JP4588569B2 - 携帯電子機器 - Google Patents
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Description
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、筐体に加えられる衝撃を緩和してこの衝撃から表示装置を保護すると共に、筐体の薄型化を図ることができる携帯電子機器を提供することを目的としている。
本発明に係る携帯電子機器は、筐体と、各種情報を表示する表示面を有すると共に前記筐体の内部に設けられる板状の表示装置とを備える携帯電子機器であって、前記表示装置の側面側に配設される第1の結合部と、前記筐体の内面側の前記第1の結合部に対向した位置に配設される第2の結合部と、前記第1の結合部の前記第2の結合部に対する相対移動を規制する移動規制手段と、を備え、これら2つの結合部が、磁力によって相互に引き合う磁性材料を有して構成されることを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電子機器は、前記移動規制手段が、前記第1の結合部を前記筐体に対して摺動させる摺動手段を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電子機器は、前記筐体の内部空間が、前記突出部及び前記係合部によって前記2つの結合部を含む第1の空間と、該第1の空間に対して隔離される第2の空間とに区画されることを特徴とする。
また、本発明に係る携帯電子機器は、前記第1の結合部と前記第2の結合部とが、前記表示面と垂直な方向に配列されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電子機器は、前記ホルダ部材が金属製の磁性材料から形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電子機器は、前記筐体に、前記表示面を外部に露出させる開口部が形成され、前記第2の結合部が、前記開口部の周縁に位置する前記筐体の内面に固定されることを特徴とする。
また、第1の結合部は、表示装置の厚さ方向に重ならないように、表示装置の側面側に配されるため、表示装置の厚さ方向に沿う筐体の厚さ寸法を小さくして、筐体の薄型化を図ることもできる。
第2の筐体3の内部には、各種情報を表示する表示面11aを有するLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(表示装置)11、通話用のスピーカ部13、そして、第1の筐体2に備える操作部7やマイクロフォン部9と電気接続させるための各種電子部品(図示せず)が設けられている。スピーカ部13は、基端部3aとは反対側に位置する第2の筐体3の先端部3bに配されている。
また、2つの筐体2,3の各対向面2c,3cから露出する操作部7、マイクロフォン部9、表示部11及びスピーカ部13は、第1、第2の筐体2,3を互いに重ね合わせて閉じた状態において、各筐体2,3により覆い隠されるようになっている。なお、図中の符号15は、基地局と無線通信を行うためのアンテナである。
ホルダ部材21は、パーマロイ等の高透磁率の金属磁性材料を平面視略矩形の板状に形成したものであり、その底面部21aから厚さ方向に突出して表示部11の周縁を囲むように形成された内枠リブ23と、内枠リブ23よりも外側に位置する前記底面部21aの周縁から内枠リブ23と同じ方向に突出する外枠リブ(突出部)25とを備えている。ここで、外枠リブ25は、内枠リブ23の高さ寸法よりも高く形成されている。
また、ホルダ側溝部27の底面部21aの上面21bを基準とした第1の永久磁石29の高さ寸法は、前述した内枠リブ23の高さ寸法と略同等となっている、すなわち、表示部11が第1の永久磁石29に直接対向しないようになっている。さらに、ホルダ側溝部27の底面部21aの上面21bに配された第1の永久磁石29の高さ寸法は、外枠リブ25の高さ寸法よりも低くなっている。
この開口部3eの周縁に位置するフロントケース17の内面17aには、ホルダ部材21と同様の平面視略矩形枠状に形成された固定部材33が両面テープや接着剤等を介して固定されている。この固定部材33は、パーマロイ等の高透磁率の金属磁性材料からなり、フロントケース17の開口部3eと略同等の孔部33aを有している。
この状態において、筐体側溝部43の底面を基準とした第2の永久磁石41の高さ寸法は、内縁壁部39の高さ寸法と略同等となっている。
また、この状態においては、ホルダ部材21に固定された表示部11の表示面11aが、固定部材33の孔部33a及び第2の筐体3の開口部3eを介して外方に露出している。さらに、この状態においては、2つの永久磁石29,41が表示部11の厚さ方向に相互に対向して配列されており、2つの永久磁石29,41がその磁力によって相互に吸着し、この磁力によってホルダ部材21及び固定部材33が相互に結合されている。
なお、上記結合状態において、表示部11の厚さ方向に関して外枠リブ25及び外縁壁部37が相互に摺動する長さを摺動長さL2とした場合、この摺動長さL2は、ホルダ部材21とリアケース19の内面19aとの間隙L1よりも長いことが好ましい。このように間隙L1及び摺動長さL2を設定することにより、ホルダ部材21が固定部材33から最も離間する位置に配されていても、外枠リブ25の内側面25aと外縁壁部37の外側面37aとが相互に接触した状態に保持されることになる、すなわち、第2の筐体3に対するホルダ部材21の移動方向が、摺動手段45によって表示部11の厚さ方向に規制されることになる。
最後に、固定部材33の底部35をフロントケース17の内面17aに固定すると共に、リアケース19をフロントケース17に結合させることで、第2の筐体3内部の所定位置に表示部11を組み込む作業が完了する。
ここで、ホルダ部材21の離間方向は外枠リブ25及び外縁壁部37からなる移動規制手段により規制されているため、2つの永久磁石29,41が相互に離間した状態から再度吸着する際には、これら2つの永久磁石29,41の相対的な位置関係を容易に保持することができる。
また、第1の永久磁石29は、表示部11の厚さ方向に重ならないように、表示部11の側面側に固定されているため、表示部11の厚さ方向に沿う第2の筐体3の厚さ寸法を小さくして、第2の筐体3の薄型化を図ることができる。
特に、2つの永久磁石29,41を配した第1の空間V1と各種電子部品を配した第2の空間V3とは、ホルダ部材21と固定部材33との相対的な位置関係に関わらず、外枠リブ25と外縁壁部37とにより相互に隔離されているため、2つの永久磁石29,41の間に作用する磁力が、第2の空間V3に到達することを確実に防いで、各種電子部品に誤動作が発生することを防止できる。
また、第2の永久磁石41の高さ寸法は、内縁壁部39の高さ寸法と略同等としたが、これに限ることはなく、例えば、内縁壁部39の高さ寸法よりも低くなるようにしても構わない。すなわち、内縁壁部39の高さ寸法は、内縁壁部39をホルダ部材21の内枠リブ23に当接させて、第1の空間V1と表示部11を配した空間V2とを相互に隔離できるように設定されていればよい。
また、ホルダ側溝部27や筐体側溝部43の内面に金属磁性材料のコーティングが施されていなくても、第1の空間V1と第2の空間V3とは外枠リブ25及び外縁壁部37により相互に隔離されているため、2つの永久磁石29,41の間に作用する磁力が外枠リブ25及び外縁壁部37を貫通して第2の空間V3に到達することを抑えることができる。したがって、磁力に基づいて第2の空間V3に配された各種電子部品に誤動作が発生することを抑制できる。
このため、表示部11の厚さ方向に沿って永久磁石51と金属結合部53とを重ねた高さ寸法を小さくし、永久磁石51及び金属結合部53が第2の筐体3の内部空間において占める容積を小さくすることができる。したがって、第2の筐体3及び携帯電話機の小型化・薄型化を容易に図ることができる。なお、この構成の場合には、上記実施形態のような内枠リブ23を形成する必要も無い。
なお、固定部材33に上記金属結合部53を配設し、ホルダ部材21に永久磁石51を配設して同様の構成としてもよい。
さらに、これら外枠リブ25や外縁壁部37は、表示部11を囲むように形成されるとしたが、これに限ることはなく、第2の筐体3に対して少なくとも2つの永久磁石29,41の配列方向に摺動するように形成されていればよい。すなわち、これら外枠リブ25や外縁壁部37は、少なくとも相互に接触するように表示部11を挟んで対称な位置に形成されていればよい。
この構成の場合には、内枠リブ23及び内縁壁部39の高さ寸法を適宜設定することにより、ホルダ部材21と固定部材33との位置関係に関わらず、表示部11を配した空間V2を第1の空間V1に対して隔離することが可能となる。このため、2つの永久磁石29,41の間に作用する磁力が内枠リブ23及び内縁壁部39を貫通して前記空間V2に到達することを抑えることができる。したがって、磁力に基づいて前記空間V2に配された表示部11に誤動作が発生することを抑制できる。
また、上記実施形態においては、互いに重ね合わせ可能な2つの筐体2,3を備えた携帯電話機1に適用されるとしたが、携帯電話機1に限ることはなく、PDA、デジタルカメラのように、少なくとも各種情報を表示する表示部を備えた携帯電子機器であればよい。
3 第2の筐体
3e 開口部
11 表示部(表示装置)
11a 表示面
17a 内面
21 ホルダ部材
25 外枠リブ(突出部)
37 外縁壁部(係合部)
29 第1の永久磁石(第1の結合部)
41 第2の永久磁石(第2の結合部)
45 摺動手段
51 永久磁石(第2の結合部)
53 金属結合部(第1の結合部)
V1 第1の空間
V3 第2の空間
Claims (10)
- 筐体と、各種情報を表示する表示面を有すると共に前記筐体の内部に設けられる板状の表示装置とを備える携帯電子機器であって、
前記表示装置の側面側に配設される第1の結合部と、
前記筐体の内面側の前記第1の結合部に対向した位置に配設される第2の結合部と、
前記第1の結合部の前記第2の結合部に対する相対移動を規制する移動規制手段と、
を備え、
これら2つの結合部が、磁力によって相互に引き合う磁性材料を有して構成されることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記移動規制手段は、前記表示面と平行な方向への前記相対移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記移動規制手段が、前記第1の結合部を前記筐体に対して摺動させる摺動手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
- 前記第1の結合部が、前記表示装置を一体的に保持するホルダ部材を有して構成され、
前記摺動手段が、前記ホルダ部材から前記第1の結合部と前記第2の結合部との配列方向に突出して形成される突出部と、前記筐体の内面側から前記配列方向に突出して形成されると共に前記突出部に対して摺動可能に係合する係合部とを備えることを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。 - 前記筐体の内部空間が、前記突出部及び前記係合部によって前記2つの結合部を含む第1の空間と、該第1の空間に対して隔離される第2の空間とに区画されることを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
- 前記突出部と前記係合部との摺動長さが、前記配列方向に関して前記筐体に対する前記表示装置の移動可能な長さよりも長いことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の携帯電子機器。
- 前記第1の結合部と前記第2の結合部とが、前記表示面と垂直な方向に配列されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記ホルダ部材が、金属製の磁性材料から形成されていることを特徴とする請求項6から請求項7のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記2つの結合部の一方が、永久磁石により構成され、
前記2つの結合部の他方が、前記永久磁石の磁力が作用する金属材料により構成されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 前記筐体に、前記表示面を外部に露出させる開口部が形成され、
前記第2の結合部が、前記開口部の周縁に位置する前記筐体の内面に固定されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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