JP4591453B2 - パルストランス - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品に関し、特に、コイル部品のコア形状及び巻線構造に関するものである。
コア部材に複数のワイヤが巻回されたコイル部品の一つとしてパルストランスが用いられている(例えば特許文献1参照)。
図11は、従来のパルストランスの構成の一例を示す略外観斜視図であり、図12は、図11に示すパルストランスの等価回路図を示している。
図11及び図12に示すように、このパルストランス600は、トロイダルコア41に一次巻線42及び二次巻線43が巻回された構造を有しており、トランスの一次巻線42による一対の入力端42a、42bと、一次巻線の中点42cと、トランスの二次巻線43による一対の出力端43a、43bとを備えている。
特開平7−161535号公報
上述した従来のパルストランス600は、トロイダルコア41に複数本のワイヤを巻回することにより一次巻線42及び二次巻線43を形成していた。また、一次巻線42の中点42cについては、2本のワイヤの端部同士を結線することにより形成していた。
しかしながら、トロイダルコア41への巻線作業は非常に煩雑であり、自動化が困難であるという問題がある。また、ワイヤ同士の結線によって複雑な配線状態となるため、特性のばらつき、信頼性の低下といった問題がある。また、複雑な配線状態となるため、製品の小型化が困難であるという問題もある。
閉磁路を構成するコア部材としてはトロイダルコアの他にも種々の形状があり、例えばドラムコアと板状コアの組み合わせなどが知られている。これによれば、トロイダルコアよりも巻線作業は容易であるが、複数のワイヤを巻回したとき各ワイヤの巻回部分の線長がずれ易く、インダクタンス特性にばらつきが生ずるという問題がある。
したがって、本発明の目的は、コア部材への巻線作業が容易となり、しかもインダクタンス特性のばらつきが小さなコイル部品を提供することにある。
本発明の上記目的は、棒状の磁性体からなる巻芯部を有するコア部材と、巻芯部に巻回された少なくとも3本のワイヤと、各ワイヤの端部が継線される継線部とを備え、各ワイヤの巻線部分の線長が実質的に同一であることを特徴とするコイル部品によって達成される。本発明によれば、各ワイヤの巻線部分の線長が実質的に同一であることから、ワイヤ間をバランス良く結合させることができ、インダクタンス特性のばらつきを小さくすることができる。また、本発明のコイル部品によれば、ワイヤの端末間の接続の仕方によって、パルストランスやコモンモードフィルタとして使用することができ、さらには、通常のコイルとして使用することも可能であることから、汎用性の高いコイル部品を実現することができる。
本発明においては、少なくとも3本のワイヤが1本の撚り線として構成されていることが好ましい。これによれば、各ワイヤの巻線部分の線長を確実にそろえることができ、特性のばらつきを確実に小さくすることができる。
本発明において、少なくとも3本のワイヤは、絶縁被覆を介して一体化されていることが好ましい。これによれば、ワイヤ間の磁気結合を十分に確保しつつ絶縁性を高めることができ、また各ワイヤの巻線部分の線長を確実にそろえることができ、より信頼性の高い巻線構造を実現することができる。
本発明において、ワイヤは、第1乃至第4のワイヤからなることが好ましい。特に、巻芯部の半分の領域においては、内周にて第1及び第2のワイヤをバイファイラ巻きし、外周にて第3及び第4のワイヤをバイファイラ巻きする一方、巻芯部の残り半分の領域においては、内周にて第3及び第4のワイヤをバイファイラ巻きし、外周にて第1及び第2のワイヤをバイファイラ巻きすることが好ましい。この場合も、各ワイヤの巻線部分の線長を確実にそろえることができ、各ワイヤ間をバランス良く結合させることができ、インダクタンス特性のばらつきを確実に小さくすることができる。
このように、本発明によれば、コアへの巻線作業を容易に行うことができ、しかもインダクタンス特性のばらつきが小さなコイル部品を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコイル部品の外観構造を示す略斜視図である。また、図2は、コイル部品の底面の構造を示す略底面図である。
図1及び図2に示すように、このコイル部品10は、棒状の巻芯部を有するコア部材11と、巻芯部に巻回された第1乃至第4のワイヤ14乃至17と、第1のワイヤ14の両端部が接続された第1の端子電極対18と、第2のワイヤ15の両端部が接続された第2の端子電極対19と、第3のワイヤ16の両端部が接続された第3の端子電極対20と、第4のワイヤ17の両端部が接続された第4の端子電極対21とを備えている。
コア部材11は、ドラムコア12と、ドラムコア12の上部に取り付けられた板状コア13とで構成されている。ドラムコア12は、棒状の巻芯部12Aと、巻芯部12Aの両端にそれぞれ設けられた第1及び第2の鍔部12B、12Cとを備え、これらが一体化された構成を有している。板状コア13はドラムコア12と別体であるが、第1及び第2の鍔部12B、12Cの上面に接着固定されている。こうして、ドラムコア12及び板状コア13は一つの閉磁路を構成している。
ドラムコア12の巻芯部12Aには4本のワイヤ14乃至17が同一方向に巻回され、これにより第1乃至第4のコイルL乃至Lが構成されている。4本のワイヤ14乃至17は、高結合状態にて巻回されていることが好ましい。第1乃至第4のワイヤ14乃至17を高結合状態とするためには、図3に示すように、第1乃至第4のワイヤ14乃至17を1本の撚り線として構成してもよく、或いはペア線の撚り線として構成してもよい。また、図4に示すように、絶縁体22で被覆された第1乃至第4のワイヤ14乃至17を1本の撚り線とした状態で一体化してもよい。また、第1乃至第4のワイヤ14乃至17を2層のバイファイラ巻としてもよい。すなわち、図5に示すように、巻芯部12Aの半分の領域においては内周にてワイヤ14、15をバイファイラ巻きし、外周にてワイヤ16、17をバイファイラ巻きする一方、巻芯部12Aの残り半分の領域においては内周にてワイヤ16、17をバイファイラ巻きし、外周にてワイヤ14、15をバイファイラ巻きした構成としても構わない。これらの場合、第1乃至第4のワイヤ14乃至17の巻線部分の線長が実質的に同一となることから、各ワイヤ14乃至17間をバランス良く結合させることができ、コイルL乃至Lの特性もほぼ同一となる。
ワイヤが1本の撚り線、ペア線の撚り線、又は2層のバイファイラ巻となっている場合、4本のワイヤは巻芯部12Aに接する位置から束ねられていることが好ましい。このようにすれば、引き出し部が離れているので浮遊容量を低減させることができる。また、引き出し線の配線が容易となり、コイル部品10の製造が容易となる。また、ワイヤが1本の撚り線、ペア線の撚り線、又は2層のバイファイラ巻となっている場合、端子電極から巻芯部12Aと接する位置までの間の中空位置にて4本のワイヤを束ね始めるようにしてもよい。このようにすれば、結合がより向上するので、特性をさらに向上させることができる。
第1乃至第4の端子電極対18乃至21は、各ワイヤ14乃至17の端部が継線される継線部であって、巻芯部12Aの両端に設けられた第1及び第2の鍔部12B、12Cの底面に設けられている。特に、第1の鍔部12Bの底面には、一方の端子電極18A乃至21Aが設けられており、第2の鍔部12Cの底面には、他方の端子電極18B乃至21Bが設けられている。これらの端子電極対18乃至21は、第1及び第2の鍔部12B、12Cの底面の長手方向に沿って順番に配列されており、一方の端子電極18A乃至21Aと、他方の端子電極18B乃至21Bの位置は互いに一致している。
第1のワイヤ14の一端14aは、第1の端子電極対18の一方の端子電極18Aに接続され、第1のワイヤ14の他端14bは、第1の端子電極対18の他方の端子電極18Bに接続されている。同様に、第2のワイヤ15の一端15a及び他端15bは、第2の端子電極対19の一方及び他方の端子電極19A、19Bにそれぞれ接続され、第3のワイヤ16の一端16a及び他端16bは、第3の端子電極対20の一方及び他方の端子電極20A、20Bにそれぞれ接続され、第4のワイヤ17の一端17a及び他端17bは、第4の端子電極対21の一方及び他方の端子電極21A、21Bにそれぞれ接続されている。
一方、プリント基板30は、コイル部品10の実装領域31内に設けられた第1のランドパターン対32A、32Bと、第2のランドパターン対33A、33Bと、第3のランドパターン対34A、34Bと、第4のランドパターン対35A、35Bとを有している。さらに、プリント基板30は、第1のランドパターン対32の一方のランド32Aと第3のランドパターン対34の他方のランド34Bとを接続する第1の接続導体パターン36と、第2のランドパターン対33の一端側のランド33Aと第4のランドパターン対35の他端側のランド35Bとを接続する第2の接続導体パターン37とを備えている。
第1及び第2の接続導体パターン36、37は、コイル部品10の実装領域31内に設けられており、コイル部品10の真下に形成されている。そのため、トランス部品の実装領域31の有効利用を図ることができ、プリント基板上の他の部品実装領域をより広く取ることができる。また、第1及び第2の接続導体パターン36、37は、互いに近接して平行に配線されている。これにより、接続導体パターン36、37に起因するインピーダンスのずれを防止することができる。
図6は、プリント基板30上に実装されたコイル部品10の回路図である。
図6に示すように、コイルLを構成する第3のワイヤ16の一端は入力端子1をなすランド34Aに接続され、ワイヤ16の他端は接続導体パターン36を経由してコイルLを構成する第1のワイヤ14の一端に接続され、第1のワイヤの他端は入力端子2をなすランド32Bに接続されている。また、コイルLを構成する第4のワイヤ17の一端は出力端子1をなすランド35Aに接続され、ワイヤ17の他端は第2の接続導体パターン37を経由して第2のワイヤ15の一端に接続されている。これにより、コイルL及びコイルLからなる一次巻線と、コイルL及びコイルLからなる二次巻線とを備えたトランス回路が構成される。さらに、第3のワイヤ16と第1のワイヤ14との接続点であるランド34B、3Aによって一次巻線の中点が形成される。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1乃至第4のワイヤ14乃至17の巻線部分の線長が実質的に同一であることから、コイル部品の特性のばらつきを十分に小さくすることができ、製品を小型化することもできる。また、コア部材11としてドラムコア12を用いるので、ワイヤ14乃至17の巻回が容易であり、自動巻線も可能となる。また、ドラムコア12の底面に各ワイヤの端子電極対18乃至21を設けると共に、ワイヤ間の接続をワイヤの端末同士の接続ではなくプリント基板30上の接続導体パターン36、37の引き回しにより行っているので、ワイヤ同士の接続や巻線の中点を確保が容易となる。
図7(a)及び(b)は、コイル部品10の第2の実装形態を示す図であって、図7(a)は回路図、図7(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。
図7(a)及び(b)に示すように、この実装形態では、第1乃至第4の端子電極対18乃至21のうち、一方の外側に位置する端子電極対18が第1及び第2の入力端子を構成し、他方の外側に位置する端子電極対21が第1及び第2の出力端子を構成している点に特徴を有している。そのため、コイル部品10において、第1のワイヤ14の他端14bは端子電極19Bに接続されており、第2のワイヤ15の他端15bは端子電極18Bに接続されている。また、第1のワイヤ14の他端14bは端子電極19Bに接続されており、第2のワイヤ15の他端15bは端子電極18Bに接続されている。さらに、第1の接続導体パターン36はランド33Aとランド33Bとを接続し、第2の接続導体パターン37はランド34Aとランド34Bとを接続している。その他の構成は第1の実装形態と同一であるため、詳細な説明を省略する。
第2の実装形態によれば、一対の入力端子及び出力端子が端子電極の配列の最も外側に配置されているので、プリント基板30上において一対の入力信号線1、2を平行に敷設することができるとともに、一対の出力信号線3、4を平行に敷設することができる。これにより、プリント基板30上における配線パターンの迂回などが不要となる。したがって、プリント基板30上における配線パターンの占有面積が必要以上に増大することがなく、しかも、対称性を確保することができる。これにより、装置全体の小型化と信号品質の向上を両立させることが可能となる。
図8(a)及び(b)は、コイル部品10の第3の実装形態を示す図であって、図8(a)は回路図、図8(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。
図8(a)及び(b)に示すように、この実装形態では、コイル部品10がコイルL及びコイルLからなる一次巻線と、コイルL及びコイルLからなる二次巻線とを備えたトランス回路として構成されている点に特徴を有している。この場合、第4のワイヤ17と第3のワイヤ16との接続点であるランド35B、34Aによって一次巻線の中点が形成される。また、第1及び第2の接続導体パターン36、37は、互いに近接して平行に配線されている。これにより、接続導体パターン36、37に起因するインピーダンスのずれを防止することができる。その他の構成は第1の実施形態と同一であるため、詳細な説明を省略する。このように、本実施形態によれば、ワイヤ間の接続をプリント基板30上の接続導体パターン36、37の引き回しにより行っているので、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
図9(a)及び(b)は、コイル部品10の第4の実装形態を示す図であって、図9(a)は回路図、図9(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。
図9(a)及び(b)に示すように、この実装形態では、コイルL乃至コイルLが直列接続されている点に特徴を有している。これにより、3対1の巻線比を有するトランスを構成することができる。ここで、第1の実装形態と同様、第1及び第2の接続導体パターン36、37は、互いに近接して平行に配線されている。これにより、接続導体パターン36、37に起因するインピーダンスのずれを防止することができる。その他の構成は第1の実装形態と同一であるため、詳細な説明を省略する。このように、第4の実装形態によれば、ワイヤ間の接続をプリント基板30上の接続導体パターン36、37の引き回しにより行っているので、第1の実装形態と同様の効果を奏することができる。
図10(a)及び(b)は、コイル部品10の第5の実装形態を示す図であって、図10(a)は回路図、図10(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。
図10(a)及び(b)に示すように、この実装形態では、すべてのコイルL乃至コイルLが直列接続されている点に特徴を有している。これにより、4倍の巻数を有する1本のコイルを構成することができる。この場合、第1乃至第3の接続導体パターン36乃至38が用いられる。その他の構成は第1の実装形態と同一であるため、詳細な説明を省略する。このように、第5の実施形態によれば、ワイヤ間の接続をプリント基板30上の接続導体パターン36乃至38の引き回しにより行っているので、第1の実装形態と同様の効果を奏することができる。
以上説明したように、本実施形態のコイル部品によれば、ワイヤの端末間の接続の仕方によって、パルストランスやコモンモードフィルタとして使用することができ、さらには、通常のコイルとして使用することも可能であることから、汎用性の高いコイル部品を実現することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、接続導体パターンがプリント基板の表面(ランドパターンと同じ面)に形成されているが、スルーホール導体を介してプリント基板の裏面に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、コア部材に4本のワイヤが巻回されている場合について説明したが、ワイヤの本数は特に限定されるものではない。ただし、巻回されるワイヤが2本の場合、ワイヤ間の磁気結合の確保が容易であり、巻線部分の線長の調整もきわめて容易であることから、ワイヤの本数は3本以上であることが好ましいと言える。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコイル部品の外観構造を示す略斜視図である。 図2は、トランス部品の底面の構造を示す略底面図である。 図3は、を1本の撚り線として構成した第1乃至第4のワイヤ14乃至17を示す略斜視図である。 図4は、絶縁体22で被覆され且つ1本の撚り線として構成された第1乃至第4のワイヤ14乃至17を示す略断面図である。 図5は、二層のバイファイラ巻線の構成を示す略断面図である。 図6は、プリント基板30上に実装されたコイル部品10の回路図である。 図7(a)及び(b)は、コイル部品10の第2の実装形態を示す図であって、図7(a)は回路図、図7(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。 図8(a)及び(b)は、コイル部品10の第3の実装形態を示す図であって、図8(a)は回路図、図8(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。 図9(a)及び(b)は、コイル部品10の第4の実装形態を示す図であって、図9(a)は回路図、図9(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。 図10(a)及び(b)は、コイル部品10の第5の実装形態を示す図であって、図10(a)は回路図、図10(b)はプリント基板30上のパターンレイアウトを示している。 図11は、従来のパルストランスの構成の一例を示す略外観斜視図である。 図12は、図11に示すパルストランスの等価回路図である。
符号の説明
10 トランス部品
11 コア部材
12 ドラムコア
12A 巻芯部
12B 鍔部
12C 鍔部
13 板状コア
14 第1のワイヤ
14a 第1のワイヤの一端
14b 第1のワイヤの他端
15 第2のワイヤ
15a 第2のワイヤの一端
15b 第2のワイヤの他端
16 第3のワイヤ
16a 第3のワイヤの一端
16b 第3のワイヤの他端
17 第4のワイヤ
17a 第4のワイヤの一端
17b 第4のワイヤの他端
18 第1の端子電極対
18A 一方の端子電極
18B 他方の端子電極
19 第2の端子電極対
19A 一方の端子電極
19B 他方の端子電極
20 第3の端子電極対
20A 一方の端子電極
20B 他方の端子電極
21 第4の端子電極対
21A 一方の端子電極
21B 他方の端子電極
22 絶縁体
30 プリント基板
31 トランス部品の実装領域
32 第1のランドパターン対
32A 一方のランド
32B 他方のランド
33 ランドパターン対
33A 一方のランド
33B 他方のランド
34 ランドパターン対
34A 一方のランド
34B 他方のランド
35 ランドパターン対
35A 一方のランド
35B 他方のランド
36 第1の接続導体パターン
37 第2の接続導体パターン
38 第3の接続導体パターン
41 トロイダルコア
42 一次巻線
42a 一方の入力端
42b 他方の入力端
42c 中点
43 二次巻線
43a 一方の出力端
43b 他方の出力端
22 被覆
600 パルストランス
第1のコイル
第2のコイル
第3のコイル
第4のコイル

Claims (4)

  1. 基板上に実装されるコイル部品と、
    前記基板上を、互いに近接して平行に配線された第1及び第2の接続導体パターンとを備え、
    前記コイル部品は、
    棒状の磁性体からなる巻芯部を有するコア部材と、
    前記巻芯部に巻回された第1乃至第4のワイヤと、
    第1乃至第4の端子電極対とを有し、
    前記第1のワイヤの一端及び他端は、前記第1の端子電極対の一方及び他方の端子電極にそれぞれ接続され、
    前記第2のワイヤの一端及び他端は、前記第2の端子電極対の一方及び他方の端子電極にそれぞれ接続され、
    前記第3のワイヤの一端及び他端は、前記第3の端子電極対の一方及び他方の端子電極にそれぞれ接続され、
    前記第4のワイヤの一端及び他端は、前記第4の端子電極対の一方及び他方の端子電極にそれぞれ接続され、
    前記第1のワイヤの前記一端と前記第3のワイヤの前記他端とが前記第1の端子電極対の前記一方の端子電極及び前記第3の端子電極対の前記他方の端子電極を介して前記第1の接続導体パターンにより接続され、
    前記第2のワイヤの前記一端と前記第4のワイヤの前記他端とが前記第2の端子電極対の前記一方の端子電極及び前記第4の端子電極対の前記他方の端子電極を介して前記第2の接続導体パターンにより接続され、
    前記第1の端子電極対の前記一方の端子電極、前記第3の端子電極対の前記他方の端子電極、及び前記第1の接続導体パターンは中点を構成し、
    前記第2の端子電極対の前記一方の端子電極、前記第4の端子電極対の前記他方の端子電極、及び前記第2の接続導体パターンはショートを構成し、
    前記第1の端子電極対の前記他方の端子電極及び前記第3の端子電極対の前記一方の端子電極はそれぞれ入力端子を構成し、
    前記第2の端子電極対の前記他方の端子電極及び前記第4の端子電極対の前記一方の端子電極はそれぞれ出力端子を構成し、
    前記各ワイヤの巻線部分の線長が実質的に同一であることを特徴とするパルストランス。
  2. 前記第1乃至第4のワイヤが1本の撚り線として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパルストランス。
  3. 前記第1乃至第4のワイヤは、絶縁被覆を介して一体化されていることを特徴とする請求項2に記載のパルストランス。
  4. 前記巻芯部の半分の領域においては、内周にて前記第1及び第2のワイヤをバイファイラ巻きし、外周にて前記第3及び第4のワイヤをバイファイラ巻きする一方、
    前記巻芯部の残り半分の領域においては、内周にて前記第3及び第4のワイヤをバイファイラ巻きし、外周にて前記第1及び第2のワイヤをバイファイラ巻きすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパルストランス。
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