JP4588745B2 - コンクリート構造物の構築方法 - Google Patents
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なお、本件出願人は実願2007−2441号(実用新案登録第3132635号公報)において、コンクリートの連結部に目地材を配置するとともに、当該目地材の両面の長さ方向に沿って目地材と直交する方向に止水部を突き合わせ、止水部の幅方向の端部の突き合わせ部分に目地材と平行に形成した接合片を介して、止水部を目地材に取り付けたことを特徴とするコンクリート構造物の止水部及び目地板部の連結構造を提案した。
しかも止水部と目地材との組付けが面倒であり、また組付けにも時間や人手を要するという問題点があった。
より詳しく述べると次の通りである。
1)小型構造物から大型構造物まで対応できる。
2)止水部と目地部を併せ持つ構造により、左右同時打設、工期短縮が可能である。
3)止水部と目地部の組立が容易である。
4)止水部・目地部を積上げられる(継手部に凸・凹を設け接着することも可能)
5)止水部と目地部が別々であるため運搬・保管しやすい。
図面はこの発明のコンクリート構造物の構築方法の実施例を示すもので、図1はコンクリート打設用の型枠に目地材を取り付けた状態の斜視図、図2は打設したコンクリート構造物の斜視図、図3は小型のコンクリート構造物の構築方法の第1の実施例を示す斜視図、図4はその平面図、図5は図4の実施例の変形例を示す平面図、図6は第2の実施例を示す平面図、図7は図6の実施例の変形例を示す平面図、図8は市販の止水部を用いた小型のコンクリート構造物の構築方法の第3の実施例を示す斜視図、図9はその平面図、図10は図8の実施例の変形例を示す平面図、図11は別の変形例を示す平面図、図12はさらに別の変形例を示す平面図、図13は大型のコンクリート構造物の構築方法の実施例を示す斜視図、図14はその平面図、図15はその変形例を示す平面図、図16は別の変形例を示す平面図、図17は別の変形例を示す平面図、図18は別の変形例を示す平面図、図19は別の変形例を示す平面図、図20は別の変形例を示す平面図、図21は目地材と止水部との連結構造の1例を示す斜視図、図22は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図23は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図24は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図25は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図26は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図27は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図28は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図29は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図30は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図31は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図32は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図33は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図34は目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図35aは目地材と止水部との連結構造を示す側面図、図35bは変形例を示す側面図、図36aは上下にも連結した目地材と止水部との連結構造を示す側面図、図36bは変形例を示す側面図、図37aは目地材と止水部との連結構造を示す平面図、図37bは変形例を示す平面図、図37cは変形例を示す平面図、図37dは変形例を示す平面図、図38aは目地材と止水部との連結構造の別の例を示す平面図、図38bは変形例を示す平面図、図38cは変形例を示す平面図、図38dは変形例を示す平面図、図39aは目地材と止水部との連結構造の別の例を示す平面図、図39bは変形例を示す平面図、図39cは変形例を示す平面図、図39dは変形例を示す平面図、図40aは目地板の連結構造を示す斜視図、図40bはその縦断面図、図40cはその横断面図、図40dは継手構造の複数の例を示す概略断面図、図41aは目地板の連結構造の別の例を示す斜視図、図41b−1は丸形継手部分の正面図、図41b−2は角形継手部分の正面図、図41c−1は継手部分の断面図、図41c−2は継手部分の他の例を示す断面図、図41d−1は継手形状の1例を示す概略図、図41d−2は継手形状の他の例を示す概略図、図41e−1は継手の使用状態の1例を示す概略図、図41e−2は継手の使用状態の他の例を示す概略図、図42aは目地板の連結構造の別の例を示す斜視図、図42b−1は継手部分の断面図、図43aは目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図43b−1は継手部分の断面図、図43b−2は変形例の断面図、図43b−3は継手部分の他の例を示す断面図、図43b−4は変形例の断面図、図44aは目地材と止水部との連結構造の別の例を示す斜視図、図44bは継手の断面図、図44c−1は継手部分の断面図、図44c−2は変形例の断面図、図44dは継手構造の例を示す概略図、図44eは継手部分の別の例を示す断面図、図45はこの発明の小型コンクリート構造物の構築方法の工程を示すフローチャート、図46はこの発明の大型コンクリート構造物の構築方法の工程を示すフローチャートである。
この発明における目地材11は、止水部12を一体的に取り付けられている点を特徴とするものである。
この発明において使用される前記目地材11はアスファルトを主成分とする瀝青タイプの目地板、アスファルトに繊維質素材を配合した瀝青繊維質目地板、PVCその他の樹脂もしくはゴム発泡体目地板等の素材を用いてシート状に成形されている。もちろん、この発明は市販の目地材にも適用できる。この目地材11は、押出成形等によって所定幅の長尺材に成形されている。
また、上記素材に代えて他の合成樹脂、あるいは硬質ゴム等を上記形状に成形したものを使用することもできる。いずれにしても止水部12はその取り扱い上、目地材11に取り付ける際に所定の剛性や硬度等を備えていることが望ましい。
その状態で型枠100内にコンクリートを打設し、養生して脱型したのが図2に示すコンクリート構造物10である。このコンクリート構造物10は長さ方向のほぼ中ほどに目地材11が介在し、さらに目地材11の中ほど両面に、止水部12が打設したコンクリート内に入り込むよう配設されているので、長期間の経年変化により目地材11がコンクリート構造物の膨張や収縮に対応できなくなっても、止水部12が存在することによってその止水作用が損なわれることがない。
第1の実施例を示す図3において、所定の型枠100内に設置した小型のコンクリート構造物の連結部には、所定のサイズに切断した目地材11が介在され、その両面には一対の止水部12が相対向する位置に取り付けられている。そして、止水部12はコンクリート構造物の連結部において、コンクリート構造物の端面から所定の深さまで入り込むように組込まれるものである。
前記止水部12は、目地材11の両面の長さ方向に沿って目地材11と直交する方向にその側端部を突き合わせるとともに、止水部12の幅方向の端部の突き合わせ部分には目地材11と平行に形成した接合片13を介して目地材11に取り付けたものである。
また、目地材11の高さ方向のそれぞれの端部には、図3に示すように継手16を設けてあり、各目地材11を高さ方向に連結する際に前記継手16の凹部17にはめ込んで連結するように構成されている。
もちろん、あらかじめ目地材11に接合片13を取り付けた状態で現場に搬入しても、施工前に現場で接合片13を目地材11に取り付けてもよい。
図5の変形例では、上記接着面101に加えてさらに別の固着手段によって止水部12を目地材11に固着している。すなわち、接合片13の外面にその長さ方向に沿ってボルト及びナット19を取り付けてより強固に固着しているのである。
図6は図3の実施例の変形例を示すものであり、接合片13を止水部12の片側にのみ設け、目地材11に接着面101を介して接合したものであり、図7はさらに接合片13の外面にその長さ方向に沿ってボルト及びナット19を取り付けて補強したものである。
図9の実施例においては接着面101のみによって補強材21が固定されている。
他方、図10の変形例においては、接着面101およびボルト及びナット22によって、目地材11と止水部12との接合位置に補強材21が固定されている。
図11の変形例においては、止水部12の両面に目地材11をはめ込む取付溝31が一体的に形成され、この取付溝31に目地材11をはめ込むことによって目地材11と止水部12とが固定されている。101は接着面である。
図12の変形例においても、止水部12の両面に目地材11をはめ込む取付溝31が一体的に形成され、この取付溝31に目地材11をはめ込むことによって目地材11と止水部12とが固定されている。101は接着面、32はボルト及びナットである。
44は連結継手41に一端を取り付け、他端を型枠100の床面に固定したセパ(鉄筋など)で、目地材11を型枠100内に所定角度に保持させておくためのものであり、連結継手41の所定の高さに複数本取り付けてある。
図14において、各目地材11間は目地材の連結継手41を介して連結されており、また目地材11の幅方向の中ほどにはアングル状の補強材46を介して、目地材11を型枠100内に所定角度に保持させておくためのセパ(鉄筋など)が取り付けられている。
図16の変形例は、接合片45の外面にアングル状の補強材46を介して所定の間隔でボルト及びナット19を取り付けた例を示し、それ以外の構造は図14と同じである。
図17の変形例は、止水部12として市販のものを使用して、目地材11の幅方向の間に介在させ、その4隅にアングル状の補強材51を固定し、この補強材51を介して目地材11と止水部12とを連結固定したものである。それ以外の構造は図14と同じである。図において、101は補強材51の取付面に形成した接着面である。
図18の変形例は、図17の変形例において、補強材51に所定の間隔でボルト及びナット19を取り付けた例を示し、それ以外の構造は図14と同じである。図において、101は補強材51の取付面に形成した接着面である。
図19の変形例においては、止水部12の両面に目地材11をはめ込む取付溝61が一体的に形成され、この取付溝61に目地材11をはめ込むことによって目地材11と止水部12とが固定されている。101は接着面である。
図20の変形例においても、止水部12の両面に目地材11をはめ込む取付溝61が一体的に形成され、この取付溝61に目地材11をはめ込むことによって目地材11と止水部12とが固定されている。101は接着面、62はボルト及びナットである。
図22は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、補強材71を接着面101とボルト及びナット19とで固定したものであり、それ以外は図21と同じである。
図23は前記目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、止水部12の両面に取付溝81が一体的に形成され、この取付溝81に目地材11をはめ込むことによって目地材11と止水部12とが固定されている。101は接着面である。
図24は目地材と止水部との連結構造の変形例を示すもので、取付溝81に目地材11をはめ込んだ上、帯鋼82を介してボルト及びナット19とで固定したものであり、それ以外は図23と同じである。
図25は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、目地材11の両面に接合片91を介して止水部12を取り付けたものであり、接着面101で固定したものである。
図26は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、目地材11の両面に接合片91を介して止水部12を取り付けたものであり、接着面101とボルト及びナット19とで固定したものである。なお92は接合片91の表面に取り付けた帯鋼で、ボルト及びナット19を確実に保持するためのものである。
図28は目地材と止水部との連結構造の変形例を示すもので、接合片91を接着面101を用いて接合するとともに、帯鋼92を介してボルト及びナット19とで固定したものであり、それ以外は図27と同じである。
図29は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、目地材11の連結時に使用される止水部12上部にその長さ方向に沿って設けた凸部93を止水部12の接合片91上部にも形成し、止水部12下部の凹部(図示せず)と係合して止水部12を連結するようにしたものである。
図30は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、目地材11の両面に接合片91を介して止水部12を取り付けたものであり、接合片91を接着面101で固定したものである。この例では接合片91は止水部12の片側にのみ形成している。
93は目地材11の連結時に使用される止水部12上部にその長さ方向に沿って設けた凸部で、止水部12下部の凹部(図示せず)と係合して止水部12を連結するためのものである。
図31は目地材と止水部との連結構造の変形例を示すもので、止水部12の片側に形成した接合片91を接着面101を用いて接合するとともに、帯鋼92を介してボルト及びナット19とで固定したものであり、それ以外は図30と同じである。
図32は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、この例においては、接合片91の端面を目地材11に向かって広がるようテーパ状に形成し、接着面101が大きくなるよう配慮している。
図33は目地材と止水部との連結構造の変形例を示すもので、接合片91を接着面101を用いて接合するとともに、帯鋼92を介してボルト及びナット19とで固定したものであり、それ以外は図32と同じである。
図34は目地材と止水部との連結構造の別の例を示すもので、目地材11の連結時に使用される止水部12上部にその長さ方向に沿って設けた凸部93を止水部12の接合片91上部にも形成し、止水部12下部の凹部(図示せず)と係合して止水部12を連結するようにしたのものである。
図36a,bは目地材と止水部との連結構造の側面図で、aは目地材11を上下に連結するとともに、止水部12の接合片91を接着面101を用いて目地材11に接合したものであり、bは接着面101とともに帯鋼82・・・を介してボルト及びナット19とで固定したものである。
目地材11を上下に連結する際には、止水部12上部の凸部73・・・を止水部12下部の凹部にはめ込みとともに、目地材11間に接着剤を介在させて連結すればよい。
図37a〜dは目地材と止水部との連結構造を示す平面図で、図37aは止水部12上部に設けた凸部を接合片13・・・の上部にも連結形成したものである。図37bは止水部12の接合片13・・・をボルト及びナット19で固定した変形例の平面図、図37cは止水部12の接合片13・・・の端面を目地材11に向かって広がるようテーパ状に形成した例を示す平面図、図37dは止水部12の接合片13・・・をボルト及びナット19で固定した変形例の平面図である。図37において14・・・は膨頭部、72はリブ(フィン)、101は接着面である。
図38a〜dは目地材と止水部との連結構造の別の例を示す平面図で、図39aは分断した目地材12を板状の止水部12の両側面に形成した取付溝13・・・にはめ込んで連結した場合を示すものであり、止水部12上部に直線状に設けた凸部を取付溝31・・・の上部にも連結形成したものである。図38bは止水部12の接合片13・・・をボルト及びナット19で固定した変形例の平面図、図38cは止水部12の取付溝13・・・の端面を目地材11に向かって広がるようテーパ状に形成した例を示す平面図、図38dは止水部12の取付溝13・・・をボルト及びナット19で固定した変形例の平面図である。図38において14・・・は膨頭部、72はリブ(フィン)、101は接着面である。
図39a〜dは目地材と止水部との連結構造の別の例を示す平面図で、いずれも図37a〜dの接合片13・・・を止水部12の片側に形成した変形例を示すものである。
この例では目地材11の端面に凹凸131,132を形成し、それらを突き合わせて係合するようにしたものである。前記凹凸状の接合部の例としては、図40dのようにT型、凹凸型、先端にくさび状の係合片を備えた凹凸型とすることができる。
この例では継手141の形状をH型断面に形成し、その溝部に目地材11を差し込んで係合するようにしたものである。前記継手形状の例としては図41c−1のように内壁を直線状としたり、図41c−2のように内壁にフック状の突起を形成することができる。
また、前記継手形状の全体形状としては図41d−1のように端面を山形としたり、図41d−2のように端面を角形に形成することができる。
得た目地板の連結構造は図41d−1に対応させた場合には図41e−1と、図41d−2に対応させた場合には図41e−2となる。
図42aの例では継手151の形状をH型断面に形成し、その溝部に目地材11を差し込んで係合するようにし、さらに継手151の側面に突条152を突設したものである。前記継手形状の例としては図42b−1、図42c−1のように内壁を直線状としたり、図42b−2、図42c−2のように内壁にフック状の突起を形成することができる。
また、前記継手形状の全体形状を図42dに示す。
この例では継手51の形状をH型断面に形成し、その溝部に目地材11を差し込んで係合するようにし、さらに継手151の側面に1突条52を突設したものである。前記継手形状の例としては図43b−1、図43c−1のように内壁を直線状としたり、図43b−2、図43c−2のように内壁にフック状の突起を形成することができる。
また、前記目地材11の所定位置には、その両面に止水部12が取り付けられている。この止水部12の取付方法も前記した接着やボルトナット等の手段を採用することが可能である。
この例では目地材11の連結を図44bのテーパ付きの凹凸を係合して行っているが、図44c−1および図44c−2のように継手94の形状をH型断面に形成し、その溝部に目地材11を差し込んで係合するようにすることができる。前記継手形状の例としては図44c−1のように内壁を直線状としたり、図44c−2のように内壁にフック状の突起を形成することができる。図44dは継手構造の複数の例を示すものである。
図44eの例では目地材11の連結をその端面に形成した凹凸を係合することによって行い、多数連結した目地材11の両面に止水部91およびL型補強材94を固定してある。この止水部91およびL型補強材94の取付方法も前記した接着やボルトナット等の手段を採用することが可能である。
まず、図45のフローチャートにおける小型コンクリート構造物の構築方法の工程は次の通りである。
1)田んぼの畦の側溝や道路の路側帯の排水溝ないし側溝、道路や水路の擁壁部分、あるいはその他のコンクリート構造物の連結部等の構築現場において、型枠を組み立てる。
2)型枠内の適所に、型枠内を交差するように目地材を取り付ける。型枠内への目地材の取付位置や角度は、適宜決定することができる。
3)目地材の適所に、その上下方向に沿って止水部を取り付ける。目地材への止水部の取付位置や角度は、適宜決定することができる。
この止水部は、型枠内へ目地材を取り付ける前に、目地材の所定位置に取り付けておくことも可能である。
4)型枠内の目地材の両側に、ほぼ同時にコンクリートを打設する。目地材および止水部は打設したコンクリート内に埋設されて一体化する。
5)打設したコンクリートを所定の時間養生する。
6)型枠を分解してコンクリートを脱型する。
7)コンクリート構造物が完成する。
1)田んぼの畦の側溝や道路の路側帯の排水溝ないし側溝、道路や水路の擁壁部分、あるいはその他のコンクリート構造物の連結部等の構築現場において、型枠を組み立てる。
2)型枠内の適所に、型枠内を交差するように複数の目地材を連結しながら取り付ける。型枠内への目地材の取付位置や角度は、適宜決定することができる。
またその際、目地材に補強材を取り付け、さらにセパをこの補強材と床面との間に張設しておくことが望ましい。
3)目地材の適所に、その上下方向に沿って止水部を取り付ける。目地材への止水部の取付位置や角度は、適宜決定することができる。
この止水部は、型枠内へ目地材を取り付ける前に、目地材の所定位置に取り付けておくことも可能である。
4)型枠内の目地材の両側に、ほぼ同時にコンクリートを打設する。目地材および止水部、補強材やセパ等は打設したコンクリート内に埋設されて一体化する。
5)打設したコンクリートを所定の時間養生する。
6)型枠を分解してコンクリートを脱型する。
7)コンクリート構造物が完成する。
11 目地材
12 止水部
13 接合片
14 膨頭部
16 継手
16 凹部
19 ボルト及びナット
21 補強材
22 ボルト及びナット
31 取付溝
32 ボルト及びナット
41 連結継手
42 板状本体
43 取付溝
44 セパ(鉄筋など)
45 接合片
46 補強材
51 補強材
61 取付溝
62 ボルト及びナット
71 補強材
72 リブ(フィン)
73 凸部
81 取付溝
82 帯鋼
91 接合片
92 帯鋼
93 凸部
100 コンクリート構造物
101 接着面
131,132 凹凸
141 継手
151 継手
152 突条
Claims (7)
- 型枠内におけるコンクリートの連結部に目地材を設置するに際し、当該目地材の両面の長さ方向に沿って目地材と交差するよう止水部を取り付けた目地材を設置し、型枠内の目地材の両側に同時にコンクリートを打設し、打設したコンクリート内に目地材と止水部とが埋設されるようにしたことを特徴とするコンクリート構造物の構築方法。
- 前記目地材が、複数の単位目地材をH型断面の継手部材の溝部に収納して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記目地材が、複数の単位目地材を、片方の単位目地材の端面に設けた突起もしくは突条を他方の単位目地材の端面に設けた溝部に収納して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記止水部の幅方向の端部の突き合わせ部分に目地材と平行に形成した接合片が、止水部の幅方向の端部の片側もしくは両側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記止水部の幅方向の端部の突き合わせ部分に目地材と平行に形成した接合片が、目地材の所定位置に仮接着により取り付けられ、必要に応じて固着手段によって目地材に固着されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記止水部が、長さ方向のそれぞれの端部に係合用の突起もしくは凹部を設けてあり、各止水部を長さ方向に連結する際に前記突起もしくは凹部を互いに係合して連結するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記止水部が、板面に直交するよう幅方向に向かって長さ方向に沿った複数列のリブを設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
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JP3132635U (ja) * | 2007-04-06 | 2007-06-14 | 輝行 桝形 | コンクリート構造物の止水部及び目地板部の連結構造 |
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JP2009024346A (ja) | 2009-02-05 |
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