JP4588518B2 - パケット多重伝送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、音声信号などをパケット化して多重化し、1つのIPパケット(以下、多重化パケット)に組立てて伝送するパケット多重伝送装置に関するものである。
特開2004−200791号公報に開示されている従来のパケット多重伝送装置は、複数のVoIP(Voice over Internet Protocol )端末から送信されたIPパケットを受信してショートパケットに変換した後、複数のショートパケットを多重化して1つのIPパケット(以下、多重化パケット)を組立てて、相手先のパケット多重伝送装置へ送信する。
相手先のパケット多重伝送装置は、受信した多重化パケットを個々のショートパケットに分解した後、各ショートパケットから元のIPパケットを復元して最終的な転送先であるVoIP端末へ送信する。ショートパケットのヘッダはIPパケットのヘッダよりもサイズが小さいため、パケット多重伝送装置を適用することで、パケットの伝送量を削減することが可能になる。
伝送量を更に削減する手段として、音声の有音/無音を判定し、有音と判定された音声のデータのみを伝送する無音圧縮の適用が考えられる。パケット多重伝送装置に一般的な無音圧縮を適用した場合、有音と判定された音声データを含むIPパケットのみがショートパケットとして送信される。この場合、相手先のパケット多重伝送装置は、IPパケットが伝送路で廃棄されたのか、無音と判定されたために送信されないのかを判断することができないため、最終的な転送先であるVoIP端末へIPパケットを適切なタイミングで送信することができなくなるという問題が生じる。
このような問題を解決する手段として、特開2002−99299号公報に開示されているような無音圧縮方式を適用することが考えられる。この方式では、無音と判定された場合に無音を示すフラグを送信するため、有音/無音のどちらに判定された場合でも、VoIP端末から受信した全てのIPパケットをショートパケットとして送信することになり、相手先のパケット多重伝送装置は、最終的な転送先であるVoIP端末へIPパケットを適切なタイミングで送信することが可能になる。
特開2004−200791号公報 特開2002−99299号公報
パケット多重伝送装置に無音圧縮を適用する場合、無音の場合でも常にパケットを送信することによって、受信側のパケット多重伝送装置はIPパケットを適切なタイミングで送信することが可能になる。しかし、無音の場合でも常にパケットを送信する必要があるため、無音区間での伝送効率が低下するという問題点があった。
この発明に係るパケット多重伝送装置は、同一チャネルで無音と判定された複数のパケットを1つのショートパケットに多重化して伝送することにより、受信側のパケット多重伝送装置が適切なタイミングでIPパケットを送信できるようにしつつ、無音区間での伝送効率を向上させることを目的とする。
この発明に係るパケット多重伝送装置は、
端末装置から受信されたパケットに含まれる音声データの有音/無音を判定する有音/無音判定手段、
有音/無音判定手段によって有音と判定されたパケットの情報からショートパケットを組み立てるショートパケット組立手段、
ショートパケット組立手段によって組み立てられたショートパケットを蓄積するショートパケット蓄積手段、
有音/無音判定手段によって無音と判定されたパケットに含まれる音声データからノイズコードを生成するノイズコード生成手段と、
有音/無音判定手段によって無音と判定されたパケットとノイズコード生成手段が生成したノイズコードの情報からショートパケットの組立ておよびノイズコードの多重化を行うショートパケット多重手段、
ショートパケット蓄積手段およびショートパケット多重手段に蓄積されているショートパケットを多重化する多重化パケット組立手段、
多重化パケット組立手段が組み立てたパケットを相手先のパケット多重伝送装置に送信する多重化パケット送信手段、
相手先のパケット多重伝送装置からのパケットを分解して多重化されているショートパケットを取り出す多重化パケット分解手段、
多重化パケット分解手段が取り出したショートパケットが無音圧縮されているか否かを判定する無音圧縮判定手段、
無音圧縮判定手段によって無音圧縮されていると判定されたショートパケットを分解して多重化されているノイズコードを取り出すショートパケット分離手段、
ショートパケット分離手段により取り出されたノイズコードから音声データを生成するノイズ信号生成手段、
無音圧縮判定手段で無音圧縮されていないと判定されたショートパケット、ショートパケット分離手段からのショートパケットヘッダ、ノイズ信号生成手段から音声データを用いて端末装置へ送信するパケットを組み立てるパケット組立手段、
パケット組立手段が組み立てたパケットを端末装置へ送信するパケット送信手段
を備える。
この発明によれば、同一チャネルで無音と判定された複数のパケットをショートパケット多重手段で1つのショートパケットに組み立て、多重化して伝送することにより、無音と判定した音声データのパケットを伝送する場合において、ヘッダ情報のオーバヘッドの増大を低減することができるため、無音区間での伝送効率が向上するという効果が得られる。
また、端末装置から受信したパケットを全てショートパケットとして伝送するため、相手先のパケット多重伝送装置は自己の端末装置に対してパケットを適切なタイミングで送信することが可能である。
以下、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるパケット多重伝送装置の構成を示すブロック図である。この図において、101はVoIP端末から送信されるIPパケットを受信するIPパケット受信部、102はIPパケット受信部101が受信したIPパケットに含まれる音声データが無音圧縮可能か否かを判定し、更に音声データの有音/無音を判定する有音/無音判定部、103は有音/無音判定部102によって無音圧縮不可能と判定された音声データもしくは有音と判定された音声データとそのIPパケットヘッダからショートパケットを作成するショートパケット組立部、104はショートパケット組立部103が作成したショートパケットを蓄積するためのバッファである。
105は有音/無音判定部102によって無音と判定された音声データをノイズコードに変換するノイズコード生成部、106はノイズコード生成部105が変換したノイズコードと、ノイズコードに変換された無音データのIPヘッダからショートパケットを作成し、同一チャネルのノイズコードを1つのショートパケットに多重化するショートパケット多重部としてのノイズコード多重部、107はショートパケット蓄積バッファ104とノイズコード多重部106に蓄積されているショートパケットを多重化して多重化パケットを作成する多重化パケット組立部、108は多重化パケット組立部107が作成した多重化パケットを相手先のパケット多重伝送装置へ送出する多重化パケット送信部である。
また、109は相手先のパケット多重伝送装置から送信された多重化パケットを受信する多重化パケット受信部、110は多重化パケット受信部109が受信した多重化パケットを個々のショートパケットに分解する多重化パケット分解部、111は多重化パケット分解部110が分解したショートパケットが無音圧縮されているか否かを判定する無音圧縮判定部、112は無音圧縮判定部111によって無音圧縮されていると判定されたショートパケットに含まれるノイズコードが多重化されているか否かを判定し、多重化されている場合は個々のノイズコードに分離するノイズコード分離部、113はノイズコード分離部112によって分離されたノイズコードに対応する音声データを生成するノイズ信号生成部、114は無音圧縮判定部111で無音圧縮されていないと判定されたショートパケットからIPパケットを作成し、また、ノイズ信号生成部113によって生成された音声データとノイズコード分離部112から出力されたショートパケットのヘッダ情報からIPパケットを作成するIPパケット組立部、115は、IPパケット組立部114が作成したIPパケットをVoIP端末へ送信するIPパケット送信部である。
次に動作について説明する。
まず、パケット多重伝送装置がVoIP端末からIPパケットを受信した場合の動作について述べる。この場合、パケット多重伝送装置はIPパケット受信部101によってVoIP端末からのIPパケットを受信し、有音/無音判定部102へ出力する。そして、有音/無音判定部102は、IPパケット受信部101から入力されたIPパケットを検査して音声データが無音圧縮可能か否かを判定する。例えば、入力されたIPパケットのRTP(Real-time Transport Protocol)ヘッダを検査して、音声データがITU(International Telecommunications Union)−T勧告G.711準拠の64kbit/sPCM(Pulse Coded Modulation)方式で符号化されている場合は無音圧縮可能と判定する。これ以外の方式で符号化されている場合は無音圧縮否と判定する。更に、有音/無音判定部102は、入力されたIPパケットに含まれる音声データが無音圧縮可能であった場合に、音声データが有音か否かを判定する。例えば、入力されたIPパケットに含まれる音声データの信号レベルを算出し、信号レベルがあらかじめ設定したしきい値以上であった場合は、音声データを有音と判定する。そして、有音/無音判定部102は、音声データを有音であると判定した場合、IPパケットをショートパケット組立部103へ出力する。
次に、ショートパケット組立部103は、有音/無音判定部102から入力されたIPパケットからショートパケットを作成する。例えば、入力されたIPパケットのIP/UDP(User Datagram Protocol)/RTPヘッダから必要な情報のみを抽出してショートパケットのヘッダ情報を作成する。
ショートパケットのヘッダ情報のフォーマットを図2に示す。この図に示すように、ショートパケットのヘッダ情報は、宛先VoIP端末アドレス、シリアル番号、符化タイプによって構成される。宛先VoIP端末アドレスは、IPパケットを送信するVoIP端末のIPアドレスであり、シリアル番号は、RTPヘッダのシーケンス番号(SN)を基準にして同じ転送先のショートパケットに対して1ずつ増加する数値を付与する。符号化タイプは音声データの符号化方式の種別をコード化したものである。そして、ショートパケット組立部103は、RTPパケットのペイロードをショートパケットのペイロードとし、作成したショートパケットをショートパケット蓄積バッファ104に格納する。
一方、有音/無音判定部102が音声データを無音であると判定した場合、IPパケットはノイズコード生成部105へ出力される。そして、ノイズコード生成部105は、入力されたIPパケットの音声データに対応するノイズコードを決定し、ノイズコードとIPパケットをノイズコード多重部106へ出力する。例えば、入力されたIPパケットの音声データから音声信号のレベルを算出し、音声信号のレベルに応じてあらかじめ設定されたノイズコードを割り当てるようにする。
次に、ノイズコード多重部106は、入力されたIPパケットから音声チャネルを識別し、同一の音声チャネルのノイズコードが既に蓄積されているか否かを判定する。そして、同一の音声チャネルのノイズコードが蓄積されていない場合は、入力されたIPパケットからショートパケットを新規に作成する。例えば、入力されたIPパケットのIP/UDP/RTPヘッダから必要な情報のみを抽出して図2に示すショートパケットのヘッダ情報を作成する。その際、ショートパケットヘッダの符号化タイプには、ノイズコードに対応するコード情報を格納する。そして、ノイズコード多重部106は、入力されたノイズコードをショートパケットのペイロードとして格納する。
また、同一の音声チャネルのノイズコードが既に蓄積されている場合は、既に蓄積されているショートパケットヘッダに含まれる符号化タイプのコード情報を、ノイズコードの多重数に合わせて更新する。例えば、ノイズコードの多重数に対応する形で符号化タイプのコードを定義しておき、ノイズコードが多重化される毎に対応するコード情報を検索して符号化タイプの領域に格納する。そして、図3に示すように、ショートパケットのペイロードの末尾に生成したノイズコードを追加する。
次に、多重化パケット組立部107は、ショートパケット蓄積バッファ104に蓄積されているショートパケットと、ノイズコード多重部106に蓄積されているショートパケットの合計長を算出し、求めた合計長があらかじめ設定したしきい値を越えた場合に、ショートパケット蓄積バッファ104に格納されているショートパケットとノイズコード多重部106に蓄積されているショートパケットを多重化して多重化パケットを作成する。そして、多重化パケット組立部107は、作成した多重化パケットを多重化パケット送信部108へ出力し、多重化パケット送信部108は、多重化パケットを相手先のパケット多重伝送装置へ送出する。
次に、相手先のパケット多重伝送装置から多重パケットを受信した場合の動作について述べる。この場合、パケット多重伝送装置は、多重化パケット受信部109によって相手先のパケット多重伝送装置から送信された多重化パケットを受信し、多重化パケット分解部110へ出力する。そして、多重化パケット分解部110は、多重化パケット受信部109から入力された多重化パケットを個々のショートパケットに分解し、ショートパケット毎に無音圧縮判定部111へ出力する。次に、無音圧縮判定部111は、多重化パケット分解部110から入力されたショートパケットのヘッダ情報を参照し、符号化タイプの領域に格納されているコード情報から、ショートパケットのペイロードがノイズコードか否かを判定する。そして、入力されたショートパケットのペイロードがノイズコードでないと判定した場合、入力されたショートパケットをIPパケット組立部114へ出力する。そして、IPパケット組立部114は、無音圧縮判定部111から入力されたショートパケットからIPパケットを作成する。例えば、ショートパケットのヘッダ情報からIP/UDP/RTPヘッダを生成し、RTPパケットのペイロードにはショートパケットのペイロードを格納する。
一方、無音圧縮判定部111によってショートパケットのペイロードがノイズコードであると判定された場合、無音圧縮判定部111は入力されたショートパケットをノイズコード分離部112へ出力する。そして、ノイズコード分離部112は入力されたショートパケットのヘッダ情報に含まれる符号化タイプを参照し、ノイズコードが多重化されているか否かを判定する。例えば、ノイズコードの多重数に対応する形で符号化タイプのコードを定義しておき、符号化タイプの値から多重数を取得できるようにする。そして、ノイズコードが多重化されていない場合、ノイズコード分離部112はショートパケットのノイズコードをノイズ信号生成部113に出力し、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。また、ノイズコードが多重化されている場合は、まずショートパケットの先頭のノイズコードをノイズ信号生成部113へ出力し、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。次に、2番目に格納されているノイズコードをノイズ信号生成部113へ出力し、ショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1した後、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。以降、ノイズコードを1つ出力する毎にショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1して出力する。
次に、ノイズ信号生成部113は入力されたノイズコードに対応する音声データを生成する。例えば、各ノイズコードに対応する音声データをあらかじめ用意しておき、入力されたノイズコードに応じた音声データを出力するようにする。次にIPパケット組立部114は、ノイズコード分離部112から出力されたショートパケットヘッダとノイズ信号生成部113から出力された音声データからIPパケットを作成する。例えば、ショートパケットのヘッダ情報からIP/UDP/RTPヘッダを作成し、RTPパケットのペイロードにはノイズ信号生成部113から入力された音声データを格納する。
次に、IPパケット組立部114は、作成したIPパケットをIPパケット送信部115へ出力し、IPパケット送信部115は入力されたIPパケットをVoIP端末へ送出する。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、同一の音声チャネルのノイズコードが複数存在し、それらのノイズコードが同一のIPパケットに多重化される場合に、ノイズコード多重部106が、それらのノイズコードを1つのショートパケットとして組み立てることにより、無音と判定した音声データのパケットを伝送する場合において、ヘッダ情報のオーバヘッドの増大を低減することができるため、無音区間での伝送効率が向上するという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態1では、VoIP端末から受信したIPパケットを全てショートパケットとして伝送するため、相手先のパケット多重伝送装置はVoIP端末に対してIPパケットを適切なタイミングで送信することが可能である。
また、この発明の実施の形態1では、有音/無音判定部102が、受信したIPパケットの音声データがITU−T勧告G.711準拠の64kbit/sPCM方式で符号化されている場合のみ無音圧縮可能と判定するため、無音圧縮処理の実装が容易に行えるという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態1では、多重化パケット組立部107が、ショートパケット蓄積バッファ104に蓄積されているショートパケットと、ノイズコード多重部106に蓄積されているショートパケットの合計長を多重化の条件としているため、ショートパケットの送出遅延を抑制できるという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態1では、ノイズコードの多重化に関する情報をショートパケットヘッダの符号化タイプのコード情報として保存しているが、ショートパケットヘッダにペイロード長を格納するようにし、ペイロード長の情報によってノイズコードが多重化されていることを示すようにしてもよい。例えば、ノイズコードのサイズを1byte固定とし、ショートパケットのペイロード長が1byteであれば、ノイズコードは多重されていないと判定し、2byteであれば、2つのノイズコードが多重化されていると判定するようにしてもよい。
また、この発明の実施の形態1では、ノイズコード多重部106によってノイズコードを多重化しているが、1つのショートパケットで伝送するノイズコードは1つに限定し、多重化する2番目以降のノイズコードは送信しないようにしてもよい。例えば、新規にショートパケットを作成する際はノイズコードをショートパケットのペイロードとして格納し、ノイズコードを多重化する際は、ショートパケットのペイロードにノイズコードを追加せず、ショートパケットヘッダの符号化タイプの内容のみ更新するようにしてもよい。これにより無音区間での伝送効率が更に向上するという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態1によれば、多重化パケット組立部107が、ショートパケット蓄積バッファ104に蓄積されているショートパケットと、ノイズコード多重部106に蓄積されているショートパケットの合計長を多重化の条件としているが、ショートパケット蓄積バッファ104とノイズコード多重部106にショートパケットが蓄積されている時間を計測するタイマを用意し、ショートパケットの蓄積されている時間があらかじめ設定したしきい値を越えた場合にショートパケットの多重化を行うようにしてもよい。これにより、ショートパケットの送出遅延を抑制できるという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態1によれば、有音/無音判定部102が、受信したIPパケットの音声データがITU−T勧告G.711準拠の64kbit/sPCM方式で符号化されている場合のみ無音圧縮可能と判定しているが、他の方式で符号化されている場合でも無音圧縮可能と判定するようにしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、無音と判定した音声データの代わりにノイズコードを多重化して伝送しているが、この実施の形態2は、音声データが無音の場合にショートパケットのヘッダ情報のみを伝送するものである。
図4は、この発明の実施の形態2によるパケット多重伝送装置の構成を示すブロック図である。この図において、IPパケット受信部101、有音/無音判定部102、ショートパケット組立部103、ショートパケット蓄積バッファ104、多重化パケット組立部107、多重化パケット送信部108、多重化パケット受信部109、多重化パケット分解部110、IPパケット組立部114、IPパケット送信部115は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
201は有音/無音判定部102によって無音と判定された音声データのIPパケットからショートパケットヘッダを作成し、無音と判定された音声データを含む同一の音声チャネルのIPパケットを1つのショートパケットヘッダに多重化する無音パケット多重部、202は多重化パケット分解部110が分解したショートパケットが無音圧縮されているか否かを判定する無音圧縮判定部、203は無音圧縮判定部202によって無音圧縮されていると判定されたショートパケットヘッダから、多重化されているショートパケットの情報を抽出する無音パケット分離部である。
次に動作について説明する。
まず、パケット多重伝送装置がVoIP端末からIPパケットを受信した場合の動作について述べる。なお、入力されたIPパケットの音声データが有音/無音判定部102によって有音であると判定された場合の動作は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
入力されたIPパケットの音声データが有音/無音判定部102によって無音であると判定された場合、有音/無音判定部102は、入力されたIPパケットを無音パケット多重部201へ出力する。そして、無音パケット多重部201は、入力されたIPパケットから音声チャネルを識別し、同一の音声チャネルのショートパケットが既に蓄積されているか否かを判定する。そして、同一の音声チャネルのショートパケットが蓄積されていない場合は、入力されたIPパケットからショートパケットを新規に作成する。例えば、入力されたIPパケットのIP/UDP/RTPヘッダから必要な情報のみを抽出して図2に示すショートパケットのヘッダ情報を作成する。その際、ショートパケットヘッダの符化タイプには、あらかじめ定義した無音の音声データに対応するコード情報を格納する。なお、無音パケット多重部201は、ショートパケットのペイロードには何も格納しない。
また、同一の音声チャネルのショートパケットが既に蓄積されている場合は、既に蓄積されているショートパケットヘッダに含まれる符号化タイプのコード情報を無音の音声データの多重数に合わせて更新する。例えば、無音の音声データの多重数に対応する形で符号化タイプのコード情報を定義しておき、無音の音声データが多重化される毎に対応するコード情報を検索して符号化タイプの領域に格納する。そして、ショートパケットのペイロードには何も追加しない。
次に、多重化パケット組立部107は、ショートパケット蓄積バッファ104に蓄積されているショートパケットと、無音パケット多重部201に蓄積されているショートパケットの合計長を算出し、求めた合計長があらかじめ設定したしきい値を越えた場合、ショートパケット蓄積バッファ104に格納されているショートパケットと無音パケット多重部201に蓄積されているショートパケットを多重化して多重化パケットを作成する。そして、多重化パケット組立部107は、作成した多重化パケットを多重化パケット送信部108へ出力し、多重化パケット送信部108は、多重化パケットを相手先のパケット多重伝送装置へ送出する。
次に、相手先のパケット多重伝送装置から多重パケットを受信した場合の動作について述べる。なお、多重化パケット受信部109および多重化パケット分解部110の動作は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
無音圧縮判定部202は、多重化パケット分解部110から入力されたショートパケットのヘッダ情報を参照し、符号化タイプの領域に格納されているコード情報を検査して、ショートパケットが無音の音声データか否かを判定する。そして、入力されたショートパケットが無音の音声データでないと判定した場合は、入力されたショートパケットをIPパケット組立部114へ出力する。そして、IPパケット組立部114は、無音圧縮判定部202から入力されたショートパケットのヘッダ情報からIPパケットを作成する。例えば、ショートパケットのヘッダ情報からIP/UDP/RTPヘッダを生成し、RTPパケットのペイロードにはショートパケットのペイロードを格納する。
一方、無音圧縮判定部202によってショートパケットが無音の音声データであると判定された場合、無音圧縮判定部202は入力されたショートパケットを無音パケット分離部203へ出力する。そして、無音パケット分離部203は入力されたショートパケットのヘッダ情報から符号化タイプを参照し、無音の音声データが多重化されているか否かを判定する。例えば、無音の音声データの多重数に対応する形で符号化タイプのコードを定義しておき、符号化タイプの値から多重数を取得できるようにする。無音の音声データが多重化されていない場合、無音パケット分離部203は、あらかじめ用意した無音出力用の音声データと、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。また、無音の音声データが多重化されている場合は、まずあらかじめ用意した無音出力用の音声データと、入力されたショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。次に、同じ無音出力用の音声データと、シリアル番号を+1したショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。以降、無音出力用の音声データを1つ出力する毎にショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1してIPパケット組立部114へ出力する。
なお、IPパケット組立部114およびIPパケット送信部115の動作は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、同一の音声チャネルで無音と判定された音声データが複数存在し、それらの音声データが同一のIPパケットに多重化される場合に、無音パケット多重部201が、それらの音声データを1つのショートパケットとして組み立てることにより、無音と判定した音声データのパケットを伝送する場合において、ヘッダ情報のオーバヘッドの増大を低減することができるため、無音区間での伝送効率が向上するという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態2では、VoIP端末から受信したIPパケットを全てショートパケットとして伝送するため、相手先のパケット多重伝送装置はVoIP端末に対してIPパケットを適切なタイミングで送信することが可能である。
また、この発明の実施の形態2では、無音と判定された音声データを含むIPパケットをショートパケットに変換する際に、ショートパケットヘッダのみを伝送するため、無音区間での伝送効率が向上するという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態2によれば、多重化パケット組立部107が、ショートパケット蓄積バッファ104に蓄積されているショートパケットと、無音パケット多重部201に蓄積されているショートパケットの合計長を多重化の条件としているが、ショートパケット蓄積バッファ104と無音パケット多重部201にショートパケットが蓄積されている時間を計測するタイマを用意し、ショートパケットの蓄積されている時間があらかじめ設定したしきい値を越えた場合にショートパケットの多重化を行うようにしてもよい。これにより、ショートパケットの送出遅延を抑制できるという効果が得られる。
実施の形態3.
上記実施の形態1および実施の形態2では、無音と判定した音声データが含まれるIPパケットをショートパケットに変換する方法は固定されているが、この実施の形態3は、伝送路の負荷に応じてショートパケットに変換する方法を変更するものである。
図5は、この発明の実施の形態3によるパケット多重伝送装置の構成を示すブロック図である。この図において、IPパケット受信部101、有音/無音判定部102、ショートパケット組立部103、ショートパケット蓄積バッファ104、ノイズコード生成部105、多重化パケット組立部107、多重化パケット分解部110、ノイズ信号生成部113、IPパケット組立部114、IPパケット送信部115は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
301はノイズコード生成部105が生成したノイズコードと、ノイズコードに変換した音声データのIPヘッダからショートパケットを作成し、伝送路の負荷が低い場合は同一の音声チャネルのノイズコードを1つのショートパケットに多重化し、伝送路の負荷が高い場合は多重化情報のみを1つのショートパケットヘッダに格納するノイズコード/無音パケット多重部、302は、多重化パケット組立部107が作成した多重化パケットを相手先のパケット多重伝送装置へ送出し、送信したデータ量を出力する多重化パケット送信部である。
303は相手先のパケット多重伝送装置から送信される多重化パケットを受信し、受信したデータ量を出力する多重化パケット受信部、304は多重化パケット分解部110が分解したショートパケットが無音圧縮されているか否かを判定する無音圧縮判定部、305は無音圧縮判定部304によって無音圧縮されていると判定されたショートパケットにノイズコードが含まれているか否かを判定し、ノイズコードが含まれている場合は多重化されているノイズコードを個々のノイズコードに分離するノイズコード/無音パケット分離部、306は多重化パケット送信部302からの送信データ量と多重化パケット受信部303からの受信データ量から伝送路の負荷を算出し、伝送路の負荷が高いと判定した場合にノイズコード/無音パケット多重部301に対してノイズコードの伝送を抑制する信号を出力する伝送路負荷制御部である。
次に動作について説明する。
まず、パケット多重伝送装置がVoIP端末からIPパケットを受信した場合の動作について述べる。なお、伝送路負荷制御部306がノイズコード/無音パケット多重部301に対してノイズコードの伝送を抑制する信号を出力していない場合の動作は、多重化パケット送信部302を除いて全て実施の形態1と同一であるため、説明を省略する。この場合ノイズコード/無音パケット多重部301はノイズコード多重部106と同一の動作になる。また、伝送路負荷制御部306がノイズコード/無音パケット多重部301に対してノイズコードの伝送を抑制する信号を出力している場合の動作は、多重化パケット送信部302を除いて全て実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。この場合ノイズコード/無音パケット多重部301は無音パケット多重部201と同様の動作を行う。
なお、多重化パケット送信部302は、多重化パケット組立部107が作成した多重化パケットを相手先のパケット多重伝送装置へ送出し、送出したデータ量を伝送路負荷制御部306へ出力する。
次に、相手先のパケット多重伝送装置から多重パケットを受信した場合の動作について述べる。この場合、パケット多重伝送装置は、多重化パケット受信部303によって相手先のパケット多重伝送装置から送信された多重化パケットを受信し、多重化パケット分解部110へ出力する。また、多重化パケット受信部303は、受信したIPパケットのデータ量を伝送路負荷制御部306へ出力する。次に、多重化パケット分解部110は、多重化パケット受信部303から入力された多重化パケットを個々のショートパケットに分解し、ショートパケット毎に無音圧縮判定部304へ出力する。
無音圧縮判定部304は、多重化パケット分解部110から入力されたショートパケットのヘッダ情報の符号化タイプに格納されているコード情報を検査して、無音と判定された音声データであるか否かを判定する。そして、入力されたショートパケットが無音と判定された音声データではないと判定した場合は、入力されたショートパケットをIPパケット組立部114へ出力する。
一方、無音圧縮判定部304によってショートパケットが無音の音声データであると判定された場合、無音圧縮判定部304は入力されたショートパケットをノイズコード/無音パケット分離部305へ出力する。そして、ノイズコード/無音パケット分離部305は入力されたショートパケットのヘッダ情報に含まれる符号化タイプを参照し、ショートパケットにノイズコードが含まれているか否かを判定する。例えば、ノイズコードを格納する場合の多重数とノイズコードを格納しない場合の多重数をそれぞれ異なる符号化タイプのコード情報として定義しておき、符号化タイプの値からノイズコードの有無と多重数を取得できるようにする。
そして、ショートパケットにノイズコードが含まれており、ノイズコードが多重化されていない場合、ノイズコード/無音パケット分離部305はショートパケットのノイズコードをノイズ信号生成部113に出力し、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。また、ノイズコードが多重化されている場合は、まずショートパケットの先頭のノイズコードをノイズ信号生成部113へ出力し、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。次に、2番目に格納されているノイズコードをノイズ信号生成部113へ出力し、ショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1した後、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。以降、ノイズコードを1つ出力する毎にショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1して出力する。
また、ショートパケットにノイズコードが含まれておらず、音声データが多重化されていない場合、ノイズコード/無音パケット分離部305は、あらかじめ用意したノイズコードをノイズ信号生成部113に出力し、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。また、音声データが多重化されている場合は、まずあらかじめ用意したノイズコードをノイズ信号生成部113へ出力し、入力されたショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。次に、再度同じノイズコードをノイズ信号生成部113へ出力し、ショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1した後、ショートパケットヘッダをIPパケット組立部114へ出力する。以降、ノイズコードを1つ出力する毎にショートパケットヘッダに含まれるシリアル番号を+1して出力する。
次に、伝送路負荷制御部306の動作について述べる。伝送路負荷制御部306は、多重化パケット送信部302から入力される送信データ量と多重化パケット受信部303から入力される受信データ量を監視し、送信データ量と受信データ量の合計があらかじめ定めたしきい値以上となった場合に、ノイズコード/無音パケット多重部301に対して、ノイズコードの伝送を抑制する信号を出力する。そして、送信データ量と受信データ量の合計があらかじめ定めたしきい値未満となった場合に、ノイズコード/無音パケット多重部301に対して、ノイズコードの伝送を抑制する信号の出力を停止する。
なお、IPパケット組立部114およびIPパケット送信部115の動作は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
以上のように、この発明の実施の形態3によれば、同一の音声チャネルのノイズコードが複数存在し、それらのノイズコードが同一のIPパケットに多重化される場合に、ノイズコード/無音パケット多重部301が、それらのノイズコードを1つのショートパケットとして組み立てることにより、無音と判定した音声データのパケットを伝送する場合において、ヘッダ情報のオーバヘッドの増大を低減することができるため、無音区間での伝送効率が向上するという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態3によれば、同一の音声チャネルで無音と判定された音声データが複数存在し、それらの音声データが同一のIPパケットに多重化される場合に、ノイズコード/無音パケット多重部301が、それらの音声データを1つのショートパケットヘッダとして組み立てることにより、無音と判定した音声データのパケットを伝送する場合において、ヘッダ情報のオーバヘッドの増大を低減することができるため、無音区間での伝送効率が向上するという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態3では、VoIP端末から受信したIPパケットを全てショートパケットとして伝送するため、相手先のパケット多重伝送装置はVoIP端末に対してIPパケットを適切なタイミングで送信することが可能である。
また、この発明の実施の形態3では、伝送路の負荷に応じて伝送路負荷制御部306が、無音と判定した音声データをショートパケットに変換する方法を切り替えるため、伝送路の輻輳を抑制できるという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態3では、ノイズコードの多重化に関する情報をショートパケットヘッダの符号化タイプのコード情報として保存しているが、ショートパケットヘッダにペイロード長を格納するようにし、ペイロード長の情報によってノイズコードが多重化されていることを示すようにしてもよい。例えば、ノイズコードのサイズを1byte固定とし、ショートパケットのペイロード長が1byteであれば、ノイズコードは多重されていないと判定し、2byteであれば、2つのノイズコードが多重化されていると判定するようにしてもよい。
また、この発明の実施の形態3では、ノイズコード/無音パケット多重部301によってノイズコードを多重化しているが、伝送路負荷制御部306によって伝送路の負荷が増大したと判定された場合に、1つのショートパケットで伝送するノイズコードを1つに限定し、多重化する2番目以降のノイズコードは送信しないようにしてもよい。例えば、新規にショートパケットを作成する際はノイズコードをショートパケットのペイロードとして格納し、ノイズコードを多重化する際は、ショートパケットのペイロードにノイズコードを追加せず、ショートパケットヘッダの符号化タイプの内容のみ更新するようにしてもよい。これにより伝送路の負荷に応じてな伝送方法を選択できるという効果が得られる。
また、この発明の実施の形態3によれば、多重化パケット組立部107が、ショートパケット蓄積バッファ104に蓄積されているショートパケットと、ノイズコード/無音パケット多重部301に蓄積されているショートパケットの合計長を多重化の条件としているが、ショートパケット蓄積バッファ104とノイズコード/無音パケット多重部301にショートパケットが蓄積されている時間を計測するタイマを用意し、ショートパケットの蓄積されている時間があらかじめ設定したしきい値を越えた場合にショートパケットの多重化を行うようにしてもよい。これにより、ショートパケットの送出遅延を抑制できるという効果が得られる。
この発明のパケット多重伝送装置をVoIP機器の音声信号などをパケット化して多重化し、伝送するDCME(Digital Circuit Multiplication Equipment:ディジタル回線多重化装置)に適用することで、DCMEはパケット数の削減と伝送効率の向上が可能となる。
この発明の実施の形態1によるパケット多重伝送装置の構成を示すブロック図である。 ショートパケットのヘッダ情報のフォーマット図である。 多重化されたショートパケットのフォーマット図である。 この発明の実施の形態2によるパケット多重伝送装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるパケット多重伝送装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101;IPパケット受信部、102;有音/無音判定部、103;ショートパケット組立部、104;ショートパケット蓄積バッファ、105;ノイズコード生成部、106;ノイズコード多重部、107;多重化パケット組立部、108;多重化パケット送信部、109;多重化パケット受信部、110;多重化パケット分解部、111;無音圧縮判定部、112;ノイズコード分離部、113;ノイズ信号生成部、114;IPパケット組立部、115;IPパケット送信部、201;無音パケット多重部、202;無音圧縮判定部、203;無音パケット分離部、301;ノイズコード/無音パケット多重部、302;多重化パケット送信部、303;多重化パケット受信部、304;無音圧縮判定部、305;ノイズコード/無音パケット分離部、306;伝送路負荷制御部。

Claims (4)

  1. 端末装置から受信されたパケットに含まれる音声データの有音/無音を判定する有音/無音判定手段、
    有音/無音判定手段によって有音と判定されたパケットの情報からショートパケットを組み立てるショートパケット組立手段、
    ショートパケット組立手段によって組み立てられたショートパケットを蓄積するショートパケット蓄積手段、
    有音/無音判定手段によって無音と判定されたパケットに含まれる音声データからノイズコードを生成するノイズコード生成手段と、
    有音/無音判定手段によって無音と判定されたパケットとノイズコード生成手段が生成したノイズコードの情報からショートパケットの組立ておよびノイズコードの多重化を行うショートパケット多重手段、
    ショートパケット蓄積手段およびショートパケット多重手段に蓄積されているショートパケットを多重化する多重化パケット組立手段、
    多重化パケット組立手段が組み立てたパケットを相手先のパケット多重伝送装置に送信する多重化パケット送信手段、
    相手先のパケット多重伝送装置からのパケットを分解して多重化されているショートパケットを取り出す多重化パケット分解手段、
    多重化パケット分解手段が取り出したショートパケットが無音圧縮されているか否かを判定する無音圧縮判定手段、
    無音圧縮判定手段によって無音圧縮されていると判定されたショートパケットを分解して多重化されているノイズコードを取り出すショートパケット分離手段、
    ショートパケット分離手段により取り出されたノイズコードから音声データを生成するノイズ信号生成手段、
    無音圧縮判定手段で無音圧縮されていないと判定されたショートパケット、ショートパケット分離手段からのショートパケットヘッダ、ノイズ信号生成手段から音声データを用いて端末装置へ送信するパケットを組み立てるパケット組立手段、
    パケット組立手段が組み立てたパケットを端末装置へ送信するパケット送信手段
    を備えたパケット多重伝送装置。
  2. 上記有音/無音判定手段が、有音/無音の判定を特定の符号化方式に対してのみ行うことを特徴とする請求項1に記載のパケット多重伝送装置。
  3. 上記多重化パケット組立手段が、ショートパケット蓄積手段に蓄積されているショートパケットの合計長を算出し、ショートパケットの合計長があらかじめ定められたしきい値を越えた場合にショートパケットの多重化を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のパケット多重伝送装置。
  4. 上記多重化パケット組立手段が、ショートパケット蓄積手段にショートパケットが蓄積されている時間を計測するタイマを備え、ショートパケットの蓄積されている時間があらかじめ定められたしきい値を越えた場合にショートパケットの多重化を行うことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のパケット多重伝送装置。
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