0032】
このスピーカ40は、図1のスピーカ1が空隙部10aの上端開口部をダストキャップ13で封止しているに対し、振動体41を構成する中空体の上面部に、ダストキャップを兼ねる板状の振動板42を広い接合面積で接合させたものである。
このように中空体の中心部に形成される円筒状の空隙部41aを覆い、かつ振動板42の外径をリング状の中空体の外径とほぼ等しいか、あるいは大きくすることによって、振動板42が振動体41の振動に追従して振動し、かつ、前記空隙部41a内に塵埃等が侵入することを防止したものである。
【0033】
なお、前記ダストキャップを兼ねる振動板42は、紙、プラスチック、アルミなどの軽量な材質を使用して製作するものである。
その際、その大きさを、中空体の外径よりも多少大きく設定しても、大きくなった分の重量増加は、従来方式のスピーカ振動部分の重さと比較してもその差はなく、振動の損失に繋がるようなものではない。
【0034】
図5に示されるスピーカ50は、図4におけるダストキャップを兼ねる振動板42に代えて、中心部の厚みを外周部の厚みよりも厚く形成した平板状の振動板52を、中心部に円筒状の空隙部51aが形成されたリング状の中空体からなる振動体51の上面に接合固定するとともに、この振動板52の裏面中心部に円筒状の空隙部51aに内装したボイスコイル・ボビン9の先端部を直結させて振動の伝達効率をよくしたものである。
すなわち、振動板52の中心部を外周部よりも厚くしているので、ボイスコイル・ボビン9を直結させても、ダストキャップを兼用する振動板52に凹みや変形に対する強度的な問題が生じるおそれはないものである。
【0035】
なお、図1〜図5に示すスピーカは、いずれもリング状の中空体の、外周部の所要の部位をフレームに直接固定するものとして説明したが、図2〜図3に示すスピーカにあっては、中空体外周部の所要の部位にエッジ(図示せず)を一体的に形成し、そのエッジの外周縁をフレームに取付けてもよい。
【0036】
また、リング状の中空体は、半径方向の断面形状が、基本的にはその上面部の長さと下面部の長さが等しい楕円形であることが好ましいが、上面側の放射面積が大きい形状であれば逆台形状などであってもよく、その形状には特段の限定はないものである。
【0037】
【発明の効果】
この発明のスピーカは、中心部に所要の径と長さの空隙部が形成されるリング状の中空体を合成樹脂材料で成形して振動体とし、この振動体の空隙部に、ボイスコイルに内接固定されているボイスコイル・ボビンの上端部を内装固定し、かつ振動体の外周部を直接又は間接的にフレームに固定し、少なくともエッジを使用せず、ダンパーを使用し、あるいは使用することなくフレームに振動系を保持させるよう構成しているので、重量を増加させることなく強度を高めることができ、変形を防止しするとともに、放射面積が大きく取れるため、出力効率の高いスピーカが得られる。
【0038】
特に、この発明においては、振動体を構成するリング状の中空体を成形するに際し、2枚のプラスチックフィルムを使用したブロー成形によって簡単かつ容易に成形できるため、生産性とコスト面で優れたスピーカが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るスピーカの一形態を示す一部切欠き断面図である。
【図2】 この発明に係るスピーカの他の形態を示す一部切欠き断面図である。
【図3】 この発明に係るスピーカのさらに他の形態を示す一部切欠き断面図である。
【図4】 この発明に係るスピーカのさらに他の形態を示す一部切欠き断面図である。
【図5】 この発明に係るスピーカのさらに他の形態を示す一部切欠き断面図である。
【図6】 この発明のスピーカを構成する振動体の成形方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スピーカ
2 ポール
3 ヨーク
4 マグネット
5 プレート
6 フレーム
7 ギャップ
8 ボイスコイル
9 ボイスコイル・ボビン
10 リング状の中空体からなる振動体
10a 中空体の空隙部
10b 中空体の外周部

Claims (9)

  1. 中心部に所要の径と長さの円筒状の空隙部を有し、かつ半径方向の断面が、ほぼ楕円形状であるリング状の中空体を、合成樹脂材料で成形して振動体とし、
    この振動体の外周部を、フレームの内周部に直接固定するとともに、
    振動体の前記空隙部内に、ボイスコイルに内接固定されたボイスコイル・ボビンの上端部を固定し、
    少なくともエッジを用いることなく、振動系をフレームに固定するよう構成したことを特徴とするスピーカ。
  2. 前記振動体は、
    中空体の外周部を、前記空隙部とほぼ平行となるよう直線状とし、当該部位をフレームの内周部に固定し、エッジ及びダンパーを用いることなく振動系をフレームに固定するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
  3. 前記振動体は、
    中空体の底面部に、中心部から外周方向に向けてコルゲーションを連続的に形成してダンパー機能を付与するとともに、該コルゲーションの最外周部をフレーム上に固定したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ。
  4. 前記振動体は、
    中空体の前記空隙部の上端開口部に、ダストキャップを装着したこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ。
  5. 前記振動体は、
    中空体の前記空隙部の上端開口部に、板状の振動板を装着してダストキャップと兼用させたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ。
  6. 前記振動体は、
    中空体の上面部に、当該中空体の外径よりも径の大きなダストキャップ兼用の振動板を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ。
  7. 前記振動体は、
    中空体の上面部に、当該中空体の外径よりも径の大きなダストキャップ兼用の振動板を一体的に設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスピーカ。
  8. 前記振動体は、
    対向する面に、任意の形状を有するキャビティを、所要の間隔を存して形成した上下1対の金型間に2枚のフィルムを配置し、当該フィルム間に窒素ガスを供給しながら所要形状のリング状の中空体を成形し、得た中空体の中心部の接合部を打ち抜いて円筒状の空隙部を形成したものであること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスピーカである。
  9. 前記振動体は、
    中空体の内部に気体を注入し、大気圧以上に保持されていること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスピーカ。
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