JP4591236B2 - フッ化物単結晶の製造方法 - Google Patents

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本発明は、光学機器や光リソグラフィー用の光学系等において好適に使用されるフッ化物単結晶の製造方法に関する。
近年、光学素子の微細化への要請から露光解像度を高めることが求められており、その一手段として露光光源の短波長化が進んでいる。具体的には、従来のKrFレーザー(248nm)からArFレーザー(193nm)やFレーザー(157nm)へと短波長化されている。こうした短波長化に対応可能な光学素子として、真空紫外域での透過率が従来の合成石英(SiO)より優れる、フッ化カルシウム等のフッ化物単結晶が注目されている(非特許文献1)。
応用物理、2004年、第73巻、第2号、p.199〜205
しかしながら、従来のフッ化物単結晶の透過率は短波長域において急激に低下するという問題があった。
そこで、本発明は、短波長域においても十分に大きな透過率を示すフッ化物単結晶が得られるフッ化物単結晶の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、粒子状のフッ化物に粒子状のスカベンジャーを混合した粒子混合物を溶融した溶融物を冷却することによりフッ化物単結晶を育成するフッ化物単結晶の製造方法において、フッ化物の平均粒径df及びスカベンジャーの平均粒径dcが式:0.05≦ds/df≦20を満たすことを特徴とする。
このように、粒子状のフッ化物に混合するスカベンジャーの平均粒径dsのフッ化物の平均粒径dfに対する比を上記特定範囲内とすることにより、短波長域においても十分に大きな透過率を示すフッ化物単結晶を得ることが可能となった。スカベンジャーの平均粒径が上記特定範囲内にあることにより、スカベンジャーによって系中に存在する酸素を除去する効率が飛躍的に高まり、その結果上記のような効果が得られたと、本発明者らは推察している。
上記製造方法においては、フッ化物及びスカベンジャーが粒径1μm以上の粒子からなることが好ましい。これにより、短波長域における透過率がより一層向上する。
また、透過率等の点からは、フッ化物としてはCaFが好ましく、スカベンジャーとしてはZnF又はPbFが好ましい。
本発明によれば、短波長域においても十分に大きな透過率を示すフッ化物単結晶が得られる。
以下、図面を参照しながら本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。なお、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本発明のフッ化物単結晶の製造方法によって得られるフッ化物単結晶の一実施形態を模式的に示す斜視図である。図1に示すフッ化物単結晶10は、結晶育成方向軸Aに垂直な断面が略円形状となっている円柱形状を有する。フッ化物単結晶10のような円柱形状のフッ化物単結晶の場合、通常、その長手方向軸が結晶育成方向軸Aとなる。
フッ化物単結晶の上記略円形状の断面の直径dは、50mm以上であることが好ましく、100mm以上であることがより好ましく、200mm以上であることが更に好ましい。フッ化物単結晶は、直径が大きいほど大口径のステッパー用レンズを得る上で有用であり、ステッパーにおいては大口径のレンズを用いるほど半導体の高細密化及び高集積化を図ることできる。
フッ化物単結晶としては、具体的には、フッ化カルシウム(CaF)単結晶、フッ化マグネシウム(MgF)単結晶、フッ化バリウム(BaF)単結晶等が挙げられるが、特に、フッ化カルシウム(CaF)単結晶が好ましい。
図2は、本発明によるフッ化物単結晶の製造方法の一実施形態を説明するための模式図である。図2に示す真空VB炉2は、単結晶を育成するための結晶成長炉としてのルツボ1と、ルツボ1の周囲に設けられたヒータ2Aとを備えている。ルツボ1の長手方向が結晶育成方向であり、ヒータ2Aを用いた加熱等により、ルツボ1内ではこの結晶育成方向において温度勾配が生じるように制御されている。この真空VB炉2を用いて、いわゆる垂直ブリッジマン法によりフッ化物単結晶が育成される。
真空VB炉2を用いたフッ化物単結晶の製造方法においては、粒子状のフッ化物に粒子状のスカベンジャーを混合した粒子混合物Mをルツボ1内に配置する。ルツボ1の底部には、フッ化物の種結晶Sが収容されている。そして、シャフト2Bを介してルツボ1を極微速度で昇降することにより、粒子状混合物Mを溶融して溶融物としてからこれを冷却して、フッ化物単結晶を育成する。
真空VB炉2の内部は、真空ポンプ2Cによって減圧され、ヒータ2Aによって加熱される。このヒータ2Aの加熱によって種結晶Sの全体が溶融するのを防止するため、真空VB炉2のシャフト2Bは、冷却水循環路を形成するように構成されている。
すなわち、シャフト2Bは、内管2B1の上端が外管2B2の上端より後退した2重管で構成されており、その上端部にはキャップ状の伝熱部材2Dが嵌合固定されている。そして、この伝熱部材2Dが後述するルツボ1の底部材1Cの中央部に接続されることにより、種結晶Sの下部を強制冷却するように構成されている。
ここで、図3に示すように、ルツボ1は、ルツボ本体1Aと、ルツボ本体1Aの開口部を覆う蓋部材1Bと、ルツボ本体1Aの下部に固定される底部材1Cとを備えて構成されている。ルツボ本体1Aは、耐熱性があり、かつ、内面の平滑度を高められる材料として、高純度カーボン材(C)で構成されており、その内面が光沢を有するガラス状カーボン(GC)でコーティングされている。
ルツボ本体1Aには、粒子混合物M(図2参照)が収容される原料収容部1Dが形成されている。原料収容部1Dは、円柱状の壁面1Hと、壁面1Hの底部材1C側に連続して形成される凹曲面1Jと、凹曲面1Jの底部材1C側に連続して形成されるテーパ状(ロート状)のコーン面1Fとを有している。すなわち、コーン面1Fは原料収容部1Dの底を構成する。
ルツボ本体1Aから底部材1Cに亘ってその中心部には、種結晶S(図2参照)を収容する種結晶収容部1Eが形成されている。種結晶収容部1Eは、平坦な底面と、底面に連続し底面に垂直な円柱状の壁面1Kとを有しており、壁面1Kの径は、種結晶Sの直径とほぼ一致している。なお、種結晶収容部の壁面1Kは、原料収容部1Dの壁面1Hよりも小径となっている。
コーン面1Fと種結晶収容部1Eの壁面1Kとの境界部分には凸曲面1Lが形成され、この凸曲面1Lを介してコーン面1Fと種結晶収容部1Eの壁面1Kとが滑らかに連続している。
蓋部材1Bおよび底部材1Cは耐熱性のある高純度カーボン材で構成されている。そして、底部材1Cの下面中央部には、真空VB炉2のシャフト2Bの上端部に固定された伝熱部材2D(図2参照)を嵌合固定するための接続筒部1C1が突設されている。
上記ルツボ1において、コーン面1Fのコーン角度θが小さ過ぎると、原料収容部1D内で育成されるフッ化物単結晶の結晶内に残留応力や歪みが発生し、これに起因して多結晶(異相)や複屈折が発生し易い。一方、コーン面1Fのコーン角度θが大き過ぎると、フッ化物単結晶の育成が阻害され易い。そこで、コーン面1Fのコーン角度θは、95°〜150°であることが好ましく、これらの範囲のうち120°〜130°であることがより好ましい。
凹曲面1Jおよび凸曲面1Lは、曲率半径が小さ過ぎて角張っていると、原料収容部1D内で溶融された溶融物が冷却により結晶化する際、角張った凹曲面1Jおよび凸曲面1Lの部分が核となって多結晶(異相)が発生し易い。加えて、フッ化物が冷却により収縮する際、これらの角張った凹曲面1Jおよび凸曲面1Lにフッ化物が付着して結晶内に残留応力や歪みが発生し、これに起因して多結晶(異相)や複屈折が発生し易い。
そこで、凹曲面1Jおよび凸曲面1Lの曲率半径は、原料収容部1Dの壁面1H間の内径(例えば250mm)の1/10以上の大きな曲率半径に設定されている。例えば、凹曲面1Jの曲率半径は60mm程度に設定され、凸曲面1Lの曲率半径は50mm程度に設定されている。
原料収容部1Dの壁面1Hやコーン面1Fなどの表面粗さが粗いと、原料収容部1D内で溶融された溶融物が冷却により結晶化する際、壁面1Hやコーン面1Fなどの微小な凹凸が核となって多結晶(異相)が発生し易い。加えて、フッ化物が冷却により収縮する際、壁面1Hやコーン面1Fにフッ化物が付着して結晶内に残留応力や歪みが発生し、これに起因して多結晶(異相)や複屈折が発生し易い。
そこで、上記ルツボ1において、ルツボ本体1Aの原料収容部1Dの壁面1Hから凹曲面1J、コーン面1F、凸曲面1Lを経て種結晶収容部1Eの壁面1Kにわたるルツボ内面は、例えば、最大高さ法による表面粗さがRmax3.2s以下に仕上げられている。すなわち、高純度カーボン材(C)からなるルツボ本体1Aの内面が例えばRmax6.4s程度に仕上げられており、その表面がガラス状カーボン(GC)によりコーティングされてRmax3.2s程度に仕上げられている。
そして、このようにRmax3.2s以下の表面粗さを有するガラス状カーボン(GC)で構成されたルツボ内面は、水滴との接触角が少なくとも100°以下の例えば90°となっている。
本実施形態においては、先ず、蓋部材1Bを取り外して、種結晶収容部1Eにフッ化物(フッ化カルシウム単結晶を製造する場合はフッ化カルシウム)の種結晶Sを収容する。ここで、種結晶Sとしては、その形状が円柱状であって端面が平坦であるものであり、その直径が種結晶収容部1Eの壁面1Kの径とほぼ一致したものを用いる。種結晶Sを収容した後、粒子混合物Mを原料収容部1Dに収容し、蓋部材1Bでルツボ本体1Aの原料収容部1Dを閉じる。
粒子混合物Mにおいては、フッ化物の平均粒径df及びスカベンジャーの平均粒径dsが式:0.05≦ds/df≦20、より好ましくは式:0.5≦ds/df≦5を満たす。
また、粒子混合物において、フッ化物及びスカベンジャーは、粒径1μm以上の粒子からなることが好ましく、粒径10μm以上の粒子からなることがより好ましい。言い換えると、粒子混合物中の粒子の粒径の最小値は1μm以上であることが好ましく、10μm以上であることがより好ましい。
フッ化物及びスカベンジャーの平均粒径や粒径の最小値は、例えば、原料として用いるフッ化物やスカベンジャーをふるい等の公知の方法で分粒することにより、上記数値範囲内となるように制御することができる。
スカベンジャーは、系中の酸素と反応してこれを除去する作用を有するものであれば特に制限なく用いられる。具体的には、スカベンジャーとしては、ZnF、PbF、NaF、LiF、BiF、AgF、CuF、MnF、テフロン(登録商標)等が挙げられ、これらの中でもZnF及びPbFが好ましく、環境負荷低減の観点からはZnFが特に好ましい。
粒子混合物Mを収容した後、真空VB炉2内を真空ポンプ2Cによって10−4Pa以下に減圧し、この状態でヒータ2Aを1400〜1500℃前後に加熱する。このとき、図2に示すように、真空VB炉2内の下部は加熱されていないため、真空VB炉内はその上部から下部にかけて(すなわち、結晶育成方向に)温度勾配を有している。そして、シャフト2Bにより10mm/h程度の微速度でルツボ1を上昇させ、10時間ほど上昇位置に保持する。その際、種結晶Sの全体が溶融すると、目的の結晶方位の単結晶を得ることが困難になるため、シャフト2B内を内管2B1から外管2B2へ循環する冷却水により伝熱部材2Dを介して種結晶Sの下部を強制冷却する。
粒子混合物Mを溶融した後は、ルツボ1を、シャフト2Bにより1.5mm/h以下の例えば1.0mm/h程度の極微速度で下降させ、5時間ほど真空VB炉2内の下降位置に保持する。これにより、粒子混合物Mの溶融物が冷却されて、種結晶Sの例えば(1,1,1)方位の結晶面に沿ってフッ化物単結晶が徐々に成長する。
得られたフッ化物単結晶は、そのまま(アズグローン)レンズ等の製造に用いてもよいし、アニールを施してもよい。アニールは、例えば、単結晶の融点未満の温度(例えば、フッ化カルシウムであれば900〜1300℃)で24〜96時間保持し、30℃/h以下の降温速度で冷却することにより行われる。
以上、本発明の単結晶の育成方法の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ルツボ1の種結晶収容部1Eの壁面1Kが円柱状となっているが、壁面1Kの形状は、角柱状の種結晶を収容する場合には角柱状であってもよい。
また、種結晶収容部1Eの底面は平坦面となっているが、本発明の種結晶収容部の底面は平坦面に限られるものではなく、円錐状であってもよい。但し、種結晶収容部の底面に接する種結晶Sの底部を十分に冷却して、種結晶Sの全てが溶融することを防止するために、種結晶収容部の底面は、種結晶Sの底部と合致した形状とし、種結晶Sの底部と種結晶収容部1Eの底面との間の空隙を十分に小さくすることが好ましい。
以上のような製造方法によって得られたフッ化物単結晶は、例えば、ステッパー用レンズ材料として用いた場合に十分な解像性能を得ることができる。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
粒子状のCaFと、スカベンジャーとしての粒子状のZnFとを均一に混合して、ds/dfが1.0である粒子混合物を準備した。
この粒子混合物を原料として、図2に示した真空VB炉と同様の構成を有する装置を用いて、以下のようにしてCaF単結晶を作製した。まず、種結晶SとしてCaF単結晶を種結晶有用部1E内に収容し、上記粒子混合物を原料収容部1Dに収容した。そして、真空VB炉2内を10−4Pa以下に減圧し、ヒータ2Aを1500℃前後に加熱し、シャフト2Bにより10mm/h程度の微速度でルツボ1を上昇させ、10時間ほど上昇位置に保持した。その際、シャフト2B内を内管2B1から外管2B2へ循環する冷却水により伝熱部材2Dを介して種結晶Sの下部を強制冷却した。
粒子混合物を溶融した後、ルツボ1を、シャフト2Bにより1.0mm/h程度の極微速度で下降させ、5時間ほど真空VB炉2内の下降位置に保持した。こうして、粒子混合物を溶融した溶融物を冷却して、種結晶Sの(1,1,1)方位の結晶面に沿ってCaF単結晶を育成した。
(実施例2)
粒子状のCaFと、スカベンジャーとしての粒子状のZnFとを均一に混合して、ds/dfが0.5である、実施例1とは別の粒子混合物を準備した。この粒子混合物を原料として、実施例1と同様にしてCaF単結晶を作製した。
(比較例1)
ds/dfが0.004である粒子混合物を準備し、これを原料として用いた他は実施例1と同様にして、CaF単結晶を作製した。
(比較例2)
ds/dfが37である粒子混合物を準備し、これを原料として用いた他は実施例1と同様にして、CaF単結晶を作製した。
(透明度の評価)
実施例1、2及び比較例1、2で作製したCaF単結晶について、透過率と波長との関係を測定した結果を図4に示す。ds/dfが0.01〜20の範囲内にある粒子混合物を用いて作製された実施例1、2の単結晶は、130nm以下の短波長域においても十分に高い透過率を示した。
本発明の製造方法によって得られるCaF単結晶の一実施形態を示す斜視図である。 本発明によるフッ化物単結晶の製造方法の一実施形態を説明するための模式図である。 図2に示したルツボの構造を示す断面図である。 CaF単結晶の透過率と波長の関係を示すグラフである。
符号の説明
1…ルツボ、1A…ルツボ本体、1B…蓋部材、1C…底部材、1D…原料収容部、1E…種結晶収容部、1F…コーン面、1H…原料収容部の壁面、1J…凹曲面、1K…種結晶収容部の壁面、1L…凸曲面、1N…底面、2…真空VB炉、2A…ヒータ、2B…シャフト、2C…真空ポンプ、2D…伝熱部材、10…フッ化物単結晶、A…結晶育成方向軸、M…粒子混合物、S…種結晶、S1…種結晶の端面。

Claims (4)

  1. 粒子状のフッ化物に粒子状のスカベンジャーを混合した粒子混合物を溶融した溶融物を冷却することによりフッ化物単結晶を育成するフッ化物単結晶の製造方法において、
    前記フッ化物の平均粒径df及び前記スカベンジャーの平均粒径dsが下記式:
    0.≦ds/df≦
    を満たす、フッ化物単結晶の製造方法。
  2. 前記フッ化物及び前記スカベンジャーが粒径1μm以上の粒子からなる、請求項1記載のフッ化物単結晶の製造方法。
  3. 前記フッ化物がCaFである、請求項1又は2記載のフッ化物単結晶の製造方法。
  4. 前記スカベンジャーがZnF又はPbFである、請求項1〜3の何れか一項に記載のフッ化物単結晶の製造方法。
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