JP4587349B2 - 排便装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宿便や排便できない人の便を強制的に排出する排便装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、腸内から便を強制的に排出するには処置する人が便を指で掻き出していた。人の指で処置することは、処置される人にとって非常に不快なものであり、また、処置に時間がかかるためつらいものであった。
これに対し、本発明人は破砕刃によって徐々に便を破砕して排出させる排便装置を発明した。人の指で処置を行うのに比べて非常に効率よく排便できるが、さらに効率よく多くの量の便を排出できることが求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、容易な操作で多くの量の便を一度に排出でき、処置される人が非常に楽になる排便装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 肛門から腸内に挿入できる外側挿入棒と内側挿入棒を装置本体の前端から前方に突出するように設け、前記外側挿入棒が所定の径の円周上を公転しながら自転もできかつ前記内側挿入棒が外側挿入棒の内側に沿って公転しながら自転もできるようにする回転機構を設け、同回転機構を駆動する駆動部を設け、腸内の便に巻き付けることができる大きさの巻き付けシートの一方の辺部分を外側挿入棒に取り付け、他方を内側挿入棒に取り付け、外側挿入棒と内側挿入棒で巻き付けシートを巻き取り、外側挿入棒と内側挿入棒を腸内に挿入し、外側挿入棒と内側挿入棒の自転によって巻き付けシートを展開しながら外側挿入棒と内側挿入棒の公転によって巻き付けシートを便に巻き付けて強制的に排便できるようにした排便装置
2) 巻き付けシートの前端の辺部分に前端に沿って摺動できる線材を設け、便に巻き付けて円筒状になった状態の前端開口を線材を後方で引くことで絞るようにした前記1)記載の排便装置
3) 回転機構が、ギアの組合せによって外側挿入棒及び内側挿入棒を自転・公転させる構造にした前記1)又は2)記載の排便装置
4) 回転機構が、外側挿入棒と内側挿入棒との公転方向が逆になる構造にした前記1)〜3)いずれかに記載の排便装置
5) 巻き付けシートの外側挿入棒及び内側挿入棒への取り付け部分の近傍に外側挿入棒及び内側挿入棒に沿って切れ目を設け、腸内で便に巻き付けシートを巻き付けた後に切れ目で巻き付けシートを分離し、挿入棒を先に体外へ抜き出せるようにした前記1)〜4)いずれかに記載の排便装置
にある。
【0005】
【作用】
本発明では、巻き付けシートを取り付けた外側挿入棒と内側挿入棒を肛門から腸内に挿入し、駆動部を作動させる。駆動部を作動させると回転機構が駆動されて、腸内に挿入された外側挿入棒と内側挿入棒が自転・公転する。外側挿入棒と内側挿入棒の自転によって外側挿入棒と内側挿入棒に巻き付けている巻き付けシートを展開し、外側挿入棒と内側挿入棒の公転によって展開した巻き付けシートを便に巻き付けるようにする。その後に巻き付けシートと巻き取った便を一度に体外に排出する。
巻き付けシートの前端の辺部分に前端に沿って摺動できる線材を設けたものは、巻き付けシートを便に巻き付けた状態では巻き付けシートは円筒状になっている。この状態で線材を引くことによってこの円筒状になっている巻き付けシートの前端開口を絞るようにして、便をより強く保持する。
回転機構がギアを組合せた構造にしたものは、ギアのかみ合いによる回転の伝達によって外側挿入棒及び内側挿入棒を自転・公転させる。
回転機構が、外側挿入棒と内側挿入棒との公転方向が逆になる構造にしたものは、外側挿入棒と内側挿入棒に取り付けた巻き付けシートを両回転方向に広げるように便に巻き付けるようにして速く巻き付ける。
巻き付けシートの外側挿入棒及び内側挿入棒への取り付け部分の近傍に外側挿入棒及び内側挿入棒に沿って切れ目を設けたものは、腸内で便に巻き付けシートを巻き付けた後に切れ目で巻き付けシートを分離する。これによって便に巻き付けた巻き付けシートに対して外側挿入棒及び内側挿入棒が自由な状態になるので、先に外側挿入棒及び内側挿入棒を体から取りはずし次に巻き付けシートと便を体から取り出すようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】
腸内に挿入する外側挿入棒及び内側挿入棒、巻き付けシートは人体に影響を与えない材質を用いるのが望ましく、また腸に傷をつけることがない形状にするのが望ましい。
回転機構には、ギアを用いたものや、ベルトを用いたもの、ワイヤーを用いたものなどがあり、コストを抑え確実に外側挿入棒及び内側挿入棒を自転・公転させるものが好ましい。
駆動部には、電動モーターや空気圧モーター、水圧モーターなどがあり、処置が行いやすいよう軽量でコストを抑えられるものが好ましい。
巻き付けシートは、便に巻き付けた際に便が滑らないよう突起や面を粗くしてもよい。その際には絞り紐などの線材を設けないようにしてもよい。
【0007】
【実施例】
本発明の各実施例について図面を参照して具体的に説明する。
図1〜6に示す実施例は、巻き付けシートの前端の辺部分に前端に沿って摺動できる紐体を設け、回転機構がギアの組合わせによるものであり、巻き付けシートに切れ目を設けた排便装置の例である。
図1は実施例の排便装置の斜視図である。図2は実施例の排便装置の断面図である。図3は図2のA−A断面図である。図4は図2のB−B断面図である。図5は実施例の排便装置の使用状態を示す説明図である。図6は実施例の排便装置の使用状態を示す説明図である。
図中、1は排便装置、2は装置本体、2aは前面板、3は回転盤、3aは内周ラック部、3bは軸受部、3cは内穴、4は固定盤、4aは内周ラック部、4bは外周ラック部、5は駆動部として用いた電動モーター、5aは出力軸、6はピニオン、7はギア、7aはギアの軸、8はアーム、8aは軸受部、9は外側挿入棒、9aはピニオン、10は内側挿入棒、10aはピニオン、11は巻き付けシート、11aは切れ目、11bは折り返し部分、12は絞り紐、13はキャップ、30は肛門、31は便、hは人である。
【0008】
実施例の排便装置1では、図1に示すように筒状の装置本体2を設け、装置本体前端の開口を塞ぐように円盤状の前面板2aを設ける。前面板2aの中央には、装置本体2の内部に貫通する穴を設ける。次に図2に示すように電動モーター5の出力軸5aが前面板2aの中央の穴から前方外部に突出するように電動モーター5を装置本体2の内部に設ける。
次に、外周端が前方に向かって突出するよう折曲した皿状の回転盤3を設ける。回転盤3の皿状の底となる中央部分には、内穴3cを設け、前方に向かって突出するよう折曲した外周端の内周部分には、環状に歯面を配置した内周ラック部3aを設ける。また、外周端の外側部分には、軸受部3bを設ける。この回転盤3は内穴3cに出力軸5aを貫通させて前面板2aの前方に配置する。
次に、電動モーター5の出力軸5aに図2,4に示すようにピニオン6を取り付ける。
次に図2,4に示すように、ピニオン6の外側の円周上の3箇所に軸7aで回転自在にしたギア7をピニオン6に回転が伝達されるように歯面を係合させて設ける。さらに3箇所に設けたギア7は回転盤3の内周ラック部3aに歯面と歯面が係合するようにして回転を伝達できるようにする。
【0009】
次に、外周端が前方に向かって突出するよう折曲した皿状の固定盤4を設ける。さらに、この固定盤4には皿状の底となる中央部に貫通穴を設け、前方に向かって突出するように折曲した外周端の内周部分に環状に歯面を配置した内周ラック部4aを設け、固定盤4の外周端の外周部分に環状に歯面を配置した外周ラック部4bを設ける。次にこの固定盤4を貫通穴に電動モーター5の出力軸5aが貫通して突出するようにしてピニオン6,ギア7の前方に配置し、ギア7の軸7aの先端部分に固定盤4を取り付ける。
次に、図1〜3に示すように肛門に挿入できる細い径で所定の長さの外側挿入棒9を設け、この外側挿入棒9の基端近くにピニオン9aを設ける。次に外側挿入棒9の基端部を回転盤3の軸受部3bに回転自在に取り付け、かつ外側挿入棒9のピニオン9aが固定盤4の外周ラック部4bに歯面と歯面が係合するようにする。
次に固定盤4の中央の貫通穴から前方に突出している出力軸5aの先端に外周方向に伸びるアーム8を取り付ける。アーム8の先端部分には、前後に貫通する穴である軸受部8aを設ける。
次に図1〜3に示すように肛門に挿入できる細い径で所定の長さの内側挿入棒10を設け、内側挿入棒10の基端がアーム8の軸受部8aを貫通して後方に突出するように回転自在に取り付け、この基端部分にピニオン10aを設け、かつこのピニオン10aは固定盤4の内周ラック部4aに歯面と歯面が係合するようにする。
このようにピニオン6,ギア7,回転盤3,回転盤4,アーム8,ピニオン9a,10aによって回転機構を構成する。
【0010】
次に、便にほぼ2回巻き付けることができる大きさの矩形の巻き付けシート11を設け、巻き付けシート11の両端の一端の辺を外側挿入棒9に取り付け、他端の辺を内側挿入棒10に取り付ける。さらに巻き付けシート11の前端の辺を折り返して巻き付けシート11の前端近くに取り付け、前端の辺に沿って貫通する空間を折り返した内部に有する折り返し部分11bを設ける。さらに巻き付けシート11の外側挿入棒9への取付部分の近くに外側挿入棒9に沿って切れ目11aを設け、巻き付けシート11の内側挿入棒10への取付部分の近くに内側挿入棒10に沿って切れ目11aを設ける。
次に、巻き付けシート11の折り返し部分11bの内部の空間を貫通させるように線材である絞り紐12を巻き付けシート11に取り付け、絞り紐12の一端を内側挿入棒10の先端に取り付け、もう一端を外側挿入棒9に沿って後方に伸ばすようにする。
また、電動モーター5を制御する図示しない制御部を設け、電動モーターへの通電のON・OFFを制御するように配線する。
【0011】
本実施例の排便装置1を使用するには、まず、外側挿入棒9と内側挿入棒10をそれぞれ異る所定の方向に回転させて巻き付けシート11を外側挿入棒9と内側挿入棒10で巻き取るようにする。その際には外側挿入棒9と内側挿入棒10の位置が近くになるようにする。
次に、腸内の水分で溶ける水溶性のキャップ13を外側挿入棒9及び内側挿入棒10、巻き取った巻き付けシート11の先端を覆うように取り付ける。
次に、キャップ13を肛門から腸内に挿入するようにして外側挿入棒9及び内側挿入棒10、巻き取った巻き付けシート11を所定の深さまで腸内に挿入する。この際には、外側挿入棒9及び内側挿入棒10、巻き取った巻き付けシート11は腸壁と便の間に挿入するようにする。キャップ13は腸内の水分で溶ける。
次に、電動モーター5を作動させる。すると、電動モーター5の出力軸5aに取り付けたピニオン6が回転し、ピニオン6に係合させた3つのギア7が回転し、ギア7と内周ラック部3aの係合によって回転盤3が電動モーター5の出力軸5aと異る回転方向に回転する。回転盤3が回転することによって回転盤3に取り付けた外側挿入棒9が公転することになる。さらに、外側挿入棒9の基端部分に設けたピニオン9aは、固定盤4の外周ラック部4bに係合しているので、公転することによって電動モーター5の出力軸5aと異る回転方向に回転する。よって外側挿入棒9は自転する。
また、図3に示すように電動モーター5の出力軸5aの回転によって、出力軸5aの先端に取り付けたアーム8が回転する。これにより、アーム8の先端の軸受部8aに取り付けた内側挿入棒10が電動モーター5の出力軸5aと同じ回転方向に公転することになる。
さらに、内側挿入棒10の基端に設けたピニオン10aは固定盤4の内周ラック部4aに係合させているので、内側挿入棒10の公転によりピニオン10aが電動モーター5の出力軸5aと異る回転方向に回転する。よって外側挿入棒9は自転する。
【0012】
外側挿入棒9及び内側挿入棒10がこのように自転することによって巻き取った巻き取りシート11を少しずつ送り出し、外側挿入棒9及び内側挿入棒10の異る回転方向への公転によって、送り出された巻き付けシート11を便31に巻き付ける。実施例の排便装置1では、外側挿入棒9及び内側挿入棒10をそれぞれ異る方向に1回転公転させることによって便を二重に巻き付ける。このように巻き付けシート11を便31に巻き付けたならば、電動モーター5の駆動を止める。
次に、肛門から外部に出ている絞り紐12の一端を引く。絞り紐12が引かれることにより、円筒状になっている巻き付けシート11の先端開口部分の円周長さを短くするように引かれて、巻き付けシート11の円筒状になった先端開口部分が絞られることになる。これによって、巻き付けシート11を巻き付けた便がさらに腸の奥側に向って連なっている場合に、絞るようにして便を分離させて排出しやすくすることができる。
次に、装置本体2を移動させるようにして外側挿入棒9及び内側挿入棒10を肛門30から体外に取り出すよう移動させる。このように外側挿入棒9及び内側挿入棒10を移動させることにより、巻き付けシート11を切れ目11aで切断し、外側挿入棒9及び内側挿入棒10と巻き付けシート11とを分離する。
このようにして外側挿入棒9及び内側挿入棒10を体外に移動させたならば、体外に出ている部分の巻き付けシート11を引くようにして、巻き付けシート11と巻き付けシート11で包むように保持した便31を体外に取り出し、必要に応じて再度処置を行うなどし、その後の後処理を行って処置を終了する。
このように本実施例の排便装置1では、非常に簡単な操作によって一度に多量の便を強制的に排出することができ、処置時間を短くすることができ、処置される人が非常に楽になる。
【0013】
また、絞り紐12を用いないようにし、ゴムひもを巻き付けシート11の折り返し部分11bの内部空間を貫通するように通し、ゴムひもの両端を外側挿入棒9と内側挿入棒10の先端にそれぞれ取り付けてもよい。
このようにすれば、巻き付けシート11を便に巻き付ける際に、ゴムひもが自然長より長くなるように引っ張った状態で便31に巻かれるようにし、ゴムひもの弾性によって便に巻き付けた巻き付けシート11の円筒状の先端開口を絞るようにしてより便を確実に巻き付けシート内に保持し強制的に排便するようにする。
【0014】
図7,8に示すのは実施例の排便装置の他の例である。
図中、15は遊星歯車である。
図7に示す実施例の他の例ではピニオン6の回転を1つのギア7で回転盤3に伝達するようにしている。また、図8に示す実施例の他の例では、ギア7を公転可能にし、遊星歯車15を用いた機構にしている。
このような回転機構を用いるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、容易な操作で多くの量の便を一度に排出でき、処置される人が非常に楽になる排便装置にできる。
巻き付けシートの前端の辺部分に前端に沿って摺動できる線材を設けたものは、便をより強く保持して確実に排出できるようにし、また巻き付けシートを巻き付けた部分の便とさらに奥の便とを分離してさらに便を確実に排出できるようにする。
回転機構がギアを組合せた構造にしたものは、確実に外側挿入棒及び内側挿入棒に自転公転させて便を巻き取る動きを行うことができる。
回転機構が外側挿入棒と内側挿入棒との公転方向が逆になる構造にしたものは、より効率よく短い時間で便に巻き付けシートを巻き付けて処置時間をさらに短くし、さらに処置される人を楽にすることができる。
巻き付けシートの外側挿入棒及び内側挿入棒への取り付け部分の近傍に外側挿入棒及び内側挿入棒に沿って切れ目を設けたものは、よりスムーズに処置が行えるようにして、さらに処置される人を楽にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の排便装置の斜視図である。
【図2】実施例の排便装置の断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】実施例の排便装置の使用状態を示す説明図である。
【図6】実施例の排便装置の使用状態を示す説明図である。
【図7】実施例の排便装置の他の例の説明図である。
【図8】実施例の排便装置の他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 排便装置
2 装置本体
2a 前面板
3 回転盤
3a 内周ラック部
3b 軸受部
3c 内穴
4 固定盤
4a 内周ラック部
4b 外周ラック部
5 電動モーター
5a 出力軸
6 ピニオン
7 ギア
7a (ギアの)軸
8 アーム
8a 軸受部
9 外側挿入棒
9a ピニオン
10 内側挿入棒
10a ピニオン
11 巻き付けシート
11a 切れ目
11b 折り返し部分
12 絞り紐
13 キャップ
15 遊星歯車
30 肛門
31 便
h 人

Claims (5)

  1. 肛門から腸内に挿入できる外側挿入棒と内側挿入棒を装置本体の前端から前方に突出するように設け、前記外側挿入棒が所定の径の円周上を公転しながら自転もできかつ前記内側挿入棒が外側挿入棒の内側に沿って公転しながら自転もできるようにする回転機構を設け、同回転機構を駆動する駆動部を設け、腸内の便に巻き付けることができる大きさの巻き付けシートの一方の辺部分を外側挿入棒に取り付け、他方を内側挿入棒に取り付け、外側挿入棒と内側挿入棒で巻き付けシートを巻き取り、外側挿入棒と内側挿入棒を腸内に挿入し、外側挿入棒と内側挿入棒の自転によって巻き付けシートを展開しながら外側挿入棒と内側挿入棒の公転によって巻き付けシートを便に巻き付けて強制的に排便できるようにした排便装置。
  2. 巻き付けシートの前端の辺部分に前端に沿って摺動できる線材を設け、便に巻き付けて円筒状になった状態の前端開口を線材を後方で引くことで絞るようにした請求項1記載の排便装置。
  3. 回転機構が、ギアの組合せによって外側挿入棒及び内側挿入棒を自転・公転させる構造にした請求項1又は2記載の排便装置。
  4. 回転機構が、外側挿入棒と内側挿入棒との公転方向が逆になる構造にした請求項1〜3いずれかに記載の排便装置。
  5. 巻き付けシートの外側挿入棒及び内側挿入棒への取り付け部分の近傍に外側挿入棒及び内側挿入棒に沿って切れ目を設け、腸内で便に巻き付けシートを巻き付けた後に切れ目で巻き付けシートを分離し、挿入棒を先に体外へ抜き出せるようにした請求項1〜4いずれかに記載の排便装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05161709A (ja) * 1991-12-17 1993-06-29 Saga Plant Kogyo:Yugen 吸引式排泄物処理器
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